JPH11111448A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JPH11111448A
JPH11111448A JP10119834A JP11983498A JPH11111448A JP H11111448 A JPH11111448 A JP H11111448A JP 10119834 A JP10119834 A JP 10119834A JP 11983498 A JP11983498 A JP 11983498A JP H11111448 A JPH11111448 A JP H11111448A
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coil spring
rotating shaft
heating device
output shaft
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    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/76Prevention of microwave leakage, e.g. door sealings
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/6408Supports or covers specially adapted for use in microwave heating apparatus
    • H05B6/6411Supports or covers specially adapted for use in microwave heating apparatus the supports being rotated

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱室からの電波漏洩を簡単な構造で防止す
るとともに、流れ落ちる液体が駆動モータに浸入するの
を防止する。 【解決手段】 キャビネット20に固定される取付部材
34の内側に駆動モータ25が取り付けられ、出力軸2
6の上部は取付部材34を貫通して突出され連結部材3
2の下部に嵌合される。連結部材32の上部に回転軸2
7の下部が嵌合される。連結部材32を覆うカバー55
が設けられ、カバー55の下部は取付部材34に取り付
けられる。カバー55の上部に、回転軸27を取り囲む
ように電波漏洩防止用のコイルばね60が外装される。
コイルばね60は加熱室21の底面28の貫通孔30の
周縁に密着される。連結部材32に水切り部51を形成
し、出力軸26への液体の浸入を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジ等の高
周波加熱装置に関し、特に被加熱物を載置して回転させ
るターンテーブル等の駆動機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子レンジ等の高周波加熱装置では、一
般に被加熱物に対する高周波の電波のむらを軽減するた
めに被加熱物を回転させている。被加熱物は加熱室内の
ターンテーブルに載置され、加熱室外部に配置された駆
動モータの出力軸から駆動力がターンテーブルに伝達さ
れ、ターンテーブルが回転される。このとき、金属製の
出力軸が加熱室の底面を貫通して設けられていると、出
力軸がアンテナとなり、電波が加熱室外に誘導されやす
く、外部に漏洩して有害である。
【0003】そこで、この電波漏洩を防止するために、
図16に示すように、駆動モータ1の出力軸2の周囲に
チョーク3が形成され、加熱室4の底面5の貫通孔6の
周囲に配設される。このチョーク3により、加熱室4外
への電波の漏洩を防止している。なお、図中、7はター
ンテーブル、8は出力軸2の回転をターンテーブル7に
伝達する駆動軸、9はローラとローラ支持部とからなる
ローラ部、10はキャビネットである。
【0004】また、特公平1−42566号公報には、
出力軸を樹脂あるいはセラミック等の低誘電体材料で形
成して、出力軸により電波が加熱室外へ誘導されること
をなくし、チョークがなくても電波漏れのない、安全性
の高い電子レンジを提供することが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来例で
は次の問題点がある。
【0006】1.出力軸が低誘電体材料で形成されてい
ても、誘電体の近くには電波が集まり、加熱室底面の貫
