JPH11112755A - 多機能画像形成装置及びその画像蓄積方法 - Google Patents

多機能画像形成装置及びその画像蓄積方法

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JPH11112755A
JPH11112755A JP9281139A JP28113997A JPH11112755A JP H11112755 A JPH11112755 A JP H11112755A JP 9281139 A JP9281139 A JP 9281139A JP 28113997 A JP28113997 A JP 28113997A JP H11112755 A JPH11112755 A JP H11112755A
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image
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compression
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JP9281139A
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English (en)
Inventor
Kenji Kasuya
健治 糟谷
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像蓄積用媒体の画像蓄積領域を有効に利用
することができる多機能画像形成装置及びその画像蓄積
方法を提供する。 【解決手段】 回転メモリ125上に展開されている画
像データから算出された符号データ量codesize1 が画像
蓄積メモリ14又はハードディスク12に格納されてい
る圧縮画像データの符号データ量codesize2 より小さい
か否かが比較され(ステップS4)、符号データ量code
size1 が符号データ量codesize2 より小さい場合は、当
該圧縮画像データpagerecord2 が蓄積されている領域pa
geptr2を解放する(ステップS5)。そして、回転メモ
リ125上に展開されている画像データがI/F部12
0を介してファクシミリ部4へ入力される(ステップS
6)。入力された画像データは、ファクシミリ部4にお
いて符号化圧縮処理が施された後(ステップS7)、圧
縮画像データpagerecord1 として画像蓄積メモリ14又
はハードディスク12に蓄積される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データを蓄積
可能な蓄積手段とファクシミリ送信を行うファクシミリ
送信手段とを少なくとも有する多機能画像形成装置及び
その画像蓄積方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば複写機等の画像形成装置
は、単にコピー機能だけでなく、複写機が有するスキャ
ナ機能とプリンタ機能とを用いて原稿をファクシミリ送
信又はファクシミリ受信するファクシミリ機能や、スキ
ャナ機能を使用して読み取った画像データを電子情報と
して蓄積するファイリング機能や、プリント機能を使用
して外部に接続されるコンピュータ等から送られてくる
情報に基づいて印刷を行うプリンタ機能等、一台で複数
の機能を有する多機能画像形成装置が一般に使用されて
いる。
【0003】かかる多機能画像形成装置においては、画
像データを一時的に記憶しておく為の資源の容量が有限
であるという観点から、例えばファクシミリ画像データ
を蓄積する場合は、画像データに符号化圧縮処理を施し
た後に不揮発性の画像蓄積用メモリ等にその画像データ
を蓄積するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1ペー
ジ分の画像情報に対して、符号化圧縮処理を施す場合、
上述のようなファクシミリ画像に対しては、送信画像の
副走査方向に走査線単位で符号化していたため、主走査
方向での(同一走査線上での)画素変化が副走査方向の
画素変化に比べて少ない画像に対しては良い圧縮率が得
られるが、そうでない画像の場合には、あまりよい圧縮
率は得られなかった。そのため、画像蓄積用媒体の容量
が少ない場合には蓄積できる原稿枚数も少なくなるとい
う不具合があった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、画像蓄積用媒体の画像蓄積領域を有効に
利用することができる多機能画像形成装置及びその画像
蓄積方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の多機能画像形成装置は、記録媒体上に画
像を形成する画像形成手段と、原稿の画像データを読み
取る読取手段と、前記画像データ取込手段の画像データ
および前記読取手段の画像データを記憶媒体に蓄積する
ファイリング手段と、画像データを圧縮又は伸長する圧
縮伸長手段と、前記圧縮伸長手段により圧縮された結果
得られる圧縮画像データを蓄積する第一の画像蓄積手段
と、前記第一の画像蓄積手段に蓄積された画像データの
ファクシミリ送信を行うファクシミリ送信手段とを備え
る多機能画像形成装置において、前記圧縮伸長手段によ
る圧縮前の画像データに対して任意の方向へ所定の回転
角度で回転処理を施す画像回転手段と、前記画像回転手
