JP2001202072A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2001202072A
JP2001202072A JP2000010953A JP2000010953A JP2001202072A JP 2001202072 A JP2001202072 A JP 2001202072A JP 2000010953 A JP2000010953 A JP 2000010953A JP 2000010953 A JP2000010953 A JP 2000010953A JP 2001202072 A JP2001202072 A JP 2001202072A
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Japan
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channel
channels
signal
display device
control means
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JP2000010953A
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English (en)
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Toshiyuki Maekawa
俊行 前川
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Schneider Electric Japan Holdings Ltd
Original Assignee
Digital Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各チャンネル間で共有された共有メモリに書
き込む表示装置において、特に重要なチャンネルのコマ
落ちを防止する。 【解決手段】 フレームカウンタ15は、アクセス制御
回路12が現チャンネルのデータを共有メモリ11へ書
き込む際、書き込んだフレーム数Nをカウントする。さ
らに、コンパレータ17は、上記フレーム数Nが、レー
ト設定部16の指示する上限値Lに達したとき、チャン
ネルカウンタ14へ切り換え信号SWを出力して、チャ
ンネルの切り換えを指示する。これにより、各チャンネ
ルを選択する期間の比率を設定でき、共有メモリ11へ
の書き込み速度が低く、全チャンネルをコマ落ちなく書
き込むことができない場合であっても、特に重要なチャ
ンネルのコマ落ちを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1画面中に、複数
チャンネルの映像信号を表示可能な表示装置に関し、少
ないチップ数の回路で、コマ落ちを目立たせずに、映像
信号を表示可能な表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、監視制御などのために、複数の
場所を表示する際、それぞれの場所にビデオカメラを配
し、所定の時間間隔で、各ビデオカメラからの映像信号
を切り換えて、オペレータの監視画面に表示する表示装
置が、従来より広く用いられている。このような表示装
置では、1画面に同時に出力される映像は、1つのビデ
オカメラからの信号であり、ある場所で異常が発生した
場合、オペレータは、画面を注視し続けたとしても、そ
の場所のビデオカメラに切り換えられるまで、異常を発
見することができない。また、各ビデオカメラは、所定
の時間間隔毎に切り換えられるため、オペレータは、異
常の有無を確認するためには、当該時間間隔内に少なく
とも1度は、画面を見る必要があり、オペレータの負担
が大きくなってしまう。
【0003】したがって、従来から、図10に示すよう
に、専用のアナログ信号合成装置101を用いて、複数
台のビデオカメラ102…からのアナログの映像信号を
合成し、表示装置103が、当該映像信号に基づいて、
表示デバイス104の1画面上のウィンドウとして、各
ビデオカメラ102からの映像を同時に表示する表示シ
ステム100も、広く使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のアナログ信号合成装置101は、ビデオカメラ10
2からの信号を合成して、アナログの映像信号を出力す
るため、1画面に表示可能なウィンドウ数やウィンドウ
の位置が制限される虞れがある。さらに、表示装置10
3には、合成されたアナログ信号が入力されるため、例
えば、輪郭抽出や動き検出などの画像処理を各ウィンド
ウ毎に高精度に実施することが難しくなってしまう。
【0005】一方で、例えば、デコーダなどを用い、ビ
デオカメラがデジタル信号を出力すれば、画像処理が容
易になる。ところが、デジタル信号処理には、デジタル
信号を出力するビデオデコーダと、デジタル信号を蓄積
するメモリと、当該メモリの入出力を制御する回路とが
必要になり、各チャンネル毎に、これらの部材を設ける
と、多数のチップが必要になり、特に、チャンネル数が
多い場合には、表示システム全体の製造費用が高騰して
しまう。
【0006】ここで、図11に示す表示システム200
のように、ビデオカメラ102およびビデオデコーダ2
