JPH111141A - ロ−リ−輸送車 - Google Patents
ロ−リ−輸送車Info
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- JPH111141A JPH111141A JP10104793A JP10479398A JPH111141A JP H111141 A JPH111141 A JP H111141A JP 10104793 A JP10104793 A JP 10104793A JP 10479398 A JP10479398 A JP 10479398A JP H111141 A JPH111141 A JP H111141A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 粉粒体や液体のいずれでも積込んで輸送する
ことが可能であり、且つ帰りには粉粒体や液体は勿論の
こと普通の荷物でも積載して輸送することのできる経済
性に優れたロ−リ−輸送車を提供する。 【解決手段】 駆動装置3により持ち上げ傾斜させるケ
−ス4内部の底板8の上に、粉粒体や流体を収納する内
袋6を配置し、該内袋6を空にしてから底板8を駆動装
置(35)により駆動して押しし上げるように上昇さ
せ、ケ−ス4内部に他の荷物を積載できるような空間を
設ける。
ことが可能であり、且つ帰りには粉粒体や液体は勿論の
こと普通の荷物でも積載して輸送することのできる経済
性に優れたロ−リ−輸送車を提供する。 【解決手段】 駆動装置3により持ち上げ傾斜させるケ
−ス4内部の底板8の上に、粉粒体や流体を収納する内
袋6を配置し、該内袋6を空にしてから底板8を駆動装
置(35)により駆動して押しし上げるように上昇さ
せ、ケ−ス4内部に他の荷物を積載できるような空間を
設ける。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、粉粒体或いは液
体等の荷物を輸送するためのロ−リ−輸送車、特にこれ
ら粉粒体等を輸送し、荷下ろしした後粉粒体は勿論通常
の固体物等でも輸送することのできるロ−リ−輸送車に
関する。
体等の荷物を輸送するためのロ−リ−輸送車、特にこれ
ら粉粒体等を輸送し、荷下ろしした後粉粒体は勿論通常
の固体物等でも輸送することのできるロ−リ−輸送車に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、樹脂製品の原料となるポリプロピ
レン粒状物或いは米や大豆等の穀物その他粉粒体を輸送
する場合には、図21に示すようなタンクロ−リ−車6
1により粉粒体を運送することがある。このタンクロ−
リ−車61は、車両の荷台に粉粒体を充填輸送するため
の専用のタンク62を積載し、目的地についたら油圧駆
動装置によりタンク62部分をそのまま傾斜させ、粉粒
体を排出口63から直接コンベヤ等を利用してサイロに
保管するような構造になっている。
レン粒状物或いは米や大豆等の穀物その他粉粒体を輸送
する場合には、図21に示すようなタンクロ−リ−車6
1により粉粒体を運送することがある。このタンクロ−
リ−車61は、車両の荷台に粉粒体を充填輸送するため
の専用のタンク62を積載し、目的地についたら油圧駆
動装置によりタンク62部分をそのまま傾斜させ、粉粒
体を排出口63から直接コンベヤ等を利用してサイロに
保管するような構造になっている。
【0003】また、大量の粉粒体の他の輸送手段として
は、合成樹脂製の所謂フレコンパックと称される大体1
トン程度の粉粒体を充填することのできる袋体を用いる
こともある。このようなフレコンパックを使用して粉粒
体を輸送する場合の作業は、粉粒体のフレコンパックへ
の詰め込み作業、トラック(通常、ウイング車が使用さ
れる)への積込み作業、積み下ろし作業或いは倉庫での
保管等を伴うため、これら穀物や粉粒体の輸送は煩雑で
且つ重労働となり人手を要する作業となっている。図2
2は、このようなフレコンパックを用いて例えば合成樹
脂原料の粉粒体をウイング車(通常の屋根無荷台のトラ
ックでもよい)で輸送する従来の輸送方式のフロ−チャ
−トである。この図に示すように、合成樹脂原料の粉粒
体の輸送経路は、樹脂製造プラント、充填サイロへの充
填、計量機による計量、フレコンパック充填作業、倉庫
での保管、出庫、トラック輸送、顧客への納入、という
経路をとる。そして帰りの荷物があれば積込み、依頼客
先へ納入し、帰庫となるが、帰りの荷物がなければその
まま空の状態での帰庫となる。
は、合成樹脂製の所謂フレコンパックと称される大体1
トン程度の粉粒体を充填することのできる袋体を用いる
こともある。このようなフレコンパックを使用して粉粒
体を輸送する場合の作業は、粉粒体のフレコンパックへ
の詰め込み作業、トラック(通常、ウイング車が使用さ
れる)への積込み作業、積み下ろし作業或いは倉庫での
保管等を伴うため、これら穀物や粉粒体の輸送は煩雑で
且つ重労働となり人手を要する作業となっている。図2
2は、このようなフレコンパックを用いて例えば合成樹
脂原料の粉粒体をウイング車(通常の屋根無荷台のトラ
ックでもよい)で輸送する従来の輸送方式のフロ−チャ
−トである。この図に示すように、合成樹脂原料の粉粒
体の輸送経路は、樹脂製造プラント、充填サイロへの充
填、計量機による計量、フレコンパック充填作業、倉庫
での保管、出庫、トラック輸送、顧客への納入、という
経路をとる。そして帰りの荷物があれば積込み、依頼客
先へ納入し、帰庫となるが、帰りの荷物がなければその
まま空の状態での帰庫となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】粉粒体等を前記タンク
ロ−リ−車61や或いはウイング車等で輸送する場合、
通常、片道のみの荷物輸送であることが多い。即ち、樹
脂原料等の粉粒体を満載したタンクロ−リ−車は、タン
ク62全体が密閉容器構造となっているため目的地で荷
物を下ろすと、タンク62を空にしたままの状態で元の
地点へ戻る場合が多い。従って、タンクロ−リ−車61
で粉粒体のような荷物を輸送する場合、車両の活用率は
2分の1となり、車両の固定費負担、ドライバ−の労務
費負担が嵩み、長距離となるほど輸送コストも大きくな
るという問題がある。また、フレコンパックを使用する
場合でも、上記するようにウイング車への積込み作業か
ら帰庫までには、図22に示すように、多大の作業経路
を要しているという問題がある。
ロ−リ−車61や或いはウイング車等で輸送する場合、
通常、片道のみの荷物輸送であることが多い。即ち、樹
脂原料等の粉粒体を満載したタンクロ−リ−車は、タン
ク62全体が密閉容器構造となっているため目的地で荷
物を下ろすと、タンク62を空にしたままの状態で元の
