JPH11105978A - タンク車 - Google Patents

タンク車

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JPH11105978A
JPH11105978A JP9286227A JP28622797A JPH11105978A JP H11105978 A JPH11105978 A JP H11105978A JP 9286227 A JP9286227 A JP 9286227A JP 28622797 A JP28622797 A JP 28622797A JP H11105978 A JPH11105978 A JP H11105978A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボトムローディング式タンクローリ10が、左
側吐出口28aが右側吐出口28bより低くなる荷卸し場所に
おいて、右側吐出口28bより油を荷卸しする場合に、残
油量を低減しつつ、構造を簡単化する。 【解決手段】 荷卸し配管20は、上端部において底弁16
を介してタンク室14の底部へ連通する垂下部22と、垂下
部22の下端部より側方へ斜め下方へ延び出す左側分枝管
路部24a及び右側分枝管路部24bとを備えている。直線パ
イプ30は、左側分枝管路部24aの左側吐出口28a側の端部
と右側分枝管路部24bの右側吐出口28b側の端部とを相互
に連通させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、油の吐出口を左
右にもつタンク車に係り、詳しくは左右傾斜姿勢での荷
卸し時の配管中の残油を低減するタンク車に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】吐出口を左右両側に装備するタンクロー
リでは、荷卸しし易い側の吐出口を使って、油を荷卸し
することができ、便利である。一般の荷卸し配管は、逆
T字形であり、垂直に垂下する共通の垂下部と、垂下部
の下端部から分岐して左右へ水平に延びて左右の各吐出
口へ至る分枝部とを有している。
【0003】このような逆T字形の荷卸し配管では、タ
ンクローリが、左右に傾斜している場所で、高い方の吐
出口より荷卸しを行なうとき、荷卸し終了時に、低い方
の分枝部に多量の油が、荷卸しされないまま、残るとい
う不具合がある。計量器検定検査規則にはタンクの残液
の量について規定しており、それによると、「タンク
は、液体を排出したときに、最少測定量に応ずる検定公
差に相当する体積の三分の一以上の体積が残らないもの
でなければならない。」とされている。
【0004】そこで、実開平5−92186号公報のボ
トムローディング式タンクローリでは、荷卸しと積込み
とを兼ねる配管を、逆V字状の分枝部を含む逆Y字状の
本管部と、分枝部の延び範囲全体にわたって上端を分枝
部へ開口しつつ分枝部より垂下し下端を水平線に揃えら
れている垂れ幕状細溝とから構成し、垂れ幕状細溝を介
して低い側の分枝本管部に残ろうとする油を高い側の吐
出口へ導いて残油を低減させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】実開平5−92186
号公報のボトムローディング式タンクローリでは、傾斜
場所において高い方の吐出口より油を荷卸しする場合、
油は、垂れ幕状細溝の内、高い方の吐出口を通る水平線
より低い部分に残り、垂れ幕状細溝の内、低い方の吐出
口側では、残油の深さが増大し、残油量の低減が不十分
となっている。また、垂れ幕状細溝は、分枝部の延び範
囲全体にわたり上端において分枝部に開口しつつ分枝部
から垂下する構造となるので、製作が非常に繁雑にな
る。
【0006】この発明の目的は、上述の問題点を克服で
きるタンク車を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のタンク車(10)
は次の(a)〜(f)を有している。 (a)油を貯留する少なくとも1個のタンク室(14) (b)タンク室(14)の底部に設けられる底弁(16) (c)底弁(16)を介してタンク室(14)へ連通する共通管
