JPH11105360A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH11105360A
JPH11105360A JP27235597A JP27235597A JPH11105360A JP H11105360 A JPH11105360 A JP H11105360A JP 27235597 A JP27235597 A JP 27235597A JP 27235597 A JP27235597 A JP 27235597A JP H11105360 A JPH11105360 A JP H11105360A
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JP
Japan
Prior art keywords
paper
recording paper
recording
feed roller
printing apparatus
Prior art date
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Application number
JP27235597A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirofumi Komiya
宏文 小宮
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 POS、計測器、ハンディターミナルなどに
使用される印字装置に関し、記録紙のセット作業を大幅
に簡易化し、確実な斜行補正ができる印字装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 印字装置制御部20のCPU21に、印
字装置本体1に設けられたヘッドアップセンサ11とペ
ーパーエンドセンサ9によりヘッドアップ状態での記録
紙挿入を検出させ、モータ駆動部23によりモータ2を
駆動してピンチローラと紙送りローラにピンチされた記
録紙を所定量給紙させる。その後、給紙状態に応じて使
用者が順フィードSW28、逆フィードSW29を押
し、順逆方向への任意量紙送りを行うことにより記録紙
の斜行補正が確実にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、POS(Poin
t Of Sales)、計測器、ハンディターミナル
などに使用する小型記録端末用の印字装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より提案されている小型記録端末用
印字装置の構成と記録紙のセット動作について、図6、
図7を用いて説明する。
【0003】図6は従来の印字装置の構成を示す斜視図
であり、図7は同断面図である。100は印字装置本
体、101は駆動源となるモータ、102は紙送りロー
ラ、103a,103b,103c,103dはギア
で、モータ101の駆動力を紙送りローラ102へ伝達
するものである。
【0004】104は記録ヘッド、105は記録ヘッド
支持部材、106a,106bは記録ヘッド104を紙
送りローラ102に圧接するばねである。
【0005】107はロール状記録紙で、107aは記
録紙の先端、108は記録紙を収納するロール紙ホル
ダ、109はロール紙ホルダ108のロール紙カバー、
110はマニュアルで紙送りローラ102を回転させる
紙送りノブである。
【0006】次に以上のように構成された印字装置の記
録紙のセット動作について説明する。
【0007】まず、使用者が、ロール紙ホルダ108に
ロール状記録紙107をセットし、記録紙の先端107
aを紙送りローラ102と記録ヘッド104の圧接部ま
で挿入し、その状態でモータ101、もしくは紙送りノ
ブ110により紙送りローラ102を矢印方向に回転さ
せると、記録紙の先端107aは、紙送りローラ102
と記録ヘッド104との摩擦力により搬送される。その
後、ロール紙カバー109を矢印方向に閉じ、印字装置
への記録紙のセットが完了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、印字装置への記録紙セットの際、使用者
がロール状記録紙の先端107aを掴み、紙送りローラ
102と記録ヘッド104の圧接部まで挿入する必要が
あり、小型記録端末用印字装置の小型化が進んでいる昨
今ではその作業が非常に面倒となり、記録紙セットに手
間がかかっていた。特に印字装置がPOSシステムや計
測器などホストシステムに組み込まれている状態では、
使用者にとって、さらに記録紙の挿入及びセットが困難
になるという課題があった。
【0009】また、記録紙の先端107aが紙送りロー
ラ102と記録ヘッド104との圧接部に挟み込まれる
際、記録紙の搬送方向に対して斜めに挿入されると、そ
の後の搬送で記録紙がそのまま斜行してしまい、記録紙
が詰まり、印字不具合や動作不具合を発生させる要因を
作ることになるので、この斜行状態を解消するために、
いったんセットされた記録紙をマニュアル操作で記録紙
の左右両端を合わせるなど、微妙で面倒な記録紙挿入調
整作業を使用者に対して強いていたという課題を有して
いた。
【0010】また、記録ヘッド104と紙送りローラ1
02が圧接している状態で、かつ記録ヘッド104と紙