地点へ戻る場合が多い。従って、タンクロ−リ−車61
で粉粒体のような荷物を輸送する場合、車両の活用率は
2分の1となり、車両の固定費負担、ドライバ−の労務
費負担が嵩み、長距離となるほど輸送コストも大きくな
るという問題がある。また、フレコンパックを使用する
場合でも、上記するようにウイング車への積込み作業か
ら帰庫までには、図22に示すように、多大の作業経路
を要しているという問題がある。
【0005】この発明は、上記する種々の課題に対処す
るためになされたものであり、粉粒体等を輸送するに際
して比較的楽に輸送することが可能であり、且つ帰りに
は粉粒体は勿論のこと普通の荷物、さらには液体でも積
載して輸送することのできる経済性に優れたロ−リ−輸
送車を提供することを目的としている。
るためになされたものであり、粉粒体等を輸送するに際
して比較的楽に輸送することが可能であり、且つ帰りに
は粉粒体は勿論のこと普通の荷物、さらには液体でも積
載して輸送することのできる経済性に優れたロ−リ−輸
送車を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は、上記
する課題を解決するために、ロ−リ−輸送車が、車両
の荷台に載せたケ−ス(4)と、該ケ−ス(4)端部を
持ち上げ(て傾斜させ)る駆動装置(3)と、粉粒体や
流体用の注入口と排出口を設け前記ケ−ス内部に配置さ
れる内袋(6)と、該内袋(6)を押し上げるように上
昇する底板(8)と、該底板(8)の駆動装置と、より
成ることを特徴とする。
する課題を解決するために、ロ−リ−輸送車が、車両
の荷台に載せたケ−ス(4)と、該ケ−ス(4)端部を
持ち上げ(て傾斜させ)る駆動装置(3)と、粉粒体や
流体用の注入口と排出口を設け前記ケ−ス内部に配置さ
れる内袋(6)と、該内袋(6)を押し上げるように上
昇する底板(8)と、該底板(8)の駆動装置と、より
成ることを特徴とする。
【0007】或いはロ−リ−輸送車が、車両の荷台に
載せたケ−ス(4)と、該ケ−ス(4)端部を持ち上げ
る駆動装置(3)と、前記ケ−ス内部の前部に配置され
粉粒体や液体を注入する注入管(5d)と金具(5e)
とこれら注入管(5d)と金具(5e)を固定しケ−ス
(4)に上部を回動可能に枢着した板材(5a)とより
なるはね上げ板(5)と、該ケ−ス内部の後部に配置さ
れ粉粒体排出口(7)を設けた排出金具(7a)と、前
記はね上げ板の金具(5e)と排出金具(7a)との間
に接続した柔軟かつ丈夫な内袋(6)と、前記ケ−ス内
下部に配置され前記内袋(6)を押し上げるように上昇
する底板(8)と、該底板(8)の駆動装置と、より成
ることを特徴とする。
載せたケ−ス(4)と、該ケ−ス(4)端部を持ち上げ
る駆動装置(3)と、前記ケ−ス内部の前部に配置され
粉粒体や液体を注入する注入管(5d)と金具(5e)
とこれら注入管(5d)と金具(5e)を固定しケ−ス
(4)に上部を回動可能に枢着した板材(5a)とより
なるはね上げ板(5)と、該ケ−ス内部の後部に配置さ
れ粉粒体排出口(7)を設けた排出金具(7a)と、前
記はね上げ板の金具(5e)と排出金具(7a)との間
に接続した柔軟かつ丈夫な内袋(6)と、前記ケ−ス内
下部に配置され前記内袋(6)を押し上げるように上昇
する底板(8)と、該底板(8)の駆動装置と、より成
ることを特徴とする。
【0008】また、上記或いはの手段の底板を押
し上げる駆動装置は、該底板(8)の端部に連結したワ
イヤ−ロ−プ(9)と、ケ−ス端縁に沿って配置したワ
イヤ−ガイド(10a,10b,10c,10d)と、
ワイヤ−ロ−プ(9)を巻き取る電動ウインチ(12)
と、より成ることを特徴とする。
し上げる駆動装置は、該底板(8)の端部に連結したワ
イヤ−ロ−プ(9)と、ケ−ス端縁に沿って配置したワ
イヤ−ガイド(10a,10b,10c,10d)と、
ワイヤ−ロ−プ(9)を巻き取る電動ウインチ(12)
と、より成ることを特徴とする。
【0009】或いは、上記或いはの手段の底板を
押し上げる駆動装置は、該底板(8)に設けた雌ねじ
と、該雌ねじに螺合させた雄ねじ杆と、該雄ねじ杆を回
転駆動する駆動装置と、よりなることを特徴とする。
押し上げる駆動装置は、該底板(8)に設けた雌ねじ
と、該雌ねじに螺合させた雄ねじ杆と、該雄ねじ杆を回
転駆動する駆動装置と、よりなることを特徴とする。
【0010】或いは、また、上記或いはの手段の
底板(8)を押し上げる駆動装置は、流体シリンダであ
ることを特徴とする。
底板(8)を押し上げる駆動装置は、流体シリンダであ
ることを特徴とする。
【0011】或いは、また、上記の手段において、
底板(8)を押し上げる駆動装置は、該底板(8)とケ
−ス(4)とこれら底板とケ−スに両端部(31a,3
2a,33a、31b,32b,33b)が回動自在に
枢着され且つ一定間隔に配置された複数のア−ム(3
1,32,33)とで構成されるリンク機構と該リンク
機構を上方に駆動する流体シリンダ(35)とより成る
駆動装置であることを特徴とする。
底板(8)を押し上げる駆動装置は、該底板(8)とケ
−ス(4)とこれら底板とケ−スに両端部(31a,3
2a,33a、31b,32b,33b)が回動自在に
枢着され且つ一定間隔に配置された複数のア−ム(3
1,32,33)とで構成されるリンク機構と該リンク
機構を上方に駆動する流体シリンダ(35)とより成る
駆動装置であることを特徴とする。
【0012】或いは、また、上記の手段におけるア
−ム(31,32,33)は、一方を他方に嵌め入れ可
能とした上部ア−ムと下部ア−ムとより成るア−ムとす
ると共にこれらのア−ムはばね(38)により伸縮する
ように形成したものであることを特徴としている。
−ム(31,32,33)は、一方を他方に嵌め入れ可
能とした上部ア−ムと下部ア−ムとより成るア−ムとす
ると共にこれらのア−ムはばね(38)により伸縮する
ように形成したものであることを特徴としている。
【0013】或いは、また、上記乃至の各手段の
底板(8)は、内袋(6)に粉粒体が収容されていない
状態では、ケ−ス(4)の床面(4a)より若干浮き上
がらせるようにしてあることを特徴としている。
底板(8)は、内袋(6)に粉粒体が収容されていない
状態では、ケ−ス(4)の床面(4a)より若干浮き上
がらせるようにしてあることを特徴としている。
【0014】或いは、また、上記乃至の各手段の
内袋(6)は、その上部側をラウンド状に形成してある
ことを特徴としている。
内袋(6)は、その上部側をラウンド状に形成してある
ことを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の具体的実施の形
態について図面を参照しながら説明する。図1は、この
