JPH11112942A - メモリインターフェース装置 - Google Patents

メモリインターフェース装置

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JPH11112942A
JPH11112942A JP9271751A JP27175197A JPH11112942A JP H11112942 A JPH11112942 A JP H11112942A JP 9271751 A JP9271751 A JP 9271751A JP 27175197 A JP27175197 A JP 27175197A JP H11112942 A JPH11112942 A JP H11112942A
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memory
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陽一郎 三木
Masahiro Tani
匡弘 谷
Kazuki Ninomiya
和貴 二宮
尚哉 ▲徳▼永
Naoya Tokunaga
Kenta Sagawa
賢太 寒川
Yutaka Miyaguchi
裕 宮口
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雄二 矢口
Tsuyoshi Akiyama
強 秋山
Kenya Adachi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一のシングルポートメモリを用いて映像信
号のリアルタイム処理を実現することができるメモリイ
ンターフェース装置を提供する。 【解決手段】 メモリインターフェース装置は、入力バ
ッファ1aと、出力バッファ2aと、入力バッファ1a
と出力バッファ1bとシングルポートメモリ6とを制御
する制御部3とを備えている。制御部3は、入力バッフ
ァ1aの複数の入力領域のうちの特定の入力領域に蓄積
された信号をシングルポートメモリ6に転送する間に、
特定の入力領域以外の入力領域に入力信号を蓄積するよ
うに入力バッファ1aおよびシングルポートメモリ6を
制御する。制御部3は、出力バッファ2aの複数の出力
領域のうちの特定の出力領域に蓄積された信号を出力信
号として出力する間に、シングルポートメモリ6に格納
された信号を特定の出力領域以外の出力領域に転送する
ように出力バッファ2aおよびシングルポートメモリ6
を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル信号をシ
ングルポートメモリに書き込みおよび読み出しするため
のメモリインターフェース装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音声信号処理および映像信号処理
分野において、信号のデジタル処理が普及してきてい
る。信号源のマルチメディア化によりデジタル信号に対
してより高度な処理内容が要求されてきているが、その
際にメモリを利用した処理が重要視されている。例え
ば、映像信号には、NTSC、PAL、HDTV、VG
A、SVGA等とさまざまな種類があり、さらに表示デ
バイスもCRT、液晶、プラズマディスプレイ等多岐に
わたっている。このような様々な種類の映像信号のフォ
ーマットを変換したり、複数の非同期の映像信号を合成
して出力するためには、メモリを用いたデジタル信号処
理システムが必要不可欠である。これらの処理では映像
信号を途切れることなく書き込み、読み出しを行う高速
リアルタイム動作が要求される。
【0003】従来、映像信号をリアルタイムにメモリへ
読み書きを行う処理はFIFO等のデュアルポートメモ
リを用いることにより実現されてきた。あるいは2つの
シングルポートメモリの書き込みと読み出しを交互に制
御して、リアルタイム処理を実現していた。また、映像
フォーマットの変換や、複数の非同期系の信号を扱う場
合は、専用のメモリ制御装置を設計することによりそれ
ぞれの動作を実現していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、映像信号をリアルタイム処理するため
に少なくともシングルポートのメモリ2個、もしくはデ
ュアルポートのメモリ1個を必要とし、全体のシステム
が高価になるという問題があった。さらに、前記メモリ
を使用しても、扱える映像信号のビット幅やクロック周
波数が限定され、柔軟なシステムが実現できないという
課題を有していた。
【0005】本発明の目的は、単一のシングルポートメ
モリを用いて映像信号のリアルタイム処理を実現するこ
とができるメモリインターフェース装置を提供すること
にある。
【0006】本発明の他の目的は、単一のシングルポー
トメモリを用いて映像信号のリアルタイム処理を実現す
ることができるとともに、入出力信号のビット数、シン
グルポートメモリのバス幅に依存しないシステムを実現
することができるメモリインターフェース装置を提供す
ることにある。
【0007】本発明の他の目的は、単一のシングルポー
トメモリを用いて映像信号のリアルタイム処理を実現す
ることができるとともに、複数の非同期の映像信号処理
を可能にするメモリインターフェース装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のメモリインター
フェース装置は、複数の入力領域を有する入力バッファ
と、複数の出力領域を有する出力バッファと、前記入力
バッファと前記出力バッファと所定のシングルポートメ
モリとを制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記
入力バッファの前記複数の入力領域のうちの特定の入力
領域に蓄積された信号を前記シングルポートメモリに転
送する間に、前記特定の入力領域以外の入力領域に入力
信号を蓄積するように前記入力バッファおよび前記シン
グルポートメモリを制御し、前記制御部は、前記出力バ
ッファの前記複数の出力領域のうちの特定の出力領域に
蓄積された信号を出力信号として出力する間に、前記シ
ングルポートメモリに格納された信号を前記特定の出力
領域以外の出力領域に転送するように前記出力バッファ
および前記シングルポートメモリを制御する。これによ
り、上記目的が達成される。
【0009】前記メモリインターフェース装置は、前記
入力バッファの出力バス幅を前記シングルポートメモリ
の入力バス幅に変換し、かつ、前記シングルポートメモ
リの出力バス幅を前記出力バッファの入力バス幅に変換
