JPH11113693A - 低温ショーケース - Google Patents

低温ショーケース

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JPH11113693A
JPH11113693A JP28175697A JP28175697A JPH11113693A JP H11113693 A JPH11113693 A JP H11113693A JP 28175697 A JP28175697 A JP 28175697A JP 28175697 A JP28175697 A JP 28175697A JP H11113693 A JPH11113693 A JP H11113693A
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JP
Japan
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counter
showcase
main body
low
side wall
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Application number
JP28175697A
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English (en)
Inventor
Keiji Wakasa
啓二 若狭
Katsumi Sato
勝美 佐藤
Toshio Takita
敏夫 滝田
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Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レジカウンターに並設するのに最適な低温シ
ョーケースを提供する。 【解決手段】 ショーケース本体21の本体側壁21a
及び21cに上下に高さを調整可能なカウンター34を
付設した。これにより、この低温ショーケースをレジカ
ウンターRCに隣接させた際に、カウンター34とレジ
カウンターRCとを面一することができるので、このカ
ウンター34に商品かごを載せるとともに商品かごをレ
ジカウンターRC上に滑めらかに移動させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スーパーマーケッ
ト等の店舗においてレジカウンターに並設され、冷蔵又
は冷凍商品を収納販売する低温ショーケースに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵冷凍商品を収納販売する低温
ショーケースは、四方を断熱性の側壁で囲むように形成
したショーケース本体と、このショーケース本体下部に
設置した機械室と、この機械室内に圧縮機等からなる冷
却装置とを備えている。この低温ショーケースでは、シ
ョーケース本体の側壁の内側又はその上方の空間に商品
棚を配置して商品収納部としており、該商品収納部に冷
蔵又は冷凍商品を収納する。また、この商品収納部は冷
却装置によって冷却された空気を循環させることにより
収納した商品を冷却している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでスーパーマー
ケット等の店舗においては、購買者は店内を巡って所望
の商品を商品かごに入れ、最後にレジカウンターで精算
する。このレジカウンターにはレジスターが設置されて
おり、レジカウンターの片側はレジスターを操作する店
員が立つ店員用空間で、反対側は購買者が通過する通路
となっている。購買者はこの通路を一方通行に進行し、
混雑時にはレジカウンター上に商品かごを載せて通路上
で順番待ちをする。また、レジカウンターの購買者の進
行方向手前に商品棚を並設することがあり、この商品棚
にはつい買い忘れしやすい商品を中心とした種々の商品
を収納している。
【0004】しかしながら、この商品棚は冷却装置を備
えずに、専らタバコや電池等の非冷蔵冷凍商品を陳列す
るのが一般的であり、一方において、購買者は、商品が
暖まったり解凍したりして商品が変質しないように買物
