JPH11110623A - 商品自動取出装置における商品の指定装置及び指定方法 - Google Patents

商品自動取出装置における商品の指定装置及び指定方法

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JPH11110623A
JPH11110623A JP30041097A JP30041097A JPH11110623A JP H11110623 A JPH11110623 A JP H11110623A JP 30041097 A JP30041097 A JP 30041097A JP 30041097 A JP30041097 A JP 30041097A JP H11110623 A JPH11110623 A JP H11110623A
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product
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JP30041097A
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Hisanobu Niwa
久信 丹羽
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Original Assignee
CKD Corp
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種商品の中から所望の商品を取り出すため
の商品の指定作業を簡単、かつ、迅速なものとするこ
と。 【解決手段】 汎用自販機2において、利用者が所望の
商品を指定するには、最初に、商品表示部5に配列表示
された多種商品を参照して所望の商品を決定し、その決
定された商品に対応する商品タグをポケット27の中か
ら選択する。次に、その商品タグを操作パネル6のタグ
挿入口22に挿入し、タグに予め記録された商品の識別
情報(バーコード)をバーコードリーダに読み取らせ
る。更に、その読み取り結果をディスプレイ20に表示
することにより、利用者に指定商品を確認させる。確認
を終えると、汎用自販機2はその読み取り結果に基づい
てロボット9を駆動させ、指定された商品を商品バケッ
ト15に回収させ、最後に商品取出口23から商品を排
出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、商品を無人で販
売するようにした自動販売機、或いは商品を無人で貸し
出すようにした自動貸出機等を含む商品自動取出装置に
おいて、利用者が所望する商品を指定するために使用さ
れる商品の指定装置及び指定方法に関する。更に詳しく
は、多種商品を取り扱うようにした商品自動取出装置に
おける商品の指定装置及び指定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の自動取出装置とし
て、例えば、多種多様な日用雑貨品を取り扱うようにし
た自動販売機(汎用自動販売機)や、多様のビデオソフ
トを取り扱うようにした自動貸出機等がある。これらの
自動取出装置の場合、取り扱われる商品の種類数が数十
〜数百に及ぶものもある。この場合、利用者が所望の商
品を指定するために使用される個別の指定スイッチを各
種商品のそれぞれに対応して装置に設けることも考えら
れる。しかし、このような場合、指定スイッチの数が多
くなることから、操作パネルや装置自体が大型化するこ
と等の理由により、装置の実用化には不向きである。
【0003】そこで、上記のように多種商品を取り扱う
よにした自動取出装置において、一箇所にキーボードや
タッチパネル等を設け、それらを操作して商品に対応し
た識別番号等のデータを入力することにより、商品を指
定することが考えられる。この場合、利用者は以下のよ
うな手順で商品を指定することになる。
【0004】即ち、初めに、自動取出装置の中に保管さ
れた商品の品定めを行い、品定めされた商品の商品番号
等を、表示板等に示された情報から確認して記憶又はメ
モする。次に、キーボード又はタッチパネルを操作し、
先に記憶又はメモされた商品番号等を入力する。次に、
入力された番号が所望の商品のものであるかどうかを確
かめる。番号が所望の商品のものと一致しない場合に
は、番号入力、或いは商品識別に誤りがあったことにな
り、キーボード又はタッチパネルの操作をやり直すこと
になる。番号が所望の商品のものと一致する場合には、
必要な代金を装置に投入することにより商品の指定を完
了し、その指定商品が装置から取り出されるのを待つ。
複数の種類の商品を指定して取り出す場合には、上記の
指定手順を複数回繰り返すことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の多種商品用の自動取出装置では、利用者が商品を指
定して取り出すために、商品番号等の識別情報を記憶し
たり、メモしたりする必要がある。商品番号の場合、そ
の番号は商品の種類数に応じた桁数を持つことなり、商
品番号が数桁の数字になることもある。このような商品
番号等を記憶したり、メモしたりした上でキーボード等
を操作することは、非常に煩雑な作業となる。複数種の
商品を取り出そうとする場合には、尚更のことである。
しかも、上記の指定手順そのものが複雑なものであるこ
とから、初めての利用者にとっては、商品を指定する以
前にその指定手順を理解すること自体が煩わしく、時間
のかかるものとなる。若年者や高齢者、或いは機械に不
慣れな人にとっては、更に使い難いものとなる。従っ
て、一人の利用者が商品の指定と取り出しを完了するの
にかなりの時間を要することになる。このため、同時期
