JPH11107903A - 流体静力学的駆動システムのための回転貫通ガイド - Google Patents
流体静力学的駆動システムのための回転貫通ガイドInfo
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- JPH11107903A JPH11107903A JP21561298A JP21561298A JPH11107903A JP H11107903 A JPH11107903 A JP H11107903A JP 21561298 A JP21561298 A JP 21561298A JP 21561298 A JP21561298 A JP 21561298A JP H11107903 A JPH11107903 A JP H11107903A
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Abstract
箇所に高い摩耗安定性と僅かな摩擦を持つ回転貫通ガイ
ドを見出す。 【解決手段】ステータとこのステータに対して相対的に
回転軸線を中心にして回転可能なロータとを備えてお
り、ポンプがロータもしくはステータの領域内に、かつ
制御弁並びに消費機器がステータもしくはロータの領域
内に配置された形式の流体静力学的駆動システムのため
の回転貫通ガイドにおいて、ロータ(4)およびステー
タ(2)がポンプ通路(31)の領域内で金属のシール
箇所(33)を形成している。
Description
ポンプと、回転貫通ガイド(Drehdurchfuehrung)内に
配置されたポンプ通路を介してポンプに接続された、制
御弁で制御可能な少なくとも1つの消費機器とを備えた
流体静力学的駆動システムのための回転貫通ガイドであ
って、ステータとステータに対して相対的に回転軸線を
中心にして回転可能なロータとを備えており、かつポン
プがロータもしくはステータの領域内に、かつ制御弁並
びに消費機器がステータもしくはロータの領域内に配置
された形式のものに関する。
テムのための回転貫通ガイドはヨーロッパ特許第049
4070号から公知であり、該構成ではポンプはロータ
の領域内に、かつポンプに接続される消費機器並びに消
費機器の制御のために設けられる制御弁はステータの領
域内に配置されている。ここではステータはロータの縦
孔内に支承されており、かつポンプ通路を有する。ポン
プ通路は縦孔の周方向に配置された環状のみぞによって
縦孔の領域内でロータのポンプ接続部へ接続されてい
る。したがって縦孔は環状みぞの領域内でロータとステ
ータとの間のシール箇所を形成する。シール箇所には複
数のシール部材、例えば軟質材シール部材が設けられて
いる。しかし消費機器に制御弁が備えられたこのような
駆動システムでは、運転中回転貫通ガイドのポンプ通路
内にポンプによって発生せしめられた高圧が常時存在
し、これによりポンプ通路内のシール部材は高い負荷に
曝される。さらにシール部材は運動中ロータとステータ
との間に生じる相対速度に曝され、そのため運動力学的
な負荷を受ける。これによってシール部材にかなりの摩
耗が生じ、これはポンプ通路内の非密封性、したがって
駆動システム内のオイル損失に導く。さらにこのような
軟質材シール部材はステータに対して相対的なロータの
運動中摩擦を生み、その結果出力損失が生じる。
プ通路のロータとステータとの間のシール箇所に高い摩
耗安定性と僅かな摩擦を持つ回転貫通ガイドを見出すこ
とである。
よればロータおよびステータがポンプ通路の領域内に金
属のシール箇所を形成していることによって解決され
る。
ステータとの間のポンプ通路のシール箇所を軟質材シー
ル部材によるシールの代わりに金属のシール箇所として
構成することにある。金属のシール箇所はロータとステ
ータとの接触面に形成される。このような金属のシール
箇所は回転貫通ガイドの運転中ほとんど摩耗がなく、か
つ摩擦は僅かである。
転貫通ガイドの回転軸線に対して垂直に配置された、平
らなシール面として構成される。このようなシール面は
簡単な手段でロータとステータに製作可能である。さら
にシール面の適切な加工によってステータとロータとの
間に隙間のないシール面を形成することができ、これに
