JPH11114766A - 工作機械における機上乗込用階段装置 - Google Patents

工作機械における機上乗込用階段装置

Info

Publication number
JPH11114766A
JPH11114766A JP29325997A JP29325997A JPH11114766A JP H11114766 A JPH11114766 A JP H11114766A JP 29325997 A JP29325997 A JP 29325997A JP 29325997 A JP29325997 A JP 29325997A JP H11114766 A JPH11114766 A JP H11114766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
staircase
machine tool
control box
machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29325997A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3684789B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Okada
康廣 岡田
Hidekazu Hirano
秀和 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Koki KK filed Critical Toyoda Koki KK
Priority to JP29325997A priority Critical patent/JP3684789B2/ja
Publication of JPH11114766A publication Critical patent/JPH11114766A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3684789B2 publication Critical patent/JP3684789B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 工作機械の周囲を歩行する作業者に障害とな
らず、必要時に工作機械上への乗込みが容易にでき、カ
バー機能をも兼備する階段装置を提供する。 【解決手段】 工作機械11のベース40の後面上部に
階段基材61の下端を枢着して階段基材61を旋回可能
に設け、床面に上端が着座する傾斜位置で水平となるス
テップ63を階段基材61に設け、また階段基材61を
直立位置に保持する保持手段65,66を設けて階段装
置60を構成する。階段基材61を平板要素で構成し、
カバー機能を兼備させる。ベース40の後側に制御箱5
0を直立させ、この制御箱50に対して直立位置にある
階段基材61が並行となるように階段装置60を配置
し、常態では工作機械11の後部を制御箱50と階段装
置60とで閉塞する。制御箱50と階段装置60の並行
配置構成を、多数の工作機械11〜13をワーク搬送方
向に並行配置した加工システム10に適用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械の作業者
や保守要員がこの工作機械の調整又は保守作業のために
工作機械のベースの一側面部から機上に乗り込むことが
できるようにした階段装置に関する。特に、複数の工作
機械を近接並列配置した加工システムにおける使用に好
適な階段装置に関する。
【0002】
【従来技術】一般に工作機械は、ワーク支持装置と加工
工具を取り付けた主軸ヘッドをベース上に相対移動可能
に案内して構成される。ベースは、機械剛性を確保する
と共に作業者の作業性を良好にする等の観点で、通常作
業者の腹部程度に達する高さが与えられる。このベース
上に配置される主軸ヘッドや各種の補助機器を調整また
は点検する場合、作業者又は保守要員はベースの側方に
配置する階段を登って機上の目的とする装置・機器にア
クセスするようになっている。
【0003】また、この主の工作機械を隣接して複数配
置する形式の多量生産用加工システムにおいては、シス
テムが専有するフロアスペースを削減する観点で、また
ワークが各工作機械の工具の前方を直線的に横断するよ
うにワーク搬送機構を設ける関係上、このワーク搬送方
向にある各工作機械の両側は上流工程および下流工程の
工作機械と隣接されて配置される。
【0004】さらに、前述した加工システムを構成する
各工作機械においては、加工データや各種命令の入力装
置および表示装置からなる操作盤は機械の正面前部に設
置されるが、操作盤からの各種信号に応答して動作する
モータ駆動回路や電源ユニット等を収容する制御箱は、
加工システムの設置スペースを削減するために機械の前
面間口を狭くする今日の技術的傾向に沿って、機械の後
