JPH11107972A - 電磁駆動ポンプおよびそれを用いた循環温浴器 - Google Patents
電磁駆動ポンプおよびそれを用いた循環温浴器Info
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- JPH11107972A JPH11107972A JP9272352A JP27235297A JPH11107972A JP H11107972 A JPH11107972 A JP H11107972A JP 9272352 A JP9272352 A JP 9272352A JP 27235297 A JP27235297 A JP 27235297A JP H11107972 A JPH11107972 A JP H11107972A
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- JP
- Japan
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- stator
- casing
- electromagnetically driven
- impeller
- bath
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の電磁駆動ポンプは、モータ部のステー
タと羽根車側の永久磁石を区画している区画ケーシング
は、ＰＰＥ樹脂などの樹脂成型品であり、ステータと永
久磁石間のエアーギャップが大きく、ギャップ有効磁束
が減り、ステータ電流が大で発熱が大きくなるため、ス
テータの積圧を大きくしている。また、駆動用ＦＥＴの
電流が大で、その発熱が大きいため駆動用基板を本体外
で水冷却しており、ポンプ長手方向および高さ方向の小
型化ができない。 【解決手段】 ステータ８と永久磁石１１をＳＵＳ材の
薄肉区画ケーシング２３で区画し、センサー用基板５お
よび駆動用基板２７をモータ部１の外郭ケーシング７内
に配置した構成とし、ステータ８と永久磁石１１間のエ
アーギャップを小さくし、ステータ電流を低減させてス
テータ８および駆動用ＦＥＴの発熱を低減し、小型な電
磁駆動ポンプを実現する。
タと羽根車側の永久磁石を区画している区画ケーシング
は、ＰＰＥ樹脂などの樹脂成型品であり、ステータと永
久磁石間のエアーギャップが大きく、ギャップ有効磁束
が減り、ステータ電流が大で発熱が大きくなるため、ス
テータの積圧を大きくしている。また、駆動用ＦＥＴの
電流が大で、その発熱が大きいため駆動用基板を本体外
で水冷却しており、ポンプ長手方向および高さ方向の小
型化ができない。 【解決手段】 ステータ８と永久磁石１１をＳＵＳ材の
薄肉区画ケーシング２３で区画し、センサー用基板５お
よび駆動用基板２７をモータ部１の外郭ケーシング７内
に配置した構成とし、ステータ８と永久磁石１１間のエ
アーギャップを小さくし、ステータ電流を低減させてス
テータ８および駆動用ＦＥＴの発熱を低減し、小型な電
磁駆動ポンプを実現する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴水等の循環に使
用される電磁駆動ポンプおよびそれを用いた循環温浴器
に関する。
用される電磁駆動ポンプおよびそれを用いた循環温浴器
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から一般家庭で浴水循環等に使用さ
れるポンプは小型化が要求され、また、お湯漏れがあっ
てはならないために軸封部をなくすようにしている。こ
のようなことから、モータ部のステータの内側に合成樹
脂成型品よりなるポンプケーシングと一体の区画ケーシ
ングを嵌め込み、この区画ケーシング内に羽根車の永久
磁石部および回転支軸を配置し、前記モータ部内を流路
化した電磁駆動ポンプが用いられるようになってきてい
る。
れるポンプは小型化が要求され、また、お湯漏れがあっ
てはならないために軸封部をなくすようにしている。こ
のようなことから、モータ部のステータの内側に合成樹
脂成型品よりなるポンプケーシングと一体の区画ケーシ
ングを嵌め込み、この区画ケーシング内に羽根車の永久
磁石部および回転支軸を配置し、前記モータ部内を流路