通孔付近の電界強度が強くなる。そして、出力軸を媒体
として加熱室外部に貫通孔から電波が漏れることがあ
る。特に出力軸の材質の誘電率が高くなるほど漏れる量
は多い。一方、誘電率の小さい材料になるほど漏れる量
は少なくなるが、出力軸のコストは上昇する。
【0007】2.電波漏れを防止するためにチョークを
加熱室の底面に配設すると、部品点数が増えるととも
に、加熱室にチョークを溶接して固着するという作業が
必要となり、コストがかかる。また、チョークを配設す
るため加熱室の下方のスペースが大きくなり、キャビネ
ットの小型化が阻害される。
【0008】3.加熱室の底面の貫通孔から食品汁、水
等の液体が流れ落ちると、直接駆動モータの出力軸や電
装部に滴下し、駆動モータが回転不良になったり、絶縁
劣化を生じる。
【0009】4.ターンテーブルから荷重が出力軸にか
かり、駆動モータの負荷が増加して回転むらが生じた
り、出力軸の強度が必要となる。また、加熱室内の温度
が上昇すると、この熱が駆動モータに伝導して、駆動モ
ータの寿命が低下する。
【0010】本発明は、上記に鑑み、簡単な構造で加熱
室外部への電波の漏洩を抑制できる高周波加熱装置の提
供を目的とする。また、加熱室からの荷重や熱、液体に
よる駆動モータへの悪影響を回避できる高周波加熱装置
の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、キャビネットに被加熱物を加熱する加熱室が内装
され、加熱室に回転体が設けられ、加熱室外部に回転体
を回転させるための駆動源が設けられ、駆動源からの駆
動力を回転体に伝達する回転軸が加熱室底面を貫通して
設けられ、回転軸の加熱室の外部に突出した下側部分
が、電波漏洩防止のために金属製コイル体、例えば円筒
形コイルばね、あるいは隣り合う各巻線のコイル径を異
ならせたコイルばねに取り囲まれたものである。また、
他の課題解決手段は、回転軸の加熱室の外部に突出した
下側部分が、電波漏洩防止のために金属製筒状体に取り
囲まれ、筒状体は駆動源の上面に一体的に設けられたも
のである。これらにより、加熱室の底面に対して何ら加
工を施すことなく、簡単な構造で加熱室の外部に漏れる
電波を抑制することができる。
【0012】特に、各巻線のコイル径が異なる円錐コイ
ルばねのようなコイル体では、部品の製造ばらつきや組
み立てのばらつきが生じても、隣り合う巻線が圧縮時に
は中心軸線に垂直な方向から見て重なり合うようにな
り、電波にとっての隙間がなくなり、電波漏洩をなくす
ことができ、安定した遮蔽効果を発揮する。
【0013】なお、コイルばねのコイル径は、加熱室底
面に回転軸が貫通する貫通孔の径以上でかつ加熱に用い
る高周波波長の1/4以下とする。コイルばねの巻線の
ピッチは線径の2倍以下にする。貫通孔の周縁が外部に
向かって突出する絞り部の突出量はコイルばねの1巻の
高さ以上とする。このようにすることによって、電波漏
れの抑制効果をより一層増大させることができる。しか
も、コイルばねのように弾性力を有せしめることによっ
て、使用中に位置ずれすることがなくなり、安定した電
波の遮蔽効果が得られる。
【0014】また、加熱室からの荷重や熱、液体に対す
る課題の解決手段は、回転軸の加熱室の外部に突出した
下側部分と出力軸との間に両者を連結する連結部材が介
装されたものである。これにより、加熱室からの荷重や
熱、液体による駆動源への悪影響を回避できる。
【0015】すなわち、キャビネットに固定された取付
部材に駆動源を取り付け、駆動源の上面を取付部材によ
り覆うと、加熱室から流れ落ちた液体が直接駆動源にか
からない。さらに、連結部材に水切り部を形成すると、
加熱室から流出した液体が回転軸を伝い出力軸に至るの
を阻止できる。ここで、取付部材上に液体が溜まって
も、これを排出できるように水抜き用の隙間を形成した
り、液体が浸入しないように壁を形成しておくと、駆動
源には液体が浸入することはなく、確実に液体による悪
影響をなくすことができる。
【0016】また、連結部材が取付部材上を摺動するよ
うにすると、回転軸にかかる荷重を取付部材で受けるこ
とができ、駆動源には負荷がかからない。そして、連結
部材により回転軸と出力軸とは直接接触していないの
で、加熱室からの熱は連結部材によって遮断され、駆動
源に伝わりにくくできる。
【0017】また、駆動源が取付部材に取り付けられ、
出力軸の上部が取付部材を貫通して突出され連結部材の
下部に嵌合され、連結部材の上部に回転軸の下部が嵌合
され、連結部材を覆うカバーが設けられ、カバーの上部
にコイルばねが外装され、カバーの下部が取付部材に取