の最後に冷蔵冷凍商品を商品かごに収めたいという要望
があった。また、販売者としても非冷蔵冷凍商品に加え
て冷蔵冷凍商品をレジカウンター手前に置くことにより
売上げを向上させたいという要望があった。
【0005】このような要望に応えるために、前述した
低温ショーケースをレジカウンター手前に並設すること
によりレジカウンター側方の通路でレジ作業を待つ購買
者が商品を手にすることができるようにすることも考え
られるが、この場合には以下のような問題点があった。
即ち、1)レジカウンターの側方まで来れば、商品かご
をこのレジカウンターに載せて待機できるが、低温ショ
ーケースの側方においては重い商品かごを持ったままな
のでイライラして待たなくてはならない、2)前記1)
と同じ理由から、商品かごを持ったまま商品棚に収納さ
れた商品を手に取るのが困難である、3)低温ショーケ
ースとレジカウンターは別々のコンセプトやニーズで作
られるため、例えば低温ショーケースの存在がレジ待ち
の購買者に対して圧迫感を与える等のデザイン上の不具
合がある、4)レジカウンター側方の通路に連なる低温
ショーケースの側方の空間が、レジ待ちのための通路と
しての空間であるのか否かが明確にならないので、低温
ショーケースの周りにレジ待ちでない通常の購買者が集
まりレジ待ち購買者の流れが妨げられてレジ作業の効率
化が図れず、従って、販売効率が低下する、という問題
点があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、レジカウンターに並
設するのに最適な低温ショーケースを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、複数の側壁を周囲に連ねて形成
したショーケース本体と、該ショーケース本体内に設置
された冷却装置とを備え、ショーケース本体の一側壁面
とレジカウンターの通路側側面とが連なるようにレジカ
ウンターに並設した低温ショーケースにおいて、ショー
ケース本体側壁の上端面のうち少なくとも前記レジカウ
ンターと隣接する部位をレジカウンター上面に対してほ
ぼ面一となるように形成したことを特徴とする。
【0008】この発明によれば、ショーケース本体側壁
の上端面のうち少なくとも前記レジカウンターと隣接す
る部位をレジカウンター上面に対してほぼ面一となって
いるので、商品かご等を該側壁上面に載置したままレジ
カウンター上へ滑動させることができる。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
低温ショーケースにおいて、レジカウンターの通路側側
面と連なるショーケース本体側壁を、該側壁に隣接する
部位よりも高くなるように形成したことを特徴とする。
【0010】さらに、請求項3の発明は、請求項1記載
の低温ショーケースにおいて、レジカウンターの通路側
側面と連なるショーケース本体側壁を、その上面のうち
少なくともレジカウンターと隣接する部位の高さが該レ
ジカウンター上面よりも高くなるように形成したことを
特徴とする。
【0011】さらに、請求項4の発明は、請求項1記載
の低温ショーケースにおいて、レジカウンターの通路側
側面と連なるショーケース本体側壁を、該側壁に隣接す
る他のショーケース本体側壁の該隣接部位よりも高くな
るように形成したことを特徴とする。
【0012】一般的に、商品かごの底面には「足」と呼
ばれる突起が形成されている。これらの発明によれば、
ショーケース本体側壁のうち通路側の側壁上に商品かご
の底面が接するように載置し、この商品かごをレジカウ
ンター上へ移動させる際に、商品かご底面の足がレジカ
ウンターに引っ掛かることなく滑らかに移動させること
ができる。特に請求項4の発明では、ショーケース本体
側壁に商品かごを載せる際に、商品かごの足が他のショ
ーケース本体側壁に引っ掛かることなくスムーズに載せ
ることができる。
【0013】さらに、請求項5の発明は、複数の側壁を
周囲に連ねて形成したショーケース本体と、該ショーケ
ース本体内に設置された冷却装置とを備え、ショーケー
ス本体の一側壁面とレジカウンターの通路側側面とが連
なるようにレジカウンターに並設した低温ショーケース
において、ショーケース本体に商品かごを載置可能なカ
