JPH11105570A - 自動変速機のシフトレバー操作装置 - Google Patents

自動変速機のシフトレバー操作装置

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JPH11105570A
JPH11105570A JP26741297A JP26741297A JPH11105570A JP H11105570 A JPH11105570 A JP H11105570A JP 26741297 A JP26741297 A JP 26741297A JP 26741297 A JP26741297 A JP 26741297A JP H11105570 A JPH11105570 A JP H11105570A
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JP
Japan
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lock
key
lever
key lock
shift lever
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Application number
JP26741297A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Arakawa
哲也 荒川
Yoshimasa Kataumi
好正 片海
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Jtekt Column Systems Corp
Original Assignee
Fuji Kiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 パーキングポジションにシフトされているシ
フトレバーのロックを、手動で、かつエンジンキーなし
で解除できるようにする。 【解決手段】 キーインタロック機構に連係された第1
のキーロックレバー110と、この第1のキーロックレ
バー110と同一の軸着部に軸着されると共に、付勢手
段としてのねじりコイルスプリング113により第1の
キーロックレバー110と一体的に回動し得るように連
結され、かつ、第1のキーロックレバー110がセレク
タ部材50との係合状態でロック位置のロック部材70
に対してアンロック位置への回動を規制するよう係合可
能に形成された第2のキーロックレバー111と、この
第2のキーロックレバー111とロック位置にあるロッ
ク部材70との係合を手動で強制的に解除させると共
に、ロック位置にあるロック部材70をアンロック位置
に手動で強制的に回動させる強制ロック解除機構120
とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車等におけ
る自動変速機のシフトレバー操作装置に係り、特に、車
体側に固定されたステアリングコラムの側部に配置され
ると共に、キーインタロック機構に連係された自動変速
機のシフトレバー操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の自動変速機のシフトレバー操作
装置は、パーキングポジションにシフトされているシフ
トレバーは、ロック部材によりシフトロックされてい
る。このロック部材はアクチュエータとしてのソレノイ
ドの駆動によってロック位置からアンロック位置に回動
するように設定されている。
【0003】すなわち、シフトレバーをパーキングポジ
ションにシフトすると、ソレノイドが通電状態となって
ロック部材をロック位置に回動させ、これによりシフト
レバーをパーキングポジションにシフトロックすること
ができ、また、発進時にブレーキを踏むとソレノイドが
非通電状態となってロック部材をアンロック位置に回動
させ、シフトレバーをパーキングポジションから他のポ
ジションにシフトすることができるように設定されてい
る。
【0004】また、シフトレバーをパーキングポジショ
ンにシフトしたときのみキーインタロック機構からエン
ジンキーを抜き取ることができ、このエンジンキーを抜
き取ったパーキング状態では、ロック部材とキーインタ
ロック機構との間に配置されたキーロックレバーがロッ
クされ、このロックされたキーロックレバーによりロッ
ク位置にあるロック部材のアンロック方向への回動を規
制している。
【0005】そして、シフトレバーをパーキングポジシ
ョンから他のポジションにシフトチェンジするときは、
エンジンキーをキーインタロック機構に挿入して操作す
ることによりキーロックレバーのロックが解除され、ロ
ック部材をアンロック方向へ回動できるように構成され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シフト
レバーをパーキングポジションから他のポジションにシ
フトチェンジするとき、電気系統の故障などが発生する
と、ソレノイドが作動しない場合がある。このような場
合には、ロック部材のアンロック位置への回動が不能と
なり、シフトレバーはパーキングポジションにシフトさ
れたままとなる。また、シフトレバーをパーキングポジ
ションから他のポジションにシフトチェンジするとき
は、エンジンキーをキーインタロック機構に差し込んで
操作し、キーロックレバーのロックを解除する必要があ
るが、なんらかの事情でエンジンキーなしで人力で自動
車を移動させたい場合があり、その対策が望まれてい
た。
【0007】この発明は、上記した問題点を解決すべく