よってポンプ通路からの圧縮媒体がシール面上を流れ、
これにより損失が生じることが阻止される。
路がシール箇所の領域内に回転軸線に同軸的に配置され
ており、かつロータもしくはステータがロータもしくは
ステータに対して相対的に軸方向に縦方向移動可能な構
成部材を備え、構成部材が回転軸線に同軸的に配置され
たロータもしくはステータの孔内に支承されており、か
つロータもしくはステータと相対回動不能に結合されて
おり、構成部材の端面にシール面が設けられている。ポ
ンプ通路はシール箇所の領域内で回転貫通ガイドの中心
を貫通して延びている。したがってやはりポンプ通路が
貫通して延びている、軸方向移動可能な構成部材がロー
タとステータとの間で軸方向において後調整可能性を与
える。これによって構成部材の端面とステータもしくは
ロータの対応する面とから成る、回転軸線に対して垂直
に配置された平らなシール面で簡単な手段を用いて隙間
のないものを得ることができる。構成部材はこの場合ロ
ータ内かまたはステータ内に配置することができる。さ
らに構成部材はロータもしくはステータの孔内における
配置によってポンプ通路内の高圧によってシール面の方
向に負荷される。これによって簡単な形式でシール面に
おいて圧着力を形成することが可能である。
の方向に負荷可能であると特に有利である。これによっ
て小さなポンプ圧においても圧着力が形成され、したが
って隙間のないシール箇所が得られる。
くはロータが球状の面を有し、その中心点が回転軸線上
に配置され、かつこの面内にステータもしくはロータと
相対回動不能に結合された中間片が支承され、中間片は
球状の面とは反対側の端面にシール面を形成している。
したがって中間片は球状の面上を移動可能であり、これ
により中間片のシール面側の端面の、構成部材の対応す
る端面への面平行な当接が可能となる。これによってシ
ール面を成すロータとステータの端面における角度のず
れは簡単な形式で補償することができ、これにより僅か
な製作費用で隙間のないシール面が可能である。
回動不能に結合された構造部材の端面に設けられ、構造
部材が回転軸線に対して同軸的にステータもしくはロー
タ内に配置された孔内に支承されていると、特に有利で
ある。これによって僅かな費用で球状の面をロータもし
くはステータに形成することができる。
ると有利であると示された。シール面を表すロータおよ
びステータの端面は圧着力に反対の作用をする力を生じ
るために適当な面積比を持つことができる。このような
流体静力学的な除荷によってシール面での摩擦が低減せ
しめられる。
タに配置された少なくとも1つのピストンが設けられ、
ピストンがポンプ通路およびロータもしくはステータと
結合されていると特に有利である。このようなピストン
でもって軸方向においてシール面へ働く圧着力が補償さ
れ得る。
ad-Sensing Antriebssystem)として構成され、ステー
タおよびロータ内に負荷圧力通路が設けられており、負
荷圧力通路がシール箇所を介して案内されていると、別
の利点が得られる。負荷検出システムでは特に制御弁を
適切な消費機器へ配置すると有利である。したがってポ
ンプ通路にも負荷圧力通路にもロータとステータとの間
に金属のシール箇所が設けられる。消費機器の制御に際
しては負荷圧力通路内には最大に負荷された消費機器の
その都度の負荷圧力が存在する。これにより負荷圧力通
路の密封のために、ロータとステータとの間の相対運動
および負荷圧力管路内の高い圧力に曝される箇所で軟質
材シール部材を省略することができる。
は中間片のシール面の領域に環状みぞが設けられ、環状
みぞは、負荷圧力通路を形成するロータの孔およびステ
ータの孔と結合されている。これによって簡単な形式で
負荷圧力通路がシール面を経て案内され得る。
ータもしくはステータの領域内に配置された環状みぞを
有し、環状みぞが負荷圧力通路に配設された孔並びに負
荷圧力接続部へ通じる孔と結合されており、かつ環状み
ぞがシール部材によって孔に対して密封されている。簡
単な形式で負荷圧力管路を軸方向に移動可能な構成部材
からロータもしくはステータの負荷圧力接続部まで案内
することができる。この場合シール部材の所では相対運