化した電磁駆動ポンプが用いられるようになってきてい
る。
【０００３】図３は前記従来の電磁駆動ポンプの構成を
示し、図示のように電磁駆動ポンプはモータ部１と、ポ
ンプケーシング２と、羽根車３と、ケーシングカバー４
と、センサー用基板５と、駆動用基板６を有している。
示し、図示のように電磁駆動ポンプはモータ部１と、ポ
ンプケーシング２と、羽根車３と、ケーシングカバー４
と、センサー用基板５と、駆動用基板６を有している。
【０００４】前記モータ部１は、アルミ材よりなる外郭
ケーシング７と、外郭ケーシング７内に装備されたステ
ータ８と、ポンプケーシング２と一体で、かつ、前記ス
テータ８の内側に嵌め込まれたＰＰＥ樹脂製の区画ケー
シング９と、区画ケーシング９内に位置する羽根車３の
回転基部１０と、羽根車３の回転基部１０の外周に固定
され前記ステータ８に対応する永久磁石１１と、前記羽
根車３の回転基部１０の両端に固定された軸受１２と、
区画ケーシング９内の中心に固定され前記軸受１２を嵌
め合わせて羽根車３を回転支持する回転支軸１３より構
成され、したがってモータ部１内が流路化されている。
また、モータ部１の外郭ケーシング７の内底部のスペー
スには、センサー用基板５を配置している。
ケーシング７と、外郭ケーシング７内に装備されたステ
ータ８と、ポンプケーシング２と一体で、かつ、前記ス
テータ８の内側に嵌め込まれたＰＰＥ樹脂製の区画ケー
シング９と、区画ケーシング９内に位置する羽根車３の
回転基部１０と、羽根車３の回転基部１０の外周に固定
され前記ステータ８に対応する永久磁石１１と、前記羽
根車３の回転基部１０の両端に固定された軸受１２と、
区画ケーシング９内の中心に固定され前記軸受１２を嵌
め合わせて羽根車３を回転支持する回転支軸１３より構
成され、したがってモータ部１内が流路化されている。
また、モータ部１の外郭ケーシング７の内底部のスペー
スには、センサー用基板５を配置している。
【０００５】ポンプケーシング２の主部は羽根車収容部
１４を有し、羽根車３の羽根をもつ主要部を収容してお
り、羽根車収容部１４はＯリング１５とＳＵＳ板１６を
介在させてモータ部１の外郭ケーシング７のフランジ部
に接合させている。また、ケーシングカバー４は、連通
孔を持つパッキン１７と仕切板１８を介在させて前記ポ
ンプケーシング２の開口側に接合させてあり、そして吸
込口１９と吐出口２０を有している。前記仕切板１８の
中央部には軸支部２１を設けてあり、この軸支部２１に
より回転支軸１３の先端を支持している。
１４を有し、羽根車３の羽根をもつ主要部を収容してお
り、羽根車収容部１４はＯリング１５とＳＵＳ板１６を
介在させてモータ部１の外郭ケーシング７のフランジ部
に接合させている。また、ケーシングカバー４は、連通
孔を持つパッキン１７と仕切板１８を介在させて前記ポ
ンプケーシング２の開口側に接合させてあり、そして吸
込口１９と吐出口２０を有している。前記仕切板１８の
中央部には軸支部２１を設けてあり、この軸支部２１に
より回転支軸１３の先端を支持している。
【０００６】駆動用基板６はステータ８の巻線に流れる
電流を供給する制御回路を有し、前記制御回路のＦＥＴ
側を冷却するためにアルミケース２２内に設けられ、か
つ、本体の外側に設けてられいる。
電流を供給する制御回路を有し、前記制御回路のＦＥＴ
側を冷却するためにアルミケース２２内に設けられ、か
つ、本体の外側に設けてられいる。
【０００７】上記構成において、センサー用基板５は羽
根車３側の永久磁石１１のＮ、Ｓ極を感知し、矩形信号
を駆動用基板６へ送っている。また、駆動用基板６は、
センサー用基板５の信号を基にＦＥＴによりステータ８
の巻線へ電流を供給する制御回路が形成されている。
根車３側の永久磁石１１のＮ、Ｓ極を感知し、矩形信号
を駆動用基板６へ送っている。また、駆動用基板６は、
センサー用基板５の信号を基にＦＥＴによりステータ８
の巻線へ電流を供給する制御回路が形成されている。
【０００８】こうしてステータ８の巻線に電流が供給さ
れることで回転磁界が生じ、前記ステータ８に区画ケー
シング９を介して対向する永久磁石１１を回転基部１０
に備えた羽根車３は回転し、所要のポンプ作用を行う。
れることで回転磁界が生じ、前記ステータ８に区画ケー
