JPH11111795A - 撮像素子の検査装置 - Google Patents

撮像素子の検査装置

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JPH11111795A
JPH11111795A JP9274169A JP27416997A JPH11111795A JP H11111795 A JPH11111795 A JP H11111795A JP 9274169 A JP9274169 A JP 9274169A JP 27416997 A JP27416997 A JP 27416997A JP H11111795 A JPH11111795 A JP H11111795A
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light
photoelectric conversion
light source
image sensor
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JP9274169A
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Hiroyuki Takahashi
橋 弘 行 高
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CCDのの欠陥画素を精度良く検出。 【解決手段】 CCD2に強い光と弱い光の二段階以上
の光を選択的に投射する光源3および無彩色フィルタ1
0;強い光のときの撮像信号を高レベルの比較電圧Vr
ef1にて第1デ−タに変換し、弱い光のときは低レベ
ルの比較電圧Vref2にて第2デ−タに変換するA/
D変換器5;第1デ−タおよび第2デ−タを記憶する画
像メモリ15;および、第1デ−タDM1iと第2デ−
タDM2iの同一画素iのものの比Riを算出する演算
手段81;を備える。全画素の比Riの最大値Rimax
および最小値Riminを摘出し、不均一性値PRNU=
Δ3/Rimax=(Rimax−Rimin)/Rimaxを算出
し、これがしきい値PRNUtを越えると、CCD2を
不良品と見なす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の光電変換素
子の配列を含む撮像素子の撮影感度の検査に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の撮像素子の代表的なものの1つ
に、CCD撮像素子(以下単にCCDと表記する)があ
り、デジタル複写機,FAX,イメージスキャナ,カメ
ラ等に用いられている。例えば原稿画像の読取りの用途
においては、近来読みとり画素数の増加,カラー化によ
る複数ライン化によってチップサイズの巨大化と総画素
数の増加の傾向をたどっている。ここで、CCDの画素
とは、光電変換の最小単位素子を意味する。逆に表現す
ると、多数の画素の線配列又は面配列がCCDである。
【0003】画素数の増加によってCCDの歩留まりが
低下している。その原因の1つは、製造途上での欠陥画
素の発生確率が高くなることにある。欠陥画素には、ウ
ェーハー自体の材質不均一性に原因するものと、加工プ
ロセスで発生するものがあるが、CCDの現象として
は、特定の画素がある光量以下では全く出力を発生しな
いものである。
【0004】もともとCCDには、発生電圧/光量が画
素毎にばらつくという出力電圧の不均一性があり、これ
が感度不均一指標値PRNU、 PRNU=〔(全画素が発生する電圧の中の最高値−最
低値)/最高値〕×100% で表現される。PRNUの値が大きいほど上述のばらつ
きが大きく、CCD品質が低く、PRNU値が所定値以
上のCCDは、規格外品として処分される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来は、上述のPRN
U値が所定値以上のCCDは不良品としていたが、その
ため歩留まりが上がらず、CCDの価格を上昇させる要
因となっていた。
【0006】上述のばらつきは、シェーディング補正と
いう処理によって補正することができるが、シェーディ
ング補正では補正しきれない欠陥画素も発生する。図8
は横軸に原稿の反射率をとり、縦軸に出力をとったと
き、正常画素と欠陥画素の入出力特性を表したものであ
る。理想的な画素が図8にで示す光電変換特性を示す
ものとした場合、として示す特性の画素は、原稿反射
率Xa(%)より高い反射率領域ではシェ−ディング補
正によりで示す光電変換特性に近付けることができる
