JPH11112475A - 不感エリア生成システム - Google Patents

不感エリア生成システム

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Publication number
JPH11112475A
JPH11112475A JP9265460A JP26546097A JPH11112475A JP H11112475 A JPH11112475 A JP H11112475A JP 9265460 A JP9265460 A JP 9265460A JP 26546097 A JP26546097 A JP 26546097A JP H11112475 A JPH11112475 A JP H11112475A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
frequency
mobile telephone
oscillator
telephone system
Prior art date
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Pending
Application number
JP9265460A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Okubo
陽一 大久保
Hiroshi Haga
寛 羽賀
Masaki Sudo
雅樹 須藤
Noriyuki Kagaya
範行 加賀屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP9265460A priority Critical patent/JPH11112475A/ja
Publication of JPH11112475A publication Critical patent/JPH11112475A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動電話システムに不感エリアを生成し、人
の集まっている場所等での通話を禁止する。 【解決手段】 周波数設定器11により、発振器12、
13の出力周波数が当該通話ゾーンで用いられている着
信制御チャネル及び発信制御チャネル内にそれぞれ入る
ように設定し、発振器12、13の出力をアンテナ17
から送信する。これによりアンプ15(又は減衰器)で
設定されたレベルの妨害波が送信されて移動機の接続制
御を行えないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動電話の不感エ
リア生成システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】移動電話システムのサービスエリアは、
通常の路上のような開空間だけでなく、レストラン等の
建物内部でも通話可能であり、また列車内やトンネル
内、地下街等へとサービスエリアが拡充されている。一
方、移動電話等の無線通信システムやレーダ等の測定シ
ステムの動作を妨害するものとしては、軍用目的の種々
のシステムが開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】移動電話システムのサ
ービスエリアの拡大は、より多くの場所で通話可能とな
り、かつ移動中に通話が途切れてしまうのも少なくする
から、利便性の向上には不可欠である。しかし、一方
で、レストランや列車の中等の人の集まっている場所で
携帯電話を使用すると周囲にいる人に不快感を与え、ま
た会議室では会議の妨害になる。さらに携帯電話等が発
射する電波は医療機器や測定器等の動作を妨害する恐れ
もある。従って、このような問題のある場所では携帯電
話等は使わないことが望ましく、その旨の掲示等が表示
されている。しかし、電源が入ったままであると、呼び
出されたときに自動的に応答し、送信動作を行うので、
確実に携帯電話を使わないようにするには、その電源を
切っておく必要があるが、問題のある場所で確実に電源
を切るという操作が全てのユーザにより実行される保証
はない。従って積極的に通話不能の小エリアを作るのが
望まれているが、軍用の妨害システムのような大電力
の、大規模なシステムではその影響するエリアの大きさ
が一般的に極めて広いと考えられ、またコストの点から
も適していない。
【0004】本発明の目的は、簡単で安価な設備によ
り、強制的に移動電話システムの通話不能エリアを生成
することのできる不感エリア生成システムを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、制御専用チャ
ネルを有した移動電話システムのサービスエリア内に不
感エリアを生成するための不感エリア生成システムであ
って、その発振周波数が可変制御可能な発振器と、該発
振器の発信周波数が、不感エリアを生成する通話ゾーン
で用いられる制御専用チャネルの帯域内にあるように制
