JPH11105586A - 銅又は銅合金被覆鋼トロリ線の製造方法 - Google Patents

銅又は銅合金被覆鋼トロリ線の製造方法

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JPH11105586A
JPH11105586A JP27155397A JP27155397A JPH11105586A JP H11105586 A JPH11105586 A JP H11105586A JP 27155397 A JP27155397 A JP 27155397A JP 27155397 A JP27155397 A JP 27155397A JP H11105586 A JPH11105586 A JP H11105586A
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JP
Japan
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copper
steel wire
extruded
coated steel
wire
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JP27155397A
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English (en)
Inventor
Yosuke Ohata
要介 大畑
Tsukasa Yamada
宰 山田
Yoshihisa Ota
敬久 太田
Jiyunichi Kusakai
淳一 草階
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 芯材である鋼線とこれに被覆される銅又は銅
合金素材との接合性を向上させることができ、高強度及
び高硬度の鋼線を使用しても銅又は銅合金被覆鋼トロリ
線を安定して製造することができる銅又は銅合金被覆鋼
トロリ線の製造方法を提供する。 【解決手段】 硬鋼線7の周囲に銅又は銅合金素材1を
コンフォームにより押出して被覆し押出被覆鋼線12を
形成した後、この押出被覆鋼線12の温度を400℃以
上、圧下率を10乃至40%として押出被覆鋼線12を
熱間圧延する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレールに沿って架設
されパンタグラフ等を介して電車に給電する架線に使用
される銅又は銅合金被覆鋼トロリ線の製造方法に関し、
特に、芯材である鋼線と被覆材である銅又は銅合金素材
との接合性が高い銅又は銅合金被覆鋼トロリ線の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄道用のトロリ線には銅又は銅合
金(以下、銅及び銅合金を総称して銅という)線が使用
されているが、電車の高速運行のためには十分な強度が
得られない。このため、高い強度を有するトロリ線が要
望されており、このような高い強度を有するトロリ線と
して、鋼線からなる芯材に銅素材が被覆された銅被覆鋼
トロリ線が提案され(特公平2−11460号公報)、
新幹線等の高速運行電車用として使用されている。この
従来の銅被覆鋼トロリ線の製造方法は以下のとおりであ
る。先ず、鋼線を銅の溶湯中に連続的に浸漬し、鋼線の
周囲に銅素材を凝固させて付着する。次に、一定の温度
で熱間圧延することにより銅被覆鋼線素線を作製する。
そして、伸線加工することにより銅被覆鋼トロリ線を製
造する。
【0003】この従来の製造方法においては、鋼線を銅
の溶湯中に浸漬し、鋼線の表面に銅溶湯を付着する際
に、鋼線の表面は銅溶湯との濡れ性を良くするために極
めて平滑な活性状態である必要がある。このため、極め
て厳密な管理の下で、鋼線表面の前処理を行う必要があ
る。
【0004】前処理方法としては、例えば、酸洗い、シ
ョットブラスト及びブラシ研磨等があり、鋼線表面に存
在する酸化皮膜等の汚れ等を除去することができる。し
かし、鋼線表面の平滑性が低く、表面に均一に銅素材を
付着し凝固させることができない。このため、芯材であ
る鋼線と銅素材との界面に空隙及び接合不良部が残留し
てしまう。
【0005】そこで、実際には、特殊な加工が施された
工具ダイス(以下、皮剥ダイスという)により前処理と
して鋼線表面を連続的に皮剥しながら、真空排気された
ハウジング内に鋼線を導入し、真空状態を保ったまま銅
の溶湯中に浸漬する方法が行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
皮剥ダイスを使用する製造方法では、炭素含有量が0.