シング９を介して対向する永久磁石１１を回転基部１０
に備えた羽根車３は回転し、所要のポンプ作用を行う。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の電磁駆動ポ
ンプは、モータ部１におけるステータ８と羽根車３の回
転基部１０の永久磁石１１を区画している区画ケーシン
グ９は、ＰＰＥ樹脂などの樹脂成型品が使用されてい
る。そして成型するためには樹脂の肉圧が２ｍｍ程度必
要となる。また、区画ケーシング９と羽根車３の回転基
部１０の永久磁石１１との隙間は運転するために１ｍｍ
程度必要となり、ステータ８の内径と羽根車３の永久磁
石１１部の外径との差であるエアーギャップが大きくな
り、ギャップ有効磁束が減り、ステータ８の巻線に流れ
る電流が大きくなり、その結果、ステータ８部の発熱が
大きくなり、ステータ８部の積圧を大きくしなければな
らない。また、前記ステータ８の巻線に流れる電流が大
きくなると駆動用ＦＥＴの発熱が大きくなるため、放熱
板を介して水冷却する必要があり、前記駆動用ＦＥＴを
備えた駆動用基板６を本体の外側に配置しなければなら
ない。
ンプは、モータ部１におけるステータ８と羽根車３の回
転基部１０の永久磁石１１を区画している区画ケーシン
グ９は、ＰＰＥ樹脂などの樹脂成型品が使用されてい
る。そして成型するためには樹脂の肉圧が２ｍｍ程度必
要となる。また、区画ケーシング９と羽根車３の回転基
部１０の永久磁石１１との隙間は運転するために１ｍｍ
程度必要となり、ステータ８の内径と羽根車３の永久磁
石１１部の外径との差であるエアーギャップが大きくな
り、ギャップ有効磁束が減り、ステータ８の巻線に流れ
る電流が大きくなり、その結果、ステータ８部の発熱が
大きくなり、ステータ８部の積圧を大きくしなければな
らない。また、前記ステータ８の巻線に流れる電流が大
きくなると駆動用ＦＥＴの発熱が大きくなるため、放熱
板を介して水冷却する必要があり、前記駆動用ＦＥＴを
備えた駆動用基板６を本体の外側に配置しなければなら
ない。
【００１０】以上の理由から、ポンプ長手方向および高
さ方向の小型化ができないものであった。
さ方向の小型化ができないものであった。
【００１１】そこで本発明は、前記従来の問題を解決す
るもので、小型化した電磁駆動ポンプおよびそれを用い
た循環温浴器を提供することを目的とする。
るもので、小型化した電磁駆動ポンプおよびそれを用い
た循環温浴器を提供することを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、永久磁石を外側に設けた羽根車の回転基部
をステータ部の内側に位置させ、前記ステータと前記永
久磁石をＳＵＳ材の薄肉区画ケーシングで区画し、セン
サー用基板および駆動用基板をモータ部の外郭ケーシン
グ内に配置した電磁駆動ポンプの構成とする。
に本発明は、永久磁石を外側に設けた羽根車の回転基部
をステータ部の内側に位置させ、前記ステータと前記永
久磁石をＳＵＳ材の薄肉区画ケーシングで区画し、セン
サー用基板および駆動用基板をモータ部の外郭ケーシン
グ内に配置した電磁駆動ポンプの構成とする。
【００１３】本発明によれば、ステータとこれに対応す
る羽根車側の永久磁石間のエアーギャップが小さくな
り、ステータ部巻線への電流値を低減させてステータ部
の発熱を抑えることができ、さらにステータ部巻線の電
流値が低減することから駆動用ＦＥＴの発熱が低減さ
れ、水冷却の必要がなくなり、駆動用基板をモータ部の
外郭ケーシング内に組み込むことができるので、小型な
電磁駆動ポンプを実現できる。
る羽根車側の永久磁石間のエアーギャップが小さくな
り、ステータ部巻線への電流値を低減させてステータ部
の発熱を抑えることができ、さらにステータ部巻線の電
流値が低減することから駆動用ＦＥＴの発熱が低減さ
れ、水冷却の必要がなくなり、駆動用基板をモータ部の
外郭ケーシング内に組み込むことができるので、小型な
電磁駆動ポンプを実現できる。
【００１４】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１の発明は、モー
タ部の外郭ケーシング内にステータ部を配置し、永久磁