段により回転処理を施された少なくとも1ページ分の回
転画像データを蓄積する第二の画像蓄積手段と、前記第
一の画像蓄積手段に蓄積された圧縮画像データの符号デ
ータ量と前記第二の画像蓄積手段に蓄積された回転画像
データに基づいて算出される圧縮処理時の符号データ量
とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較の結
果に応じて前記第一の画像蓄積手段に蓄積される圧縮画
像データを制御する制御手段とを備えることを特徴とす
る。
【0007】請求項2の多機能画像形成装置は、上記請
求項1記載の多機能画像形成装置において、前記制御手
段は、前記比較手段による比較の結果、前記第二の画像
蓄積手段に蓄積された回転画像データに基づいて算出さ
れる圧縮処理時の符号データ量が前記第一の画像蓄積手
段に蓄積された圧縮画像データの符号データ量より小さ
い場合に、前記圧縮伸長手段に前記回転画像データを圧
縮させた後、前記第一の画像蓄積手段に蓄積されている
圧縮画像データを前記圧縮後の回転画像データに変更す
ることを特徴とする。
【0008】請求項3の多機能画像形成装置は、上記請
求項1又は2記載の多機能画像形成装置において、前記
ファクシミリ送信手段によるファクシミリ送信が行われ
る際に前記第一の画像蓄積手段に蓄積されている画像デ
ータが前記圧縮後の回転画像データであるか否かを判別
する判別手段を備え、前記判別手段により前記第一の画
像蓄積手段に蓄積されている画像データが前記圧縮後の
回転画像データであると判別された場合に、前記圧縮伸
長手段は当該圧縮後の回転画像データを伸長して前記画
像回転手段に転送し、前記画像回転手段は前記転送され
た回転画像データに対して前記所定の回転角度相当の回
転角度だけ逆方向に回転処理を行って前記圧縮伸長手段
に転送し、前記圧縮伸長手段は前記逆方向に回転処理さ
れた画像データを前記圧縮伸長手段に圧縮して前記ファ
クシミリ送信手段に転送し、前記ファクシミリ送信手段
は前記転送されてきた圧縮画像データをファクシミリ送
信することを特徴とする。
【0009】請求項4の多機能画像形成装置は、上記請
求項1記載の多機能画像形成装置において、前記第二の
画像蓄積手段に蓄積された回転画像データに基づいて算
出される圧縮処理時の符号データ量が前記第一の画像蓄
積手段に蓄積された圧縮画像データの符号データ量より
小さい場合に、前記第二の画像蓄積手段に蓄積された回
転画像データに基づいて算出される圧縮処理時の符号デ
ータ量と前記第一の画像蓄積手段に蓄積された圧縮画像
データの符号データ量との差分を演算する演算手段を備
え、前記制御手段は、前記演算手段により演算された差
分が所定値より小さい場合に、前記圧縮伸長手段に前記
回転画像データを圧縮させた後、前記第一の画像蓄積手
段に蓄積されている圧縮画像データを前記圧縮後の回転
画像データに変更することを特徴とする。
【0010】請求項5の多機能画像形成装置の画像蓄積
方法は、記録媒体上に画像を形成する画像形成手段と、
原稿の画像データを読み取る読取手段と、前記画像デー
タ取込手段の画像データおよび前記読取手段の画像デー
タを記憶媒体に蓄積するファイリング手段と、画像デー
タを圧縮又は伸長する圧縮伸長手段と、前記圧縮伸長手
段により圧縮された結果得られる圧縮画像データを蓄積
する第一の画像蓄積手段と、前記第一の画像蓄積手段に
蓄積された画像データのファクシミリ送信を行うファク
シミリ送信手段とを備える多機能画像形成装置の画像蓄
積方法において、前記圧縮伸長手段による圧縮前の画像
データに対して任意の方向へ所定の回転角度で回転処理
を施し、前記回転処理を施された少なくとも1ページ分
の回転画像データを第二の画像蓄積手段に蓄積し、前記
第一の画像蓄積手段に蓄積された圧縮画像データの符号
データ量と前記第二の画像蓄積手段に蓄積された回転画
像データに基づいて算出される圧縮処理時の符号データ
量とを比較し、前記比較の結果に応じて前記第一の画像
蓄積手段に蓄積される圧縮画像データを制御することを
特徴とする。
【0011】請求項6の多機能画像形成装置の画像蓄積
方法は、上記請求項5記載の画像蓄積方法において、前
記比較の結果、前記第二の画像蓄積手段に蓄積された回
転画像データに基づいて算出される圧縮処理時の符号デ
ータ量が前記第一の画像蓄積手段に蓄積された圧縮画像
データの符号データ量より小さい場合は、前記圧縮伸長
手段により前記回転画像データを圧縮して、前記第一の
画像蓄積手段に蓄積されている圧縮画像データを前記圧
縮後の回転画像データに変更することを特徴とする。
【0012】請求項7の多機能画像形成装置の画像蓄積
方法は、上記請求項5又は6記載の画像蓄積方法におい
て、前記ファクシミリ送信手段によるファクシミリ送信
が行われる際に、前記第一の画像蓄積手段に蓄積されて
いる画像データが前記圧縮後の回転画像データであるか
否かを判別し、前記判別手段により前記第一の画像蓄積
手段に蓄積されている画像データが前記圧縮後の回転画
像データであると判別された場合は、前記圧縮後の回転
画像データを伸長し、前記伸長された回転画像データに
対して前記所定の回転角度相当の回転角度だけ逆方向に
回転処理を行い、前記逆方向に回転処理された画像デー
タを圧縮して前記ファクシミリ送信手段に転送すること
を特徴とする。
【0013】請求項8の多機能画像形成装置の画像蓄積
方法は、上記請求項5記載の画像蓄積方法において、前
