JPH11113398A - 野菜等の多段増土栽培方法 - Google Patents

野菜等の多段増土栽培方法

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JPH11113398A
JPH11113398A JP9288564A JP28856497A JPH11113398A JP H11113398 A JPH11113398 A JP H11113398A JP 9288564 A JP9288564 A JP 9288564A JP 28856497 A JP28856497 A JP 28856497A JP H11113398 A JPH11113398 A JP H11113398A
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    • A01G9/02Receptacles, e.g. flower-pots or boxes; Glasses for cultivating flowers
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Abstract

(57)【要約】 【目的】一般の人が、ベランダや小庭で、鉢やプランタ
ー等の容器を用いて、野菜などを簡単に多収穫できる栽
培方法を提供する。 【構成】上面が開口し底部に連通孔を有する大きさの異
なる容器を複数個用意し、大きい容器から小さい容器の
順番で、第1生育段階用の用土を順次適量づつ詰めなが
ら容器を重ねていき、一番小さな容器に野菜などの種若
しくは苗を植えつけ、その種若しくは苗が所定の各生育
段階に至った時に、容器相互の間に形成された収容空間
内に目的とする野菜の各生育段階に応じて肥料を混合せ
しめた用土を適量増土し、必要なら追肥しながら生育を
進行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鉢やプランター等の
容器を用いた野菜等の栽培方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉢やプランター等の容器を用いた
野菜等の栽培方法としては、本願出願人が先に出願した
特開平8−289668号公報のものがある。上記特開
平8−289668号公報のものは、鉢若しくはプラン
ター等、上面が開口し、下面に連通孔を有する容器を複
数個用意し、それに生育段階に応じた肥料を混合せしめ
た用土を詰め、順次重ね合わせながら最上部の容器に植
えた野菜等の根を下段の容器内に向けて成長させて順次
生育を進行させる野菜等の栽培方法であり、それなりの
良い結果を得ることができるが、ナスやキュウリ、ある
いはトマト等、樹が大きくなり用土量の多いものでは、
用土が水分も含んでいるので非常に重く、非力の人には
容器を重ね合わせることが困難であること、また容器で
は保有水分が限られるので水遣りを頻繁に行なわなけれ
ばならないが、その結果肥料の流亡が多く、早く肥料切
れになり樹勢が弱くなってアブラムシや葉ダニの被害に
あうのでそれだけ収量が減じること、元肥も追肥もそれ
だけ多量に投入するムダが多いこと等の問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術が
有する上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的と
する処は、鉢またはプランターなどの容器を非力の人で
も簡単に重ね合わすことが出来、肥料の効果をより有効
にし、更には従来技術よりトータルでも、一日当りでも
多収穫出来る栽培方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1の栽培方法では、鉢若しくはプランタ
ー等上面が開口し底部に連通孔を有する大きさの異なる
容器を複数個用意し、その容器の中で最も大きな容器の
内底部に容器の深さの1/10乃至6/10の高さまで
用土を詰め、その上に2番目に大きな容器を置き、その
