JPH11113297A - 発電装置の制御部電源 - Google Patents
発電装置の制御部電源Info
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- JPH11113297A JPH11113297A JP9265215A JP26521597A JPH11113297A JP H11113297 A JPH11113297 A JP H11113297A JP 9265215 A JP9265215 A JP 9265215A JP 26521597 A JP26521597 A JP 26521597A JP H11113297 A JPH11113297 A JP H11113297A
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Abstract
こと。 【解決手段】 回転数に略比例した電圧を発生する発電
機2と、発電装置の制御装置電源スイッチ用リレー16
と、始動・停止スイッチ14によりバッテリ7と制御部
コントローラ15とを接続する回路構成とする。
Description
置の制御部電源を構成する方法に関する。
大型では専用の電源スイッチによりON/OFFするタ
イプが多く、小型では始動・停止スイッチと連動するタ
イプが多い。また、タイマー機能によりそのスイッチの
OFFよりも制御部の電源(もしくは補機電源)OFF
を遅らせるものがある。遅らせる例としては、発電装置
内のヒートソークによる熱害を避けるため、機器の温度
がある程度下がるまでファンやオイルポンプを回すもの
があり、前述のタイマー機能によりこれが実現されてい
る。また、ガスタービン発電装置のように燃料停止から
エンジン軸回転停止までの時間遅れが大きい場合などに
は、停止スイッチOFF後もオイルポンプを軸回転停止
まで回す必要があり、このポンプ部の制御電源OFFを
遅らせることが必須となる。
のように専用の電源スイッチを切るということは行わな
い。そこで、ファンやポンプ部の制御も行っている制御
部が停止スイッチOFF後に必要な条件を満たした時点
で制御部自身の制御電源を切る、いわゆるセルフシャッ
ト機構か、専用のタイマー部品により、この機能を実現
している。
2は発電機、3は発電装置につながれた負荷、4は始動
・停止スイッチ、5は制御部コントローラ、6は制御部
のセルフシャット用リレー、7は発電装置のバッテリで
ある。
うな従来の発電装置の制御部電源にあっては、タイマー
部品を別途採用した場合にはコスト高になるという問題
点があり、制御部でセルフシャット機構を採用した場合
には各種ノイズ対策が必要になる、という問題点があっ
た。
してなされたもので、オイルポンプ駆動が停止遅延の原
因である場合において、制御装置の電源スイッチ用リレ
ーを発電機の出力電圧で保持することで、上記問題点を
解決することを目的としている。
決するために、回転数に略比例した電圧を発生する発電
機を搭載した発電装置において、発電装置の制御装置電
源スイッチ用リレーを発電機の出力電圧で保持すること
を特徴とする。
において、制御装置の電源スイッチ用リレーをインバー
タの中間電圧で保持することを特徴とする。
御部電源の実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明
する。
る発電装置の制御部電源の第1の実施の形態を示す図で
ある。なお、図6に示した従来技術と同じ構成要素には
同じ符号を付してある。
は始動・停止スイッチであり、始動時にONとなって制
御部コントローラ15に始動信号を伝えるとともに、制
御部コントローラ15とバッテリ7との配線をONとす
る。16は、制御部コントローラ15とバッテリ7との
間に位置し、発電機2の配線18につながれ、発電電圧
により駆動されるリレーである。このリレー16は、発
電機電圧が高いときにONとなる。
る。回転数に略比例した電圧を発生する発電機として
は、例えば永久磁石式同期発電機がある。この永久磁石
式同期発電機の発電特性を図2に示す。この図では、発
電装置停止時の条件として無負荷を想定しているが、こ
のように負荷条件(電流条件)を規定すると、発電電圧
と回転数は、かなりよい比例関係を示す。
る電圧」を復帰電圧、「OFF→ONとなる電圧」を動
作電圧としてまとめると、その特性は図3に示したよう
になる。この特性から、リレー保持に必要な電圧(復帰
電圧)は、定格電圧に対してかなり低くてよいことが判
る。この復帰電圧の定格電圧に対する比は、一般的なリ
レーでは、およそ20%である。
Nになっていなければならない必須項目としてはオイル
ポンプがあるが、このオイルポンプはエンジンの軸回転
数が下がれば不要になる。
形態では、低コストな発電装置の制御部電源のシャット
機構を案出している。
トを示す。このタイムチャートにより、作動を説明す
る。始動・停止スイッチ14がONされると、図1に示
す配線より、バッテリ7と制御部コントローラ15が接
続されるとともに、制御部に始動命令が伝わる。タイム
チャート上、この時点で制御部電源はONされ、始動命
令から制御部はオイルポンプ電源をONするとともに、
エンジン1をスタートさせる。エンジン1が加速され、
定格回転数のおよを60%を越えるところで、リレー1
6に必要な動作電圧が確保され、リレー16はON状態
になる。しかしこの時点では、すでに始動・停止スイッ
チ14により制御部電源はON状態になっているため、
リレー16に連動してONする部分は無い。
OFFされると、停止命令が制御部に伝わり、エンジン
1への燃料供給が断たれるとともに、始動・停止スイッ
チ14を経由するバッテリ7と制御部コントローラ15
との接続も断たれる。しかし、制御部電源はリレー16
により保持されたままであり、制御部から駆動されるオ
イルポンプも回ったままである。エンジン1の回転数が