発明のロ−リ−輸送車の外観平面図、図2は、側面図、
図3は、背面図である。このロ−リ−輸送車は、車両1
の荷台2に箱状のケ−ス4を載せ、荷台2の前部に設置
した駆動装置(例えば竹の子シリンダ)3で該ケ−ス4
の前部を持ち上げ傾斜させるように構成されている(図
14参照)。或いは図14に示すようなダンプ方式でも
よい。前記ケ−ス4は、例えばアルミ合金等の板材を加
工して製作され、梁材4a,4b,4c等により補強す
ると共に、側面には上・下に開くドア4d 4eが設け
てある。更に、該ケ−ス4の前側の上部には、後述する
内袋6へ粉粒体等を注入するための注入口11が取り付
けられ、後側の下部には、排出口7が設けてある。
態について図面を参照しながら説明する。図1は、この
発明のロ−リ−輸送車の外観平面図、図2は、側面図、
図3は、背面図である。このロ−リ−輸送車は、車両1
の荷台2に箱状のケ−ス4を載せ、荷台2の前部に設置
した駆動装置(例えば竹の子シリンダ)3で該ケ−ス4
の前部を持ち上げ傾斜させるように構成されている(図
14参照)。或いは図14に示すようなダンプ方式でも
よい。前記ケ−ス4は、例えばアルミ合金等の板材を加
工して製作され、梁材4a,4b,4c等により補強す
ると共に、側面には上・下に開くドア4d 4eが設け
てある。更に、該ケ−ス4の前側の上部には、後述する
内袋6へ粉粒体等を注入するための注入口11が取り付
けられ、後側の下部には、排出口7が設けてある。
【0016】次に、図4は、この発明のロ−リ−輸送車
のケ−ス内部を示す平面図、図5は、側面図である。図
6は、図5のA−A矢視図である。図7は、図4のP部
の拡大詳細斜視図であり、図8は、図4のQ部の拡大詳
細斜視図である。また、図9は、ケ−ス内下部に配置し
た底板を押し上げる駆動装置のワイヤ巻き上げ機構の斜
視図である。
のケ−ス内部を示す平面図、図5は、側面図である。図
6は、図5のA−A矢視図である。図7は、図4のP部
の拡大詳細斜視図であり、図8は、図4のQ部の拡大詳
細斜視図である。また、図9は、ケ−ス内下部に配置し
た底板を押し上げる駆動装置のワイヤ巻き上げ機構の斜
視図である。
【0017】前記荷台2に載せたケ−ス4内部の下部に
は、フレ−ム8fと該フレ−ム8fに薄いアルミ或いは
ステンレスの板材を一面に張り付けた底板8が上下移動
可能に設けられている。該底板8は、ワイヤロ−プ9及
び電動ウインチ12を用いた底板8の駆動装置(持ち上
げ機構)により全体が上方に移動することができるよう
に構成されている(図9参照)。即ち、図5に示すよう
に、前記ケ−ス4の側面及び上面周囲には、ワイヤ−ガ
イド10a,10b,10c,10dが設けられ、ワイ
ヤ−ロ−プ9が通してある。該ワイヤ−ロ−プ9は底板
8のフレ−ム8fの四隅に固定され、また、ケ−ス4の
後部下部には、ケ−ス16が設けられ、該ケ−ス16内
部に電動ウインチ12が設置してある。そして該電動ウ
インチ12を駆動すると、図9に示すように、底板8の
フレ−ム8fの四隅に固定されたワイヤ−ロ−プ9は、
該電動ウインチ12により回転駆動されるドラム12a
に巻き取られ、底板8は水平状態で上方に移動して行
く。該底板8の上には、後述するように、はね上げ板5
と排出口7との間に接続された内袋6が載置される。
は、フレ−ム8fと該フレ−ム8fに薄いアルミ或いは
ステンレスの板材を一面に張り付けた底板8が上下移動
可能に設けられている。該底板8は、ワイヤロ−プ9及
び電動ウインチ12を用いた底板8の駆動装置(持ち上
げ機構)により全体が上方に移動することができるよう
に構成されている(図9参照)。即ち、図5に示すよう
に、前記ケ−ス4の側面及び上面周囲には、ワイヤ−ガ
イド10a,10b,10c,10dが設けられ、ワイ
ヤ−ロ−プ9が通してある。該ワイヤ−ロ−プ9は底板
8のフレ−ム8fの四隅に固定され、また、ケ−ス4の
後部下部には、ケ−ス16が設けられ、該ケ−ス16内
部に電動ウインチ12が設置してある。そして該電動ウ
インチ12を駆動すると、図9に示すように、底板8の
フレ−ム8fの四隅に固定されたワイヤ−ロ−プ9は、
該電動ウインチ12により回転駆動されるドラム12a
に巻き取られ、底板8は水平状態で上方に移動して行
く。該底板8の上には、後述するように、はね上げ板5
と排出口7との間に接続された内袋6が載置される。
【0018】前記底板8のフレ−ム8fの四隅には、外
向きの突起部8a,8b,8c,8dが設けられ、ケ−
ス4の内側の4か所に立設されたガイド10a,10
b,10c,10dの溝にそれぞれ配置されている。そ
してこれらの突起部8a,・・にはフック13が固定さ
れ、それぞれワイヤ−ロ−プ9の端部が連結してある。
また、前記底板8のフレ−ム8f側面には、ガイド板1
4,14が固定して設けられている。これらのガイド板
14,14は、内袋6の型崩れを防止するためのもので
ある。また、該底板8のフレ−ム8fの後部には、ロ−
ラ15が回動自在に枢着されている。該ロ−ラ15は、
該底板8が上昇するときの内袋6との間の摩擦を軽減す
るためのものである。
向きの突起部8a,8b,8c,8dが設けられ、ケ−
ス4の内側の4か所に立設されたガイド10a,10
b,10c,10dの溝にそれぞれ配置されている。そ
してこれらの突起部8a,・・にはフック13が固定さ
れ、それぞれワイヤ−ロ−プ9の端部が連結してある。
また、前記底板8のフレ−ム8f側面には、ガイド板1
4,14が固定して設けられている。これらのガイド板
14,14は、内袋6の型崩れを防止するためのもので
ある。また、該底板8のフレ−ム8fの後部には、ロ−
ラ15が回動自在に枢着されている。該ロ−ラ15は、
該底板8が上昇するときの内袋6との間の摩擦を軽減す
るためのものである。
【0019】次に、前記ケ−ス4の内側前部には、はね
上げ板5が一定範囲回動自在に枢着配置され、ケ−ス4
の後部には外側の下部に排出口7を取り付けた矩形の箱
型の排出金具7aが取り付けられている。前記はね上げ
板5は、図10(A),(B),(C),(D)に示す
ように、矩形の板材5aと、該板材5aの上端部に固定
され両端部にころ(軸受でもよい)5b,5bを取り付
けた軸5cと、板材5aの上側に斜方向に貫通させて固
定した注入管5dと、該板材5aの内側面に固定して設
けた矩形の箱型の金具5eと、板材5aの下側両側面に
回動自在に取り付けたころ5f,5fと、で構成され
る。前記注入管5dの端部は、穴を穿設した金具5eの
上板に溶接固定してある。そして前記軸5cの両側に取
り付けたころ5b,5bは、ケ−ス4両側に設けた穴
(符号省略)に嵌め入れ回動自在としてある。以上のよ
うな構成により該はね上げ板5は、図5の想像線に示す