容器の深さの1/10乃至6/10の高さまで用土を詰
め、以後同様に容器を重ねていき、一番小さな容器に第
一生育段階の用土を詰めて野菜の種若しくは苗を植えつ
け、その種若しくは苗が所定の各生育段階に至った時
に、容器相互の間に形成された収容空間内に目的とする
野菜の各生育段階に応じて肥料を混合せしめた用土を適
量増土と、必要なら追肥しながら生育を進行させるもの
である。本発明において、一番小さな容器以外の容器に
予め詰められる用土は、栽培する目的の野菜などに応じ
て決定されるべきであるが、一番小さな容器に詰められ
るその野菜の第1育成段階用の用土と同じ用土若しくは
それに近い用土とするのが望ましい。また、本発明にお
いて、容器の底部とは、容器底面のみならず、容器底面
に近い側面をも包含するものとする。従って、連通孔
は、容器の側面下部、容器の底面のいずれか一方、若し
くは双方に設けてもよい。
【0005】請求項2の栽培方法では、上記した請求項
1の栽培方法において、最上段の容器を縦方向に複数の
区画に仕切り、各区画に野菜などを植えるものである。
最上段の容器を縦方向に複数に仕切る代わりに、最上段
の容器を複数個に分離させてもよい。請求項3の栽培方
法では、上記した請求項1または請求項2の栽培方法に
おいて、内側になる複数の容器を最も外側の容器が包み
込む様にするものである。請求項4の栽培方法では、上
記した請求項1乃至請求項3のいずれかの栽培方法にお
いて、容器として断面がほぼU字形をし、かつ両端を開
口した部品を1乃至複数個と、断面がほぼU字形をし、
かつ片側を閉じた部品2個を連結してできる大きな容器
を用いるものである。
【0006】
【作用】上記した請求項1の栽培方法によれば、複数の
容器の中で最も大きな容器の内底部に容器の深さの1/
10乃至6/10の高さまで用土を詰め、その上に2番
目に大きな容器を置き、その容器の深さの1/10乃至
6/10の高さまで用土を詰め、以後同様に容器を重ね
ていき、一番小さな容器に第一生育段階の用土を詰めて
野菜の種若しくは苗を植えつけるため、一つづつ容器を
重ねてゆけばよく、一度に二つ以上の容器を持ち上げて
重ねる必要がない。しかも積み重ね時各容器は、その容
器の深さの1/10乃至6/10の高さまでしか用土が
詰められておらず、まだ水遣りもなされていないため、
非力な人でも持ち上げられない程重くはならない。各容
器の間に形成される収容空間内には、野菜が所定の生育
段階に達するまで、その生育段階で必要になる肥料は、
基本的には供給されないため、水遣りによる肥料の流亡
が少ない。野菜の生育段階に応じて、必要な収容空間に
用土の増土や追肥を行うが、この収容空間内への用土の
増土や追肥は、上面から簡単に出来、増土や追肥を多数
回に分けて行なうことが可能になる。
【0007】また、請求項2の栽培方法によれば、1つ
の装置で複数本の栽培が可能になり、1日当りの収穫数
の増大を図ることや、混植も容易になる。請求項3の栽
培法方によれば、内側になる複数の容器を外側の容器が
包み込むため、移動時に下段が脱落するようなことが少
なくなり、移動による根の切断が防止される。請求項4
の栽培法方によれば、非力の人でも持てる大きさのパー
ツを連結して大きな容器にして栽培することが可能にな
り、1つの装置での多数本植も可能になる。
【0008】
【発明の効果】請求項1の発明は、上記の如く構成した
ので、一般の人でもベランダや小庭で、有機無農薬野菜
を鉢植えで簡単に、多収穫することが可能である。即
ち、鉢植えの場合、根は器壁に添って発育して蚕のまゆ
型になり、上から水をかけただけでは鉢の中心部に水も
酸素もいかなくなり夏場は昼間の水切れをおこし乾燥害
が出るが、本発明では器壁の数が多くなり(因みに、1
個の鉢で栽培する場合には内壁面は1面、前述の特開平
8−289668号公報の栽培方法を鉢3個を用いて実
施する場合には内壁面は3面となるのに対して、本発明
では3個の鉢を重ねて栽培するようにすれば、鉢の内壁
面は5面となる)、酸素と水が器壁に添って拡散するの
で根の環境が良くなって、根により多くの酸素と水が供
