JPH11111006A - スポット光源装置 - Google Patents

スポット光源装置

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JPH11111006A
JPH11111006A JP26990797A JP26990797A JPH11111006A JP H11111006 A JPH11111006 A JP H11111006A JP 26990797 A JP26990797 A JP 26990797A JP 26990797 A JP26990797 A JP 26990797A JP H11111006 A JPH11111006 A JP H11111006A
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JP
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light
reflecting mirror
rotation angle
source device
mirror
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JP26990797A
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Moriyuki Ito
守行 伊藤
Kazuto Kawai
和人 河合
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Hamamatsu Photonics KK
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Hamamatsu Photonics KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の照射口から異なる光量の放射光を出射
させることができるスポット光源装置を提供することで
ある。 【解決手段】 光を放射する放電灯2と、前記放電灯か
ら放射された光を反射させるコールドミラー4と、前記
コールドミラーにより反射された光を反射させる反射鏡
10と、前記反射鏡により反射された光を出射させる光
出射口8を有する遮光ドラム6と、前記反射鏡及び前記
遮光ドラムを前記放電灯の光軸を中心として回転駆動さ
せるモータ14と、前記反射鏡により反射された光を前
記遮光ドラムの前記光出射口を介して照射する複数の照
射口26,28と、前記照射口毎に前記モータによる前
記反射鏡及び前記遮光ドラムの回転角度を記憶するメモ
リ44と、前記メモリにより記憶された回転角度に基づ
いて前記モータにより前記反射鏡及び前記遮光ドラムの
回転駆動を制御する制御手段40,46とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光を照射するス
ポット光源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スポット光源装置は、ランプによ
り放射された光を集光する集光ミラーを備え、この集光
ミラーで集光された光を、ファイバ差込口に差し込まれ
たファイバ束の端部に入射するように構成されている。
また、このスポット光源装置は集光ミラーで集光された
光がファイバ束の端部に入射するのを遮るシャッター板
を備え、このシャッター板により、ファイバ束端に入射
する光をON/OFFさせている。また、従来のスポッ
ト光源装置には、特公平5−22212号公報に記載さ
れた装置も存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のスポ
ット光源装置においては、シャッター板を駆動させるた
めにロータリーソレノイドを用いている。このロータリ
ーソレノイドは、磁力を回転運動に変換して動作するこ
とから動作音が大きく、また、シャッター板を動作させ
る際に生じる振動が大きく、この振動によりネジの緩み
等が生じやすく長時間の運転による信頼性の低下等の原
因となっていた。
【0004】更に、ファイバ束の端部に入射する光量を
調整する場合には、光路に絞り機構等を特別に設ける必
要があり、また、この絞り機構を駆動させるためのモー
タ等も備える必要があった。
【0005】この発明の課題は、光量調整した放射光を
出射させることができるスポット光源装置を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のスポット
光源装置は、光を放射する放電灯と、開口部を有し前記
放電灯から放射された光を反射させるコールドミラー
と、前記コールドミラーの開口部側に位置し前記コール
ドミラーにより反射された光を反射させる反射鏡と、前
記反射鏡により反射された光を出射させる光出射口を有
する遮蔽部材と、前記反射鏡及び前記遮蔽部材を前記放
電灯の光軸を中心として回転駆動させる回転駆動手段
と、前記反射鏡により反射された光を前記遮蔽部材の前
記光出射口を介して照射する照射口と、前記照射口に前