記第二の蓄積手段に蓄積された回転画像データに基づい
て算出される圧縮処理時の符号データ量が前記第一の画
像蓄積手段に蓄積された圧縮画像データの符号データ量
より小さい場合に、前記第二の画像蓄積手段に蓄積され
た回転画像データに基づいて算出される圧縮処理時の符
号データ量と前記第一の画像蓄積手段に蓄積された圧縮
画像データの符号データ量との差分を演算し、前記演算
された差分が所定値より小さい場合に、前記圧縮伸長手
段に前記回転画像データを圧縮させた後、前記第一の画
像蓄積手段に蓄積されている圧縮画像データを前記圧縮
後の回転画像データに変更することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。
【0015】(第1の実施の形態)先ず最初に、本発明
の第1の実施の形態について、図1〜図9を参照して説
明する。
【0016】図1は、本実施の形態に係る多機能画像形
成装置(以下、画像形成装置という)の構成を示すブロ
ック図である。
【0017】同図において、画像形成装置は、原稿画像
を読み取り、その原稿画像の画像データを生成するリー
ダ部1と、画像入出力制御部3と、リーダ部1の画像デ
ータまたは画像入出力制御部3から入力された画像デー
タに対する画像を記録紙に記録するプリンタ部2と、操
作者が本装置の操作・指示を行うための表示操作部13
とから主に構成されている。
【0018】リーダ部1により生成された画像データ
は、プリンタ部2または画像入出力制御部3へ出力され
る。
【0019】画像入出力制御部3は、リーダ部1及び表
示操作部13に接続されているコア部10を有する。コ
ア部10には、ファクシミリ部4と、ファイル部5と、
コンピュータインターフェース部7と、フォーマッタ部
8と、イメージメモリ部9とが接続されている。
【0020】ファクシミリ部4は、電話回線を介して受
信した圧縮画像データを伸長して、その伸長された画像
データをコア部10に転送し、また、コア部10から転
送された画像データを圧縮し、圧縮された圧縮画像デー
タを電話回線を介して送信する。ファクシミリ部4に
は、ハードディスク12及び不揮発性の画像蓄積メモリ
14の少なくともいずれか一方が接続されている。ハー
ドディスク12及び画像蓄積メモリ14は、ファクシミ
リ部4により受信された圧縮画像データや送信時間指定
された送信画像データなどを一時的に保存することがで
きる。
【0021】ファイル部5には光磁気ディスク・ドライ
ブユニット6が接続されている。ファイル部5は、ファ
イル部5は、コア部10から転送された画像データを圧
縮し、圧縮した画像データをその検索キーワードと共に
光磁気ディスク・ドライブユニット6にセットされた光
磁気ディスク(不図示)に記憶する。また、ファイル部
5は、コア部10を介して転送されたキーワードに基づ
き、光磁気ディスクに記憶されている圧縮画像データを
検索し、検索された圧縮画像データを読み出して伸長
し、伸長した画像データをコア部10に転送する。
【0022】コンピュータ・インターフェース部7は、
パーソナルコンピュータ又はワークステーション(PC
/WS、以下PCという)11とコア部10とを仲介す
るインターフェースである。
【0023】フォーマッタ部8は、PC11から転送さ
れた画像を示すコードデータ(PDLなど)をプリンタ
部2で記録可能な画像データに展開する展開処理を行
う。
【0024】イメージメモリ部9は、PC11から転送
されたデータ等を一時的に記憶するメモリからなる。
【0025】コア部10は、リーダ部1、ファックシミ
リ部4、ファイル部5、コンピュータインターフェース
部7、フォーマッタ部8、イメージメモリ部9の各ブロ
ック間のデータの流れを制御する機能を有しており、そ
の構成については後述する。
【0026】次に、リーダ部1及びプリンタ部2の構成
について図2を参照して説明する。図2は、図1に示し
たリーダ部1及びプリンタ部2の構成を示す縦断面図で
ある。
【0027】同図に示すように、リーダ部1は、原稿給
送装置101を有する。原稿給送装置101は、原稿を
最終頁から順に1枚づつプラテンガラス102上へ給送
し、原稿の読取動作終了後にプラテンガラス102上の
原稿を排出する原稿搬送動作を行う。
【0028】原稿がプラテンガラス102上に搬送され
ると、ランプ103の点灯と共に、スキャナユニット1
04の移動が開始され、スキャナユニット104に移動
によって原稿が露光走査される。この露光走査によって
得られる原稿からの反射光は、各ミラー105、10
6、107及びレンズ108によってCCDイメージセ
ンサ(以下、CCDという)109に導かれ、走査され
た原稿の画像がCCD109によって読み取られる。読
み取られた画像は光電変換によって画像データに変換さ
れ、その画像データは、所定の処理が施された後にプリ
ンタ部2又は画像入出力制御部3のコア部10へ転送さ
れる。
【0029】プリンタ部2は、レーザ発光部201を有
する。レーザ発光部201は、レーザドライバ221に
よって駆動され、リーダ部1又はコア部10から出力さ
れた画像データに応じたレーザ光を発光する。
【0030】このレーザ光は感光ドラム202に照射さ
れ、これにより感光ドラム202にはレーザ光による潜
像が形成される。感光ドラム202上に形成された潜像
の部分には、現像器203によって現像剤が付着され
る。レーザ光の照射開始タイミングに同期してカセット