35重量%以下の低強度の鋼線しか使用できないという
重大な欠点があった。これは、芯材として炭素含有量が
0.35重量%を超えるような所謂硬鋼線を使用した場
合には、製造中に皮剥ダイスの刃先が欠けやすく寿命が
極めて短くなり、製造が安定しなくなるためである。従
って、この製造方法では炭素含有量が0.35重量%以
下の低強度の鋼線のみしか使用することができない。こ
の鋼線から製造される銅被覆鋼トロリ線の強度は日本国
内で標準的に使用されている長手方向と直交する方向の
断面積が110mm2サイズのもので67kgf/m
2、170mm2サイズのもので66kgf/mm2
度が最高値であり、今後の更なる電車の高速化に対応す
るための高い強度を得ることはできない。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、芯材である鋼線とこれに被覆される銅又は
銅合金素材との接合性を向上させることができ、高強度
及び高硬度の鋼線を使用しても銅又は銅合金被覆鋼トロ
リ線を安定して製造することができる銅又は銅合金被覆
鋼トロリ線の製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る銅又は銅合
金被覆鋼トロリ線の製造方法は、鋼線の周囲に銅又は銅
合金素材をコンフォームにより押出して被覆し銅押出被
覆鋼線を形成する工程と、この銅押出被覆鋼線の温度を
400℃以上、圧下率を10乃至40%として前記銅押
出被覆鋼線を熱間圧延する工程とを有することを特徴と
する。
【0009】本発明においては、コンフォームにより鋼
線の表面に銅又は銅合金素材を被覆して銅押出被覆鋼線
を形成した後、この銅押出被覆鋼線を適切な温度及び圧
下率で熱間圧延しているので、鋼線と銅又は銅合金素材
との間に原子の拡散が起こりやすく、前処理として皮剥
を行わなくとも十分な接合性が得られる。これにより、
芯材として硬質で高強度の硬鋼線を使用しても不具合が
生じることがなく、銅又は銅合金被覆鋼トロリ線を安定
して製造することができる。
【0010】銅押出被覆鋼線の熱間圧延温度が400℃
未満であると、鋼線及び銅素材間の原子の拡散が不十分
となり十分な接合性を得ることができない。従って、熱
間圧延中の銅押出被覆鋼線の温度は400℃以上とす
る。
【0011】また、熱間圧延における圧下率が10%未
満であると、鋼線及び銅素材の界面において十分な圧力
が印加されず、高い接合性を得ることができない。一
方、圧下率が40%を超えると、接合性は高いものの、
銅被覆層が著しく変形するため所望の銅被覆率を有する
製品とすることができない。従って、熱間圧延における
圧下率は10乃至40%とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例方法つい
て、添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は本
発明の実施例方法に使用される押出加工装置を示す模式
的断面図である。本実施例方法に使用される押出加工装
置には芯材である鋼線の表面に付着した酸化皮膜及び油
分等を除去する前処理装置8が配設されている。前処理
装置8としては、酸洗い、ショットブラスト若しくはブ
ラシ研磨又はこれらの組み合わせを行う装置が使用さ
れ、複数台配設されてもよい。前処理装置8の次工程側
には誘導加熱装置9が配設されている。この誘導加熱装
置9には供給管18が接続されており、供給管18の誘
導加熱装置9に対して逆側の端部にはダイチャンバ6が
接続されている。
【0013】ダイチャンバ6には鋼線に被覆される銅素
材を押出すコンフォーム17が接続されている。このコ
ンフォーム17は回転駆動するホイール2と、その外側
に設けられ固定されたシューブロック3と、ホイール2
とシューブロック3との間に形成された導入路4と、ホ
イール2の外周に沿って形成された導入路4の方向を変
えるアバットメント5とから構成されている。そして、
導入路4の端部はダイチャンバ6に接続されている。ま
た、ダイチャンバ6はシューブロック3の内部に設けら
れている。
【0014】図2はダイチャンバを示す模式的断面図で
ある。ダイチャンバ6は鋼線に銅素材を被覆するための
チャンバ11を形成するダイ19と、チャンバ11と供
給管18とを接続するニップル10と、鋼線に銅素材が
被覆されて形成される銅押出被覆鋼線の形状を調節する
ダイス13とにより構成されている。
【0015】そして、コンフォーム17の次工程側に
は、銅押出被覆鋼線を熱間圧延ロール14aにより熱間
圧延する熱間圧延機14が配設されており、その次工程
側には、銅押出被覆鋼線を冷却する冷却槽15が配設さ
れている。更に、その次工程側には、押出時に鋼線7に
負荷される次工程側への張力を調節する引き取り機16
が配設されており、その次工程側には、銅押出被覆鋼線
を巻き取る巻き取り機20が配設されている。
【0016】次に、上述の押出加工装置を使用した実施
例方法について説明する。図1に示すように、先ず、銅
素材1をその表面に付着した酸化皮膜及び油分等の汚れ