ウンターをレジカウンターに隣接するように付設したこ
とを特徴とする。
【0014】この発明によれば、購買者は、カウンター
越しに商品を手に取ることができるので、低温ショーケ
ースの側方でレジ作業を待ちながら商品の選択購入がで
きる。これにより売上を向上することができる。またこ
の時、購買者は商品かごをカウンターに載置しながら低
温ショーケースの商品を手に取ることができるので、利
便性の高いものとなる。これは、特に、商品が飲料等の
重量のあるものの場合に有効である。
【0015】さらに、請求項6の発明は、請求項5記載
の低温ショーケースにおいて、前記カウンターのうち少
なくとも前記レジカウンターと隣接する部位をレジカウ
ンター上面に対してほぼ面一となるように形成したこと
を特徴とする。
【0016】この発明によれば、ショーケース本体に付
設した前記カウンターのうち少なくとも前記レジカウン
ターと隣接する部位をレジカウンター上面に対してほぼ
面一となっているので、商品かご等を該カウンター上に
載置したままレジカウンター上へ滑動させることができ
る。従って、快適にレジ作業を待つことができる利便性
の高いものとなる。
【0017】さらに、請求項7の発明は、請求項5又は
6何れか1項記載の低温ショーケースにおいて、前記カ
ウンターをレジカウンターの通路側側面と連なるショー
ケース本体側壁に付設したことを特徴とする。
【0018】この発明によれば、該側壁に付設されたカ
ウンターをレジカウンターに亘って上面が滑らかに隣接
するように形成しているので、ショーケース本体の該側
壁の側方空間がレジカウンター側方通路の延長として購
買者に強く印象づけることができる。また、カウンター
の取り付け及び取り外しが容易であるため、レジカウン
ターに応じて大きさや材質等の変更を容易に行うことが
できる。
【0019】さらに、請求項8の発明は、請求項5〜7
何れか1項記載の低温ショーケースにおいて、前記カウ
ンターの付設部を、ショーケース本体側壁の内側に配置
したことを特徴とする。
【0020】この発明によれば、カウンターの取り付け
部がショーケース本体側壁の内側に配置されているの
で、外観に優れたものになるとともに、該取り付け部が
通路を通行する購買者等にぶつかることがない。
【0021】さらに、請求項9の発明は、請求項5〜8
何れか1項記載の低温ショーケースにおいて、前記カウ
ンターの上面高さを調整する調整機構を備えたことを特
徴とする。
【0022】この発明によれば、カウンターの上面高さ
を調整する調整機構を備えているので、種々のレジカウ
ンターに容易に対応することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態にかかる
低温ショーケースについて図1乃至図4を参照して説明
する。図1は低温ショーケースの外観を示す斜視図、図
2は低温ショーケースの図1におけるA線矢視方向断面
図、図3は低温ショーケース上に商品かごを置いた様子
を示す斜視図、図4及び図5は低温ショーケース上に商
品かごを置いた様子を示す断面図である。
【0024】この低温ショーケースは、四方を断熱性の
本体側壁1a〜1dに囲まれたショーケース本体1の下
側に機械室3を設けるとともに、このショーケース本体
1の内側に上面開口の内箱2を配置し、該内箱2に商品
Gを収納可能としている。ショーケース本体1と内箱2
との間には冷風通路4が形成され、この冷風通路4には
蒸発器5及び蒸発器ファン6が設置されている。また、
本体側壁1b内側の内箱側壁2b及び本体側壁1bに対
向する本体側壁1dの内側の内箱側壁2dには、上部に
それぞれ所定幅のスリットである吸入口7及び吐出口8
が形成されている。蒸発器5によって冷却された冷気は
蒸発器ファン6で送風され、冷風通路4→吐出口8→吸
入口7という循環を行うことによりショーケース本体1
の上面にエアカーテンを形成し、これにより低温ショー
ケース内を冷却維持している(図2の点線矢印参照)。
尚、機械室3には、凝縮器9、凝縮器ファン10、圧縮
機11が配置されており、この圧縮機11を駆動させる
ことにより蒸発器5を冷却している。また、機械室3の
下部四隅にはキャスタWが付設されており低温ショーケ
ースを移動容易にしている。
