JPH11113831A - 洗浄機 - Google Patents

洗浄機

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JPH11113831A
JPH11113831A JP9277674A JP27767497A JPH11113831A JP H11113831 A JPH11113831 A JP H11113831A JP 9277674 A JP9277674 A JP 9277674A JP 27767497 A JP27767497 A JP 27767497A JP H11113831 A JPH11113831 A JP H11113831A
Authority
JP
Japan
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hot water
cleaning
storage tank
rinsing
water storage
Prior art date
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Pending
Application number
JP9277674A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamatomo Kouizumi
玲智 幸泉
Sumio Inoue
純男 井上
Sadamu Kamoto
定 嘉本
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L15/00Washing or rinsing machines for crockery or tableware
    • A47L15/42Details
    • A47L15/4291Recovery arrangements, e.g. for the recovery of energy or water
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L15/00Washing or rinsing machines for crockery or tableware
    • A47L15/0076Washing or rinsing machines for crockery or tableware of non-domestic use type, e.g. commercial dishwashers for bars, hotels, restaurants, canteens or hospitals
    • A47L15/0078Washing or rinsing machines for crockery or tableware of non-domestic use type, e.g. commercial dishwashers for bars, hotels, restaurants, canteens or hospitals with a plurality of fluid recirculation arrangements, e.g. with separated washing liquid and rinsing liquid recirculation circuits
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B40/00Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒータへの通電を特定の期間(時間)のみと
して、ヒータによる消費電力量を少なくすること。 【解決手段】 洗浄行程前の初期給湯行程時に機外給湯
源から貯湯タンク23にその上方から給湯されるととも
に貯湯タンク23からオーバーフローによって洗浄タン
ク21に洗浄液が供給されるように構成し、洗浄行程に
て洗浄ノズル13,15から噴射される洗浄液によって
被洗浄物Aが洗浄されるとともに、すすぎ行程にてすす
ぎノズル17,19から噴射されるすすぎ湯にて被洗浄
物Aがすすがれるようにした洗浄機において、初期給湯
