JPH1111230A - ユニットの防水構造 - Google Patents

ユニットの防水構造

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Publication number
JPH1111230A
JPH1111230A JP16830797A JP16830797A JPH1111230A JP H1111230 A JPH1111230 A JP H1111230A JP 16830797 A JP16830797 A JP 16830797A JP 16830797 A JP16830797 A JP 16830797A JP H1111230 A JPH1111230 A JP H1111230A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jig
waterproof
unit
case
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP16830797A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Kasahara
守 笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP16830797A priority Critical patent/JPH1111230A/ja
Publication of JPH1111230A publication Critical patent/JPH1111230A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低価格にユニットの水密性を実現し、低価格
で長寿命のユニットを提供することを目的とする。 【構成】 開口部12aを有するケース12より構成す
るユニット11の防水構造において、前記開口部12a
の端部に対し段差をもって内側に嵌まり込む蓋面15を
有する防水用治具14により、前記開口部12aを封
じ、かつ前記防水用治具14の設置により生じた段差に
モールド材17を完全密閉するように充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等に積載す
るユニットの防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6はこの種のユニットの防水構造の従
来技術を示す一部破断側面図である。図において、1は
ユニット、2はケースであり、該ケース2は一方に開口
部2aを有している。3は部品等が接続された基板、4
は該基板3に接続した防水コネクターである。5はモー
ルド材であり、該モールド材5はケース2内全てに充填
してある。
【0003】従来は、以上のようにケース2内をモール
ド材5で埋め込むことにより、ケース2内部の水密性を
得て、基板3上の部品等に水等がかからないようにして
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の従来技術によれば、ケース内部全てをモールド材で
埋めるため、モールド材が多量に必要になり、ユニット
の高価格化を引き起こすという問題がある。また、充填
されたモールド材によって基板上の部品の半田接続部等
に応力が掛かり、切断等が生じ、ユニットの寿命を縮め
るという問題があった。
【0005】本発明は、以上の問題点に鑑み、少量のモ
ールド材でケース内の水密性を保つ構成を得て、ユニッ
トの低価格化を実現することを目的とする。さらに、本
発明は、基板上の部品にモールド材が接触しないような
構成を得て、部品の半田接続部等への応力を無くし、ユ
ニットの長寿命化を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ケースの開口部のみをモールド密閉する
ようにする。すなわち、本発明は、開口部を有するケー
スより構成するユニットの防水構造において、前記開口
部の端部に対し段差をもって内側に嵌まり込む蓋面を有
する防水用治具により、前記開口部を封じ、かつ前記防
水用治具の設置により生じた段差にモールド材を完全密
閉するように充填したことを特徴とする。
【0007】このとき、前記防水用治具の蓋面がゴム材
とすると良い。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1は本発明の一実施の形態を示す
断面図、図2は図1のA部拡大断面図、図3は同実施の
形態を示す一部破断斜視図、図4は図3のB−B線断面
図である。図において、11はユニット、12はケース
であり、該ケース12は一方に開口部12aを有してい
る。3は部品等が接続された基板、4は該基板3にコネ
クタピン13により接続した防水コネクターである。
【0009】14はケース12の開口部12aに取り付
けた防水用治具であり、該防水用治具14は開口部12
aの端部12bに対し段差Sをもって内側に嵌まり込む
蓋面15を有するものである。図5は同防水用治具14
を示す斜視図であり、同図に示す如く、防水用治具14
の蓋面15はその中央部に防水用コネクター4を差し込
む穴15aを有し、該蓋面15の両側端には、ケースと
面接触する側面16を有している。ここで本実施の形態
では、前記蓋面15は弾力性および防水性を有するゴム
材より構成し、側面16はプラスチック材より構成す
る。このように防水用治具14の蓋面15をゴム材とす
ることでゴム材の有する弾性力と防水性により二重の水
密性を確保し、側面16をプラスチック材とすることで
プラスチック材の有する硬性によりケース12に対する
固定性を高める。
【0010】さらに、前記蓋面15の上下の端部15b
は、図2に示すごとく丸く成形し、一方これに対応する
ケース12の内側面には凹溝12cが設けてあり、これ
ら凹溝12cと端部15bは防水用治具14を所定位置
に設置すると互いに嵌合するように位置決めされてい
る。防水用治具14の側面16には、図4に示す如く凹
部16aが形成してあり、一方これに対応するケース内
側には凸部12dが設けてあり、これら凹部16aと凸
部12dは防水用治具14を所定位置に設置すると互い
に嵌合するように位置決めされている。
【0011】17は前記防水用治具14の設置により生