御するための周波数設定器と、当該移動電話システムの
全通話ゾーンで用いられている制御専用チャネルを全て
含む周波数帯域をその通過帯域とするところの、前記発
振器の出力を入力とするバンドパスフィルタと、該バン
ドパスフィルタの出力を送信するためのアンテナと、を
備えたことを特徴とする不感エリア生成システムを開示
する。
【0006】更に本発明は、前記移動電話システムが前
記制御専用チャネルとして着信制御チャネルと発信制御
チャネルとで異なるチャネルを用いたシステムである場
合に、前記周波数設定器は、前記発振器が前記発信制御
チャネルの帯域内の周波数を出力するように前記発振器
を制御することを特徴とする不感エリア生成システムを
開示する。
【0007】更に本発明は、制御専用チャネルを有した
移動電話システムのサービスエリア内に不感エリアを生
成するための不感エリア生成システムであって、その出
力周波数スペクトルが、少なくとも当該移動電話システ
ムの全通話ゾーンで用いられている制御専用チャネルを
すべて含むところのノイズ発生器と、当該移動電話シス
テムの全通話ゾーンで用いられている制御専用チャネル
を全て含む周波数帯域をその通過帯域とするところの、
前記ノイズ発生器の出力を入力とするバンドパスフィル
タと、該バンドパスフィルタの出力を送信するためのア
ンテナと、を備えたことを特徴とする不感エリア生成シ
ステムを開示する。
【0008】更に本発明は、前記アンテナからの送信レ
ベルを調整するためのレベル調整手段を備えたことを特
徴とする不感エリア生成システムを開示する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明になる不感エリア
生成システムの構成例を示すブロック図で、これは移動
機への着信制御チャネルと発信制御チャネルがそれぞれ
通話チャネルとは別のチャネルとして設定されている移
動電話システムを対象としたものである。
【0010】図1において、周波数設定器11は、発振
器12の発振周波数が本不感エリア生成システムを設置
する場所をカバーしているゾーンの着信制御チャネルの
周波数帯域内にあり、かつ発振器13の発振周波数が上
記ゾーンの発信制御チャネルの周波数帯域内にあるよう
に、発振器12及び13を制御するための設定器であ
る。ゾーンによって着信制御チャネル及び発信制御チャ
ネルの周波数は異なっているから、周波数設定器11に
より上記のような設置ゾーンに応じた設定を行えるよう
にしている。2つの発振器12、13の出力は合成器1
4で合成され、アンプ15で適当なレベルに増幅された
のち、バンドパスフィルタ16で帯域制限されてアンテ
ナ17から周囲へ妨害波として送信される。バンドパス
フィルタ16の通過帯域としては、対象としている移動
電話システムで用いられている着信制御チャネル及び発
信制御チャネルの周波数を全て含むような帯域であれば
よく、これによって不要な電波の放射を抑制する。ま
た、アンテナ17から送信される妨害波は、対象として
いるエリア内で通信を妨害できる範囲でなるべく小さい
送信電力となるようにアンプ15の利得は調整してお
く。また、対象エリアが十分小さく、発振器12、13
の出力だけでも余裕があるときはアンプ15に代わって
減衰器を用いる。こうして、アンテナ17からの送信電
力を十分小さく抑えることで、医療機器等への妨害など
を心配する必要もなくなる。
【0011】上記の構成になる不感エリア生成システム
を会議室や列車、レストラン等の内部や周辺に設置して
おくと、移動機と基地局の接続制御や位置登録等のため
の制御チャネルを介しての交信を妨害することができる
から、確実に通話不可能なエリアを生成でき、しかも装
置としては簡単で安価に構成できる利点がある。なお、
図1では着信制御チャネルと発信制御チャネルの双方を
妨害するものとしたが、発信制御チャネルのみを妨害す
るようにしてもよい。この場合は着信は正常に行われる
ので、例えば会議室の外へ自発的に出て通話することが
できる。また、図1は、着信制御チャネルと発信制御チ
ャネルが別々のチャネルとして各ゾーンに割り当てられ
ている移動電話システムを対象とするものであるが、着
信制御チャネルと発信制御チャネルを各ゾーンごとに1
つの制御チャネルで共用しているシステムの場合には、
図1の発振器13と合成器14を除き、発振器12の発
振周波数がその制御チャネル内の周波数となるように設
定すればよい。逆に制御チャネルが3ないしはそれ以上
存在する場合には、発振器12、13を制御チャネル数
に応じて増やす必要があることは言うまでもない。
【0012】図2は、本発明になる不感エリア生成シス
テムの別の構成例を示すブロック図である。本構成は、
対象としている移動電話システムで用いている制御チャ
ネルの周波数帯域を含んでいる周波数帯域内でほぼフラ
ットなノイズを発生するノイズ発生器21と、アンプ2
2と、バンドパスフィルタ23及びアンテナ24から成
っている。バンドパスフィルタ23は、対象としている