が、Xa(%)に近いほどで示す光電変換特性からの
解離が大きく、Xa(%)以下では全く光量対応の光量
デ−タを得ることができない。Xa(%)が大きいほ
ど、欠陥度合が大(画像再現性が低)であり、再現画像
の高濃度部で副走査方向の縦線状の異常画像が発生す
る。画素欠陥のあるCCDを補償して使う方法として直
前の画素で置き換えるものがあるが、その場合には細線
が太ったり逆に消えてしまったりする弊害があった。
【0007】上述のPRNU値は、図8に示す偏差Δ1
に着目したものでこれが大きいと大きい値を示す。図6
は横軸をCCDの画素の並び方向、縦軸をCCD出力と
して画素欠陥の出力をみたものである。光量が多い10
0%出力時には画素欠陥は目立たないが、出力が小さく
なってくると影響が無視できなくなってくる。すなわち
画素欠陥は出力に対するオフセットとして存在する。と
ころが、偏差Δ1が比較的に大きくても、原稿反射率0
%で出力電圧零(Xa=0)を示し、原稿反射率の増大
に実質上比例して出力電圧が上昇する光電変換特性を示
す画素もある。この場合には、シェーディング補正で正
常画素と同程度の光電変換特性を示す補正デ−タを得る
ことができる。原稿反射率が低い値のところでPRNU
値を算出することにより、原稿反射率0%で出力電圧零
(Xa=0)を示すか否かの推定の精度が向上すると考
えられる。
【0008】そこで、光量を低くして出力電圧の不均一
性を測定することによって欠陥画素を検査する方法が考
えられる。光量を低くすると、図6に示すように、例え
ば光量20%では出力電圧が全体的に低下する。そこ
で、CCDの出力電圧をデジタルデ−タ(画像デ−タ)
に変換するA/Dコンバ−タの比較電圧を高い値Vre
f1から低い値Vref2に切換えることにより、デジ
タル変換の量子化単位が小さくなり、図7に示すように
デジタルデ−タのスケ−ルを拡大することができ、PR
NU算出精度が高くなる。
【0009】しかしながら低光量(例えば20%)で偏
差Δ2を検出しそれに基づいてPRNU値を算出する場
合でも、偏差Δ2が比較的に大きく図8に示すXaのオ
フセットを示す欠陥画素ばかりでなく、原稿反射率0%
で出力電圧零(Xa=0)を示しそこから原稿反射率の
増大に実質上比例して出力電圧が上昇する光電変換特性
を示す画素もある。すなわち低光量時においてもシェー
ディング補正で補正できる出力電圧の不均一性は存在す
る。このため、光量を低くして出力電圧の不均一性PR
NUを測定するだけでは精度良く欠陥画素検出すること
が出来ず、使用できるCCDまでを不良として扱ってし
まい、歩留まりを悪化させる原因となる。
【0010】本発明は以上に鑑み、撮像素子の欠陥画素
を精度良く検出することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図8のグラフの縦軸値を
y、横軸値をxとして、図8に示す光電変換特性線をy
=ax+bと近似すると、Xa=−b/aであり、Xa
≒0なる条件を与えると、b≒0であり、y≒axとな
る。今、図8に示す光電変換特性線に着目すると、そ
れが原点を通る直線であると仮定すると、a=MA/2
0=MB/80で、MB/MA=80/20=4で、M
B/MAは所定値(4)となる。実際のMB/MAの値
の、所定値(4)からのずれは、光電変換特性線の、
y=axなる直線とのずれを表わす。
【0012】ここで、光電変換特性線を基準とする
と、MB/MAに対する、光電変換特性線のB/A値
の偏差Δ3 Δ3=MB/MA−B/A は、光電変換特性線の、光電変換特性線に対するず
れを表わす。B=MB−Δ2,A=MA−ΔAより、相
対比B/Aは、 B/A=(MB−Δ2)/(MA−ΔA) であり、この値B/Aは、(MA−ΔA)が高レベル領
域であるので、ΔAの変動に対する変動は小さい。すな
わち、シェ−ディング補正による適正化の可能性が高い
高レベル領域の画素出力のばらつきに対して鈍感であ
る。これに対し、シェ−ディング補正による適正化が困
難なオフセットXaが存在することがある低レベル領域
で値B/Aは、Δ2の変動に対する(MB−Δ2)の変
動が大きいので、B/Aの変動が大きい。すなわちシェ
−ディング補正による適正化の可能性が低い低レベル領
域の画素出力のばらつきに対して鋭敏である。すなわ
ち、B/Aは、シェ−ディング補正による適正化の可能
性が高い高レベル領域の画素出力のばらつきに対しては
小さい重みを、シェ−ディング補正による適正化が困難
なオフセットXaが存在することがある低レベル領域で
は大きい重みが自動的に内在する、基準特性線に対す