02の後段にセレクタ201を設ければ、表示装置20
3内のメモリおよびメモリ制御回路の数とを削減でき、
製造費用を抑えることができる。
【0007】ところが、この構成では、各チャンネル間
で、表示装置203内のメモリおよびメモリ制御回路が
共用されているので、メモリへの書き込み速度が十分に
速くないと、各チャンネルの全てのフレームをキャプチ
ャすることができず、コマ落ちが発生してしまう。
【0008】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、各チャンネル間でメモリを共
用しているにも拘らず、コマ落ちの目立ちにくい表示装
置を実現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る表
示装置は、上記課題を解決するために、複数チャンネル
の映像信号、それぞれに応じた映像を、ウィンドウとし
て、1画面に複数表示可能な表示装置において、上記各
チャンネルに共通して設けられ、上記各チャンネルの映
像を示すデータを蓄積する共有メモリと、上記複数チャ
ンネルの映像信号それぞれを順次選択して、上記共有メ
モリへ書き込む制御手段とを備え、上記制御手段がチャ
ンネルを選択する際、少なくとも1つのチャンネルは、
予め定められた単位時間に対する比率が、残余のチャン
ネルと異なる値に設定されていることを特徴としてい
る。
【0010】上記構成では、制御手段が、複数チャンネ
ルの映像信号のいずれかを選択し、映像信号が示すデー
タを共有メモリへ書き込む。書き込むチャンネルは、順
次選択されるので、共有メモリと制御手段とが、複数の
チャンネル間で共有されているにも拘らず、各チャンネ
ルの映像信号は、共有メモリに書き込まれ、1画面中の
複数のウィンドウとして表示される。
【0011】したがって、例えば、画像処理など、後段
の処理が容易な映像信号として入力される各チャンネル
の映像信号を1画面中に表示可能で、しかも、各チャン
ネル毎に制御手段およびメモリを設ける場合よりもチッ
プ数が少ない表示装置を実現できる。
【0012】ところで、上記構成では、共有メモリに書
き込むチャンネルが順次選択されるため、制御手段が共
有メモリへ書き込む速度が十分に高くないと、全チャン
ネルの全フレームを書き込むことができず、コマ落ちが
発生してしまう。
【0013】ところが、上記構成では、少なくとも1つ
のチャンネル(特定チャンネル)は、予め定められた単
位時間に対する選択時間の比率が、残余のチャンネルよ
りも異なる値に設定されている。したがって、比率が高
く設定されている場合、制御手段は、残余のチャンネル
に比べて、特定チャンネルを、より高い比率で選択する
ので、特定チャンネルのコマ落ちが発生しにくくなる。
これとは逆に、比率が低く設定されている場合、特定チ
ャンネルのコマ落ちが発生しやすくなり、均等の場合に
比べて、残余のチャンネルのコマ落ちを防止できる。
【0014】ここで、多くの用途では、各チャンネルの
映像は、コマ落ちが発生した場合の視認性低下の度合い
が異なり、例えば、動きが多い映像では、コマ落ちが目
立ちやすいのに比べて、例えば、動きが少ない画像や静
止画では、コマ落ちが発生しても、さほど目立たない。
また、多くの用途では、各チャンネルの映像の重要度
は、互いに異なっており、余り重要でない映像は、重要
な映像に比べて、コマ落ちが発生した場合に支障が発生
しにくい。
【0015】したがって、上記制御手段がコマ落ちが発
生するチャンネルとコマ落ちが発生しないチャンネルと
を区別することによって、共有メモリへの書き込み速度
を十分に向上できず、コマ落ちが不可避の場合であって
も、各チャンネルに均等にコマ落ちが発生するよりも、
コマ落ちが目立ちにくい表示装置を実現できる。
【0016】また、請求項2の発明に係る表示装置は、
複数チャンネルの映像信号、それぞれに応じた映像を、
ウィンドウとして、1画面に複数表示可能な表示装置に
おいて、上記各チャンネルに共通して設けられ、上記各
チャンネルの映像を示すデータを蓄積する共有メモリ
と、上記複数チャンネルの映像信号それぞれを順次選択
して、上記共有メモリへ書き込む制御手段とを備え、上
記制御手段は、複数チャンネルのうちの少なくとも1つ
の特定チャンネルについて、上記制御手段が当該特定チ
ャンネルを選択する際の比率を設定する設定手段と、予
め定められた単位時間に対する比率が、上記設定手段で
設定された比率になるように、当該特定チャンネルの選
択期間を決定するタイミング制御手段とを備えているこ
とを特徴としている。
【0017】上記構成では、設定手段が特定チャンネル
の比率を設定し、タイミング制御手段は、例えば、連続
して書き込むフレーム数を調整したり、選択する回数を
増加させるなど、特定チャンネルの選択期間を当該比率
に応じて決定する。これにより、各チャンネルのうち、
少なくとも1つのチャンネルの比率を残余のチャンネル
と異なる値に設定できる。この結果、請求項1と同様
に、共有メモリへの書き込み速度が制限されている場合
であっても、均等に選択する構成に比べて、重要な、あ
るいは、動きの大きなチャンネルのコマ落ちを防止でき
る。
【0018】さらに、請求項3の発明に係る表示装置
は、請求項2記載の発明の構成において、上記設定手段
は、上記特定チャンネルに連続して書き込むフレーム数