するバス幅変換回路をさらに備えていてもよい。
【0010】前記入力バッファは、前記入力バッファの
ビット方向とワード方向とに対応して複数の入力領域に
分割されており、前記出力バッファは、前記出力バッフ
ァのビット方向とワード方向とに対応して複数の出力領
域に分割されていてもよい。
【0011】前記入力バッファおよび前記出力バッファ
のそれぞれは、前記シングルポートメモリに対するアク
セス要求信号を前記制御部に出力し、前記制御部は、所
定の基準に従って前記アクセス要求信号に優先順位をつ
ける調停回路を備えていてもよい。
【0012】前記メモリインターフェース装置は、前記
入力バッファから出力される信号を前記出力バッファに
直接的に書き込む回路をさらに備えていてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)図1は、本発明のメモリインターフェ
ース装置の構成を示す。図1に示されるように、メモリ
インターフェース装置は、入力バッファ部1と、出力バ
ッファ部2と、入力バッファ部1と出力バッファ部2と
シングルポートメモリ6とを制御するコントロール部3
とを備えている。
【0014】コントロール部3は、同期信号に応答して
入力バッファ制御信号を入力バッファ部1に出力し、同
期信号に応答して出力バッファ制御信号を出力バッファ
部2に出力する。また、コントロール部3は、入力バッ
ファ部1および出力バッファ部2からシングルポートメ
モリ6に対するアクセス要求信号を受け取り、アクセス
要求信号に応答してアドレスや制御信号をシングルポー
トメモリ6に出力する。
【0015】本実施の形態では、メモリインターフェー
ス装置に入力される信号は映像信号であり、映像信号は
輝度信号Yと色差信号Cとを含むと仮定する。
【0016】入力バッファ部1は、輝度信号Y用の入力
バッファ1aと色差信号C用の入力バッファ1bとを有
しており、出力バッファ部2は、輝度信号Y用の出力バ
ッファ2aと色差信号C用の出力バッファ2bとを有し
ている。輝度信号Yは、入力バッファ1aを介してシン
グルポートメモリ6に格納され、シングルポートメモリ
6から読み出された信号は出力バッファ2aを介して出
力される。色差信号Cは、入力バッファ1bを介してシ
ングルポートメモリ6に格納され、シングルポートメモ
リ6から読み出された信号は出力バッファ2bを介して
出力される。ただし、入力バッファ部1および出力バッ
ファ部2が入力信号の用途によって分割されていること
は本発明の本質ではない。入力バッファ部1が単一の入
力バッファを含む場合、または、出力バッファ部2が単
一の出力バッファを含む場合も本発明の範囲に含まれ
る。
【0017】図2は、入力バッファ1aの構成を示す。
入力バッファ1bも入力バッファ1aと同一の構成を有
している。
【0018】図2において、黒丸7と白丸8は入力バッ
ファ1aの1ビットの格納単位であるメモリセルを示
す。黒丸7はメモリセルに1ビットのデータが格納され
た状態を示し、白丸8はメモリセルにデータが格納され
ていない空の状態を示す。また、入力バッファ1aに入
力される入力信号(輝度信号Y)のビット幅はnビッ
ト、入力バッファ1aの大きさはm×nビットである。
ここで、nは任意の正の整数、mは任意の正の整数の2
倍である。
【0019】入力信号は、最初に、入力バッファ1aの
第0列目のメモリセルに格納される。図2は、入力信号
が第0列目から第2列目までのメモリセルに格納されて
いる状態を示している。
【0020】入力バッファ1aは、領域I1と領域I2
に論理的に分割されている。領域I1は、第0列目から
第(m−2)/2列目までのメモリセルを含む。領域I
2は、第m/2列目から第(m−1)列目までのメモリ
セルを含む。入力バッファ1aからシングルポートメモ
リ6へのデータの書き込み(転送)は、領域I1または
領域I2のいずれか一方のメモリセルのすべてにデータ
が格納されたときに起こる。
【0021】図3は、入力信号が入力バッファ1aに一
時的に蓄えられた後、シングルポートメモリ6に書き込
まれるタイミングを示す。入力信号が入力バッファ1b
に一時的に蓄えられた後、シングルポートメモリ6に書
き込まれるタイミングも同様である。
【0022】図3に示す例では、水平同期信号が基準信
号として使用される。もちろん、水平同期信号以外の信
号を基準信号として使用してもよい。
【0023】入力バッファイネーブル信号は、入力バッ
ファ1aへの書き込みを許可するか否かを示す信号であ
る。図3に示す例では、入力バッファイネーブル信号の
Hレベルはイネーブル状態を示し、入力バッファイネー
ブル信号のLレベルはディスエーブル状態を示す。コン
トロール部3は、水平同期信号に応答して入力バッファ
イネーブル信号を入力バッファ1aに出力する。入力バ
ッファイネーブル信号は、入力バッファ制御信号の一種
である。
【0024】シングルポートメモリ6への書き込み要求
は、領域I1または領域I2のいずれか一方のメモリセル
のすべてにデータが格納されたときに起こる。従って、
入力バッファイネーブル信号がHレベルである場合に
は、シングルポートメモリ6への書き込み要求はm/2
サイクル毎に発生する。
【0025】最初のシングルポートメモリ6への書き込
み要求に応答して、入力バッファ1aの領域I1に蓄積
されたデータがシングルポートメモリ6に転送され、そ
こに書き込まれる。入力バッファ1aの領域I1に蓄積
されたデータがシングルポートメモリ6に転送されてい
る間に、入力バッファ1aの領域I2に入力信号が蓄積
される。
【0026】その次のシングルポートメモリ6への書き
込み要求に応答して、入力バッファ1aの領域I2に蓄
積されたデータがシングルポートメモリ6に転送され、
そこに書き込まれる。入力バッファ1aの領域I2に蓄
積されたデータがシングルポートメモリ6に転送されて
いる間に、入力バッファ1aの領域I1に入力信号が蓄
積される。以降、同様の処理が繰り返される。
【0027】このように、入力バッファ1aを2つの領
域に分割することにより、一方の領域に蓄積されたデー
タをシングルポートメモリ6に転送している間に、他方
の領域に入力信号を蓄積することができる。これによ
り、入力信号の入力バッファ1aへの蓄積を停止するこ
となく、入力バッファ1aからシングルポートメモリ6
にデータを転送することができる。
【0028】なお、図2では、入力バッファ1aを2つ
の領域に分割しているが、分割される領域の数は2には
限定されない。入力バッファ1aをL個の領域に分割し
てもよい。ここで、Lは、2以上の自然数である。ま
