JP2023115275A - 梱包体 - Google Patents

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Abstract

【課題】収容箱に収容された物品の表示部が損傷するのを防止することができる、梱包体を提供する。【解決手段】本発明に係る梱包体は、少なくとも、底壁部、及び前記底壁部の周縁から立ち上がる側壁部を有する収容箱と、前記収容箱に収容される複数の物品と、前記収容箱に収容される、少なくとも一つの仕切り部材と、を備え、前記収容箱には、前記複数の物品が積み上げられた少なくとも一つの列が収容されており、前記各物品の側面の一つは、表示部を有する第1側面を構成しており、前記各列において、前記複数の物品は、前記第1側面が同じ向きで面一になるように積み上げられ、前記仕切り部材は、積み上げられた前記複数の物品の前記第1側面と接するように配置され、前記表示部と対向する部分に少なくとも一つの貫通部が形成されている。【選択図】図8

Description

本発明は、梱包体に関する。
商品などの物品は、収容箱に梱包された上で、搬送が行われる(例えば、特許文献1)。
特開2002-308330号公報
ところで、物品の側面に印刷による表示部が施されている場合、搬送中に物品が収容箱の中で振動すると、表示部が収容箱の壁面や仕切り板で擦れ、表示部の情報が不明瞭になるおそれがある。本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、収容箱に収容された物品の表示部が損傷するのを防止することができる、梱包体を提供することを目的とする。
本発明に係る梱包体は、少なくとも、底壁部、及び前記底壁部の周縁から立ち上がる側壁部を有する収容箱と、前記収容箱に収容される複数の物品と、前記収容箱に収容される、少なくとも一つの仕切り部材と、を備え、前記収容箱には、前記複数の物品が積み上げられた少なくとも一つの列が収容されており、前記各物品の側面の一つは、表示部を有する第1側面を構成しており、前記各列において、前記複数の物品は、前記第1側面が同じ向きで面一になるように積み上げられ、前記仕切り部材は、積み上げられた前記複数の物品の前記第1側面と接するように配置され、前記表示部と対向する部分に少なくとも一つの貫通部が形成されている。
この構成によれば、収容箱の内部で、表示部が形成された物品の第1側面と接するように仕切り部材が配置されている。そして、仕切り部材には、表示部と対向する位置に貫通部が形成されているため、表示部が仕切り部材に接触して擦れるのを防止することができる。そのため、梱包体が搬送中に振動を受けたとしても、表示部に形成された情報が損傷するのを防止することができる。
上記梱包体において、前記仕切り部材の貫通部は、前記各列において、積み上げられた前記複数の物品のすべての前記表示部を露出するように構成することができる。
この構成によれば、積み上げられた各列のすべての物品の表示部が隣接する物品等に接触するのが防止されるため、これらすべての表示部の擦れ防止効果を得ることができる。
上記梱包体において、前記貫通部は、前記仕切り部材の下縁側に開放する切り欠き状に形成することができる。
この構成によれば、貫通部が下方に開放する切り欠き状に形成されているため、例えば、仕切り部材を、物品の列の間、あるいは物品と側壁部との間に上方から挿入するとき、挿入中の仕切り部材と表示部とが接触するのを防止することができる。
上記梱包体において、前記仕切り部材は、前記貫通部の全周を囲む周縁部を有することができる。
この構成によれば、貫通部の周囲の全周が支持されることで、貫通部以外の物品と仕切り部材との接触面積が多くなるため、貫通部を介して表示部が隣接する物品に接触しがたくなり、擦れ防止により効果的である。また、例えば、仕切り部材が矩形状となることで、仕切り部材そのものの剛性が増すという効果もある。
上記梱包体において、前記仕切り部には、前記各表示部をそれぞれ露出する複数の前記貫通部を形成することができる。