なされたもので、その目的とするところは、パーキング
ポジションにシフトされているシフトレバーのシフトロ
ックを、手動で、かつエンジンキーなしで解除できるよ
うにした自動変速機のシフトレバー装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る請求項1の自動変速機のシフトレバ
ー操作装置では、ステアリングコラムの側部で回動可能
に支持されたコントロールチューブと、このコントロー
ルチューブに軸線方向に起伏可能に軸着されたシフトレ
バーと、前記コントロールチューブ内に挿入され前記シ
フトレバーの操作に伴って軸線方向に移動するととも
に、コントロールチューブと一体で回動するコンプレッ
ションロッドと、このコンプレッションロッドに固定さ
れたセレクタ部材と、このセレクタ部材が選択的に係合
する複数のディテント溝を設けるとともに、前記コント
ロールチューブの反シフトレバー側端部を回動可能に支
持するディテントブラケットと、前記シフトレバーをパ
ーキングポジションにシフトしたときのみエンジンキー
が抜き差し可能なキーインタロック機構に連係すると共
に、ブレーキに連動して前記シフトレバーをパーキング
ポジションから他のポジションへの移動を規制するよう
にしたロック機構とを備えた自動変速機のシフトレバー
操作装置であって、前記ロック機構は、パーキングポジ
ションにあるときの前記セレクタ部材と係合して前記シ
フトレバーのセレクト操作を規制可能に形成されると共
に、前記セレクタ部材と係合するロック位置から係合解
除されるアンロック位置まで移動するよう前記コントロ
ールチューブと同軸で回動可能に支持され、かつ、ブレ
ーキに連動するアクチュエータに連結されたロック部材
と、前記ディテントブラケットに回動可能に軸着され、
パーキングポジションにあるときの前記セレクタ部材に
対し反セレクト方向側に係合可能に形成されると共に、
伝達部材を介して前記キーインタロック機構に連係され
た第1のキーロックレバーと、この第1のキーロックレ
バーと同一の軸着部に軸着されると共に、付勢手段によ
り前記第1のキーロックレバーと一体的に回動し得るよ
う連結され、かつ、前記第1のキーロックレバーが前記
セレクタ部材との係合状態でロック位置の前記ロック部
材に対してアンロック位置への回動を規制するよう係合
可能に形成された第2のキーロックレバーと、この第2
のキーロックレバーとロック位置にある前記ロック部材
との係合を手動で強制的に解除させると共に、ロック位
置にある前記ロック部材をアンロック位置に手動で強制
的に回動させる強制ロック解除機構とを備えたことを特
徴としている。
【0009】また、請求項2の自動変速機のシフトレバ
ー操作装置では、強制ロック解除機構は、ロック位置に
あるロック部材と係合している第2のキーロックレバー
を手動で強制的に解除させるよう前記第2のキーロック
レバーに設けられた第2のキーロックレバー強制駆動手
段と、この第2のキーロックレバー強制駆動手段の駆動
に連動してアクチュエータを強制駆動させロック位置に
ある前記ロック部材をアンロック位置に回動させるよう
前記第2のキーロックレバーと前記アクチュエータとの
間に設けられたアクチュエータ強制駆動手段とからなる
ことを特徴としている。
【0010】そして、上記のように請求項1に係る発明
においては、シフトレバーがパーキングポジションにシ
フトロックされているとき、強制ロック解除機構により
ロック位置にあるロック部材をアンロック位置に強制的
に回動させることができるので、エンジンキーがない場
合や、電気系統の故障などでアクチュエータが固定され
た場合でも、シフトレバーのシフトロックを解除し、シ
フトレバーをパーキングポジションから他のポジション
にシフトチェンジすることができる。
【0011】また、請求項2に係る発明においては、第
2のキーロックレバー強制駆動手段により、ロック位置
にあるロック部材と第2のキーロックレバーとの係合を
手動で強制的に離脱させることができるので、エンジン
キーがない場合でもパーキングポジションにシフトされ
ているシフトレバーのシフトロックを解除することがで
きる。さらに、アクチュエータ強制駆動手段により、ロ
ック位置にあるロック部材をアンロック位置に手動で強
制的に回動させることができるので、電気系統の故障な
どでアクチュエータが駆動しない場合でも、パーキング
ポジションにシフトされているシフトレバーのシフトロ
ックを解除することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図1
〜図13を参照して説明する。
【0013】図において、Eは車両用の自動変速機のシ
フトレバー操作装置で、ステアリングコラム11の側部
で回動可能に支持されたコントロールチューブ10と、
このコントロールチューブ10に軸線方向に起伏可能に
軸着されたシフトレバー20と、コントロールチューブ
10内に挿入されシフトレバー20の操作に伴って軸線
方向に移動するとともに、コントロールチューブ10と
一体で回動するコンプレッションロッド30と、このコ
ンプレッションロッド30に固定されたセレクタ部材5
0と、このセレクタ部材50が選択的に係合する複数の
ディテント溝62を設けるとともに、前記コントロール
チューブ10の反シフトレバー側端部を回動可能に支持
するディテントブラケット60と、シフトレバー20を
パーキングポジションにシフトしたときのエンジンキー
(図示せず)が抜き差し可能な公知のキーインタロック
機構(図示省略)に連係すると共に、ブレーキ(図示せ