給できるようになり、これに生育段階に応じた増土や追
肥の実施が加わることにより根の量もはるかに多くなる
ので、収穫量が非常に多くなる。例えばナスの場合、農
家の露地栽培でさえ、1本当りの収穫量が50から10
0個で、100個以上収穫できる農家は少ないにも拘わ
らず、本発明の栽培法方によれば鉢植えで露地栽培より
はるかに少ない用土で1本当り最高185個程度の収穫
も可能となる。
【0009】また、本発明は、大きさの異なる複数の容
器を用意し、これら容器の中で最も大きな容器の内底部
に容器の深さの1/10乃至6/10の高さまで用土を
詰め、その上に、2番目に大きな容器を置き、その容器
の深さの1/10乃至6/10の高さまで用土を詰め、
以後同様に容器を重ねていき、一番小さな容器に第一生
育段階の用土を詰めて野菜の種若しくは苗を植えつける
ため、容器は1個づつ順番に重ねてゆき一度に二つ以上
の容器を持ち上げて重ねる必要がなく、しかも容器への
用土詰めは最外側の容器を除いて、外側の容器内に重ね
た後に行うことが可能で、重ねる前に予め用土を詰めて
おく必要はなく、仮に予め各容器に用土を詰めておいて
これを重ねる場合でも、その容器の深さの1/10乃至
6/10の高さまでしか用土を詰めないので、非力な人
でも持ち上げられない程重くはならない。従って、非力
の人でも、容器の積み重ねが簡単にでき、樹が大きく用
土量を多く必要とする野菜などを鉢やプランター等の容
器を用い簡単に栽培することができる。
【0010】また、本発明は、栽培する野菜などが所要
の生育段階に達した時に、一回り外側の容器との間に形
成される収容空間内に、目的とする野菜の各生育段階に
応じて肥料を混合せしめた用土を適量増土し、必要なら
追肥しながら順次生育を進行させるようにすることによ
り、基本的には野菜が所定の生育段階に達するまでは、
それからの生育段階で必要になる肥料を、供給しないよ
うにしたので、通常水遣りを頻繁に行なわなければなら
ない鉢やプランター等の容器を用いる栽培であるにも拘
わらず、水遣りによる肥料の流亡が少ない。従って、肥
料の有効利用が図られ、肥料切れによる樹勢の衰弱、害
虫の被害の発生が少ないのは勿論、元肥、追肥の施肥も
それだけ少なくてよいため、肥料費も節約される。更
に、予め容器を重ねて、容器間に空間を作っておくた
め、冬季や春先の低温下でも用土の保温効果があり、生
育が良くなるばかりでなく、用土の増土や追肥を上面か
ら簡単に行うことができるので、増土や追肥を野菜の生
育状態や樹勢に応じて多数回に分けて行うなど、用土管
理、肥料管理を容易に行うことができる。
【0011】請求項2の発明は、上記請求項1の発明の
栽培方法において、最上段の容器を縦方向に複数の区画
に仕切って、各区画に野菜などを植えるので、多数本植
や混植が可能になり、一つの設備での1日当り収穫量の
増大を図ることができ、家族の多い家庭での栽培に有効
である。
【0012】請求項3の発明は、内側になる容器を外側
になる容器が包み込む様にしたので、移動するときに下
段の容器が脱落して根の切断が発生するようなことを防
止することができ、鉢植の移動がしやすくなる。従っ
て、冬場に夜間家内に取り込んだりする必要がある野
菜、例えばレタスなどの栽培に好適である。
【0013】請求項4の発明は、断面がほぼU字形を
し、かつ両端を開口した部品を複数個と、連結した時に
両端に位置する部品で片側を閉じた部品を連結して出来
る大きな容器を用いるようにしたため、非力な人でもパ
ーツを連結して大きな容器にして栽培することができ、
ベランダや小庭は勿論のこと温室でも畑土よりはるかに
少量の用土で裁培でき、栽培管理がしやすく連作が困難
な野菜等でも新土または再生土を用いて毎年栽培が可能
となるなどの効果がある。また1つの装置で多数本植が
可能になり、1日当りの収穫数も多数見込めるので家族
の満足度が増す。また多数本植が可能なことは混植にも
有効になる。
【0014】
【実施の形態】以下本発明の実施の形態を説明する。本
発明を実施するための裁培装置は、図に示すように大き
さの異なる複数の容器1,2,3…と、これら容器1,