この構成によれば、仕切り部材の4辺が支持され、かつ隣接する表示部間に対応する位置にも、隣接する貫通部の間の部位である桟が配される。これにより、物品と仕切り部材との接触面積が多くなるため、貫通部を介して表示部が隣接する物品に接触しがたくなり、擦れ防止により効果的である。また、物品の表示部間に対応する位置に桟を設けることで、仕切り部材そのものの剛性が増すという効果がある。
上記梱包体において、前記収容箱には、複数の前記物品の列が収容され、前記仕切り部材は、前記複数の列に亘って、前記第1側面に接するように配置され、前記仕切り部材には、前記各列に対応するように複数の前記貫通部を形成することができる。
これにより、物品の列間に対応する位置に、隣接する貫通部の間の部位である支柱が設けられるため、仕切り部材そのものの剛性が増す。また、このような支柱が設けられることで、物品と仕切り部材との接触面積が大きくなるため、貫通部を介して表示部が隣接する物品に接触しがたくなり、擦れ防止により効果的である。
上記梱包体において、前記仕切り部材は、前記物品と前記側壁部との間に配置することができる。
これにより、例えば、物品が外側に膨らむように紙材などで形成されている場合には、物品同士の間に仕切り部材を挿入することに比して、物品と収容箱の側壁部と間に仕切り部材を挿入した方が、物品と収容箱との間の距離を広くすることができ、擦れ防止により効果的である。
上記梱包体において、前記複数の物品は、第1列及び第2列を含む複数の前記列において積み上げられており、前記第1列に積み上げられた前記複数の物品の前記第1側面と、前記第2列に積み上げられた前記複数の物品の前記第1側面とが、前記仕切り部材を介して対向するように配置することができる。
この構成により、2つの列で、第1側面同士が対向するように、物品が積み重ねられても、その間に仕切り部材が配置されているため、第1列及び第2列の両方の表示部同士が接触するのを防止することができる。また、仕切り部材の枚数が少なくなり、コスト面でより有効である。
上記梱包体において、前記収容箱を、直方体状に形成し、前記各物品を、直方体状に形成することができる。
これにより、複数の前記物品を、前記収容箱に隙間なく収容することができる。
なお、「隙間なく」とは完全に隙間がない状態のみならず、物品が収容箱内で大きく移動しない程度の多少の隙間が生じている状態も含む。
上記梱包体において、前記各物品の第1側面には、凹部が形成され、前記凹部に、前記表示部を設けることができる。
この構成により、隣接する物品、あるいは隣接する側壁部に対し、表示部が接触するのをより抑制することができる。
本発明に係る梱包体によれば、収容箱内で、各物品の表示部が擦れて損傷するのを防止することができる。
本発明の一実施形態に係る梱包体の斜視図である。 図1の収容箱の斜視図である。 図2の平面図である。 物品の斜視図である。 積み重ねられた物品の側面図である。 収容箱に配置される物品の平面図である 仕切り部材の正面図である。 積み上げられた物品に仕切り部材を接した状態を示す正面図である。 物品の梱包方法を説明する斜視図である。 物品の梱包方法を説明する斜視図である。 物品の梱包方法を説明する斜視図である。 物品の梱包方法を説明する斜視図である。 仕切り部材の他の例を示す正面図である。 仕切り部材の他の例を示す正面図である。 仕切り部材の他の例を示す正面図である。 仕切り部材の配置の他の例を示す平面図である。 物品の他の例を示す断面図である。 図17の正面図である。
以下、本発明に係る梱包体の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態に係る梱包体の斜視図である。以下では、説明の便宜のため、図1の方向に沿って説明を行うが、本発明はこの方向に限定されるものではない。
<1.梱包体の概要>
図1に示すように、この梱包体は、直方体状の収容箱1と、この収容箱1の内部に収容される直方体状の複数の物品2と、収容箱1の内部に配置される板状の仕切り部材3と、を備えている。以下、各部材について、詳細に説明する。
<1-1.収容箱>
図2は収容箱の斜視図、図3は図2の平面図である。図2及び図3に示すように、収容箱1は、長方形状の底壁部11と、この底壁部11の周縁から立ち上がる角筒状の側壁部12と、側壁部12の上縁に連結され、側壁部12の上部開口を閉じる蓋部13と、を備えている。側壁部12は、対向する第1短側壁121と第2短側壁122、及び対向する第1長側壁123と第2長側壁124が連結されることで構成されている。第1短側壁121と第2短側壁122は、底壁部11の長辺方向の両端に配置され、矩形状に形成されている。一方、第1長側壁123と第2長側壁124は、底壁部11の短辺方向の両端に配置され、矩形状に形成されている。