記反射鏡により反射された光を照射するために前記回転
駆動手段により前記反射鏡及び前記遮蔽部材を回転させ
るための回転角度を記憶する回転角度記憶手段と、前記
回転角度記憶手段により記憶された回転角度に基づいて
前記回転駆動手段により前記反射鏡及び前記遮蔽部材の
回転駆動を制御する制御手段とを備えることを特徴とす
る。
【0007】この請求項1記載のスポット光源装置によ
れば、回転角度記憶手段により照射口に対応して回転角
度を記憶させ、この記憶された回転角度に基づいて制御
手段が前記回転駆動手段による反射鏡及び遮蔽部材の回
転駆動を制御するため照射口から光量調整された光を出
射させることができる。
【0008】また、請求項2記載のスポット光源装置
は、請求項1記載のスポット光源装置の前記照射口が複
数個設けられており、前記回転角度記憶手段は前記照射
口毎の回転角度を記憶し、前記制御手段により前記回転
角度記憶手段により記憶された回転角度に基づいて前記
回転駆動手段により前記反射鏡及び前記遮蔽部材の回転
駆動を制御して複数の前記照射口の何れかに対して選択
的に前記反射鏡により反射された光を照射することを特
徴とする。
【0009】この請求項2記載のスポット光源装置によ
れば、回転角度記憶手段により各照射口に対応して回転
角度を記憶させ、この記憶された回転角度に基づいて制
御手段が前記回転駆動手段による反射鏡及び遮蔽部材の
回転駆動を制御するため照射口毎に異なった光量の光を
出射させることができる。従って、異なる種類の接着用
樹脂の硬化等に用いることができる。
【0010】
【実施の形態】以下、図面を参照して、この発明の実施
の形態にかかるUVスポット光源装置を説明する。図1
はUVスポット光源装置1の概略構成図である。
【0011】図中符号2で示すものは、紫外光を放射す
る両端封止型の放電灯である。この放電灯2は、図1に
おいて右方向に開口部を向けたコールドミラー4の内側
に配置され、このコールドミラー4の内面により放電灯
2により放射された紫外光を開口部側に反射させる。
【0012】また、図中符号6で示すものは、一端が閉
じた円筒形状を有する遮蔽ドラムであり、この遮光ドラ
ム(遮蔽部材)6の側壁には紫外光を出射させる1つの
光出射口8が設けられている。この遮光ドラム6は開口
部側を放電灯2側に位置するように設置されており、遮
光ドラム6の円筒の内部には矩形平板形状を有する反射
鏡10が配置されている。この反射鏡10の裏面には反
射鏡取付軸12の一端が接続されており反射鏡取付軸1
2の他端が遮光ドラム6の底部に固定されている。この
反射鏡10は放電灯2の光軸に対して45度の角度を持
って配置されており、コールドミラー4により反射され
た紫外光を常時、遮光ドラムの6の光出射口8に向けて
反射する。
【0013】また遮光ドラム6の右側にはステッピング
モータ14が設けられており、このステッピングモータ
14により反射鏡10及び遮光ドラム6が一体として回
転させられる。また、ステッピングモータ14の駆動軸
16には位置検出板18が接続されていると共に、この
位置検出板18の回転量を検出する位置検出センサ20
が備えられている。
【0014】なお、位置検出板18は円板状の部材によ
り構成され反射鏡10の回転方向における原点32(図
2及び図3参照)に対応する位置に位置検出用穴(図示
せず)を有する。また位置検出センサ20は光検出セン
サにより構成され、位置検出板18の位置検出用穴を通
過する光を検出することにより反射鏡10が回転方向に
おける原点32の方向を向いていることを検出する。
【0015】上述の放電灯2及びコールドミラー4の周
囲には、紫外光を遮光し不要な紫外光が装置外に漏れる
ことを防止するための遮光板22が配置されている。ま
た放電灯2、コールドミラー4、遮光ドラム6、反射鏡
10、ステッピングモータ14、位置検出板18及び位
置検出センサ20等はハウジング24の内部に収容され
ている。ハウジング24の側壁には、2つの照射口(フ
ァイバ差込口)26,28が設けられており反射鏡10
を回転させることによりこの2つの照射口26,28か
ら紫外光を選択的に照射させることができる(図2、図
3参照)。
【0016】ここで図2及び図3に示すように照射口2
6,28は、ハウジング24の側壁に対して傾斜して設
けられている。即ち照射口26,28は、この照射口2
6,28の中心軸と反射鏡10により反射された紫外光
の光軸が一致するようにハウジング24の側壁に設けら
れている。
【0017】この照射口26,28には図2に示すよう
に、光ファイバ束34の一方の端部34aがそれぞれ差
し込まれ、光ファイバ束34の端部34aが反射鏡10
の方向に向けられる。なお、照射口26,28に差し込
まれる光ファイバ束34の端部34aには、両端封止型
の放電灯2の特性から周辺部の光量が大きく中央部の光
量が小さい紫外光が入射されることになるが、出射端に
おいて均一な紫外光が出射されるように、光ファイバ束
34は入射端と出射端との間で、光ファイバ束34を構
成する各光ファイバを複雑に交差させたものが用いられ
る。
【0018】また、ハウジング24内の左端部、即ちコ