ず)に連動してシフトレバー20のパーキングポジショ
ンから他のポジションへの移動を規制するようにしたロ
ック機構Rを備えている。
【0014】そして、このロック機構Rは、パーキング
ポジションにあるときのセレクタ部材50と係合してシ
フトレバー20のセレクト操作を規制可能に形成される
と共に、セレクタ部材50と係合するロック位置から係
合解除されるアンロック位置まで移動するようコントロ
ールチューブ10と同軸で回動可能に支持され、かつ、
ブレーキに連動するアクチュエータとしてのソレノイド
100に連結されたロック部材70と、ディテントブラ
ケット60に回動可能に軸着され、パーキングポジショ
ンにあるときのセレクタ部材50に対し反セレクト方向
側に係合可能に形成されると共に、伝達部材としてのキ
ーロックケーブル112を介してキーインタロック機構
に連係された第1のキーロックレバー110と、この第
1のキーロックレバー110と同一の軸着部に軸着され
ると共に、付勢手段としてのねじりコイルスプリング1
13により第1のキーロックレバー110と一体的に回
動し得るように連結され、かつ、第1のキーロックレバ
ー110がセレクタ部材50との係合状態でロック位置
のロック部材70に対してアンロック位置への回動を規
制するよう係合可能に形成された第2のキーロックレバ
ー111と、この第2のキーロックレバー111とロッ
ク位置にあるロック部材70との係合を手動で強制的に
解除させると共に、ロック位置にあるロック部材70を
アンロック位置に手動で強制的に回動させる強制ロック
解除機構120とを備えている。
【0015】また、この強制ロック解除機構120は、
ロック位置にあるロック部材70と係合している第2の
キーロックレバー111を手動で強制的に解除させるよ
う第2のキーロックレバー111に設けられた第2のキ
ーロックレバー強制駆動手段121と、この第2のキー
ロックレバー強制駆動手段121の駆動に連動してソレ
ノイド100を強制駆動させロック位置にあるロック部
材70をアンロック位置に回動させるよう第2のキーロ
ックレバー111とソレノイド100との間に設けられ
たアクチュエータ強制駆動手段122とからなってい
る。
【0016】さらに、この発明の実施形態の構造を詳細
に説明する。
【0017】コントロールチューブ10は、一端部側に
中空状のソケット10aが突設されている。コントロー
ルチューブ10の一端部にはブッシュ12が圧入されて
おり、このブッシュ12に車体側に固定されたステアリ
ングコラム11に形成した取付ブラケット13に取り付
けた取付軸14が挿入されている。これによって、コン
トロールチューブ10の一端部側は、取付ブラケット1
3を介してステアリングコラム11に回動可能に支持さ
れている。また、コントロールチューブ10の他端部側
は、後記ディテントブラケット60に回動可能に支持さ
れている。
【0018】シフトレバー20の基部は、軸着部21と
係合部22とからなり、先端部にはノブ23が取り付け
られている。軸着部21はコントロールチューブ10の
ソケット10a内に取付ピン24により軸着されてお
り、係合部22は球状に形成され、コンプレッションロ
ッド30に形成された凹部31に係合している。
【0019】コンプレッションロッド30は、コントロ
ールチューブ10内に軸線方向に摺動可能に挿入されて
おり、反シフトレバー側端部L1 は、外方に突出してい
る。また、コンプレッションロッド30の中間部に形成
された平坦部32には、後記取付ピン84を遊嵌する長
孔33が形成されている。この長孔33の長さは、コン
プレッションロッド30の軸線方向の移動に支障がない
ように十分長く設定されている。
【0020】また、コンプレッションロッド30は、リ
ターンスプリング40により図3中矢印A方向に付勢さ
れており、このリターンスプリング40は、後記アーム
部材80の取付チューブ81の右端面と、この右端面の
右方においてコンプレッションロッド30に植設された
スプリング受けピン41との間に一対のスプリングシー
ト42を介してコンプレッションロッド30に巻装され
ている。
【0021】ディテントブラケット60は、コントロー
ルチューブ10の反シフトレバー側端部L1 の左方に位
置せしめてステアリングコラム11の側部に固定されて
おり、コントロールチューブ10の軸線と直交して形成
されたディテントプレート61にディテント溝62が設
けられている。このディテント溝62は、パーキング、
リバース、ニュートラル、ドライブ、2速及び1速の各
シフトポジションと対応する位置に形成された複数の溝
からなっている。
【0022】セレクタ部材50は、プレート状で、コン
トロールチューブ10の反シフトレバー側端部L1 に固
定された取付チューブ81から外方に突出したコンプレ
ッションロッド30の反シフトレバー側端部L1 に軸線
と直交して一体的に固定されており、図5に示すよう
に、右方に延出した部分にディテントプレート61のデ
ィテント溝62に選択的に係合する複数の段部からなる
ディテント部51と、このディテント部51に連続して
形成されたL字状の係合部52とが形成されている。
【0023】アーム部材80は、コントロールチューブ
10内に挿着される取付チューブ81と、この取付チュ
ーブ81の一端部に直交して固定された保持部82、及
びこの保持部82をインサートした合成樹脂製のアーム
部83からなっている。取付チューブ81は、コントロ
ールチューブ10の反シフトレバー20側端部L内周面
に嵌挿され、コンプレッションロッド30の長孔33に
遊嵌する取付ピン84によりコントロールチューブ10