蓋部13は、第1長側壁123及び第2長側壁124のそれぞれの上縁に折り曲げ可能に連結された一対の長フラップ131と、第1短側壁121及び第2短側壁122のそれぞれの上縁に折り曲げ可能に連結された一対の短フラップ132と、で構成されている。そして、各長フラップ131がそれぞれ折り曲げられると、側壁部12の上部開口を塞ぐようになっている。すなわち、各長フラップ131の幅は、短側壁121,122の上縁の約半分の長さになっている。一方、各短フラップ132の幅は、長側壁123,124の上縁の長さの半分よりも短くなっている。
なお、収容箱1は、種々の材料で形成することができるが、例えば、厚紙、段ボールなどの紙材のほか、プラスチック、発泡材などの樹脂材料などで形成することができる。
<1-2.物品>
次に、物品2について、図4~図6を参照しつつ説明する。図4は物品の斜視図、図5は積み重ねられた物品の側面図、図6は収容箱に配置される物品の平面図である。図4~図6に示すように、各物品2は、直方体状に形成されており、収容箱1の内部に2列(以下、左側を第1列、右側を第2列という)になって3段に積み上げられている。各物品2は、長方形状の底面21及び天面22と、これら底面21と天面22とを連結する4つの側面23~26からなる側面部とを備えている。ここでは、底面21の長辺に沿って形成される側面を第1長側面23及び第2長側面24と称し、底面21の短辺に沿って形成される側面を第1短側面25及び第2短側面26と称することとする。そして、底面21及び天面22の長辺の長さは、収容箱1の短側壁121,122の長さとほぼ同じであり、短辺の長さは、収容箱1の長側壁123,124の長さの約半分である。
また、図5に示すように、収容箱1の中で一列に積み上げられる物品2は、第1長側面23が同じ方向を向き、面一になるように積み上げられている。そして、2列に並ぶ物品2は、図6に示すように、収容箱1内で、第1長側面23同士が対向するように配置され、第1短側面25と第2短側面26とが面一に並ぶように配置されている。なお、図6では説明の便宜のため、両列の間を離して記載している。
図5に示すように、各物品2の第1長側面23には、物品2に関する情報が表示された表示部27が設けられている。この表示部27には、インクによりベタ印刷が施された下地領域の一部がレーザにより溶融、剥離等されることで、文字、図形、バーコードなどの情報が形成されるようになっている。ここでいう情報とは、例えば、物品の名称、型番、ロット番号などであり、物品あるいは物品に収容されている被収容物を特定するために損傷してはならない情報である。
なお、物品2は、例えば、商品自体であってもよいし、商品が梱包された包装箱であってもよい。
<1-3.仕切り部材>
次に、仕切り部材3について図7及び図8を参照しつつ説明する。図7は仕切り部材の正面図、図8は積み上げられた物品に仕切り部材を接した状態を示す正面図である。図7に示すように、仕切り部材3は、外形が矩形状に形成され、図1に示すように、収容箱1内で、第1列の物品2と第2列の物品2の間に配置される。仕切り部材3の上下方向の長さは、収容箱1の高さとほぼ同じであり、左右方向の長さは、収容箱1の短辺の長さとほぼ同じである。
そして、仕切り部材3には、下縁側に開放する矩形状の貫通部31が形成されている。したがって、仕切り部材3は、全体としてU字状に形成されている。この貫通部31は、各列の物品の第1長側面23の表示部27をすべて露出するような大きさに形成されている。
すなわち、図8に示すように、貫通部31の左右方向の長さは、表示部27の左右方向の長さよりも長くなっている。一方、貫通部31の上下方向の長さは、3段に積み上げられた物品2の下端から、最上段の物品2の表示部27の上縁よりやや高い位置までの長さとなっている。したがって、積み上げられた物品2の第1長側面23に仕切り部材3が接すると、貫通部31から3つの物品2の各表示部27が露出するようになっている。