に多数の利用者が重なった場合には、自動取出装置の前
に順番待ちの行列ができてしまい、装置を快適に利用す
ることができない。
【0006】この発明は上記事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、多種商品の中から所望の商品を
取り出すための商品の指定作業を簡単、迅速なものとす
ることを可能にした商品自動取出装置における商品の指
定装置及び指定方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、多種商品の中から利
用者が指定する商品を選択して利用者の手元へ取り出す
ようにした商品自動取出装置に設けられ、利用者が商品
を指定するために使用される商品の指定装置であって、
特定の商品に係る識別情報を予め記録した記録媒体から
識別情報を読み取るための読み取り手段を備えたことを
趣旨とする。
【0008】上記の構成によれば、利用者が所望する商
品に対応した記録媒体を選択して読み取り手段へ持ち込
むだけで、その記録媒体の識別情報が、利用者が指定し
ようとする商品のものとして読み取り手段により読み取
られる。従って、商品自動取出装置における商品の指定
に際して、利用者は商品の識別情報をキーボード等を手
操作して入力する必要がない。
【0009】上記の目的を達成するために、請求項2に
記載の発明では、多種商品の中から利用者が指定する商
品を選択して利用者の手元へ取り出すようにした商品自
動取出装置に設けられ、利用者が商品を指定するために
使用される商品の指定装置であって、特定の商品に係る
識別情報を予め記録した記録媒体から識別情報を読み取
るための読み取り手段と、その読み取られた識別情報
が、利用者が指定しようとする商品のものであるか否か
を確認するための確認手段とを備えたことを趣旨とす
る。
【0010】上記の構成によれば、利用者が所望する商
品に対応した記録媒体を選択して読み取り手段へ持ち込
むだけで、その記録媒体の識別情報が、利用者が指定し
ようとする商品のものとして読み取り手段により読み取
られる。更に、その読み取られた識別情報が、利用者が
指定しようとする商品のものであるか否かが確認手段に
より確認される。従って、商品自動取出装置における商
品の指定に際して、利用者は商品の識別情報をキーボー
ド等を手操作して入力する必要がない。更に、入力ミス
が防止され、修正入力の必要がなくなる。
【0011】上記の目的を達成するために、請求項3に
記載の発明では、請求項2に記載の発明の構成におい
て、記録媒体は、商品の内容に対応した文字及びバーコ
ードを表示する商品タグであり、読み取り手段は、バー
コードの内容を読み取るためのバーコードリーダであ
り、確認手段は、その読み取られたバーコードの内容を
確認するためのコンピュータであることを趣旨とする。
【0012】上記の構成によれば、利用者が所望する商
品に対応した商品タグをそこに記録された文字を頼りに
選択してバーコードリーダへ持ち込むだけで、その商品
タグのバーコードの内容が、利用者が指定しようとする
商品のものとしてバーコードリーダにより読み取られ
る。更に、その読み取られたバーコードが、利用者が指
定しようとする商品のものであるか否かがコンピュータ
により確認される。従って、商品自動取出装置における
商品の指定に際して、利用者は商品の識別情報をキーボ
ード等を手操作して入力する必要がない。更に、入力ミ
スが防止され、修正入力の必要がなくなる。
【0013】上記の目的を達成するために、請求項4に
記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか一つの発
明の構成において、商品自動取出装置は、多種商品を異
なる種類毎に配列表示するための商品表示部と、その配
列表示された各商品に対応してその商品に係る識別情報
を記録した記録媒体を収容するための収容部とを備えた
ことを趣旨とする。
【0014】上記の構成によれば、請求項1乃至請求項
3の何れか一つの発明の作用に加え、利用者は、商品表
示部に配列表示された多種商品を実際に参照することに
より、所望の商品の決定が容易となる。更に、利用者
は、収容部を特定することにより、上記決定された商品
に対応する記録媒体の確保が容易になる。
【0015】上記の目的を達成するために、請求項5に
記載の発明では、請求項1乃至請求項4の何れか一つの
発明の構成において、利用者が操作し、記録媒体に利用
者が指定した商品に係る識別情報を印刷する印刷手段を
備えたことを趣旨とする。
【0016】上記の構成によれば、請求項1乃至請求項
4の何れか一つの発明の作用に加え、商品タグが利用者
のミスあるいはいたずら等により不足した場合、利用者
の操作により印刷される。従って、商品タグの不足に迅
速に対応でき、利用者による商品タグの確保が容易にで
きる。
【0017】上記の目的を達成するために、請求項6に
記載の発明では、請求項5の発明の構成において、印刷
手段は、バーコードの内容を印刷するためのバーコード
ライタであることを趣旨とする。
【0018】上記の構成によれば、利用者が希望する商
品の識別情報を、手近なバーコードライタに入力するこ
とにより商品タグが印刷作成される。従って、利用者が
商品タグを探す必要がなく、その場で商品タグを作成す
ることができる。
【0019】上記の目的を達成するために、請求項7に
記載の発明は、多種商品の中から利用者が指定する商品
を選択して利用者の手元へ取り出すようにした商品自動
取出装置における商品の指定方法であって、異なる種類
毎に配列表示された多種商品の中から所望の商品を決定
する第1のステップと、その決定された商品に係る識別
情報を予め記録した記録媒体を多数の記録媒体の中から