に固定されており、取付ピン84には、常には図3に示
すようにリターンスプリング40のスプリング力により
コンプレッションロッド30の長孔33の左端面が圧接
している。
【0024】また、取付チューブ81は、ディテントブ
ラケット60に圧入されたブッシュ85、このブッシュ
85とコントロールチューブ10の反シフトレバー側端
部L1 間に介装されたスペーサ86及びディテントブラ
ケット60とアーム部83間に介装されたスペーサ87
の各中心部に形成された孔にそれぞれ嵌挿されており、
これら各部材をコントロールチューブ10の反シフトレ
バー側端部L1 とアーム部83間で挟持した状態で取付
ピン84によりコントロールチューブ10と固定される
とともに、この取付チューブ81はブッシュ85を介し
てディテントブラケット60に回動可能に支持される。
【0025】保持部82は、ディテントブラケット60
の左側面に近接して取付チューブ81と直交して配置さ
れており、先端に形成された二又部82aによりセレク
タ部材50を挟むように保持している。したがって、セ
レクタ部材50はアーム部材80、すなわちコントロー
ルチューブ10と一体的に回動するように設定されてい
る。
【0026】アーム部83は、基部に取付チューブ81
及び保持部82をインサートしており、ディテントプレ
ート61の左側面に近接して取付チューブ81と略直交
して配置されている。また、先端部に形成された球状の
係合部83aは後記作動部材90に連結されている。
【0027】また、アーム部83の基部の外周面には、
凸部83bが突設されており、この凸部83bはセレク
タ部材50のディテント部51がパーキングポジション
溝に係合可能となったとき、すなわち、シフトレバー2
0をパーキングポジションとしたとき、ディテントブラ
ケット60に設けたパークスイッチ104の接点104
aに接触し、このパークスイッチ104をONにしてソ
レノイド100を励磁させるように設定されている。
【0028】作動部材90は、金属製の作動腕部92を
インサートした合成樹脂製の本体部91からなり、本体
部91はコントロールチューブ10の軸線と平行に配置
されており、取付軸93によりディテントブラケット6
0に軸着されている。また、この本体部91には、アー
ム部材80のアーム部83の係合部83aが係合する長
孔状の係合孔91aが形成されている。
【0029】さらに、本体部91の軸着部近傍には、取
付軸93を中心とする扇形状の節度付与部94が一体に
形成されており、この節度付与部94の外周面には、複
数の節度溝94aが形成されている。そして、節度溝9
4aにディテントブラケット60に取り付けた板状のば
ね部材95を圧接させることによりシフトレバー20の
シフト操作に節度感を付与している。
【0030】作動腕部92はクランク状に形成されてお
り、本体部91にインサートされた腕部92aと、この
腕部92aとほぼ直交して形成された腕部92bとから
なり、この腕部92bの先端に植設された連結ピン96
に、自動変速機に連係するケーブル97が連結枢支され
ており、このケーブル97を介して自動変速機を操作す
るように構成されている。
【0031】ロック部材70は、リング状の基部71を
ディテントブラケット60とスペーサ86により挟持し
てディテントブラケット60に圧入されたブッシュ85
に回動可能に支持しており、基部71外周面にロック部
72、キーロックレバー係合部73及び連結部74が突
設されている。この基部71及びロック部72は、図3
に示すように、左側面をディテントプレート61の右側
面に摺接させるようにして配置されており、キーロック
レバー係合部73はロック部72に直交して配置されて
いる。
【0032】そして、セレクタ部材50のディテント部
51をディテント溝62のパーキングポジション溝に係
合させたとき、図7に示すように、ロック部72のa面
がセレクタ部材50の係合部52のb面と所定の隙間を
もって対向するように、すなわち、セレクタ部材50の
係合部52は、ディテントプレート61の左側面との間
に所定の間隔を有し、また、キーロックレバー係合部7
3のc面が係合部52のd面と当接するようにそれぞれ
設定されている。
【0033】また、ロック部材70はソレノイド100
により作動するように構成されている。ソレノイド10
0はディテントブラケット60に固定されたソレノイド
ケース101内に収容されており、一部を外方に突出さ
せたプランジャ102が摺動可能に内蔵されている。こ
のプランジャ102は、図示しない圧縮スプリングによ
って外方に突出するように付勢されており、パークスイ
ッチ104がONになると、ソレノイド100が励磁
し、プランジャ102を内方に吸引するように設定され
ている。
【0034】また、ソレノイドケース101には、合成
樹脂で成形されたクランク状のリンク部材103が取付
ピン103aにより軸着されており、一方の腕部先端に
形成された長孔103bにプランジャ102の先端に形
成されたフック部102aが遊嵌されている。また、リ
ンク部材103の他方の腕部先端に形成された係合ピン
103cは、ロック部材70の基部71外周面に突設さ
れた連結部74に形成した長孔74aに遊嵌されてい
る。さらに、リンク部材103の他方の腕部上面には、
後記駆動部材127の駆動部127cと係合可能なカム
面103dが形成されている。
【0035】第1のキーロックレバー110は合成樹脂
で成形され、ロック部材70のロック部72と直交して
配置されており、基部から三方に延出した腕部110