ールドミラー4の外面側には冷却ファン30が備えられ
ており、この冷却ファン30により、ハウジング24の
放電灯2及びコールドミラー4の近傍、ステッピングモ
ータ14の近傍に設けた空気取入口より取り入れた空気
を吸引する。従って、空気取入口より取り入れた空気が
遮光板22とハウジング24との間を通ってハウジング
24外へ排出されることにより放電灯2の電極及びコー
ルドミラー4等の冷却が行なわれる。
【0019】図4はUVスポット光源装置1のブロック
構成図である。中央処理装置(CPU)40はUVスポ
ット光源装置1の全体を制御するものであり、CPU4
0には操作パネル42、メモリ44、モータドライバ4
6及びランプ電源制御部48が接続されている。
【0020】操作パネル42には、UVスポット光源装
置1に対して電源を投入するための電源スイッチ42
a、放電灯2を点灯させるためのランプスイッチ42b
及び照射口26,28から出射される紫外線の光量を設
定するための光量スイッチ42c等が設けられている。
また、メモリ44には、照射口26,28から出射され
る紫外線の光量の設定値等が記憶されている。
【0021】なお、照射口26,28から出射される紫
外線の光量の設定は操作パネル42の光量スイッチ42
c等の操作により行われる。例えば照射口26から10
0%の光量の紫外光を出射させ、照射口28から50%
の光量の紫外光を出射させるように設定する場合には、
光量スイッチ42cの操作により照射口26に対して1
00%、照射口28に対して50%の指定を行うと、C
PU40において照射口26から100%の光量の紫外
光を出射させるために必要なステッピングモータ14の
回転量を演算してメモリ44に記憶させると共に照射口
28から50%の光量の紫外光を出射させるために必要
なステッピングモータ14の回転量を演算してメモリ4
4に記憶させる。
【0022】モータドライバ46は、ステッピングモー
タ14の駆動を制御するものであり、操作パネル40の
電源スイッチ42aがONされることによりAC電源
(図示せず)に接続されているDC24V電源50より
ステッピングモータ14に対して電力の供給を行いステ
ッピングモータ14の駆動を開始する。また、ランプ電
源制御部48は、CPU40からの制御信号に基づき放
電灯2に対する電力の供給を制御する。なお、DC24
V電源50は冷却ファン30に対しても電力の供給を行
っている。
【0023】次に、UVスポット光源装置1の動作につ
いて説明する。まず、操作パネル40の電源スイッチ4
2aがONされるとモータドライバ46は、ステッピン
グモータ14に対してDC24V電源50より電力の供
給を開始する。このステッピングモータ14の駆動によ
り、反射鏡10及び遮光ドラム6の回転を行い反射鏡1
0の回転方向における原点32を確認するための処理を
行う。
【0024】即ちステッピングモータ14により反射鏡
10及び遮光ドラム6の回転を行い、位置検出センサ2
0により位置検出板18の位置検出用穴を検出した後に
(位置検出用穴を通過した後、所定の位置で)、ステッ
ピングモータ14による反射鏡10及び遮光ドラム6の
回転を停止させる。その後、ステッピングモータ14を
1ステップずつ回転させ位置検出センサ20により位置
検出板18の位置検出用穴を検出した位置でステッピン
グモータ14による反射鏡10及び遮光ドラム6の回転
を停止させる。
【0025】なお、この反射鏡10の回転方向における
原点32を確認するための処理が終了するまで、即ち反
射鏡10がホームポジション(原点)32の方向を向く
までは、CPU40の制御によりランプスイッチ42b
が操作された場合であってもランプ電源制御部48から
放電灯2に対して電力の供給が行われないようにされて
いる。
【0026】従って、反射鏡10の回転方向における原
点32の確認処理が終了した後に操作パネル42のラン
プスイッチ42bが操作されるとランプ電源制御部48
の制御の下、DC24V電源50からの電力が放電灯2
に供給され放電灯2が点灯される。
【0027】次に、照射口26に差し込まれた光ファイ
バ束34の端部34aへ紫外光を導光する場合には、C
PU40の制御によりメモリ44に記憶されているステ
ッピングモータ14の回転量に基づいてステッピングモ
ータ14を照射口26方向に回転させ、遮光ドラム6の
光出射口8を照射口26の位置と一致させる(図2参
照)。これにより反射鏡10により反射された紫外光
は、照射口26に差し込まれた光ファイバ束34の端部
34aへ導光される。この時点では、照射口28に差し
込まれた光ファイバ束34の端部34aは、遮光ドラム
6により遮光されているため紫外光がこの光ファイバ束
34の端部34aに導光されることはない。
【0028】次に、照射口28に差し込まれた光ファイ
バ束34の端部34aへ紫外光を導光する場合には、遮
光ドラム6及び反射鏡10を回転させ、遮光ドラム6の
光出射口8の位置を照射口28の位置まで移動される必
要がある。即ち、CPU40の制御によりメモリ44に
記憶されているステッピングモータ14の回転量に基づ