選択する第2のステップと、その選択された記録媒体に
記録された識別情報を利用者が指定しようとする商品の
ものとして読み取り手段に読み取らせる第3のステップ
とを備えたことを趣旨とする。
【0020】上記の構成によれば、利用者が所望する商
品に対応した記録媒体を選択して読み取り手段へ持ち込
むだけで、その商品に係る識別情報が、利用者が指定し
ようとする商品のものとして読み取られる。従って、商
品自動取出装置における商品の指定に際して、利用者は
商品の識別情報をキーボード等を手操作して入力する必
要がない。
【0021】上記の目的を達成するために、請求項8に
記載の発明は、請求項7に記載の発明の構成において、
読み取られた識別情報が、利用者が指定しようとする商
品のものであるか否かを確認手段により確認させる第4
のステップを備えたことを趣旨とする。
【0022】上記の構成によれば、請求項7に記載の発
明の作用に加え、読み取られた識別情報が、利用者が指
定しようとする商品のものであるか否かが確認手段によ
り確認される。従って、商品自動取出装置における商品
の指定に際して、商品の識別情報に係る入力ミスが防止
され、修正入力の必要がなくなる。
【0023】上記の目的を達成するために、請求項9に
記載の発明は、請求項7に記載の発明の構成において、
第2のステップが、決定された商品に係る識別情報を印
刷手段により記録媒体に印刷させるステップであること
を趣旨とする。
【0024】上記の構成によれば、請求項7に記載の発
明の作用に加え、商品タグを探すのでなく印刷させる。
従って、商品タグの不足に迅速に対応でき、商品タグの
確保が容易になる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、上記の請求項1〜9に記載
の発明に係る商品自動取出装置における商品の指定装置
及び指定方法を具体化した実施の形態を図面を参照して
詳細に説明する。
【0026】図1は第1の実施の形態における商品指定
装置1を含む商品自動取出装置としての汎用自動販売機
2の概略構成を示す正面図である。図2はその汎用自動
販売機(以下、「汎用自販機」という。)2の内部構造
を示す側断面図である。この汎用自販機2は、多種多様
な日用雑貨品、即ち合計64種類の商品3を取り扱うも
のである。この汎用自販機2は、例えば、病院等の公共
施設売店、無人のコンビニエンスストア等に設置されて
利用に共されるものである。
【0027】図1,2に示すように、この汎用自販機2
は直方体形状をなすハウジング4を備え、そのハウジン
グ4に設けられた商品表示部5及び操作パネル6を含
む。商品表示部5は多種多様な商品3を異なる種類毎に
配列表示するものである。図2に示すように、商品表示
部5はその前面を覆うガラス7と、その中に配置された
商品棚8と、商品取出用のロボット9とを備える。
【0028】商品棚8は縦横に配列された複数の隔枠1
0により区画される。各隔枠10毎に種類の異なる商品
3がそれぞれ複数個ずつ陳列される。これらの商品3は
ガラス7を通じて外部へ表示される。各隔枠10は前方
へ傾斜して配置される。このため、隔枠10に陳列され
た商品3は、その自重により前方へ滑落可能をなす。隔
枠10はその前端に商品3のストッパ11と、商品取出
用のボタン12とを有する。ストッパ11は、隔枠10
における商品3の滑落を規制する。ボタン12は、スト
ッパ11による商品3の滑落規制を解除するために押圧
されるものである。
【0029】図2に示すように、ロボット9は水平駆動
機構13、垂直枠14及び商品バケット15を備える。
水平駆動機構13はハウジング4の底壁に沿って水平方
向へ移動可能に設けられる。水平駆動機構13上に設け
られた垂直枠14は、商品バケット15を垂直方向へ移
動可能に支持する。商品棚8に対向するように商品バケ
ット15に設けられた商品取出用のプッシュバー16
は、前述した各ボタン12を押圧するものである。商品
バケット15は商品棚8から商品3を回収するものであ
る。このバケット15は回収された商品3を排出するた
めの開閉扉(図示しない)を有する。
【0030】図1に示すように、操作パネル6は操作案
内表示板17、紙幣挿入口18、コイン挿入口19、デ
ィスプレイ20、キーボード21、タグ挿入口22、商
品取出口23、つり銭口24及びレシート取出口25を
備える。操作案内表示板17はこの汎用自販機2の使用
方法を文字で示すものである。紙幣挿入口18は紙幣
を、コイン挿入口19はコインをそれぞれ挿入するため
のものである。キーボード21は、利用者が所望の商品
を指定するために操作されるものである。ディスプレイ
20は、商品の指定に際して、必要な操作手順を順次を
表示するためのものである。タグ挿入口22は、後述す
る商品タグ26を挿入するためのものである。タグ挿入
口22は、後述するバーコードリーダ30に含まれるも
のである。商品取出口23は、指定された商品3を利用
者の手元に取り出すためのものである。つり銭口24は
つり銭を返却するためのものである。レシート取出口2
5は商品3と代金の明細を記録したレシートを取り出す
ためのものである。
【0031】図3は本発明の記録媒体に相当する商品タ
グ26の一例を示す。この商品タグ26は、特定の商品
に係る識別情報を予め記録したものであり、各種商品毎
にその個数分だけ予め用意されるものである。この商品
タグ26はその表面に商品内容に対応した文字26a、
即ち商品名(この場合、「紙おむつ」)、類型名(この
場合、「Mサイズ」)及び値段(この場合、「¥1,9
80」)を表示する。併せて、商品タグ26はその表面
に商品内容、類型名及び値段等に対応した内容を有する
バーコード26bを表示する。図1に示すように、商品