なお、仕切り部材3は、種々の材料で形成することができるが、上述した収容箱1と同様の材料で形成することができる。また、仕切り部材3の厚みは、特には限定されないが、例えば、1~20mmとすることができる。これは、仕切り部材3が薄すぎると、後述するように、第1列の物品2と第2列の物品2の表示部27が接するおそれがあるからであり、厚すぎると、収容箱1内に物品2が収容しがたくなるからである。
<2.物品の梱包方法>
次に、物品の梱包方法について、図9~図12を参照しつつ説明する。まず、図9に示すように、収容箱1の蓋部13を開いた状態で、収容箱1内に、第1列の3つの物品2を積み上げる。このとき、第1列の各物品2は、第2長側面24同士が面一になるように揃え、且つ第2長側面24が収容箱1の第2短側壁122に接するように配置する。これにより、第1列の各物品2の第1長側面23は、面一に揃った状態で、収容箱1の中央付近に配置される。そして、収容箱1には、第2列の物品2が配置される空間が形成される。
次に、図10に示すように、仕切り部材3を、第1列の物品2の第1長側面23に接するように配置する。これにより、仕切り部材3の貫通部31から3つの物品2の各表示部27が露出する。
続いて、図11に示すように、収容箱1に第2列の物品2を収容する。このとき、第2列の物品2は、第1長側面23同士が面一になるように揃え、且つ第1長側面23が仕切り部材3と接するように配置する(図6参照)。これにより、仕切り部材3の貫通部31と対応するように、各列の3つの物品2の各表示部27が配置される。こうして、収容箱1には、第1列の物品2と第2列の物品2との間に仕切り部材3が配置された状態で、6つの物品2が隙間なく収容される。
これに続いて、両短フラップ132を折り曲げた後、両長フラップ131を折り曲げる。そして、テープなどで、長フラップ131を固定する。これにより、図12に示すように、収容箱1の上部開口が蓋部13によって閉じられ、梱包が完了する。
<3.特徴>
以上のように、本実施形態によれば、収容箱1の内部で、表示部27が形成された物品2の第1長側面23と対向するように仕切り部材3が配置されている。そして、仕切り部材3には、表示部27と対応する位置に貫通部31が形成されているため、表示部27が仕切り部材3に接触して擦れるのを防止することができる。そのため、梱包体が搬送中に振動を受けたとしても、表示部27に形成された情報(文字列や2次元コードも含むバーコード等)が損傷するのを防止することができる。また、仕切り部材3にベタ領域のインクが付着して汚れるのを防止することができる。
特に、本実施形態では、2つの列で、表示部27を有する第1長側面23同士が対向するように、物品2が積み重ねられ、その間に仕切り部材3が配置されているため、第1列及び第2列の両方の表示部27同士が接触するのを防止することができる。
なお、すべての物品2を収容箱1に収容した後、第1列と第2列との間に仕切り部材3を挿入することもできる。この場合、貫通部31が下方に開放する切り欠き状に形成されているため、仕切り部材2を上方から挿入するとき、挿入中の仕切り部材3と表示部27とが接触するのを防止することができる。
<4.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば、以下の変更が可能であるが、以下の変形例は、適宜組み合わせることができる。
<4-1>
上記実施形態では、収容箱の中に2列で物品を収容しているが、さらに多くの列の物品を収容することができる。この場合、例えば、図13に示すように、2列に並ぶ物品2に亘る仕切り部材3を設けることができる。この場合、仕切り部材3には各列の表示部27が露出するように、上下方向に延びる支柱33によって仕切られた2つの貫通部31が形成されている。そして、このような2列の物品をもう一組設け、仕切り部材3を介して対向させるように収容箱1に収容することができる。