り付けられ、駆動源、コイルばね、カバー、各軸および
各部材が組み立てられて1つの組品とされ、取付部材が
キャビネットに取り付けられたものとする。
【0018】これによって、コイルばねの取り付けが簡
単となり、組み立て作業を容易に行うことができる。し
かも、キャビネットに取り付ける際にも取付部材を取り
付けるだけでよく、容易に作業ができ、位置決めも正確
に行える。
【0019】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)本発明の一実施形態の高周波加熱装置
である電子レンジを図3に示す。電子レンジは、キャビ
ネット20と、これに内装された加熱室21と、前面開
口部の開閉自在なドアと、加熱室21内に配された被加
熱物を載置して回転するターンテーブルからなる回転体
22と、回転体22を回転させる駆動機構23と、加熱
室21内に高周波を供給するマグネトロン24とを有し
ている。なお、加熱室21内にヒータを設けておくと、
レンジ加熱だけでなくグリル加熱やオーブン加熱も行え
る。
【0020】駆動機構23は、図1,2に示すように、
駆動源である駆動モータ25と、駆動モータ25の出力
軸26から駆動力を回転体22に伝達するセラミック、
合成樹脂等の低誘電体材料からなる回転軸27とを備
え、回転体22は回転軸27の上部に着脱自在に係合さ
れる。なお、回転軸27は金属製であってもよい。
【0021】そして、加熱室21の底面28の中央は盛
り上がった凸部29とされ、ここに貫通孔30が形成さ
れている。貫通孔30は、下方に向かってバーリング加
工され、周縁に絞り部31が形成されている。回転軸2
7がこの貫通孔30を貫通して加熱室21の下方に突出
している。加熱室21の下方には、駆動モータ25が配
され、駆動モータ25の出力軸26が連結部材32を介
して回転軸27に連結されている。駆動モータ25が駆
動されることにより、駆動力が出力軸26から回転軸2
7を介して回転体22に伝達され、回転体22は回転さ
れる。
【0022】駆動モータ25は、キャビネット20の底
板33に固定された取付部材34に支持されている。取
付部材34は、略コ字状に折曲形成され、その上面の裏
側に駆動モータ25がねじ35により固定される。そし
て、取付部材34の上面に形成された凸部36に、出力
軸26が挿通される孔37が形成され、孔37の周縁に
ハブ38が突設されている。これにより、駆動モータ2
5は、上部が取付部材34により覆われ、かつキャビネ
ット20の底板33に直接接触していない。
【0023】取付部材34の両端はL字状に折曲されて
脚部39が形成され、脚部39にバーリング加工されて
ねじ孔40が明けられ、キャビネット20の底板33の
外側からねじ41を締め付けることにより取付部材34
はキャビネット20に固定される。
【0024】また、取付部材34の開放された一側で
は、上向きに突出した上壁42が形成され、他側では下
向きに突出した下壁43がそれぞれ形成されている。そ
して、駆動モータ25は、取付部材34の一側に電源端
子部44がくるように取り付けられる。
【0025】連結部材32は、出力軸26および回転軸
27を嵌合する本体部50と、本体部50の外周に傘状
に広がった水切り部51とを有し、合成樹脂により所定
の形状に成型されている。本体部50の下部は取付部材
34のハブ38に内嵌されて、摺動自在に支持される。
【0026】そして、本体部50の下部には、円形の凹
み52が形成され、凹み52は出力軸26よりも大径の
部分と出力軸26と同じ径の部分とに分かれている。出
力軸26の上部はDカットあるいは十字状とされ、凹み
52の一部も同じような形状に加工され、この凹み52
に出力軸26が挿入されることによって両者は結合さ
れ、駆動モータ25の駆動力が連結部材32に伝達され
る。また、上部にも円形の凹み53が形成され、ここに
回転軸27の下部が嵌合されている。なお、回転軸27
は連結部材32に一体成型され、抜け出ないようになっ
ている。
【0027】水切り部51は、本体部50の中間部分に
突設され、その下端は取付部材34の凸部36に沿った
形状となっている。これによって、貫通孔30から回転
軸27を伝って滴下してくる水、牛乳、コーヒ、煮汁と
いった食品汁は、本体部50から水切り部51を伝って
滴下する。液体は取付部材34上に滴下するが、駆動モ
ータ25は取付部材34に覆われているので、直接かか
らず、しかも出力軸26や凸部36の孔37から離れた
位置に滴下することになる。したがって、出力軸26か
ら駆動モータ25内に液体が浸入することを阻止でき、