が完全に除去された状態で導入路4に導入する。そし
て、ホイール2を矢印方向に回転させ、銅素材1を導入
路4の中にホイール2の外周に沿って連続的に供給する
と共に、銅素材1をシューブロック3とホイール2との
間の摩擦熱及び圧力により加熱して可塑流動的な状態と
する。そして、アバットメント5において、銅素材1の
移動する方向を変え、可塑流動的な状態でダイチャンバ
6内のチャンバ11に押出す。
【0017】一方、芯材については、鋼線7を前処理装
置8に供給して、その表面に酸化皮膜又は油分等の汚れ
が残留しないように清浄化する。そして、誘導加熱装置
9に供給する。ここで、鋼線7の表面を加熱し、直ちに
供給管18及びニップル10を介して鋼線7をチャンバ
11に供給する。
【0018】そして、チャンバ11に供給した鋼線7に
そこに押出した可塑流動的な状態の銅素材1をその表面
に被覆して銅押出被覆鋼線12を形成する。次いで、ダ
イス13により所望の形状を有するように銅押出被覆鋼
線12を押出して熱間圧延機14に供給する。
【0019】次に、熱間圧延機14内で銅押出被覆鋼線
12をその温度が400℃以上、圧下率が10乃至40
%の条件で熱間圧延ロール14aにより熱間圧延する。
そして、銅押出被覆鋼線12を冷却槽15で冷却し、引
き取り機16によって張力を調節しながら、巻き取り機
20により巻き取る。
【0020】なお、冷却槽は熱間圧延温度を調節するた
め及び銅押出被覆鋼線表面の銅被覆層の酸化を抑制する
ために、熱間圧延機14の前工程側及び後工程側の両方
に配置されていてもよい。
【0021】本実施例方法によれば、コンフォーム17
により鋼線7の表面に銅素材1を高圧で圧接して押出し
た後に、400℃以上の温度及び10乃至40%の圧下
率で押出被覆鋼線12を熱間圧延しているので、鋼線と
銅被覆層との接合強度が極めて高い。従って、鋼線7に
銅素材1を被覆する工程の前処理として従来実施されて
いる皮剥を行わずに、酸洗い、ショットブラスト若しく
はブラシ研磨又はこれらの組み合わせを行った場合に
も、十分に高い鋼線7と銅素材1との接合性を得ること
ができ、所望の銅被覆率を有する銅被覆鋼トロリ線用の
銅押出被覆鋼線12を製造することができる。このよう
に、本実施例方法では、皮剥を行なわなくても高い接合
性が得られるので、芯材として炭素含有量が0.35重
量%を超える硬鋼線材を使用しても不具合が生じること
がなく、これにより、硬鋼線材を使用して接合性が良好
であり高速電車用として十分に強度が高い高強度銅被覆
鋼トロリ線用の銅押出被覆鋼線を製造することができ
る。
【0022】なお、鋼線の材料は特に限定されるもので
はない。安価で強度が高い硬鋼線の他、軽量化及び高強
度化に好適なステンレス鋼等の合金鋼を使用することも
できる。つまり、鋼線の靱性又は伸線性に悪影響を及ぼ
さない程度に、例えば、C、N、S、Si、Ni、Zr、
Cr、Co、Ti、Mg、Mo、Mn、Sn及びAl等
を1種又は組み合わせて含有する鋼線を使用してもよ
い。
【0023】また、鋼線の長手方向と直交する方向の断
面形状は特に限定されるものではない。例えば、円、楕
円、矩形及び四角形とすることができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について、その特許請
求の範囲から外れる比較例と比較して具体的に説明す
る。
【0025】第1実施例 先ず、直径が12mmであるJIS C 1020無酸素
銅線の表面に付着した酸化物及び油分等の汚れを除去し
た後、この銅線を回転可能なホイールと固定されたシュ
ーブロックとにより形成された導入路に連続的に供給し
た。このとき、ホイールとシューブロックとの間の摩擦
熱及び圧力により銅線を加熱し可塑流動的な状態な銅素
材とした。
【0026】一方、直径が10mmでありJIS G 3
506に示される炭素含有量が0.63重量%であるS
WRH62A硬鋼線からなる鋼線を前処理としてショッ
トブラストによりその表面に付着した酸化皮膜及び油分
等の汚れを除去した後、誘導加熱装置を使用してその表
面を加熱した。その後直ちに、その状態を保ったまま鋼
線をダイチャンバ内に誘導し、可塑流動的な状態の銅素
材を鋼線の表面に押出して被覆した。そして、ダイスに
より外径が22mmの銅押出被覆鋼線を押出した。な
お、このときの銅押出被覆鋼線の銅被覆率の目標値は8
0%である。更に、この銅押出被覆鋼線を予備冷却槽で
冷却した後、下記表1に示す条件の下で銅押出被覆鋼線
に熱間圧延を施して銅被覆鋼トロリ線用の銅押出被覆鋼
線とした。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】次に、芯材である鋼芯と被覆された銅素材
との接合性の評価及び銅被覆率の測定を行った。
【0030】接合性については、カッターで切断した際
の切断破面及び長手方向への引張試験を行った際の引張
破面について、10倍の拡大鏡を使用して観察し、鋼芯
と銅素材との間の剥離を評価した。このとき、剥離が生
じていなかったものを○、僅かな剥離が生じていたもの