このように、仕切り部材3に形成される貫通部31の数は、対向する物品2の列の数によって適宜変更することができる。また、貫通部31の形状は矩形状でなくてもよく、少なくとも一列のすべての表示部27を露出させる形状であればよい。したがって、例えば、貫通部31は仕切り部材3の下縁で開放していなくてもよく、図14に示すように、仕切り部材3が枠状に、矩形状の貫通部31の全周を囲むように形成されていてもよい。この場合、仕切り部材3において、貫通部31の周縁を囲む部分が本発明の周縁部を構成する。また、複数の表示部27を1つの貫通部31で露出させるような形状のほか、各表示部27を個別に露出させるように、各表示部27ごとに複数の貫通部31を設けることもできる。例えば、図15に示すように、仕切り部材3に、各表示部に対応するように、左右方向に延びる桟32で仕切られた3個の貫通部31を設け、これら貫通部31から各表示部27が露出するようにする。仕切り部材3を、図13~図15のように構成すると、貫通部31以外の面積が増えるため、仕切り部材3の剛性が増大する。また、仕切り部材3において、貫通部31以外の部位と物品2の側面との接触面積が増すため、相対的に貫通部31の面積が小さくなり、貫通部31を介して表示部27が隣接する物品2と接触しがたくなる。よって、表示部27の擦れ防止効果を向上することができる。
仕切り部材3は、平坦な板状でなくてもよく、例えば、波状など、表面に凹凸が形成されていてもよい。さらに、仕切り部材3の外形、貫通31の形状も特には限定されず、矩形以外であってもよい。
<4-2>
仕切り部材3の位置は、物品3の列の間でなくてもよい。例えば、図16に示すように、物品2の列の間のほか、物品2の列と収容箱1の側壁部12との間でもよい。この場合、各例の物品2の第1長側面23をそれぞれ、第1短側壁121及び第2短側壁122に向け、第1列の物品2と第2短側壁122との間、及び第2列の物品2と第1短側壁121との間にそれぞれ仕切り部材3を設ける。このようにすると、仕切り部材3によって、各短側壁121,122に表示部27が接触するのが防止されるため、表示部27の情報が損傷するのを防止することができる。
このように、収容箱1の中での物品2の向きは特には限定されず、いずれの向きであってもよい。そして、第1長側面23と対向する位置に仕切り部材3が配置されればよい。
<4-3>
収容箱1の形状、物品2の形状、収容される物品2の数、配置方法は、特には限定されない。また、収容箱1に蓋部13を設けないようにすることもできる。
<4-4>
表示部27は、種々の構成が可能であり、上記のようなベタ領域をレーザーで削って文字等を形成する態様に限定されない。例えば、インクジェット機などによる印刷のほか、スタンプなどで文字などの情報が形成されていてもよい。すなわち、何らかの情報を示す表示部27が形成されていればよく、また、表示部27が設けられる物品2の側面は、1つでなくてもよく、複数あってもよい。表示部27が複数の側面に形成されている場合には、仕切り部材3を複数設けてもよい。例えば、物品2の列の間と、物品2と収容箱1の側壁部12との間に設けることができる。
<4-5>
表示部27が擦れるのを防止するため、例えば、図17及び図18に示すように、物品2の側面23に凹部29を形成し、この凹部29に印刷によって表示部27を形成することもできる。この凹部29は、デボス加工などで側面23よりも狭い面積で形成することができ、その側面23からの深さは、例えば、0.1~5.0mmとすることができる。
1 収容箱
11 底壁部
12 側壁部
2 物品
23 第1長側面(第1側面)
27 表示部
3 仕切り部材
31 貫通部

Claims (1)

  1. 少なくとも、底壁部、及び前記底壁部の周縁から立ち上がる側壁部を有する収容箱と、
    前記収容箱に収容される複数の物品と、
    前記収容箱に収容される、少なくとも一つの仕切り部材と、
    を備え、
    前記収容箱には、前記複数の物品が積み上げられた少なくとも一つの列が収容されており、
    前記各物品の側面の一つは、表示部を有する第1側面を構成しており、
    前記各列において、前記複数の物品は、前記第1側面が同じ向きで面一になるように積み上げられ、
    前記仕切り部材は、積み上げられた前記複数の物品の前記第1側面と接するように配置され、前記表示部と対向する部分に少なくとも一つの貫通部が形成されている、梱包体。
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