部に配置される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した形式の工作機
械においては、常時作業者や保守要員が工作機械上に乗
り込みできるように設置される階段は工作機械の周囲を
オペレータが通行する場合の障害物となる。また、常時
この階段を登って機上に容易に乗り込める状態となって
いるので、作業者,保守要員或いはその他の者が無意識
或いは不用意に機上に乗り込む事態が起こり得る。
【0006】さらに、上述した加工システムの場合で
は、各工作機械の後面側は制御箱により占領されている
ので、この後面側からの機上へ乗込み困難となり、隣接
する機械間に作業者や保守要員の通路を確保する必要が
あった。従って、本発明の主たる目的は、工作機械の調
整や点検のために必要な場合にのみ、作業者や保守要員
が機上へ容易にアクセスできるようにする階段装置を提
供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、階段装置が機上と機
外とを区画するカバーの機能をも兼備する階段装置を提
供することにある。また本発明の別の目的は、複数の工
作機械をワーク搬送方向に隣接配置する形式の加工シス
テムに好適な階段装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した従来装置の課題
および本発明の目的は、下記のように構成される手段に
より解決される。請求項1に係わる発明においては、上
端部がベースの外方に旋回して床面上に着座される階段
基材の下端部を工作機械のベースの一側面の上部に枢着
すると共に、前記上端部が床面上に着座された傾斜状態
において歩行用の水平面を呈するステップを前記階段基
材に設け、また前記階段基材を直立状態に保持する保持
手段を設け、機上へのアクセスが必要な時のみ保持手段
を解除して階段基材を傾斜状態にできるように構成す
る。
【0009】請求項2に係わる発明においては、階段基
材を直立状態においてこの階段基材が占める領域を閉塞
する平板要素を用いて構成し、階段機能とカバー機能と
を兼備させるように構成する。請求項3に係わる発明に
おいては、工作機械の制御箱をこの工作機械のベースの
後端側の上面に載置すると共に、階段基材を直立状態に
おいてその平板要素が前記制御箱のベース後端側の側面
と整列するように並行配置する。
【0010】請求項4に係わる発明においては、各工作
機械の直方体状のベースがその長手方向と直交する方向
で隣接するように複数配置される工作機械において、ベ
ースの後部の一方のコーナー部とこのコーナー部に面し
た制御箱の側面との間に作業者の通路を残すように制御
箱を前記ベースの後部の他方のコーナー部に寄せて配置
し、前記ベース上の前記通路を構成する部位には階段基
材を直立位置とベースの外方に開いてその上端が床面上
に着座する傾斜状態となる傾斜位置との間で旋回できる
ようにその下端を前記ベースに枢着し、前記傾斜状態に
おいて歩行用の水平面を呈するステップを前記階段基材
に設け、また前記階段基材を直立状態に保持する保持手
段を設けて構成する。
【0011】また、請求項5に係わる発明においては、
請求項4に記載の発明において、階段基材を直立状態に
おいてこの階段基材が占める領域を閉塞する平板要素を
用いて構成し、階段機能とカバー機能とを兼備させるよ
うに構成する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明による
階段装置60を備えた3台の工作機械11〜13を図中
矢印で示すワークの搬送方向に隣接して配置した多量生
産用加工システム10の平面図を示す。このシステム1
0は、工作機械11の上流側に配置したワーク搬入搬出
装置14と、工作機械13の下流に配置したワーク搬送
乗換装置15と、さらにワーク搬送機構16とワーク返
送機構17とをさらに含んで構成される。
【0013】搬送機構16は、各工作機械11〜13の
ワーク支持装置30の上方を横断して搬入搬出装置14
から搬送乗換装置15に延出される搬送ガイドレール1
6aとこの搬送ガイドレール16a上を走行する図略の
複数(好適には、4台)のパレット把持機構付き自走装
置からなり、一方返送機構17は搬送ガイドレール16
aの手前側でこれと平行に設置され搬送乗換装置15か
ら搬入搬出装置14まで延出する返送ガイドレール17
aと、このガイドレール17aに沿って加工済ワークを
搬送乗換装置15から搬入搬出装置14まで搬送する図
略の1台のパレット把持機構付き自走装置からなる。
【0014】工作機械11〜13の各々のベース20上
には、主軸ヘッド21がガイドレール16aと平行な水
平のX方向およびこれと直交する水平のZ方向に移動可
能に案内されている。主軸ヘッド21はZ方向に延びる
工具主軸22を回転駆動できるように支持し、この工具