2,3…に詰める用土a,b,c…から構成される。容
器1,2,3…としては鉢、プランターなど上面が開口
し、底部に連通孔11,21,31…を有するものを複数個使用
する。図では3個の容器1,2,3を用いるようにして
いるので、以下の説明においては3個の容器1,2,3
用いる場合について説明するが、更に多くの容器を用い
るようにすることも任意である。各容器1,2,3に設
ける連通孔11,21,31の数は多いほうが良く、設ける場所
も容器底面に限らず、底面近くの側面下部や、底面と側
面下部の両方に設けることも任意である。
【0015】一個の装置で、複数本の野菜を栽培した
り、複数種の野菜を栽培する場合には、図2に示すよう
に最も小さい容器3を縦方向に複数の区画、例えば二つ
の区画32,33 に仕切ることが望ましい。また、更に多数
の野菜を栽培する場合には、図4,図5に示すように、
各容器1,2,3を断面がほぼU字形をし、かつ両端を
開口した中央部用部品1a,2a,3aと、同様に断面
がほぼU字形ではあるが片側を閉じる両端部用部品1
b,1c,2b,2c,3b,3cを連結して大型のプ
ランター状の容器に構成するようにしても良い。この場
合中央部用部品1a,2a,3aの連結数を増減するこ
とにより任意の大きさの容器を構成することができる。
また、装置を度々移動する必要があるような場合には、
移動により下段の容器が脱落して根の切断が生じるのを
回避するために、外側の容器、即ち一番大きい容器1
で、内側となる中位の容器2、一番小さい容器3を包み
込むようにすることが望ましい。
【0016】図1に示すように最も大きい容器1の底部
に用土aを入れ、その上に中位の容器2を収容し、この
容器2の底部にも用土aを入れる。更にその上に最も小
さな容器3を収容し、この容器3にも用土aを入れて構
成する。上記用土aの具体的な混合の内容は裁培する野
菜などに応じて最適なものに決定するが、一番大きい容
器1及び中位の容器2に詰める用土aは、一番小さい容
器3に詰める用土aと同じものか、それに近いものと
し、最も大きい容器1と中位の容器2には容器1,2の
深さの1/10〜6/10量が、また最も小さい容器3
には容器3の深さの5/10〜9/10の量が夫々入れ
られる。上記一番小さな容器3は第1生育段階用であ
り、その用土aには第1生育段階に適した成分の肥料
が、元肥として例えば根の活着のために低濃度に混合さ
れる。栽培目的の野菜の種や苗Aは、第1生育段階用と
なる一番小さな容器3に植えられる。
【0017】一方、上記の如く各容器1,2,3を大き
さ順に重ね合わせると、各容器1,2,3の間には収容
空間イ、ロが形成される。そして、この収容空間イ、ロ
には栽培する野菜などの各生育段階に応じて肥料を混合
せしめた第2、第3の用土b,cを、適当な時期に適量
増土し、必要なら追肥しながら生育を進行させる。即
ち、最も小さな容器3に植えられた野菜Aは、用土a中
の第1生育段階に適した肥料成分を吸収しながら生育す
る。そして、図2に示すように根が上記用土a中に十分
に育ち同容器3の連通孔31からその外側の第2生育段階
用の中位の容器2、更には一番大きい容器1中の用土a
に伸びたところで、第1生育段階用の小さい容器3と第
2生育段階用の中位の容器2との間の収容空間ロ及び中
位の容器2と一番大きな容器1との間の収容空間イ内に
第2生育段階用に肥料を混合せしめた第2の用土b1を
適量増土し、必要なら追肥を施す。そして更に生育が進
行し、生育の第3段階に到った時には、図2に仮想線で
示すように上記空間イ、ロに第3生育段階用に肥料を混
合した第3の用土cを増土し、必要に応じて追肥を施し
ながら、栽培を続ける。上記第2、第3生育段階用の用
土b,cの増土と追肥は、いずれも一度に行っても良い
が、増土及び施肥は収容空間イ、ロ上面から簡単に行う
ことができるので、夫々複数回に分けて行うのが望まし
い。このように複数回に分けて施肥することは、水遣り
による肥料の流亡を少なくする上で有効である。次に、
本発明の栽培方法を実施例により更に具体的に説明す
る。
