JPH11111684A - ガス流量低下警報装置 - Google Patents

ガス流量低下警報装置

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JPH11111684A
JPH11111684A JP26836297A JP26836297A JPH11111684A JP H11111684 A JPH11111684 A JP H11111684A JP 26836297 A JP26836297 A JP 26836297A JP 26836297 A JP26836297 A JP 26836297A JP H11111684 A JPH11111684 A JP H11111684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
flow
signal
processing chamber
flow rate
Prior art date
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Pending
Application number
JP26836297A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Kako
雅郎 加來
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH11111684A publication Critical patent/JPH11111684A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アッシング処理装置のガス流路に関し、切換
機構(3方向電磁弁)1の劣化によるガス流量低下を検
知出来るガス流量警報装置を提供する。 【解決手段】 処理室とガス処理部へのガスの流れを切
り替える切換機構1と、第1の流量センサ付き流量計2
と、第2の流量センサ付き流量計5と、前記の流量セン
サの信号で制御される信号処理回路9で構成し、前記信
号処理回路の出力状態は、第1の流量センサ信号の状態
変化に応じて「HIGH」レベルと「LOW」レベルに
変化し、第2の流量センサ信号でリセットされる信号処
理回路とする。 【効果】 切換機構(3方向電磁弁)1の劣化によるガ
ス流量低下を検知出来るガス流量警報装置を得ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置に
関し、特に半導体製造過程でレジスト除去等に用いるア
ッシング処理の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アッシング処理を行う半導体製造装置の
一例は、加熱ステージと、ガスを供給をするノズルと、
これらを取り囲むウェーハの出入口を備えたハウジング
からなる処理室と、前記処理室にウェーハの搬入・搬出
を行う搬送ロボットと、ウェーハを収納するカセット
と、ガス処理部及び統括制御部とで構成される。
【0003】前記構成において、処理室へのウェーハ搬
入及び搬出時は処理室とガス処理部へのガスの流れを切
替える必要がある。その切換機構の一例とし、通常3方
向電磁弁を用いてウェーハの処理中は前記処理室にガス
を供給し、処理室へのウェーハ搬入及び搬出時はガスの
分解部であるガス処理部へガスを供給している。
【0004】図3は処理室にガスが流れているか否かを
検知するガス流量検知器の従来例の一例を示している。
図示した従来例では、ガスの流れを処理室とガス処理部
に切り替える切換機構1(3方向電磁弁)から処理室8
に至るガス経路内のみに、センサ付きの流量計2(例え
ば流量計のフロートの移動でガス流量を検知する)設
け、この流量計の出力信号を信号処理回路9で処理した
信号をインタロック信号とし、処理室8にガスを流して
いる時(信号処理回路9を制御する同期信号で判定)
は、信号処理回路9の出力がHIGHレベルの時、ガス
が正常に流れていると判定し、信号処理回路9の出力が
LOWレベルの時は異常であると判定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のガ
ス流量低下検知手段では、ガスの流れを切り替える切換
機構1(3方向電磁弁)から処理室8に至るガス経路内
のみに、流量センサを設けているだけであるため、処理
室とガス処理部へのガスの流れを切り替える切換機構
(3方向電磁弁)の劣化等で、例えばウェーハ処理中に
処理室以外即ちガス分解器側にガスが流れ、処理室に流
れるガス流量が微少に低下した場合等には流量低下の検
出できないおそれがあった。
【0006】本発明の目的は、前記の3方向電磁弁のよ
うな切換機構の劣化による、処理室に流れるガス流量低
下を検知出来るガス流量警報装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、前記の切換
機構と処理室との間に流量センサ付き流量計を設ける他
に、さらに前記の切換機構とガス処理部との間に流量セ
ンサ付き流量計を設けることによって達成される。ま
た、前記の装置は、流量センサ付き流量計に接続された
信号処理回路を備えており、前記信号処理回路は、流量
センサの信号で制御され、前記信号処理回路の出力状態
は、前記の切換機構と処理室との間に設けられた流量セ
ンサ付き流量計(第1の流量センサ付き流量計)の流量
センサ信号の状態変化に応じて「HIGH」レベルと
「LOW」レベル(HIGH:正常、LOW:異常)に
変化し、前記の切換機構とガス処理部との間に設けられ
た流量センサ付き流量計(第2の流量センサ付き流量
計)の流量センサ信号でリセットされる。
【0008】
【発明の実施の形態】上記構成において、前述した第1
の流量センサ付き流量計の流量センサ信号の状態変化に
応じて「HIGH」レベルと「LOW」レベルに変化す
る信号で処理室にガスが正常に流れているか否かを判定
し、第2の流量センサ信号で信号処理回路の出力がリセ
ットされることで切換機構(3方向電磁弁)の劣化によ
るガス流量低下を検知出来る。この実施例を以下に示
す。
【0009】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。図1において、1は処理室とガス処理部へのガ
スの流れを切り替える切換機構を示し、処理室でウェー
ハを処理中のときは、ガスを処理室に流すように切り替
え、ウェーハを処理に搬入又は搬出時はガス分解器にガ
スを流すように切り替える。
【0010】2は第1の流量計、3は第1の流量計のフ
ロート、4はフロートの移動を検知する光電センサで処
理室8にガスを供給する経路内に設置され、処理室に流
れるガス流量低下を検知するためにある。
【0011】5は第2の流量計、6は第2の流量計のフ
ロート、7はフロートの移動を検知する光電センサでガ
ス分解器にガスを供給する経路内に設置されており、ガ
ス分解器10側にガスが流れると信号処理回路9の出力