じた段差スペース全域を完全密閉するように充填したモ
ールド材である。18は防水コネクター4の外周の上下
に一体形成したストッパーであり、該ストッパー18は
防水用治具14が所定位置に設置された状態で蓋面15
の裏側に当接する位置に設置してある。なお、本実施の
形態ではストッパー18を防水コネクター4の外周の上
下に設置したが、これに限るものではなく外周の全域で
も良い。
【0012】以上の構成の本実施の形態の作用を以下に
説明する。まず、防水用治具14の穴15aに防水コネ
クター4を差し込みながら、防水用治具14によりケー
ス12の開口部12aに蓋をする。ここで、防水用治具
14が所定位置に設置されると、防水用治具14の凹部
16aとケース12内側の凸部12dが嵌合し設置位置
を保持するとともに、ケース12内側の凹溝12cと防
水用治具14の端部15bが嵌合して水密性を得る。
【0013】次に、前記防水用治具14の設置により生
じた段差スペース全域にモールド材17を充填し、これ
によりケース12の開口部12aは完全密閉される。こ
のとき、モールド材17の重みにより防水用治具14の
蓋面15が内側へ弛もうとすると、防水コネクター4に
一体形成したストッパー18がこれを阻止する。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く、本発明によれ
ば、開口部を有するケースより構成するユニットの防水
構造において、前記開口部の端部に対し段差をもって内
側に嵌まり込む防水用治具により、前記開口部を封じ、
かつ前記防水用治具の設置により生じた段差にモールド
材を完全密閉するように充填したので、ケースの開口部
のみをモールド密閉することができる。
【0015】これにより、少量のモールド材でケース内
の水密性を保つことが可能となり、ユニットの低価格化
を実現するという効果がある。さらに、上記構成の本発
明によれば、基板上の部品にモールド材が接触しないの
で、部品の半田接続部等への応力が無くなり、ユニット
の長寿命化を実現するという効果がある。
【0016】さらに、上記構成おいて、前記防水用治具
の蓋面をゴム材とすると、ゴム材の有する弾性力と防水
性により二重の水密性が確保されるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す断面図である。
【図2】図1のA部拡大断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態を示す一部破断斜視図で
ある。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態における防水用治具を示
す斜視図である。
【図6】従来例を示す一部破断斜視図である。
【符号の説明】
11 ユニット 12 ケース 12a 開口部 3 基板 4 防水コネクター 13 コネクタピン 14 防水用治具 15 蓋面 16 側面 17 モールド材 18 ストッパー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有するケースより構成するユニ
    ットの防水構造において、 前記開口部の端部に対し段差をもって内側に嵌まり込む
    蓋面を有する防水用治具により、前記開口部を封じ、 かつ前記防水用治具の設置により生じた段差にモールド
    材を完全密閉するように充填したことを特徴とするユニ
    ットの防水構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のユニットの防水構造にお
    いて、前記防水用治具の蓋面がゴム材であることを特徴
    とするユニットの防水構造。
JP16830797A 1997-06-25 1997-06-25 ユニットの防水構造 Pending JPH1111230A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16830797A JPH1111230A (ja) 1997-06-25 1997-06-25 ユニットの防水構造

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JP16830797A JPH1111230A (ja) 1997-06-25 1997-06-25 ユニットの防水構造

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Publication Number Publication Date
JPH1111230A true JPH1111230A (ja) 1999-01-19

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ID=15865606

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JP16830797A Pending JPH1111230A (ja) 1997-06-25 1997-06-25 ユニットの防水構造

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002057473A (ja) * 2000-08-11 2002-02-22 Fuji Heavy Ind Ltd 車両用電子制御ユニットの取付構造
JP2009117285A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Hitachi Ltd 自動車用電子装置
JP2009118662A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱
JP2014057015A (ja) * 2012-09-14 2014-03-27 Hitachi Automotive Systems Ltd 電子制御装置
US11072557B2 (en) 2017-12-22 2021-07-27 Schott Ag Glass ceramic with reduced lithium content

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