JPH11113456A - 継式釣竿 - Google Patents
継式釣竿Info
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- JPH11113456A JPH11113456A JP32975797A JP32975797A JPH11113456A JP H11113456 A JPH11113456 A JP H11113456A JP 32975797 A JP32975797 A JP 32975797A JP 32975797 A JP32975797 A JP 32975797A JP H11113456 A JPH11113456 A JP H11113456A
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- Japan
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- rod
- fishing rod
- hollow
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Abstract
と共に内周面が破損しにくくすること。 【解決手段】 元竿からなる中空竿管1と中竿からなる
中空竿管2、3、4、5の先端内周には緩いテ−パ−で
形成された並継ぎ継合部aが形成されている。中竿から
なる中空竿管2、3、4、5と穂先竿からなる中空竿管
6の後端外周には肉盛り部bが形成され、肉盛り部bの
後端中空部c内周には中実の継合補助部材9が嵌合され
て接着剤で固着されている。肉盛り部bの外周には緩い
テ−パ−で形成された並継ぎ継合部dが形成され、肉盛
り部bの後端外周と後端から突出した継合補助部材9の
外周は円錐状に研削又は切削されては曲面からなる案内
部eと曲面からなる案内部9bが一体連続して形成されて
いる。
Description
採用した釣竿の継合部を改善した継式釣竿に関する。
開昭62−24666 号公報のように、前竿の竿尻に継合補助
部材を着脱自在に設け、継合補助部材で前竿の竿尻を後
竿の竿管の中に案内するようにした構成が知られてい
る。前記のように継合補助部材を設けると、前竿の外径
と後竿の内径が細い場合も容易に継ぎ合わせることが出
来るが、継ぎ合わせ状態では、後竿の継ぎ合わせ内周面
に、前竿と継合補助部材の重なり部分が継合部分全長
の中で比較的長いので長い剛性の高い部分が生じたり、
前竿の外径と継合補助部材の外径が同時に当接された
り、前竿の外径と継合補助部材の外径の間に段差が生
じて、段差の高い一方が当接されることがある。
生じたり、前竿の外径と継合補助部材の外径が同時に当
接されると、スム−ズな曲がりが得られないと共に破損
する恐れがある欠点がある。前記のように後竿の継ぎ
合わせ内周面と段差の部分で摩擦が起こると内周面に、
引掛かったり、スムーズな継ぎ合わせができなかった
り、破損する恐れがある等の欠点がある。
点は、継合部分のスム−ズな曲がりが得られないと共に
破損する恐れがあることと、後竿の継ぎ合わせ内周面が
段差部分で引掛かったり、破損する恐れがあること。
のスム−ズな曲がりが得られると共に内周面が引掛かっ
たり、破損しにくい継式釣竿を提供することである。
に、本発明は、継ぎ竿の中空竿管の一端外周に継合部を
形成し、該継合部内の中空部に継合補助部材を固着し、
前記継合部の後端と該継合部から突出した前記継合補助
部材とに連続して縮径する面からなる案内部を形成した
ことを要旨とするものである。
補助部材9、9′、9″の長さβは1/2以下と短く、
継合補助部材9、9′、9″の重なりによる剛性の影響
は少ないので、継合部分のスム−ズな曲がりが得られ
る。継合長さαに対して継合補助部材9、9′、9″の
長さβは短いので、小型化され、軽量化される。継合補
助部材9、9″の先端9aは中竿からなる中空竿管2、
3、4、5と穂先竿からなる中空竿管6の後側段部に夫
々当接され、継合補助部材9′は中空竿管の中空部c内
周の傾斜面fに夫々当接されているので、夫々後端を下
側にして落とされることがあっても、継合補助部材9、
9′、9″が中に押し込まれることがない。
ると、図1から図5は第1実施例で、図1は継式釣竿の
全体側面図、図2は後側の中空竿管と前側の中空竿管の
継合部分の拡大断面側面図、図3は前側の中空竿管の継
合部分の拡大断面側面図、図4は前側の中空竿管の継合
部分の要部拡大断面側面図、図5は後側の中空竿管に前
側の中空竿管が継ぎ合わされる拡大断面側面図である。
に中竿からなる中空竿管2、3、4、5と穂先竿からな
る中空竿管6が順次並継ぎされている。元竿からなる中
空竿管1の竿尻には握り部7が設けられ、穂先竿からな
る中空竿管6の先端には釣糸連結紐8が固定されてい