表示部5には、本発明の収容部としての複数のポケット
27が配列される。各ポケット27には、商品表示部5
に配列された各商品3に対応して、それら商品3に係る
商品タグ26が、各商品3の在庫数分だけ収容される。
【0032】図4は汎用自販機2及び商品指定装置1の
電気的構成を示すブロック図である。汎用自販機2は、
前述したロボット9、キーボード21及びディスプレイ
20の他に、商品指定用コンピュータ28、ロボット用
コンピュータ29、バーコードリーダ30、料金カウン
タ31、つり銭機32及びレシート機32を備える。商
品指定用コンピュータ28及びロボット用コンピュータ
29は互いに接続される。キーボード21、ディスプレ
イ20、バーコードリーダ30、料金カウンタ31、つ
り銭機32及びレシート機33は、商品指定用コンピュ
ータ28に接続される。ロボット9はロボット用コンピ
ュータ29に接続される。
【0033】本発明の読み取り手段に相当するバーコー
ドリーダ30は、タグ挿入口22に挿入された商品タグ
26からバーコード26bの内容を読み取り、その読み
取り結果をコンピュータ28へ出力する。キーボード2
1は確認ボタン及び取消ボタン等(図示しない)を含
み、その操作結果をコンピュータ28へ出力する。料金
カウンタ31は、紙幣挿入口18又はコイン挿入口19
に挿入される紙幣等をカウントし、そのカウント結果を
コンピュータ28へ出力する。つり銭機32は、つり銭
に応じた紙幣、コインをつり銭口24から払い出す。
【0034】商品指定用コンピュータ28は本発明の確
認手段に相当するものであり、バーコードリーダ30に
より読み取られたバーコード26bの内容が、利用者が
指定しようとする商品3のものであるか否かを確認す
る。このコンピュータ28は、読み取られ、確認された
バーコード26bの内容をロボット用コンピュータ29
へ出力する。商品指定用コンピュータ28は、料金カウ
ンタ31のカウント結果及びキーボード21の操作結果
等に基づき、レシート機33、ディスプレイ20及びつ
り銭機32を制御する。商品指定用コンピュータ28
は、これらの制御を予めその内部に格納された制御プロ
グラムに基づいて実行する。本実施の形態において、商
品指定装置1は、上記のバーコードリーダ30、キーボ
ード21、ディスプレイ20及び商品指定用コンピュー
タ28を含む。
【0035】ロボット用コンピュータ29は、予めその
内部に格納された制御プログラムに基づいてロボット9
の制御を実行する。このコンピュータ29は、商品指定
用コンピュータ28から出力されるバーコード26bの
内容に基づいて利用者が指定した商品の所在、即ち、商
品棚8における商品3の配置場所を特定し、それに基づ
いてロボット9を制御する。具体的には、コンピュータ
29は水平駆動機構13の移動、垂直枠14に対する商
品バケット15の移動、プッシュバー16の作動をそれ
ぞれ制御するようになっている。
【0036】次に、上記のように構成された汎用自販機
2の使用方法を、商品指定装置1を使用した商品の指定
方法と共に図5〜図10を参照して説明する。
【0037】図5は汎用自販機2の操作手順を示すフロ
ーチャートである。先ず、ステップ100に示すよう
に、利用者は商品表示部5の前に立って商品3の品定め
をする。即ち、利用者は、商品表示部5に配列表示され
た多種商品3の中から所望の商品3を決定する。ここで
は、一つの商品3を決定することもあり、複数の商品3
を決定することもある。
【0038】次に、ステップ110に示すように、利用
者は商品タグ26を手にとる。即ち、利用者は、決定さ
れた商品3に係る識別情報を予め記録した商品タグ26
を、多数配列されたポケット27の中から選択する。決
定された商品3が一つの場合は、1枚の商品タグ26
が、決定された商品3が複数の場合は、複数枚の商品タ
グ26がそれぞれ選択されることになる。この場合、利
用者は、決定された商品3に対応して商品表示部5の前
面に配置された一つのポケット27から該当する商品タ
グ26を取り出せばよい。このとき、利用者は、商品タ
グ26に示された商品名等の文字26aを参照すること
により、そのタグ26が指定の対象商品のものであるか
否かを確認することができる。
【0039】次に、ステップ120に示すように、利用
者は選択した商品タグ26を持参して操作パネル6へ移
動する。図6には、そのときのディスプレイ20の画面
の表示内容を示す。図6に示すように、ディスプレイ2
0には、商品タグ26の挿入を利用者に催促する内容が
示される。
【0040】次に、ステップ130に示すように、利用
者はタグ挿入口22から商品タグ26を入れる。即ち、
ここでは、選択された商品タグ26に記録されたバーコ
ード26bを利用者が指定しようとする商品3のものと
してバーコードリーダ30に読み取らせるのである。
【0041】挿入口22に商品タグ26が入れられる
と、バーコードリーダ30はそのタグ26のバーコード
26bを読み取り、その読み取り結果を商品指定用コン
ピュータ28へ出力する。商品指定用コンピュータ28
は、その読み取り結果に基づいてディスプレイ20を駆
動させる。図7には、そのときのディスプレイ20の画
面の表示内容を示す。図7に示すように、ディスプレイ
20には、商品名及びその価格が示され、指定の再確認
等を利用者に催促する内容が示される。
【0042】次に、ステップ140に示すように、利用
者はディスプレイ20の画面、即ち、図7に示すような
画面の指定内容を確認する。ここで、商品3の指定に間
違いがなければ、利用者がキーボード21上の確認ボタ
ンを押すことにより確認を行うことができる。指定に誤
りがあった場合等に、利用者が取消ボタンを押すことに
より、商品3の指定を解除してその購入を中止すること