石を外側に設けた羽根車の回転基部を前記ステータ部の
内側に位置させた構成であって、前記ステータと前記永
久磁石をＳＵＳ材の薄肉区画ケーシングで区画し、セン
サー用基板および駆動用基板を前記外郭ケーシング内に
配置した電磁駆動ポンプであり、ステータとこれに対応
する羽根車側の永久磁石間のエアーギャップが小さくな
るのでステータ部巻線への電流値が低減し、駆動用ＦＥ
Ｔへの電流も小さくなり、ステータ部および駆動用ＦＥ
Ｔの発熱が低減され、ステータの積圧を小さくでき、駆
動用基板をモータ部の外郭ケーシング内に組み込むこと
ができて小型化ができるという作用を有する。
タ部の外郭ケーシング内にステータ部を配置し、永久磁
石を外側に設けた羽根車の回転基部を前記ステータ部の
内側に位置させた構成であって、前記ステータと前記永
久磁石をＳＵＳ材の薄肉区画ケーシングで区画し、セン
サー用基板および駆動用基板を前記外郭ケーシング内に
配置した電磁駆動ポンプであり、ステータとこれに対応
する羽根車側の永久磁石間のエアーギャップが小さくな
るのでステータ部巻線への電流値が低減し、駆動用ＦＥ
Ｔへの電流も小さくなり、ステータ部および駆動用ＦＥ
Ｔの発熱が低減され、ステータの積圧を小さくでき、駆
動用基板をモータ部の外郭ケーシング内に組み込むこと
ができて小型化ができるという作用を有する。
【００１５】本発明の請求項２の発明は、浴水を循環す
る循環路に、浴水を加熱する加熱部と濾過槽とを設ける
とともに、浴水を循環させるため請求項１に記載の電磁
駆動ポンプを設けた循環温浴器としたものであり、電磁
駆動ポンプが小型なものであることから、本体をコンパ
クトにできるという作用を有する。
る循環路に、浴水を加熱する加熱部と濾過槽とを設ける
とともに、浴水を循環させるため請求項１に記載の電磁
駆動ポンプを設けた循環温浴器としたものであり、電磁
駆動ポンプが小型なものであることから、本体をコンパ
クトにできるという作用を有する。
【００１６】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。 （実施の形態１）図１は、本発明の実施の形態１の電磁
駆動ポンプの断面図である。なお、前記従来例と同じ構
成部には同一符号を付与し、その構成と動作の説明は省
略する。
て説明する。 （実施の形態１）図１は、本発明の実施の形態１の電磁
駆動ポンプの断面図である。なお、前記従来例と同じ構
成部には同一符号を付与し、その構成と動作の説明は省
略する。
【００１７】本実施の形態１の電磁駆動ポンプの特徴と
するところは、図示のようにモータ部１における薄肉区
画ケーシング２３の構成にある。すなわち、この薄肉区
画ケーシング２３は薄肉のＳＵＳ材よりなり、ＰＰＥ樹
脂よりなるポンプケーシング２４に対して独立してい
る。このＳＵＳ材よりなる薄肉区画ケーシング２３は、
ステータ８の内側に絶縁シート２５を介在させて嵌め込
まれ、そのフランジ部をステータ８部の端面に設けた受
板２６に接合して組み込まれている。そしてポンプケー
シング２４は、薄肉区画ケーシング２３のフランジ部に
Ｏリング２６を介在させて接合させている。
するところは、図示のようにモータ部１における薄肉区
画ケーシング２３の構成にある。すなわち、この薄肉区
画ケーシング２３は薄肉のＳＵＳ材よりなり、ＰＰＥ樹
脂よりなるポンプケーシング２４に対して独立してい
る。このＳＵＳ材よりなる薄肉区画ケーシング２３は、
ステータ８の内側に絶縁シート２５を介在させて嵌め込
まれ、そのフランジ部をステータ８部の端面に設けた受
板２６に接合して組み込まれている。そしてポンプケー
シング２４は、薄肉区画ケーシング２３のフランジ部に
Ｏリング２６を介在させて接合させている。
【００１８】前記モータ部１おける外郭ケーシング７内
で、その内底とステータ８間のスペースには、センサー
用基板５の他に駆動用基板２７を配置してあり、本体の
外側には何も付設していない。
で、その内底とステータ８間のスペースには、センサー
用基板５の他に駆動用基板２７を配置してあり、本体の
外側には何も付設していない。
【００１９】なお、永久磁石１１を回転基部１０に備え
た羽根車３、およびケーシングカバー４の構成は、前述
の従来例と変わらない。
た羽根車３、およびケーシングカバー４の構成は、前述