路部(22,42,52) (d)共通管路部(22,42,52)の下端部より低い位置でか
つタンク車(10)の左右方向一方及び他方の側にそれぞれ
配設される第1の吐出口(28a)及び第2の吐出口(28b) (e)上端部において共通管路部(22,42,52)へ共通に接
続され下端部においてそれぞれ第1の吐出口(28a)及び
第2の吐出口(28b)へ接続されている第1の分枝管路部
(24a,44a,54a)及び第2の分枝管路部(24b,44b,54b) (f)共通管路部(22,42,52)の下側に配設され第1の分
枝管路部(24a,44a,54a)及び第2の分枝管路部(24b,44b,
54b)の下端部を相互に連通する連通用管路体(30,36)
【0008】タンク車(10)が左右に傾斜する場所におい
て荷卸しする場合を説明する。なお、説明の便宜上、低
い方及び高い方の吐出口をそれぞれ第1の吐出口(28a)
及び第2の吐出口(28b)と想定して、説明するが、逆の
場合も同様である。タンク室(14)の油は、底弁(16)を介
して共通管路部(22,42,52)へ導出され、共通管路部(22,
42,52)よりさらに第1の分枝管路部(24a,44a,54a)及び
第2の分枝管路部(24b,44b,54b)の両方へ導かれる。荷
卸し終了時には、油は低い方の第1の分枝管路部(24a,4
4a,54a)に残ろうとするが、連通用管路体(30,36)が第1
の分枝管路部(24a,44a,54a)の下端部を第2の分枝管路
部(24b,44b,54b)の下端部へ連通させているため、第1
の分枝管路部(24a,44a,54a)に残ろうとする油の内、連
通用管路体(30,36)の最上端(通常、連通用管路体(30,3
6)の第2の吐出口(28b)側の端部)より高い方の第1の
分枝管路部(24a,44a,54a)の部分に残ろうとする油は、
連通用管路体(30,36)を介して第2の吐出口(28b)より吐
出され、荷卸し終了時に残るのを防止される。したがっ
て、残油は、ほぼ、第1の分枝管路部(24a,44a,54a)の
内の第2の吐出口(28b)より低い部分と、連通用管路体
(30,36)の内の第2の吐出口(28b)より低い部分とに限ら
れる。第1の分枝管路部(24a,44a,54a)及び第2の分枝
管路部(24b,44b,54b)の延び方向全体にわたって上端を
第1の分枝管路部(24a,44a,54a)及び第2の分枝管路部
(24b,44b,54b)へ開口しつつ第1の分枝管路部(24a,44a,
54a)及び第2の分枝管路部(24b,44b,54b)から垂下する
垂れ幕状細溝の場合には、垂れ幕状細溝内の残油は、低
い方の第1の吐出口(28a)側の端部において深くなり、
残油量が増大するが、連通用管路体(30,36)ではこのよ
うな弊害がなく、残油量を大幅に低減できる。また、連
通用管路体(30,36)は、それ自体の製作が容易であり、
両端部を第1の分枝管路部(24a,44a,54a)及び第2の分
枝管路部(24b,44b,54b)の下端部へ接続するだけでよい
ので、製造が容易となり、かつ配置スペースも節約でき
る。さらに、垂れ幕状細溝では、第1の分枝管路部(24
a,44a,54a)及び第2の分枝管路部(24b,44b,54b)の下方
が垂れ幕状細溝に覆われてしまうのに対して、連通用管
路体(30,36)の場合は、第1の分枝管路部(24a,44a,54a)
及び第2の分枝管路部(24b,44b,54b)と直線管路(30)と
の間に空間が生じるので、この空間を他部材の配置や他
管路の通過等に利用できる。
【0009】連通用管路体(30,36)の最下端の高さは、
第1の分枝管路部(24a,44a,54a)及び第2の分枝管路部
(24b,44b,54b)の下端部を結ぶ線分以上の高さに限定さ
れない。連通用管路体(30,36)は、他部材との干渉回避
上、部分的に、第1の吐出口(28a)及び第2の吐出口(28
b)を結ぶ線分より僅かに低くなったとしても、十分な細
径により残油量低減に寄与できる。連通用管路体(30,3
6)は、また、剛体に限定されず、適当な可撓性を有する
ものであってもよい。タンク車(10)は、ボトムローディ
ンク式、すなわち第1の吐出口(28a)及び第2の吐出口
(28b)より第1の分枝管路部(24a,44a,54a)及び第2の分