た、入力信号のビット数は、入力バッファ1aの行アド
レスサイズ≧入力信号のビット数の関係を満たしていれ
ば何ビットでもよい。入力バッファ1bについても同様
である。
【0029】図4は、出力バッファ2aの構成を示す。
出力バッファ2bも入力バッファ2aと同一の構成を有
している。
【0030】図4において、黒丸7と白丸8は出力バッ
ファ2aの1ビットの格納単位であるメモリセルを示
す。黒丸7はメモリセルに1ビットのデータが格納され
た状態を示し、白丸8はメモリセルにデータが格納され
ていない空の状態を示す。また、出力バッファ2aから
出力される出力信号(輝度信号Y)のビット幅はnビッ
ト、出力バッファ2aの大きさはm×nビットである。
ここで、n、mは任意の正の整数である。
【0031】出力信号は、最初に、出力バッファ2aの
第0列目のメモリセルから出力される。図4は、第0列
目から第2列目までのメモリセルに格納されていたデー
タが出力された状態を示している。
【0032】出力バッファ2aは、領域O1と領域O2
に論理的に分割されている。領域O1は、第0列目から
第(m−2)/2列目までのメモリセルを含む。領域O
2は、第m/2列目から第(m−1)列目までのメモリ
セルを含む。シングルポートメモリ6から出力バッファ
2aへのデータの読み出し(転送)は、領域O1または
領域O2のいずれか一方のメモリセルのすべてが空にな
ったときに起こる。
【0033】図5は、シングルポートメモリ6から読み
出されたデータが出力バッファ2aに一時的に蓄えられ
た後、メモリインターフェース装置の外部に出力される
タイミングを示す。シングルポートメモリ6から読み出
されたデータが出力バッファ2bに一時的に蓄えられた
後、メモリインターフェース装置の外部に出力されるタ
イミングも同様である。
【0034】図5に示す例では、水平同期信号が基準信
号として使用される。もちろん、水平同期信号以外の信
号を基準信号として使用してもよい。
【0035】出力バッファイネーブル信号は、出力バッ
ファ2aからの読み出しを許可するか否かを示す信号で
ある。図5に示す例では、出力バッファイネーブル信号
のHレベルはイネーブル状態を示し、出力バッファイネ
ーブル信号のLレベルはディスエーブル状態を示す。コ
ントロール部3は、水平同期信号に応答して出力バッフ
ァイネーブル信号を出力バッファ2aに出力する。出力
バッファイネーブル信号は、出力バッファ制御信号の一
種である。
【0036】シングルポートメモリ6への読み出し要求
は、領域O1または領域O2のいずれか一方のメモリセル
のすべてが空になったときに起こる。従って、出力バッ
ファイネーブル信号がHレベルである場合には、シング
ルポートメモリ6への読み出し要求はm/2サイクル毎
に発生する。
【0037】水平同期信号がHレベルになったとき、出
力バッファ2aは空の状態であると仮定する。この場
合、最初のシングルポートメモリ6への読み出し要求に
応答して、シングルポートメモリ6から読み出されたデ
ータが出力バッファ2aの領域O1に転送され、そこに
書き込まれる。
【0038】出力バッファイネーブル信号がLレベルか
らHレベルに変化したことに応答して、出力バッファ2
aの領域O1に蓄積されたデータの出力が開始される。
出力バッファ2aの領域O1に蓄積されたデータが出力
されている間に、その次のシングルポートメモリ6への
読み出し要求に応答して、シングルポートメモリ6から
読み出されたデータが出力バッファ2aの領域O2に転
送され、そこに書き込まれる。以降、同様の処理が繰り
返される。
【0039】このように、出力バッファ2aを2つの領
域に分割することにより、一方の領域に蓄積されたデー
タを出力信号として出力している間に、他方の領域にシ
ングルポートメモリ6から読み出されたデータを転送す
ることができる。これにより、出力バッファ2aからの
出力を停止することなく、シングルポートメモリ6から
出力バッファ2aにデータを転送することができる。
【0040】なお、図4では、出力バッファ2aを2つ
の領域に分割しているが、分割される領域の数は2には
限定されない。出力バッファ2aをN個の領域に分割し
てもよい。ここで、Nは、2以上の自然数である。ま
た、出力信号のビット数は、出力バッファ2aの行アド
レスサイズ≧出力信号のビット数の関係を満たしていれ
ば何ビットでもよい。出力バッファ2bについても同様
である。
【0041】コントロール部3は、入力バッファ1a、
1bからシングルポートメモリ6への書き込み要求を受
け取り、その書き込み要求に応答して入力バッファ1
a、1bからデータを読み出し、シングルポートメモリ
6にアドレスおよび制御信号を出力することにより、シ
ングルポートメモリ6にデータを書き込む書き込み制御
と、出力バッファ2a、2bからシングルポートメモリ
6への読み出し要求を受け取り、その読み出し要求に応
答してシングルポートメモリ6にアドレスおよび制御信
号を出力することにより、シングルポートメモリ6から
データを読み出し、シングルポートメモリ6から読み出
されたデータを出力バッファ2a、2bに格納する読み
出し制御とを行う。
【0042】図6は、図1に示す構成を有するメモリイ
ンターフェース装置を用いて、映像信号を入力バッファ
1a、1bに蓄えながらシングルポートメモリ6に書き
込む処理と、シングルポートメモリ6からデータを読み
出し、読み出されたデータを出力バッファ2a、2bに
蓄えながら映像信号を出力する処理とを並行して行う場
合のタイミングを示す。
【0043】図6に示す例では、水平同期信号が基準信
号として使用される。もちろん、水平同期信号以外の信
号が基準信号として使用されてもよい。
【0044】水平同期信号がHレベルになったとき、出
力バッファ2a、2bは空の状態であると仮定する。こ
の場合、最初のシングルポートメモリ6への読み出し要
求(輝度信号Y読み出し要求、色差信号C読み出し要
求)がコントロール部3に送られる。これらの読み出し
要求に応答して、コントロール部3は、シングルポート
メモリ6から輝度信号Y、色差信号Cの順にデータを読
み出し、シングルポートメモリ6から読み出した輝度信
号Yを出力バッファ2aの領域O1に転送しそこに書き
込み、シングルポートメモリ6から読み出した色差信号
Cを出力バッファ2bの領域O1に転送しそこに書き込
む。
【0045】入力バッファイネーブル信号と出力バッフ
ァイネーブル信号とが同時にLレベルからHレベルに変
化する。
【0046】入力バッファイネーブル信号がLレベルか
らHレベルに変化したことに応答して、入力バッファ1
a、1bの領域I1への入力信号の入力が開始される。