を△、大きな剥離が生じていたものを×とした。
【0031】また、銅被覆率については、銅被覆鋼トロ
リ線用の銅押出被覆鋼線の長手方向に垂直な断面におけ
る銅被覆層の断面積を測定し、銅被覆率を算出した。な
お、銅被覆率が78乃至82%であるものを良好である
と評価した。これらの結果を下記表3及び4に示す。
【0032】
【表3】
【0033】
【表4】
【0034】上記表3及び4に示すように、実施例1乃
至6においては、適切な温度及び圧下率の下で銅押出被
覆鋼線に熱間圧延を施しているので、鋼芯と銅被覆層と
の接合性が良好である銅被覆鋼トロリ線を安定して製造
することができた。
【0035】一方、比較例7乃至15においては、熱間
圧延時の銅押出被覆鋼線の温度が本発明範囲の下限未満
であるので、鋼芯と銅被覆層との接合性が不十分であっ
た。
【0036】比較例16乃至19においては、熱間圧延
における圧下率が本発明範囲の下限未満であるので、鋼
芯と銅被覆層との接合性が不十分であった。
【0037】比較例20乃至23においては、熱間圧延
における圧下率が本発明範囲の上限を超えているので、
銅被覆層が著しく変形し銅被覆率が目標としたものから
著しく外れ、安定して銅被覆鋼トロリ線を製造すること
ができなかった。
【0038】第2実施例 先ず、外径が10mmであり下記表5に示す炭素含有量
の鋼線を使用して、熱間圧延温度を500℃、圧下率を
20%とし、第1実施例と同様にして、銅被覆鋼トロリ
線用の銅押出被覆鋼線を製造した。次に、下記表5に示
す断面積となるまで冷間伸線加工した。なお、実施例2
4及び26に使用された鋼線はSWRH62A硬鋼線で
あり、実施例25及び27に使用された鋼線はSWRH
82A硬鋼線である。また、第2実施例において、比較
例とは、皮剥を行う従来の方法により銅被覆鋼トロリ線
を製造する際に使用されてきた鋼線を使用した例をい
う。
【0039】
【表5】
【0040】そして、伸線加工された各実施例及び比較
例の銅押出被覆鋼線の引張強度及び導電率を測定した。
この結果を下記表6に示す。
【0041】
【表6】
【0042】上記表6に示すように、実施例24乃至2
7においては、適切な量の炭素を含有する硬鋼線を使用
しているので鋼線自体の強度が高く、導電率を低下させ
ることなく、高い強度を有する銅被覆鋼トロリ線を得る
ことができた。
【0043】一方、比較例28及び29においては、炭
素含有量が低い軟鋼線を芯材として使用したので、硬鋼
線を使用した場合と比して、高い引張強度を得ることが
できなかった。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
銅押出被覆鋼線を400℃以上の温度及び10乃至40
%の圧下率で熱間圧延しているので、芯材である鋼線と
これに被覆される銅又は銅合金素材との間に原子の拡散
が起こりやすく、前処理として皮剥を行わなくとも十分
な接合性が得られる。これにより、芯材として硬質で高
強度の硬鋼線を使用しても不具合が生じることがなく、
銅又は銅合金被覆鋼トロリ線を安定して製造することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例方法に使用される押出加工装置
を示す模式的断面図である。
【図2】ダイチャンバを示す模式的断面図である。
【符号の説明】
1;銅素材 2;ホイール 3;シューブロック 4;導入路 5;アバットメント 6;ダイチャンバ 7;鋼線 8;前処理装置 9;誘導加熱装置 10;ニップル 11;チャンバ 12;銅押出被覆鋼線 13;ダイス 14;熱間圧延機 14a;熱間圧延ロール 15;冷却槽 16;引き取り機 17;コンフォーム 18;供給管 19;ダイ 20;巻き取り機
フロントページの続き (72)発明者 草階 淳一 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼線の周囲に銅又は銅合金素材をコンフ
    ォームにより押出して被覆し銅押出被覆鋼線を形成する
    工程と、この銅押出被覆鋼線の温度を400℃以上、圧
    下率を10乃至40%として前記銅押出被覆鋼線を熱間
    圧延する工程とを有することを特徴とする銅又は銅合金
    被覆鋼トロリ線の製造方法。
JP27155397A 1997-10-03 1997-10-03 銅又は銅合金被覆鋼トロリ線の製造方法 Pending JPH11105586A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100724656B1 (ko) 2004-10-20 2007-06-04 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 와이어 절연 라인

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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