JPH11111098A - 照光式メンブレンスイッチ - Google Patents
照光式メンブレンスイッチInfo
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- JPH11111098A JPH11111098A JP9282503A JP28250397A JPH11111098A JP H11111098 A JPH11111098 A JP H11111098A JP 9282503 A JP9282503 A JP 9282503A JP 28250397 A JP28250397 A JP 28250397A JP H11111098 A JPH11111098 A JP H11111098A
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Abstract
ッチは、ボタン全面が照光するタクトスイッチをバリア
内に配置した上から表面シートを被せて構成したり、透
明電極を用いたものなどがあるが、メンブレンスイッチ
の厚さが大きくなったり、コストが高くなるという欠点
があり、安価で省スペース、かつ高輝度な全面照光式メ
ンブレンスイッチが求められていた。本発明は以上の問
題点を解決するために発明されたものである。 【解決手段】 メンブレンスイッチの操作部2を透光部
材で形成して、操作部2の略中央下方に発光体21を配
設し、この発光体21の側部に接点シート6、13の接
点部7、14を設け、しかも切り込み部5を設けて押圧
片4を形成した透光部材の押圧シート3を表面シート1
と上側接点シート6間に配設して照光式メンブレンスイ
ッチを構成する。
Description
機械類及び制御装置等に使用されるメンブレンスイッチ
に関し、特に全面照光等、操作部に表示機能を有する照
光式メンブレンスイッチに関する。
スイッチは、図7に示すようにボタン100の全面が照
光するタクトスイッチ102をバリア103内に配置
し、その上から表面シート101を被せて構成したり、
或いは透明電極シートを用いて接点部や回路部分が光路
の邪魔にならないようにしていた。
光するメンブレンスイッチは、ボタン全面が照光するタ
クトスイッチをバリア内に配置した上から表面シートを
被せて構成していたので、1接点当たりのコストが高
く、メンブレンスイッチの厚さも大きくなってしまう欠
点があった。更に操作部の明るさもタクトスイッチが採
用している発光体に制約されるため、輝度が低い傾向に
あった。また、透明電極を用いたものはさらに高価なも
のになり、一般的なメンブレンスイッチでは殆ど使用さ
れていない状況であり、安価で省スペースかつ高輝度な
操作部全面照光式メンブレンスイッチが求められてい
た。なお、カーボンや銀ペーストの印刷接点を積層して
構成した照光式メンブレンスイッチにおいては、表面シ
ート操作部の直下部に接点を配置するため、接点部や接
点回路が発光体を遮る形となるため、操作部の片隅だけ
を照光したり、操作部とは別の領域に発光表示部を配置
する必要があった。
作部を透光部材で形成して、操作部の略中央下方に発光
体を配設し、この発光体の側部に接点シートの接点部を
設け、しかも切り込み部を設けて押圧片を形成した透光
部材の押圧シートを表面シートと接点シート間に配設し
て照光式メンブレンスイッチを構成する。
ンブレンスイッチの接点部や接点回路を操作部の側部に
配設して、発光体を操作部のほぼ中央に配置したので操
作部を全面的に、しかも極めて明るく照光させることが
できるという従来にない特徴を持った安価な照光式メン
ブレンスイッチを提供することができる。
ながら詳細に説明する。なお、これらの図においては基
本的説明を煩雑にする恐れのある各シート間を接着する
ための複数の粘着シートと操作部の押圧操作や外気温の
変化によって発生する内気圧をメンブレンスイッチ内部
から排気するための空気孔は省略してあり、更に部分断
面図は判り易くするために厚さ方向を強調して表現して
ある。
の分解斜視図、図2はその部分断面図、そして図3はそ
の主要断面斜視図である。これらの図において、表面シ
ート1は透光部材を湾曲状に操作部2を形成し、操作部
2以外を非透過性塗料でマスク印刷してある。そして透
明な弾性部材に略C形の切り込み部5を設けて押圧片4
を形成した押圧シート3を前記押圧片4部を避けて表面
シート1の下面に粘着してある。
の直下部を避けた側部に配置してあり、スペーサ10を
介して上側接点シート6と下側接点シート13を一定間
隔に対向して貼付けて構成し、押圧シート3の下方に押
圧片4部を避ける形で粘着してある。本実施例ではこの
接点部7を押圧する押圧片4の先端部に凸部24を形成
して接触の安定化を図っている。
んだ付けされた後、発光体スペーサ18を介して前記操
作部2のほぼ直下部に配置される。なお、発光体21の
上方の上側接点シート6と下側接点シート13及びスペ