る着目特性線のずれ量指標値である。
【0013】そこで本発明では、撮像素子(2)に強い光
(80%)と弱い光(20%)の二段階以上の光を選択的に投射
し、各光を投射中の撮像装置(1)の光電変換信号を第1
デジタルデ−タ(A)に変換し、少くとも先行して得た、
強い光(又は弱い光)の投射中のデジタルデ−タ(A)を
メモリに記憶し、後行の弱い光(又は強い光)の投射中
に第2デジタルデ−タ(B)を得るときに、あるいは第2
デジタルデ−タ(B)をもメモリに記憶した後に、第1デ
ジタルデ−タ(A)と第2デジタルデ−タ(B)の、同一光電
変換素子(i)のものの相対値(B/A)を算出する。
【0014】1.これを実現するため、本願発明の撮像
素子の検査装置は、多数の光電変換素子の配列を含む撮
像素子(2)とその光電変換信号を出力する駆動回路(4)を
有する撮像装置(1)の、撮像素子(2)に強い光と弱い光の
二段階以上の光を選択的に投射する光源装置(3,10,1
1);前記撮像装置(1)の光電変換信号をデジタルデ−タ
に変換するA/D変換手段(5,12);前記光源装置(3,10,
11)が撮像素子(2)に強い光を投射しているときの前記デ
ジタルデ−タである第1デ−タ(DM1i)と、前記光源装置
(3,10,11)が撮像素子(2)に弱い光を投射しているときの
前記デジタルデ−タである第2デ−タ(DM2i)の少くとも
一方を記憶するメモリ手段(15);および、前記第1デ−
タ(DM1i)と第2デ−タ(DM2i)の同一光電変換素子(画素
i)のものの相対値(Ri,B/A)を算出する演算手段(81);を
備える。なお、理解を容易にするために、カッコ内に
は、図面に示し後述する実施例の対応要素又は対応事項
の符号を、参考までに付記した。
【0015】これによれば、相対値が2以上のレベルの
光投射のときの画素の光電変換特性を表わすので、従来
のように1レベルの光投射のみで撮像素子(2)の各画素
の良否を判定する場合よりも、撮像素子(2)の品質判定
の精度を高くすることが可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】
2.前記強い光は、撮像素子(2)の光電変換信号に飽和
をもたらす光量もしくはそれに近い光量(80%)であり、
前記弱い光は撮像素子(2)の光電変換範囲(0〜100%)内で
あるが十分に低い光量(20%)である。
【0017】3.前記演算手段(81)は、前記第1デ−タ
(DM1i)と第2デ−タ(DM2i)の同一光電変換素子(i)のも
のの比(Ri=DM2i/DM1i)を算出する。
【0018】これによれば、上述のように比(Ri,B/A)
が、シェ−ディング補正による適正化の可能性が高い高
レベル領域の画素出力のばらつきに対しては小さい重み
を、シェ−ディング補正による適正化が困難なオフセッ
トXaが存在することがある低レベル領域では大きい重
みが自動的に内在する、基準特性線()に対する、今回
測定した撮像素子(2)の各画素の光電変換特性線のずれ
量指標値であるので、これに基づいた撮像素子(2)の品
質判定の精度が向上する。すなわち、画素欠陥を精度良
く発見することが出来る。
【0019】4.前記光源装置(3,10,11)が撮像素子(2)
に強い光(80%)を投射しているときは高い比較電圧(Vref
1)を、弱い光(20%)を投射しているときは低い比較電圧
(Vref2)を前記A/D変換手段(5,12)に与える、量子化
単位選択手段(81);を更に含む。これによれば、弱い光
(20%)を投射しているときのデジタル変換の量子化単位
が小さくなり、図7に示すようにデジタルデ−タのスケ
−ルを拡大することができ、弱い光(20%)を投射してい
るときのデジタル変換精度(デ−タの分解能)が高くな
り、指標値B/Aの精度が向上し、撮像素子(2)の各画
素の良否判定精度を上げることが出来る。
【0020】5.前記光源装置(3,10,11)は、無彩色の
フィルタ(10)およびこれを光源(3)から撮像素子(2)の間
の光路に対して挿,脱する機構(11)を含む。無彩色のフ
ィルタを入れることによって、分光特性を変化させずに
光量を(80%から20%に)低下させることが出来る。
【0021】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0022】
【実施例】図1に、本発明の一実施例の光学系の概要を
示す。図1において1は、CCD2ならびにそれを駆動
して光電変換信号を出力する信号処理回路4(図2)を
装着した撮像回路基板である。3は、CCD1にあたる
光量が中央部と周辺部とでほとんど同じになるように、