行程前に貯湯タンク23が空状態となるように構成する
とともに、ヒータ51への通電を貯湯タンク23への給
湯開始によってヒータ51が湯に浸漬した後からすすぎ
行程の開始によってヒータ51が湯から露出するまでの
間の設定期間とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食器等の被洗浄物
を洗浄液とすすぎ湯にて洗浄するための洗浄機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の洗浄機の一つとして、洗浄ノズ
ルに洗浄配管を通して供給される洗浄液を収容する洗浄
タンクと、ヒータを内蔵しすすぎノズルにすすぎ配管を
通して供給されるすすぎ湯を貯える貯湯タンクとを備え
て、洗浄行程前の初期給湯行程時に機外給湯源から前記
貯湯タンクにその上方から給湯されるとともに前記貯湯
タンクからオーバーフローによって前記洗浄タンクに洗
浄液が供給されるように構成し、洗浄行程にて前記洗浄
ノズルから噴射される洗浄液によって被洗浄物が洗浄さ
れるとともに、すすぎ行程にて前記すすぎノズルから噴
射されるすすぎ湯にて前記被洗浄物がすすがれるように
したものがあり、例えば特開平3−99623号公報に
示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した公報の洗浄機
においては、貯湯タンクに内蔵したヒータが貯湯タンク
内の湯温を検出する温度検出装置によって通電を制御さ
れるようになっていて、洗浄機が運転を長時間停止して
いるとき貯湯タンク内の湯温を設定温度(80℃程度)
に維持するために設けられている。また、貯湯タンクか
らオーバーフローによって前記洗浄タンクに洗浄液が供
給される場合(初期給湯行程時)を除いて、貯湯タンク
内の液位(水位)を設定範囲に維持する(貯湯タンク内
に所定量の湯を確保する)ために、貯湯タンクに対応し
て配設した給湯弁の開閉を制御する液位検出装置が設け
られている。このため、洗浄機が運転を長時間停止して
いるときにも、貯湯タンク内に確保されている所定量の
湯の温度を設定温度(80℃程度)に維持するためにヒ
ータへの通電が制御されて、ヒータにて多量の電力(エ
ネルギー)が消費される。
【0004】また、上記した公報の洗浄機においては、
初期給湯行程時に所定量の湯が確保されている貯湯タン
クに機外給湯源から給湯されることにより、貯湯タンク
からオーバーフローによって洗浄タンクに洗浄液が供給
されるように構成されているため、機外給湯源から貯湯
タンクに給湯される給湯開始直後の低温湯(主として給
湯前に機外給湯源から貯湯タンク間の給湯配管に残留し
ているもの)がオーバーフローによって洗浄タンクに供
給されるおそれがあり、洗浄タンクに適温の洗浄液を供
給できないことがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
に対処すべくなされたものであり、洗浄ノズルに洗浄配
管を通して供給される洗浄液を収容する洗浄タンクと、
ヒータを内蔵しすすぎノズルにすすぎ配管を通して供給
されるすすぎ湯を貯える貯湯タンクとを備えて、洗浄行
程前の初期給湯行程時に機外給湯源から前記貯湯タンク
にその上方から給湯されるとともに前記貯湯タンクから
オーバーフローによって前記洗浄タンクに洗浄液が供給
されるように構成し、洗浄行程にて前記洗浄ノズルから
噴射される洗浄液によって被洗浄物が洗浄されるととも
に、すすぎ行程にて前記すすぎノズルから噴射されるす
すぎ湯にて前記被洗浄物がすすがれるようにした洗浄機
において、初期給湯行程前に前記貯湯タンクが空状態と
なるように構成するとともに、前記ヒータへの通電を前
記貯湯タンクへの給湯開始によって前記ヒータが湯に浸
漬した後からすすぎ行程の開始によって前記ヒータが湯
から露出するまでの間の設定期間としたことに特徴があ
る。この場合において、前記洗浄タンクに規定水位を検
出する水位センサを設けて、この水位センサによって規
定水位が検出されることにより前記機外給湯源から前記
貯湯タンクへの給湯が完了するように構成するのが望ま
しい。
【0006】
【発明の作用・効果】本発明による洗浄機においては、