る。元竿からなる中空竿管1と中竿からなる中空竿管
2、3、4、5の先端内周には緩いテ−パ−で形成され
た並継ぎ継合部aが形成されている。中竿からなる中空
竿管2、3、4、5と穂先竿からなる中空竿管6の後端
外周には肉盛り部bが形成されている。図2から図5で
は元竿からなる中空竿管1と中竿からなる中空竿管2、
3、4、5の先端と中竿からなる中空竿管2、3、4、
5と穂先竿からなる中空竿管6の後端は同形の相似形に
形成されている。
空竿管2、3、4、5と穂先竿からなる中空竿管6が成
形される時は、高強度繊維の炭素繊維やガラス繊維で補
強した織布等にエポキシ樹脂、フェノ−ル樹脂、ポリエ
ステル樹脂等の熱硬化樹脂を含浸したプリプレグシ−ト
を図示しない芯金に適宜回数巻き込んだ後、その外側に
テ−ピングが施され、加熱炉の中に入れられて常法に従
って熱硬化処理で成形されている。前記肉盛り部bは前
記プリプレグシ−トが適宜回数巻き込まれた外周に更に
同質材料のプリプレグシ−トが適宜回数巻き込まれて一
体に形成されている。
実の継合補助部材9が嵌合されて接着剤で固着されて継
合補助部材9の先端9aは中竿からなる中空竿管2、3、
4、5と穂先竿からなる中空竿管6の後側段部に夫々当
接されている。肉盛り部bの外周には緩いテ−パ−で形
成された並継ぎ継合部dが形成されている。肉盛り部b
の後端外周は円錐状に研削又は切削されて曲面からなる
案内部eが形成されている。肉盛り部bの後端から突出
した継合補助部材9の外周は円錐状に研削又は切削され
て曲面からなる案内部9bが形成されている。曲面からな
る案内部eと曲面からなる案内部9bは一体連続して研削
又は切削形成されている。
周と継合補助部材9の後端外周は破線で示されている。
継合補助部材9の材料はプリプレグシ−トと同質材又は
合成樹脂、コルク等で形成されている。
空竿管2、3、4、5の先端内周に、中竿からなる中空
竿管2、3、4、5と穂先竿からなる中空竿管6の後端
が夫々挿入された時、継合長さαに対して継合補助部材
9の長さβは長さαの1/2以下に設定されている。曲
面からなる案内部eの始端から継合補助部材9の後端ま
での長さγは継合長さαに対して1/3以下に形成され
ている。曲面からなる案内部9bの始端、即ち中竿からな
る中空竿管2、3、4、5と穂先竿からなる中空竿管6
の後端から継合補助部材9の後端までの長さδは短く形
成されている。
空竿管2、3、4、5の先端内周に、中竿からなる中空
竿管2、3、4、5と穂先竿からなる中空竿管6の後端
が夫々挿入される時、図5のように曲面からなる案内部
eと曲面からなる案内部9bが元竿からなる中空竿管1と
中竿からなる中空竿管2、3、4、5の先端内周縁部に
夫々当てられて挿入される。挿入が完了して夫々継合部
aと継合部dが継合されると、夫々曲面からなる案内部
eは一部継合部aと当接されるが、継合補助部材9の曲
面からなる案内部9bは継合部aから離脱される。
撓んでも、継合長さαに対して継合補助部材9の長さβ
は短いので、継合補助部材9と肉盛り部bの重なりによ
る剛性の影響は少なくなる。継合長さαに対して継合補
助部材9の長さβは短いので、小型化され、軽量化され
る。継合補助部材9の先端9aは中竿からなる中空竿管
2、3、4、5と穂先竿からなる中空竿管6の後側段部
に夫々当接されているので、夫々後端を下側にして落と
されることがあっても、継合補助部材9が中に押し込ま
れることがない。
合補助部材9と肉盛り部bの重なりによる剛性の影響は
少ないので、継合部分のスム−ズな曲がりが得られると
共に、夫々肉盛り部bに形成された曲面からなる案内部
eは一部継合部aと当接されるので内周面が破損しにく
い。継合長さαに対して継合補助部材9の長さβは短い
ので、小型化され、軽量化される。
中空竿管の継合部分の拡大断面側面図、図7は前側の中
空竿管の継合部分の要部拡大断面側面図である。
中空部c内周に、前側の中竿からなる中空竿管2、3、
4、5と穂先竿からなる中空竿管6が延長されて後端に
向けて開拡された傾斜面fが形成されて継合補助部材
9′が挿入されて接着剤で固着されている。肉盛り部b
の後端の中空部c内周に傾斜面fを形成してもよい。他
の構成は前記第1実施例と略同一であり、中空部cを研
削により形成しても良い。
中空竿管の継合部分の拡大断面側面図、図9は前側の中
空竿管の継合部分の要部拡大断面側面図である。
空部c内周には継合補助部材9″が嵌合されて接着剤で
固着されて継合補助部材9″の先端9aは中竿からなる中
空竿管2、3、4、5と穂先竿からなる中空竿管6の後
側段部に夫々当接されている。肉盛り部bの後端外周は
円錐状に研削又は切削されて傾斜面からなる案内部gが
形成されている。傾斜面からなる案内部gの始端と肉盛
り部bの後端外周の接合位置は面取りされている。肉盛
り部bの後端から突出した継合補助部材9″の外周は円