ーサ10には、発光体21の発光を妨げないよう各貫通
穴9、11、16が設けてある。
ッチは表面シート1の操作部2を押圧すると湾曲部が反
転して押圧シート3の押圧片4を撓ませ、上下の各接点
シート6、13の接点部7、14を接触させて回路を開
閉する。そして発光体21が操作部2の直下部にあっ
て、各接点シート6、13の接点部7、14や回路部
8、15が発光体21の上面を遮らないため、透明な押
圧シート3を透して操作部2全体を照光することができ
るという特徴を有する。
近接しているため、操作部2を効率よく照光するため、
著しく明るい照光状態を得ることができ、安価で省スペ
ースにもかかわらず、高輝度で視認性の優れた照光式メ
ンブレンスイッチを提供することができる。
切り込み部5を設けて押圧片4を形成した押圧シート3
を配設したので、接点部7、14を側部に配置したにも
かかわらず、切り込み部5を設けて形成した押圧片4に
より、操作部2の押圧力を確実に接点部7、14に伝達
させることができ、接触信頼性を向上させることができ
る。
した発光ダイオードを用いているが、発光体21の種類
を限定するものではなく、例えば、発光体スペーサ18
と発光体シート20及び裏面シート23を取り除き、上
方スイッチ部分を遠隔下方に別途配置した1個のランプ
で複数の操作部2を同時に照光させることも可能であ
る。
分断面図、そして図5はその主要断面斜視図である。前
述の第1実施例に比べ、上側接点シートが無い代わりに
押圧シート43の下面に直接接点回路が形成され、押圧
片44の先端に設けられた接点部47に連続している。
更に、発光体61は発光体シート60に直接ボンディン
グされたLEDチップを使用している。
減してコストを下げることができ、加えて照光式メンブ
レンスイッチの厚さを更に薄くすることが可能となっ
た。
斜視図である。この図において接点シート86、93の
接点部87、94は左右に2極設けられ、合せて押圧片
84の押圧部80も左右に一対構成されている。
入が可能になるため、必要に応じた回路数を配置するこ
とにより、制御回路の単純化とコスト削減に貢献するこ
とができる。
光体や7セグメントの文字表示体、更に液晶表示体を使
用する応用が可能であり、本発明はこのような様々な展
開を否定するものではない。
よれば次のような効果を奏することができる。 (1)操作部を透光部材で形成すると共にこの操作部の
略中央下方に発光体を配設し、発光体の側部に接点シー
トの接点部を設け、しかも切り込み部を設けて押圧片を
形成した透光部材からなる押圧シートを表面シートと接
点シート間に配設したので、従来の照光式タクトスイッ
チを用いたメンブレンスイッチに比べて極めて薄形で安
価な照光式メンブレンスイッチが得られる。 (2)操作部を透光部材で形成すると共にこの操作部の
略中央下方に発光体を配設したので、導光部材により操
作部を照光させる構造と異なり、極めて効率よく操作部
を照光させることができ、操作部の全面を極めて鮮やか
に照光させることができる。 (3)操作部を透光部材で形成すると共にこの操作部の
略中央下方に発光体を配設し、発光体の側部に接点シー
トの接点部を設け、しかも切り込み部を設けて押圧片を
形成した透光部材からなる押圧シートを表面シートと接
点シート間に配設したので、切り込み部を設けて形成し
た押圧片により確実に接点部に伝達させることができる
ため、確実に接点部を接触させることができる。 (4)接点シートとスペーサの発光体上方部に貫通穴を
設け、透過部材にて形成した押圧シートを積層したの
で、操作部と発光体間に視認性を妨げるものが無いた
め、操作部を極めて鮮明に照光させることができる。 (5)表面シートの操作部に膨らみ部を形成したので、
極めて簡単な構造にて操作時のクリック感を有する照光
式メンブレンスイッチが得られる。 (6)押圧シートの下面に接点回路と接点部を印刷した
ので、部品点数を削減してコストを下げると共に、照光
式メンブレンスイッチの厚さをより薄くすることができ
る。 (7)発光体の周囲に少なくとも2箇所以上の接点部を
設けたので、複数回路の投入が可能になるため、必要に
応じた回路数を配置することにより制御回路の単純化と
コスト削減に貢献することができる。
例を表す分解斜視図である。
例を表す部分断面図である。
例を表す主要断面斜視図である。
例のを表す部分断面図である。
例を表す主要断面斜視図である。
例を表す主要断面斜視図である。
スイッチの事例を表す断面図である。
穴 10、50、90 スペーサ 12、17、22 コネクタ部 13、53、93 下側接点シート 18、58 発光体スペーサ 20、60、 発光体シート 21、61 発光体 23、63 裏面シート 24 凸部 80 押圧部 100 ボタン 102 タクトスイッチ 103 バリア
Claims (5)
- 【請求項1】 接点回路と接点部を印刷した接点シート
をスペーサを介して上下に対向させてスイッチ部を形成