ように、ワイヤロ−プ9により前記底板8が持ち上げら
れると、該底板8の移動に伴って軸5cを中心として回
動する。
上げ板5が一定範囲回動自在に枢着配置され、ケ−ス4
の後部には外側の下部に排出口7を取り付けた矩形の箱
型の排出金具7aが取り付けられている。前記はね上げ
板5は、図10(A),(B),(C),(D)に示す
ように、矩形の板材5aと、該板材5aの上端部に固定
され両端部にころ(軸受でもよい)5b,5bを取り付
けた軸5cと、板材5aの上側に斜方向に貫通させて固
定した注入管5dと、該板材5aの内側面に固定して設
けた矩形の箱型の金具5eと、板材5aの下側両側面に
回動自在に取り付けたころ5f,5fと、で構成され
る。前記注入管5dの端部は、穴を穿設した金具5eの
上板に溶接固定してある。そして前記軸5cの両側に取
り付けたころ5b,5bは、ケ−ス4両側に設けた穴
(符号省略)に嵌め入れ回動自在としてある。以上のよ
うな構成により該はね上げ板5は、図5の想像線に示す
ように、ワイヤロ−プ9により前記底板8が持ち上げら
れると、該底板8の移動に伴って軸5cを中心として回
動する。
【0020】前記はね上げ板5の矩形の箱型の金具5e
と、排出口7を取り付けた排出金具7aとの間には、丈
夫な合成樹脂繊維製の内袋(袋体)6の両端部が固定し
て接続されている。この場合、内袋6は、中に入れた粉
粒体等が漏れないようにしっかりと固定される。尚、内
袋6と箱型の金具5eと排出金具7aとの固定方法につ
いては後述する。
と、排出口7を取り付けた排出金具7aとの間には、丈
夫な合成樹脂繊維製の内袋(袋体)6の両端部が固定し
て接続されている。この場合、内袋6は、中に入れた粉
粒体等が漏れないようにしっかりと固定される。尚、内
袋6と箱型の金具5eと排出金具7aとの固定方法につ
いては後述する。
【0021】図11は、前記内袋6の斜視図であり、図
12は、前記ケ−ス4内で内袋6を取り付けた状態の側
面図である。この内袋6は、例えば丈夫な素材の縦糸と
横糸とを折り込み樹脂で一体に固めた高強度の布材で製
作される。該内袋6の両端部は、前記はね上げ板5の矩
形の箱型の金具5eと矩形の箱型の排出金具7aに固定
して接続される。尚、金具5eや排出金具7a等は矩形
である必要はなく、例えば円形や楕円形等任意の形状と
して良い。そして内袋6には、縦方向及び横方向に腹帯
6aが巻いてあり、また、該内袋6を金具5eと排出金
具7aに接続する際には前後に帯鉄17、18を巻いて
補強する。更に、該内袋6をケ−ス4内に取り付ける場
合には、該ケ−ス4の上端部に設けたフック19,1
9,・・にベルト20,20,・・をかけて、該ベルト
20,・・を腹帯6aに連結することにより内袋6全体
を安定的に吊り下げることができる。
12は、前記ケ−ス4内で内袋6を取り付けた状態の側
面図である。この内袋6は、例えば丈夫な素材の縦糸と
横糸とを折り込み樹脂で一体に固めた高強度の布材で製
作される。該内袋6の両端部は、前記はね上げ板5の矩
形の箱型の金具5eと矩形の箱型の排出金具7aに固定
して接続される。尚、金具5eや排出金具7a等は矩形
である必要はなく、例えば円形や楕円形等任意の形状と
して良い。そして内袋6には、縦方向及び横方向に腹帯
6aが巻いてあり、また、該内袋6を金具5eと排出金
具7aに接続する際には前後に帯鉄17、18を巻いて
補強する。更に、該内袋6をケ−ス4内に取り付ける場
合には、該ケ−ス4の上端部に設けたフック19,1
9,・・にベルト20,20,・・をかけて、該ベルト
20,・・を腹帯6aに連結することにより内袋6全体
を安定的に吊り下げることができる。
【0022】図13(A)は、前記はね上げ板5の金具
5eに内袋6の前端部を接合した状態の側面の一部拡大
断面図であり、図13(B)は、前記排出金具7aに内
袋6の前端部を接合した状態の底部の一部拡大断面図で
ある。内袋6の前部と後部は、布地を二重に重ねてこれ
らの金具5e及び排出金具7aにかぶせ、帯鉄17,1
8で締めつけ固定する。尚、これら金具5e及び排出金
具7aの端縁は丸い鉄棒等を溶接固定して、底板8の上
昇時に折り畳まれる際内袋6の布地が痛まないようにす
る。
5eに内袋6の前端部を接合した状態の側面の一部拡大
断面図であり、図13(B)は、前記排出金具7aに内
袋6の前端部を接合した状態の底部の一部拡大断面図で
ある。内袋6の前部と後部は、布地を二重に重ねてこれ
らの金具5e及び排出金具7aにかぶせ、帯鉄17,1
8で締めつけ固定する。尚、これら金具5e及び排出金
具7aの端縁は丸い鉄棒等を溶接固定して、底板8の上
昇時に折り畳まれる際内袋6の布地が痛まないようにす
る。
【0023】この発明のロ−リ−輸送車は、以上のよう
な構成からなるが、次にこのロ−リ−輸送車の機能につ
いて説明する。上記構成からなるこのロ−リ−輸送車
は、粉粒体を前記はね上げ板5の注入管5dよりケ−ス
4内の内袋6に充填して輸送する。目的地で内袋6内の
荷物を下ろす際には、図14に示すように、荷台2のケ
−ス4の前部に設置した油圧シリンダ等の駆動装置3を
駆動してケ−ス4を傾斜させ、注入口11の蓋を開ける
と共に後部の排出口7の蓋を開け、内袋6内部の荷物を
下ろす。このように、この発明のロ−リ−輸送車では、
単に排出口7の蓋等を開けるだけで、荷物を下ろすこと
ができる。そして荷物を下ろし終えると、駆動装置3を
駆動してケ−ス4を、図2に示すように、元の状態に戻
す。
な構成からなるが、次にこのロ−リ−輸送車の機能につ
いて説明する。上記構成からなるこのロ−リ−輸送車
は、粉粒体を前記はね上げ板5の注入管5dよりケ−ス
4内の内袋6に充填して輸送する。目的地で内袋6内の
荷物を下ろす際には、図14に示すように、荷台2のケ
−ス4の前部に設置した油圧シリンダ等の駆動装置3を
駆動してケ−ス4を傾斜させ、注入口11の蓋を開ける
と共に後部の排出口7の蓋を開け、内袋6内部の荷物を
下ろす。このように、この発明のロ−リ−輸送車では、
単に排出口7の蓋等を開けるだけで、荷物を下ろすこと
ができる。そして荷物を下ろし終えると、駆動装置3を
駆動してケ−ス4を、図2に示すように、元の状態に戻
す。
【0024】粉粒体を下ろした後のケ−ス4内には、空
の内袋6が元の形状を保って残されているが、次にこの
ケ−ス4内における内袋6を縮小する手順について図1
5を参照しながら説明する。 (1)先ず、図15(A)に示すように、ケ−ス4の内
部には、粉粒体を出した内袋6が、そのまま空箱状態と
なっている。 (2)電動ウインチ12を駆動すると、ケ−ス4の下部
の底板8の四隅の突起部8a等に連結されたワイヤ−ロ
−プ9が電動ウインチ12のドラム12a(図9参照)
に巻かれて行くと共に、図15(B)に示すように、底