ヒータへの通電を貯湯タンクへの給湯開始によってヒー
タが湯に浸漬した後からすすぎ行程の開始によってヒー
タが湯から露出するまでの間の設定期間としたため、ヒ
ータへの通電を特定の期間(時間)のみとすることがで
きて、ヒータによる消費電力量を少なくすることがで
き、省エネルギーの効果を得ることができる。
【0007】また、初期給湯行程前に貯湯タンクが空状
態となるように構成したため、機外給湯源から貯湯タン
クに給湯される給湯開始直後の低温湯は貯湯タンクの底
部に貯留され、またその後に連続して給湯される高温湯
が貯湯タンクの上部に貯留されて、この高温湯がオーバ
ーフローによって洗浄タンクに供給される。したがっ
て、洗浄タンクには貯湯タンクから高温湯のみが洗浄液
として供給されることとなり、初期給湯行程の完了時に
は洗浄タンクに適温の洗浄液が収容されて、洗浄行程の
初期から所期の洗浄効果を得ることができる。
【0008】また、本発明の実施に際して、洗浄タンク
に規定水位を検出する水位センサを設けて、この水位セ
ンサによって規定水位が検出されることにより機外給湯
源から貯湯タンクへの給湯が完了するように構成した場
合には、貯湯タンクに水位センサが不要で、貯湯タンク
の構成をシンプルかつコンパクトとすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明による洗浄機を示
していて、この洗浄機は家庭用の食器洗浄機であって、
箱形の本体11内に洗浄ノズル13,15及びすすぎノ
ズル17,19がそれぞれ上下一対で対向配置されてい
る。また、本体11の底部に洗浄タンク21が一体的に
形成されるとともに、本体11の背部に貯湯タンク23
が配設されている。なお、本体11の前方に設けた開口
は開閉扉(図示省略)によって開閉されるようになって
いて、本体11と開閉扉によって仮想線にて示した被洗
浄物A(ラックBに収容された食器)を収容可能な洗浄
室Rが形成されるようになっている。また、各洗浄ノズ
ル13,15及び各すすぎノズル17,19は、それぞ
れ周知のもので、内部に圧送される洗浄液及びすすぎ湯
を回転しながら被洗浄物Aに向けて噴射する多数の噴射
口(図示省略)を備えている。
【0010】洗浄タンク21は、各洗浄ノズル13,1
5に洗浄配管P1を通して供給される洗浄液を所要量
(規定水位で略5リットル程度)収容するもので、洗浄
液は本体11の背面上部と貯湯タンク23の前面上部を
連通させる連通管25と本体11内の洗浄室R背部を通
して貯湯タンク23の上部から洗浄行程前の初期給湯行
程時に供給されるようになっており、洗浄配管P1には
電動式の洗浄ポンプ31が介装されている。洗浄ポンプ
31は、制御装置(図示省略)によって洗浄行程時に駆
動されるようになっていて、この洗浄ポンプ31の駆動
によって洗浄タンク21内の洗浄液が各洗浄ノズル1
3,15に圧送されて周知のように被洗浄物Aに噴射さ
れるようになっている。
【0011】また、洗浄タンク21には、洗浄タンク2
1内の湯を機外に排水するための排水配管P2が接続さ
れていて、排水配管P2には制御装置によって排水行程
時に駆動される電動式の排水ポンプ33が介装されてお
り、この排水ポンプ33の駆動によって洗浄タンク21
内の湯が機外に排水されるようになっている。また、洗
浄タンク21には、内部の水位が規定水位以上となった
とき制御装置にON信号を出力する水位センサ41と、
内部の水位がオーバーフロー水位(規定水位より所定量
高い異常水位)以上となったとき制御装置にON信号を
出力する水位センサ43が配設されている。なお、オー
バーフロー水位を検出する水位センサ43が制御装置に
ON信号を出力すると、制御装置によって排水ポンプ3
3が所定時間駆動されるとともに、警告手段(例えば、
ブザー、ランプ)が作動するようになっている。
【0012】貯湯タンク23は、図1では洗浄タンク2
1より大きく図示されているが実際には洗浄タンク21
より小さくて、各すすぎノズル17,19にすすぎ配管
P3を通して供給されるすすぎ湯を設定量(すすぎ行程
にて消費される容量であり、洗浄タンク21の規定水位
にて収容される容量より少ない略3.5リットル)貯え
るもので、すすぎ湯は貯湯タンク23の背面上部に配設