a,110b及び110cからなっている。また、第1
のキーロックレバー110は、基部に直交して形成され
た取付軸110eによりディテントブラケット60に軸
着されており、この取付軸110eにはねじりコイルス
プリング114が巻装されており、このねじりコイルス
プリング114の一方のフック部114aは腕部110
cに形成した係止部110fに、他方のフック部114
bはディテントブラケット60に形成した係止部60a
にそれぞれ係止され、このねじりコイルスプリング11
4によって第1のキーロックレバー110は図1中矢印
B方向に回動するように付勢されている。
【0036】第1のキーロックレバー110の腕部11
0aには、パーキングポジションにあるときのセレクタ
部材50の係合部52と係合可能なカム面110g及び
このカム面110gに連続して第2のキーロックレバー
111に形成された後記当接面111eが当接する当接
面110hがそれぞれ形成されている。また、腕部11
0bの先端に形成した取付ピン110iには、キーイン
タロック機構に連係するキーロックケーブル112が連
結されている。
【0037】そして、パーキングポジションにあるとき
のセレクタ部材50の係合部52により第1のキーロッ
クレバー110のカム面110gが押圧されると、第1
のキーロックレバー110が第2のキーロックレバー1
11とともにねじりコイルスプリング114のスプリン
グ力に抗して図1中矢印C方向に回動し、後記第2のキ
ーロックレバー111の凸部111dが、ロック位置に
おけるロック部材70のキーロックレバー係合部73e
面に当接されるように設定されている。
【0038】また、ロック位置におけるロック部材70
は、その解除方向への回動を第2のキーロックレバー1
11により阻止されている。この第2のキーロックレバ
ー111は合成樹脂で成形され、第1のキーロックレバ
ー110と平行に、かつ下方に配置されており、基部か
ら三方に延出した腕部111a,111b及び111c
からなっている。第2のキーロックレバー111の基部
は、第1のキーロックレバー110の取付軸110eに
回動可能に支持されている。
【0039】腕部111aの先端には、第1のキーロッ
クレバー110のカム面110gがセレクタ部材50の
係合部52との係合状態で、ロック位置のロック部材7
0のキーロックレバー係合部73と係合可能な凸部11
1dが形成されている。また、腕部111aの基部側に
は、第1のキーロックレバー110の当接面110hに
当接可能な当接面111eが形成されている。
【0040】ねじりコイルスプリング113は、第1の
キーロックレバー110の腕部110bに形成したスプ
リング取付軸110jに基部が巻装されている。このね
じりコイルスプリング113の一方のフック部113a
は第1のキーロックレバー110の腕部110bに、他
方のフック部113bは第2のキーロックレバー111
の腕部111bにそれぞれ係止されており、このねじり
コイルスプリング113によって、第1のキーロックレ
バー110の当接面110hに第2のキーロックレバー
111の当接面111eが圧接係合している。すなわ
ち、常には、第1のキーロックレバー110と第2のキ
ーロックレバー111とは一体的に回動するように設定
されている。
【0041】強制ロック解除機構120は、第2のキー
ロックレバー強制駆動手段121と、アクチュエータ強
制駆動手段122とからなっている。
【0042】第2のキーロックレバー強制駆動手段12
1は、ディテントブラケット60側に取り付けられたパ
イプ123に摺動可能なケーブル124を備えており、
このケーブル124の一端には取付片125が、他端に
は把持部126がそれぞれ取り付けられている。取付片
125には、長孔125aが形成されており、この長孔
125aには第2のキーロックレバー111の腕部11
1cに形成した連結ピン111fが遊嵌されている。
【0043】そして、把持部125を把持してケーブル
124をねじりコイルスプリング113のスプリング力
に抗して図13中矢印Q方向に索引すると、第2のキー
ロックレバー111が時計方向に回動するように設定さ
れている。
【0044】アクチュエータ強制駆動手段122は、第
2のキーロックレバー111の腕部111aの凸部11
1dと当接面111eの中間部に突設された突片111
gと、この突片111gとリンク部材103との間のソ
レノイドケース101に取付軸127aに軸着された駆
動部材127とからなっている。
【0045】この駆動部材127の上部には、第2のキ
ーロックレバー111の突片111gと係合可能な係合
部127bが、下部には、リンク部材103のカム面1
03dに当接可能な駆動部127cが形成されている。
【0046】そして、第2のキーロックレバー111の
突片111gにより駆動部材127の係合部127bを
押圧して駆動部材127を時計方向に回動させ、駆動部
127c及びカム部103dを介してリンク部材103
を反時計方向に回動せしめ、ロック部材70を時計方
向、すなわちアンロック方向に回動させるように設定さ
れている。
【0047】つぎに、この発明の実施形態の作用を説明
する。
【0048】シフトレバー20をパーキングポジション
にシフトし、キーインタロック機構からエンジンキーを
抜いた状態における駐車時には、セレクタ部材50、ロ
ック部材70、第1のキーロックレバー110及び第2
のキーロックレバー111は図1、図2及び図4に示す
状態にある。
【0049】すなわち、セレクタ部材50は、シフトレ
バー20及びコントロールチューブ10と一体で回動