板8は上方に移動して行く。このとき、はね上げ板5は
軸5cを中心に回転する。そして底板8は、内袋6を圧
縮しながら該内袋6を上方に移動させる。 (3)前記底板8で押された内袋6が、ケ−ス4の天井
に接触するとそこで電動ウインチ12を停止させる。こ
のとき、内袋6全体は、図15(C)に示すように、ケ
−ス4の天井近くで圧縮された状態で折り畳まれてい
る。 (4)こうして、ケ−ス4の内部には大きな内部空間5
0ができるので、このケ−ス4に形成された内部空間4
aには,多くの通常の荷物を積載することができる。
の内袋6が元の形状を保って残されているが、次にこの
ケ−ス4内における内袋6を縮小する手順について図1
5を参照しながら説明する。 (1)先ず、図15(A)に示すように、ケ−ス4の内
部には、粉粒体を出した内袋6が、そのまま空箱状態と
なっている。 (2)電動ウインチ12を駆動すると、ケ−ス4の下部
の底板8の四隅の突起部8a等に連結されたワイヤ−ロ
−プ9が電動ウインチ12のドラム12a(図9参照)
に巻かれて行くと共に、図15(B)に示すように、底
板8は上方に移動して行く。このとき、はね上げ板5は
軸5cを中心に回転する。そして底板8は、内袋6を圧
縮しながら該内袋6を上方に移動させる。 (3)前記底板8で押された内袋6が、ケ−ス4の天井
に接触するとそこで電動ウインチ12を停止させる。こ
のとき、内袋6全体は、図15(C)に示すように、ケ
−ス4の天井近くで圧縮された状態で折り畳まれてい
る。 (4)こうして、ケ−ス4の内部には大きな内部空間5
0ができるので、このケ−ス4に形成された内部空間4
aには,多くの通常の荷物を積載することができる。
【0025】次に、この発明のロ−リ−輸送車の他の実
施の形態について説明する。図16は、この発明のロ−
リ−輸送車の第2の実施の形態を示す図であって、前記
内袋6を載置する底板8の駆動装置の変形例である。ま
た、図17はこの発明のロ−リ−輸送車の駆動装置を動
作させて底板8を上方へ移動させた状態を示す図であ
る。この実施の形態では、前記ケ−ス4の両側面に、一
方の端部(31a,32a,33a)は該ケ−ス4の上
縁近傍に、他方の端部(31b,32b,33b)は前
記底板8の側面に、それぞれ回動自在にア−ム31,3
2,33を適度の間隔をおいて枢着してある。更に、こ
れらのア−ムのうち端部のア−ム31と、前記ケ−ス4
の上部の前端部に回動自在に枢着したリンク34との間
に流体シリンダ35が連結してある。この場合、該流体
シリンダ35は荷重をかけたとき、図17に示すよう
に、前記底板8と各ア−ム31,32,33が同時に上
方向に移動するように、即ち、これらの各ア−ム31,
32,33と底板8とケ−ス4とは、リンク機構をなす
ように構成してある。また、流体シリンダ35とリンク
機構とリンク34とはトッグル機構をなしている。
施の形態について説明する。図16は、この発明のロ−
リ−輸送車の第2の実施の形態を示す図であって、前記
内袋6を載置する底板8の駆動装置の変形例である。ま
た、図17はこの発明のロ−リ−輸送車の駆動装置を動
作させて底板8を上方へ移動させた状態を示す図であ
る。この実施の形態では、前記ケ−ス4の両側面に、一
方の端部(31a,32a,33a)は該ケ−ス4の上
縁近傍に、他方の端部(31b,32b,33b)は前
記底板8の側面に、それぞれ回動自在にア−ム31,3
2,33を適度の間隔をおいて枢着してある。更に、こ
れらのア−ムのうち端部のア−ム31と、前記ケ−ス4
の上部の前端部に回動自在に枢着したリンク34との間
に流体シリンダ35が連結してある。この場合、該流体
シリンダ35は荷重をかけたとき、図17に示すよう
に、前記底板8と各ア−ム31,32,33が同時に上
方向に移動するように、即ち、これらの各ア−ム31,
32,33と底板8とケ−ス4とは、リンク機構をなす
ように構成してある。また、流体シリンダ35とリンク
機構とリンク34とはトッグル機構をなしている。
【0026】前記底板8の両側には、粉粒体を入れたと
き内袋6の両側底部が変形(型崩れ)しないようにガイ
ド板14が固定して設けられている。この底板8及びガ
イド板14は、ほぼ同じ位置で前後二つの底板8a,8
b及びガイド板14a,14bに分離して設けられ、一
方の底板8a及びガイド板14aは共に上方に移動する
が、他方の底板8b及びガイド板14bはケ−ス4の後
端部との間に流体シリンダ26を配置し、該流体シリン
ダ36の動作により端部8cを中心として上下に回動す
るように取り付けられている。また、一方の底板8a
と、他方の底板8bの端部の対向面部は、それぞれ曲線
状に形成され、一方の底板8aが上方に移動するとき衝
突せず、スム−ズに分離されるように形成してある。こ
れら2つのガイド板14aと14bとの間は下端部に位
置しているときスライド板37で繋がるようにしてあ
る。そして、図17に示すように、底板8を上方へ移動
させる際にはスライド板37をガイド板14b側へ移動
させ、底板8を上方へ移動させた後流体シリンダ36を
作動させて底板8b及びガイド板14bを回転させる。
き内袋6の両側底部が変形(型崩れ)しないようにガイ
ド板14が固定して設けられている。この底板8及びガ
イド板14は、ほぼ同じ位置で前後二つの底板8a,8
b及びガイド板14a,14bに分離して設けられ、一
方の底板8a及びガイド板14aは共に上方に移動する
が、他方の底板8b及びガイド板14bはケ−ス4の後
端部との間に流体シリンダ26を配置し、該流体シリン
ダ36の動作により端部8cを中心として上下に回動す
るように取り付けられている。また、一方の底板8a
と、他方の底板8bの端部の対向面部は、それぞれ曲線
状に形成され、一方の底板8aが上方に移動するとき衝
突せず、スム−ズに分離されるように形成してある。こ
れら2つのガイド板14aと14bとの間は下端部に位
置しているときスライド板37で繋がるようにしてあ
る。そして、図17に示すように、底板8を上方へ移動
させる際にはスライド板37をガイド板14b側へ移動
させ、底板8を上方へ移動させた後流体シリンダ36を
作動させて底板8b及びガイド板14bを回転させる。
【0027】前記ア−ム31は、上部ア−ム311 と下
部ア−ム312 との2つのア−ムに分離してあり、これ
ら2つのア−ムの間には、それぞればね38,38,・
・が設けてある(ア−ム32と33も同様)。即ち、上
部ア−ム311 と、下部ア−ム312 とは、一方を他方
に嵌め入れ可能とすると共にばね38により伸縮するよ
うに形成され、下部ア−ム312 が前記底板8側に枢着
してある。こうして前記底板8は、内袋6に粉粒体が入
っていないとき、ケ−ス4の床面4aに対して若干浮き