ができる。即ち、ここでは、バーコードリーダ30によ
り読み取られたバーコード26bの内容が利用者が指定
しようとする商品3のものであるか否かを商品指定用コ
ンピュータ28に確認させるのである。
【0043】利用者が確認ボタンを押すと、商品指定用
コンピュータ28は指定された商品に間違いがないもの
と判断し、指定された商品3の合計請求金額を計算する
と共に、ディスプレイ20を駆動させる。図8には、そ
のときのディスプレイ20の画面の表示内容を示す。図
8に示すように、ディスプレイ20には、商品名及びそ
の価格を再確認する内容と、それらの合計請求金額の支
払いを請求する内容とが示される。
【0044】従って、ステップ150に示すように、利
用者は上記のディスプレイ20の表示に応じて紙幣投入
口18、コイン投入口19に所要の請求金額を入れる。
このとき、料金カウンタ31はその投入金額をカウント
する。そして、商品指定用コンピュータ28は、そのカ
ウント結果が合計請求金額と等しいか又はそれを越える
と判断したときに、確認されたバーコード26bの内容
をロボット用コンピュータ29へ出力する。これと前後
して、コンピュータ28は料金を精算し、その精算結果
に基づいてレシート機25、つり銭機32及びディスプ
レイ20を駆動させる。即ち、コンピュータ28は販売
明細をレシート機32によりレシート(図示しない)に
打ち出させ、つり銭がある場合には、必要なつり銭をつ
り銭機32により払い出させる。併せて、コンピュータ
28は、図9に示すように、料金の精算結果と、つり銭
及びレシートの受け取りを促す指示とをディスプレイ2
0の画面に表示させる。
【0045】ロボット用コンピュータ29は、商品指定
用コンピュータ28から出力されたバーコード26bの
内容に基づき、指定された商品3の商品棚8における配
置場所を特定し、それに基づいてロボット9を駆動さ
せ、プッシュバー16を作動させる。これにより、商品
バケット15が目的の場所まで移動し、プッシュバー1
6がボタン12を押してストッパ11を移動させる。こ
れにより、商品棚8から目的の商品3が滑り落ちて商品
バケット15の中に回収される。指定された商品3が複
数ある場合には、ロボット用コンピュータ29は次の商
品3を回収するためにロボット9を制御する。そして、
指定された全ての商品3の回収を完了すると、コンピュ
ータ29はロボット9を操作パネル6の位置まで移動さ
せ、商品バケット15の開閉扉を開けてその中の商品3
を商品取出口23へ排出させる。
【0046】従って、ステップ160に示すように、利
用者はつり銭口24及びレシート取出口25から出され
たつり銭及びレシートを受け取る。
【0047】そして、ステップ170に示すように、利
用者は商品取出口23に出された商品3を受け取り、商
品3の購入を完了する。
【0048】上記のように汎用自販機2及び商品指定装
置1を使用することにより、利用者が所望する商品3の
指定と、商品3の購入を行うことができる。
【0049】以上説明したように、この実施の形態によ
れば、利用者が所望する商品3に対応した商品タグ26
をそこに記録された文字26aを頼りに選択してタグ挿
入口22へ持ち込むだけで、その商品タグ3のバーコー
ド26bの内容が、利用者が指定しようとする商品3の
ものとしてバーコードリーダ30により読み取られる。
従って、汎用自販機2における商品3の指定に際して、
利用者は商品3の識別情報をキーボード等を手操作して
入力する必要がない。このため、利用者は多種商品3の
中から所望の商品3を取り出すための商品の指定作業を
簡単、かつ、迅速に行うことができる。
【0050】更に、この実施の形態では、上記のように
バーコードリーダ30で読み取られたバーコード26b
の内容が、利用者が指定しようとする商品3のものであ
るか否かが、利用者に確認ボタンを押させることによ
り、商品指定用コンピュータ28により確認される。従
って、上記の作用及び効果に加え、商品3の識別情報等
の入力ミスが防止され、修正入力の必要がなくなる。こ
の意味で、商品の指定作業を、更に正確なものとするこ
とができる。
【0051】この実施の形態では、利用者は、商品表示
部5に配列表示された多種商品3を実際に参照すること
により、所望の商品3の決定が容易になる。更に、利用
者は、ポケット27を特定することにより、上記のよう
に決定された商品3に対応する商品タグ3の確保が容易
になる。この意味でも、利用者は、多種商品3の中から
所望の商品3を指定する作業を簡単、かつ、迅速に行う
ことができる。
【0052】図10は、本実施の形態の汎用自販機2を
使用した場合の操作手順と、前記従来の自動取出装置を
使用した場合の操作手順を比較して示す(何れも3種類
の商品を指定した場合を想定する)。この表からも明ら
かなように、本実施の形態の場合の操作手順は、指定商
品が3個であるにも拘わらず、指定に要する総操作回数
が僅かに7回であり、18回もの総操作回数を要する従
来例と比べて操作が簡単であることが分かる。
【0053】次に、図11、図12を参照して第2の実
施の形態について説明する。図11は第2の実施の形態
における汎用自販機2の概略構成を示す正面図である。
図12は第2の実施の形態に使用するタグプリンタ40
の斜視図である。この実施の形態における汎用自販機2
の基本構成は第1の実施の形態と同様であるので、異な
る点のみについて説明する。
【0054】図11に示すように、商品表示部5には、
本発明の印刷手段としての複数のタグプリンタ40が配
列される。タグプリンタ40は、いずれの各商品3の陳
列部分の前に立っても手が届くように設置される。すな
わち、縦4列分の商品3に対し、タグプリンタ40の1
台がその中央付近に設けられる。