【0047】出力バッファイネーブル信号がLレベルか
らHレベルに変化したことに応答して、出力バッファ2
a、2bの領域O1に蓄積されたデータの出力が開始さ
れる。
【0048】次のシングルポートメモリ6への読み出し
要求(輝度信号Y読み出し要求、色差信号C読み出し要
求)がコントロール部3に送られる。これらの読み出し
要求に応答して、コントロール部3は、シングルポート
メモリ6から輝度信号Y、色差信号Cの順にデータを読
み出し、シングルポートメモリ6から読み出した輝度信
号Yを出力バッファ2aの領域O2に転送しそこに書き
込み、シングルポートメモリ6から読み出した色差信号
Cを出力バッファ2bの領域O2に転送しそこに書き込
む。
【0049】さらに、シングルポートメモリ6への読み
出し要求(輝度信号Y読み出し要求、色差信号C読み出
し要求)のm/2サイクル後には、シングルポートメモ
リ6への書き込み要求(輝度信号Y書き込み要求、色差
信号C書き込み要求)とシングルポートメモリ6への読
み出し要求(輝度信号Y読み出し要求、色差信号C読み
出し要求)とが同時に発生する。
【0050】コントロール部3は、書き込み要求および
読み出し要求に応答して、入力バッファ1aの領域I1
に蓄積された輝度信号Yと入力バッファ1bの領域I1
に蓄積された色差信号Cとを輝度信号Y、色差信号Cの
順にシングルポートメモリ6に転送しそこに書き込み、
その後、シングルポートメモリ6から輝度信号Y、色差
信号Cの順にデータを読み出し、シングルポートメモリ
6から読み出した輝度信号Yを出力バッファ2aの領域
1に転送しそこに書き込み、シングルポートメモリ6
から読み出した色差信号Cを出力バッファ2bの領域O
1に転送しそこに書き込む。このようなシングルポート
メモリ6への書き込みとシングルポートメモリ6からの
読み出しは、1つのm/2サイクル内で実行される。
【0051】入力バッファ1a、1bの領域I1に蓄積
された信号がシングルポートメモリ6に転送されている
間に、入力バッファ1a、1bの領域I2に入力信号が
蓄積される。出力バッファ2a、2bの領域O2に蓄積
されたデータが出力されている間に、シングルポートメ
モリ6から読み出されたデータが出力バッファ2a、2
bの領域O1に転送される。以降、同様の処理が繰り返
される。
【0052】図7は、シングルポートメモリ6のメモリ
マップの一例を示す。シングルポートメモリ6のアドレ
ス0〜n1−1には1フィールド目の輝度信号Y1、ア
ドレスn1〜n2−1には1フィールド目の色差信号C
1が格納されている。同様に2〜4フィールド目に対応
する輝度信号Y2〜Y4、色差信号C2〜C4が順に格
納されている。2フィールド目の輝度信号Y2、色差信
号C2が入力バッファ1a、1bに現在入力されている
データであると仮定すると、出力バッファ2a、2bに
読み出されるデータは1フィールド目の輝度信号Y1、
色差信号C1である。
【0053】図8は、入力バッファ部1の構成を示す。
ここでは、説明を簡略化するため、入力バッファ部1
は、単一の入力バッファ1cを含むと仮定する。入力バ
ッファ部1が上述したように入力バッファ1aと入力バ
ッファ1bとを含む場合も同様である。また、入力信号
は2ビットまたは4ビットであり、シングルポートメモ
リ6の1ワードは2ビットまたは4ビットであると仮定
する。
【0054】入力バッファ部1は、入力信号の書き込み
を制御する入力信号Write制御部9と、入力信号を一時
的に蓄える入力バッファ1cと、入力バッファ1cに蓄
えられたデータをシングルポートメモリ6に読み出す入
力データRead制御部11とを含む。
【0055】図9は、出力バッファ部2の構成を示す。
ここでは、説明を簡略化するため、出力バッファ部2
は、単一の出力バッファ2cを含むと仮定する。出力バ
ッファ部2が上述したように出力バッファ2aと出力バ
ッファ2bとを含む場合も同様である。
【0056】出力バッファ部2は、出力信号の読み出し
を制御する出力信号Read制御部12と、入力信号を一時
的に蓄える出力バッファ2cと、シングルポートメモリ
6から読み出されたデータを出力バッファ2cに蓄える
出力データWrite制御部13とを含む。
【0057】以下、図8を参照して、入力バッファ部1
の動作を説明する。
【0058】入力バッファ部1に入力された映像信号
は、入力バッファ1cに順次書き込まれる。
【0059】図10は、入力バッファ1cの構成を示
す。入力バッファ1cは、メモリセルアレイ10を含ん
でいる。47は、メモリセルアレイ10内の1ビットメ
モリセルを示す。20〜27は、1ビットのセルが2個
ペアになったメモリセルを示す。28〜37はWired OR
を示す。38〜41はフリップフロップを示す。42は
データのマルチプレクスを行うマルチプレクサを示す。
43、44はセレクタを示す。45、46はトライステ
ートバッファを示す。トライステートバッファ45、4
6は、制御信号がLレベルである場合には入力された信
号をそのまま出力し、制御信号がHレベルである場合に
は出力はハイインピーダンスとなる。
【0060】メモリセルアレイ10は、内部で入力され
るデータとシングルポートメモリ6のビット幅に対応し
て、本実施の形態では4ビット毎に1つの列アドレスが
割り当てられている。またメモリセルアレイ10は2つ
の領域に分割され、列アドレス0、1のメモリセルは領
域I1、列アドレス2、3のメモリセルは領域I2に割り
当てられている。
【0061】メモリセルアレイ10は、さらに横方向に
も2ビット毎に行アドレス0と1に分割されている。各
アドレスのメモリセルは、メモリバスの対応するビット
にWired ORされている。入力される映像信号が4ビット
の場合、行アドレス0、1両方のメモリセルにデータが
書き込まれ、2ビットの場合は行アドレス0のみにデー
タが書き込まれる。
【0062】入力信号が2ビットのデータ列の場合、デ
ータは最初に行アドレス0、列アドレス0のメモリセル
20に格納され、次のサイクルでメモリセル22に格納
される。ここで領域I1の行アドレス0に属するすべて
のメモリセルにデータが格納されたため、シングルポー
トメモリ6への書き込みを開始するためにメモリバスに
データが読み出される。メモリバスが4ビットで構成さ
れているため、メモリセル20のデータは、Wired OR2
8を通じて読み出し、メモリセル22のデータは、Wire
d OR32を通じて読み出し、4ビットのデータを組み立
ててフリップフロップ38〜41に出力する。
【0063】シングルポートメモリ6が4ビット1ワー
ドの場合には、シングルポートメモリ6へデータを書き