主軸22の前端に工具Tが工具交換装置ATCにより取
り外し可能に装着される。
【0015】ワーク支持装置30は、工作機械のベース
20の前部、つまり工具主軸22の前方位置に配置され
ており、図1の紙面と垂直なY方向に上下送り可能な摺
動体31を含む。この摺動体31の上端には第1旋回体
32がY方向に延びる旋回軸線の周りで水平割出し可能
に支持され、この第1旋回体32の垂直立上部32aに
図略のワークテーブルが第1旋回体32の旋回軸線と直
交する水平軸線の周りに割出し可能に支持されている。
ワークテーブルは図略のワークパレットを着脱可能に取
付でき、ワークパレットを介してこのパレット上の図略
のワークを支持する。
【0016】前記各工作機械11〜13のベース20
は、図1の平面図から明らかなように、Z方向が長手方
向となる概略直方体状に形成されている。前記主軸ヘッ
ド21を案内するベース20の上面20aは、作業者の
腰部程度の高さ、より具体的には床面から約80cm程
度の高さ位置にある。各ベース20の後面には、ベース
20の延長部として形成された鉄板溶接構造の略立方体
状の補助ベース40がベースと一体的あるいは相対移動
できないように設けられている。
【0017】この補助ベース40の上面40aは、前記
ベース20の上面20aの位置と同程度の高さ位置にあ
るが、補助ベース40からベース20或いはこの逆への
作業者の歩行が容易な程度の段差が両者の上面40a,
20aにあっても差し支えない。また、この補助ベース
40の図1のX方向における横幅は、ベース20の同方
向の横幅と略一致している。
【0018】制御箱50は、補助ベース40の後部の一
方(図1における左上)のコーナーに寄せて前記補助ベ
ース40上に設置されている。図1と図2を参照して理
解できるように、制御箱50はZ方向の縦幅,X方向の
横幅,Y方向の高さの順に寸法が大きくなる直方体状の
外形形状を有し、この直方体を上下方向に直立させて状
態で補助ベース40上に固設されている。好適には、制
御箱50の図1における左側面50aは補助ベース40
の左側面と上下方向に略整合し、制御箱50の後面,つ
まり一対の観音扉50b,50cの閉まり状態の面は補
助ベース40の後面と上下方向に略整合している。
【0019】制御箱50のX方向の横幅は、図1におけ
る右側面50dの側方を作業者等が歩行できる程度のス
ペースを残すように、補助ベース40の横幅よりも狭く
されている。この作業者歩行用スペースの部位に機上へ
の乗込用階段装置60が設けられている。図2および図
3を参照して明らかなように、階段装置60は、前記歩
行用スペースの幅と同程度の図1におけるX方向の幅を
有し、下端が一対の蝶番62により補助ベースの後方外
方に旋回可能に補助ベース40の後面上部に枢着されて
いる。
【0020】この階段基材61は、概ね短冊状の平鉄板
の短尺方向の両端縁を互いに平行になるように直角に折
り曲げて形成される。階段基材61は、使用時に図3で
鎖線で示す直立位置から上端を床面に着座させる実線の
傾斜状態の傾斜位置に旋回でき、この傾斜位置で水平と
なる2段のステップ63が固着されている。これらステ
ップ63の上面はスベリ止めのための手段が施されてい
る。
【0021】さらに、階段基材61を不使用時に直立位
置に保持するため、制御箱50の図1における右側面に
ネジ穴付きの止め金65が固着されている。このネジ穴
と対応する階段基材61の部位には図略の通穴が形成さ
れ、この通穴を挿通してボルト66を止め金65のネジ
穴に螺合することにより、階段基材61を直立位置に保
持するようになっている。
【0022】階段基材61の上端の中央部は図2に示す
U字状窓が形成され、この窓の両端に前述した両端縁と
平行となる一対の耳が形成されている。ハンドルバー6
7は、両端が前記耳により支持され、耳の内側に一対の
ゴムローラ68を支持している。このゴムローラ68
は、階段基材61の上端を床面に着座させるとき、床面
に接地して緩衝部材として機能する他、必ずしも平坦で
はない床面の不整面の段差を吸収するように機能する。
【0023】なお、制御箱50は、公知のように、主軸
ヘッド21,ワーク支持装置30を送り制御するサーボ
アンプや電源ユニット等の制御機器を収容している。次
に、上記構成の実施の形態の動作を説明する。作業者
が、搬入搬出装置14において図略のパレットとの固定
から解除された加工済のワークを取り出した後、未加工
ワークを同パレット上に載置する。搬入搬出装置14
は、未加工ワークをパレット上に図略のナットランナ機
構により固定し待機する。搬送装置16の4台の自走装
置のパレット把持機構が搬入搬出装置14及び工作機械
11〜13上のワークを同時に把持し下流工程に搬送す
る。この搬送完了により、工作機械11〜13において
は、ワーク支持装置30のワークテーブルにパレットを
クランプした後、主軸ヘッド21をXおよびZ方向に移
動し、またワーク支持装置30をY方向に移動して加工