いてステッピングモータ14を照射口28方向に回転さ
せ、遮光ドラム6の光出射口8を照射口28の位置と一
致させる(図3参照)。
【0029】なお、この図3においては、照射口28の
中心軸と反射鏡10により反射された紫外光の光軸をず
らし、照射口28から出射される紫外光を絞った状態を
示している。この反射鏡10の回転により反射鏡10に
より反射された紫外光は照射口28に差し込まれた光フ
ァイバ束34の端部34aへ導光される。
【0030】なお、遮光ドラム6の光出射口8の位置が
照射口28へ移動する途中において、照射口26と照射
口28との間に位置する時には、照射口26に差し込ま
れた光ファイバ束34の端部34a及び照射口28に差
し込まれた光ファイバ束34の端部34aのいずれも遮
光ドラム6により遮光された状態となり、紫外光が各光
ファイバ束34の端部34aに導光されることはない。
【0031】この実施の形態のUVスポット光源装置1
によれば、反射鏡10の回転方向における原点32を確
認するための処理が終了するまで放電灯2の点灯が行わ
れないように制御されているため、不要な紫外光が光フ
ァイバ束34に導光されることが防止でき放電灯2の点
灯時における安全性を向上させることができる。
【0032】また、遮光ドラム6及び反射鏡10を一体
として回転させることにより、照射口26又は、照射口
28に差し込まれたファイバ束34の端部34aに紫外
光を切り換えて導光することができ、放電灯2から放射
される紫外光を有効に利用することができる。また、照
射口26と照射口28との間、即ちハウジング24の内
壁面に紫外光を照射させた状態においては、照射口26
及び照射口28に差し込まれた光ファイバ束の端部34
aのいずれも遮光ドラム6により遮蔽された状態とな
り、この遮光ドラム6によりシャッター機構を兼ねるこ
とができる。
【0033】また、この実施の形態にかかるUVスポッ
ト光源装置1によれば、照射口26,28から出射され
る紫外線の光量の設定を行うことができるため、例えば
1台のUVスポット光源装置1を2種類の接着用樹脂の
硬化に用いることも可能になる。即ち2つの製造ライン
において、それぞれ異なる接着用樹脂を用いる場合があ
るが、この場合には接着用樹脂を硬化させるために、そ
れぞれの接着用樹脂の硬化のために適切な光量の紫外光
の照射が必要になる。
【0034】従って、照射口26,28から出射される
紫外線の光量をそれぞれの接着用樹脂の硬化のために適
切な光量に設定することにより、UVスポット光源装置
1を2種類の接着用樹脂の硬化に用いることができる。
また、1つの製造ラインを流れる製品の2つの場所を接
着する場合において、それぞれ異なる接着用樹脂を用い
る場合にも、このUVスポット光源装置1を用いること
ができる。
【0035】また、放電灯2の光量は、経時的に減少す
ることから放電灯2の放電開始当初は遮光ドラム6の光
出射口8と照射口26,28に差し込まれた光ファイバ
束34の端部34aの位置をずらして紫外光を導光し、
その後放電灯2の光量の減少に伴い、ずらし量を少なく
することにより常に一定の光量の紫外光をファイバ束3
4に導光することができる。
【0036】更に、この実施の形態にかかるUVスポッ
ト光源装置1においては、遮光ドラム6および反射鏡1
0をステッピングモータ14により回転させることによ
り、紫外光を導光させるファイバ束34を選択するた
め、振動及び衝撃を減少させることができ動作音を小さ
くすることができると共に振動によるネジの緩み等が生
じにくくすることができる。
【0037】また、上述の実施の形態ににかかるUVス
ポット光源装置1おいては、放電灯2として紫外光を放
射する放電灯を用いているが、これに限定されるもので
はなく青系の可視光等紫外光以外の光を放射する放電灯
を用いることも可能である。この場合には接着用樹脂硬
化用のスポット光源装置としての用途を多様化すること
ができる。
【0038】また、上述の実施の形態にかかるUVスポ
ット光源装置1おいては、照射口26,28にライトガ
イドとして光ファイバ束34を差し込んでいるが、光フ
ァイバ束34に限定されるものではなく液体ライトガイ
ドを用いることも可能である。
【0039】ここで液体ライトガイドとは内部を液体で
満たしたライトガイドであり、液体の屈折率がこれを囲
む固体の屈折率よりも高く構成されているものである。
液体ライトガイドは光ファイバ束のように多数のコア、
クラッドを有さないため透過率がよく放射光の有効利用
を図ることができる。
【0040】また、上述の実施の形態にかかるUVスポ
ット光源装置1においては、遮光ドラム6の形状を円筒
形状としたが、これに限らず、板状の遮光板を用いるこ
とも可能である。この場合、板状の遮光板は、UVスポ
ット光源装置のハウジングの外壁に備えられた複数の照
射口(ファイバ差込口)を同時に塞ぐことができる幅を
有するものであることが必要である。これにより、放電
灯2からの散乱光、漏れ光が不必要にファイバ束34に
入射することを防止することができる。
【0041】また、上述の実施の形態において、照射口