駆動モータ25の回転不良や絶縁劣化の原因をなくすこ
とができる。
【0028】また、水切り部51の下端に半球状の突起
54が等間隔に環状に配設され、突起54は凸部36に
接触している。連結部材32が出力軸26の回転に伴っ
て回転すると、突起54が取付部材34上を摺動する。
これにより、連結部材32は取付部材34に支持される
ことになるので、回転軸27にかかる荷重は、連結部材
32を介して取付部材34が受けることになり、出力軸
26には荷重が加わらない。したがって、駆動モータ2
5にかかる負荷が減り、安定して回転体22を回転させ
ることができ、また駆動モータ25の不良が減って信頼
性を高めることができる。
【0029】そして、連結部材32を覆うカバー55が
設けられている。カバー55は円錐台形状とされ、その
上部に筒状のスリーブ部56が突設され、スリーブ部5
6に本体部50の上部が回転自在に嵌め込まれている。
また、カバー55の下部は外側に広がって、取付部材3
4の上面に密着され、ねじ57により固定される。
【0030】ただし、カバー55の下部のうち取付部材
34の他側に対向する部分は、アーチ状に湾曲され、取
付部材34の上面との間に隙間58が形成される。ある
いは、取付部材34の上面に溝を設けて、カバー55と
の間に隙間58を形成してもよい。この隙間58は、水
切り部51から取付部材34上に滴下して溜まった液体
を排出するためのものであり、液体はこの隙間58を通
ってキャビネット20の底板33に滴下する。
【0031】このように、電装部品のない位置や駆動機
構23にかからない位置に液体が滴下するように考慮さ
れている。なお、万が一、取付部材34上に滴下した液
体が駆動モータ25の電源端子部44に近づいても上壁
42によって遮られ、液体は電源端子部44には滴下す
ることはない。また、隙間58を通って取付部材34の
他側から液体が排出されるとき、下壁43を伝って滴下
するようにしているので、液体が取付部材34の裏側に
回り込んで駆動モータ25に達するということを防止し
ている。しかも、キャビネット20の底板33に液体が
溜まっても、駆動モータ25は底板33から離間してい
るので、影響はない。
【0032】そして、加熱室21の貫通孔30から電波
が漏洩するのを防止するために、回転軸27の加熱室2
1の外部に突出した下側部分を取り囲むように金属製コ
イル体としてコイルばね60を設けている。コイルばね
60は、円筒形圧縮コイルばねであり、巻線のコイル径
は貫通孔30の径より大きく、回転軸27との間に空間
61が形成される。
【0033】コイルばね60は、カバー55の上部と加
熱室21の底面28との間に配され、その下部がほぼコ
イル径と同じ外径のスリーブ部56に外装されている。
コイルばね60の自由高さはカバー55の上部と加熱室
21の底面28との距離よりも大とされているので、コ
イルばね60は圧縮状態となり、コイルばね60の上端
は加熱室21の底面28の裏側に密着され、下端はカバ
ー55の上部に密着される。このカバー55により、コ
イルばね60はその弾性力によって回転軸27や連結部
材32が回転するにもかかわらず静止した状態に保持さ
れ、使用中に位置ずれすることなく、安定した電波の遮
蔽効果を発揮できる。
【0034】なお、スリーブ部56の上端は若干外側に
広がるように曲げられており、組み立て時の仮止めのた
めにコイルばね60をスリーブ部56に装着したとき、
コイルばね60が抜けにくくなり、組み立て作業を容易
に行うことができる。
【0035】これによって、回転軸27から誘導され加
熱室21の外部に放射しようとする電波や、貫通孔30
から加熱室21の外部に漏れる電波に対して、コイルば
ね60が電波の遮蔽効果を呈し、空間61内で電波が減
衰される。特に、コイルばね60の巻線がお互い密着し
て取り付けられると、電波の遮蔽効果は増大する。
【0036】また、コイルばね60は加熱室21の底面
28に接触しているため、底面28との接触面積が少な
く、従来構造のチョークを設けた場合に比べて底面28
の熱が伝わりにくい。特にヒータを備えているとき、加
熱室21の温度が上昇すると、従来ではその熱が駆動モ
ータ25に伝わり、駆動モータ25の巻線温度を上昇さ
せるという弊害があったが、コイルばね60を用いるこ
とにより駆動モータ25に熱が伝わりにくく、駆動モー
タ25の使用環境が良くなるという効果もある。
【0037】しかも、回転軸27と駆動モータ25の出
力軸26は直接連結されておらず、樹脂製の連結部材3
2を介して連結されているので、回転軸27からの熱は
連結部材32に伝導し、出力軸26には伝わりにくくな