上がった状態となるようにしてある。その理由は、ケ−
ス4とア−ム31,32,33と底板8からなる平行リ
ンク機構を駆動する前記流体シリンダ25を駆動してア
−ム31,32,33と底板8を上方に移動させる際ス
ム−ズに動作させるようにするためである。このような
底板8の浮き上がりは、他の実施の形態でも行うことが
できる。
部ア−ム312 との2つのア−ムに分離してあり、これ
ら2つのア−ムの間には、それぞればね38,38,・
・が設けてある(ア−ム32と33も同様)。即ち、上
部ア−ム311 と、下部ア−ム312 とは、一方を他方
に嵌め入れ可能とすると共にばね38により伸縮するよ
うに形成され、下部ア−ム312 が前記底板8側に枢着
してある。こうして前記底板8は、内袋6に粉粒体が入
っていないとき、ケ−ス4の床面4aに対して若干浮き
上がった状態となるようにしてある。その理由は、ケ−
ス4とア−ム31,32,33と底板8からなる平行リ
ンク機構を駆動する前記流体シリンダ25を駆動してア
−ム31,32,33と底板8を上方に移動させる際ス
ム−ズに動作させるようにするためである。このような
底板8の浮き上がりは、他の実施の形態でも行うことが
できる。
【0028】また、ケ−ス4の床面4aには、適当な位
置に凹部4b,4b,・・・を設けてここにボルトを固
定し、内袋6に粉粒体を収納し底板8が床面2aに接し
ているとき、別途底板8の側面に適宜設けたシリンダ3
9で作動するフック40でロックして横揺れしないよう
固定する。或いは、内袋6に粉粒体を収納し底板8が床
面2aに接しているとき、ア−ム31の下端部が、ケ−
ス4の床面4a両側に設けた穴4bに嵌まるようにして
内袋6が横揺れしないようにしてもよい。
置に凹部4b,4b,・・・を設けてここにボルトを固
定し、内袋6に粉粒体を収納し底板8が床面2aに接し
ているとき、別途底板8の側面に適宜設けたシリンダ3
9で作動するフック40でロックして横揺れしないよう
固定する。或いは、内袋6に粉粒体を収納し底板8が床
面2aに接しているとき、ア−ム31の下端部が、ケ−
ス4の床面4a両側に設けた穴4bに嵌まるようにして
内袋6が横揺れしないようにしてもよい。
【0029】図18は、この発明のロ−リ−輸送車の背
面図であって、特に、前記内袋6の変形例を示す図であ
る。上記するように、内袋6は、丈夫な素材の縦糸と横
糸とを折り込み樹脂で一体に固めた高強度の布材で製作
され、全体として図11に示すように、矩形であるが、
内袋6を矩形とすると底板8を上方に移動させたとき、
該内袋6の上部隅部が嵩張り、底板8を十分に上方に上
げることが出来ない場合がある。そこで、この図18に
示すように、内袋6はその上部側をラウンド状のいわゆ
る蒲鉾形に形成する。このように、内袋6は、上部側を
ラウンド状に形成すれば底板8を上方に上げたとき四隅
が嵩張らず該底板8を十分に上方に持ち上げることがで
き、その分ケ−ス4の内部に荷物を積むのに十分な空間
を形成することができる。
面図であって、特に、前記内袋6の変形例を示す図であ
る。上記するように、内袋6は、丈夫な素材の縦糸と横
糸とを折り込み樹脂で一体に固めた高強度の布材で製作
され、全体として図11に示すように、矩形であるが、
内袋6を矩形とすると底板8を上方に移動させたとき、
該内袋6の上部隅部が嵩張り、底板8を十分に上方に上
げることが出来ない場合がある。そこで、この図18に
示すように、内袋6はその上部側をラウンド状のいわゆ
る蒲鉾形に形成する。このように、内袋6は、上部側を
ラウンド状に形成すれば底板8を上方に上げたとき四隅
が嵩張らず該底板8を十分に上方に持ち上げることがで
き、その分ケ−ス4の内部に荷物を積むのに十分な空間
を形成することができる。
【0030】尚、この発明のロ−リ−輸送車によれば、
粉粒体等を輸送する場合、図19に示すように、樹脂製
造プラントからバルクサイロへの保管(樹脂等をエアコ
ンプレッサを用いて直接保管)、このバルクサイロから
ロ−リ−輸送車のケ−ス内の内袋への充填、輸送、顧客
サイロへ納入、帰り荷の積込み、納入、帰庫、という手
順をとる。従って、粉粒体を輸送する際の積込みから帰
庫に至る種々の作業が大幅に簡略化される。
粉粒体等を輸送する場合、図19に示すように、樹脂製
造プラントからバルクサイロへの保管(樹脂等をエアコ
ンプレッサを用いて直接保管)、このバルクサイロから
ロ−リ−輸送車のケ−ス内の内袋への充填、輸送、顧客
サイロへ納入、帰り荷の積込み、納入、帰庫、という手
順をとる。従って、粉粒体を輸送する際の積込みから帰
庫に至る種々の作業が大幅に簡略化される。
【0031】この発明の具体的実施の形態は以上のよう
であるが、前記底板8を持ち上げるための駆動装置は、
電動ウインチ12とワイヤ−ロ−プ9或いは平行リンク
機構と流体シリンダ25等に限らず、図20に示すよう
に、底板8の四隅に雌ねじを設けて雄ねじ杆41,4
1,・・・を螺合させ、モ−タ42と減速装置43と変
速装置44,45とシャフト46,47により該雄ねじ
杆41,41,・・・を駆動して、該底板8全体を水平
状態で持ち上げるようにしてもよい。この場合、雌ねじ
と雄ねじ杆は底板8の前部と後部の中央2か所に設ける
ようにしてもよい。或いは、底板8を持ち上げる駆動装
置としては、油圧シリンダやエアシリンダ等でもよい。
更に、ケ−ス4とア−ム21,22,23と底板8とか
らなる平行リンク機構を持ち上げる駆動装置、或いは底
板8を持ち上げる駆動機構としては、ねじ機構や流体シ
リンダ等だけでなく、他のトッグル機構であってもよ
い。
であるが、前記底板8を持ち上げるための駆動装置は、
電動ウインチ12とワイヤ−ロ−プ9或いは平行リンク
機構と流体シリンダ25等に限らず、図20に示すよう
に、底板8の四隅に雌ねじを設けて雄ねじ杆41,4
1,・・・を螺合させ、モ−タ42と減速装置43と変
速装置44,45とシャフト46,47により該雄ねじ
杆41,41,・・・を駆動して、該底板8全体を水平
状態で持ち上げるようにしてもよい。この場合、雌ねじ
と雄ねじ杆は底板8の前部と後部の中央2か所に設ける
ようにしてもよい。或いは、底板8を持ち上げる駆動装
置としては、油圧シリンダやエアシリンダ等でもよい。
更に、ケ−ス4とア−ム21,22,23と底板8とか
らなる平行リンク機構を持ち上げる駆動装置、或いは底
板8を持ち上げる駆動機構としては、ねじ機構や流体シ
リンダ等だけでなく、他のトッグル機構であってもよ
い。
【0032】なお、この発明のロ−リ−輸送車は、荷台
2の上に載せるケ−ス4に内袋6及び底板8等を設置す
る例で説明したが、勿論内袋6を設けたケ−ス4は、粉
粒体をトレ−ラ−等で運搬する場合にも適用することが
できる。また、内袋6は、例えば、図10に示すよう