込む周波数と同じ周波数を有するクロック信号がフリッ
プフロップ38〜41に入力される。セレクト信号をL
レベルにすることで、セレクタ43は、フリップフロッ
プ38の出力をシングルポートメモリ6へ出力し、セレ
クタ44はフリップフロップ39の出力をシングルポー
トメモリ6へ出力する。同様に、トライステートバッフ
ァ45は、フリップフロップ40の出力をシングルポー
トメモリ6へ出力し、トライステートバッファ46は、
フリップフロップ41の出力をシングルポートメモリ6
へ出力する。従って、入力バッファ1cから出力される
データは4ビットとなり、4ビット幅のシングルポート
メモリが接続できる。
【0064】シングルポートメモリ6が2ビット1ワー
ドの場合には、シングルポートメモリ6へデータを書き
込む周波数の1/2の周波数を有するクロック信号がフ
リップフロップ38〜41に入力される。マルチプレク
サ42は、フリップフロップ38、39、40、41の
出力を入力とし、第1の出力には、フリップフロップ3
8と40の信号を選択して、クロック信号がHレベルの
時にはフリップフロップ38のデータを出力し、クロッ
ク信号がLレベルの時にはフリップフロップ40のデー
タを出力する。マルチプレクサ42の第2の出力は、ク
ロック信号がHレベルの時にはフリップフロップ39の
データを出力し、クロック信号がLレベルの時にはフリ
ップフロップ41のデータを出力する。よって、マルチ
プレクサ42は、クロック信号の2倍のデータレート
で、データを出力する。セレクト信号をHレベルにする
ことで、セレクタ43は、マルチプレクサ42の第1の
出力をシングルポートメモリ6へ出力し、セレクタ44
はマルチプレクサ42の第2の出力をシングルポートメ
モリ6へ出力する。トライステートバッファ45と46
は、ハイインピーダンス状態となる。従って、入力バッ
ファ1cから出力されるデータは2ビットとなり、2ビ
ット幅のシングルポートメモリが接続できる。領域I2
のメモリセル24、26にデータが格納されたときも同
様の手段でシングルポートメモリ6にデータを出力する
ことができる。
【0065】入力信号が4ビットのデータ列の場合、第
1番目のデータはメモリセル20と21に格納され、第
2番目のデータはメモリセル22と23に書き込まれ
る。ここで領域I1に属するすべてのメモリセルにデー
タが格納されたため、シングルポートメモリ6への書き
込みを開始するためにメモリバスにデータが読み出され
る。メモリバスが4ビットで構成されているため、第1
にメモリセル20のデータは、Wired OR28を通じて読
み出し、メモリセル21のデータは、Wired OR29を通
じて読み出し、4ビットのデータを組み立て、第2にメ
モリセル22のデータは、Wired OR30を通じて読み出
し、メモリセル23のデータは、Wired OR31を通じて
読み出し、4ビットのデータを組み立て、フリップフロ
ップ38〜41に出力する。
【0066】以上の構成により、入力データが2ビット
でも4ビットでも、4ビット1ワードまたは2ビット1
ワード構成のシングルポートメモリ6に書き込むことが
できる。なお、入力データがnビット(nは自然数)、
シングルポートメモリ6の1ワードがmビット(mは自
然数)でも同様の手法で実現可能である。また、出力バ
ッファ部2のメモリセルアレイについても同様の構成で
実現できる。また、シングルポートメモリ6への転送を
行う領域の順番は本実施の形態に示したものに限らず、
バッファにたまった必要なデータが全て転送できればよ
い。
【0067】図11は、Write制御部9の構成を示す。
図11において、50は微分回路、51〜55はANDゲ
ート、57〜60はフリップフロップをそれぞれ示す。
リセット信号は、微分回路50に入力されて、1クロッ
ク幅の信号となる。微分回路50の出力がHレベルの
時、フリップフロップ57はHレベルがセットされ、フ
リップフロップ58、59、60はLレベルにリセット
される。この状態で、Write制御部9は初期状態とな
る。次にイネーブル信号がHレベルになると、フリップ
フロップ57、58、59、60にクロック信号が入力
されるため、初期状態の時にそれぞれのフリップフロッ
プにセットされていた値が右側にシフトされる。すなわ
ち、フリップフロップ57の出力はLレベル、フリップ
フロップ58の出力はHレベル、フリップフロップ59
の出力はLレベル、フリップフロップ60の出力はLレ
ベルとなる。このときANDゲート52、53、54、5
5の出力はそれぞれ、L、H、L、Lレベルとなる。こ
れらの信号をメモリセルアレイ10のメモリセルの書き
込みのワード線に接続することにより、入力信号が順次
格納される。
【0068】図12は、Write制御部9の動作を示すタ
イミングチャートである。フリップフロップ58および
60の出力信号は、ポインタ出力1、2となり、ポイン
タ1の出力がHレベルとなったときには、入力バッファ
1cの領域I1が満たされたことを表し、ポインタ2の
出力がHレベルとなったときには、入力バッファ1cの
領域I2が満たされたことを表す。ポインタ出力は入力
バッファからシングルポートメモリ6への書き込み要求
としてコントロール部3に出力される。出力バッファの
出力信号Read制御部12についても同様の構成で実現で
きる。異なるのはポインタ出力1、2がそれぞれ出力バ
ッファが空になったことを示し、コントロール部3へシ
ングルポートメモリ6からの読み出し要求を出力するこ
とである。
【0069】図13は、入力データRead制御部11の構
成を示す。図13において、70、71、72、73は
ANDゲートを示す。それぞれのANDゲートは、コントロー
ル部3から出力される制御信号(アドレス)をデコード
することにより、メモリセルアレイ10のそれぞれの領
域の列アドレスを示す信号を出力する。なお、出力デー
タWrite制御部13も同様にして構成できる。
【0070】図14は、コントロール部3の構成を示
す。図14において、80、82はタイミング発生器、
81、83はアドレス発生器を示す。コントロール部3
はタイミング発生器80とアドレス発生器81を持つバ
ッファ制御部4と、タイミング発生器82とアドレス発
生器83を持つメモリ制御部5とを含む。
【0071】図15(a)は、タイミング発生器80の
構成を示す。図15(a)において、84、87はカウ
ンタを示す。85、88はカウンタに初期値を設定する
レジスタを示す。86、89はRSフリップフロップを示
す。90はANDゲートを示す。入力された垂直同期信号
によって、カウンタ84にはレジスタ85の値がロード