の従来例と変わらない。
【００２０】以上のような構成により、ステータ８と羽
根車３の永久磁石１１をＳＵＳ材の薄肉区画ケーシング
２３で区画したため、ステータ８の内径と羽根車３の永
久磁石１１部の外径との差であるエアーギャップが小さ
くなり、ギャップ有効磁束が増加し、ステータ８の巻線
に流れる電流が小さくなり、その結果、ステータ８の積
圧を減少させることが可能となり、ポンプの長手方向の
長さを減少させることができる。
根車３の永久磁石１１をＳＵＳ材の薄肉区画ケーシング
２３で区画したため、ステータ８の内径と羽根車３の永
久磁石１１部の外径との差であるエアーギャップが小さ
くなり、ギャップ有効磁束が増加し、ステータ８の巻線
に流れる電流が小さくなり、その結果、ステータ８の積
圧を減少させることが可能となり、ポンプの長手方向の
長さを減少させることができる。
【００２１】また、ステータ８の巻線に流れる流が小さ
くなるため、駆動用基板２７内のＦＥＴに流れる電流が
小さくなり、水冷却を不要とするので駆動用基板２７を
外郭ケーシング７内に配置でき、本体の高さを減少させ
ることができる。
くなるため、駆動用基板２７内のＦＥＴに流れる電流が
小さくなり、水冷却を不要とするので駆動用基板２７を
外郭ケーシング７内に配置でき、本体の高さを減少させ
ることができる。
【００２２】上記のような構成により、従来の電磁駆動
ポンプに比べ、高さ方向で１６％、長さ方向で３３％減
少させた小型の電磁駆動ポンプを実現できた。
ポンプに比べ、高さ方向で１６％、長さ方向で３３％減
少させた小型の電磁駆動ポンプを実現できた。
【００２３】（実施の形態２）図２は本発明の実施の形
態２の循環温浴器の構成図である。この温浴器の特徴
は、その循環経路に前記実施の形態１の電磁駆動ポンプ
を用いたことにある。
態２の循環温浴器の構成図である。この温浴器の特徴
は、その循環経路に前記実施の形態１の電磁駆動ポンプ
を用いたことにある。
【００２４】すなわち、図示のようにバス２８に循環温
浴器２９を付設し、バス２７内の浴水３０をヘアーキャ
ップ３１より取水し、循環温浴器２９内の加熱部３２で
所定の温度に加熱し、電磁駆動ポンプ３３、循環路３４
を介して濾過槽３５に送り込んで浴水３０に含まれる汚
れ成分や微生物などを吸着濾過した後、循環路３６を通
してバス２８に戻すようにしている。そして前記電磁駆
動ポンプ３３は浴水３０の吸い込み、吐出し作用、すな
わち、ポンプ作用をする。
浴器２９を付設し、バス２７内の浴水３０をヘアーキャ
ップ３１より取水し、循環温浴器２９内の加熱部３２で
所定の温度に加熱し、電磁駆動ポンプ３３、循環路３４
を介して濾過槽３５に送り込んで浴水３０に含まれる汚
れ成分や微生物などを吸着濾過した後、循環路３６を通
してバス２８に戻すようにしている。そして前記電磁駆
動ポンプ３３は浴水３０の吸い込み、吐出し作用、すな
わち、ポンプ作用をする。
【００２５】前記循環温浴器２９は室内機として浴室に
設けられる場合と、室外機として屋外に設置する場合が
ある。ここで前記電磁駆動ポンプ３３は実施の形態１の
構成で小型にできるから、循環温浴器２９も小型にで
き、その組み立てが簡単になり、メンテナンスも容易に
することができる。
設けられる場合と、室外機として屋外に設置する場合が
ある。ここで前記電磁駆動ポンプ３３は実施の形態１の
構成で小型にできるから、循環温浴器２９も小型にで
き、その組み立てが簡単になり、メンテナンスも容易に
することができる。
【００２６】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように本発明の
電磁駆動ポンプは、モータ部のステータと羽根車の永久
磁石をＳＵＳ材よりなる薄肉区画ケーシングで区画した
構成により、電磁駆動ポンプを小型化することができる
という効果を有する。
電磁駆動ポンプは、モータ部のステータと羽根車の永久
磁石をＳＵＳ材よりなる薄肉区画ケーシングで区画した
構成により、電磁駆動ポンプを小型化することができる
という効果を有する。
【００２７】また、本発明の循環温浴器は、浴水を循環
する循環路と、循環路に設けられ浴水を濾過する濾過槽
と、循環する浴水を加熱する加熱部とを設けるととも