を記憶するレジスタを備え、上記タイミング制御手段
は、上記共有メモリに書き込んだフレーム数を数えるカ
ウンタと、当該カウンタのカウント値と、上記レジスタ
に格納された値とに基づいて、チャンネルの切り換えタ
イミングを検出する検出回路とを備えていることを特徴
としている。
【0019】当該構成によれば、制御手段が共有メモリ
に映像信号の1フレームを書き込むと、カウンタがカウ
ントされる。一方、レジスタには、特定チャンネルに連
続して書き込むフレーム数が記憶されており、検出回路
は、カウント値とフレーム数とに基づいて、切り換えタ
イミングか否かを検出する。この結果、レジスタに格納
されたフレーム数だけ、特定チャンネルに連続して書き
込まれると、次のチャンネルが選択される。したがっ
て、レジスタに格納された値によって、特定チャンネル
の比率を設定できる。
【0020】ここで、各チャンネルの映像信号が非同期
の場合、チャンネルの切り換え時には、同期を取るため
のロスタイムが発生する。ところが、上記構成では、連
続して書き込むフレーム数で、特定チャンネルの比率を
決定しているので、切り換え回数を削減できる。この結
果、ロスタイムの合計が短くなり、共有メモリへの書き
込み速度が同じとすると、例えば、発生頻度を調整する
など、他の方法で切り換える場合よりも、コマ落ちの発
生を抑制できる。
【0021】また、請求項4の発明に係る表示装置は、
請求項1、2または3記載の発明の構成において、上記
制御手段は、選択するチャンネルを示すチャンネル番号
が順番に格納されたチャンネルレジスタと、当該チャン
ネルレジスタを参照して、次に選択するチャンネルを決
定するチャンネル選択回路とを備えていることを特徴と
している。
【0022】当該構成によれば、チャンネル選択回路
は、チャンネルを切り換える際、チャンネルレジスタに
格納されたチャンネル番号を参照して、次のチャンネル
を選択する。したがって、チャンネル番号を格納する順
番や、格納したチャンネル番号の数を変更するだけで、
チャンネルを切り換える順番や、切り換えるチャンネル
数を変更できる。この結果、チャンネル数が異なる場合
でも、同じ表示装置を流用でき、製造時の手間や、設備
管理の手間を大幅に削減できる。
【0023】
【発明の実施の形態】〔第1の実施形態〕本発明の一実
施形態について図1ないし図7に基づいて説明すると以
下の通りである。すなわち、本実施形態に係る表示シス
テム1は、例えば、監視制御装置などとして好適に使用
されるものであって、図1に示すように、複数のビデオ
カメラ2と、各ビデオカメラ2の出力をキャプチャする
ビデオデコーダ3と、各ビデオカメラ2が撮影した画像
を、画面上の別個のウィンドウとして、それぞれ表示す
る表示デバイス4と、各ビデオデコーダ3からの映像信
号VIDEOに基づいて、表示デバイス4を制御する表
示装置5とを備えている。なお、以下では、各ビデオカ
メラ2から発生する一連のデータの流れをチャンネルと
称し、各チャンネルに対応した部材を区別する場合に
は、例えば、ビデオカメラ2oのように、チャンネルを
示す英小文字を付して参照する。また、特に、区別しな
い場合や総称するときは、ビデオカメラ2のように、英
小文字を付さずに参照する。
【0024】上記ビデオカメラ2およびビデオデコーダ
3の組み合わせは、後述するように、ビデオデコーダ3
がビデオカメラ2の撮影した画像を示すデータ列を同期
信号と共に出力できれば、どのような組み合わせでもよ
いが、本実施形態では、一例として、ビデオカメラ2が
NTSC信号を出力すると共に、ビデオデコーダ3が、
当該NTSC信号をデコードして、1フレームが縦40
0ライン×横640ドットの画像を飛び越し走査(イン
ターレース)により各フレームを2フィールドに分けて
伝送する場合について説明する。
【0025】より詳細には、図2に示すように、映像信
号VIDEOには、各画素(ピクセル)の画素データD
を並べて構成される画像信号DATと、例えば、同期用
の信号など、画像信号DATを正しく伝送するための制
御信号CTLとが含まれている。上記各画素データD
は、1ライン分のデータがクロック信号DOTCLKに
同期して所定の順番で伝送されており、各ライン毎に、
水平同期信号HSYNC*がパルス出力される。ここ
で、上記クロック信号DOTCLKは、所定の周期のク
ロック信号であり、水平同期信号HSYNC*間には、
画素データDを伝送している期間と伝送していない期間
とが存在するため、制御信号CTLとして、有効なデー
タがある期間のみハイレベルとなる信号VARIDが伝
送される。
【0026】上記各ラインの画素データDは、図3に示
すように、最初のラインを1ラインとすると、奇数ライ
ンが1フィールドとして所定の順番で伝送された後、偶
数ラインが次のフィールドとして伝送される。さらに、
制御信号CTLとして、各フィールド毎にパルス出力さ
れる垂直同期信号VSYNC*と、奇数ラインを伝送中
にハイレベルとなる信号ODDFRMとが伝送される。
なお、本明細書では、説明の便宜上、信号名の末尾に”
*”を付して、負論理の信号を区別する。
【0027】一方、本実施形態に係る表示装置5には、
図1に示すように、各チャンネルに共通して、共有メモ
リ11が設けられており、さらに、当該共有メモリ11
への読み書きを制御するアクセス制御回路12と、各チ
ャンネルの映像信号VIDEOの1つを選択してアクセ
