JPH11111427A - マイナスイオン発生手段 - Google Patents

マイナスイオン発生手段

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JPH11111427A
JPH11111427A JP26452797A JP26452797A JPH11111427A JP H11111427 A JPH11111427 A JP H11111427A JP 26452797 A JP26452797 A JP 26452797A JP 26452797 A JP26452797 A JP 26452797A JP H11111427 A JPH11111427 A JP H11111427A
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JP
Japan
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electrode
needle electrode
needle
tip
electrodes
Prior art date
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Application number
JP26452797A
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English (en)
Inventor
Masae Shinada
昌榮 品田
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MARUBENI MACHINERY KK
Original Assignee
MARUBENI MACHINERY KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オゾン臭、および汚れの付着を抑え、イオン
化効率の向上を図る。 【解決手段】 ポリアセタール{POM,商品名:ジュ
ラコン(ガラス10〜20%含む)}材にて成型された
短冊状の固定台座2中央箇所に、保持部2aを肉厚形成
し、この保持部2a中心部に、前記固定台座2の長手方
向に直交するように指向して先端針先状の針電極3を装
着する。この針電極3に対して互いに等間隔の位置に、
且つ前記針電極3と平行に装着した一対の先端面が平ら
な電極4を設ける。前記針電極3を、双方の電極4に比
較して所定寸法L分、先端を突出させてる。前記針電極
3に高圧リード線5を接続する一方、双方の電極4を、
互いに連結させると共にグランド線6にて接続し、高圧
リード線5を介して針電極3間と双方の電極4間に、針
電極3側を陰極として直流の高電圧を印加するようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グランド極とマイ
ナス極に直流の高電圧を印加させてマイナスイオンを発
生させる際、グランド極とマイナス極との配置構成を考
慮することで、オゾン臭、および汚れの付着を抑え、イ
オン化効率の向上を図るようにした、マイナスイオン発
生手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、マイナスイオンが、人体に良好に
作用し、生理的機能を高めることで注目されている。し
かしながら現在は、家庭内、あるいはオフィス内におい
ても、家電製品やOA機器の普及から、部屋中のプラス
イオン化が進行しており、人体もこの影響を受け、プラ
スイオン化傾向が顕著となっている。かかるプラスイオ
ン化は、ビタミン類の破壊や、イライラ感、不眠等の弊
害を招き、病気に対する抵抗力、自然治癒力、免疫力の
低下の要因となるといわれている。そこでこのような状
態を打破するめ、マイナスイオン発生手段により、部屋
中に多数のマイナスイオンを発生させて、プラスイオン
化の進行を食い止めるという手段が取られている。前記
マイナスイオン発生手段としては、プラス極と一対の電
極に直流の高電圧を印加して放電する方法が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
手段では、プラスイオンも同時に発生して、マイナスイ
オンが打ち消されてしまうため、結局はマイナスイオン
が少ない上に、オゾン臭が強く更に汚れが広範囲に付着
し、イオン化の効率が悪い。本発明は、このような点を
改善するために提案されたものであって、グランド極と
マイナス極に直流の高電圧を印加させてマイナスイオン
を発生させる際、グランド極とマイナス極との配置構成
を考慮することで、オゾン臭、および汚れの付着を抑
え、イオン化効率の向上を図るようにした、マイナスイ
オン発生手段を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を達成する