に、はね上げ板5の金具5eと排出金具7aに接続する
構成としたが、このはね上げ板5をなくして該内袋6の
前部を柔軟な布地で密封し、該布地或いは内袋6の前部
の上側に粉粒体注入管と後部下部に排出金具を設けるよ
うに構成してもよい。
2の上に載せるケ−ス4に内袋6及び底板8等を設置す
る例で説明したが、勿論内袋6を設けたケ−ス4は、粉
粒体をトレ−ラ−等で運搬する場合にも適用することが
できる。また、内袋6は、例えば、図10に示すよう
に、はね上げ板5の金具5eと排出金具7aに接続する
構成としたが、このはね上げ板5をなくして該内袋6の
前部を柔軟な布地で密封し、該布地或いは内袋6の前部
の上側に粉粒体注入管と後部下部に排出金具を設けるよ
うに構成してもよい。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明のロ−リ
−輸送車によれば、次のように種々の特有の効果があ
る。 (1)従来は穀物や合成樹脂原料等の粉粒体の荷物は、
専用のタンクロ−リ−によらなければ輸送することが出
来なかったが、この発明のロ−リ−輸送車によれば、こ
のような粉粒体或いは液体でも輸送することができる。 (2)従来のタンクロ−リ−車で粉粒体を輸送すれば、
帰りは空の状態で帰らなければならず、輸送費のコスト
アップを招いていたが、このロ−リ−輸送車によれば、
行きは粉粒体等を輸送して帰りは通常の荷物を輸送する
ことができる。このため、輸送費用の低減を計ることが
できる。更に、全体の道路を走行するトラック等の台数
を削減することができる。 (3)また、この発明のロ−リ−輸送車によれば、粉粒
体をフレコンパックを使用してウイング車で運送する従
来の方式による積込み作業から帰庫に至るまでの経路を
比較しても大幅に有利となる。即ち、従来のフレコンパ
ックとウイング車による運搬作業の流れを示す図22
と、この発明のロ−リ−輸送車による作業の流れを示す
図19とを比較すれば明らかなように、その作業量を大
幅に低減することができる。このように、フレコンパッ
ク輸送に比較してもフレコンパック費、パレット費、回
収費、洗浄費等を削除することができるので経済的であ
る。
−輸送車によれば、次のように種々の特有の効果があ
る。 (1)従来は穀物や合成樹脂原料等の粉粒体の荷物は、
専用のタンクロ−リ−によらなければ輸送することが出
来なかったが、この発明のロ−リ−輸送車によれば、こ
のような粉粒体或いは液体でも輸送することができる。 (2)従来のタンクロ−リ−車で粉粒体を輸送すれば、
帰りは空の状態で帰らなければならず、輸送費のコスト
アップを招いていたが、このロ−リ−輸送車によれば、
行きは粉粒体等を輸送して帰りは通常の荷物を輸送する
ことができる。このため、輸送費用の低減を計ることが
できる。更に、全体の道路を走行するトラック等の台数
を削減することができる。 (3)また、この発明のロ−リ−輸送車によれば、粉粒
体をフレコンパックを使用してウイング車で運送する従
来の方式による積込み作業から帰庫に至るまでの経路を
比較しても大幅に有利となる。即ち、従来のフレコンパ
ックとウイング車による運搬作業の流れを示す図22
と、この発明のロ−リ−輸送車による作業の流れを示す
図19とを比較すれば明らかなように、その作業量を大
幅に低減することができる。このように、フレコンパッ
ク輸送に比較してもフレコンパック費、パレット費、回
収費、洗浄費等を削除することができるので経済的であ
る。
【図1】この発明のロ−リ−輸送車の外観平面図であ
る。
る。
【図2】この発明のロ−リ−輸送車の側面図である。
【図3】この発明のロ−リ−輸送車の背面図である。
【図4】この発明のロ−リ−輸送車のケ−ス内部を示す
平面図である。
平面図である。
【図5】この発明のロ−リ−輸送車のケ−ス内部を示す
側面図である。
側面図である。
【図6】図5のA−A矢視図である。
【図7】図4のP部の拡大詳細斜視図である。
【図8】図4のQ部の拡大詳細斜視図である。
【図9】この発明のロ−リ−輸送車のケ−ス内下部に配
置した底板を押し上げる駆動装置のワイヤ巻き上げ機構
の斜視図である。
置した底板を押し上げる駆動装置のワイヤ巻き上げ機構
の斜視図である。
【図10】図10(A)はこの発明のロ−リ−輸送車の
ケ−ス内の前部に取り付けるはね上げ板の側面図であ
り、図10(B)は正面図、図10(C)は背面図、図
10(D)は平面図である。
ケ−ス内の前部に取り付けるはね上げ板の側面図であ
り、図10(B)は正面図、図10(C)は背面図、図
10(D)は平面図である。
【図11】この発明のロ−リ−輸送車のケ−スに配置す
る内袋の斜視図である。
る内袋の斜視図である。
【図12】この発明のロ−リ−輸送車のケ−スに内袋を
取り付けた状態の側面図である。
取り付けた状態の側面図である。
【図13】図13(A)は、はね上げ板の金具に内袋の
前端部を接合した状態の側面の一部拡大断面図であり、
図13(B)は、排出金具に内袋の前端部を接合した状
態の底部の一部拡大断面図である。
前端部を接合した状態の側面の一部拡大断面図であり、
図13(B)は、排出金具に内袋の前端部を接合した状
態の底部の一部拡大断面図である。
【図14】この発明のロ−リ−輸送車の荷台のケ−スを
持ち上げ傾斜させた状態の側面ずである。
持ち上げ傾斜させた状態の側面ずである。
【図15】図15(A)は、この発明のロ−リ−輸送車
の荷台のケ−ス内に配置した内袋を空にした状態の側面
図であり、図15(B)は、電動ウインチを駆動して底
板を押し上げ空の内袋を少し圧縮した状態の側面図であ
り、図15(C)は、電動ウインチを駆動して底板を押
し上げ空の内袋を圧縮し終えた 状態の側面図である。
の荷台のケ−ス内に配置した内袋を空にした状態の側面
図であり、図15(B)は、電動ウインチを駆動して底
板を押し上げ空の内袋を少し圧縮した状態の側面図であ
り、図15(C)は、電動ウインチを駆動して底板を押
し上げ空の内袋を圧縮し終えた 状態の側面図である。
【図16】この発明のロ−リ−輸送車の第2の実施の形
態を示す図であって、内袋を載置する底板の駆動装置の
変形例である。
態を示す図であって、内袋を載置する底板の駆動装置の
変形例である。
【図17】この発明のロ−リ−輸送車の第2の実施の形
態において、駆動装置を動作させて底板を上方へ移動さ
せた状態を示す図である。
態において、駆動装置を動作させて底板を上方へ移動さ
せた状態を示す図である。
【図18】この発明のロ−リ−輸送車の背面図であっ
て、内袋の変形例を示す図である。
て、内袋の変形例を示す図である。
【図19】この発明のロ−リ−輸送車を使用して粉粒体
(合成樹脂原料)を輸送する場合の樹脂製造プラントか
ら帰庫までの流れを示すフロ−チャ−ト図である。