され、RSフリップフロップ86はリセットされる。次の
サイクルからカウンタ84のカウント動作が始まり、n
回のカウント後、キャリーアウト信号が出力される。キ
ャリーアウト信号は図11の入力信号Write制御部9の
微分回路50へのリセット信号となるとともに、RSフリ
ップフロップ86のセット信号となる。また、入力され
た水平同期信号によって、カウンタ87にはレジスタ8
8の値がロードされ、RSフリップフロップ89はリセッ
トされる。次のサイクルからカウンタ87のカウント動
作が始まり、m回のカウント後、キャリーアウト信号が
出力される。キャリーアウト信号は、RSフリップフロッ
プ89のセット信号となる。イネーブル信号は、ANDゲ
ート90の出力で、RSフリップフロップ86と89の出
力がともにHレベルの時、Hレベルになる。
【0072】図15(b)は、アドレス発生器81の構
成を示す。図15(b)において、91はカウンタを示
す。入力信号Write制御部9から出力されるポインタ信
号によって、カウンタ91はリセットされ、次のサイク
ルからカウントされる。カウントされた値はそのままア
ドレス出力となり、入力データRead制御部11に入力さ
れる。メモリ制御部5のタイミング発生器82、アドレ
ス発生器83も同様の構成で実現できる。
【0073】なお、Write制御部9のポインタ出力は本
実施の形態では領域を2分割しているため2個となって
いるが、領域をさらに細分した場合にはそれに応じて増
加する。領域は一般にL個(L:2以上の自然数)に分
割可能であるので、ポインタ数も一般にLとなる。図1
0に示すメモリセルアレイ10の場合、領域I1、I2
さらに2分割することにより4領域を設定することが可
能である。すなわち列アドレス0のメモリセルが領域I
1、列アドレス1が領域I2、列アドレス2が領域I3
列アドレス3が領域I4となる。この時、図11のWrite
制御部において、フリップフロップ57の出力がポイン
タ1、フリップフロップ58の出力がポインタ2、フリ
ップフロップ59の出力がポインタ3、フリップフロッ
プ60の出力がポインタ4となる。
【0074】図21は、図11の入力信号Write制御部
9にポインタ出力を追加したときの構成を示す。図21
において、50は微分回路、51〜55、130、13
1はANDゲート、57〜60はフリップフロップを示
す。モード選択信号は、領域を2分割するときLレベ
ル、4分割するときHレベルとなる信号である。
【0075】図21に示すように、本実施の形態では、
ANDゲート130の出力をポインタ出力1、フリップフ
ロップ58の出力をポインタ出力2、ANDゲート131
の出力をポインタ出力3、フリップフロップ60の出力
をポインタ出力4とする。それぞれのポインタ出力は、
領域を2分割した場合、ポインタ2が領域I1が満たさ
れたことを示し、ポインタ4が領域I2が満たされたこ
とを示す。領域を4分割した場合、ポインタ1が領域I
1が満たされたことを表し、ポインタ2が領域I2が満た
されたことを表し、ポインタ3が領域I3が満たされた
ことを表し、ポインタ4が領域I4が満たされたことを
表す。
【0076】モード選択信号とANDゲート130、13
1を導入したことにより、領域を2分割したときにはモ
ード選択信号がLレベルとなるため、ポインタ出力1、
3は常にLレベルとなり、メモリ書き込みは開始され
ず、ポインタ出力2または4がHレベルとなったときメ
モリ書き込みが開始される。領域を4分割したときに
は、モード選択信号がHレベルとなるため、すべてのポ
インタ出力に対応してメモリ書き込みが開始される。従
って、図21に示すような、モード選択信号とANDゲー
トを導入することにより、領域の大きさを選択してシン
グルポートメモリ6への書き込み制御を変更する手段を
追加することができる。
【0077】図16(a)および(b)は、図11のWr
ite制御部9を使用したときのシングルポートメモリ6
のメモリマップを示す。図16(a)は初期状態を表
す。図16(b)は領域I1のデータを書き込んだとき
のメモリマップである。このようにバッファを使用して
メモリアクセスを行ったとき、シングルポートメモリ6
への最小アクセス単位は領域の大きさに依存する。
【0078】図17(a)〜(d)は、領域をさらに細
分し、4分割したときのシングルポートメモリ6のメモ
リマップを示す。図17(a)は初期状態を表す。図1
7(b)は領域I1のデータを書き込んだときのメモリ
マップである。図17(c)、(d)は領域I2のデー
タを書き込んだときのメモリマップである。領域を細分
化することにより、図17(c)に示すとおり、領域を
2分割したときと同じメモリアドレス、すなわち図16
(b)と同じようにデータを書き込むことと、図17
(d)に示すように全く異なるメモリアドレスにデータ
を書き込むことができる。バッファを使用してメモリイ
ンターフェース装置を構成した場合、メモリアドレスの
制御単位がバッファの領域の大きさに依存するため、領
域の大きさを選択できる手段を備えることにより、より
細やかなメモリアドレス制御が可能となる。
【0079】次に、映像信号レートや水平周波数が異な
る複数の映像を扱う方法について説明する。
【0080】図18は、シングルポートメモリ6への書
き込み要求およびシングルポートメモリ6からの読み出
し要求を調停する調停回路の構成を示す。調停回路は、
コントロール部3に含まれ得る。図18において、94
〜97はユーザが設定を行うためのレジスタを示す。9
8〜101はANDゲートである。102は要求を調停す
るための調停器を示す。
【0081】本実施の形態では、入力信号1を入力バッ
ファに格納し、バッファが一杯になったことを示す信号
がポインタ出力A、入力信号2を入力バッファに格納
し、バッファが一杯になったことを示す信号がポインタ
出力B、出力バッファから出力信号1を出力し、バッフ
ァが空になったことを示す信号がポインタ出力C、出力
バッファから出力信号2を出力し、バッファが空になっ
たことを示す信号がポインタ出力Dであるとする。ま
た、シングルポートメモリ6の書き込み要求および読み
出し要求に対する優先順位はレジスタの設定値2ビット
で表され、"11"のときに最高の優先順位、"10"の時
に2番目の優先順位、"01"の時に最低の優先順位、"
00"の時は書き込みおよび読み出し要求が存在しない
ものと仮定する。なお、優先順位は、本メモリインター
フェース装置が使用されるアプリケーションに応じて、
何ビットのレジスタ設定値で表してもよい。
【0082】入力信号1が入力バッファの第1の領域を