っている。また、取付部材34やカバー55によっても
加熱室21から放射される熱を遮断できる。これらによ
って、駆動モータ25には熱が伝達されにくくなり、駆
動モータ25の劣化を防いで長寿命化を図ることができ
る。特に、連結部材32に断熱性の優れた材料を使用す
れば、駆動モータ25への熱の影響を排除できる。
【0038】ここで、図4に示すように、コイルばね6
0の巻線間に若干の隙間が空いても効果はある。なおこ
のとき、コイルばね60のコイル径Dが、貫通孔30の
径以上でかつ加熱に用いる高周波波長の1/4以下にす
る。実験の結果、コイル径Dが高周波波長の1/4以下
であれば、コイルばね60の近傍から漏れる電波の量を
少なく抑えられることがわかった。また、巻線の間隔l
が大きくなるほど遮蔽効果は薄れるので、コイルばね6
0の巻線のピッチpを線径dの2倍以下にする。さら
に、貫通孔30の絞り部31は高いほど遮蔽効果がよ
く、その高さhはコイルばね60の1巻の高さ以上を有
していることが必要とされる。
【0039】以上の点を考慮すれば、電波漏洩防止のた
めのコイル体としては、ばねの弾性力は必ずしも必要で
はなく、単に金属線材を螺旋状に巻いたものでもよい。
あるいは、複数のリングを軸方向に隙間なく並べて連結
したり、複数のリングを上記のようなピッチで間隔をあ
けて連結したものでもよい。
【0040】次に、駆動機構23の組み立て手順を説明
する。まず、駆動モータ25に取付部材34をねじ35
により取り付ける。そして、駆動モータ25の出力軸2
6を回転軸27と一体成型された連結部材32の凹み5
2に挿入するとともに、本体部50を取付部材34のハ
ブ38に挿入する。連結部材32の上方からカバー55
を被せて、カバー55を取付部材34にねじ止めする。
そして、コイルばね60をカバー55のスリーブ部56
に外装して、仮止めしておく。このようにして、駆動機
構23、各部材32,34、コイルばね60を備えた1
つの組品が組み立てられる。
【0041】この組品を加熱室21の底面28に取り付
ける。これは、組品の回転軸27を貫通孔30に挿入
し、キャビネット20の底板33の外側から取付部材3
4のねじ孔40にねじ41を締付けることによってなさ
れる。このとき、コイルばね60は、加熱室21の底面
28の凸部29に押し付けられた圧縮状態で密着され
る。
【0042】したがって、組品をキャビネット20に取
り付けるだけで、駆動機構23の位置決めができ、駆動
機構23のそれぞれの構成部品の位置決めが不要とな
る。しかも、別工程で組品を組み立てることができるの
で、キャビネット20に順次組みつけていく場合に比べ
て作業が非常に容易となり、製造工程を簡略化できる。
【0043】また、キャビネット20の底板33に組品
を取り付け、加熱室21の底面28には何も取り付けて
いないので、底面28に部材を固着するための取付用孔
を形成したり、取付用部材を底面28に溶接する必要が
ない。このように、錆びが発生しやすい孔、溶接部等が
ないため、加熱室21の底面28の外観性能が向上する
とともに、蒸気等による錆びの心配もなくなる。
【0044】駆動機構23の他の実施形態を図5に示
す。これは、回転軸27と出力軸26とが直接連結され
た構造とされ、駆動モータ25は取付部材34に取り付
けられ、取付部材34はキャビネット20の底板33に
取り付けられる。コイルばね60が、回転軸27の加熱
室21の底面28より外部に突出した下側部分を取り囲
むように設けられ、加熱室21の底面28と取付部材3
4の上面との間に介装される。また、取付部材34のハ
ブ38により出力軸26への液体の浸入を防いでいる。
コイルばね60の形状等は上記実施形態と同じである。
【0045】また、回転軸27の下端にギアあるいはプ
ーリが固定され、駆動モータ25の出力軸26にギアあ
るいはプーリが固定され、ギア同士を噛み合わせたり、
あるいはプーリをベルトで連結した構造のものにおいて
も、回転軸27のギアあるいはプーリと加熱室21の底
面28との間に回転軸27を取り囲むようにコイルばね
60を設けてもよい。
【0046】(第2実施形態)電波漏洩防止の他の実施
形態として、コイルばね60の代わりに金属製筒状体を
用いる。筒状体としては、フレキシブルチューブあるい
はスリーブであり、貫通孔30の径よりも大径とし、カ
バー55のスリーブ部56に外嵌される。他の構成は上
記実施形態と同じである。
【0047】あるいは、図6に示すように、連結部材3
2の上部に環状の溝70を形成し、この溝70にフレキ
シブルチューブ71の下部を挿入して係合する。これに