した給湯配管P4を通して貯湯タンク23の上方から洗
浄行程前の初期給湯行程時に供給されるようになってお
り、すすぎ配管P3には電動式のすすぎポンプ35が介
装され、また給湯配管P4には電磁式で常閉形の開閉バ
ルブ37が介装されている。
【0013】すすぎポンプ35は、制御装置によってす
すぎ行程時に駆動されるようになっていて、このすすぎ
ポンプ35の駆動によって貯湯タンク23内のすすぎ湯
が各すすぎノズル17,19に圧送されて周知のように
被洗浄物Aに噴射されるようになっている。また開閉バ
ルブ37は、制御装置によって初期給湯行程の開始時に
開かれるようになっていて、この開閉バルブ37の開動
作によって例えばガス湯沸かし器(図示省略)等の機外
給湯源から50℃程度の湯が貯湯タンク23に注がれる
ようになっている。なお、開閉バルブ37は水位センサ
41から制御装置にON信号が出力された時(初期給湯
行程の完了信号出力時)に閉動作するようになってお
り、これによって洗浄タンク21に所定量の洗浄液が収
容されるとともに貯湯タンク23に設定量のすすぎ湯が
貯えられて初期給湯行程が完了するようになっている。
【0014】また、貯湯タンク23には、電気式のヒー
タ51が内蔵されるとともに、サーミスタ53が取付け
られており、また上方の洗浄ノズル13に洗浄液を供給
する洗浄配管の一部P1aが螺旋状とされてすすぎ湯中
に浸漬するように配設されている。ヒータ51は、通電
によって貯湯タンク23内のすすぎ湯を加熱昇温させる
もので、制御装置によって水位センサ41から制御装置
にON信号が出力された時(洗浄タンク21に所定量の
洗浄液が収容されるとともに貯湯タンク23に設定量の
すすぎ湯が貯えられる時であり、給湯配管P4を通して
機外給湯機から貯湯タンク23に給湯が完了した時)に
通電開始され、またすすぎポンプ35が駆動開始すると
同時(すすぎ行程の開始時)に通電停止されるようにな
っている。サーミスタ53は、貯湯タンク23内の湯温
を検出する温度センサであり、制御装置に接続されてい
て、このサーミスタ53によって貯湯タンク23内の湯
温が設定値(80℃)に達したことが検出されると、制
御装置が洗浄行程を完了するようになっている。
【0015】上記のように構成した食器洗浄機において
は、両タンク21,23が共に空の状態で、被洗浄物A
を本体11内の所定の位置に入れるとともに、洗剤を例
えばラックBに取付けた洗剤ケース(図示省略)に入れ
て開閉扉(図示省略)を閉じ、スタートスイッチ(押動
操作時にのみONする図示省略のスイッチ)を押すと、
制御装置によって各ポンプ31,33,35と開閉バル
ブ37の各作動及びヒータ51の通電・非通電がそれぞ
れ制御されて、以下に詳述する初期給湯行程、洗浄行
程、洗浄水の排水行程、すすぎ行程及びすすぎ湯の排水
行程が順次連続的に実行される。
【0016】初期給湯行程では、その開始時にスタート
スイッチのONに伴って開閉バルブ37が開き、給湯配
管P4を通して貯湯タンク23に機外給湯源から50℃
程度の湯が注がれる。かくして、貯湯タンク23に設定
量の湯が貯えられると、その後は貯湯タンク23からオ
ーバーフローによって連通管25と本体11内の洗浄室
R背部を通して洗浄タンク21に湯が供給され、洗浄タ
ンク21の水位が規定水位に達すると、水位センサ41
からON信号が出力されて開閉バルブ37が閉じ、これ
によって初期給湯行程が完了する。
【0017】また、初期給湯行程の完了後に実行される
洗浄行程では、水位センサ41からON信号が出力され
るのに伴ってヒータ51への通電が開始されて貯湯タン
ク23内の湯(すすぎ湯)が加熱昇温されるとともに、
洗浄ポンプ31が駆動を開始し、洗浄タンク21内の湯
(洗浄液)が洗浄配管P1を通して各洗浄ノズル13,
15に圧送され、各洗浄ノズル13,15から洗浄液が
被洗浄物Aに噴射されて被洗浄物Aが洗浄され、その後
に洗浄液は本体11内の洗浄室Rを下方に流れて洗浄タ
ンク21へと戻る。この洗浄行程では、洗剤が洗浄液に
溶けて洗浄液とともに被洗浄物Aに循環供給されるとと
もに、貯湯タンク23内のすすぎ湯中に浸漬している洗
浄配管の一部P1aにて洗浄液が加熱昇温される。この
洗浄行程は、貯湯タンク23内の湯温が設定値(80