送りローラ102の間に記録紙が挟み込まれていない状
態で、紙送りモータ101の駆動力を用いて記録紙を自
動的に引き込むという方法が提案されているが、紙送り
ローラ102を回転させるモータ101への負荷は非常
に大きなものになり、記録紙をセットするためだけに記
録紙が挟み込まれた通常の印字状態の紙送りに必要なト
ルク以上の強いトルクのモータを搭載する必要があっ
た。
【0011】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
であり、記録紙の挿入作業性を大幅に改善し、かつ記録
紙の先端が多少斜めに挿入されても、真っ直ぐに修正す
る補正(以下、斜行補正という)を確実に行うことので
きる印字装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の印字装置は、印字装置本体に回転可能に取り
付けられた紙送りローラと、前記紙送りローラを回転さ
せる駆動手段と、記録紙に印字を行うための記録ヘッド
と、前記記録ヘッドを前記紙送りローラに圧接する圧接
手段と、前記記録ヘッドと前記紙送りローラとの圧接状
態を解除する圧接解除手段と、前記記録ヘッドと前記紙
送りローラが圧接状態にあるかどうかを識別する圧接状
態識別手段と、印字装置本体に前記紙送りローラに対向
して設けかつ、前記紙送りローラとの間で記録紙を挟み
込むピンチ部材と、印字装置本体に設けかつ、記録紙の
幅方向の搬送ズレを規制する記録紙ガイドと、記録紙の
有無を識別する記録紙有無識別手段と、記録紙を任意量
搬送することを指示する記録紙任意量搬送指示手段と、
記録紙の「無し」から「有り」への状態の変化を検出す
ると所定量の紙送りを行う所定量紙送り手段からなる構
成を有するものである。
【0013】この本発明によれば、記録ヘッドを紙送り
ローラからリリースした状態で記録紙の先端を紙送りロ
ーラとピンチ部材との圧接部に挿入することで所定量の
紙送りが自動的に行えるために、記録紙のセット作業が
大幅に簡易化でき、その後更に記録紙を所定量搬送する
ので、たとえ記録紙が斜めに挿入された場合でも斜行補
正を確実に行うことができ、記録紙の詰まりによって印
字不具合や動作不具合を発生させることの無い印字装置
が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、印字装置本体に回転可能に取り付けられた紙送りロ
ーラと、前記紙送りローラを回転させる駆動手段と、記
録紙に印字を行うための記録ヘッドと、前記記録ヘッド
を前記紙送りローラに圧接する圧接手段と、前記記録ヘ
ッドと前記紙送りローラとの圧接状態を解除する圧接解
除手段と、前記記録ヘッドと前記紙送りローラが圧接状
態にあるかどうかを識別する圧接状態識別手段と、印字
装置本体に前記紙送りローラに対向して設け、かつ前記
紙送りローラとの間で記録紙を挟み込むピンチ部材と、
印字装置本体に設け、かつ記録紙の幅方向の搬送ズレを
規制する記録紙ガイドと、記録紙の有無を識別する記録
紙有無識別手段と、記録紙を任意量搬送することを指示
する記録紙任意量搬送指示手段と、記録紙の「無し」か
ら「有り」への状態の変化を検出すると所定量の紙送り
を行う所定量紙送り手段からなる構成を有しているの
で、記録ヘッドを紙送りローラからリリースした状態で
記録紙の先端を紙送りローラとピンチ部材との圧接部に
挿入すると、記録紙の有無を識別する記録紙有無識別手
段と記録紙の「無し」から「有り」への状態の変化を検
出すると所定量の紙送りを行う所定量紙送り手段によ
り、所定量の紙送りが自動的に行われる。この時紙送り
ローラの駆動手段に要求される駆動トルクは紙送りロー
ラと記録ヘッドが直に圧接されている場合よりもはるか
に小さいものでよく、またこの間、記録紙の幅方向の搬
送ズレを規制する記録紙ガイドにより記録紙先端が斜め
に挿入されても所定量の自動紙送り中に真っ直ぐに搬送
されるように補正されるという作用と、さらにその後、
記録紙任意量搬送指示手段によって記録紙を任意の量だ
け搬送することにより確実な斜行補正が行えるという作
用を有する。
【0015】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、ピンチ部材の幅を紙送りローラ
の幅より小さくした構成を有しているので、記録紙の先
端が斜めに挿入された状態で紙送りが行われても、記録
紙の先端が記録紙ガイドに接触した反動で搬送方向が真
っ直ぐになるように補正力が大きくなり、記録紙の斜行
補正をより確実に行うことができるという作用を有す
る。
【0016】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1から2のいずれかに記載の発明において、記録紙有無
識別手段を印字装置本体内に設けた構成を有しているの
で、印字装置を小型化できるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1から3のいずれかに記載の発明において、記録紙任意
量搬送指示手段が、順方向又は逆方向にそれぞれ搬送指
示が出来る構成を有しているので、記録紙が自動給紙さ
れた後に行う任意の紙送りをいったん記録紙の印字方向
である順方向に送って斜行補正を確実に行った後、記録
紙の先頭を印字動作に必要な所定位置まで逆方向に紙送