充分離れたところに置かれた光源である。10は撮像回
路基板1と光源3との間に出し入れ自由にした、無彩色
のフィルタである。フィルタ10は光源3の分光特性を
変化させずに光量を落とすことが出来る。この実施例で
は、CCD2が定格出力の最大値(最も明るいレベルを
表わす)の略80%の出力を生ずる明るさに光源3の発
光強度が設定され、無彩色フィルタ10は、略80%の
出力を生ずる明るさを、略20%の出力を生ずる明るさ
に減光する。
【0023】無彩色フィルタ10は、上位置(減光位
置)と退避位置との間で上下動しうるように、図示しな
いガイドで支持されている。フィルタ10にはラックが
固着されており、このラックに噛み合うピニオンが、減
速機を介して電気モ−タ11で回転駆動されて、その正
転によりフィルタ10が退避位置から減光位置に駆動さ
れ、逆転により減光位置から退避位置に戻される。
【0024】図に、図1に示す光学系を有する本発明の
一実施例の電気回路系のシステム構成を示す。図1に示
す、測定対象の撮像回路基板1は、図2に示すように、
コネクタ19を介してイメ−ジ処理装置IPUに接続さ
れている。撮像回路基板1上の信号処理回路4が出力す
る光電変換信号(ビデオ信号)は、A/Dコンバ−タ5
でデジタルデ−タに変換されて、画像メモリ15に書込
まれる。
【0025】CCD2には充分離れた光源3からの光が
ほぼ平行光として照射される。信号処理回路4はCCD
からの信号を増幅,サンプルホールド,直流再生しA/
Dコンバータ5に入力する。A/Dコンバータ5には、
D/A変換器12によって2種類の第1比較電圧Vre
f1および第2比較電圧Vref2が択一的に与えられ
る。後述するが、Vref1>Vref2である。第1
比較電圧Vref1が与えられているときA/Dコンバ
ータ5は、0〜Vref1の間を所定数(デジタルデ−
タの量子化単位でVref1を割った値)の領域に区分
し、入力信号(ビデオ信号)がどの領域に属するかを表
わすデジタルデ−タを発生する。領域区分数を同一とす
ると、Vref1が大きいほど量子化単位が大きく(量
子化が粗く)、対さいほど量子化単位が小さい(量子化
がこまかい)。なお、量子化炉位が小さいほど、精細に
入力信号レベルを表現しうる。したがって、Vref1
>Vref2であるのでVref2をA/Dコンバータ
5に与えているときのデジタルデ−タの方が、Vref
1を与えているときのデジタルデ−タよりも、精細に入
力信号レベルを表現する。
【0026】今、フィルタ10を退避位置に置いた状
態、すなわち光量が大きいとき、CCD2の出力の一部
を切り出すと図6の100%の様になると仮定する。2
番目の画素は単に感度の不均一を持つ画素である。また
6番目の画素は欠陥画素である。このようなCCDの光
量を低くすると、例えば20%の光量では2番目の画素
は光量に比例して不均一性は小さくなるが、6番目の画
素は小さくならない。
【0027】20%の光量での感度不均一性を測定しや
すくするためにA/Dコンバータ5の比較電圧を、Vr
ef1からそれより低い値Vref2に切り替えると、
図7のように拡大することが出来る。この場合の感度不
均一性を算出するΔ2は2番目の画素の分だけ大きな値
になる。これによって本来規格内である感度不均一性の
値が規格外となり歩留まりを下げる結果となる。
【0028】そこで、100%光量(後述の実施例では
80%光量)での1ラインのデータをメモリ15に記憶
しておき、次に低光量20%時のデータを先の100%
光量時のデータで割り算することにより、割り算後の値
では図5の様になり、2番目の画素は感光不均一性に影
響しなくなる。このようにして真の欠陥画素を持つCC
Dのみ検出することが出来る。
【0029】図3および図4に、図2に示すメインコン
トロ−ラ8のCPU81の、CCD検査動作の概要を示
す。電源が投入されるとCPU81は、初期化(ステッ
プ1)を行ない、ここでIPUおよびメインコントロ−
ラ8内部の初期化を行ってから、初期状態設定を行な
う。この初期状態設定は、入出力ボ−ド23のクリアキ
−が操作されたときの初期状態設定(ステップ4〜1
3)と同様であり、これらを同様に実行する。なお、以
下の説明において、カッコ内には、ステップという語を
省略して、ステップNo.数字のみを記す。
【0030】初期状態設定の最初には、フィルタ10を
退避位置に置く(4)。すなわち、フィルタ10が減光
位置にあるとモ−タ11を逆転駆動して退避位置に駆動
する。退避位置にあったときにはモ−タ11の駆動は行
なわない。次に、撮像回路基板1の番号(サンプルN
o.)を書込むレジスタSNoに1(サンプルNo.