【0018】(実施例1)この実施例おいて、NO.1
〜NO.3の三つの装置を用い、各装置とも3個の容器
1,2,3と、3種類の用土a,b,cを用いて栽培試
験を行った。一番大きな容器1は12号鉢(φ=24c
m、深さ32cm)、中位の容器2は10号鉢(φ=3
0cm、深さ27cm)、一番小さい容器3は8号鉢
(φ=24cm、深さ22cm)とし、第1の用土a
は、黒土10リットル、腐葉土4リットル、リン酸肥料
90g、ミネラル微量の割合で混合したもの、第2の用
土bは上記第1の用土aに堆肥700g、窒素肥料20
gを追加混合したもの、第3の用土cは第2の用土bに
窒素肥料20gとカリ肥料8gを追加混合したものを使
用した。先ず、一番大きい容器1に第1の用土aを4リ
ットル入れ、この上に中位の容器2を置いた後、当該容
器2にも第1の用土aを3リットル入れ、更にこの上に
一番小さい容器3を置いた後この容器3にも第1の用土
aを6リットル入れて、この一番小さい容器3に市販の
ナスの接木苗Aを植えた(図1(a)参照)。ナスの苗
Aを植えてから2週間経つと、第1の用度aの中に根が
十分着根するので、この時期、一番大きな容器1と中位
の容器2との間の収容空間イに第2の用土bを2リット
ル、中位の容器2と一番小さい容器3との間の収容空間
ロにも第2の用土bを2リットル入れた。さらに2週間
後に収容空間イに第3の用土cを2リットル、収容空間
ロにも第3の用土cを2リットル入れた。さらに2週間
後に収容空間イに第3の用土cを1リットル増土した。
用土の合計量は22リットルである。苗を植えてから6
0日後から10日おきに6回粒状有機肥料20gを追肥
した(図1(b)参照)。各装置の栽培結果は表1の通
りであった。
【0019】(実施例2)実施例1同様NO.1〜N
O.3まで三つの装置を用いてナスの栽培試験を行っ
た。各設備とも3個の容器と3種類の用土を用い、一番
大きい容器1は13号鉢(φ=39cm、深さ30c
m)、中位の容器2は10号鉢(φ=30cm、深さ2
5cm)、一番小さい容器3は8号鉢(φ=24cm、
深さ20cm)とした。また、用土は実施例1の用土と
同じものを用い、用土の合計量29リットルとして、実
施例1とほぼ同様に栽培試験を行なった。各装置の栽培
結果は表1の通りであった。
【表1】
【0020】(実施例3)一番大きな容器1は15号鉢
(φ=45cm、深さ34cm)、中位の容器2は12
号鉢(φ=36cm、深さ27cm)、一番小さい容器
3は10号鉢(φ=30cm、深さ22cm)を用い
て、一番小さい容器3を縦方向に2室にし、ナスの苗を
2本植えた。用土は実施例1の用土と同じものを用い、
用土の合計量は43リットルとした(図2参照)。実施
例1とほぼ同様に栽培試験を行なったところ、多い日は
1日に9個収穫することができ、トータルでも206個
の収穫があった。
【0021】(実施例4)3個の容器と、実施例1の場
合と同じ3種類の用土を用いて実施例1と同様に栽培試
験を行ったが、4号鉢(φ=12cm、深さ10cm)
からなる容器を2段に重ねたものを7号(φ=21c
m、深さ21cm)からなる容器で包み込む様にし、最
も内側に位置させた容器1cにリーフレタスを植えた
(図3参照)。その結果、移動がスムースに出来る様に
なり、栽培期間も11月から翌年3月迄の長期間確保出
来たのでリーフレタスの葉が1株で67〜79枚の収穫
があった。因みに、4号鉢(φ12cm、深さ10c
m)からなる容器1c、5号鉢(φ=15cm、深さ1
2cm)からなる容器1b、6号鉢(φ=18cm、深
さ15cm)からなる容器1aを順次乗せて特開平8−
289668号公報の栽培方法により栽培したところ、
移動中に鉢1aと1bが脱落してしまい、せっかくの根
を切ってしまった。
【0022】(実施例5)図4、図5に示すように、3
個の容器1,2,3を夫々断面がほぼU字形をし、かつ
両端を開口した中央部用部品1a,2a,3aと、同様
に断面がほぼU字形で、上記中央部用部品の両端に連結
され、その連結状態で端末側を閉鎖する両端用部品1
b,2b,3b,1c,2c,3cで長方形の箱型に構