【0055】図12に示すように、各タグプリンタ40
は直方体形状をなし、表示部41、テンキー42、タグ
取り出し口43を備える。表示部41は、入力された商
品識別情報である数桁の数字または文字、記号等を表示
するものである。テンキー42は、利用者が希望する商
品の識別情報を入力するためのものである。タグ取り出
し口43は、印刷された商品タグ26を取り出すための
ものである。
【0056】第2の実施の形態における汎用自販機2の
使用方法を図13を参照して説明する。図13は第2の
実施の形態の汎用自販機2の操作手順を示すフローチャ
ートである。第1の実施の形態のフローチャートである
図5と異なる部分は、ステップ100とステップ120
の間であるので、その部分のみを説明する。
【0057】利用者はステップ100で品定めをした
後、所望の商品3付近に配列されたポケット27から、
商品3の商品タグ26を探す(ステップ105)。ここ
で、商品タグ26が見つかれば(ステップ105:YE
S)、第1の実施の形態と同様にステップ110で商品
タグを手に取り、次のステップであるステップ120に
進む。しかし、商品タグ26が見つからなかった場合は
(ステップ105:NO)、ステップ115が実行され
る。
【0058】この場合、ステップ115に示すように、
利用者は近くに配列されたタグプリンタ40に、商品3
の識別情報を入力する。タグプリンタ40は各商品3の
近くに配列されているので、商品3に対応して表示され
ている識別情報を見ながら入力することができる。従っ
て、識別情報を記憶したり、メモしたりする必要はな
い。必要桁数の識別情報が入力されると、タグプリンタ
40は自動的に商品タグ26を印刷する。
【0059】次に、ステップ116に示すように、利用
者は、タグプリンタ40が印刷した商品タグ26をタグ
取り出し口43から取り出す。これにより、近くのポケ
ット27に商品タグ26が見つからない場合でも、商品
タグ26を確保でき、次のステップ120に進む。
【0060】以上説明したように、この実施の形態によ
れば、所望の商品3のポケット27に商品タグ26が配
置されていない場合には、近くに設置されているタグプ
リンタ40に商品3の識別情報を入力することにより、
商品タグ26を印刷作成することができる。タグプリン
タ40は商品3の近くに設置されているので、商品3と
共に表示されている識別情報を見ながら入力でき、利用
者が識別情報を記憶したり、メモしたりする必要がな
い。また、比較的低位置に設置されるので、背の低い利
用者や、若年者にとっても楽に使用できる。このため、
利用者は多種商品3の中から所望の商品3を取り出すた
めの商品の指定作業を簡単、かつ、迅速に行うことがで
きる。
【0061】上記のように、この実施の形態では、利用
者が商品3を指定するに際して、その指定作業を簡単、
かつ、迅速に行うことができ、しかも、複数種の商品3
を指定して取り出そうとする場合にも同様に行うことが
できる。従って、初めての利用者、若年者や高齢者、或
いは機械に不慣れな人でも、商品3の指定手順を容易に
理解することができ、比較的短時間でその指定作業を完
了することができる。このため、汎用自販機2で一人の
利用者が商品3の指定とその取り出しを完了するのに要
する時間を短縮することができる。この結果、汎用自販
機2に同時期に多数の利用者が重なった場合でも、他の
利用者を自販機2の前で待たせることが少なくなり、汎
用自販機2の利用をより快適なものにすることができ
る。
【0062】更に、この実施の形態では、商品タグ26
を使用していることから、使用済みの商品タグ26を回
収して商品3を発注補充するための発注票として利用す
ることも可能である。これにより、商品管理を更に容易
なものにすることができる。
【0063】尚、この発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲
で以下のように実施することもできる。
【0064】(1)前記実施の形態では、商品タグ26
のバーコード26bの内容をバーコードリーダ30に読
み取らせた後、その読み取り結果が、利用者が指定しよ
うとするものと同じであるかを商品指定用コンピュータ
28により確認させるようにしたが、上記の確認の処理
を省略することもできる。
【0065】(2)前記実施の形態では、商品に係る識
別情報を記録した記録媒体を、文字26a及びバーコー
ド26bを表示した商品タグ26とし、その識別情報を
読み取るための読み取り手段を、バーコード26bの内
容を読み取るためのバーコードリーダ30とした。これ
に対し、記録媒体を商品に係る識別情報を記録した磁気
カードとし、読み取り手段を、その識別情報を読み取る
ための磁気リーダとしてもよい。或いは、記録媒体を商
品に係る識別情報を記録した半導体メモリとし、読み取
り手段を、その識別情報を読み取るためのメモリリーダ
としてもよい。更に、記録媒体を商品に係る識別情報を
文字のみで記録した商品タグとし、読み取り手段を、そ
の文字を画像認識により読み取るための画像認識装置と
してもよい。
【0066】(3)前記実施の形態では、商品3の1点
に対し、商品タグ26を1枚使用するとしたが、タグプ
リンタ40において印刷する場合には、利用者の指定に
より商品タグ26に商品点数も同時に印刷し、読み取り
手段で読み取るようにしてもよい。
【0067】(4)前記実施の形態では、商品自動取出
装置を汎用自販機2に具体化したが、この商品自動取出
装置をビデオソフトを取り扱うようにした自動貸出機に
具体化することもできる。
【0068】
【発明の効果】上記請求項1の発明では、商品に係る識
別情報を記録した記録媒体から識別情報を読み取るため
の読み取り手段を設けている。このため、利用者が商品