【0025】ところで、この低温ショーケースは、スー
パーマーケット等の店舗において、本体側壁1a及び1
cの側面が、レジカウンターRCの通路側側面と連なる
ように並設されるものである。本実施の形態にかかる低
温ショーケースは、このレジカウンターRCに対応すべ
く本体側壁1a〜1dを以下のように形成している。即
ち、本体側壁1b、及び、レジカウンターRCと側面で
隣接する本体側壁1dは、該本体側壁1d上面とレジカ
ウンターRC上面がほぼ面一となって滑らかに連なるよ
うに、高さH2をレジカウンターRCの上面高さHRと
ほぼ等しくしている。また、レジカウンターRCの通路
側側面と連なる本体側壁1a及び1dは、その高さH1
がレジカウンターRCの上面高さHRよりもわずかに高
くなるように形成している。ここで、本体側壁1a及び
1cの上面高さH1と本体側壁1b及び1dの上面高さ
H2は、その差(H2−H1)が少なくとも後述する商
品かごBの足Lの高さ以上となるようにする。尚、レジ
カウンターRCにはレジスターRが備えられており、こ
れを挟んで一方が店員用空間、他方が通路用空間とな
る。
【0026】この低温ショーケースは、前述したように
レジカウンターRCの通路側側面と連なるように並設さ
れるため、本体側壁1a及び1cの側方もレジカウンタ
ーRCへの通路として機能することになる。従って、本
体側壁1a又は1cの側方でレジ待ちをする購買者は、
図3及び図4に示すように種々の商品を収容した商品か
ごBを本体側壁1a上面に置くことができるとともに、
低温ショーケース内の商品Gを手に取ることができる。
ここで商品かごBは、スーパーマーケット等の店舗にお
いて一般的に使用される底面四隅に足Lを備えたもので
あり、本体側壁1a及び1dの上面に足Lを除く底面を
接して載置可能である。購買者がレジ待ちの位置をレジ
カウンターRC方向へ移動する際には、商品かごBに横
方向の力を付与すれば商品かごBは本体側壁1a又は1
c上を摺動する。さらに、図5に示すように、レジ待ち
位置が低温ショーケースの側方からレジカウンターRC
の側方まで移動する際にも、本体側壁1a及び1cの上
面高さH1が、レジカウンターRCの上面高さHR並び
に本体側壁1b及び1dの上面高さH2よりも、少なく
とも商品かごBの足Lの長さよりも高くなっているの
で、この足LがレジカウンターRCや本体側壁1b又は
1dに引っ掛かることなく滑らかに移動できる。
【0027】以上詳述したように、第1の実施形態にか
かる低温ショーケースは、本体側壁1b及び1dの上端
面が並設するレジカウンターRCの上面に対してほぼ面
一となっており、さらに、本体側壁1a及び1cが本体
側壁1b及び1dよりもわずかに高くなっている。従っ
て、本体側壁1a又は1cに上面に商品かごBの底面が
接するように載置し、レジカウンター上へ移動させる際
に、商品かごBの足LがレジカウンターRCや本体側壁
1dに引っ掛かることなく滑らかに移動させることがで
きる。これにより、レジ待ちの購買者に対して不快感を
与えることがない好ましいものとなる。
【0028】次に、本発明の第2の実施形態にかかる低
温ショーケースについて図6乃至図10を参照して説明
する。図6は低温ショーケースの外観を示す斜視図、図
7は低温ショーケースの図6におけるB線矢視方向断面
図、図8は低温ショーケースのカウンターを説明する分
解斜視図、図9はカウンターの取付け構造を説明する断
面図、図10はカウンターの他の例を示す斜視図であ
る。
【0029】この低温ショーケースは、四方を断熱性の
本体側壁21a〜21dに囲まれたショーケース本体2
1の下側に機械室29を設けるとともに、ショーケース
本体21の上方に商品を収納する商品棚を複数設けてい
る。ショーケース本体21は、高さを同じくする断熱性
の板状部材である本体側壁21a〜21dと底板21e
からなる箱状のものであり、その内側上部を覆ってショ
ーケース本体21の内側と外部とを仕切る敷板23を設
けている。これによりショーケース本体21の内側と敷
板23によって囲まれた空間を冷風通路24としてい
る。また、この冷風通路24内の後述する冷風ダクト2
7下部には蒸発器25及び冷風ファン26が設置されて
いる。
【0030】敷板23は矩形の板状部材であり、本体側