し、そのディテント部51がディテント溝62のパーキ
ングポジション溝に係合する位置まで移動している。こ
の移動に伴って、図4に示すようにアーム部材80が矢
印F方向に回動し、このアーム部材80の係合部83a
を介して作動部材90が矢印G方向に回動する。これに
よりケーブル97が矢印H方向に索引され、自動変速機
が操作される。
【0050】また、この状態では、アーム部材80の凸
部83bがパークスイッチ104の接点104aに接触
してパークスイッチ104がONとなり、ソレノイド1
00が励磁状態となる。すると、図2に示すようにプラ
ンジャ102が吸引されて、リンク部材103を介して
ロック部材70が矢印D方向に回動し、そのロック部7
2がセレクタ部材50の係合部52と係合する位置に移
動する。
【0051】また、図1に示すように、第1のキーロッ
クレバー110のカム面110gがセレクタ部材50の
係合部52により押圧され、第1のキーロックレバー1
10はねじりコイルスプリング114のスプリング力に
抗して第2のキーロックレバー111と一体的に矢印C
方向に回動する。これによって、キーロックケーブル1
12は矢印X方向に索引され、キーインタロック機構か
らエンジンキーが抜ける状態となると共に、第2のキー
ロックレバー111の凸部111dがロック部材70の
キーロックレバー係合部73のe面に当接する。
【0052】ここで、エンジンキーを抜くと、キーロッ
クケーブル112、すなわち第1のキーロックレバー1
10がロックされると共に、ソレノイド100の励磁が
解かれ、プランジャ102が突出してロック部材70を
図2中矢印J方向に回動させようとするが、この回動は
第2のキーロックレバー111の凸部111dによって
阻止されている。このように、ロック部材70はキーロ
ックレバー110によりロック位置にロックされてい
る。
【0053】この状態で、セレクタ部材50のディテン
ト部51をディテント溝62のパーキングポジション溝
から離脱させようとシフトレバー20をセレクト方向に
操作しても、図7に示すように、セレクタ部材50の係
合部52のb面がロック部材70のロック部72のa面
に当接し、シフトレバー20のセレクト方向の作動を規
制している。これによって、シフトレバー20をパーキ
ングポジションにシフトロックすることができる。
【0054】このシフトロック状態にあるシフトレバー
20を走行ポジションにシフトするときは、まず、キー
インタロック機構にエンジンキーを挿入し、エンジンを
始動させる。すると、ソレノイド100へ通電してプラ
ンジャ102が吸引されると共に、キーロックケーブル
112のロックが解除される。
【0055】ついで、ブレーキを踏み込むと、ブレーキ
スイッチ(図示せず)がONとなり、ソレノイド100
への通電が遮断されてソレノイド100の励磁が解か
れ、プランジャ102が突出し、ロック部材70を図2
中矢印J方向に回動させようとするが、この回動は第2
のキーロックレバー111の凸部111dによって阻止
されている。ここで、シフトレバー20をリターンスプ
リング40のスプリング力に抗して図3中矢印K方向に
回動させ、図12に示すようにセレクタ部材50を矢印
1 方向に移動させると、同図に示すように、セレクタ
部材50の係合部52と第1のキーロックレバー110
のカム面110gとの係合が解かれ、第1のキーロック
レバー110及び第2のキーロックレバー111が同図
に示すようにねじりコイルスプリング114のスプリン
グ力により矢印M方向に回動し、これによりキーロック
ケーブル112がゆるみ、キーインタロック機構からエ
ンジンキーを抜けない状態となる。
【0056】また、ロック部材70のキーロックレバー
係合部73と第2のキーロックレバー111の凸部11
1dとの係合が解かれ、図11に示すようにロック部材
70が矢印N方向に回動し、ロック部材70のロック部
72がセレクタ部材50の係合部52の移動軌跡外に退
避する。
【0057】この状態でシフトレバー20をさらに矢印
K方向に回動させると、セレクタ部材50のディテント
部51がパーキングポジション溝から離脱する。そこで
シフトレバー20をコントロールチューブ10の軸心を
中心として回動させ、セレクタ部材50のディテント部
51が所定の走行ポジション溝に達したところでシフト
レバー20を離すと、リターンスプリング40のスプリ
ング力によりディテント部51が所定の走行ポジション
溝に係止され、シフトレバー20を所定の走行ポジショ
ンにシフトすることができる。
【0058】この状態からシフトレバー20を再びパー
キングポジションにシフトするには、シフトレバー20
をリターンスプリング40のスプリング力に抗して図3
中矢印K方向に回動させてセレクタ部材50のディテン
ト部51を走行ポジション溝から離脱させた後、シフト
レバー20をコントロールチューブ10の軸心を中心と
して回動させる。
【0059】そして、セレクタ部材50のディテント部
51がパーキングポジションに達したところでシフトレ
バー20を離すと、セレクタ部材50のディテント部5
1がリターンスプリング40のスプリング力によりパー
キングポジション溝に係止される。すると、上述したよ
うに、ロック部材70が、そのロック部72とセレクタ
部材50の係合部52とが対向する位置まで回動する。
また、第1のキーロックレバー110及び第2のキーロ
ックレバー111は、図1に示す位置まで回動し、前述
のようにキーインタロック機構からエンジンキーが抜け
る状態となる。これによって、シフトレバー20をパー
キングポジションにシフトロックすることができる。