動作を実行する。
【0024】これと平行して、搬送乗換装置15は、工
作機械13から搬送されてきたパレットを返送機構17
に乗換させ、返送機構17が同パレットを搬入搬出装置
14に返送する。搬入搬出装置14は、この場合、ナッ
トランナ機構を動作して返送されてきたパレット上のワ
ークを同パレットに対する固着から開放し、作業者によ
るアンローディング及び次の未加工ワークのローディン
グに待機する。
【0025】このような加工システムにおいては、定期
的点検や,異常発生時におけるトラブルシューティング
のために工作機械の正面から手の届かない主軸ヘッド2
1の背部にアクセスする必要が生じる。この場合、作業
者あるいは保守要員は、加工システム後部、特に目的と
する工作機械の後部に周り、階段装置60のハンドルバ
ー67を一方の手で握りながら他方の手でボルト66を
取り外し、階段基材61を補助ベース40の後方外方に
旋回して上端のゴムローラ68を床面に着座させる。
【0026】これにより、作業者あるいは保守要員は、
階段装置60のステップ63上を歩行上昇し、制御箱5
0の右側方の通路を通って補助ベース40およびベース
20上に到達でき、この機上において点検作業または異
常の除去作業を実施する。階段装置60の基材61は、
通常の不使用時においては、ボルト66により止め金6
5に対して固定されて図3の鎖線で示す直立位置に保持
される。このような直立位置においては、階段基材61
の外面(傾斜状態における下面)は、制御箱50の閉止
状態の観音扉50b,50cの面と略整合し、作業者,
保守要員或いはその他の者が無意識又は不用意に工作機
械上に乗り込むことを阻止するゲートとしても機能す
る。また、階段基材61は、平鉄板にて形成されている
ことによりカバーとしても機能し、工作機械の機上空間
と外部空間とを遮断してこれら空間間での切屑,その他
の不純物の往来を阻止する。
【0027】また、階段基材61の上端が床面に着座さ
れる際、一対のゴムローラ68は緩衝作用し、また床面
の不均一な平坦性による階段基材61の横揺れを吸収す
る。上述した実施の形態においては、階段基材61は平
鉄板を折り曲げて形成したが、梯子状の枠で形成し、こ
の枠に薄い平板カバーを取り付ける構成としてもよい。
【0028】また、上述した実施の形態においては、各
工作機械11〜13のベース20の後部に鉄板溶接構造
の補助ベース40を配置したが、補助ベース40とベー
ス20とは同一材質の一体成形体(例えば、鋳造品)と
して構成してもよい。この点において、本願発明の請求
項におけるベースとは、別体構成の形態と一体構成の形
態の両方を包括的に意味するように意図されている。
【0029】さらに、工作機械の形態は、上述した構成
以外の各種の切削、研削あるいは塑性加工用等の各種の
工作機械に適用できる。
【0030】
【発明の効果】上述したように、請求項1に係わる発明
によれば、階段を構成する階段基材をベースの一側面の
上部に下端を枢着して、直立位置と傾斜位置との間で旋
回可能としたので、工作機械のベースに対し別置の従来
の階段のように作業者等が歩行中にベースに対して移動
することが防止される。また、直立位置では保持手段に
より確実に保持されているので、作業者等が無意識ある
いは不用意に工作機械の機上へ乗り込むことを防止でき
る。
【0031】請求項2に係わる発明によれば、階段基材
を平板要素を含めて構成したので、切屑などの不純物を
遮るカバー機能をも階段装置に兼用させることができ
る。請求項3に係わる発明によれば、制御箱とこれと直
立位置で整合するカバー機能を備えた階段装置とを協働
させて工作機械の後面を閉塞でき、これにより工作機械
の後面を閉塞する機能のみの専用カバー装置が不要とな
る。
【0032】請求項4に係わる発明によれば、複数の工
作機械をそれらのベースが長手方向と直交する方向で隣
接配置した場合に、制御箱と階段装置との協働により各
工作機械の後面を確実に閉止でき、かつ各工作機械の点
検等の際には、目的とする工作機械の機上へのアクセス
が容易にできる。このアクセス通路の確保により、隣接
する工作機械間のスペースを狭くすることが可能とな
る。また、請求項5に係わる発明によれば、請求項4の
発明による効果に加えて、請求項2の構成による効果が
奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による階段装置を備えた複数の工作機械
により構成した加工システムの概略平面図。
【図2】図1における工作機械の一部後面図。
【図3】本発明による階段装置の使用時の状態を示す前
記工作機械の後部側面図。
【符号の説明】
10・・・加工システム 11〜13・・・工作機械 20,40・・・ベース 30・・・ワーク支持装置 21・・・主軸ヘッド 50・・・制御箱 60・・・階段装置 61・・・階段基材 63・・・ステップ 65・・・止め金