204又はカセット205から記録紙が給紙され、転送
部206に転送される。転写部206に転送された記録
紙には、感光ドラム202上の現像剤が転写され、現像
剤が転写された記録紙は、定着部207に送られる。
【0031】定着部207は、記録紙上の現像剤を熱圧
することによって記録紙に現像剤を定着させる。これに
より、記録紙には画像が形成される。画像が形成された
記録紙は、フラッパ209及び排出ローラ208を介し
てソータ220のビンに排出される。
【0032】ソータ220による仕分けモードが設定さ
れている場合、記録紙を対応するビンに順次積載するこ
とにより記録紙の仕分けが行われる。ソータ220によ
る仕分けモードが設定されていない場合、記録紙は最上
のビンに順次積載される。
【0033】フラッパ209は、記録紙の搬送経路を変
更するための搬送路切換部材であり、多重記録モードが
設定されていると、排出ローラ208の手前で記録紙を
再給紙搬送路210に導くように搬送路切換動作を行
う。再給紙搬送路210に導かれた記録紙は、再び上述
のタイミングで転写部206に搬送される。
【0034】また、両面記録が設定されている場合は、
記録紙が排出ローラ208まで搬送された後、排出ロー
ラ208の回転方向が逆転され、フラッパ209により
記録紙が再給紙搬送路210に導かれる。再給紙搬送路
210に導かれた記録紙は、再び上述のタイミングで転
写部206に搬送される。
【0035】図3は、図1に示したリーダ部1の構成を
示すブロック図である。
【0036】上述したようにCCD109において生成
された画像データは、A/D・SH部110に入力さ
れ、該A/D・SH部110において、アナログ・デジ
タル変換によってデジタル情報に変換された後、シェー
ディング補正が施される。
【0037】A/D・SH部110で処理された画像デ
ータは、画像処理部111を介してプリンタ部2に転送
されると共に、インターフェース(以下、I/Fとい
う)部113を介して画像入出力制御部3のコア部10
へ転送される。
【0038】画像処理部111及びI/F部113はC
PU114に接続されており、操作部115において操
作者により設定される内容に応じて、CPU114によ
り制御される。例えば、操作部115でファクシミリ送
信モードが設定された場合、CPU114は、I/F部
113を制御して、設定されたモードに応じた制御コマ
ンドを画像データと共にコア部10へ転送させる。
【0039】このようなCPU114による制御は制御
プログラムに基づいて行われ、この制御プログラムはメ
モリ116に格納されている。CPU114は、メモリ
116には、制御プログラムを格納する領域と、CPU
114の演算処理に用いられる作業領域と、後述するユ
ーザ処理要求を格納する領域とが設けられている。
【0040】図4は、図2に示したコア部10の構成を
示すブロック図である。
【0041】同図に示すように、コア部10は、リーダ
部1に接続されるI/F部122を有する。I/F部1
22は、リーダ部1から入力された画像データをデータ
処理部121に、リーダ部1から入力された制御コマン
ドをCPU123へ、それぞれ転送する。
【0042】データ処理部121は、画像の回転処理、
符号化・復号化処理、変倍処理などの画像処理を行う。
データ処理部121で処理された画像データは、リーダ
部1からの制御コマンドに応じて、I/F部120を介
してファックシミリ部4、ファイル部5、コンピュータ
インターフェース部、フォーマッタ部8、及びイメージ
メモリ部9のいずれかに転送される。
【0043】コンピュータインターフェース部7を介し
てPC11から入力された画像を表すコードデータは、
I/F部120を介してデータ処理部121へ転送され
た後、I/F部120を介してフォーマッタ部8へ転送
される。フォーマッタ部8は、転送されたコードデータ
を画像データに展開する。展開された画像データは、I
/F部120を介してデータ処理部121へ転送された
後、I/F部120を介してファクシミリ部4等へ転送
され、又はI/F部122及びリーダ部1を介してプリ
ンタ部2へ転送される。
【0044】ファイル部5の画像データは、I/F部1
20を介してデータ処理部121へ転送された後、プリ
ンタ部2、ファクシミリ部4、コンピュータインターフ
ェース部7へ転送される。回転メモリ部125は、少な
くとも1ページ以上の生画像データを一時的に記憶する
ものであり、データ処理部121において画像の回転処
理が行われる場合の回転画像の展開領域として使用され
る。ここで、生画像データ」とは、圧縮処理が施されて
いない画像データのことを示すものとする。
【0045】このような画像データの転送制御等は、メ
モリ124に記憶されている制御プログラム又はリーダ
部1から入力される制御コマンドに基づいて、CPU1
23により実行される。メモリ124には、制御プログ
ラムを格納する領域、CPU123の演算処理に用いら
れる作業領域等が設けられている。
【0046】このように、画像形成装置内では、コア部
10を中心に、原稿画像の読み取り、画像のプリント、
画像の送受信、画像の保存、PC11からのデータの入
出力等を複合した処理を行うことが可能である。
【0047】図5は、図1に示した表示操作部13の構
成を示す説明図である。
【0048】同図において、表示部501は画像形成装
置の動作状態や所定のメッセージを表示する。また、表