ために、本発明は、先端針先状の針電極と、この針電極
に対して互いに等間隔の位置に、且つ前記針電極と平行
に装着した、少なくとも一対の電極とを有し、前記針電
極は、電極に比較して所定寸法分、先端を突出させるよ
うにし、前記針電極間と電極間に、針電極側を陰極とし
て直流の高電圧を印加して、マイナスイオンを発生させ
るようにした。また本発明は、先端針先状の針電極と、
この針電極を中心軸とするように、囲うように配置した
電極枠体とを有し、この電極枠体に比較して前記針電極
先端を、所定寸法突出させるようにし、前記針電極間と
電極枠体間に、針電極側を陰極として直流の高電圧を印
加して、マイナスイオンを発生させるようにした。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかるマイナスイ
オン発生手段の実施の形態をいくつか挙げ、添付の図面
に基づいて以下説明する。図1に、マイナスイオン発生
手段1を示す。このマイナスイオン発生手段1は、例え
ばエンジニアリングプラスチックの一つである、ポリア
セタール{POM,商品名:ジュラコン(ガラス10〜
20%含む)}材にて成型された短冊状の固定台座2中
央箇所に、保持部2aを肉厚形成し、この保持部2a中
心部に、前記固定台座2の長手方向に直交するように指
向して装着した、先端針先状の針電極3と、この針電極
3に対して互いに等間隔の位置に、且つ前記針電極3と
平行に装着した一対の先端面が平らな電極4とを有して
いる。前記針電極3は、双方の電極4に比較して所定寸
法L分、先端を突出させている。そして、前記針電極3
には、保持部2aにおいて高圧リード線5が接続される
一方、双方の電極4を、互いに連結させると共にグラン
ド線6(アース線)にて接続されている。このような構
成によって、高圧リード線5を介して針電極3間と双方
の電極4間に、針電極3側を陰極として直流の高電圧を
印加するようにしている。
【0006】以上のようなマイナスイオン発生手段1に
おいて、固定台座2中央の保持部2a中心部において、
これら針電極3と双方の電極4間に、針電極3を陰極と
して高電圧を印加すると、コロナ放電が発生するが、双
方の電極4先端までの箇所において、それぞれの電極に
発生するプラスイオンとマイナスイオンとが打ち消し合
う。しかし、針電極3を双方の電極4に比較してL分、
先端を突出させたことから、針電極3側に生じたマイナ
スイオンは、打ち消されることなく、放出されるのであ
る。このように、高圧リード線5に接続した先端針先状
の針電極3を中心位置にして、一対の先端平らな電極4
を平行にし、これら電極4との重なりの長さと、針電極
3先端を、先端平らな電極4よりもL分突出するように
設定することによって、オゾン臭がほとんどなく、汚れ
も減少し、マイナスイオンを良好に発生することができ
る。そして、前記マイナスイオン発生手段1を、例えば
空気を取り入れて、ファンを駆動させ、空気の吹き出し
口のあるケース内に設置するようにすれば、前記針電極
3の先端から直線的な良質の強いマイナスイオンが発生
すると共に、ケースの吹き出し口から広範囲にマイナス
イオンの空気分子が飛び出し、人体に対して良好に作用
して各種生理機能を促進させ、健康増進に寄与すること
ができる。また、タバコの煙、花粉といった物質を、重
イオン化して空気中から除去するので、室内空気の清浄
化を促進することもできる。さらには、ケース内に消臭
剤、空気浄化用フィルタ等とを組み込むことにより、室
内空気を一層、快適な状態にもたらすことができる。
【0007】本発明にかかるマイナスイオン発生手段
は、以下のように構成することもできる。なお、前記実
施例と実質的に同様の構成体には、同符号を付してその
説明を省略する。図2において、この場合のマイナスイ
オン発生手段10では、固定台座2中央箇所に設けられ
た、先端針先状の針電極3を囲うように、この針電極3
を中心軸とした円筒形状の金属電極11を配置してい
る。この円筒形状の金属電極11の上端面と前記針電極
3先端とは、寸法Lの段差を設けている。そして、前記
金属電極11には、グランド線6が接続されている。
【0008】また、本発明にかかるマイナスイオン発生
手段は、以下のように構成することもできる。すなわち
図3に示すマイナスイオン発生手段20では、固定台座
2中央箇所における、先端針先状の針電極3に対して、
等距離上に断面正方形状の角筒型電極21を配置してい
る。かかる角筒型電極21と針電極3先端との段差もL
としている。
【0009】また、本発明は、図4に示すマイナスイオ
ン発生手段30として実施することができる。すなわち
このマイナスイオン発生手段30では、固定台座2中央
箇所における、先端針先状の針電極3に対して、三方を
囲った形状の断面コ型電極31を適用している。かかる
コ型電極31と針電極3先端との段差もLとしており、