信号をリセットするためにある。8は処理室、9は信号
処理回路で、第1及び第2の流量計に取り付けた光電セ
ンサ出力で制御される。10はガス分解器で切換機構1
から処理室を経由したガス、又は直接ガス分解器に流入
したガスを無害に分解する。
【0012】図2において、20は第1の流量計に取り
付けた光電センサ出力を信号処理回路9で成形したワン
ショット波形を示し、21は第2の流量計に取り付けた
光電センサ出力波形を、22は信号処理回路9の出力波
形を示す。前述のワンショット波形20は、第1の流量
計のフロート3が光電センサ4の光軸を通過する度に発
生する信号を示す。
【0013】ガス流量低下警報のインタロック取込部1
1に接続された信号処理回路9の出力は、第2の流量計
に取り付けた光電センサの出力波形21がLOWレベル
の時に、前述のワンショット波形20が信号処理回路9
に入力される度に出力状態が変化する。
【0014】しかし、信号処理回路9はその出力が、第
2の流量計に取り付けた光電センサの出力波形21がH
IGHレベルの時は、常にLOWレベルの状態を保たれ
るような回路構成となっている。
【0015】以下、図1及び図2に示すタイムチャート
に従って、ガス流量低下警報装置の動作説明を行なう。
【0016】先ず、図1を参考にウェーハのレジスト除
去処理を行う手順の概要を説明する。
【0017】ウェーハは処理室8(加熱されたステージ
上)に搬送されたあとで、ガス切替機構1で処理室8に
ガスを供給されウェーハ上のレジストを除去される。レ
ジストが除去されたウェーハは、ガス切替機構1でガス
分解器10側にガスが流れるように切り替えられた後、
処理室8から搬出される。更に未処理のウェーハは処理
室8に搬送され、前述の動作を繰り返す事で次々とウェ
ーハが処理される。
【0018】以上説明した内容をガスの流れに注目して
以下の説明を行う。
【0019】図1に示した第1の流量計のフロート3
は、ガスが処理室8側に流されると光電センサ4の光軸
より上部の位置に移動し、ガスがガス分解器10側に流
されると光電センサ4の光軸より下部の位置に移動す
る。また、第2の流量計のフロート6は第1の流量計の
フロート3と逆の動作をし、処理室8にガスを供給され
されているときは、流量計の最下点にあり、その光電セ
ンサ出力はLOWレベルである。
【0020】図2の動作説明用波形図において、(a)
及び(c)は処理室8にガスを流している期間を、
(b)及び(d)はガス分解器10側にガスを流してい
る期間をの状態をそれぞれ示している。(e)の23で
示した破線の部分は、処理室8にガスを流している期間
(ウェーハの処理中)にガス切り替え機構1(例えば3
方向電磁弁)の劣化等が生じた一例を示したものであ
る。
【0021】ガス分解器10側にガスが少量でも流れる
と、図1に示した第2の流量計にガスが流れ光電センサ
6の出力が信号処理回路9の出力をリセット(LOWレ
ベル)するためにインタロック取込部の信号レベルがL
OWレベル(図2の波形22に破線で示したBの状態)
となり流量低下を検出出来ることを示している。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、処理室とガス処理部へ
のガスの流れを切り替える切換機構から処理室に至るガ
ス経路に取り付けた流量センサ付きの流量計の他に、前
記切換機構からガス処理部に至るガス経路にも、流量セ
ンサ付きの流量計を取り付けることで切換機構(3方向
電磁弁)の劣化によるガス流量低下を検知出来るガス流
量警報装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すガス流量低下警報装置
のブロック図を示す。
【図2】本発明の一実施例の動作説明用波形図を示す。
【図3】ガス流量低下警報装置の従来例図を示す。
【符号の説明】
1−−ガス切り替え機構、2−−第1の流量計、3−−
第1の流量計のフロート、4−−光電センサ、5−−第
2の流量計、6−−第2の流量計のフロート、7−−光
電センサ、8−−処理室、9−−信号処理回路、10−
−ガス分解器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウエハを処理する処理室と、ウエハを処理
    するためのガスを処理するガス処理室と、前記処理室と
    前記ガス処理室へのガスの流れを切り替える切替手段
    と、前記切替手段と前記処理室との間に設けられた第1
    の流量センサ付き流量計と、前記切替手段と前記ガス処
    理室との間に設けられた第2の流量センサ付き流量計
    と、前記第1の流量センサ付き流量計の第1の流量セン
    サ信号及び前記第2の流量センサ付き流量計の第2の流
    量センサ信号を処理する信号処理回路とにより構成さ
    れ、前記信号処理回路の出力は、前記第2の流量センサ
    信号に応じて流量低下インタロックを取り込むことを特
    徴とするガス流量低下警報装置。
  2. 【請求項2】前記信号処理回路の出力は、第1の流量セ
    ンサ信号のに応じてHIGHレベルとLOWレベルに変
    化することを特徴とする請求項1記載のガス流量低下警
    報装置。
JP26836297A 1997-10-01 1997-10-01 ガス流量低下警報装置 Pending JPH11111684A (ja)

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JP26836297A JPH11111684A (ja) 1997-10-01 1997-10-01 ガス流量低下警報装置

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JP26836297A Pending JPH11111684A (ja) 1997-10-01 1997-10-01 ガス流量低下警報装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7401494B2 (en) 2005-08-02 2008-07-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Valve test apparatus and methods for testing a solenoid valve or a venturi valve

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7401494B2 (en) 2005-08-02 2008-07-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Valve test apparatus and methods for testing a solenoid valve or a venturi valve

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