動が起こらず、そのため軟質材シール部材を設けること
ができる。
ロータのケーシング孔内に支承されており、環状通路が
形成されており、環状通路がロータのタンク接続部およ
びステータのタンク接続部へ接続可能であると特に有利
である。これによってタンク通路は簡単な形式で回転貫
通ガイドを通って案内され、シール面の領域内には環状
通路が形成され、環状通路はロータおよびステータ内の
タンク管路へ接続される。
れ、孔が環状通路および環状みぞへ接続されており、環
状みぞがステータのタンク接続部と結合されていると有
利である。ステータ内の複数の孔の配置によって回転貫
通ガイドの小さな半径方向の寸法でタンク通路に大きな
横断面が得られる。
部材のシール面に向いた側の端面がタンク通路と結合さ
れていると特別な利点が得られる。これによってタンク
への相当する端面が除荷される。したがって、これらの
面間で圧縮媒体膜が形成され、これがシール面における
金属接触の消失に導くことが阻止される。さらに、この
場合ポンプ通路も負荷圧力通路もシール箇所を介して案
内されているので、中間片、構造部材および構成部材の
適切な端面の結合によってポンプ通路から漏れたオイル
が負荷圧力通路内へ流入し、こうして負荷圧力信号を誤
らせることがないようにされる。
ために少なくとも1つの制御信号管路が設けられてい
る。これによって同様に制御弁の制御に必要な制御信号
管路も回転貫通ガイドを通って案内することができる。
が設けられ、摺り接触が制御信号管路と結合されてい
る。これによって簡単な形式で電気的な制御信号が摺り
接触を介して制御弁へ案内される。
圧力通路が設けられ、制御圧力通路がケーシング孔内に
配置された環状みぞを備えており、環状みぞがシール部
材を用いてケーシング孔に対して密封されている。した
がって液圧制御信号を回転貫通ガイドを通って制御弁へ
導くことが可能である。制御圧力通路内に存在する圧力
は僅かなものにすぎないので、ステータとロータとの間
で相対運動が生じる対応するシール面においては従来の
軟質材シール部材を設けることができる。
タと結合される下部構造部と、ロータと結合される、下
部構造部上に回転可能に配置された上部構造部とを備え
た作業機械、特に掘削機に使用すると、特に有利であ
る。掘削機では下部構造部には走行モータおよび例えば
支持シリンダが設けられている。上部構造部にはポンプ
および他の消費機器、例えば回転装置および作業装置の
駆動のためのものが配置される。各消費機器を制御する
ための制御弁は適切な消費機器に配置される。上部構造
部または下部構造部内に配置された消費機器が制御され
るや直ちに回転貫通ガイド内のポンプ通路内にはポンプ
によって供給された高圧が生じる。本発明による回転貫
通ガイドを用いてこのような作業機械において駆動シス
テムの障害のない、かつ損失の少ない運転が可能であ
る。
2に対して相対的に回転軸線3を中心にして回転可能な
ロータ4とを備える回転貫通ガイド1を示す。ここでは
ステータ2は例えば掘削機の下部構造部と、ロータ4は
上部構造部と結合されている。ロータ4には回転軸線3
に同軸的に孔5が設けられ、孔はポンプ接続部6によっ
てポンプの送出管路へ接続可能である。回転軸線3に同
軸的に配置されたもう1つのロータ4のケーシング孔7
にステータ2が支承されている。ステータ2はフランジ
8を形成し、フランジはケーシング孔7によって形成さ
れた段部に当接する。複数のねじ結合9を介してロータ
4と固定されたストッパプレート10がステータ2を軸
方向に保持する。
の孔11内には構造部材12が縦方向移動可能に支承さ
れている。構成部材12はピン13を用いてロータ4と
相対回動不能に結合されている。孔11内に存在する構
成部材12の端面14は孔11と一緒に環状室15を形
成し、環状室は孔5へ接続されている。環状室15内に
はさらにばね16が配置されている。
軸的に配置された孔17を有し、孔は例えば孔11と同
一の直径を持つ。孔17内には構造部材18が配置さ
れ、構造部材はピン19によってステータ2と相対回動
不能に結合されている。構造部材18は端面20でもっ
て孔17の端壁へ当接している。構造部材18の端面2
0とは反対側の端面22は球形に構成されている。ここ