1)を書込む(5)。次に、第1比較電圧Vref1を
表わすデ−タを格納するレジスタVref1に、基準値
Vrs1を書込み(6)、レジスタVref2には基準
値Vrs2を書込む(7)。そして減光比レジスタPL
rに基準値PLrsを書込み(8)、しきい値マ−ジン
レジスタDmに基準値Dmsを書込む(9)。そして比
しきい値RALを算出して比しきい値レジスタRALに
書込む(10)。そして不均一性値PRNUのしきい値
PRNUtを算出して、PRNUしきい値レジスタPR
NUtに書込む(11)。そして、ステップ5〜11で
レジスタに書納したデ−タを、CRTディスプレイ18
に表示する(12)。なお、CRTディスプレイ18に
表示する画面デ−タは画像メモリ15から読出し、また
デ−タを表わす文字および数字の表示デ−タは印字メモ
リ16から読出して、それらを画像合成器17に与えて
合成してから、CRTディスプレイ18に与える。次
に、ランプドライバ20に光源20の点灯を指示する
(13)。
【0031】初期化(1)で、上述のステップ1〜13
の処理と同様な処理を実行すると、CPU81は、入出
力ボ−ド23からのオペレ−タ入力を待ち、オペレ−タ
入力があると、入力対応の処理を行なう。オペレ−タ
は、上述の、レジスタSNoのサンプルNo.,レジス
タVref1およびVref2のVref1値およびV
ref2,減光比レジスタPLrの減光比、および、レ
ジスタDmのしきい値マ−ジンを変更することができ、
変更入力があるとCPU81は、それを該当レジスタに
更新書込みして、ステップ10,11を実行してRAL
およびPRNUtを更新し、そしてCRTデイスプレイ
の表示も更新する。
【0032】オペレ−タが入出力ボ−ド23のスタ−ト
キ−を操作すると、CPU81は、D/Aコンバ−タ1
2にレジスタVref1のデ−タを出力し、A/D変換
を指示する(15)。これによりA/Dコンバ−タ5に
は、第1比較電圧Vref1が印加される。ここでCP
U81は、A/Dコンバ−タ5が発生する、CCD2の
各画素の光電変換電圧を表わすデ−タ(光量デ−タDM
1i)を、CCD2の全画素(i=1〜Ne)分、画像
メモリ15の一領域(メモリ1と称す)に書込む(1
6)。
【0033】次にCPU81は、モ−タドライバ21
に、減光位置へのフィルタ駆動を指示し、これによりフ
ィルタ10が減光位置となる(17)。次にCPU81
は、D/Aコンバ−タ12にレジスタVref2のデ−
タを出力し、A/D変換を指示する(18)。これによ
りA/Dコンバ−タ5には、第2比較電圧Vref2が
印加される。ここでCPU81は、A/Dコンバ−タ5
が発生する、CCD2の各画素の光量デ−タDM2i
を、CCD2の全画素分、画像メモリ15の一領域(メ
モリ2と称す)に書込む(19)。
【0034】そして画素指定iを1(第1番の画素)と
して(20)、第1番の画素No.1〜No.Neのそ
れぞれの測定デ−タDM1i(メモリ1のデ−タ),D
M2i(メモリ2のデ−タ)に基づいて、光量比Ri=
DM2i/DM1i(=前述のB/A)を算出して画像
メモリ15の一領域(メモリ3)に書込む(21,2
2)。各光量比Riはしきい値RAL(レジスタRAL
のデ−タ;図5参照)と比較して、Riがしきい値RA
L未満であった画素No.iを、画像メモリ15の一領
域(メモリ4)に書込む(23,24)。
【0035】そしてCPU81は、CCD2の全体とし
ての機能良否の判定を行なう。このために、CCD2の
全画素(i=1〜Ne)の光量比Riの最大値Rimax
および最小値Riminを摘出し(25)、不均一性値P
RNU PRNU=Δ3/Rimax =(Rimax−Rimin)/Rimax を算出し(28)、それがしきい値PRNUtを越える
(不良品)かをチェックして(29)、そうであると、
不良品を示す1をレジスタERSNoに書込み(3
0)、越えないとレジスタERSNoをクリアする(3
1)。そして、メモリ1〜4およびレジスタERSNo
のデ−タを、レジスタSNoのサンプルNo.を付して
CRTディスプレイに出力し、かつプリンタ22でプリ
ントアウトする(32)。次にフィルタ10を退避位置
に駆動して(33)、レジスタSNoのサンプルNo.