錐状に研削又は切削されて傾斜面からなる案内部9cが形
成されている。傾斜面からなる案内部gと傾斜面からな
る案内部9cは一体連続して研削又は切削形成されてい
る。継合補助部材9″の中心には透孔9dが穿設されてい
る。他の構成は前記第1実施例と略同一である。
しなくともよい。継合補助部材9″は前記第2実施例の
ように、前側の中竿からなる中空竿管2、3、4、5と
穂先竿からなる中空竿管6が延長されて後端に向けて開
拡された傾斜面が形成されてこの傾斜面に継合補助部材
9′を挿入して接着剤で固着してもよい。
心に透孔9dが穿設されると、軽量化される。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
少ないので、継合部分のスム−ズな曲がりが得られると
共に、夫々中空竿管に形成された案内部は一部継合部と
当接されるので内周面が破損しにくい。継合長さに対し
て継合補助部材の長さは短いので、小型化され、軽量化
される。
の拡大断面側面図である。
である。
面図である。
される拡大断面側面図である。
大断面側面図である。
面図である。
大断面側面図である。
面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】継ぎ竿の中空竿管の一端外周に継合部を形
成し、該継合部内の中空部に継合補助部材を固着し、前
記継合部の後端と該継合部から突出した前記継合補助部
材をとに連続して縮径する面からなる案内部を形成した
ことを特徴とする継式釣竿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32975797A JP3511568B2 (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 継式釣竿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32975797A JP3511568B2 (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 継式釣竿 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11113456A true JPH11113456A (ja) | 1999-04-27 |
JP3511568B2 JP3511568B2 (ja) | 2004-03-29 |
Family
ID=18224945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32975797A Expired - Fee Related JP3511568B2 (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 継式釣竿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3511568B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009131181A (ja) * | 2007-11-29 | 2009-06-18 | Shimano Inc | 釣り竿 |
WO2009096699A3 (ko) * | 2008-01-30 | 2009-11-26 | Park Byung Sung | 조도 반응형 낚시 찌 |
KR20230000339U (ko) * | 2019-10-30 | 2023-02-14 | 주식회사 바낙스 | 꽂기식 낚시대용 플러그 |
-
1997
- 1997-10-15 JP JP32975797A patent/JP3511568B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009131181A (ja) * | 2007-11-29 | 2009-06-18 | Shimano Inc | 釣り竿 |
WO2009096699A3 (ko) * | 2008-01-30 | 2009-11-26 | Park Byung Sung | 조도 반응형 낚시 찌 |
KR20230000339U (ko) * | 2019-10-30 | 2023-02-14 | 주식회사 바낙스 | 꽂기식 낚시대용 플러그 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3511568B2 (ja) | 2004-03-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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