示部501はタッチパネルからなり、その表面を操作者
が触れることにより、選択キーとして機能する。テンキ
ー502は数字の入力キーであり、例えばファクシミリ
機能画面表示時に宛先である電話番号の入力などを行う
為に使用される。スタートキー503は、例えばファク
シミリ機能画面表示時にはファクシミリ送信動作を開始
する為に使用されるキーである。504はワンタッチダ
イヤルキーであり、各キーについて予め電話番号が登録
されている。例えばファクシミリ送信時にワンタッチダ
イヤルキー504を押下することにより、登録された宛
先へ簡単にファクシミリ送信を行うことができる。
【0049】図6は、本実施の形態における送信画像蓄
積動作手順を示すフローチャートである。
【0050】リーダ部1からコア部10へ1ページ分の
画像データが入力されると(ステップS1)、I/F部
122を介してデータ処理部121へ入力されるととも
に、I/F部120を介してファクシミリ部4へも入力
される(ステップS2)。データ処理部121及びファ
クシミリ部4へ入力された画像データは、所定の画像処
理が施されるとともに、符号データ量が算出される(ス
テップS3)。
【0051】図7は、ステップS3において、データ処
理部121で行われる画像処理及び符号データ量算出処
理手順を示すフローチャートである。
【0052】データ処理部121に入力された画像デー
タは、まず90°回転処理が施され、回転メモリ125
上で展開される(ステップS11)。そして、回転メモ
リ125上で展開された1ページ分の画像データに対し
て仮の符号化処理が行われ(ステップS12)、符号化
処理後の画像データ量(符号データ量)codesize1 が算
出される(ステップS13)。ここで、仮の符号化処理
とは、ファクシミリ部4と同様の符号化方式で符号化し
た場合の符号データ量を算出するために行われる符号化
処理である。また、このときのリーダ部1の読取方向に
対する回転処理後の画像の向きをpagedir1 とする。符
号データ量codesize1 の算出が終了すると、本手順は終
了される。
【0053】図8は、ステップS3において、ファクシ
ミリ部4で行われる画像処理及び符号データ量算出処理
手順を示すフローチャートである。
【0054】ファクシミリ部4に入力された画像データ
は、そのまま符号化圧縮処理が施され(ステップS1
4)、圧縮処理された画像データの符号データ量codesi
ze2 が算出される(ステップS15)。圧縮処理された
画像データは、画像蓄積メモリ14又はハードディスク
12へ圧縮画像データpagerecord2 として蓄積される
(ステップS15)。このとき、算出された符号データ
量codesize2 、画像データpagerecord2 が蓄積された領
域pageptr 、リーダ部1の読取方向に対する画像の向き
pagedir2等のデータが圧縮画像データpagerecord2 と共
に蓄積される。データの蓄積が終了すると、本手順は終
了される。
【0055】図6に戻り、ステップS3において算出さ
れた符号データ量codesize1 が符号データ量codesize2
より小さいか否かが比較され(ステップS4)、符号デ
ータ量codesize1 が符号データ量codesize2 より小さい
場合は、当該圧縮画像データpagerecord2 が蓄積されて
いる領域pageptr2を解放する(ステップS5)。そし
て、回転メモリ125上に展開されている画像データが
I/F部120を介してファクシミリ部4へ入力される
(ステップS6)。
【0056】入力された画像データは、ファクシミリ部
4において符号化圧縮処理が施された後(ステップS
7)、その圧縮画像データがpagerecord1 として画像蓄
積メモリ14又はハードディスク121に蓄積され、そ
の圧縮画像データpagerecord1が当該ページの有効蓄積
データとして画像データ蓄積動作が終了される(ステッ
プS8)。その後、読取原稿がまだ残っているか否かが
判別され(ステップS9)、残りの原稿がない場合は本
手順が終了される。また、残りの原稿がある場合は、上
述したステップS1の手順が行われる。
【0057】一方、ステップS4の判別で、符号データ
量codesize1 が符号データ量codesize2 以上である場合
は、圧縮画像データpagerecord2 が有効画像データとし
て画像データ蓄積動作が終了され(ステップS10)、
その後上述したステップS9の処理が行われる。
【0058】図9は、画像蓄積メモリ14又はハードデ
ィスク12に蓄積された圧縮画像データ(有効蓄積デー
タ)をファクシミリ送信する蓄積画像送信手順を示すフ
ローチャートである。
【0059】まず、蓄積されている1ページ分の圧縮画
像データがその蓄積時に回転処理された画像データであ
るか否かが判別される(ステップS20)。この判別
で、回転処理されて蓄積された圧縮画像データであると
判別された場合は、その蓄積画像データはファクシミリ
部4において復号伸長処理され、コア部10に入力され
る(ステップS21)。ファクシミリ部4から入力され
た画像データは、−90°回転処理されて回転メモリ1
25上に展開される(ステップS22)。その展開され
た1ページ分の画像データは、I/F部120を介して
ファクシミリ部4へ入力される(ステップS23)。
【0060】ファクシミリ部4では、コア部10から入
力された1ページ画像データに対して通信相手機に合わ