ス制御回路12へ出力するセレクタ13と、セレクタ1
3へ選択すべきチャンネルを指示するチャンネルカウン
タ14とを備えている。
【0028】当該構成では、共有メモリ11およびアク
セス制御回路12が各チャンネルで共有されているにも
拘わらず、チャンネルカウンタ14の指示に従って、セ
レクタ13がチャンネルを順次選択すると、アクセス制
御回路12は、選択チャンネルの画像を示すデータを共
有メモリ11に格納する。また、アクセス制御回路12
は、表示デバイス4が各チャンネルの画像をウィンドウ
表示できるように、共有メモリ11から各チャンネルの
画像データを読み出して表示デバイス4へ出力する。こ
れにより、共有メモリ11およびアクセス制御回路12
が1つという簡単な構成であるにも拘わらず、表示デバ
イス4の1画面中に、複数チャンネルの画像をウィンド
ウ表示できる。
【0029】本実施形態では、例えば、上記共有メモリ
11のデータバス幅は、画素データDのビット幅と同じ
く、16ビットに設定されており、アドレスマップは、
例えば、図4に示すように設定されている。すなわち、
アドレスの最下位ビットA0〜A9が、画像1フレーム
において、横方向位置(X座標)に対応し、ビットA1
0〜A18が、画像の縦方向位置(Y座標)に対応す
る。さらに、ビットA19およびA20が、各チャンネ
ルに対応しており、チャンネルoが”00”に対応し、
チャンネルp、q、rが、”01”、”10”、”1
1”に対応する。なお、当然ながら、共有メモリ11の
データバス幅やアドレスマップは、これに限るものでは
なく、各チャンネルの画像データを格納できれば、同様
の効果が得られる。
【0030】また、図5に示すように、アクセス制御回
路12は、画素データDを共有メモリ11へ書き込む際
のアドレスを生成する書き込みアドレス生成部21と、
画面表示のために、共有メモリ11から画素データDを
読み出す際のアドレスを生成する読み出しアドレス生成
部22と、調停回路23の指示に従って、両アドレスを
切り換えて、共有メモリ11へ与えるマルチプレクサ2
4と、書き込み時に画素データDを一時蓄積するバッフ
ァ部25とを備えている。
【0031】上記書き込みアドレス生成部21には、ア
ドレスのビットA0〜A9を出力する10ビットのバイ
ナリ・カウンタ21aと、ビットA10として、信号O
DDFRMの反転信号を出力するインバータ21bと、
ビットA11〜18を出力する8ビットのバイナリ・カ
ウンタ21cとが設けられている。上記バイナリ・カウ
ンタ21aは、水平同期信号HSYNCのパルス入力で
リセットされ、上記バッファ部25が共有メモリ11に
データを書き込む毎にカウントされる。また、上記バイ
ナリ・カウンタ21cは、垂直同期信号VSYNCでリ
セットされ、水平同期信号HSYNCをカウントする。
なお、ビットA19・A20としては、図1に示すチャ
ンネルカウンタ14が出力するチャンネル番号が使用さ
れる。
【0032】また、読み出しアドレス生成部22は、デ
ィスプレイ・コントローラ22aの出力信号VSYNC
*・HSYNC*・DOTCLK・VARIDに基づい
て、アドレスのビットA0〜A9およびビットA10〜
A18を、それぞれ出力するバイナリ・カウンタ22b
・22cと、表示したいウィンドウに対応するチャンネ
ル番号を出力する番号出力回路22dとを備えている。
上記各信号は、VSYNC*・HSYNC*・DOTC
LK・VARIDは、映像信号VIDEOの制御信号C
TLと同様の信号であるが、クロック信号DOTCLK
の周期は、順次走査(ノン・インタレース)する表示デ
バイス4に合わせて、より短い周期に設定されており、
各フレーム間に、垂直同期信号VSYNC*が出力され
る。なお、上記バイナリ・カウンタ22bは、水平同期
信号HSYNC*でリセットされ、クロック信号DOT
CLKをカウントする。また、バイナリ・カウンタ22
cは、垂直同期信号VSYNC*でリセットされ、クロ
ック信号として、信号VARIDの反転信号が入力され
る。
【0033】一方、上記調停回路23は、所定の周期の
クロック信号DISP_CLKをカウントするバイナリ
・カウンタ23aと、バイナリ・カウンタ23aの両出
力ビットQ1・Q2が入力されるNAND回路23bと
を備えており、ローレベルの期間とハイレベルの期間と
の比率が1対3の調停信号Sを出力できる。上記マルチ
プレクサ24は、当該調停信号Sがローの期間、書き込
みアドレス生成部21からのアドレス信号を共有メモリ
11に出力し、ハイレベルの期間、読み出しアドレス生
成部22からのアドレス信号を出力する。これにより、
順次走査される表示(データ読み出し)のために、共有
メモリ11へアクセスする帯域幅のうち、より多くの帯
域幅を確保できる。
【0034】また、バッファ部25には、FIFO(Fi
rst In First Out)メモリ25aが設けられている。当
該FIFOメモリ25aの出力は、上記調停信号Sがハ
イの場合に出力をハイ・インピーダンスに保つ3ステー
ト・バッファ25bを介して、共有メモリ11のデータ
バスに接続されている。また、リード信号RDとして、
共有メモリ11のライト信号WE*が、インバータ25
cで反転された後で入力されている。共有メモリ11の
ライト信号WE*は、負論理入出力のAND回路25d
によって、FIFOメモリ25aが空ではなく、しか