成した。容器は各々大きさの異なるものとし、一番大き
な容器1は縦38cm、横105cm、深さ23cmの
もので、この容器1の底部に第1の用土aを深さ5cm
入れた。中位の容器2は縦30cm、横95cm、深さ
19cmのもので、一番大きな容器1の中に載せ、この
容器2の底部にも第1の用土aを深さ5cm入れた。一
番小さい容器3は縦21cm、横85cm、深さ19c
mのもので、上記中位の容器2の中に載せて、この容器
3にも第1の用土aを深さ16cm入れて、この一番小
さい容器3にキュウリの苗を3本等間隔に植えた。そし
て2週間後に一番大きい容器1と中位の容器2との間、
中位の容器2と一番小さい容器3との間、夫々の収容空
間イ、ロに、第2の用土bを5cm入れ、さらに2週間
後に、上記収容空間イ、ロに第3の用土cを深さ5cm
入れ、その2週間後に外側の収容空間イに第3の用土c
を5cm入れて栽培試験を行なった。この栽培試験で
は、栽培期間5月〜7月の3ヶ月間で合計74個のキュ
ウリが収穫出来た。上記いずれの実施例も非力の人でも
簡単に栽培出来、複数本植や、鉢の移動がスムースに出
来ること、容器を大きくして多数本植も出来て、露地栽
培と比較しても、遜色がないか、それ以上の好結果が得
られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 容器を重ね合わせて行う本発明の栽培形態を
示す縦断面図で、(a)は第1生育段階、(b)は第2
生育段階へ進行した状態を示す。
【図2】 苗を複数本植えた本発明の栽培形態を示す縦
断面図で、第1生育段階を示している。
【図3】 内側の容器を外側の容器で包み込む様に収納
して行う本発明の栽培形態を示す縦断面図で、第1生育
段階を示している。
【図4】 複数のパーツを組み合せて出来る大きな容器
を重ね合わせて行う本発明の栽培形態を示す斜視図。
【図5】図4の(5)−(5)線断面図で、第1生育段
階を示している。
【符号の説明】
1:容器(一番大きな容器) 2:容器(中位の容器) 3:容器(一番小さな容器) 11:連通孔 21:連通孔 31:連通孔 a:用土(第1の用土) b:用土(第2の用土) c:用度(第3の用土)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】以下本発明の実施の形態を説明する。本発
明を実施するための裁培装置は、図に示すように大きさ
の異なる複数の容器1,2,3…と、これら容器1,
2,3…に詰める用土a,b,c…から構成される。容
器1,2,3…としては鉢、プランターなど上面が開口
し、底部に連通孔11,21,31…を有するものを複数個使用
する。図では3個の容器1,2,3を用いるようにして
いるので、以下の説明においては3個の容器1,2,3
用いる場合について説明するが、更に多くの容器を用
いるようにすることも任意である。各容器1,2,3に
設ける連通孔11,21,31の数は多いほうが良く、設ける場
所も容器底面に限らず、底面近くの側面下部や、底面と
側面下部の両方に設けることも任意である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】一個の装置で、複数本の野菜を栽培した
り、複数種の野菜を栽培する場合には、図2に示すよう
に最も小さい容器3を縦方向に複数の区画、例えば二つ
の区画32,33 に仕切ることが望ましい。また、更に多数
の野菜を栽培する場合には、図4,図5に示すように、
各容器1,2,3を断面がほぼU字形をし、かつ両端を
開口した中央部用部品1a,2a,3aと、同様に断面
がほぼU字形ではあるが片側を閉じる両端部用部品1
b,1c,2b,2c,3b,3cを連結して大型のプ
ランター状の容器に構成するようにしても良い。この場
合中央部用部品1a,2a,3aの連結数を増減するこ
とにより任意の大きさの容器を構成することができる。
また、装置を度々移動する必要があるような場合には、
移動により下段の容器が脱落して根の切断が生じるのを
回避するために、図3に示すように外側の容器、即ち一
