JPH11105613A - バスの降車合図釦装置 - Google Patents

バスの降車合図釦装置

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JPH11105613A
JPH11105613A JP27612497A JP27612497A JPH11105613A JP H11105613 A JPH11105613 A JP H11105613A JP 27612497 A JP27612497 A JP 27612497A JP 27612497 A JP27612497 A JP 27612497A JP H11105613 A JPH11105613 A JP H11105613A
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JP
Japan
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signal
getting
bus
transmitter
button
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JP27612497A
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English (en)
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Takashi Habuka
深 ▲隆▼ 羽
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バスの車室内に立設される握り棒に降車合図
釦を設けるときその配線を握り棒内に通すような頻雑な
作業を全廃することを課題とする。 【解決手段】 バスの車体1内に立設される握り棒2の
適所に乗客による降車合図釦8の押圧操作により降車合
図信号を発信する送信器6を設けるとともに、車体の天
井部5に前記送信器6からの信号を受信する受信器7を
設け、この受信器7の受信信号により運転席に降車合図
の表示を行うようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バスの乗客が降車
する際に乗務員に降車の合図を行うための降車合図釦装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】乗合バスにおいては、降車しようとする
乗客からの合図を受けて乗務員(運転手)はその停留所
でバスを停車させ、乗客を降車させるようになされてい
る。
【0003】従来の乗合バスの降車合図は、車体の窓の
縦枠および天井に降車合図釦が配設され、降車しようと
する乗客はこの降車合図釦を押すことによって運転席に
ある表示部を点灯させ、降車しようとする乗客がいるこ
とが分るように構成されている。
【0004】ところで最近のバスは立っている乗客の安
全性を確保する面から車体内に立設される握り棒の本数
を増やす傾向にあり、これに伴って降車合図釦も手近な
箇所で押せるよう握り棒の所要高さ位置にも降車合図釦
が設けられるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかして上記のように
車内に立設される握り棒に降車合図釦を設けるには、握
り棒を構成するパイプ内に電線を通して車体の天井裏に
導き、天井裏を通して運転席の表示部へ導かなければな
らず、それには電線をパイプ内に盲状態で通す作業が必
要となって作業性がきわめて悪く、握り棒の本数が多い
場合には特に配線作業が頻雑となって作業能率が著しく
低いものとなる。
【0006】また握り棒はその上端が車体の天井部にブ
ラケットを介して固定されるため、握り棒内から車体の
天井裏へ通す電線は上記ブラケット内を通ることにな
り、そのためブラケットに握り棒を固定するネジ(タッ
ピンネジ)により電線に傷を付けやすく、導線不良をお
こしやすいなどの問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、車室内に立設
される握り棒内に配線する必要がなく、作業性を改善す
ることを課題とするもので、その課題を解決する手段と
して、バスの車体内に立設される握り棒の適所に乗客に
よる降車合図釦の押圧操作により降車合図信号を発信す
る送信器を設けるとともに、車体の天井部に前記送信器
からの信号を受信する受信器を設け、この受信器の受信
信号に基づき運転席に降車合図の表示を行うようにした
ことにある。
【0008】上記送信には、指向性の高い赤外線を用い
るのがよいが電波を用いてもよく、また送信器の電源と
して送信器に二次電池を内設し、送信器の外面(なるべ
く窓側に向く外面)に太陽電池を設置し、光電変換して
バッテリーとすることが電池交換の手数を省くとともに
ランニングコストの低減のうえで好ましい。
【0009】さらに送信器に信号を符号化して送信する
手段を、受信器にその信号を復調させる手段を設け、例
えば車椅子使用者用の降車合図釦による信号と通常の降
車合図釦による信号とを弁別するようにすれば、車椅子
使用者用の降車合図釦のための特別な配線を施す必要が
なくて車椅子使用者の降車を判別することができるほ
か、信号を符号化することにより機械的ノイズをキャン
セルすることができ、誤動作を防ぐ上で有効である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態を参照して説明する。
【0011】図1はバスの車室の半部を略示断面として
示すもので、車体1の車室内にパイプ材からなる所要本
数の握り棒2が立設され、この握り棒2の上下端はブラ
ケット3,3を介して車体1の床4および天井部5にネ
ジ等により固定されている。
【0012】上記握り棒2の上方位置には、図2に示す
ように送信器6が設けられ、車体1の天井部5には受信
器7が設けられている。
【0013】上記送信器6は、図3にブロック図を、図
4(A),(B)に具体的形態例を示すように、乗客が
押圧操作し得る降車合図釦8と、発信用のバッテリーと
なる電池9(二次電池)と、送信器6のケース10の外
面に集光セル11を有し前記電池9に充電する太陽電池
12と、前記降車合図釦8からの信号を符号化する符号
化手段13とを有し、前記ケース10の上面には無線送
信用の赤外線発信窓14が、またケース10の背面には
握り棒2の側面に取付けるため半円形状の凹部15aを
有する取付座15が設けられ、この取付座15を図示し
ないネジ等により握り棒2に取付けるように形成されて
いる。
【0014】図示の実施形態では降車合図釦8のケース
16と上記ケース10とは別体に構成されており、握り
棒2に対して取付ける向きをそれぞれ任意に選定するこ
とができるようになっていてコード16aで接続されて
いる。
【0015】前記受信器7は、前記送信器6から送信さ
れる赤外線を受信する受信部17と、受信した前記符号
化信号を復調させる復調手段18と、リレー接点19
(出力3A)とを有し、ケース16の下面には受光窓2
0が設けられ、両端に突出する取付座21,21により
天井部5にネジ止めされるようになっている。
【0016】図6は、握り棒2の上方部が車体1の構造
に伴って一方向に屈曲されている場合の送信器6の取付
け状態を示すもので、(A)は降車合図釦8を設ける側
に対し握り棒2の上方部が後方に屈曲されている場合で
あり、このような場合には送信器6に対し握り棒2の屈
曲部2aが妨げにはならないので昇降合図釦8の直上位
置で同じ向きに送信器6のケース10を取付けるように
する。また図6(B)は、降車合図釦8を設ける側に握
り棒2の上方部が屈曲されている場合であり、このよう
な場合には握り棒2の屈曲部2aが赤外線の進路を妨げ
ることになるので、送信器6のケース10は降車合図釦
8とは反対側に取付けるようにする。
【0017】なお受信器7への配線は天井部5の裏面か
らなされ、電源に接続される。
【0018】本発明は上記の構成であるから、降車合図
釦8が押されたことによる信号は送信器6から指向性の
高い赤外線によって送られ、天井部5の受信器7で受け
て降車合図釦コントロール装置へ送られ、運転席の表示
部に表示される。この場合、降車合図の信号は各降車合
図釦8ごとに符号化手段13により個有の符号化がなさ
れて送信され、対応する天井部5の受信器7により受信
したのち復調手段18により符号の復調が行われるの
で、ノイズ等の凝似信号による誤動作が防がれる。また
複数の降車合図釦8が近接して取付けられている場合で
も、特定の降車合図釦8の信号を弁別することができる
ので、例えば一般乗客による降車合図と車椅子使用者に
よる降車合図とを識別することができる利点である。
【0019】なお上記の説明では降車合図信号を赤外線
を用いた場合について説明したが、これを電波による送
信に変えることは任意であり、この場合には一つの送信
器6に対し近隣エリアの受信器で受信することができる
ので、コストを抑えることが可能となる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、バ
スの車室内に立設される握り棒に降車合図釦を設ける場
合にその電気配線を握り棒内を通して行う必要がなく、
作業性を著しく改善することができるとともに、握り棒
を固定するためのタッピンネジや内部に存在する構成部
材の鋭角部に接触することによる断線等の損傷を防ぐこ
とができ、配線の信頼性を高めることができる。
【0021】また送信に赤外線を用いれば、指向性を高
め、確実な送信ができ、信頼性を一層高めることがで
き、送信に電波を用いれば受信器を1対1の関係に設け
る必要がなく、コストをさげることができる。さらに送
信器の電源部に太陽電池を用いれば、電池の交換作業が
不要となり、メンテナンス性をよくすることができる。
加えて送信信号を符号化することにより、ノイズによる
影響がなく、確実な信号の伝達ができるとともに降車合
図を識別してその信号発信者に個別に対応することが可
能となるなどの種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】バス車体の半部の略示断面図。
【図2】本発明の概略を示す構成図。
【図3】同、ブロック図。
【図4】(A),(B)は送信器のケースを示し、
(A)は正面図、(B)は平面図。
【図5】(A),(B)は受信器のケースを示し、
(A)は下面図、(B)は側面図。
【図6】(A),(B)は握り棒の上方部が屈曲してい
る場合の送信器の取付け態様を示す説明図。
【符号の説明】
1 車体 2 握り棒 4 床 5 天井部 6 送信器 7 受信器 8 降車合図釦 10,16 ケース 20 受光窓