コ型電極31の各電極面と針電極3間の距離は等しい。
なお、このマイナスイオン発生手段30では、図5に示
すように、コ型電極31の背面側において、グランド線
6をプラスチックねじ32にて固定するようにしてい
る。このプラスチックねじ32は、コ型電極31を介し
て固定台座2に挿通され、前記針電極3も固定してい
る。
【0010】ここで、前記針電極3の加工方法の例を示
す。すなわち、図6に示すように、針電極3は、高圧リ
ード線5の先端を、針先状に加工して構成することがで
きる。また図7に示すように、針電極3は、高圧リード
線5に先端を針先状に下降した金属棒40を半田付けし
て形成することもできる。
【0011】以上、本発明にかかるマイナスイオン発生
手段について、いくつか実施の態様を示し、説明した
が、いずれにしても、陰極としての針電極3に対する陽
極としての電極は、電極面との距離が互いに等しく、針
電極3先端との段差がLに設定されるものであるなら
ば、その陽極としての電極の形状は適宜である。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、先端針先状の針電極に
対して、電極面が等距離になるように金属の電極を配置
し、前記針電極と金属電極とを平行にし、前記金属電極
との重なりの長さと、金属電極の上部よりも針電極の先
端を所定寸法突出するように設定し、前記金属電極側を
グランドとし、針電極側をマイナスとして直流の高電圧
を印加してマイナスイオンを発生させるようにしたの
で、簡単な構成で、人体に対して良好に作用して、各種
生理機能を促進させ、健康増進に寄与することができ
る。また、タバコの煙、花粉といった物質を、重イオン
化して空気中から除去するので、室内空気の清浄化を促
進することもできる。さらには、ケース内に消臭剤、空
気浄化用フィルタ等と組み込むようにすれば、室内空気
を一層、快適な状態に保持することができる。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるマイナスイオン発生手段の一つ
の実施態様を示す外観斜視説明図である。
【図2】本発明にかかるマイナスイオン発生手段の別の
実施態様を示す外観斜視説明図である。
【図3】本発明にかかるマイナスイオン発生手段の別の
実施態様を示す外観斜視説明図である。
【図4】本発明にかかるマイナスイオン発生手段の別の
実施態様を示す外観斜視説明図である。
【図5】図4に示すマイナスイオン発生手段の背面から
見た外観斜視説明図である。
【図6】本発明にかかるマイナスイオン発生手段におけ
る針電極の一つの加工方法を説明するための斜視説明図
である。
【図7】本発明にかかるマイナスイオン発生手段におけ
る針電極の別の加工方法を説明するための斜視説明図で
ある。
【符号の説明】
1、10、20、30 マイナスイオン発生手段 2 固定台座 2a 保持部 3 針電極 4 電極 5 高圧リード線 6 グランド線 11 金属電極 21 角筒型電極 31 コ型電極 32 プラスチックねじ 40 金属棒

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端針先状の針電極と、この針電極に
    対して互いに等間隔の位置に、且つ前記針電極と平行に
    装着した、少なくとも一対の電極とを有し、前記針電極
    は、電極に比較して所定寸法分、先端を突出させるよう
    にし、前記針電極間と電極間に、針電極側を陰極として
    直流の高電圧を印加して、マイナスイオンを発生させる
    ようにしたことを特徴とするマイナスイオン発生手段。
  2. 【請求項2】 先端針先状の針電極と、この針電極を
    中心軸とするように、囲うように配置した電極枠体とを
    有し、この電極枠体に比較して前記針電極先端を、所定
    寸法突出させるようにし、前記針電極間と電極枠体間
    に、針電極側を陰極として直流の高電圧を印加して、マ
    イナスイオンを発生させるようにしたことを特徴とする
    マイナスイオン発生手段。
JP26452797A 1997-09-29 1997-09-29 マイナスイオン発生手段 Pending JPH11111427A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6791814B2 (en) 2001-11-26 2004-09-14 Nihon Pachinko Parts Co., Ltd. Ion generating apparatus
JP2006284164A (ja) * 2005-03-07 2006-10-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機

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