に対応した記録媒体を選択して読み取り手段へ持ち込む
だけで、その識別情報が、指定された商品のものとして
読み取られる。従って、商品の指定に際し、利用者は商
品の識別情報をキーボード等を手操作して入力する必要
がない。この結果、多種商品の中から所望の商品を取り
出すための商品の指定作業を簡単、かつ、迅速なものと
することができるという効果を発揮する。
【0069】上記請求項2の発明によれば、請求項1の
発明の読み取り手段に加え、その読み取られた識別情報
が、利用者の指定に係る商品のものであるか否かを確認
する確認手段を設けている。従って、請求項1の発明の
作用及び効果に加え、入力ミスが防止され、修正入力の
必要がなくなることから、商品の指定作業を正確なもの
とすることができるという効果を発揮する。
【0070】上記請求項3の発明によれば、請求項2の
発明の構成において、記録媒体を文字及びバーコードを
表示する商品タグとし、読み取り手段を、バーコードの
内容を読み取るバーコードリーダとし、更に確認手段
を、読み取られたバーコードの内容を確認するためのコ
ンピュータとしている。従って、この発明によっても、
請求項2の発明と同様の作用及び効果が得られる。
【0071】上記請求項4の発明によれば、請求項1乃
至請求項3の何れか一つの発明の構成において、商品自
動取出装置に、多種商品を異なる種類毎に配列表示する
商品表示部と、その配列された各商品に係る識別情報を
記録した記録媒体を収容する収容部とを設けている。従
って、請求項1乃至請求項3の何れか一つの発明の作用
及び効果に加え、利用者は、商品表示部に配列表示され
た多種商品を実施に参照することにより、所望の商品の
決定が容易となり、その決定された商品に対応する記録
媒体の確保が容易になる。その意味でも、利用者は、商
品の指定作業を簡単、かつ、迅速に行うことができると
いう効果を発揮する。
【0072】上記請求項5の発明によれば、請求項1乃
至請求項4の何れか一つの発明の構成において、利用者
が操作し、記録媒体に利用者が指定した商品に係る識別
情報を印刷する印刷手段を設けている。従って、請求項
1乃至請求項4の何れか一つの発明の作用及び効果に加
え、商品タグが利用者のミスあるいはいたずら等により
不足した場合、利用者の操作により印刷される。この結
果、商品タグの不足に迅速に対応でき、商品タグの確保
が容易にできることから、利用者は、商品の指定作業を
簡単、かつ、迅速に行うことができるという効果を発揮
する。
【0073】上記請求項6の発明によれば、請求項5の
発明の構成において、印刷手段は、バーコードの内容を
印刷するためのバーコードライタとしている。従って、
この発明によっても、請求項5の発明と同様の作用及び
効果が得られる。
【0074】上記請求項7の発明によれば、異なる種類
毎に配列表示された多種商品の中から所望の商品を決定
し、その決定された商品に係る識別情報を記録した記録
媒体を選択し、その選択された記録媒体の識別情報を利
用者が指定しようとする商品のものとして読み取らせる
ようにしている。従って、この発明でも、利用者が商品
に対応した記録媒体を選択して読み取り手段へ持ち込む
だけで、その識別情報が、指定された商品のものとして
読み取られることから、商品の指定に際し、利用者が商
品の識別情報をキーボード等を手操作して入力する必要
がない。この結果、多種商品の中から所望の商品を取り
出すための商品の指定作業を簡単、かつ、迅速なものと
することができるという効果を発揮する。
【0075】上記請求項8の発明によれば、請求項7の
発明の構成において、読み取られた識別情報を、利用者
が指定しようとする商品のものであるか否かを確認させ
るようにしている。従って、請求項7の発明の作用及び
効果に加え、入力ミスが防止され、修正入力の必要がな
くなることから、商品の指定作業を正確なものとするこ
とができるという効果を発揮する。
【0076】上記請求項9の発明によれば、請求項7の
発明の構成において、決定された商品に係る識別情報を
印刷手段により記録媒体に印刷させるようにしている。
従って、請求項7の発明の作用及び効果に加え、商品タ
グの不足に迅速に対応でき、商品タグの確保が容易にな
ることから、商品の指定作業を簡単、かつ、迅速なもの
とすることができるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係り、商品指定装置を含む
汎用自動販売機の概略構成を示す正面図である。
【図2】同実施の形態に係り、汎用自動販売機の内部構
造を示す側断面図である。
【図3】同実施の形態に係り、商品タグの一例を示す平
面図である。
【図4】同実施の形態に係り、汎用自動販売機及び商品
指定装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図5】同実施の形態に係り、汎用自動販売機の操作手
順を示すフローチャートである。
【図6】同実施の形態に係り、ディスプレイの画面の内
容を示す正面図である。
【図7】同実施の形態に係り、ディスプレイの画面の内
容を示す正面図である。
【図8】同実施の形態に係り、ディスプレイの画面の内
容を示す正面図である。
【図9】同実施の形態に係り、ディスプレイの画面の内
容を示す正面図である。
【図10】同実施の形態に係り、操作手順を比較して示
す表である。
【図11】第2の実施の形態に係り、商品指定装置を含
む汎用自動販売機の概略構成を示す正面図である。
【図12】同実施の形態に係り、タグプリンタの概略構
成を示す斜視図である。
【図13】同実施の形態に係り、汎用自動販売機の操作
手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 商品指定装置 2 汎用自動販売機(商品自動取出装置を構成す