より、フレキシブルチューブ71は駆動機構23に一体
的に組付けられる。そして、フレキシブルチューブ71
の上端は加熱室21の底面28に接触しているが、連結
部材32の回転に伴ってフレキシブルチューブ71は底
面28に摺接しながら回転できる。ここで、フレキシブ
ルチューブ71の代わりにコイルばね60を用いてもよ
い。
【0048】(第3実施形態)上記第1実施形態で用い
られる図7に示すようなコイルばね60では、各巻線6
0a間の距離(隙間)gが部品のばらつきや組み立ての
ばらつきにより異なることがある。この巻線60a間の
隙間gのばらつきはコイルばね60から外部への電波漏
洩に影響し、隙間gが大きくなるほど電波漏洩が増大す
る傾向が見られる。したがって、電波漏洩に対する遮蔽
性能が安定しなくなるおそれがある。
【0049】そこで、本実施形態では、図8に示すよう
な各巻線80aのコイル径を異ならせたコイルばね80
を用いることにより、圧縮時に隣り合う巻線80aが水
平方向から見て重なり合うようにしている。この金属製
コイルばね80は、各巻線80aが等ピッチで、かつ上
部から下部に向けて1ピッチ毎にコイル径が徐々に小さ
くなるように加工された、いわゆる円錐コイルばねであ
る。
【0050】そして、図9に示すように、コイルばね8
0は、カバー55の上部と加熱室21の底面28との間
に配されている。コイルばね80の自由高さはカバー5
5の上部と加熱室21の底面28との距離よりも大とさ
れているので、コイルばね80は圧縮状態となり、コイ
ルばね80の上端は加熱室21の底面28の裏側に密着
され、下端はカバー55の上部に密着される。他の構成
は第1実施形態と同じである。
【0051】ここで、円錐コイルばね80と円筒形コイ
ルばね60とを比較する。図10に示すように、円筒形
コイルばね60では、隣り合う巻線60aは圧縮時に一
番重なった状態となって点接触し、両巻線60aの重な
りをdとすると、d=0である。コイルばね60が緩ん
だ場合、中心軸線に垂直な方向(水平方向)から見ると
隙間gが生じることになる。すなわち、コイルばね60
を取り付けたとき、コイルばね60は圧縮されるが、コ
イルばね60等の部品のばらつき、取り付け組み立ての
ばらつきにより、コイルばね60の巻線60a同士が必
ず密着するとは限らず、また隙間gも一定ではない。こ
のため、コイルばね60からの電波漏洩の抑制にはばら
つきを生じやすい。
【0052】一方、円錐コイルばね80では、図11に
示すように、隣り合う巻線80aは圧縮時に一番重なっ
た状態となり点接触するが、その中心軸線方向の重なり
dは円筒形コイルばね60に比べて非常に大きい。ま
た、コイルばね80の解放状態でも、両巻線80a間に
生じる隙間hは上記の隙間gより小さいが、中心軸線に
垂直な方向から見ると両巻線80aは重なり合ってい
る。このため、電波に対してはコイルばね80の各巻線
80aには隙間がなく障壁となって、この重なりdが大
きくなるほど、コイルばね80から外部に漏れる電波が
減少する。
【0053】したがって、このコイルばね80を用いる
ことにより、各種のばらつきがあって、コイルばね80
の各巻線80a間の隙間が不均一になっても、圧縮して
使用したときには必ず隣り合う巻線80aは重なり合
う。そのため、回転軸27から誘導され加熱室21の外
部に放射しようとする電波や、貫通孔30から加熱室2
1の外部に漏れる電波に対して、コイルばね80は遮蔽
効果を安定して発揮させることができ、電波漏洩を大幅
に減少させることができる。
【0054】また、隣り合う巻線が水平方向から見て重
なり合うようなコイルばねとしては、上記の円錐コイル
ばね80以外にも、図12に示すつづみ形コイルばね8
1、図13に示すたる形コイルばね82を用いてもよ
い。これらのコイルばね81,82は、解放状態では各
巻線81a,82aは離れており、加熱室21の底面2
8に取り付けられることにより圧縮されて、各巻線81
a,82aが重なり合うものである。さらに上記以外の
コイルばねとして、図14に示す竹の子ばね83、図1
5に示すコイル径の異なる円筒形コイルばね84,85
を同心上に組み合わせた2重コイルばね86を用いても
よい。これらのコイルばね83,86は、解放状態でも
隙間をなくすことができ、電波の遮蔽効果を大いに発揮
させることができる。
【0055】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多く
の修正および変更を加え得ることは勿論である。例え
ば、上記実施形態では、ターンテーブルを回転軸で直接