も、調停信号Sが書き込みを許可している場合にのみ、
アクティブ(ローレベル)になる。なお、ライト信号W
E*は、クロック信号として、書き込みアドレス生成部
21のバイナリ・カウンタ21aにも入力される。
【0035】さらに、FIFOメモリ25aには、3入
力のAND回路25eの出力がライト信号WRとして印
加されている。当該3入力のAND回路25eは、上記
信号VARIDと、各映像信号VIDEOが有効である
ことを示す有効信号ENBとが共にハイレベル(真)の
期間中、クロック信号DOTCLKを出力し、いずれか
がローレベル(偽)の期間中、出力をローレベルに保ち
続けて、FIFOメモリ25aへの書き込みを中止す
る。また、FIFOメモリ25aには、リセット信号M
Rとして、切り換え信号SWが入力され、チャンネルの
切り換え時にバッファがクリアされる。
【0036】これにより、アクセス制御回路12は、共
有メモリ11からの読み出しの合間に、図1に示すセレ
クタ13が選択したチャンネルの映像信号VIDEO
を、共有メモリ11のメモリ領域のうち、当該チャンネ
ルに対応したメモリ領域に格納できる。
【0037】ここで、本実施形態に係る表示システム1
では、図1に示すように、各チャンネルのうち、特に重
要なチャンネルのコマ落ちを重点的に防止するために、
上述の構成に加えて、アクセス制御回路12が既に書き
込んだフレーム数Nを数えるフレームカウンタ(カウン
タ)15と、現在選択しているチャンネルで、連続して
書き込むフレーム数(上限値)Lを出力するレート設定
部(設定手段)16と、書き込んだフレーム数Nが上限
値Lに達したときに、切り換え信号SWを出力するコン
パレータ(検出回路)17とが設けられている。なお、
上記各部材12〜17が特許請求の範囲に記載の制御手
段に対応している。
【0038】当該構成では、上記レート設定部16に、
各チャンネルo〜rの上限値Lo〜Lrを設定すること
で、図6に示すように、共有メモリ11への書き込み時
間全体に対する各チャンネルo〜rの書き込み時間の比
率をそれぞれ設定できる。
【0039】したがって、例えば、動画のチャンネルと
静止画のチャンネルとが混在する場合は、動画のチャン
ネルの上限値Lを静止画のチャンネルよりも高く設定す
ることで、コマ落ちを目視しやすい動画チャンネルを優
先して、共有メモリ11へ書き込むことができ、動画チ
ャンネルのコマ落ちを防止できる。同様に、各チャンネ
ルが動画の場合であっても、より動きが速く、コマ落ち
を目視しやすいと推定されるチャンネルを、他のチャン
ネルよりも上限値Lを大きく設定することで、動きが速
いチャンネルのコマ落ちを防止できる。また、別の設定
基準として、例えば、重要度の異なる監視対象を監視す
る場合など、各チャンネルの重要度が異なる場合には、
より重要なチャンネルの上限値Lを高く設定すること
で、当該チャンネルのコマ落ちを防止できる。設定基準
に拘わらず、各チャンネルの書き込み時間を互いに異な
る値に設定できるので、共有メモリ11への書き込み速
度が、全チャンネルをコマ落ちなく書き込むには十分で
なく、いずれかのチャンネルでのコマ落ちを避けること
ができない場合であっても、コマ落ちが発生しやすいチ
ャンネルと、コマ落ちが発生しにくいチャンネルとを指
定することによって、特定のチャンネルではコマ落ちが
発生しにくい表示システム1を実現できる。
【0040】以下では、上記各部材15〜17の構成例
について、図7を参照しながら説明する。すなわち、図
7は、チャンネル数が4の場合を例示しており、上記チ
ャンネルカウンタ14は、切り換え信号SWをカウント
する2ビットのバイナリ・カウンタ14aから構成され
ている。当該バイナリ・カウンタ14aの出力Q1・Q
0は、現在のチャンネル番号Cを示しており、チャンネ
ル番号”00”が、チャンネルoに対応すると共に、チ
ャンネル”01”〜”11”がチャンネルp〜チャンネ
ルrに、それぞれ対応している。
【0041】さらに、図7に示すレート設定部16は、
最大8フレームの連続キャプチャを設定可能であり、上
限値Lo〜Lrをそれぞれ格納する3ビットのレジスタ
31o〜31rと、チャンネルカウンタ14が出力する
チャンネル番号Cに応じて、各レジスタ出力の1つを選
択するセレクタ32とを備えている。また、フレームカ
ウンタ15は、フレームの終了を示す信号ENDFRM
をカウントする3ビットのバイナリ・カウンタ15aで
あり、NOR回路41は、切り換え信号SW、または、
リセット信号RESETが真のときに、バイナリ・カウ
ンタ15aをリセットする。一方、コンパレータ17
は、3ビットの一致を検出するコンパレータとして実現
され、AND回路42は、一致を示すコンパレータ出力
(=)がハイレベルの間、切り換え信号SWとして、信
号ENDFRMを出力し、ローレベルの間、信号END
FRMに拘らず、切り換え信号SWをローレベルに維持
できる。
【0042】当該構成において、例えば、電源投入など
に伴って、リセット信号RESETが入力されると、バ
イナリ・カウンタ15aがリセットされ、カウント値が
0になる。また、この状態では、バイナリ・カウンタ1
4aのカウント値(チャンネル番号C)は、いずれかの
チャンネルを示してる。チャンネル番号Cがチャンネル
oを示しているとすると、マルチプレクサなどとして実
現されるセレクタ13は、各ビデオデコーダ3o〜3r