枝管路部(24b,44b,54b)を介してタンク室(14)へ油を積
込む方式に限定されず、トップローディング式であって
もよい。
【0010】この発明のタンク車(10)によれば、連通用
管路体(30)は直線管路(30)である。
【0011】直線管路(30)は、長さの変更により任意の
第1の分枝管路部(24a,44a,54a)及び第2の分枝管路部
(24b,44b,54b)に簡単に対処でき、コスト低減及び製造
作業能率化に寄与する。
【0012】この発明のタンク車(10)によれば、連通用
管路体(36)は非直線管路(36)である。
【0013】第1の分枝管路部(24a,44a,54a)及び第2
の分枝管路部(24b,44b,54b)の下端部を結ぶ線分上に他
部材が配置されていて、直線管路(30)では、第1の分枝
管路部(24a,44a,54a)及び第2の分枝管路部(24b,44b,54
b)の下端部を接続することが困難である場合等でも、連
通用管路体(30,36)を特定形状の非直線管路(36)とする
ことにより対処可能となる。
【0014】この発明のタンク車(10)によれば、非直線
管路(36)は上方へ凸に曲っているしている。
【0015】上方へ凸に曲るとは、非直線管路(36)が楕
円状及び円弧状等、曲線である場合だけでなく、三角状
に複数の直線部から成る場合も含む。
【0016】非直線管路(36)が上方へ凸に曲っている場
合には、タンク車(10)が所定の左右傾斜のとき、非直線
管路(36)の第2の吐出口(28b)側の端から所定長さまで
は、第2の吐出口(28b)とほぼ同一高さとなる。非直線
管路(36)のこの部分の油は第2の吐出口(28b)へ導出さ
れ、結果、非直線管路(36)内の残油量を低減することが
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1はボトムローディング式
タンクローリ10の概略側面図である。ボトムローディン
グ式タンクローリ10は後部にタンク12を備え、複数個の
タンク室14は、ボトムローディング式タンクローリ10の
前後方向へ仕切られて、タンク12内に設けられ、油種の
異なる油、例えば、ガソリン、軽油、重油、灯油、潤滑
油等を貯留できるようになっている。底弁16は、各タン
ク室14の底部に設けられ、油の荷卸し時及び積み込み時
に開かれるようになっている。
【0018】図2はタンク室14の下部をボトムローディ
ング式タンクローリ10の後方から見た構成図である。荷
卸し配管20は、底弁16を介して上端部をタンク室14の底
部へ連通して垂直に垂下している垂下部22、及び垂下部
22の下端部よりボトムローディング式タンクローリ10の
左右側方へ斜め下方へ延び出ている左側分枝管路部24a
及び右側分枝管路部24bを備えている。左側吐出弁26a及
び右側吐出弁26bはそれぞれ左側分枝管路部24a及び右側
分枝管路部24bの先端部に接続され、左側吐出口28a及び
右側吐出口28bは、左側吐出弁26a及び右側吐出弁26bに
おいて左側分枝管路部24a及び右側分枝管路部24bとは反
対側の端部に設けられている。直線パイプ30は、両端に
おいて左側吐出弁26aの左側分枝管路部24a側端部及び右
側吐出弁26bの右側分枝管路部24b側端部に接続され、ボ
トムローディング式タンクローリ10の水平姿勢状態では
左右に水平に延びている。Aは、右側分枝管路部24bと
直線パイプ30との交角であり、左側分枝管路部24aと直
線パイプ30との交角もAとなる。ボトムローディング式
タンクローリ10の型式によって、Aは相違することにな
るが、直線パイプ30は、Aに関係して長さを変更されさ
えすれば、足りる。
【0019】このボトムローディング式タンクローリ10
では、荷卸し時では、底弁16と左側吐出弁26a又は右側
吐出弁26bとが開かれて、タンク室14内の油が荷卸し配
管20を左側吐出口28a又は右側吐出口28介して吐出され
る。また、積込み時では、底弁16と左側吐出弁26a又は
右側吐出弁26bとが開かれて、油が、左側吐出口28a又は
右側吐出口28より荷卸し配管20を介してタンク室14内へ
の油が積込まれる。
【0020】図3は左側吐出口28aが右側吐出口28bより
低い傾斜場所で右側吐出口28bより油を荷卸しするとき