回転させる方式であったが、ターンテーブルをローラで
支持して回転させる方式、ターンテーブルを台に載置し
て台を回転させる方式等、駆動力伝達方式を問わない。
また、回転体として、ターンテーブル以外に容器内で被
加熱物を撹拌、混練するための羽根であってもよい。
【0056】そして、駆動モータの出力軸が加熱室の底
面を貫通して加熱室内に突出するような駆動機構におい
て、出力軸の加熱室の外部にある部分を取り囲むように
コイル体を設けてもよい。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、回転軸の加熱室の外部に突出した下側部分が金
属製コイル体あるいは筒状体に取り囲まれているので、
電波漏れを防ぐためにチョークを設けたり、高価な低誘
電体材料を用いる必要がなく、加熱室の底面への加工が
いらず、簡単で安価な構造によって加熱室からの電波漏
洩を防止できる。
【0058】そして、コイル体にコイルばねを用い、圧
縮状態で取り付けることにより、その弾性力によって使
用中にコイルばねが位置ずれすることを防止できる。そ
のため、安定した遮蔽効果を発揮させることができ、電
波漏洩を抑制できる。特に、コイルばねとして、円錐コ
イルばねのような隣り合う各巻線のコイル径が異なるも
のにし、圧縮状態に取り付けた際に隣り合う巻線が重な
り合うようにすると、部品のばらつきや組み立てのばら
つきに左右されずに安定した電波の遮蔽効果が得られ、
電波漏洩を大幅に減少させることができる。
【0059】また、回転軸の下側部分と駆動源の出力軸
との間に両者を連結する連結部材が介装されているの
で、両者を熱的に分離して加熱室からの熱を駆動源に伝
えにくくでき、駆動源の劣化を防いで長寿命化を図るこ
とができる。しかも、駆動源を覆う取付部材上を連結部
材が摺動するので、取付部材が回転軸にかかる荷重を受
け、出力軸に荷重がかからなくなる。したがって、駆動
源には負荷がかからず、回転不良を防止でき、信頼性の
向上を図ることができる。また、連結部材を覆うカバー
の上部にコイル体を外装することにより、コイル体の装
着が容易となる。
【0060】さらに、駆動源の上面がキャビネットに固
定された取付部材に覆われているので、加熱室から流れ
落ちる液体が直接駆動源にかかることを防止できる。こ
のとき、連結部材に水切り部を形成しておくと、液体が
回転軸を伝い出力軸に至ることを防止でき、出力軸から
の液体の浸入を阻止できる。したがって、加熱室からの
液体は駆動源やその電装部には浸入せず、回転不良や絶
縁劣化を防止でき、安定して回転駆動させることがで
き、高い信頼性が得られる。
【0061】そして、駆動源、コイル体、カバー、取付
部材、連結部材および各軸を組み立てて1つの組品にし
ておくと、取付用金具が不要となり、部品点数が増え
ず、キャビネットへの取り付けを容易に行うことがで
き、製造工程を簡略化できる。しかも、取付精度の向上
とともにキャビネットに対する位置決めも容易となり、
電波の漏洩防止効果を確実に発揮させることができる。
【0062】このとき、カバーの下部と取付部材との間
に水抜き用の隙間を形成しておくと、取付部材の上に流
れ落ちてきた液体が溜まっても駆動源やその電装部品を
避けた位置に排出することができ、液体の悪影響を排除
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の電子レンジの駆動機構
組品の断面図
【図2】同じく駆動機構組品の斜視図
【図3】電子レンジの概略構成図
【図4】他の実施形態の駆動機構組品の断面図
【図5】他の実施形態の駆動機構の断面図
【図6】第2実施形態の駆動機構組品の断面図
【図7】円筒形コイルばねの断面図
【図8】円錐コイルばねの断面図を示し、(a)は解放
状態、(b)は圧縮状態
【図9】第3実施形態の駆動機構組品の断面図
【図10】円筒形コイルばねの巻線の拡大断面図を示
し、(a)は圧縮状態、(b)は解放状態
【図11】円錐コイルばねの巻線の拡大断面図を示し、
(a)は圧縮状態、(b)は解放状態
【図12】つづみ形コイルばねの断面図
【図13】たる形コイルばねの断面図
【図14】竹の子コイルばねを示し、(a)は断面図、
(b)は正面図
【図15】2重コイルばねの断面図
【図16】従来のターンテーブル部の断面図
【符号の説明】
20 キャビネット 21 加熱室 22 回転体 25 駆動モータ 26 出力軸 27 回転軸 28 底面 30 貫通孔 32 連結部材 34 取付部材 51 水切り部 55 カバー 60 コイルばね