20%程度まで下がってくると、リレー16の駆動電圧
が復帰電圧以下となるため、リレー16はOFFされ
る。すると制御部の電源が断たれ、同時にここから駆動
されているオイルポンプ電源もOFFとなってオイル供
給が断たれる。この時点では、軸回転数は20%以下に
なっており、軸部周辺に残存するオイルだけで問題なく
回転停止までいくことができる。
では、コストの高いタイマー装置やコントローラの停止
誤動作を避けるためのノイズ対策を行うことなく、安価
なシャット機構を実現している。
を要するガスタービンエンジンにおいては、第1の実施
の形態の停止遅延効果が、オイル供給の遅延だけでな
く、ファン停止までの時間を稼ぐことにより、ヒートソ
ークの影響も小さくすることが可能になる、という効果
も有する。
る発電装置の制御部電源の第2の実施の形態を示す図で
ある。まず、構成を説明する。第2の実施の形態は、イ
ンバータ付き発電装置に対する適用例である。21はイ
ンバータの整流回路、22はインバータ直流部の整流用
コンデンサ、23はインバータのスイッチング回路であ
る。リレー26は、インバータの直流部を駆動電源とし
ている制御部電源シャット用のリレーである。
る。コンデンサ22の働きにより、発電機停止時には、
発電電圧の低下よりもインバータ直流部の電圧低下が遅
れて発生する。このため、第2の実施の形態では、第1
の実施の形態よりも低回転まで制御部電源をONしたま
まにできる、というメリットがある。また、インバータ
のコンデンサの停止時放電促進用としても活用可能であ
る。
よれば、回転数に略比例した電圧を発生する発電機と、
発電装置の制御装置電源スイッチ用リレーと、始動・停
止スイッチによりバッテリと制御部コントローラとを接
続する回路、という構成により、低コストな発電装置の
制御部電源を実現できるというメリットがある。
施の形態の構成を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 回転数に略比例した電圧を発生する発電
機を搭載した発電装置において、 発電装置の制御装置電源スイッチ用リレーを発電機の出
力電圧で保持することを特徴とする発電装置の制御部電
源。 - 【請求項2】 請求項1に記載の発電装置の制御部電源
において、 制御装置の電源スイッチ用リレーをインバータの中間電
圧で保持することを特徴とする発電装置の制御部電源。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26521597A JP4046249B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 発電装置の制御部電源 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26521597A JP4046249B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 発電装置の制御部電源 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11113297A true JPH11113297A (ja) | 1999-04-23 |
JP4046249B2 JP4046249B2 (ja) | 2008-02-13 |
Family
ID=17414132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26521597A Expired - Fee Related JP4046249B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 発電装置の制御部電源 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4046249B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007262901A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Ihi Aerospace Co Ltd | ガスタービンエンジンの停止制御方法 |
JP2011042451A (ja) * | 2009-08-21 | 2011-03-03 | Furukawa Unic Corp | 車両搭載用クレーンの電源供給システム |
CN102536449A (zh) * | 2012-02-15 | 2012-07-04 | 杭州师范大学 | 沼气发电装置 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP26521597A patent/JP4046249B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007262901A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Ihi Aerospace Co Ltd | ガスタービンエンジンの停止制御方法 |
JP2011042451A (ja) * | 2009-08-21 | 2011-03-03 | Furukawa Unic Corp | 車両搭載用クレーンの電源供給システム |
CN102536449A (zh) * | 2012-02-15 | 2012-07-04 | 杭州师范大学 | 沼气发电装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP4046249B2 (ja) | 2008-02-13 |
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