壁21a〜21cに隣接する三辺の周縁部には吸入口2
3aを備えてショーケース本体21内側の冷風通路24
に空気を連通可能としている。
【0031】ショーケース本体21には、前記敷板23
を貫通して上方に設けられた断面矩形の冷風ダクト27
が本体側壁21dに沿うようにして設置されている。こ
れにより、敷板23により仕切られたショーケース本体
21内側の冷風通路24と連通可能としている。また、
この冷風ダクト27上部には、前記敷板23の吸入口2
3a方向に向けて吐出口27aが設置されている。ま
た、冷風ダクト27には、敷板23と吐出口27aとの
間に、該冷風ダクト27を囲むようにして商品棚28が
配置されている。この商品棚28は縦方向に複数配置さ
れており、下のものほど面積が大きいものが配置されて
いる。
【0032】以上の構成から、蒸発器25によって冷却
された冷気は蒸発器ファン26で送風され、冷風通路2
4→冷風ダクト27→吐出口27a→吸入口24aとい
う循環を行うことによりエアカーテンを形成し、低温シ
ョーケース内に収納された商品を冷却維持している(図
7の点線矢印参照)。
【0033】機械室29には、凝縮器30、凝縮器ファ
ン31、圧縮機32が配置されており、この圧縮機32
を駆動させることにより前記蒸発器25を冷却してい
る。また、この機械室29には、室内空気を排出するた
めの排気ダクト33が設けられており、機械室29の側
面に設けた機械室吸入口29aから吸入された空気が付
設凝縮器30によって加熱され、この加熱された空気が
この排気ダクト33を介して外部へ排出される(図7の
一点鎖線矢印参照)。この排気ダクト33は、前記冷風
ダクト27の外側に沿って設けられており、吐出口27
aの上方に排気口33aを配置している。この排気口3
3aは、本体側壁21dの外側方向へ暖気がいかないよ
うに斜め上方を向いて形成している。尚、この機械室2
9の底面四隅にはキャスタWが設けられており、低温シ
ョーケースを移動容易にしている。
【0034】このショーケース本体21の本体側壁21
a及び21cには、図8及び図9に示すように、カウン
ター34が付設されている。このカウンター34は、第
1の実施形態において述べた商品かごBを載置するため
のもので、本体側壁21aとほぼ同じ長さを備えた板状
部材からなる。また、カウンター34は、L字状のパイ
プ35及び取付け部材36を介して本体側壁21a及び
21cに付設されている。このL字状パイプ35はナッ
ト35aにより取付け部材36に締着されている。これ
により、ナット35aを緩めることでL字状パイプ35
を上下に移動して、カウンター34の上面高さを調整す
ることができる。また、L字状パイプ35に設けられた
長孔35bにボルト37を下方より貫通させてカウンタ
ー34を取付けている。この長孔35bはL字状パイプ
35の長手方向に長く形成されているので、カウンター
34の水平位置を調整することができる(図9参照)。
尚、L字状パイプ35にナットをはめ込んで、カウンタ
ー34とL字状パイプ35との間隔を調整をすることに
よりカウンター34の上面高さを調節しても良い。
【0035】以上詳述したように、第2の実施形態にか
かる低温ショーケースでは、ショーケース本体21の本
体側壁21a及び21cの側面にカウンター34が付設
されており、さらに、カウンター34上面の高さ位置を
調整可能としている。これにより、スーパーマーケット
等の店舗においてレジカウンターRCと並設した際に、
カウンター34をレジカウンターRC上面高さと面一と
することができるので、カウンター34に載置した商品
かごBをレジカウンターRC上に滑らかに移動させるこ
とができる。これにより、レジ待ちの購買者に対して不
快感を与えることがない好ましいものとなる。また、カ
ウンター34は水平方向に位置を調整可能であるため、
レジカウンターRCとカウンター34の縁を合わせるこ
とにより、通路を移動する購買者が引っ掛かることな
く、さらに、レジカウンターRCとの一体感を高めるこ
とができる。また、カウンター34が設けられているこ
とにより、低温ショーケース側方の空間がレジカウンタ
ーRC側方の通路の延長として購買者に印象づけること
ができる。
【0036】尚、本実施の形態にかかる低温ショーケー