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース上に工具主軸を回転自在に支持す
    る主軸ヘッドとワークを支持するワーク保持体とを相対
    送り可能に案内する工作機械において、前記ベースの一
    側面側上部に下端が枢着され前記一側面の上部で直立す
    る直立位置と前記一側面の外側に開いて上端が前記ベー
    スを設置する床面上に着座する傾斜状態となる傾斜位置
    との間で旋回可能な階段基材と、前記階段器材に取り付
    けられこの階段基材の前記傾斜位置状態で上方に歩行用
    の水平面を呈するステップと、前記階段基材を前記直立
    位置に保持する保持手段とにより構成されることを特徴
    とする工作機械における機上乗込用階段装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、前記階
    段基材は、前記直立位置状態においてこの階段基材が占
    める領域を閉塞する平板要素を含み、階段機能とカバー
    機能とを兼備することを特徴とする工作機械における機
    上乗込用階段装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の装置において、前記ベ
    ースの前記一側面は前記工具主軸の後端側に面する前記
    ベースの後端側にあり、前記工作機械は前記ベースの後
    端側の上面に載置された制御箱をさらに含み、前記階段
    基材は前記直立状態において前記平板要素を前記制御箱
    の前記ベースの後端側面と整列するように並行配置され
    ていることを特徴とする工作機械における機上乗込用階
    段装置。
  4. 【請求項4】 各工作機械を、直方体状のベースと、こ
    のベースの長手方向における前部に配置されワークを支
    持する支持装置と、各ベースの長手方向の中央部に配置
    され工具主軸を回転支持する主軸ヘッド装置と、各ベー
    スの長手方向の後部に配置された制御箱とで構成すると
    共に、この各工作機械を前記ベースが前記長手方向と直
    交する方向で隣接するように複数配置する工作機械にお
    いて、前記ベースの後部の一方のコーナー部とこのコー
    ナー部に面した前記制御箱の側面との間に作業者の通路
    を残すように前記制御箱をその隣接する直角の2つの側
    面が対応する工作機械の前記ベースの後部の他方のコー
    ナー部に寄せて配置し、前記ベース上の前記通路を構成
    する部位には、階段基材をその下端を前記ベースの後部
    に枢着して直立する直立位置と前記ベースの後側面の外
    側に開いて上端が前記ベースを設置する床面上の前記後
    側面から離間した位置に着座する傾斜状態となる傾斜位
    置との間で旋回可能に設け、この階段基材の前記傾斜位
    置状態で上方に歩行用の水平面を呈するステップを前記
    階段器材に取り付け、さらに、前記階段基材を前記直立
    位置に保持する保持手段を設けたことを特徴とする工作
    機械における機上乗込用階段装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の装置において、前記階
    段基材は、前記直立位置状態においてこの階段基材が占
    める領域を閉塞する平板要素を含み、階段機能とカバー
    機能とを兼備することを特徴とする工作機械における機
    上乗込用階段装置。
JP29325997A 1997-10-10 1997-10-10 工作機械における機上乗込用階段装置 Expired - Fee Related JP3684789B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29325997A JP3684789B2 (ja) 1997-10-10 1997-10-10 工作機械における機上乗込用階段装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29325997A JP3684789B2 (ja) 1997-10-10 1997-10-10 工作機械における機上乗込用階段装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11114766A true JPH11114766A (ja) 1999-04-27
JP3684789B2 JP3684789B2 (ja) 2005-08-17