【0060】一方、この発明の実施形態では、シフトレ
バー20がパーキングポジションにシフトロックされて
いる状態において、電気系統の故障などによりソレノイ
ド100が励磁状態で固定された場合や、エンジンキー
が手元にない場合、次の手順でシフトロックを解除す
る。
【0061】まず、図13に示すように、把持部126
を把持してケーブル124をねじりコイルスプリング1
13のスプリング力に抗して矢印Q方向に索引すると、
第2のキーロックレバー111は時計方向に回動し、そ
の凸部111dとロック部材70のキーロックレバー係
合部73との係合が解かれる。
【0062】同時に図11に示すように、第2のキーロ
ックレバー111の突片111gにより駆動部材127
の係合部127bが押圧されて駆動部材127が時計方
向に回動し、その駆動部127cによりリンク部材10
3のカム面103dが押圧されて反時計方向に回動す
る。この回動に伴ってロック部材70は時計方向、すな
わちアンロック方向に回動し、そのロック部72がセレ
クタ部材50の係合部52の移動軌跡外に待避する。
【0063】これによって、シフトレバー20のシフト
ロックを強制的に解除することができ、前述のようにシ
フトレバー20をパーキングポジションから他のポジシ
ョンにシフトチェンジすることができる。
【0064】上述したこの発明に係る実施形態によれ
ば、第2のキーロックレバー強制駆動手段121によ
り、ロック位置にあるロック部材70と係合している第
2のキーロックレバー111を、キーインタロック機構
によりキーロックケーブル112を介してロックされて
いる第1のキーロックレバー110と分離して手動で強
制的に離脱させることができるので、エンジンキーがな
い場合でもパーキングポジションにシフトされているシ
フトレバー20のシフトロックを解除することができ
る。
【0065】さらに、アクチュエータ強制駆動手段12
2によりロック位置にあるロック部材70をアンロック
位置に強制的に回動させることができるので、電気系統
の故障などでソレノイド100が作動しない場合でも、
パーキングポジションにシフトされているシフトレバー
20のシフトロックを解除することができる。
【0066】
【発明の効果】請求項1に係る発明においては、シフト
レバーがパーキングポジションにシフトロックされてい
るとき、強制ロック解除機構によりロック位置にあるロ
ック部材をアンロック位置に強制的に回動させることが
できるので、エンジンキーがない場合や、電気系統の故
障などでアクチュエータが固定された場合でも、パーキ
ングポジションにシフトされているシフトレバーのシフ
トロックを解除し、シフトレバーをパーキングポジショ
ンから他のポジションにシフトチェンジすることができ
る。
【0067】また、請求項2に係る発明においては、第
2のキーロックレバー強制駆動手段により、ロック位置
にあるロック部材と第2のキーロックレバーとの係合を
手動で強制的に離脱させることができるので、エンジン
キーがない場合でもパーキングポジションにシフトされ
ているシフトレバーのシフトロックを解除することがで
きる。さらに、アクチュエータ強制駆動手段により、ロ
ック位置にあるロック部材をアンロック位置に手動で強
制的に回動させることができるので、電気系統の故障な
どでアクチュエータが駆動しない場合でもパーキングポ
ジションにシフトされているシフトレバーのシフトロッ
クを解除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態として示した自動変速機
のシフトレバー操作装置のシフトレバーをパーキングポ
ジションにシフトしたときの強制ロック解除機構及びそ
の関連部品の状態を示す平面視説明図。
【図2】同自動変速機のシフトレバー操作装置のシフト
レバーをパーキングポジションにシフトしたときのアク
チュエータ強制駆動手段及びその関連部品の状態を示す
側面視説明図。
【図3】同自動変速機のシフトレバー操作装置の断面説
明図。
【図4】同自動変速機のシフトレバー操作装置の斜視説
明図。
【図5】同自動変速機のシフトレバー操作装置のセレク
タ部材の斜視説明図。
【図6】同自動変速機のシフトレバー操作装置のアーム
部材の斜視説明図。
【図7】同自動変速機のシフトレバー操作装置のロック
部材の斜視説明図。
【図8】同自動変速機のシフトレバー操作装置の作動部
材及びその近傍を示す正面視説明図。
【図9】同自動変速機のシフトレバー操作装置の第1の
キーロックレバーの斜視説明図。
【図10】同自動変速機のシフトレバー操作装置の第2
のキーロックレバーの斜視説明図。
【図11】同自動変速機のシフトレバー操作装置のシフ
トレバーを走行ポジションにシフトしたときのアクチュ
エータ強制駆動手段及び関連部品の状態を示す側面視説
明図。
【図12】同自動変速機のシフトレバー操作装置のシフ
トレバーを走行ポジションにシフトしたときの強制ロッ
ク解除機構及びその関連部品の状態を示す平面視説明
図。
【図13】同自動変速機のシフトレバー操作装置の第2
のキーロックレバー強制駆動手段の作用説明図。
【符号の説明】
10 コントロールチューブ 20 シフトレバー 30 コンプレッションロッド 50 セレクタ部材 60 ディテントブラケット 70 ロック部材 100 アクチュエータ(ソレノイド) 110 第1のキーロックレバー 111 第2のキーロックレバー 112 伝達部材(キーロックケーブル) 113 付勢手段(ねじりコイルスプリング) 120 強制ロック解除機構 121 第2のキーロックレバー強制駆動手段 122 アクチュエータ強制駆動手段 E 自動変速機のシフトレバー操作装置 L1 コントロールチューブ10の反シフトレバー側端