スでは、カウンター34を本体側壁1a及び1cの外側
面に付設したが、図10に示すように、内側面に付設し
ても良い。この場合には、取り付け部材36等が隠れて
購買者等から見えづらくなるので、外観に優れたものに
なるとともに、取り付け部材36等が側方を通行する購
買者等にぶつかることがない。
【0037】また、本実施の形態にかかる低温ショーケ
ースでは、カウンター34として板状部材を用いたが、
図11の概略斜視図に示すように、パイプ等で形成して
もよい。
【0038】さらに、カウンター34として、図12乃
至図14の概略平面図に示すように、三角形状(図12
参照)、台形状(同13参照)にしたり、矩形の板状部
材の角を落とすことにより(同14参照)、カウンター
34横の通路幅を調整するようにしてもよい。この場合
には、カウンター34横の通路入り口が広くなるので、
購買者は圧迫感を感じずにレジカウンターRC横に進入
することができる。また、カウンター34の幅と低温シ
ョーケース21の長さが異なる場合に有効である。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の低温ショ
ーケースによれば、ショーケース本体側壁或いはショー
ケース本体に付設したカウンター上面のうち少なくとも
レジカウンターと隣接する部位をレジカウンター上面に
対してほぼ面一となっているので、商品かご等を側壁上
端面或いはカウンター上に載置したままレジカウンター
上へ滑動させることができる。また、これと同時にレジ
作業を待つ購買者が通路で並びながら商品を購入できる
という効果を有する。従って、レジ待ちの購買者に時間
待ちの不快感を与えることがない好ましいものとなる。
特に、請求項2〜4記載の低温ショーケースによれば、
商品かご等を通路側のショーケース本体側壁上に載せ、
該側壁上をレジカウンター上へ滑動する際に、商品かご
の底面に付設されている「足」が引っかかることなくス
ムーズに移動させることができる。
【0040】また、請求項5の低温ショーケースよれ
ば、購買者は、カウンター越しに商品を手に取ることが
できるので、低温ショーケースの側方でレジ作業を待ち
ながら商品の選択購入ができる。これにより売上を向上
することができる。またこの時、購買者は商品かごをカ
ウンターに載置しながら低温ショーケースの商品を手に
取ることができるので、利便性の高いものとなる。これ
は、特に、商品が飲料等の重量のあるものの場合に有効
である。
【0041】さらに、請求項6の低温ショーケースによ
れば、ショーケース本体に付設した前記カウンターのう
ち少なくとも前記レジカウンターと隣接する部位をレジ
カウンター上面に対してほぼ面一となっているので、商
品かご等を該カウンター上に載置したままレジカウンタ
ー上へ滑動させることができる。従って、快適にレジ作
業を待つことができる利便性の高いものとなる。
【0042】さらに、請求項7の低温ショーケースによ
れば、側壁に付設されたカウンターをレジカウンターに
亘って上面が滑らかに隣接するように形成しているの
で、ショーケース本体の該側壁の側方空間がレジカウン
ター側方通路の延長として購買者に強く印象づけること
ができる。また、カウンターの取り付け及び取り外しが
容易であるため、レジカウンターに応じて大きさや材質
等の変更を容易に行うことができる。
【0043】また、請求項8の低温ショーケースは、カ
ウンターの取り付け部がショーケース本体側壁の内側に
配置されているので、外観に優れたものになるととも
に、該取り付け部が通路を通行する購買者等にぶつかる
ことがない。従って、レジカウンターに併設するのに適
している。
【0044】また、請求項9の低温ショーケースは、シ
ョーケース本体に付設したカウンターの上面高さを調整
する調整機構を備えているので、種々のレジカウンター
に容易に対応することができる利便性の高いものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】低温ショーケースの外観を示す斜視図
【図2】低温ショーケースの図1におけるA線矢視方向
断面図
【図3】低温ショーケース上に商品かごを置いた様子を
示す斜視図
【図4】低温ショーケース上に商品かごを置いた様子を
示す断面図