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バスの車体内に立設される握り棒の適所に
    乗客による降車合図釦の押圧操作により降車合図信号を
    発信する送信器を設けるとともに、車体の天井部に前記
    送信器からの信号を受信する受信器を設け、この受信器
    の受信信号により運転席に降車合図の表示を行うように
    したことを特徴とするバスの降車合図釦装置。
  2. 【請求項2】前記送信に赤外線を用いる請求項1記載の
    バスの降車合図釦装置。
  3. 【請求項3】前記送信に電波を用いる請求項1記載のバ
    スの降車合図釦装置。
  4. 【請求項4】前記送信器の電源を太陽電池とされている
    請求項1記載のバスの降車合図釦装置。
  5. 【請求項5】前記送信器は、その送信信号を符号化する
    符号化手段を備え、前記受信器は上記符号化信号を復調
    させる復調手段を備えている請求項1記載のバスの降車
    合図釦装置。
JP27612497A 1997-10-08 1997-10-08 バスの降車合図釦装置 Withdrawn JPH11105613A (ja)

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JP27612497A JPH11105613A (ja) 1997-10-08 1997-10-08 バスの降車合図釦装置

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JP27612497A Withdrawn JPH11105613A (ja) 1997-10-08 1997-10-08 バスの降車合図釦装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010111890A (ko) * 2000-06-14 2001-12-20 조승연 인터넷에서의 전자상거래 서비스방법
JP2008090669A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Lecip Corp 降車信号通信装置
EP1688902A3 (de) * 2005-02-07 2008-12-10 Scancount-electronic GmbH Signalisierungseinrichtung für Verkehrsmittel zur öffentlichen Personenbeförderung
KR101125355B1 (ko) 2010-08-09 2012-03-27 기아자동차주식회사 하프 미러가 코팅된 램프 장착형 그랩바
JP2015182548A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 レシップホールディングス株式会社 降車ボタン装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050104