に、浴水を循環させるための前記構成の電磁駆動ポンプ
を設けたことにより、循環温浴器を小型化できるという
効果を有する。
する循環路と、循環路に設けられ浴水を濾過する濾過槽
と、循環する浴水を加熱する加熱部とを設けるととも
に、浴水を循環させるための前記構成の電磁駆動ポンプ
を設けたことにより、循環温浴器を小型化できるという
効果を有する。
【図１】本発明の実施の形態１の電磁駆動ポンプの断面
図
図
【図２】本発明の実施の形態２の循環温浴器の構成図
【図３】従来の電磁駆動ポンプの断面図
１ モータ部 ３ 根車 ４ ケーシングカバー ５ センサー用基板 ７ 外郭ケーシング ８ ステータ １０ 回転基部 １１ 永久磁石 １２ 軸受 １３ 回転支軸 １７ パッキン １８ 仕切板 １９ 吸込口 ２０ 吐出口 ２１ 軸支部 ２３ 薄肉区画ケーシング ２４ ポンプケーシング ２５ 絶縁シート ２６ Ｏリング ２７ 駆動用基板 ２８ バス ２９ 循環温浴器 ３０ 浴水 ３１ ヘアーキャップ ３２ 加熱部 ３３ 電磁駆動ポンプ ３４ 循環路 ３５ 濾過器 ３６ 循環路
Claims (2)
- 【請求項１】モータ部の外郭ケーシング内にステータ部
を配置し、永久磁石を外側に設けた羽根車の回転基部を
前記ステータ部の内側に位置させた構成であって、前記
ステータと前記永久磁石をＳＵＳ材の薄肉区画ケーシン
グで区画し、センサー用基板および駆動用基板を前記外
郭ケーシング内に配置したことを特徴とする電磁駆動ポ
ンプ。 - 【請求項２】浴水を循環する循環路に、浴水を加熱する
加熱部と浴水を濾過する濾過槽とを設けるとともに、浴
水を循環させるため請求項１に記載の電磁駆動ポンプを
設けたことを特徴とする循環温浴器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9272352A JPH11107972A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 電磁駆動ポンプおよびそれを用いた循環温浴器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9272352A JPH11107972A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 電磁駆動ポンプおよびそれを用いた循環温浴器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11107972A true JPH11107972A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17512689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9272352A Withdrawn JPH11107972A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 電磁駆動ポンプおよびそれを用いた循環温浴器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11107972A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109424552A (zh) * | 2017-08-23 | 2019-03-05 | 杭州三花研究院有限公司 | 电动泵 |
| CN110454968A (zh) * | 2019-08-26 | 2019-11-15 | 中山市嘉丽奇电器有限公司 | 一种水电分离式磁能热水器 |
| WO2024098607A1 (zh) * | 2022-11-10 | 2024-05-16 | 佛山市威灵洗涤电机制造有限公司 | 泵腔结构、电控总成、循环泵及空调器 |
-
1997
- 1997-10-06 JP JP9272352A patent/JPH11107972A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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