せた符号化圧縮処理が施された後、電話回線を介して送
信される(ステップS24)。送信後、未送信ページが
あるか否かが判別され(ステップS25)、未送信ペー
ジがない場合は本手順が終了される。また、ステップS
25の判別で、未送信ページがある場合は、ステップS
20の手順が行われる。
【0061】一方、ステップS20の判別で、回転処理
されて蓄積された圧縮画像データではないと判別された
場合は、蓄積されている圧縮画像データに対して復号伸
長処理を施した後、ステップS24の手順が行われる。
【0062】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、1ページの画像データに対して元の読取方向で符号
化処理を施した結果得られる圧縮画像データの符号デー
タ量と、画像を90°回転処理した後に符号化処理を施
した結果得られる圧縮画像データの符号データ量とを算
出し、両者を比較して、圧縮率の高い向きの画像データ
を蓄積するようにしたので、画像蓄積メモリ14の画像
蓄積領域を有効に利用することができる。
【0063】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について、図10を参照して説明する。な
お、本実施の形態は、上述した第1の実施の形態の図1
〜図5に示した構成からなる画像形成装置により実現可
能である。
【0064】図10は、本実施の形態における送信画像
蓄積動作手順を示すフローチャートである。同図におい
て、第1の実施の形態における送信画像蓄積動作手順
(図6)と異なる点は、ステップS4において符号デー
タ量codesize1 が符号データ量codesize2 より小さいと
判別された場合に、符号データ量codesize1 と符号デー
タ量codesize2 との差分が所定の閾値swsizeより大きい
か否かを判別し(ステップS30)、所定値swsizeより
大きい場合にステップS5の処理を行う点である。
【0065】このように構成することにより、本実施の
形態によれば、90°回転処理した画像データを圧縮し
た場合の符号データ量codesize1 と回転処理しないで画
像データを圧縮した場合の符号データ量codesize2との
間でほとんど差がない場合は元の向きの圧縮画像を蓄積
することになるので、符号データ量に殆ど差がない場合
に再度1ページ分の符号化圧縮処理を行う処理を省略
し、画像形成装置の各処理部の負担を軽減することがで
きるという効果が得られる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の多機能
画像形成装置又は請求項4の多機能画像形成装置の画像
蓄積方法によれば、前記圧縮伸長手段による圧縮前の画
像データに対して任意の方向へ所定の回転角度で回転処
理を施し、前記回転処理を施された少なくとも1ページ
分の回転画像データを第二の画像蓄積手段に蓄積し、前
記第一の画像蓄積手段に蓄積された圧縮画像データの符
号データ量と前記第二の画像蓄積手段に蓄積された回転
画像データに基づいて算出される圧縮処理時の符号デー
タ量とを比較し、前記比較の結果に応じて前記第一の画
像蓄積手段に蓄積される圧縮画像データを制御するよう
にしたので、ファクシミリ送信される画像データを蓄積
する第一の画像蓄積手段には符号データ量に応じて適切
な画像データが蓄積されるように画像データの制御が行
われる。従って、有限である第一の画像蓄積手段の画像
蓄積領域を有効に利用することができるという効果が得
られる。
【0067】請求項2の多機能画像形成装置又は請求項
5の多機能画像形成装置の画像蓄積方法によれば、比較
の結果、前記第二の画像蓄積手段に蓄積された回転画像
データに基づいて算出される圧縮処理時の符号データ量
が前記第一の画像蓄積手段に蓄積された圧縮画像データ
の符号データ量より小さい場合は、前記圧縮伸長手段に
より前記回転画像データを圧縮して、前記第一の画像蓄
積手段に蓄積されている圧縮画像データを前記圧縮後の
回転画像データに変更するようにしたので、結果として
圧縮率の高い向きの画像データが第一の画像蓄積手段に
蓄積されるようになる。従って、有限である第一の画像
蓄積手段の画像蓄積領域を更に有効に利用することがで
きるという効果が得られる。
【0068】請求項3の多機能画像形成装置又は請求項
6の多機能画像形成装置の画像蓄積方法によれば、前記
ファクシミリ送信手段によるファクシミリ送信が行われ
る際に、前記第一の画像蓄積手段に蓄積されている画像
データが前記圧縮後の回転画像データであるか否かを判
別し、前記判別手段により前記第一の画像蓄積手段に蓄
積されている画像データが前記圧縮後の回転画像データ
であると判別された場合は、前記圧縮後の回転画像デー
タを伸長し、前記伸長された回転画像データに対して前
記所定の回転角度相当の回転角度だけ逆方向に回転処理
を行い、前記逆方向に回転処理された画像データを圧縮
して前記ファクシミリ送信手段に転送するようにしたの
で、画像蓄積領域を更に有効に利用することができると
いう効果に加えて、回転画像データを第一の画像蓄積手
段に蓄積していた場合であっても元の画像データの方向
で正確にファクシミリ送信することができるという効果
が得られる。
【0069】請求項4の多機能画像形成装置又は請求項
8の多機能画像形成装置の画像蓄積方法によれば、前記
第二の蓄積手段に蓄積された回転画像データに基づいて