℃)に達するまで実行され、貯湯タンク23内の湯温が
設定値(80℃)に達した時点で洗浄ポンプ31の駆動
が停止して、洗浄工程が完了する。
【0018】また、洗浄行程後に実行される洗浄水の排
水行程では、洗浄ポンプ31の駆動停止に伴って排水ポ
ンプ33が駆動を開始し、洗浄タンク21内の洗浄液が
排水管路P2を通して機外に排水される。この排水行程
は、設定時間(排水ポンプ33の吐出能力と洗浄タンク
21内の洗浄液量によって決定される)後に排水ポンプ
33の駆動が停止されることにより完了し、これによっ
て洗浄タンク21内の洗浄液は略全量が洗浄タンク21
から機外に排水される。
【0019】また、洗浄水の排水行程後に実行されるす
すぎ行程では、排水ポンプ33の停止に伴ってすすぎポ
ンプ35が駆動を開始すると同時に、ヒータ51への通
電が停止されて、貯湯タンク23内のすすぎ湯のヒータ
51による加熱昇温が終了するとともに、貯湯タンク2
3内のすすぎ湯がすすぎ配管P3を通して各すすぎノズ
ル17,19に圧送され、各すすぎノズル17,19か
らすすぎ湯が被洗浄物Aに噴射されて被洗浄物Aがすす
がれる。なお、被洗浄物Aをすすいだ後の湯は本体11
内の洗浄室Rを下方に流れて洗浄タンク21内に流入す
る。このすすぎ行程は、設定時間(すすぎポンプ35の
吐出能力と貯湯タンク23内のすすぎ湯量によって決定
される)後にすすぎポンプ35の駆動が停止することに
より完了し、これによって貯湯タンク23内のすすぎ湯
は略全量がすすぎ湯として使用されて消費される。
【0020】また、すすぎ行程後の所定時間(例えば5
分間)内に再使用の操作(すなわち、洗浄・すすぎが完
了した被洗浄物Aを本体11外に出した後に未洗浄・未
すすぎの被洗浄物Aを上述したように本体11内に入れ
て開閉扉を閉じ、その後にスタートスイッチを押す操
作)が行われないときに実行されるすすぎ湯の排水行程
では、所定時間の経過時に排水ポンプ33が駆動を開始
し、洗浄タンク21内のすすぎ湯が排水管路P2を通し
て機外に排水される。この排水行程は、設定時間(排水
ポンプ33の吐出能力と洗浄タンク21内に流入したす
すぎ湯量によって決定される)後に排水ポンプ33の駆
動が停止されることにより完了し、これによって洗浄タ
ンク21内のすすぎ湯は略全量が洗浄タンク21から機
外に排水される。なお、すすぎ行程後の所定時間内に再
使用の操作が行われた場合には、上述した初期給湯行
程、洗浄行程、洗浄水の排水行程及びすすぎ行程が順次
連続的に実行される。
【0021】上記した構成及び作動の説明から明らかな
ように、上記実施形態の食器洗浄機においては、洗浄配
管P1の一部P1aを貯湯タンク23内のすすぎ湯中に
浸漬するように配設したため、伝熱面積を十分に確保し
た上で洗浄配管P1内の洗浄液を貯湯タンク23内のす
すぎ湯(内蔵したヒータ51によって加熱されている)
によって加熱昇温させることができる。したがって、5
0℃程度の低温の洗浄液にて洗浄を開始して80℃に近
い高温の洗浄液にて洗浄を終了することが可能であり、
低温の洗浄液によって蛋白質成分や高温にされることに
より凝固するような汚れを洗浄行程の初期に的確に洗浄
することができるとともに、高温の洗浄液によって油質
成分等の汚れを洗浄行程の後期に的確に洗浄することが
できる。
【0022】また、50℃程度の低温の洗浄液にて洗浄
を開始することができるため、ガラス製食器等で冷たい
飲食物が入れられていた被洗浄物Aを洗浄する場合に
も、高温の洗浄液で洗浄を開始する場合のように急激な
温度上昇がなくて、急激的な温度上昇に起因する被洗浄
物Aの破損発生を防止することができる。
【0023】また、上記実施形態の食器洗浄機において
は、洗浄タンク21にヒータを設けることなく実施でき
るため、洗浄タンク21の清掃を容易に行うことができ
る。また、すすぎタンク23に内蔵したヒータ51を兼
用して洗浄ポンプ31によって循環供給される洗浄液を
加熱昇温させるため、コスト低減を図ることができる。
また、ヒータ51には食物かす等の汚れが付着しないた
め、ヒータ51の機能が汚れによって損なわれることは
ない。
【0024】また、上記実施形態の食器洗浄機において