のうち、ビデオデコーダ3oが出力する映像信号VID
EOoを選択する。これにより、アクセス制御回路12
は、当該チャンネルoの画像信号DATを共有メモリ1
1へ書き込み始める。一方、レート設定部16は、チャ
ンネルoに対応するレジスタ31oに格納されている値
Lo(例えば、4)を出力する。
【0043】当該チャンネルoで1フレームの書き込み
が終了し、アクセス制御回路12が信号ENDFRMを
出力すると、バイナリ・カウンタ14aのカウント値N
が増加する。バイナリ・カウンタ14aのカウント値N
は、レジスタ31oの値Loと比較され、両者が一致す
るまで、コンパレータ17の出力がローレベルに保たれ
る。この例では、レジスタ31oに「4」が格納されて
いるので、4フレームの書き込みが終了するまで、ロー
レベルとなる。
【0044】レジスタ31oの値Loだけ、当該チャン
ネルoのフレームを読み込み、信号ENDFRMが出力
されると、バイナリ・カウンタ14aのカウント値N
が、レジスタ31oの出力値Loと一致する。これによ
り、コンパレータ17の出力がハイレベルになり、信号
ENDFRMが切り換え信号SWとして出力される。
【0045】上記切り換え信号SWが出力されると、バ
イナリ・カウンタ14aのカウント値が増加して、次の
チャンネル番号Cが出力される。この結果、セレクタ1
3は、映像信号VIDEOo〜VIDEOrのうち、新
たに選択されたチャンネルに対応する映像信号VIDE
Oをアクセス制御回路12へ出力する。これにより、新
たに選択されたチャンネルのデータが、共有メモリ12
へ書き込まれる。
【0046】また、上記切り換え信号SWは、NOR回
路41を介して、バイナリ・カウンタ15aのリセット
端子R*へ印加される。これにより、バイナリ・カウン
タ15aは、リセット信号RESETが印加されたとき
と同様に、新たに選択されたチャンネルのフレーム数を
数え始める。
【0047】ここで、セレクタ32は、上記チャンネル
番号Cの変更に応じて、各レジスタ31o〜31rのう
ち、新たに選択されたチャンネルに対応する上限値Lを
コンパレータ17へ印加している。したがって、上述し
たように、当該チャンネルの上限値Lと、バイナリ・カ
ウンタ15aのカウント値とが一致するまで、当該チャ
ンネルのデータが共有メモリ11に書き込まれた後、切
り換え信号SWが出力される。この結果、各チャンネル
o〜rを選択する期間の比率を設定できる。
【0048】〔第2の実施形態〕上記第1の実施形態で
は、チャンネルカウンタ14が出力するチャンネル番号
Cの全てが、有効なチャンネルに対応し、チャンネルの
切り換え順序が決められている場合について説明した。
これに対して、本実施形態では、図8および図9を参照
しながら、切り換え順序と、有効なチャンネル数とを設
定可能な表示システム1aについて説明する。
【0049】すなわち、本実施形態に係る表示システム
1aは、図8に示すように、セレクタ13およびレート
設定部16とチャンネルカウンタ14との間に、カウン
ト値Cをチャンネル番号Mに変換する変換部(制御手
段)18が設けられており、セレクタ13およびレート
設定部16は、チャンネル番号Mに基づいて、現在のチ
ャンネルを識別する。さらに、変換部18は、カウント
値Cが有効なチャンネル数に達した場合、チャンネルカ
ウンタ14をリセットできる。これにより、チャンネル
の切り換え順序と、有効なチャンネル数とを変更でき
る。
【0050】上記変換部18は、例えば、図9に示すよ
うに、バイナリ・カウンタ14aが出力するカウント値
C毎に、対応するチャンネル番号Mを格納するレジスタ
(チャンネルレジスタ)51a〜51dを備えている。
また、上記レジスタ51a〜51dには、チャンネル番
号Mの参照を途中で打ち切るためのビットが、それぞれ
1ビット付加されている。さらに、変換部18には、セ
レクタ(チャンネル選択回路)52が設けられており、
上記カウント値Cに基づいて、各レジスタ51a〜51
dの出力のうちの1つを選択し、チャンネル番号Mおよ
び打ち切り信号REF0として出力できる。また、NO
R回路53は、リセット信号RESETと、上記打ち切
り信号REF0との論理和の否定を、負論理のリセット
信号として、バイナリ・カウンタ14aに出力する。
【0051】上記構成では、上記レジスタ51a〜51
dに、有効なチャンネルのチャンネル番号Mが、切り換
え順序に従って格納される。また、レジスタ51が、切
り換え順序の最後のチャンネル番号Mを格納している場
合、そのレジスタ51の打ち切りビットとして、”1”
が格納され、残余のレジスタ51の打ち切りビットとし
て、”0”が格納されている。例えば、チャンネル
が、”p”、”q”、”r”、”o”の順に切り換えら
れる場合、レジスタ51a〜51dには、チャンネル番
号Mとして、”01”、”10”、”11”、”00”
が格納され、打ち切りビットとして、”0”、”
0”、”0”、”1”が格納される。
【0052】当該構成にて、リセット信号RESETが
入力されると、バイナリ・カウンタ14aがリセットさ
れ、最初のチャンネル番号Mとして、上記の例では、”
01”がセレクタ13・32に出力される。したがっ
て、チャンネルpが選択され、共有メモリ11にチャン
ネルpのデータが書き込まれる。その後、第1の実施形
態と同様に、当該チャンネルpの上限値Lpに応じたフ