の残油の状態を示している。底弁16、左側吐出弁26a、
及び右側吐出弁26bは予め閉じられており、図示してい
ないホースが右側吐出口28bへ接続されてから、底弁16
及び右側吐出弁26bが開かれる。タンク室14内の油は、
垂下部22へ導出され、垂下部22の下端部より左側分枝管
路部24a及び右側分枝管路部24bへ導かれる。水平線32
は、右側吐出口28bの下端を通る水平線であり、荷卸し
終了時では、油は、左側分枝管路部24aの全体に残ろう
とするが、左側分枝管路部24a及び右側分枝管路部24b
は、下端部において直線パイプ30により相互に接続され
ているので、左側分枝管路部24aの内の水平線32より上
の部分内の油は、直線パイプ30を介して右側分枝管路部
24bの右側吐出弁26b側端部へ導かれ、右側吐出口28bよ
り排出される。したがって、残油は、左側分枝管路部24
aのうちの水平線32より低い部分におけるR1と、直線
パイプ30全体におけるR3とになる。実開平5−921
86号公報のタンク車では、直線パイプ30の代わりに、
左側分枝管路部24a及び右側分枝管路部24bの延び範囲全
体にわたって上端において左側分枝管路部24a及び右側
分枝管路部24bへ開口しつつ垂れ幕状に垂下しかつ下端
を左側吐出口28a及び右側吐出口28bを結ぶ線分に揃えら
れる垂れ幕状細溝が設けられるので、その垂れ幕状細溝
では、水平線32より低い部分、すなわちR2+R3に残
油が生じる。直線パイプ30では、垂れ幕状細溝に対して
R2の部分の残油量が低減される。また、左側分枝管路
部24a及び右側分枝管路部24bと直線パイプ30との間に
は、三角状空間が生じるので、この三角状空間に他部材
を配置したり、他パイプを通したりすることができる。
【0021】左側吐出口28aが右側吐出口28bより低い傾
斜場所で右側吐出口28bより油を荷卸しするときの残油
の低減作用について説明したが、右側吐出口28bが左側
吐出口28aより低い傾斜場所で左側吐出口28aより油を荷
卸しするときも、同様の残油低減作用が発揮されること
は言うまでもない。
【0022】図4は楕円弧パイプ36を装備する構造を示
している。楕円弧パイプ36は、図2及び図3の直線パイ
プ30の代わりに設けられ、僅かに上方へ凸に湾曲してい
る。ボトムローディング式タンクローリ10が、図2の場
合と同様に、左側吐出口28aが右側吐出口28bより低い荷
卸し場所で、右側吐出口28bよりタンク室14内の油を荷
卸しする場合、楕円弧パイプ36の右端のみならず、楕円
弧パイプ36の右端から所定長さ範囲までは、ほぼ水平線
32の高さとすることができる。結果、この部分の油も右
側吐出口28bから排出されるので、楕円弧パイプ36内の
残油R4を低減できる。
【0023】図5は別構造の荷卸し配管40をボトムロー
ディング式タンクローリ10の後方から示している。荷卸
し配管40は、上端部をタンク室14(図2)の底部へ接続
され垂直に垂下する垂下部42と、垂下部42の下端部より
左右へ分岐して外方へ凸に湾曲しつつ左側吐出弁26a及
び右側吐出弁26bへ至る左側分枝管路部44a及び右側分枝
管路部44bとを備えている。タンク12(図1等)の下部
には、あまり低くならない高さで他部材や他パイプ等タ
ンク12が配置されることがあり、これらとの干渉を回避
するために、左側分枝管路部44a及び右側分枝管路部44b
は全体として門型にされている。この荷卸し配管40は、
左右対称の形状になっているが、左右非対称の形状を採
ることもできる。直線パイプ30は、左側分枝管路部44a
及び右側分枝管路部44bの左側吐出口28a及び右側吐出口
28b側端部を相互に連通し、荷卸し配管20(図2)の場
合と同様な機能を達成する。
【0024】図6は別構造の荷卸し配管50をボトムロー
ディング式タンクローリ10の上方から示している。左側
吐出弁26a及び右側吐出弁26bは、タンク12の前後方向へ
相互にずれた位置となっている。荷卸し配管50は、上端
部を底弁16(図2)の下端部へ接続され垂直に垂下する
垂下部52と、垂下部52の下端部より左右へ分岐して垂下
部52より低い位置の左側吐出弁26a及び右側吐出弁26bへ
下降する左側分枝管路部54a及び右側分枝管路部54bとを