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネットに被加熱物を加熱する加熱
    室が内装され、該加熱室に回転体が設けられ、前記加熱
    室外部に前記回転体を回転させるための駆動源が設けら
    れ、該駆動源からの駆動力を前記回転体に伝達する回転
    軸が前記加熱室底面を貫通して設けられた高周波加熱装
    置において、前記回転軸の前記加熱室の外部に突出した
    下側部分が、電波漏洩防止のために金属製コイル体に取
    り囲まれたことを特徴とする高周波加熱装置。
  2. 【請求項2】 回転軸の下側部分と駆動源の出力軸との
    間に両者を連結する連結部材が介装されたことを特徴と
    する請求項1記載の高周波加熱装置。
  3. 【請求項3】 金属製コイル体であるコイルばねの隣り
    合う巻線が圧縮時に中心軸線に垂直な方向から見て重な
    り合うように、前記コイルばねの隣り合う各巻線のコイ
    ル径を異ならせたことを特徴とする請求項1または2記
    載の高周波加熱装置。
  4. 【請求項4】 加熱室底面に回転軸が貫通する貫通孔が
    形成され、金属製コイル体である円筒形コイルばねのコ
    イル径が、前記貫通孔の径以上でかつ加熱に用いる高周
    波波長の1/4以下とされたことを特徴とする請求項1
    または2記載の高周波加熱装置。
  5. 【請求項5】 金属製コイル体である円筒形コイルばね
    の巻線のピッチを線径の2倍以下にしたことを特徴とす
    る請求項1または2記載の高周波加熱装置。
  6. 【請求項6】 加熱室底面に回転軸が貫通する貫通孔が
    形成され、該貫通孔の周縁が外部に向かって突出形成さ
    れ、この突出量がコイル体の1巻の高さ以上とされたこ
    とを特徴とする請求項1,2または3記載の高周波加熱
    装置。
  7. 【請求項7】 駆動源の上面がキャビネットに固定され
    た取付部材に覆われ、コイル体が前記取付部材と加熱室
    の底面との間に介装されたことを特徴とする請求項1,
    2または3記載の高周波加熱装置。
  8. 【請求項8】 駆動源の一部がキャビネットに固定され
    た取付部材に覆われ、出力軸の上部が前記取付部材を貫
    通して突出され、前記出力軸の上部に嵌合された連結部
    材が前記取付部材上を摺動することを特徴とする請求項
    2記載の高周波加熱装置。
  9. 【請求項9】 連結部材の上部に回転軸が嵌合され、下
    部に出力軸が嵌合され、加熱室から流出した液体が回転
    軸を伝い出力軸に至るのを阻止するために前記連結部材
    に水切り部が形成されたことを特徴とする請求項2記載
    の高周波加熱装置。
  10. 【請求項10】 連結部材を覆うカバーが設けられ、該
    カバーの上部にコイル体が外装されたことを特徴とする
    請求項2記載の高周波加熱装置。
  11. 【請求項11】 駆動源が取付部材に取り付けられ、出
    力軸の上部が前記取付部材を貫通して突出され連結部材
    の下部に嵌合され、前記連結部材の上部に回転軸の下部
    が嵌合され、前記連結部材を覆うカバーが設けられ、該
    カバーの上部にコイル体が外装され、前記カバーの下部
    が前記取付部材に取り付けられ、前記駆動源、コイル
    体、カバー、各軸および各部材が組み立てられて1つの
    組品とされ、前記取付部材がキャビネットに取り付けら
    れたことを特徴とする請求項2記載の高周波加熱装置。
  12. 【請求項12】 連結部材に、加熱室から流出した液体
    が回転軸を伝い出力軸に至るのを阻止するための水切り
    部が形成され、カバーの下部と取付部材との間に水抜き
    用の隙間が形成されたことを特徴とする請求項11記載
    の高周波加熱装置。
  13. 【請求項13】 キャビネットに被加熱物を加熱する加
    熱室が内装され、該加熱室に回転体が設けられ、前記加
    熱室外部に前記回転体を回転させるための駆動源が設け
    られ、該駆動源からの駆動力を前記回転体に伝達する回
    転軸が前記加熱室底面を貫通して設けられた高周波加熱
    装置において、前記回転軸の前記加熱室の外部に突出し
    た下側部分が、電波漏洩防止のために金属製筒状体に取
    り囲まれ、該筒状体は前記駆動源の上面に取り付けられ
    たことを特徴とする高周波加熱装置。
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