レームが書き込まれると、切り換え信号SWが出力さ
れ、バイナリ・カウンタ14aのカウント値Cが増加す
る。これにより、次のチャンネルとして、チャンネル番
号が”10”のチャンネルqが選択され、当該チャンネ
ルqの上限値Lqに応じたフレームだけ、共有メモリ1
1にデータが書き込まれる。
【0053】このように、チャンネルが順次切り換えら
れ、最後のチャンネルoが選択されると、打ち切り信号
REF0が出力される。これにより、バイナリ・カウン
タ14aがリセットされ、最初のチャンネルpが再び選
択される。
【0054】なお、上記第1および第2の実施形態で
は、例えば、ユーザの指定などに基づいて、全チャンネ
ルの上限値Lを個別に設定可能な場合を例にして説明し
たが、これに限るものではなく、少なくとも1つのチャ
ンネルの上限値Lを設定できればよい。また、上限値L
は、可変ではなく、予め定められた値に固定されていて
もよい。いずれの場合であっても、あるチャンネルの上
限値Lを他のチャンネルと異なる値に設定できれば、上
記各実施形態と同様の効果が得られる。
【0055】また、上記各実施形態では、上限値Lを設
定することによって、所定の単位時間に対する、各チャ
ンネルの選択時間の比率を設定したが、これに限るもの
ではなく、例えば、各チャンネルの選択時間を互いに同
一に設定し、選択する頻度を変更することで、それぞれ
の比率を設定してもよい。
【0056】ただし、各チャンネルの映像信号VIDE
Oが非同期の場合、チャンネルの切り換え時には、同期
を取るためのロスタイムが発生する。したがって、上記
各実施形態のように、連続して書き込むフレーム数で、
特定のチャンネルの比率を決定する方が、切り換え回数
を削減できる。この結果、ロスタイムの合計が短くな
り、共有メモリ11への書き込み速度が同じとすると、
コマ落ちの発生を抑制できる。
【0057】さらに、上記各実施形態では、ビデオカメ
ラ2が家庭用のビデオ・テープ・レコーダと同様に、コ
ンポジット信号、あるいは、S端子信号などのアナログ
信号を出力し、ビデオデコーダ3が当該アナログ信号を
デジタル信号に変換する場合について説明したが、これ
に限るものではない。ビデオデコーダ3が、水平同期信
号HSYNCおよび垂直同期信号VSYNCなどの同期
信号に同期して、例えば、R、G、B信号やY、U、V
信号など、各画素を示す一連のデジタルデータを出力で
きればよい。いずれの場合であっても、互いに非同期の
映像信号VIDEOを出力するビデオデコーダ3が複数
設けられていれば、本実施形態と同様の効果が得られ
る。
【0058】
【発明の効果】請求項1の発明に係る表示装置は、以上
のように、制御手段が共有メモリに書き込むチャンネル
を選択する際、少なくとも1つのチャンネルは、予め定
められた単位時間に対する比率が、残余のチャンネルと
異なる値に設定されている構成である。
【0059】当該構成では、コマ落ちが発生しやすいチ
ャンネルとコマ落ちが発生しにくいチャンネルとを区別
できる。したがって、共有メモリへの書き込み速度を十
分に向上できず、コマ落ちが不可避の場合であっても、
各チャンネルに均等にコマ落ちが発生するよりも、コマ
落ちが目立ちにくい表示装置を実現できるという効果を
奏する。
【0060】請求項2の発明に係る表示装置は、以上の
ように、複数チャンネルのうちの少なくとも1つの特定
チャンネルについて、制御手段が当該特定チャンネルを
選択する際の比率を設定する設定手段と、予め定められ
た単位時間に対する比率が、上記設定手段で設定された
比率になるように、当該特定チャンネルの選択期間を決
定するタイミング制御手段とを備えている構成である。
【0061】上記構成では、設定手段が特定チャンネル
の比率を設定し、タイミング制御手段は、特定チャンネ
ルの選択期間を当該比率に応じて決定する。これによ
り、各チャンネルのうち、少なくとも1つのチャンネル
の比率を残余のチャンネルと異なる値に設定できる。こ
の結果、請求項1と同様に、共有メモリへの書き込み速
度が制限されている場合であっても、均等に選択する構
成に比べて、重要な、あるいは、動きの大きなチャンネ
ルのコマ落ちを防止できるという効果を奏する。
【0062】請求項3の発明に係る表示装置は、以上の
ように、請求項2記載の発明の構成において、上記設定
手段は、上記特定チャンネルに連続して書き込むフレー
ム数を記憶するレジスタを備え、上記タイミング制御手
段は、上記共有メモリに書き込んだフレーム数を数える
カウンタと、当該カウンタのカウント値と、上記レジス
タに格納された値とに基づいて、チャンネルの切り換え
タイミングを検出する検出回路とを備えている構成であ
る。
【0063】当該構成によれば、連続して書き込むフレ
ーム数で、特定チャンネルの比率を決定しているので、
切り換え回数を削減できる。この結果、ロスタイムの合
計が短くなり、共有メモリへの書き込み速度が同じとす
ると、例えば、発生頻度を調整するなど、他の方法で切
り換える場合よりも、コマ落ちの発生を抑制できるとい
う効果を奏する。
【0064】請求項4の発明に係る表示装置は、以上の
ように、請求項1、2または3記載の発明の構成におい
て、上記制御手段は、選択するチャンネルを示すチャン
ネル番号が順番に格納されたチャンネルレジスタと、当
該チャンネルレジスタを参照して、次に選択するチャン
ネルを決定するチャンネル選択回路とを備えている構成