26と照射口28との間のハウジング24の内壁面に光
検出センサを設置することにより放電灯2のライフエン
ドを検知するようにしてもよい。この場合には、反射鏡
10及び遮光ドラム6が回転し、光出射口8が光検出セ
ンサの位置に達した際に、光検出センサにより放電灯2
の紫外光の強さが検出される。更に、この光センサによ
り検出した放電灯2の紫外光の強さを光量調節に用いる
ことも可能である。
【0042】更に、上述の実施の形態においては、ハウ
ジング24に照射口(ファイバ差込口)を2個設けてい
るが、これに限定されることなく3個以上の照射口を設
けることも可能である。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、回転角度
記憶手段により照射口に対応して回転角度を記憶させ、
この記憶された回転角度に基づいて制御手段が前記回転
駆動手段による反射鏡及び遮蔽部材の回転駆動を制御す
るため照射口から光量調整された光を出射させることが
できる。
【0044】また、請求項2記載の発明によれば、回転
角度記憶手段により各照射口に対応して回転角度を記憶
させ、この記憶された回転角度に基づいて制御手段が前
記回転駆動手段による反射鏡及び遮蔽部材の回転駆動を
制御するため照射口から毎に異なった光量の光を出射さ
せることができる。従って、異なる種類の接着用樹脂の
硬化等に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るUVスポット光源
装置の概略構成図である。
【図2】この発明の実施の形態に係るUVスポット光源
装置の反射鏡の回転の状態を説明するための図である。
【図3】この発明の実施の形態に係るUVスポット光源
装置の反射鏡の回転の状態を説明するための図である。
【図4】この発明の実施の形態に係るUVスポット光源
装置のブロック構成図である。
【符号の説明】
1…UVスポット光源装置、2…放電灯、4…コールド
ミラー、6…遮光ドラム、8…光出射口、10…反射
鏡、14…ステッピングモータ、18…位置検出板、2
0…位置検出センサ、24…ハウジング、26,28…
照射口、30…冷却ファン、40…CPU、42…操作
パネル、42a…電源スイッチ、42b…ランプスイッ
チ、42c…光量スイッチ、44…メモリ、48…ラン
プ電源制御部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を放射する放電灯と、 開口部を有し前記放電灯から放射された光を反射させる
    コールドミラーと、 前記コールドミラーの開口部側に位置し前記コールドミ
    ラーにより反射された光を反射させる反射鏡と、 前記反射鏡により反射された光を出射させる光出射口を
    有する遮蔽部材と、 前記反射鏡及び前記遮蔽部材を前記放電灯の光軸を中心
    として回転駆動させる回転駆動手段と、 前記反射鏡により反射された光を前記遮蔽部材の前記光
    出射口を介して照射する照射口と、 前記照射口に前記反射鏡により反射された光を照射する
    ために前記回転駆動手段により前記反射鏡及び前記遮蔽
    部材を回転させるための回転角度を記憶する回転角度記
    憶手段と、 前記回転角度記憶手段により記憶された回転角度に基づ
    いて前記回転駆動手段により前記反射鏡及び前記遮蔽部
    材の回転駆動を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とするスポット光源装置。
  2. 【請求項2】 前記照射口は複数個設けられており、前
    記回転角度記憶手段は前記照射口毎の回転角度を記憶
    し、前記制御手段により前記回転角度記憶手段により記
    憶された回転角度に基づいて前記回転駆動手段により前
    記反射鏡及び前記遮蔽部材の回転駆動を制御して複数の
    前記照射口の何れかに対して選択的に前記反射鏡により
    反射された光を照射することを特徴とする請求項1記載
    のスポット光源装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004335469A (ja) * 2003-05-02 2004-11-25 Kotovsky Irwin 反射照明装置とその方法
KR100732080B1 (ko) * 1999-10-20 2007-06-27 고나미 가부시끼가이샤 표시 장치 및 이것을 이용한 놀이 기기
US7621649B2 (en) 2003-09-30 2009-11-24 Kabushiki Kaisha S.T.I. Japan Light distribution control type Illuminator
CN102798086A (zh) * 2012-08-03 2012-11-28 上海小糸车灯有限公司 一种旋转式调光机构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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