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングコラムの側部で回動可能に
    支持されたコントロールチューブと、このコントロール
    チューブに軸線方向に起伏可能に軸着されたシフトレバ
    ーと、前記コントロールチューブ内に挿入され前記シフ
    トレバーの操作に伴って軸線方向に移動するとともに、
    コントロールチューブと一体で回動するコンプレッショ
    ンロッドと、このコンプレッションロッドに固定された
    セレクタ部材と、このセレクタ部材が選択的に係合する
    複数のディテント溝を設けるとともに、前記コントロー
    ルチューブの反シフトレバー側端部を回動可能に支持す
    るディテントブラケットと、前記シフトレバーをパーキ
    ングポジションにシフトしたときのみエンジンキーが抜
    き差し可能なキーインタロック機構に連係すると共にブ
    レーキに連動して前記シフトレバーをパーキングポジシ
    ョンから他のポジションへの移動を規制するようにした
    ロック機構とを備えた自動変速機のシフトレバー操作装
    置であって、 前記ロック機構は、パーキングポジションにあるときの
    前記セレクタ部材と係合して前記シフトレバーのセレク
    ト操作を規制可能に形成されると共に、前記セレクタ部
    材と係合するロック位置から係合解除されるアンロック
    位置まで移動するよう前記コントロールチューブと同軸
    で回動可能に支持され、かつ、ブレーキに連動するアク
    チュエータに連結されたロック部材と、 前記ディテントブラケットに回動可能に軸着され、パー
    キングポジションにあるときの前記セレクタ部材に対し
    反セレクト方向側に係合可能に形成されると共に、伝達
    部材を介して前記キーインタロック機構に連係された第
    1のキーロックレバーと、 この第1のキーロックレバーと同一の軸着部に軸着され
    ると共に、付勢手段により前記第1のキーロックレバー
    と一体的に回動し得るよう連結され、かつ、前記第1の
    キーロックレバーが前記セレクタ部材との係合状態でロ
    ック位置の前記ロック部材に対してアンロック位置への
    回動を規制するよう係合可能に形成された第2のキーロ
    ックレバーと、 この第2のキーロックレバーとロック位置にある前記ロ
    ック部材との係合を手動で強制的に解除させると共に、
    ロック位置にある前記ロック部材をアンロック位置に手
    動で強制的に回動させる強制ロック解除機構とを備えた
    ことを特徴とする自動変速機のシフトレバー操作装置。
  2. 【請求項2】 強制ロック解除機構は、ロック位置にあ
    るロック部材と係合している第2のキーロックレバーを
    手動で強制的に解除させるよう前記第2のキーロックレ
    バーに設けられた第2のキーロックレバー強制駆動手段
    と、この第2のキーロックレバー強制駆動手段の駆動に
    連動してアクチュエータを強制駆動させロック位置にあ
    る前記ロック部材をアンロック位置に回動させるよう前
    記第2のキーロックレバーと前記アクチュエータとの間
    に設けられたアクチュエータ強制駆動手段とからなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動変速機のシフトレバ
    ー操作装置。
JP26741297A 1997-09-11 1997-09-30 自動変速機のシフトレバー操作装置 Pending JPH11105570A (ja)

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JP26741297A JPH11105570A (ja) 1997-09-30 1997-09-30 自動変速機のシフトレバー操作装置
US09/151,315 US6443026B1 (en) 1997-09-11 1998-09-11 Shift lever operating apparatus for automatic transmission
EP98307364A EP0902215A3 (en) 1997-09-11 1998-09-11 Shift lever operating apparatus for automatic transmission

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100918080B1 (ko) 2008-04-24 2009-09-22 에스엘 주식회사 키 인터록 장치
KR100931131B1 (ko) 2008-05-14 2009-12-10 현대자동차주식회사 게이트형 변속레버의 키 인터록장치
WO2010109786A1 (en) * 2009-03-23 2010-09-30 Aisin Aw Co., Ltd. Vehicle parking apparatus

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KR100918080B1 (ko) 2008-04-24 2009-09-22 에스엘 주식회사 키 인터록 장치
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