満たした時、ポインタ出力AがHレベルになり、レジス
タ94に設定された値がANDゲート98を通じて書き込
み要求 Write REQA信号として調停器102に入力され
る。同様に、入力信号2が入力バッファの第2の領域を
満たした時、レジスタ95の設定値が書き込み要求 Wri
te REQB信号として調停器102に入力され、出力信号
1が出力バッファの第1の領域を空にしたとき、レジス
タ96の設定値が読み出し要求 Read REQA信号として調
停器102に入力され、出力信号2が出力バッファの第
2の領域を空にしたとき、レジスタ97の設定値が読み
出し要求 Read REQB信号として調停器102に入力され
る。
【0083】調停器102は、ハードウェア的にあらか
じめ決められた優先順位を持っており、書き込み要求ま
たは読み出し要求が行われた場合は、その優先順位に従
って処理する。本実施の形態では、Write REQAが最高の
優先順位、Write REQBが2番目の優先順位、Read REQA
が3番目の優先順位、Read REQBが最低の優先順位とす
る。それ以外の優先順位をつけたい場合は、本メモリイ
ンターフェース装置を使用するユーザがレジスタ94、
95、96、97に設定する。例えば、Read REQBを最
高の優先順位となるようにしたい場合は、レジスタ97
に"11"を設定する。
【0084】図19は、調停器102が各レジスタ設定
に対して、どのような値を出力するかを表している。
【0085】図19において、No.1はレジスタ94
に"11"を設定して、ポインタ出力AがHレベルになっ
たときの調停器102の出力である。この場合は、他の
書き込み要求や読み出し要求、レジスタ設定に関わら
ず、必ずシングルポートメモリ6のWrite Mode AがHレ
ベルになる。これは、調停器102がポインタ出力Aの
要求を最高の優先順位として処理するように構成されて
いるためである。例えば、入力バッファのメモリセルア
レイが図10のような構成で、入力信号1が行アドレス
0に格納される場合、Write Mode AがHレベルになる
と、入力バッファの読み出し制御部は、行アドレスが0
で列アドレスが0と1の領域を読み出してシングルポー
トメモリ6への書き込み要求を処理し、ポインタ出力A
はLレベルに戻る。
【0086】No.2はレジスタ94に"10"以下を設
定し、レジスタ95に"11"を設定したときの調停器1
02の出力である。この場合は、他の書き込み要求や読
み出し要求、レジスタ設定に関わらず、必ずシングルポ
ートメモリ6のWrite Mode BがHレベルになる。これ
は、調停器102がポインタ出力Bの要求を最高の優先
順位として処理するように構成されているため、ユーザ
がポインタ出力Aの優先順位をレジスタ94に"10"に
設定して優先順位を下げ、ポインタ出力Bの優先順位を
レジスタ95に"11"に設定して優先順位を上げている
ためである。以下、No.3〜12の場合についても、
同様の法則に基づいて処理される。
【0087】(実施の形態2)次に、実施の形態2とし
て、入力バッファと出力バッファを利用して入力信号を
単純遅延させて出力する方法を説明する。
【0088】図20は、入力バッファ部1のメモリセル
アレイ121とシングルポートメモリ6への書き込みバ
ス、および出力バッファ部2のメモリセルアレイ122
とシングルポートメモリ6からの読み出しバスの構成を
示す。図20において、20〜27、104〜111は
1ビットのセルが2個ペアになったメモリセルを示す。
121は入力バッファ部1のメモリセル全体を表すメモ
リセルアレイを示す。122は出力バッファ部2のメモ
リセル全体を表すメモリセルアレイを示す。28〜3
6、112〜120は2個ペアになったWired ORを示
す。本実施の形態では、シングルポートメモリ6の1ワ
ードは4ビットであると仮定する。
【0089】入力バッファ部1のメモリセルアレイ12
1が満たされたとき、通常はWiredOR 28〜36を通じ
てシングルポートメモリ6へ出力される。メモリバスの
書き込みのビット線と、読み出しのビット線が接続され
ているので、同様の手段を利用すると、入力バッファ部
1のメモリセルアレイ121から出力バッファ部2のメ
モリセルアレイ122へ直接データを書き込むことが可
能である。例えば、メモリセル20のデータをWired OR
28を通じて読み出すときに、Wired OR 112を同時
にONすると、メモリセル104に書き込むことができ
る。
【0090】以上の構成により、入力バッファと出力バ
ッファを利用して入力信号を単純遅延させて出力するこ
とができる。上記例では、入力信号を4クロック〜8ク
ロック遅延させて出力する。
【0091】なお、ここでも、バッファのビット数、ワ
ード数は本実施の形態に限ったものではない。
【0092】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、入力バ
ッファの複数の入力領域のうちの特定の入力領域に蓄積
された信号をシングルポートメモリに転送する間に、特
定の入力領域以外の入力領域に入力信号が蓄積され、出
力バッファの複数の出力領域のうちの特定の出力領域に
蓄積された信号を出力信号として出力する間に、シング
ルポートメモリに格納された信号が特定の出力領域以外
の出力領域に転送される。これにより、入力信号をシン
グルポートメモリに書き込みながら、シングルポートメ
モリから読み出した信号を出力信号としてリアルタイム
に出力することが可能になる。さらに、入力バッファの
入力領域の数および出力バッファの出力領域の数を増大
させることにより、1度に転送するデータ量の最小単位
を小さくすることができる。その結果、細やかなアドレ
ス制御を行うことが可能となる。
【0093】請求項2に記載の発明によれば、入力バッ
ファの出力バス幅をシングルポートメモリの入力バス幅
に変換し、かつ、シングルポートメモリの出力バス幅を
出力バッファの入力バス幅に変換するバス幅変換回路が
設けられている。これにより、シングルポートメモリの
バス幅によらないシステムを実現することが可能にな
る。
【0094】請求項3に記載の発明によれば、入力バッ
ファは、入力バッファのビット方向とワード方向とに対
応して複数の入力領域に分割されており、出力バッファ
は、出力バッファのビット方向とワード方向とに対応し
て複数の出力領域に分割されている。ビット方向の分割
をプログラマブルに可変にすることにより、入力信号の
ビット幅によらず、領域ごとに意図したシングルポート
メモリのアドレスにアクセスすることができる。その結