る。) 3 商品 5 商品表示部 22 タグ挿入口 26 商品タグ(記録媒体を構成する。) 26a 文字(識別情報を構成する。) 26b バーコード(識別情報を構成する。) 27 ポケット(収容部を構成する。) 28 商品指定用コンピュータ(確認手段を構成す
る。) 30 バーコードリーダ(読み取り手段を構成す
る。) 40 タグプリンタ(印刷手段を構成する。)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多種商品の中から利用者が指定する商品
    を選択して前記利用者の手元へ取り出すようにした商品
    自動取出装置に設けられ、前記利用者が前記商品を指定
    するために使用される商品の指定装置であって、 特定の商品に係る識別情報を予め記録した記録媒体から
    前記識別情報を読み取るための読み取り手段を備えたこ
    とを特徴とする商品自動取出装置における商品の指定装
    置。
  2. 【請求項2】 多種商品の中から利用者が指定する商品
    を選択して前記利用者の手元へ取り出すようにした商品
    自動取出装置に設けられ、前記利用者が前記商品を指定
    するために使用される商品の指定装置であって、 特定の商品に係る識別情報を予め記録した記録媒体から
    前記識別情報を読み取るための読み取り手段と、 前記読み取られた識別情報が、前記利用者が指定しよう
    とする商品のものであるか否かを確認するための確認手
    段とを備えたことを特徴とする商品自動取出装置におけ
    る商品の指定装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の商品自動取出装置にお
    ける商品の指定装置において、 前記記録媒体は、前記商品の内容に対応した文字及びバ
    ーコードを表示する商品タグであり、前記読み取り手段
    は、前記バーコードの内容を読み取るためのバーコード
    リーダであり、前記確認手段は、前記読み取られたバー
    コードの内容を確認するためのコンピュータであること
    を特徴とする商品自動取出装置における商品の指定装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3の何れか一つに記
    載の商品自動取出装置における商品の指定装置におい
    て、 前記商品自動取出装置は、前記多種商品を異なる種類毎
    に配列表示するための商品表示部と、前記配列表示され
    た各商品に対応してその商品に係る識別情報を記録した
    記録媒体を収容するための収容部とを備えたことを特徴
    とする商品自動取出装置における商品の指定装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4の何れか一つに記
    載の商品自動取出装置における商品の指定装置におい
    て、 前記利用者が操作し、前記記録媒体に前記利用者が指定
    した商品に係る前記識別情報を印刷する印刷手段を備え
    たことを特徴とする商品自動取出装置における商品の指
    定装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の商品自動取出装置にお
    ける商品の指定装置において、 前記印刷手段は、前記バーコードの内容を印刷するため
    のバーコードライタであることを特徴とする商品自動取
    出装置における商品の指定装置。
  7. 【請求項7】 多種商品の中から利用者が指定する商品
    を選択して前記利用者の手元へ取り出すようにした商品
    自動取出装置における商品の指定方法であって、 異なる種類毎に配列表示された多種商品の中から所望の
    商品を決定する第1のステップと、 前記決定された商品に係る識別情報を予め記録した記録
    媒体を多数の記録媒体の中から選択する第2のステップ
    と、 前記選択された記録媒体に記録された識別情報を前記利
    用者が指定しようとする商品のものとして読み取り手段
    に読み取らせる第3のステップとを備えたことを特徴と
    する商品自動取出装置における商品の指定方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の商品自動取出装置にお
    ける商品の指定方法において、 前記読み取られた識別情報が、前記利用者が指定しよう
    とする商品のものであるか否かを確認手段により確認さ
    せる第4のステップを備えたことを特徴とする商品自動
    取出装置における商品の指定方法。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の商品自動取出装置にお
    ける商品の指定方法において、 前記第2のステップが、前記決定された商品に係る識別
    情報を印刷手段により記録媒体に印刷させるステップで
    あることを特徴とする商品自動取出装置における商品の
    指定方法。
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JP21096497 1997-08-05
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101000959B1 (ko) * 2003-11-18 2010-12-13 주식회사 케이티 복합 알에프아이디 부착 제품의 인식 장치 및 방법

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