移動電話システムの制御チャネルの周波数帯域のみを通
過させるような通過帯域を有しており、これにより帯域
外の他システムへの妨害を生じないようにしている。ア
ンプ22の利得は、図1の場合と同様で、必要最小限の
送信電力となるように設定し、場合によっては減衰器に
置き換える。
【0013】図2の構成によれば、制御チャネルに妨害
を与えることでやはり確実な不感エリアを生成でき、か
つその構成も簡単で安価である。さらにこの構成では、
使用する場所をその内部にもつゾーンごとに発振周波数
の設定作業を行う必要がない。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、携帯電話等により通話
をすると周囲の人に迷惑を与えたり、機器に障害を与え
るような場所を、確実にかつ安価で簡単な装置により強
制的に通話不能エリアとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる不感エリア生成システムの構成例
を示すブロック図である。
【図2】本発明になる不感エリア生成システムの別の構
成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 周波数発生器 12、13 発振器 14 合成器 15、22 アンプ 16、23 バンドパスフィルタ 17、24 アンテナ 21 ノイズ発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加賀屋 範行 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御専用チャネルを有した移動電話シス
    テムのサービスエリア内に不感エリアを生成するための
    不感エリア生成システムであって、 その発振周波数が可変制御可能な発振器と、 該発振器の発信周波数が、不感エリアを生成する通話ゾ
    ーンで用いられる制御専用チャネルの帯域内にあるよう
    に制御するための周波数設定器と、 当該移動電話システムの全通話ゾーンで用いられている
    制御専用チャネルを全て含む周波数帯域をその通過帯域
    とするところの、前記発振器の出力を入力とするバンド
    パスフィルタと、 該バンドパスフィルタの出力を送信するためのアンテナ
    と、 を備えたことを特徴とする不感エリア生成システム。
  2. 【請求項2】 前記移動電話システムが前記制御専用チ
    ャネルとして着信制御チャネルと発信制御チャネルとで
    異なるチャネルを用いたシステムである場合に、前記周
    波数設定器は、前記発振器が前記発信制御チャネルの帯
    域内の周波数を出力するように前記発振器を制御するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の不感エリア生成システ
    ム。
  3. 【請求項3】 制御専用チャネルを有した移動電話シス
    テムのサービスエリア内に不感エリアを生成するための
    不感エリア生成システムであって、 その出力周波数スペクトルが、少なくとも当該移動電話
    システムの全通話ゾーンで用いられている制御専用チャ
    ネルをすべて含むところのノイズ発生器と、 当該移動電話システムの全通話ゾーンで用いられている
    制御専用チャネルを全て含む周波数帯域をその通過帯域
    とするところの、前記ノイズ発生器の出力を入力とする
    バンドパスフィルタと、 該バンドパスフィルタの出力を送信するためのアンテナ
    と、 を備えたことを特徴とする不感エリア生成システム。
  4. 【請求項4】 前記アンテナからの送信レベルを調整す
    るためのレベル調整手段を備えたことを特徴とする請求
    項1ないし3の内の1つに記載の不感エリア生成システ
    ム。
JP9265460A 1997-09-30 1997-09-30 不感エリア生成システム Pending JPH11112475A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020003690A (ko) * 2000-06-27 2002-01-15 강동섭 방해전파 발생장치
KR100357375B1 (ko) * 1999-07-05 2002-10-18 재밍일렉트로닉(주) 전파 교란기
KR100375149B1 (ko) * 2000-07-01 2003-03-08 강동섭 이동전화용 방해전파 발생장치
JP2004032445A (ja) * 2002-06-26 2004-01-29 Nec Saitama Ltd 無線基地局試験システムと無線基地局試験方法
KR101039213B1 (ko) 2008-01-18 2011-06-03 시스레인 주식회사 주파수 호핑 방식을 이용한 신호 차단 방법

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