では球形の面の中心点Mは回転軸線3上に配置されてい
る。この球形の端面22には中間片24が当接してい
る。中間片は同様に縦孔17内に配置され、かつ図3か
ら判るようにピン25によってステータ2と相対回動不
能に結合されている。中間片24の球状の端面26とは
反対側の端面27は構成部材12の端面14とは反対側
の端面28と結合されている。構造部材23の端面20
の領域内に孔17の端壁に配置されたシール部材32が
設けられ、シール部材32はポンプ通路31を端面20
に対してシールする。
部材12,中間片24,構造部材18およびステータ2
を貫通して延び、孔30は環状室15へ接続され、した
がってポンプ通路31を形成する。ステータ2には接続
片38が固定され、接続片はポンプ通路31と結合され
たポンプ接続部40を有している。ここでは接続片38
にシール部材42が設けられている。
面28とはロータ4とステータ3との間のシール箇所3
3を成し、ここでロータ4とステータ2との間の相対運
動が起きる。シール箇所33は回転軸線3に対して垂直
に配置された平らなシール面として構成され、このシー
ル面において構成部材12と中間片24とは金属接触を
有している。軸方向に移動可能な構成部材12、および
構造部材18の端面22並びに中間片24の端面におけ
る球状の面によって隙間のないシール箇所33が得られ
る。
領域内のロータ4とステータ2との間には軟質材シール
部材は存在しない。高圧で負荷される、シール部材32
と42を備えるシール箇所は静的なシール箇所であり、
この箇所では相対運動は生じない。
この孔はタンク接続部21へ接続され、かつ環状通路3
5へ開口している。環状通路はロータ4のケーシング孔
7とステータ2によって形成されている。ステータ2内
には複数の孔36が設けられ、これらの孔はポンプ通路
31に対して同心的な部分円上に配置され、かつ環状通
路37へ開口している。接続片38内に環状通路37と
結合されたタンク接続部39が設けられ、シール部材4
1が設けられている。したがって孔29と36並びに環
状通路35はタンク通路34を形成する。
れ、負荷圧力接続部は孔44と結合され、孔44はロー
タ4の孔11へ通じている。孔44の開口の領域には構
成部材12内に環状みぞ45が設けられ、環状みぞは孔
30に平行に配置された孔46へ接続されている。孔1
1の、孔46と環状みぞ45の領域内にはシール部材4
8a、48bが設けられている。孔46は構成部材12
の端面28に配置された環状みぞ47に開口している。
中間片24内の環状みぞ47の領域には孔49が設けら
れ、孔49はさらに構造部材18およびステータ49を
通って延びて接続片38内の負荷圧力接続部50へ通じ
ている。接続片38の領域内にはシール部材51が設け
られている。したがって孔44、環状みぞ45、孔4
6、環状みそ47、孔49は負荷圧力通路52を形成
し、負荷圧力通路52はやはりシール箇所33を経て案
内されており、このため負荷圧力通路内のロータ4とス
テータ2との間の回転シール箇所33の領域内では軟質
材シール部材を省略することができる。
が設けられ、これらのピストンはそれぞれ回転軸線3に
平行に配置された縦孔54内で縦方向移動可能に支承さ
れている。縦孔54から突出した領域でピストン53は
ストッパプレート10と結合されている。そのためには
滑り部材55を設けることができ、滑り部材がストッパ
プレート10と結合されている。縦孔54は各1つの横
孔56でもってポンプ通路31へ接続されている。スト
ッパプレート10の領域内および接続片38内にシール
部材57が設けられ、シール部材57は汚れの侵入並び
に漏れオイルの流出を阻止する。
接続された孔80が設けられ、孔80は端面28に配置
された環状みぞ81と結合されている。中間片24の環
状みぞ81の領域内には孔82が設けられ、孔82は中
間片24の球状の端面26内に配置された環状みぞ83
へ通じている。構造部材18の環状みぞ83の領域内に
は孔84が設けられ、孔84は端面と結合している。こ
れらの環状みぞおよび孔によって、構造部材18および
中間片24の接触面並びにシール箇所33がタンク通路
34と結合されることが達成される。これによって場合
により生じる漏れオイルはタンクへ流出することがで
き、このためポンプ圧によって負荷圧力が変えられる
(Verfaelschung)ことは回避される。
ある。接続片38は中央に配置されたポンプ接続部40
を持つ。接続片38の周縁領域内には環状通路37と結
合されたタンク接続部39が配置されている。さらに接
続片38内には負荷圧力接続部50が設けられ、負荷圧
力接続部は負荷圧力通路52へ接続されている。その上
に、複数の制御圧力接続部60a、60b、60cが設
けられ、制御圧力接続部は制御圧力管路と結合されてい
る。接続片38は複数のねじ結合90によってステータ
2と相対回動不能に結合されている。
ある。ロータ4には制御圧力接続部62bが設けられ、
制御圧力接続部62bはケーシング孔7へ通じた孔63
bへ開口する。孔63bがケーシング孔7へ開口する領
域ではステータ2内に第1の環状みぞ64bが形成さ
れ、環状みぞ64bはステータ内に配置された孔65b
へ接続されている。孔65bは接続片38および制御圧
力接続部60bへ通じる。したがって孔63b、65お
よび環状みぞ63bによる制御圧力接続部62b、60
bの結合は制御圧力管路66bを形成する。
設けられ、制御圧力接続部62は孔63cによってケー
シング孔7の周方向にステータ2に配置された第2の環
状みぞ64cへ接続されており、環状みぞ64cから図
示されない接続片38内の制御圧力接続部60cへ通じ
ている。これによって制御圧力管路66cが形成され
る。同様にして図2に示された制御圧力接続部60aは
孔65aによって第3の環状みぞ64aへ接続され、こ
こから孔63aが図示されない制御圧力接続部62aへ
通じ、これによりこの回転貫通ガイドによって案内され
る第3の制御圧力管路66aが形成される。
にはシール部材67が設けられている。さらに制御圧力
管路の密封に接続片38にシール部材68が配置されて
いる。
らポンプ接続部6の回転軸線に同軸的な配置が認められ
る。さらにポンプ接続部70の周りに配置された適当な
部分円上におけるタンク通路34と結合されたタンク接
続部21および制御圧力接続部62a,62b,62c
並びに負荷圧力接続部43の位置が示されている。
る。
線、 4 ロータ、 7ケーシング孔、 8 フラン
ジ、 10 ストッパプレート、 12 構成部材、
18 構造部材、 24 中間片、 31 ポンプ通
路、 33 シール箇所
Claims (18)
- 【請求項1】 少なくとも1つのポンプと、回転貫通ガ
イド内に配置されたポンプ通路を用いてこのポンプに接
続された、制御弁を用いて制御可能な少なくとも1つの
消費機器とを備えた流体静力学的駆動システムのための
回転貫通ガイドであって、回転貫通ガイドがステータと
このステータに対して相対的に回転軸線を中心にして回
転可能なロータとを備えており、ポンプがロータもしく
はステータの領域内に、かつ制御弁並びに消費機器がス
テータもしくはロータの領域内に配置された形式のもの
において、ロータ(4)およびステータ(2)がポンプ
通路(31)の領域内で金属のシール箇所(33)を形
成していることを特徴とする、流体静力学的駆動システ
ムのための回転貫通ガイド。 - 【請求項2】 シール箇所(33)が回転貫通ガイド
(1)の回転軸線(3)に対して垂直に配置された、平
らなシール面として構成されている、請求項1記載の回
転貫流ガイド。 - 【請求項3】 ポンプ通路(31)がシール箇所(3
3)の領域内に回転軸線(3)に同軸的に配置されてお
り、かつロータ(4)もしくはステータ(2)がロータ
(4)もしくはステータ(2)に対して相対的に軸方向
に縦方向移動可能な構成部材(12)を備え、構成部材
が回転軸線(3)に同軸的に配置されたロータ(4)も
しくはステータ(2)の孔(11)内に支承されてお
り、かつロータ(4)もしくはステータ(2)と相対回
動不能に結合されており、構成部材(12)の端面(2
8)にシール面が設けられている、請求項1または2記
載の回転貫流ガイド。 - 【請求項4】 構成部材がばね(16)を用いてシール
面の方向に負荷可能である、請求項3記載の回転貫通ガ
イド。 - 【請求項5】 ステータ(2)もしくはロータ(4)が
球状の面を有し、この面の中心(M)が回転軸線(3)
上に配置され、かつこの面内にステータ(2)もしくは
ロータ(4)と相対回動不能に結合された中間片(2
4)が支承されており、中間片が球状の面とは反対側の
端面においてシール面を形成している、請求項2から4
までのいずれか1項記載の回転貫通ガイド。 - 【請求項6】 球状の面がステータ(2)もしくはロー
タ(4)と相対回動不能に結合された構造部材(18)
の端面(22)に設けられており、構造部材が回転軸線
(3)に対して同軸的に配置されたステータ(2)もし
くはロータ(4)内の孔(17)内に支承されている、
請求項5記載の回転貫通ガイド。 - 【請求項7】 シール箇所(33)が流体静力学的に除
荷されている、請求項1から6までのいずれか1項記載
の回転貫通ガイド。 - 【請求項8】 回転軸線(3)に同心的にステータ
(2)もしくはロータ(4)に配置された少なくとも1
つのピストン(54)が設けられ、ピストンがポンプ通
路(31)およびロータもしくはステータと結合されて
いる、請求項7記載の回転貫通ガイド。 - 【請求項9】 駆動システムが負荷検出式駆動システム
として構成されており、負荷圧力通路(52)がステー
タ(2)およびロータ(4)内に設けられ、負荷圧力通
路がシール箇所(33)を経て案内されている、請求項
1から8までのいずれか1項記載の回転貫通ガイド。 - 【請求項10】 構成部材(12)もしくは中間片(2
4)のシール面の領域内に環状みぞ(47)が設けら
れ、環状みぞが、負荷圧力通路(5D2)を形成するロ
ータ(4)の孔(46)およびステータ(2)の孔(4
9)と結合されている、請求項9記載の回転貫通ガイ
ド。 - 【請求項11】 軸方向に移動可能な構成部材(12)
がロータ(4)もしくはステータ(2)の孔(11)の
領域内に配置された環状みぞ(45)を有しており、環
状みぞが負荷圧力通路に配設された孔(46)並びに負
荷圧力接続部(43)へ通じる孔(43)と結合されて
おり、かつ環状みぞがシール部材(48a、48b)を
用いて孔(11)に対して密封されている、請求項9ま
たは10記載の回転貫通ガイド。 - 【請求項12】 ステータ(2)が回転軸線(3)に同
軸的に配置されたロータ(4)のケーシング孔(7)内
に支承されており、環状通路(35)が形成されてお
り、環状通路がロータ(4)のタンク接続部(21)お
よびステータ(2)のタンク接続部(39)へ接続され
ている、請求項1から11までのいずれか1項記載の回
転貫通ガイド。 - 【請求項13】 ステータ(2)内に少なくとも1つの
孔(36)が設けられており、この孔が環状通路(3
5)および環状みぞ(37)へ接続されており、環状み
ぞがステータ(2)のタンク接続部(39)と結合され
ている、請求項12記載の回転貫通ガイド。 - 【請求項14】 中間片(24)の端面(27,2
6)、構造部材(18)の端面(20,22)、構成部
材(12)のシール箇所へ向いた端面(28)がタンク
通路(34)と結合されている、請求項3から13まで
のいずれか1項記載の回転貫通ガイド。 - 【請求項15】 制御弁を制御するための制御信号管路
が少なくとも1つ設けられている、請求項1から14ま
でのいずれか1項記載の回転貫通ガイド。 - 【請求項16】 少なくとも1つの電気的な摺り接触が
設けられており、摺り接触が制御信号管路と結合されて
いる、請求項15記載の回転貫通ガイド。 - 【請求項17】 少なくとも1つの制御圧力通路(90
a;90b;90c)が設けられており、制御圧力通路
がケーシング孔(7)の領域内に配置された環状みぞ
(64a;64b;64c)を有しており、環状みぞ
(64a;64b;64c)がシール部材(60)によ
ってケーシング孔(7)に対して密封されている、請求
項15記載の回転貫通ガイド。 - 【請求項18】 ステータ(2)と結合される下部構造
部と、かつ下部構造部上に回転可能に配置された、ロー
タ(4)と結合される上部構造部とを備えた作業機械、
特に掘削機に使用される、請求項1から17までのいず
れか1項記載の回転貫通ガイド。
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