デ−タを1インクレメントする。以上で1つのCCD2
の検査が終了したことになる。オペレ−タは、現在装着
中の撮像回路基板1をコネクタ19から外し、それにプ
リンタ22のプリントアウト紙を付し、未検査のCCD
があるとそれをコネクタ19に装着し、そして入出力ボ
−ド23のスタ−トキ−を操作する。このスタ−ト入力
に応答してCPU81は、またステップ15以下の処理
を実行する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の検査光学系の概要を示す
斜視図である。
【図2】 本発明の一実施例の検査電気回路系の概要を
示す斜視図である。
【図3】 図2に示すCPU81の、検査処理動作の概
要の一部を示すフロ−チャ−トである。
【図4】 図2に示すCPU81の、検査処理動作の概
要の残部を示すフロ−チャ−トである。
【図5】 図2に示すCCD2の、光電変換画素の数画
素の光量比Riの分布を示すグラフである。
【図6】 図2に示すCCD2の、光電変換画素の数画
素の、照明光量対応の光電変換出力を示すグラフであ
る。
【図7】 図2に示すCCD2の、光電変換画素の数画
素の、A/D変換の比較電圧を低値としたときの照明光
量対応の光電変換出力デ−タを示すグラフである。
【図8】 CCD2の正常画素と欠陥画素の光電変換特
性を示すグラフである。
【符号の説明】
1:撮像回路基板 2:CCD 3:光源 4:信号処理回路 5:A/Dコンバータ 8:メインコント
ロ−ラ 10:フィルタ 11:電気モ−タ 12:D/Aコンバ−タ 13:デ−タセレ
クタ 14:メモリコントロ−ラ 15:画像メモリ 16:画面メモリ&印字メモリ 17:画像合成器 18:CRTディスプレイ 19:コネクタ 20:ランプドライバ 21:モ−タドラ
イバ 22:プリンタ 23:入出力ボ−

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の光電変換素子の配列を含む撮像素子
    とその光電変換信号を出力する駆動回路を有する撮像装
    置の、撮像素子に強い光と弱い光の二段階以上の光を選
    択的に投射する光源装置;前記撮像装置の光電変換信号
    をデジタルデ−タに変換するA/D変換手段;前記光源
    装置が撮像素子に強い光を投射しているときの前記デジ
    タルデ−タである第1デ−タと、前記光源装置が撮像素
    子に弱い光を投射しているときの前記デジタルデ−タで
    ある第2デ−タの少くとも一方を記憶するメモリ手段;
    および、 前記第1デ−タと第2デ−タの同一光電変換素子のもの
    の相対値を算出する演算手段;を備える撮像素子の検査
    装置。
  2. 【請求項2】 前記強い光は、撮像素子の光電変換信号
    に飽和をもたらす光量もしくはそれに近い光量であり、
    前記弱い光は撮像素子の光電変換範囲内であるが十分に
    低い光量である、請求項1記載の撮像素子の検査装置。
  3. 【請求項3】 前記演算手段は、前記第1デ−タと第2
    デ−タの同一光電変換素子のものの比を算出する、請求
    項1又は請求項2記載の撮像素子の検査装置。
  4. 【請求項4】 前記光源装置が撮像素子に強い光を投射
    しているときは高い比較電圧を、弱い光を投射している
    ときは低い比較電圧を前記A/D変換手段に与える、量
    子化単位選択手段;を更に含む、請求項1又は請求項2
    記載の撮像素子の検査装置。
  5. 【請求項5】 前記光源装置は、無彩色のフィルタおよ
    びこれを光源から撮像素子の間の光路に対して挿,脱す
    る機構を含む、請求項1又は請求項2記載の撮像素子の
    検査装置。
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