し、操作部を有する表面シートを前記接点シートの上面
に積層させたメンブレンスイッチにおいて、前記操作部
を透光部材で形成すると共に該操作部の略中央下方に発
光体を配設し、該発光体の側部に前記接点シートの接点
部を設け、しかも切り込み部を設けて押圧片を形成した
透光部材からなる押圧シートを前記表面シートと前記接
点シート間に配設し、前記操作部を押圧することにより
前記押圧片を介して前記接点シート間の接点部を接触さ
せて電路の開閉を行うことを特徴とする照光式メンブレ
ンスイッチ。 - 【請求項2】 前記接点シートと前記スペーサの発光体
上方部に貫通穴を設け、透過部材にて形成した押圧シー
トを積層したことを特徴とする請求項1記載の照光式メ
ンブレンスイッチ。 - 【請求項3】 前記表面シートの操作部に湾曲部を形成
したことを特徴とする請求項1及び請求項2記載の照光
式メンブレンスイッチ。 - 【請求項4】 前記押圧シートの下面に接点回路と接点
部を印刷したことを特徴とする請求項1、請求項2及び
請求項3記載の照光式メンブレンスイッチ。 - 【請求項5】 前記発光体の周囲に少なくとも2箇所以
上の接点部を設けたことを特徴とする請求項1、請求項
2、請求項3及び請求項4記載の照光式メンブレンスイ
ッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28250397A JP3933275B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 照光式メンブレンスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28250397A JP3933275B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 照光式メンブレンスイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11111098A true JPH11111098A (ja) | 1999-04-23 |
JP3933275B2 JP3933275B2 (ja) | 2007-06-20 |
Family
ID=17653299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28250397A Expired - Lifetime JP3933275B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 照光式メンブレンスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3933275B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007233408A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-09-13 | Yamaha Corp | 演奏装置 |
US20110006930A1 (en) * | 2007-11-20 | 2011-01-13 | Dav | Tactile-surface control module, in particular for a motor vehicle |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP28250397A patent/JP3933275B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007233408A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-09-13 | Yamaha Corp | 演奏装置 |
US20110006930A1 (en) * | 2007-11-20 | 2011-01-13 | Dav | Tactile-surface control module, in particular for a motor vehicle |
JP2011503755A (ja) * | 2007-11-20 | 2011-01-27 | ダヴ | 主として自動車用のタッチ制御面を有する制御モジュール |
US9263208B2 (en) * | 2007-11-20 | 2016-02-16 | Dav | Tactile-surface control module, in particular for a motor vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3933275B2 (ja) | 2007-06-20 |
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