算出される圧縮処理時の符号データ量が前記第一の画像
蓄積手段に蓄積された圧縮画像データの符号データ量よ
り小さい場合に、前記第二の画像蓄積手段に蓄積された
回転画像データに基づいて算出される圧縮処理時の符号
データ量と前記第一の画像蓄積手段に蓄積された圧縮画
像データの符号データ量との差分を演算し、前記演算さ
れた差分が所定値より小さい場合に、前記圧縮伸長手段
に前記回転画像データを圧縮させた後、前記第一の画像
蓄積手段に蓄積されている圧縮画像データを前記圧縮後
の回転画像データに変更するようにしたので、両者の符
号データ量の間でほとんど差がない場合は元の向きの圧
縮画像を蓄積することになる。従って、画像蓄積領域を
更に有効に利用することができるという効果に加えて、
符号データ量に殆ど差がない場合に再度1ページ分の符
号化圧縮処理を行う処理を省略し、多機能画像形成装置
内の各部の負担を軽減することができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る複合画像形成装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したリーダ部及びプリンタ部の構成を
示す縦断面図である。
【図3】図1に示したリーダ部の詳細な構成を示すブロ
ック図である。
【図4】図2に示したコア部の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】図1に示した表示操作部13の構成を示す説明
図である。
【図6】本実施の形態における送信画像蓄積動作手順を
示すフローチャートである。
【図7】データ処理部121で行われる画像処理及び符
号データ量算出処理手順を示すフローチャートである。
【図8】ファクシミリ部4で行われる画像処理及び符号
データ量算出処理手順を示すフローチャートである。
【図9】蓄積画像送信手順を示すフローチャートであ
る。
【図10】本発明の第2の実施の形態における送信画像
蓄積動作手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 リーダ部 (読取手段) 2 プリンタ部 (画像形成手段) 4 ファクシミリ部 (圧縮伸長手段、ファクシミリ送
信手段) 5 ファイル部 (ファイル手段) 12 ハードディスク (第一の画像蓄積手段) 14 画像蓄積メモリ (第一の画像蓄積手段) 121 データ処理部 (比較手段、画像回転手段、制
御手段、演算手段) 125 回転メモリ (第二の画像蓄積手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体上に画像を形成する画像形成手
    段と、原稿の画像データを読み取る読取手段と、前記画
    像データ取込手段の画像データおよび前記読取手段の画
    像データを記憶媒体に蓄積するファイリング手段と、画
    像データを圧縮又は伸長する圧縮伸長手段と、前記圧縮
    伸長手段により圧縮された結果得られる圧縮画像データ
    を蓄積する第一の画像蓄積手段と、前記第一の画像蓄積
    手段に蓄積された画像データのファクシミリ送信を行う
    ファクシミリ送信手段とを備える多機能画像形成装置に
    おいて、 前記圧縮伸長手段による圧縮前の画像データに対して任
    意の方向へ所定の回転角度で回転処理を施す画像回転手
    段と、 前記画像回転手段により回転処理を施された少なくとも
    1ページ分の回転画像データを蓄積する第二の画像蓄積
    手段と、 前記第一の画像蓄積手段に蓄積された圧縮画像データの
    符号データ量と前記第二の画像蓄積手段に蓄積された回
    転画像データに基づいて算出される圧縮処理時の符号デ
    ータ量とを比較する比較手段と、 前記比較手段による比較の結果に応じて前記第一の画像
    蓄積手段に蓄積される圧縮画像データを制御する制御手
    段とを備えることを特徴とする多機能画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記比較手段による比
    較の結果、前記第二の画像蓄積手段に蓄積された回転画
    像データに基づいて算出される圧縮処理時の符号データ
    量が前記第一の画像蓄積手段に蓄積された圧縮画像デー
    タの符号データ量より小さい場合に、前記圧縮伸長手段
    に前記回転画像データを圧縮させた後、前記第一の画像
    蓄積手段に蓄積されている圧縮画像データを前記圧縮後
    の回転画像データに変更することを特徴とする請求項1
    記載の多機能画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記ファクシミリ送信手段によるファク
    シミリ送信が行われる際に前記第一の画像蓄積手段に蓄
    積されている画像データが前記圧縮後の回転画像データ
    であるか否かを判別する判別手段を備え、 前記判別手段により前記第一の画像蓄積手段に蓄積され
    ている画像データが前記圧縮後の回転画像データである
    と判別された場合に、前記圧縮伸長手段は当該圧縮後の
    回転画像データを伸長して前記画像回転手段に転送し、
    前記画像回転手段は前記転送された回転画像データに対
    して前記所定の回転角度相当の回転角度だけ逆方向に回
    転処理を行って前記圧縮伸長手段に転送し、前記圧縮伸