は、貯湯タンク23内のすすぎ湯中に浸漬する洗浄配管
の一部P1aを螺旋状としたため、洗浄管路P1での流
路抵抗の増大を抑えながら貯湯タンク23内のすすぎ湯
中に浸漬する洗浄配管P1aの管路長を長くすることが
できて、伝熱面積の増大を図ることができ、洗浄配管P
1内の洗浄液を貯湯タンク23内のすすぎ湯にて効率よ
く加熱昇温させることができる。
【0025】また、上記実施形態の食器洗浄機において
は、上方の洗浄ノズル13に洗浄液を供給する洗浄配管
の一部P1aを収容するようにして貯湯タンク23が配
設されているため、洗浄配管P1の構成をシンプルに維
持して貯湯タンク23を配設でき、食器洗浄機全体をコ
ンパクトに構成することができる。
【0026】また、上記実施形態の食器洗浄機において
は、貯湯タンク23に同タンク23内の湯温を検出する
サーミスタ53を設けて、このサーミスタ53によって
検出される湯温が設定値(80℃)に達したときに洗浄
行程が完了するようにしたため、洗浄タンク21に供給
される洗浄液の温度が低い場合(50℃以下である場合
も含む)においても、少なくともすすぎ湯が設定値に達
して洗浄液が所定値に上昇するまでは洗浄行程を続行す
ることができて、高温の洗浄液によって油脂成分等の汚
れを確実に洗浄することができる。なお、貯湯タンク2
3内の湯温が設定値に達したときを基準として洗浄行程
の完了を決定する、例えば貯湯タンク23内の湯温が設
定値に達した後の設定時間後に洗浄行程が完了するよう
にして実施することも可能である。
【0027】また、上記実施形態の食器洗浄機において
は、ヒータ51への通電を洗浄タンク21及び貯湯タン
ク23への給湯完了時からすすぎ行程の開始時までの間
としたため、ヒータ51への通電を特定の期間(時間)
のみとすることができて、ヒータ51による消費電力量
を少なくすることができ、省エネルギーの効果を得るこ
とができる。また、初期給湯行程前に貯湯タンク23が
空状態となるように構成したため、機外給湯源から貯湯
タンク23に給湯される給湯開始直後の低温湯は貯湯タ
ンク23の底部に貯留され、またその後に連続して給湯
される高温湯が貯湯タンク23の上部に貯留されて、こ
の高温湯がオーバーフローによって洗浄タンク21に供
給される。したがって、洗浄タンク21には貯湯タンク
23から高温湯のみが洗浄液として供給されることとな
り、初期給湯行程の完了時には洗浄タンク23に適温の
洗浄液が収容されて、洗浄行程の初期から所期の洗浄効
果を得ることができる。
【0028】また、上記実施形態の食器洗浄機において
は、洗浄タンク21に規定水位を検出する水位センサ4
1を設けて、この水位センサ41によって規定水位が検
出されることにより機外給湯源から洗浄タンク21及び
貯湯タンク23への給湯が完了するように構成したた
め、貯湯タンク23に水位センサが不要で、貯湯タンク
23の構成をシンプルかつコンパクトとすることができ
る。
【0029】また、上記実施形態の食器洗浄機において
は、貯湯タンク23の貯水量を洗浄タンク21の貯水量
より少なくてすすぎ行程にて消費される容量とするとと
もに、洗浄行程とすすぎ行程間の洗浄水の排水行程にて
洗浄タンク21内の洗浄液が排水ポンプ33の駆動によ
り機外に排水されるように構成したため、ヒータ51に
よって加熱昇温された貯湯タンク23内のすすぎ湯をす
すぎ行程にて全て有効に使用することができて、エネル
ギー効率を高めることができ、省エネルギー効果を期待
することができる。また、食器洗浄機を連続的に使用す
る場合、すすぎ行程時に貯湯タンク23から洗浄タンク
21に流れるすすぎ湯を機外に排水させることなく、こ
のすすぎ湯を全て次回の洗浄液として使用することが可
能であり、これによって消費水量を少なくすることがで
きる。
【0030】上記実施形態においては、本発明を食器洗
浄機に実施したが、本発明は他の被洗浄物を洗浄する洗
浄機にも同様に実施し得るものである。また、上記実施
形態においては、貯湯タンク23内のすすぎ湯中に浸漬
する洗浄配管の一部P1aを螺旋状として実施したが、
これを他の形態、例えば蛇行状或いは蛇腹状として実施
することも可能である。また、上記実施形態において
は、上方の洗浄ノズル13に洗浄液を供給する洗浄配管