番大きい容器1で、内側となる中位の容器2、一番小さ
い容器3を包み込むようにすることが望ましい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】図1に示すように最も大きい容器1の底部
に用土aを入れ、その上に中位の容器2を収容し、この
容器2の底部にも用土aを入れる。更にその上に最も小
さな容器3を収容し、この容器3にも用土aを入れて構
成する。上記用土aの具体的な混合の内容は裁培する野
菜などに応じて最適なものに決定するが、一番大きい容
器1及び中位の容器2に詰める用土aは、一番小さい容
器3に詰める用土aと同じものか、それに近いものと
し、最も大きい容器1と中位の容器2には容器1,2の
深さの1/10〜6/10量が、また最も小さい容器
3には容器3の深さの5/10〜9/10の量が夫々入
れられる。上記一番小さな容器3は第1生育段階用であ
り、その用土aには第1生育段階に適した成分の肥料
が、元肥として例えば根の活着のために低濃度に混合さ
れる。栽培目的の野菜の種や苗Aは、第1生育段階用と
なる一番小さな容器3に植えられる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】一方、上記の如く各容器1,2,3を大き
さ順に重ね合わせると、各容器1,2,3の間には収容
空間イ、ロが形成される。そして、この収容空間イ、ロ
には栽培する野菜などの各生育段階に応じて肥料を混合
せしめた第2、第3の用土b,cを、適当な時期に適量
増土し、必要なら追肥しながら生育を進行させる。即
ち、最も小さな容器3に植えられた野菜Aは、用土a中
の第1生育段階に適した肥料成分を吸収しながら生育す
る。そして、図1(b)に示すように根が上記用土a中
に十分に育ち同容器3の連通孔31からその外側の第2生
育段階用の中位の容器2、更には一番大きい容器1中の
用土aに伸びたところで、第1生育段階用の小さい容器
3と第2生育段階用の中位の容器2との間の収容空間ロ
及び中位の容器2と一番大きな容器1との間の収容空間
イ内に第2生育段階用に肥料を混合せしめた第2の用土
b1を適量増土し、必要なら追肥を施す。そして更に生
育が進行し、生育の第3段階に到った時には、図1
(b)に仮想線で示すように上記空間イ、ロに第3生育
段階用に肥料を混合した第3の用土cを増土し、必要に
応じて追肥を施しながら、栽培を続ける。上記第2、第
3生育段階用の用土b,cの増土と追肥は、いずれも一
度に行っても良いが、増土及び施肥は収容空間イ、ロ上
面から簡単に行うことができるので、夫々複数回に分け
て行うのが望ましい。このように複数回に分けて施肥す
ることは、水遣りによる肥料の流亡を少なくする上で有
効である。次に、本発明の栽培方法を実施例により更に
具体的に説明する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】(実施例1)この実施例おいて、NO.1
〜NO.3の三つの装置を用い、各装置とも3個の容器
1,2,3と、3種類の用土a,b,cを用いて栽培試
験を行った。一番大きな容器1は12号鉢(φ=24c
m、深さ32cm)、中位の容器2は10号鉢(φ=3
0cm、深さ27cm)、一番小さい容器3は8号鉢
(φ=24cm、深さ22cm)とし、第1の用土a
は、黒土10リットル、腐葉土4リットル、リン酸肥料
90g、ミネラル微量の割合で混合したもの、第2の用
土bは上記第1の用土aに堆肥700g、窒素肥料20
gを追加混合したもの、第3の用土cは第2の用土bに
窒素肥料20gとカリ肥料8gを追加混合したものを使
用した。先ず、一番大きい容器1に第1の用土aを4リ
ットル入れ、この上に中位の容器2を置いた後、当該容
器2にも第1の用土aを3リットル入れ、更にこの上に
一番小さい容器3を置いた後この容器3にも第1の用土
aを6リットル入れて、この一番小さい容器3に市販の
ナスの接木苗Aを植えた。ナスの苗Aを植えてから2週
間経つと、第1の用度aの中に根が十分着根するので、