【図5】低温ショーケース上に商品かごを置いた様子を
示す断面図
【図6】低温ショーケースの外観を示す斜視図
【図7】低温ショーケースの図6におけるB線矢視方向
断面図
【図8】低温ショーケースのカウンターを説明する分解
斜視図
【図9】カウンターの取付け構造を説明する断面図
【図10】カウンターの取付けの他の例を説明する概略
斜視図
【図11】カウンターの他の例を示す概略平面図
【図12】カウンターの他の例を示す概略平面図
【図13】カウンターの他の例を示す概略平面図
【図14】カウンターの他の例を示す概略平面図
【符号の説明】
1,21…ショーケース本体、1a〜1d,21a〜2
1d…本体側壁、34…カウンター、RC…レジカウン
ター、B…商品かご

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の側壁を周囲に連ねて形成したショ
    ーケース本体と、該ショーケース本体内に設置された冷
    却装置とを備え、ショーケース本体の一側壁面とレジカ
    ウンターの通路側側面とが連なるようにレジカウンター
    に並設した低温ショーケースにおいて、 ショーケース本体側壁の上端面のうち少なくとも前記レ
    ジカウンターと隣接する部位をレジカウンター上面に対
    してほぼ面一となるように形成したことを特徴とする低
    温ショーケース。
  2. 【請求項2】 レジカウンターの通路側側面と連なるシ
    ョーケース本体側壁を、該側壁に隣接する部位よりも高
    くなるように形成したことを特徴とする請求項1記載の
    低温ショーケース。
  3. 【請求項3】 レジカウンターの通路側側面と連なるシ
    ョーケース本体側壁を、その上面のうち少なくともレジ
    カウンターと隣接する部位の高さが該レジカウンター上
    面よりも高くなるように形成したことを特徴とする請求
    項1記載の低温ショーケース。
  4. 【請求項4】 レジカウンターの通路側側面と連なるシ
    ョーケース本体側壁を、該側壁に隣接する他のショーケ
    ース本体側壁の該隣接部位よりも高くなるように形成し
    たことを特徴とする請求項1記載の低温ショーケース。
  5. 【請求項5】 複数の側壁を周囲に連ねて形成したショ
    ーケース本体と、該ショーケース本体内に設置された冷
    却装置とを備え、ショーケース本体の一側壁面とレジカ
    ウンターの通路側側面とが連なるようにレジカウンター
    に並設した低温ショーケースにおいて、 ショーケース本体に商品かごを載置可能なカウンターを
    レジカウンターに隣接するように付設したことを特徴と
    する低温ショーケース。
  6. 【請求項6】 前記カウンターのうち少なくとも前記レ
    ジカウンターと隣接する部位をレジカウンター上面に対
    してほぼ面一となるように形成したことを特徴とする請
    求項5記載の低温ショーケース。
  7. 【請求項7】 前記カウンターをレジカウンターの通路
    側側面と連なるショーケース本体側壁に付設したことを
    特徴とする請求項5又は6何れか1項記載の低温ショー
    ケース。
  8. 【請求項8】 前記カウンターの付設部を、ショーケー
    ス本体側壁の内側に配置したことを特徴とする請求項5
    〜7何れか1項記載の低温ショーケース。
  9. 【請求項9】 前記カウンターの上面高さを調整する調
    整機構を備えたことを特徴とする請求項5〜8何れか1
    項記載の低温ショーケース。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014217783A (ja) * 2014-08-13 2014-11-20 高園テクノロジー株式会社 水剤供給装置
JP2016165518A (ja) * 2016-05-16 2016-09-15 株式会社タカゾノテクノロジー 水剤供給装置
WO2018150465A1 (ja) * 2017-02-14 2018-08-23 三菱電機株式会社 ショーケース

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