備えている。左側分枝管路部54a及び右側分枝管路部54b
は、それぞれ垂下部52に対して後方及び前方へ延び出し
ている。直線パイプ30は、図2の場合のように、ボトム
ローディング式タンクローリ10の左右方向へ平行にはな
らず、左右方向に対して前後方向へ傾斜して延びて、左
側分枝管路部54a及び右側分枝管路部54bの左側吐出弁26
a及び右側吐出弁26b側の端部を相互に接続している。
【0025】発明の実施の形態では、ボトムローディン
グ式タンクローリ10について説明しているが、荷卸し配
管40及び直線パイプ30等の構造はトップボトムローディ
ング式タンクローリにも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボトムローディング式タンクローリの概略側面
図である。
【図2】タンク室の下部をボトムローディング式タンク
ローリの後方から見た構成図である。
【図3】左側吐出口が右側吐出口より低い傾斜場所で右
側吐出口より油を荷卸しするときの残油の状態を示す図
である。
【図4】楕円弧パイプを装備する構造を示す図である。
【図5】別構造の荷卸し配管をボトムローディング式タ
ンクローリの後方から示す図である。
【図6】別構造の荷卸し配管をボトムローディング式タ
ンクローリの上方から示す図である。
【符号の説明】 10 ボトムローディング式タンクローリ(タンク
車) 14 タンク室 16 底弁 22 垂下部(共通管路部) 24a 左側分枝管路部(第1の分枝管路部) 24b 右側分枝管路部(第2の分枝管路部) 28a 左側吐出口(第1の吐出口) 28b 右側吐出口(第2の吐出口) 30 直線パイプ(連通用管路体、直線管路) 36 楕円弧パイプ(連通用管路体、非直線管路) 42 垂下部(共通管路部) 44a 左側分枝管路部(第1の分枝管路部) 44b 右側分枝管路部(第2の分枝管路部) 52 垂下部(共通管路部) 54a 左側分枝管路部(第1の分枝管路部) 54b 右側分枝管路部(第2の分枝管路部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)油を貯留する少なくとも1個のタ
    ンク室(14)、(b)前記タンク室(14)の底部に設けられ
    る底弁(16)、(c)前記底弁(16)を介して前記タンク室
    (14)へ連通する共通管路部(22,42,52)、(d)前記共通
    管路部(22,42,52)の下端部より低い位置でかつタンク車
    (10)の左右方向一方及び他方の側にそれぞれ配設される
    第1の吐出口(28a)及び第2の吐出口(28b)、(e)上端
    部において前記共通管路部(22,42,52)へ共通に接続され
    下端部においてそれぞれ前記第1の吐出口(28a)及び前
    記第2の吐出口(28b)へ接続されている第1の分枝管路
    部(24a,44a,54a)及び第2の分枝管路部(24b,44b,54b)、
    及び(f)前記共通管路部(22,42,52)の下側に配設され
    第1の分枝管路部(24a,44a,54a)及び第2の分枝管路部
    (24b,44b,54b)の下端部を相互に連通する連通用管路体
    (30,36)、を有していることを特徴とするタンク車。
  2. 【請求項2】 前記連通用管路体(30)は直線管路(30)で
    あることを特徴とする請求項1記載のタンク車。
  3. 【請求項3】 前記連通用管路体(36)は非直線管路(36)
    であることを特徴とする請求項1記載のタンク車。
  4. 【請求項4】 前記非直線管路(36)は上方へ凸に曲って
    いることを特徴とする請求項3記載のタンク車。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104499405A (zh) * 2014-12-18 2015-04-08 无锡华中科技有限公司 沥青倒罐系统
JP2015160661A (ja) * 2014-02-28 2015-09-07 昭和飛行機工業株式会社 タンク装置

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