である。
【0065】当該構成によれば、チャンネル選択回路
は、チャンネルを切り換える際、チャンネルレジスタに
格納されたチャンネル番号を参照して、次のチャンネル
を選択する。したがって、チャンネル番号を格納する順
番や、格納したチャンネル番号の数を変更するだけで、
チャンネルを切り換える順番や、切り換えるチャンネル
数を変更できる。この結果、チャンネル数が異なる場合
でも、同じ表示装置を流用でき、製造時の手間や、設備
管理の手間を大幅に削減できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであり、表示シ
ステムの要部構成を示すブロック図である。
【図2】上記表示システムのビデオデコーダが出力する
映像信号を示すものであり、1ライン分の映像信号を示
すタイミングチャートである。
【図3】上記映像信号を示すものであり、半フレーム分
の映像信号を示すタイミングチャートである。
【図4】上記表示システムにおいて、各チャンネルの共
有メモリのアドレス・マップを示す説明図である。
【図5】上記表示システムにおいて、上記共有メモリの
アクセス制御回路の要部構成を示す回路図である。
【図6】上記表示システムにおいて、各チャンネルの書
き込み期間の比率を示す説明図である。
【図7】上記表示システムの構成例を示す回路図であ
る。
【図8】本発明の他の実施形態を示すものであり、表示
システムの要部構成を示すブロック図である。
【図9】上記表示システムの構成例を示す回路図であ
る。
【図10】従来技術を示すものであり、アナログ信号合
成装置を有する表示システムの要部構成を示すブロック
図である。
【図11】他の従来技術を示すものであり、ビデオデコ
ーダを有する表示システムの要部構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
5 表示装置 11 共有メモリ 12 アクセス制御回路(制御手段) 13 セレクタ(制御手段) 14 チャンネルカウンタ(制御手段) 15 フレームカウンタ(カウンタ;タイミング制御
手段;制御手段) 16 レート設定部(設定手段;制御手段) 17 コンパレータ(検出回路;タイミング制御手
段;制御手段) 18 変換部(制御手段) 31o〜31r レジスタ 51o〜51r レジスタ(チャンネルレジスタ) 52 セレクタ(チャンネル選択回路)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数チャンネルの映像信号、それぞれに応
    じた映像を、ウィンドウとして、1画面に複数表示可能
    な表示装置において、 上記各チャンネルに共通して設けられ、上記各チャンネ
    ルの映像を示すデータを蓄積する共有メモリと、 上記複数チャンネルの映像信号それぞれを順次選択し
    て、上記共有メモリへ書き込む制御手段とを備え、 上記制御手段がチャンネルを選択する際、少なくとも1
    つのチャンネルは、予め定められた単位時間に対する比
    率が、残余のチャンネルと異なる値に設定されているこ
    とを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】複数チャンネルの映像信号、それぞれに応
    じた映像を、ウィンドウとして、1画面に複数表示可能
    な表示装置において、 上記各チャンネルに共通して設けられ、上記各チャンネ
    ルの映像を示すデータを蓄積する共有メモリと、 上記複数チャンネルの映像信号それぞれを順次選択し
    て、上記共有メモリへ書き込む制御手段とを備え、 上記制御手段は、複数チャンネルのうちの少なくとも1
    つの特定チャンネルについて、上記制御手段が当該特定
    チャンネルを選択する際の比率を設定する設定手段と、 予め定められた単位時間に対する比率が、上記設定手段
    で設定された比率になるように、当該特定チャンネルの
    選択期間を決定するタイミング制御手段とを備えている
    ことを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】上記設定手段は、上記特定チャンネルに連
    続して書き込むフレーム数を記憶するレジスタを備え、 上記タイミング制御手段は、上記共有メモリに書き込ん
    だフレーム数を数えるカウンタと、 当該カウンタのカウント値と、上記レジスタに格納され
    た値とに基づいて、チャンネルの切り換えタイミングを
    検出する検出回路とを備えていることを特徴とする請求
    項2記載の表示装置。
  4. 【請求項4】上記制御手段は、選択するチャンネルを示
    すチャンネル番号が順番に格納されたチャンネルレジス
    タと、 当該チャンネルレジスタを参照して、次に選択するチャ
    ンネルを決定するチャンネル選択回路とを備えているこ
    とを特徴とする請求項1、2または3記載の表示装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005514691A (ja) * 2001-12-26 2005-05-19 インフォーカス コーポレイション イメージレンダリング装置

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