の一部P1aが貯湯タンク23に収容されるようにして
実施したが、下方の洗浄ノズル15に洗浄液を供給する
洗浄配管の一部あるいは各洗浄ノズル13,15への分
岐前の洗浄配管の一部が貯湯タンク23に収容されるよ
うにして実施することも可能である。
【0031】また、上記実施形態においては、ヒータ5
1への通電を洗浄タンク21及び貯湯タンク23への給
湯完了時(水位センサ41から制御装置にON信号が出
力された時)からすすぎ行程の開始時(すすぎポンプ3
5の駆動開始時)までの間としたが、このヒータ51へ
の通電期間(時間)は貯湯タンク23への給湯開始によ
ってヒータ51が湯に浸漬した後からすすぎ行程の開始
によってヒータ51が湯から露出するまでの間で適宜に
設定可能であり、上記実施形態に限定されるものではな
い。
【0032】また、上記実施形態においては、洗浄水の
排水行程後にすすぎ行程が実行されるようにするととも
に、すすぎ行程後において食器洗浄機を連続的に使用す
る場合に、すすぎ湯が次回の洗浄液の一部として利用さ
れて消費水量の低減を図るようにしたが、排水ポンプ3
3の吐出能力をすすぎポンプ35の吐出能力より十分に
高くして、洗浄水の排水行程とすすぎ行程が同時に実行
されるようにして実施することも可能である。この場合
には、すすぎ湯の排水行程も同時に実行される。
【0033】また、上記実施形態においては、洗浄ノズ
ル及びすすぎノズルがそれぞれ上下一対である(洗浄室
Rの下側と上側に洗浄ノズル及びすすぎノズルがそれぞ
れ配設されている)食器洗浄機に本発明を実施したが、
洗浄室Rの下側にのみ洗浄ノズル及びすすぎノズルが配
設されている食器洗浄機にも本発明は同様に実施し得る
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を家庭用の食器洗浄機に実施した一実
施形態を概略的に示す全体構成図である。
【符号の説明】
11…本体、13,15…洗浄ノズル、17,19…す
すぎノズル、21…洗浄タンク、23…貯湯タンク、2
5…連通管、31…洗浄ポンプ、33…排水ポンプ、3
5…すすぎポンプ、37…開閉バルブ、41…規定水位
を検出する水位センサ、43…オーバーフロー水位を検
出する水位センサ、51…ヒータ、53…サーミスタ
(温度センサ)、A…被洗浄物、P1…洗浄配管、P1
a…貯湯タンク内のすすぎ湯中に浸漬する洗浄配管の一
部、P2…排水配管、P3…すすぎ配管、P4…給湯配
管。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄ノズルに洗浄配管を通して供給され
    る洗浄液を収容する洗浄タンクと、ヒータを内蔵しすす
    ぎノズルにすすぎ配管を通して供給されるすすぎ湯を貯
    える貯湯タンクとを備えて、洗浄行程前の初期給湯行程
    時に機外給湯源から前記貯湯タンクにその上方から給湯
    されるとともに前記貯湯タンクからオーバーフローによ
    って前記洗浄タンクに洗浄液が供給されるように構成
    し、洗浄行程にて前記洗浄ノズルから噴射される洗浄液
    によって被洗浄物が洗浄されるとともに、すすぎ行程に
    て前記すすぎノズルから噴射されるすすぎ湯にて前記被
    洗浄物がすすがれるようにした洗浄機において、初期給
    湯行程前に前記貯湯タンクが空状態となるように構成す
    るとともに、前記ヒータへの通電を前記貯湯タンクへの
    給湯開始によって前記ヒータが湯に浸漬した後からすす
    ぎ行程の開始によって前記ヒータが湯から露出するまで
    の間の設定期間としたことを特徴とする洗浄機。
  2. 【請求項2】 前記洗浄タンクに規定水位を検出する水
    位センサを設けて、この水位センサによって規定水位が
    検出されることにより前記機外給湯源から前記貯湯タン
    クへの給湯が完了するように構成したことを特徴とする
    請求項1記載の洗浄機。
JP9277674A 1997-10-09 1997-10-09 洗浄機 Pending JPH11113831A (ja)

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