Family

ID=17792519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29325997A Expired - Fee Related JP3684789B2 (ja) 1997-10-10 1997-10-10 工作機械における機上乗込用階段装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3684789B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5599493B1 (ja) * 2013-07-04 2014-10-01 株式会社牧野フライス製作所 工作機械
KR102237615B1 (ko) * 2020-10-28 2021-04-06 김용웅 가공 시스템

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5599493B1 (ja) * 2013-07-04 2014-10-01 株式会社牧野フライス製作所 工作機械
KR102237615B1 (ko) * 2020-10-28 2021-04-06 김용웅 가공 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP3684789B2 (ja) 2005-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20140319746A1 (en) Machine tool
EP3162476B1 (en) Machine tool and workpiece processing system
JP2006326803A (ja) 工作機械
US4741232A (en) Apparatus for use in machining workpieces
JP4400008B2 (ja) ローダ付き工作機械
WO2017047394A1 (ja) ガントリ型搬送装置および加工ライン
JPS6362636A (ja) 工作機械の可搬形スプラツシユガ−ド
JP5029223B2 (ja) 仕切り板を備えた工作機械
JPH11114766A (ja) 工作機械における機上乗込用階段装置
JP5332153B2 (ja) ローダ付き工作機械
JPH0557543A (ja) 窓又はフランス窓のプレハブ固定フレームに型打ちプレートを取付けるための自動機械
JP2003117828A (ja) 研削盤におけるカバー装置
JP2006102912A (ja) 制御盤付き工作機械
JP4400011B2 (ja) 工作機械
JPH06106445A (ja) 加工システム
JP4355816B2 (ja) 工作機械における工作物搬出入装置
JP6170845B2 (ja) 工作機械のカバー構造
JP2004114258A (ja) 工作物搬送装置を備えた工作機械
US20220055168A1 (en) Machining system
JP2001205541A (ja) 工作機械
JPH11226842A (ja) 工作機械の切屑や切削剤の飛散防止装置
JPH0741486B2 (ja) ビス締め装置
JP7114692B2 (ja) 作業システム及び作業方法
JPH0811035A (ja) 工作機械のドア装置
JPH0239714Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20041021

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050328

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050523

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080610

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090610

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100610

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100610

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110610

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees