JPH11107338A - 水石鹸タンク付き手洗器 - Google Patents
水石鹸タンク付き手洗器Info
- Publication number
- JPH11107338A JPH11107338A JP26615997A JP26615997A JPH11107338A JP H11107338 A JPH11107338 A JP H11107338A JP 26615997 A JP26615997 A JP 26615997A JP 26615997 A JP26615997 A JP 26615997A JP H11107338 A JPH11107338 A JP H11107338A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- soap tank
- cover
- hand
- back plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カウンターに埋め込むことなく設置できる水
石鹸タンク付き手洗器を提供する。 【解決手段】 手洗器１１の鉢部１２の奥側から背板部
１３が上方に立ち上げられ、この背板部１３の上端部が
前方へオーバーハング状にせり出して張出部１４となっ
ている。背板部１３の左右のサイド部からは前方へ袖部
１５が突出している。これらの鉢部１２、背板部１３、
張出部１４及び袖部１５はすべて陶器にて一体に形成さ
れている。張出部１４の上側に水石鹸タンク２０が設置
され、カバー３０で覆われている。カバー３０の前面及
び側面は張出部１４の前面及び側面と連続面となってい
る。カバー３０はビス４４で手洗器１１に固定されてい
る。
石鹸タンク付き手洗器を提供する。 【解決手段】 手洗器１１の鉢部１２の奥側から背板部
１３が上方に立ち上げられ、この背板部１３の上端部が
前方へオーバーハング状にせり出して張出部１４となっ
ている。背板部１３の左右のサイド部からは前方へ袖部
１５が突出している。これらの鉢部１２、背板部１３、
張出部１４及び袖部１５はすべて陶器にて一体に形成さ
れている。張出部１４の上側に水石鹸タンク２０が設置
され、カバー３０で覆われている。カバー３０の前面及
び側面は張出部１４の前面及び側面と連続面となってい
る。カバー３０はビス４４で手洗器１１に固定されてい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は水石鹸タンク付き手
洗器に係り、特に鉢部と、該鉢部の奥側から立ち上げら
れた背板部と、該背板部の上部から前方へ突出した張出
部とが陶器にて一体に形成された手洗器に水石鹸タンク
を設けた水石鹸タンク付き手洗器に関する。
洗器に係り、特に鉢部と、該鉢部の奥側から立ち上げら
れた背板部と、該背板部の上部から前方へ突出した張出
部とが陶器にて一体に形成された手洗器に水石鹸タンク
を設けた水石鹸タンク付き手洗器に関する。
【０００２】
【従来の技術】鉢部と、該鉢部の奥側から立設された背
板部と、該背板部の上部から前方に突設された張出部と
が陶器にて一体に形成され、該張出部の下面に吐水具を
取り付けた手洗器は実公平７−３１７５０号公報、同８
−９４９号公報などに記載され、また既に市販されてい
る。
板部と、該背板部の上部から前方に突設された張出部と
が陶器にて一体に形成され、該張出部の下面に吐水具を
取り付けた手洗器は実公平７−３１７５０号公報、同８
−９４９号公報などに記載され、また既に市販されてい
る。
【０００３】図２（ａ），（ｂ），（ｃ）は、この手洗
器の正面図、平面図及び断面図（（ｃ）図は（ｂ）図の
Ｃ−Ｃ線に沿う断面図である。
器の正面図、平面図及び断面図（（ｃ）図は（ｂ）図の
Ｃ−Ｃ線に沿う断面図である。
【０００４】この手洗器１は、鉢部２の奥側から背板部
３が上方に立ち上げられ、この背板部３の上端部が前方
へオーバーハング状にせり出して張出部４となってい
る。また、背板部３の左右のサイド部からは前方へ袖部
が突出している。これらの鉢部２、背板部３、張出部４
及び袖部５はすべて陶器にて一体に形成されている。
３が上方に立ち上げられ、この背板部３の上端部が前方
へオーバーハング状にせり出して張出部４となってい
る。また、背板部３の左右のサイド部からは前方へ袖部
が突出している。これらの鉢部２、背板部３、張出部４
及び袖部５はすべて陶器にて一体に形成されている。
【０００５】張出部４の下面には吐水具６が取り付けら
れ、この吐水具６に給水管７が連結されている。
れ、この吐水具６に給水管７が連結されている。
【０００６】このように鉢部、背板部、張出部を一体に
備えた手洗器に水石鹸タンクを設けた構造として、実開
平１−１２４８８０号公報には、手洗器の張出部の上側
に水石鹸タンクを設置し、該水石鹸タンクをカバーで覆
うものが記載されている。
備えた手洗器に水石鹸タンクを設けた構造として、実開
平１−１２４８８０号公報には、手洗器の張出部の上側
に水石鹸タンクを設置し、該水石鹸タンクをカバーで覆
うものが記載されている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】実開平１−１２４８８
０号公報の水石鹸タンク付き手洗器は、カウンターに埋
め込まれるように設置されるものであり、独立して壁面
に取り付けるようには構成されていない。
０号公報の水石鹸タンク付き手洗器は、カウンターに埋
め込まれるように設置されるものであり、独立して壁面
に取り付けるようには構成されていない。
【０００８】本発明は水石鹸タンクをカウンターに埋め
込むことなく設置することができる水石鹸タンク付き手
洗器を提供することを目的とする。
込むことなく設置することができる水石鹸タンク付き手
洗器を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の水石鹸タンク付
き手洗器は、鉢部と、該鉢部の奥側から立ち上げられた
背板部と、該背板部の上部から前方へ突出した張出部と
が陶器にて一体に形成された手洗器の該張出部の上側に
水石鹸タンクを設け、該水石鹸タンクをカバーで覆った
水石鹸タンク付き手洗器において、該カバーは、該張出
部の前面部に連続面状に連なる前面部と、該張出部の側
面部に連続面状に連なる側面部と、該水石鹸タンクの上
方部を覆う天井部とを有していることを特徴とするもの
である。
き手洗器は、鉢部と、該鉢部の奥側から立ち上げられた
背板部と、該背板部の上部から前方へ突出した張出部と
が陶器にて一体に形成された手洗器の該張出部の上側に
水石鹸タンクを設け、該水石鹸タンクをカバーで覆った
水石鹸タンク付き手洗器において、該カバーは、該張出
部の前面部に連続面状に連なる前面部と、該張出部の側
面部に連続面状に連なる側面部と、該水石鹸タンクの上
方部を覆う天井部とを有していることを特徴とするもの
である。
【００１０】かかる水石鹸タンク付き手洗器にあって
は、水石鹸タンクを備えた手洗器をカウンターに埋め込
むことなく壁面に設置できる。また、カバーと手洗器が
一体になったデザインも可能である。
は、水石鹸タンクを備えた手洗器をカウンターに埋め込
むことなく壁面に設置できる。また、カバーと手洗器が
一体になったデザインも可能である。
【００１１】本発明では、張出部を貫通させて給水部材
を手洗器に取り付け、この給水部材をカバー内を引き回
すことにより、配管の引き回しが簡単になる。
を手洗器に取り付け、この給水部材をカバー内を引き回
すことにより、配管の引き回しが簡単になる。
【００１２】本発明では、張出部の上面にブラケットを
固定し、このブラケットにカバーをカバー側面からネジ
留めすることにより、カバーを容易に着脱できる。
固定し、このブラケットにカバーをカバー側面からネジ
留めすることにより、カバーを容易に着脱できる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
について説明する。図１（ａ）は実施の形態に係る手洗
器の正面図、図１（ｂ），（ｃ）はそれぞれ図１（ａ）
のＢ−Ｂ線、Ｃ−Ｃ線に沿う断面図である。図１（ｄ）
はカバーの取付説明図である。
について説明する。図１（ａ）は実施の形態に係る手洗
器の正面図、図１（ｂ），（ｃ）はそれぞれ図１（ａ）
のＢ−Ｂ線、Ｃ−Ｃ線に沿う断面図である。図１（ｄ）
はカバーの取付説明図である。
【００１４】この手洗器１１においても、鉢部１２の奥
側から背板部１３が上方に立ち上げられ、この背板部１
３の上端部が前方へオーバーハング状にせり出して張出
部１４となっている。また、背板部１３の左右のサイド
部からは前方へ袖部１５が突出している。これらの鉢部
１２、背板部１３、張出部１４及び袖部１５はすべて陶
器にて一体に形成されている。
側から背板部１３が上方に立ち上げられ、この背板部１
３の上端部が前方へオーバーハング状にせり出して張出
部１４となっている。また、背板部１３の左右のサイド
部からは前方へ袖部１５が突出している。これらの鉢部
１２、背板部１３、張出部１４及び袖部１５はすべて陶
器にて一体に形成されている。
【００１５】張出部１４の下面には吐水具６が取り付け
られ、この吐水具６に給水管７が連結されている。
られ、この吐水具６に給水管７が連結されている。
【００１６】張出部１４は、背板部１３に連なる底面部
１６と、該底面部１６の前縁から上方に立ち上がる前面
部１７と、該前面部１７の上縁から後方に延出する上面
部１８とを備えている。前記吐水具６はこの底面部１６
の左右方向の中央部に配置されている。この吐水具６よ
りも左側に水石鹸タンク２０が設けられている。この水
石鹸タンク２０がカバー３０で覆われている。
１６と、該底面部１６の前縁から上方に立ち上がる前面
部１７と、該前面部１７の上縁から後方に延出する上面
部１８とを備えている。前記吐水具６はこの底面部１６
の左右方向の中央部に配置されている。この吐水具６よ
りも左側に水石鹸タンク２０が設けられている。この水
石鹸タンク２０がカバー３０で覆われている。
【００１７】この水石鹸タンク２０からは水石鹸の吐出
部２１が下方に突設されている。この吐出部２１は張出
部１４の上面部１８と底面部１６に設けられた開口２
２，２３を通って底面部１６から下方に突出している。
この吐出部２１の下端に水石鹸の吐出レバー２４が設け
られており、この吐出レバー２４を引くことにより水石
鹸が吐出可能となっている。ただし、吐出部２１の構成
は各種のものとしうる。なお、吐出部２１の上部にねじ
込まれたナット２５によって水石鹸タンク２０が上面部
１８に固定されている。この水石鹸タンク２０内の水石
鹸の残量を目視確認するための透視部２６がカバー１９
に設けられている。
部２１が下方に突設されている。この吐出部２１は張出
部１４の上面部１８と底面部１６に設けられた開口２
２，２３を通って底面部１６から下方に突出している。
この吐出部２１の下端に水石鹸の吐出レバー２４が設け
られており、この吐出レバー２４を引くことにより水石
鹸が吐出可能となっている。ただし、吐出部２１の構成
は各種のものとしうる。なお、吐出部２１の上部にねじ
込まれたナット２５によって水石鹸タンク２０が上面部
１８に固定されている。この水石鹸タンク２０内の水石
鹸の残量を目視確認するための透視部２６がカバー１９
に設けられている。
【００１８】カバー３０は上面部３１、側面部３２及び
前面部３３を有し、底面及び背面が開放している。この
カバー３０の前面部３３と側面部３２はそれぞれ張出部
１４の前面部１７及び側面部１９と連続面となってい
る。
前面部３３を有し、底面及び背面が開放している。この
カバー３０の前面部３３と側面部３２はそれぞれ張出部
１４の前面部１７及び側面部１９と連続面となってい
る。
【００１９】張出部１４の上面部１８には金具４０がビ
ス、接着剤など適宜の固定手段によって固定されてい
る。この金具４０は該上面部１８を左右方向に延在する
長板状のものであり、左端及び右端は上方に立ち上がる
立上部４１となっている。この立上部４１に雌ネジ孔４
２が設けられている。カバー３０の側面部３２にはビス
の挿通孔４３が設けられており、ビス４４をこの挿通孔
４３を通して雌ネジ孔４２に螺着することによりカバー
３０が手洗器１１に着脱可能に固定される。
ス、接着剤など適宜の固定手段によって固定されてい
る。この金具４０は該上面部１８を左右方向に延在する
長板状のものであり、左端及び右端は上方に立ち上がる
立上部４１となっている。この立上部４１に雌ネジ孔４
２が設けられている。カバー３０の側面部３２にはビス
の挿通孔４３が設けられており、ビス４４をこの挿通孔
４３を通して雌ネジ孔４２に螺着することによりカバー
３０が手洗器１１に着脱可能に固定される。
【００２０】なお、前記給水管７は張出部１４の上面部
１８を貫通しカバー３０内を通って引き回されている。
１８を貫通しカバー３０内を通って引き回されている。
【００２１】このように構成された手洗器１１は、水石
鹸タンク２０が一体的に設けられたものでありカウンタ
ーに埋め込むことなく手洗器１１と水石鹸タンク２０と
を設置できる。また、このカバー３０の外面は手洗器１
１の外面に連続するものであり、美感に優れる。このカ
バー３０内に給水管７が引き回されており、給水管７の
引き回しが容易である。なお、図示は省略するが、この
カバー３０内に自動吐水用の自動水栓機構を設置しても
良い。
鹸タンク２０が一体的に設けられたものでありカウンタ
ーに埋め込むことなく手洗器１１と水石鹸タンク２０と
を設置できる。また、このカバー３０の外面は手洗器１
１の外面に連続するものであり、美感に優れる。このカ
バー３０内に給水管７が引き回されており、給水管７の
引き回しが容易である。なお、図示は省略するが、この
カバー３０内に自動吐水用の自動水栓機構を設置しても
良い。
【００２２】
【発明の効果】以上の通り、本発明の水石鹸タンク付き
手洗器はカウンターに埋め込むことなく水石鹸タンクと
手洗器とを設置できるものであり、設置施工が容易であ
る。
手洗器はカウンターに埋め込むことなく水石鹸タンクと
手洗器とを設置できるものであり、設置施工が容易であ
る。
【００２３】また、本発明によるとカバーと手洗器との
一体感が高いデザインとすることもできる。さらに、本
発明によると、給水配管の引き回しを容易とすることも
できる。
一体感が高いデザインとすることもできる。さらに、本
発明によると、給水配管の引き回しを容易とすることも
できる。
【図１】実施の形態に係る水石鹸タンク付き手洗器の正
面図、断面図及び要部分解斜視図である。
面図、断面図及び要部分解斜視図である。
【図２】従来例の説明図である。
１，１１ 手洗器 ２，１２ 鉢部 ３，１３ 背板部 ４，１４ 張出部 ５，１５ 袖部 ６ 吐水具 ７ 給水管 １６ 底面部 １７ 前面部 １８ 上面部 １９ 側面部 ２０ 水石鹸タンク ２４ 吐出レバー ３０ カバー ４０ 金具 ４４ ビス
Claims (3)
- 【請求項１】 鉢部と、該鉢部の奥側から立ち上げられ
た背板部と、該背板部の上部から前方へ突出した張出部
とが陶器にて一体に形成された手洗器の該張出部の上側
に水石鹸タンクを設け、該水石鹸タンクをカバーで覆っ
た水石鹸タンク付き手洗器において、 該カバーは、該張出部の前面部に連続面状に連なる前面
部と、該張出部の側面部に連続面状に連なる側面部と、
該水石鹸タンクの上方部を覆う天井部とを有しているこ
とを特徴とする水石鹸タンク付き手洗器。 - 【請求項２】 請求項１において、前記張出部を貫通し
て給水部材が手洗器に取り付けられ、この給水部材は前
記カバー内を引き回されていることを特徴とする水石鹸
タンク付き手洗器。 - 【請求項３】 請求項１又は２において、前記張出部の
上面にブラケットを固定し、前記カバーを該ブラケット
にカバー側面からネジ留めしたことを特徴とする水石鹸
タンク付き手洗器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26615997A JPH11107338A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 水石鹸タンク付き手洗器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26615997A JPH11107338A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 水石鹸タンク付き手洗器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11107338A true JPH11107338A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17427112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26615997A Pending JPH11107338A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 水石鹸タンク付き手洗器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11107338A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022242316A1 (zh) * | 2021-05-19 | 2022-11-24 | 福建纳仕达电子股份有限公司 | 带凹槽的感应皂泡机 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP26615997A patent/JPH11107338A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022242316A1 (zh) * | 2021-05-19 | 2022-11-24 | 福建纳仕达电子股份有限公司 | 带凹槽的感应皂泡机 |
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