(合成樹脂原料)を輸送する場合の樹脂製造プラントか
ら帰庫までの流れを示すフロ−チャ−ト図である。
【図20】この発明のロ−リ−輸送車のケ−ス内下部に
配置した底板を押し上げる機構であって雌ねじと雄ねじ
杆による押し上げ機構の斜視図である。
配置した底板を押し上げる機構であって雌ねじと雄ねじ
杆による押し上げ機構の斜視図である。
【図21】粉粒体等を輸送する従来のタンクロ−リ−車
の側面図である。
の側面図である。
【図22】フレコンパックを用いてウイング車で合成樹
脂原料の粉粒体を輸送する従来の輸送方式のフロ−チャ
−ト図である。
脂原料の粉粒体を輸送する従来の輸送方式のフロ−チャ
−ト図である。
1 車両 2 荷台 3 ケ−ス駆動装置 4 ケ−ス 5 はね上げ板 5c 軸 5d 注入管 5e 金具 6 内袋 7 排出口 7a 排出金具 8 底板 8f 底板フレ−ム 9 ワイヤ−ロ−プ 10a,10b,10c,10d ワイヤ−ガイド 11 注入口 12 電動ウインチ 14 ガイド板 15 ロ−ラ 31,32,33 ア−ム 34 リンク 35,36 シリンダ 37 スライド板 38 ばね 41 雄ねじ杆 50 ケ−ス内空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65D 88/60 B65D 88/60
Claims (9)
- 【請求項1】 車両の荷台に載せたケ−スと、該ケ−ス
を傾斜するように持ち上げる駆動装置と、粉粒体や流体
用の注入口と排出口を設け前記ケ−ス内部に配置される
内袋と、該内袋を押し上げるように上昇する底板と、該
底板の駆動装置と、より成るロ−リ−輸送車。 - 【請求項2】 車両の荷台に載せたケ−スと、該ケ−ス
を傾斜するように持ち上げる駆動装置と、前記ケ−ス内
部の前部に配置され粉粒体や液体を注入する注入管と金
具とこれら注入管と金具を固定しケ−スに上部を回動可
能に枢着した板材とよりなるはね上げ板と、 該ケ−ス内部の後部に配置され排出口を設けた排出金具
と、 前記はね上げ板の金具と排出金具との間に接続される柔
軟かつ丈夫な内袋と、 前記ケ−ス内下部に配置され前記内袋を押し上げるよう
に上昇する底板と、 該底板を押し上げる駆動装置と、 より成るロ−リ−輸送車。 - 【請求項3】 底板を押し上げる駆動装置は、該底板の
端部に連結したワイヤ−ロ−プと、ケ−ス端縁に沿って
配置したワイヤ−ガイドと、ワイヤ−ロ−プを巻き取る
電動ウインチと、よりなることを特徴とする請求項1若
しくは請求項2に記載のロ−リ−輸送車。 - 【請求項4】 底板を押し上げる駆動装置は、該底板に
設けた雌ねじと、該雌ねじに螺合させた雄ねじ杆と、該
雄ねじ杆を回転駆動する駆動装置と、とよりなることを
特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載のロ−リ−
輸送車。 - 【請求項5】 底板を押し上げる駆動装置は、流体シリ
ンダであることを特徴とする請求項1若しくは請求項2
に記載のロ−リ−輸送車。 - 【請求項6】 底板を押し上げる駆動装置は、該底板と
ケ−スとこれら底板とケ−スに両端部が回動自在に枢着
され且つ一定間隔に配置された複数のア−ムとで構成さ
れるリンク機構と、該リンク機構を上方に駆動する流体
シリンダと、より成る駆動装置である請求項1に記載の
ロ−リ−輸送車。 - 【請求項7】 ア−ムは、一方を他方に嵌め入れ可能と
した上部ア−ムと下部ア−ムとより成るア−ムとすると
共にこれらのア−ムはばねにより伸縮するように形成し
たものである請求項6に記載のロ−リ−輸送車。 - 【請求項8】 底板は、内袋に粉粒体が収容されていな
い状態では、ケ−スの床面より若干浮き上がらせるよう
にしてあることを特徴とする請求項1乃至請求項7のい
ずれかに記載のロ−リ−輸送車。 - 【請求項9】 内袋は、その上部側をラウンド状に形成
してあることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいず
れかに記載のロ−リ−輸送車。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP10479398A JP3491069B2 (ja) | 1997-04-16 | 1998-04-15 | ローリー輸送車 |
Applications Claiming Priority (3)
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JP9925997 | 1997-04-16 | ||
JP9-99259 | 1997-04-16 | ||
JP10479398A JP3491069B2 (ja) | 1997-04-16 | 1998-04-15 | ローリー輸送車 |
Publications (2)
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JPH111141A true JPH111141A (ja) | 1999-01-06 |
JP3491069B2 JP3491069B2 (ja) | 2004-01-26 |
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JP10479398A Expired - Fee Related JP3491069B2 (ja) | 1997-04-16 | 1998-04-15 | ローリー輸送車 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3491069B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2005011683A1 (ja) * | 2003-08-04 | 2007-10-04 | 杏林製薬株式会社 | 経皮吸収型製剤 |
JP2020528384A (ja) * | 2017-07-20 | 2020-09-24 | ジービーエス ディ ベルドリギ グラツィアーノGbs Di Beldrighi Graziano | 貨物輸送用の形態変形可能な車両 |
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-
1998
- 1998-04-15 JP JP10479398A patent/JP3491069B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3491069B2 (ja) | 2004-01-26 |
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