この時期、一番大きな容器1と中位の容器2との間の収
容空間イに第2の用土bを2リットル、中位の容器2と
一番小さい容器3との間の収容空間ロにも第2の用土b
を2リットル入れた。さらに2週間後に収容空間イに第
3の用土cを2リットル、収容空間ロにも第3の用土c
を2リットル入れた。さらに2週間後に収容空間イに第
3の用土cを1リットル増土した。用土の合計量は22
リットルである。苗を植えてから60日後から10日お
きに6回粒状有機肥料20gを追肥した。 各装置の栽
培結果は表1の通りであった。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】(実施例3)一番大きな容器1は15号鉢
(φ=45cm、深さ34cm)、中位の容器2は12
号鉢(φ=36cm、深さ27cm)、一番小さい容器
3は10号鉢(φ=30cm、深さ22cm)を用い
て、一番小さい容器3を縦方向に2室にし、ナスの苗を
2本植えた。用土は実施例1の用土と同じものを用い、
用土の合計量は43リットルとした。実施例1とほぼ同
様に栽培試験を行なったところ、多い日は1日に9個収
穫することができ、トータルでも206個の収穫があっ
た。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】(実施例4)3個の容器と、実施例1の場
合と同じ3種類の用土を用いて実施例1と同様に栽培試
験を行ったが、4号鉢(φ=12cm、深さ10cm)
からなる容器を2段に重ねたものを7号(φ=21c
m、深さ21cm)からなる容器で包み込む様にし、最
も内側に位置させた容器1cにリーフレタスを植えた。
その結果、移動がスムースに出来る様になり、栽培期
間も11月から翌年3月迄の長期間確保出来たのでリー
フレタスの葉が1株で67〜79枚の収穫があった。因
みに、4号鉢(φ12cm、深さ10cm)からなる
器、5号鉢(φ=15cm、深さ12cm)からなる
器、6号鉢(φ=18cm、深さ15cm)からなる
器を順次乗せて特開平8−289668号公報の栽培方
法により栽培したところ、移動中に下位の二つの鉢が
落してしまい、せっかくの根を切ってしまった。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉢若しくはプランター等、上面が開口し
    底部に連通孔を有する大きさの異なる容器を複数個用意
    し、その容器の中で最も大きな容器の内底部に容器の深
    さの1/10乃至6/10の高さまで用土を詰め、その
    上に2番目に大きな容器を置き、その容器の内底部に容
    器の深さの1/10乃至6/10の高さまで用土を詰
    め、以後同様に容器を重ねていき、一番小さな容器に第
    一生育段階の用土を詰めて野菜などの種若しくは苗を植
    えつけ、その種若しくは苗が所定の各生育段階に至った
    時に、容器相互の間に形成された収容空間内に目的とす
    る野菜の各生育段階に応じて肥料を混合せしめた用土を
    適量増土し、必要なら追肥しながら生育を進行させるこ
    とを特徴とする野菜等の多段増土栽培方法。
  2. 【請求項2】 一番小さな容器を縦方向に複数の区画に
    仕切って、各区画に野菜の種若しくは苗を植えつけるこ
    とを特徴とする請求項1記載の野菜等の多段増土栽培方
    法。
  3. 【請求項3】 内側になる複数の容器を最外側の容器が
    包み込む様にしたことを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の野菜等の多段増土栽培方法。
  4. 【請求項4】 断面がほぼU字形をし、かつ両端を開口
    した部品を1乃至複数個と、断面がほぼU字形をし、か
    つ片側を閉じた部品2個を連結してできる大きな容器、
    複数個を用いることを特徴とする請求項1乃至請求項3
    のいずれかに記載の野菜等の多段増土栽培方法。
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