果、シングルポートメモリを有効に使用することが可能
になる。さらに、異なる同期系統の複数の信号を入出力
することも可能である。
【0095】請求項4に記載の発明によれば、所定の基
準に従ってアクセス要求信号に優先順位をつける調停回
路が設けられている。これにより、異なる同期系統の複
数の信号を入出力する場合において、信号レートの早い
ものに対してシングルポートメモリへのアクセスを優先
的に許可することができる。その結果、破綻なくリアル
タイム制御を行うことが可能になる。
【0096】請求項5に記載の発明によれば、入力バッ
ファから出力される信号を出力バッファに直接的に書き
込む回路が設けられている。これにより、入力バッファ
と出力バッファとを利用して入力信号を単純遅延させて
出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1のメモリインターフェース装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】入力バッファ1aの構成を示す図である。
【図3】シングルポートメモリ6にデータを書き込むタ
イミングを示すタイムチャートである。
【図4】出力バッファ2aの構成を示す図である。
【図5】シングルポートメモリ6からデータを読み出す
タイミングを示すタイムチャートである。
【図6】シングルポートメモリ6にリアルタイムにデー
タを読み書きする場合のタイミングを示すタイムチャー
トである。
【図7】シングルポートメモリ6のメモリマップの一例
を示す図である。
【図8】入力バッファ部1の構成を示す図である。
【図9】出力バッファ部2の構成を示す図である。
【図10】メモリセルアレイ10の構成を示す図であ
る。
【図11】Write制御部9の構成を示す図である。
【図12】Write制御部9の動作のタイミングを示すタ
イムチャートである。
【図13】入力データRead制御部11の構成を示す図で
ある。
【図14】コントロール部3の構成を示す図である。
【図15】(a)はタイミング信号発生器81の構成を
示す図、(b)はアドレス発生器82の構成を示す図で
ある。
【図16】(a)および(b)は、シングルポートメモ
リ6のメモリマップの一例を示す図である。
【図17】(a)〜(d)は、シングルポートメモリ6
のメモリマップの一例を示す図である。
【図18】調停回路の構成を示す図である。
【図19】調停器102の出力を示す図である。
【図20】入力バッファ部1および出力バッファ部2の
メモリアレイの構成を示す図である。
【図21】入力信号Write制御部9の他の構成を示す図
である。
【符号の説明】
1 入力バッファ部 2 出力バッファ部 3 コントロール部 4 バッファ制御部 5 メモリ制御部 6 シングルポートメモリ 9 入力信号Write制御部 10 メモリセルアレイ 11 入力データRead制御部 12 出力信号Read制御部 13 出力データWrite制御部 47 メモリセル 50 微分回路 80 タイミング発生器 81 アドレス発生器 82 タイミング発生器 83 アドレス発生器 102 調停器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷 匡弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 二宮 和貴 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 ▲徳▼永 尚哉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 寒川 賢太 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 宮口 裕 東京都港区北青山3丁目6番12号 青山富 士ビル 日本テキサス・インスツルメンツ 株式会社内 (72)発明者 矢口 雄二 茨城県稲敷郡美浦村木原2355番地 (72)発明者 秋山 強 茨城県稲敷郡美浦村木原2355番地 (72)発明者 足立 顕哉 茨城県稲敷郡美浦村木原2355番地

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力領域を有する入力バッファ
    と、複数の出力領域を有する出力バッファと、前記入力
    バッファと前記出力バッファと所定のシングルポートメ
    モリとを制御する制御部とを備え、 前記制御部は、前記入力バッファの前記複数の入力領域
    のうちの特定の入力領域に蓄積された信号を前記シング
    ルポートメモリに転送する間に、前記特定の入力領域以
    外の入力領域に入力信号を蓄積するように前記入力バッ
    ファおよび前記シングルポートメモリを制御し、 前記制御部は、前記出力バッファの前記複数の出力領域
    のうちの特定の出力領域に蓄積された信号を出力信号と
    して出力する間に、前記シングルポートメモリに格納さ
    れた信号を前記特定の出力領域以外の出力領域に転送す
    るように前記出力バッファおよび前記シングルポートメ
    モリを制御する、メモリインターフェース装置。
  2. 【請求項2】 前記入力バッファの出力バス幅を前記シ
    ングルポートメモリの入力バス幅に変換し、かつ、前記
    シングルポートメモリの出力バス幅を前記出力バッファ
    の入力バス幅に変換するバス幅変換回路をさらに備えて
    いる、請求項1に記載のメモリインターフェース装置。
  3. 【請求項3】 前記入力バッファは、前記入力バッファ
    のビット方向とワード方向とに対応して複数の入力領域
    に分割されており、前記出力バッファは、前記出力バッ
    ファのビット方向とワード方向とに対応して複数の出力
    領域に分割されている、請求項1に記載のメモリインタ
    ーフェース装置。
  4. 【請求項4】 前記入力バッファおよび前記出力バッフ
    ァのそれぞれは、前記シングルポートメモリに対するア
    クセス要求信号を前記制御部に出力し、 前記制御部は、所定の基準に従って前記アクセス要求信
    号に優先順位をつける調停回路を備えている、請求項1
    に記載のメモリインターフェース装置。
  5. 【請求項5】 前記入力バッファから出力される信号を
    前記出力バッファに直接的に書き込む回路をさらに備え
    ている、請求項1に記載のメモリインターフェース装
    置。
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