    長手段は前記逆方向に回転処理された画像データを前記
    圧縮伸長手段に圧縮して前記ファクシミリ送信手段に転
    送し、前記ファクシミリ送信手段は前記転送されてきた
    圧縮画像データをファクシミリ送信することを特徴とす
    る請求項1又は2記載の多機能画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第二の画像蓄積手段に蓄積された回
    転画像データに基づいて算出される圧縮処理時の符号デ
    ータ量が前記第一の画像蓄積手段に蓄積された圧縮画像
    データの符号データ量より小さい場合に、前記第二の画
    像蓄積手段に蓄積された回転画像データに基づいて算出
    される圧縮処理時の符号データ量と前記第一の画像蓄積
    手段に蓄積された圧縮画像データの符号データ量との差
    分を演算する演算手段を備え、 前記制御手段は、前記演算手段により演算された差分が
    所定値より小さい場合に、前記圧縮伸長手段に前記回転
    画像データを圧縮させた後、前記第一の画像蓄積手段に
    蓄積されている圧縮画像データを前記圧縮後の回転画像
    データに変更することを特徴とする請求項1記載の多機
    能画像形成装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体上に画像を形成する画像形成手
    段と、原稿の画像データを読み取る読取手段と、前記画
    像データ取込手段の画像データおよび前記読取手段の画
    像データを記憶媒体に蓄積するファイリング手段と、画
    像データを圧縮又は伸長する圧縮伸長手段と、前記圧縮
    伸長手段により圧縮された結果得られる圧縮画像データ
    を蓄積する第一の画像蓄積手段と、前記第一の画像蓄積
    手段に蓄積された画像データのファクシミリ送信を行う
    ファクシミリ送信手段とを備える多機能画像形成装置の
    画像蓄積方法において、 前記圧縮伸長手段による圧縮前の画像データに対して任
    意の方向へ所定の回転角度で回転処理を施し、 前記回転処理を施された少なくとも1ページ分の回転画
    像データを第二の画像蓄積手段に蓄積し、 前記第一の画像蓄積手段に蓄積された圧縮画像データの
    符号データ量と前記第二の画像蓄積手段に蓄積された回
    転画像データに基づいて算出される圧縮処理時の符号デ
    ータ量とを比較し、 前記比較の結果に応じて前記第一の画像蓄積手段に蓄積
    される圧縮画像データを制御することを特徴とする画像
    蓄積方法。
  6. 【請求項6】 前記比較の結果、前記第二の画像蓄積手
    段に蓄積された回転画像データに基づいて算出される圧
    縮処理時の符号データ量が前記第一の画像蓄積手段に蓄
    積された圧縮画像データの符号データ量より小さい場合
    は、前記圧縮伸長手段により前記回転画像データを圧縮
    して、前記第一の画像蓄積手段に蓄積されている圧縮画
    像データを前記圧縮後の回転画像データに変更すること
    を特徴とする請求項5記載の画像蓄積方法。
  7. 【請求項7】 前記ファクシミリ送信手段によるファク
    シミリ送信が行われる際に、前記第一の画像蓄積手段に
    蓄積されている画像データが前記圧縮後の回転画像デー
    タであるか否かを判別し、前記判別手段により前記第一
    の画像蓄積手段に蓄積されている画像データが前記圧縮
    後の回転画像データであると判別された場合は、前記圧
    縮後の回転画像データを伸長し、前記伸長された回転画
    像データに対して前記所定の回転角度相当の回転角度だ
    け逆方向に回転処理を行い、前記逆方向に回転処理され
    た画像データを圧縮して前記ファクシミリ送信手段に転
    送することを特徴とする請求項5又は6記載の画像蓄積
    方法。
  8. 【請求項8】 前記第二の蓄積手段に蓄積された回転画
    像データに基づいて算出される圧縮処理時の符号データ
    量が前記第一の画像蓄積手段に蓄積された圧縮画像デー
    タの符号データ量より小さい場合に、前記第二の画像蓄
    積手段に蓄積された回転画像データに基づいて算出され
    る圧縮処理時の符号データ量と前記第一の画像蓄積手段
    に蓄積された圧縮画像データの符号データ量との差分を
    演算し、 前記演算された差分が所定値より小さい場合に、前記圧
    縮伸長手段に前記回転画像データを圧縮させた後、前記
    第一の画像蓄積手段に蓄積されている圧縮画像データを
    前記圧縮後の回転画像データに変更することを特徴とす
    る請求項5記載の画像蓄積方法。
JP9281139A 1997-09-30 1997-09-30 多機能画像形成装置及びその画像蓄積方法 Pending JPH11112755A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7729547B2 (en) 2004-09-29 2010-06-01 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and image forming method

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