りを行うことができ、記録紙の無駄を省く効率的な印字
動作が行えるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1から4のいずれかに記載の発明において、所定量紙送
り手段が、記録紙の搬送量を任意に設定出来る構成を有
しているので、本印字装置の記録ヘッドの位置から本印
字装置が組み込まれる機器の記録紙出口までの距離に応
じて記録紙の自動給紙量が適正な量に設定することがで
き、印字装置の配置や本体機器の構成により大きな自由
度を与えるという作用を有する。
【0019】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図5を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態にお
ける印字装置の構成を示したブロック図であり、図2は
同実施の形態における斜視図、図3は同実施の形態にお
ける断面図である。
【0020】図1、図2、図3において、1は印字装置
本体、2は駆動源となるモータ、3a,3b,3c,3
dはギアで、紙送りローラ4へモータ2の駆動力を伝達
するものである。
【0021】5は記録ヘッド、6は記録ヘッド支持部材
で、7a,7bは記録ヘッド5を紙送りローラ4に圧接
するばねである。
【0022】8は印字装置本体1に回転可能に、かつ紙
送りローラ4に低触するように設けられたピンチローラ
で、記録ヘッド5と紙送りローラ4との圧接部より記録
紙挿入側に対し手前に位置しており、紙送りローラの幅
方向に対して十分小さい寸法となっている。
【0023】9は記録紙の有無を検出するセンサ(以
下、ペーパーエンドセンサという)で、一例として反射
型フォトセンサを用いている。10は記録ヘッド5の紙
送りローラ4への圧接状態を解除するためのヘッドリリ
ースレバー、11は記録ヘッド5が紙送りローラ4と圧
接しているかどうかを検出するセンサ(以下、ヘッドア
ップセンサという)で、一例としてメカニカルスイッチ
を用いている。12はロール状記録紙で、12aは記録
紙の先端、13は記録紙を収納するロール紙ホルダ、1
4はロール紙ホルダ13のロール紙カバー、15はピン
チローラ8を紙送りローラ4へ圧接するためのばね、1
6は記録ヘッド5が紙送りローラ4からリリースされた
とき、ヘッドアップセンサ11をオンするためのカムで
ある。
【0024】図1において、20は印字装置制御部、2
1はCPU、22はCPU21の処理内容などが書き込
まれているプログラムメモリ、23はモータ2を駆動す
るモータ駆動部、24は記録ヘッド5を制御するヘッド
制御信号、25はモータ2を駆動するためのモータ駆動
信号、26はヘッドアップセンサ11からの入力信号で
あるヘッドアップセンサ信号、27はペーパーエンドセ
ンサ9からの入力信号であるペーパーエンドセンサ信
号、28はCPU21に入力され記録紙を順方向に搬送
することを指示するスイッチ(以下、順フィードSWと
いう)、29はCPU21に入力され記録紙を逆方向に
搬送することを指示するスイッチ(以下、逆フィードS
Wという)、30はホストシステムとのホストインター
フェース、31はホストシステムから本印字装置に対し
て送られてくる制御信号(以下、印字装置制御信号とい
う)である。
【0025】図4は同実施の形態における印字制御部2
0が行う記録紙セット処理のフローチャートであり、以
上のように構成された印字装置の記録紙のセット動作に
ついて、図4を用いて説明する。
【0026】まず、ステップ50において、記録ヘッド
5が紙送りローラ4からリリースされる状態を待つ。使
用者がヘッドリリースレバー10により記録ヘッド5を
紙送りローラ4からリリースすると、カム16によりヘ
ッドアップセンサ11がオン状態となり記録ヘッド5が
紙送りローラ4からリリースされた状態(以下、ヘッド
アップ状態という)が検出される。
【0027】次に、ステップ51において、記録紙12
が印字装置に挿入される状態を待つ。
【0028】使用者がロール紙ホルダ13にロール状記
録紙12をセットし、記録紙の先端12aを紙送りロー
ラ4とピンチローラ8との圧接部まで挿入するとペーパ
ーエンドセンサ9により記録紙が挿入されたことが検出
される。
【0029】記録紙が挿入されたことが検出されると、
ステップ52により記録紙の先端12aが記録ヘッド5
と紙送りローラ4との圧接部を超えた適切な位置になる
よう所定量の順方向紙送り動作が行われる。
【0030】ステップ53では、記録紙が確実に挿入さ
れ、セットされているかどうかをペーパーエンドセンサ
9により再度確認する。
【0031】次に、ステップ54で順、逆各方向のフィ
ードSWの入力を確認し、SW入力があればステップ5
5、ステップ56によりそれぞれの方向の紙送り動作を
行う。
【0032】ステップ55,56の紙送り動作はフィー
ドSWの入力がある間はそれぞれの方向へ紙送り動作を
行うもので、使用者の任意量の紙送り動作を行うもので
ある。
【0033】ここで、図5を用いて斜行補正を説明す
る。図5は同実施の形態における斜行補正の説明用概念
図であり、図5において17a,17bは印字装置本体
1に設けられた記録紙の幅方向の搬送ズレを規制する記
録紙ガイドである。
【0034】図5に示すように、記録紙の先端12aが
斜めに挿入されると記録紙ガイド17aに接触するが、
ピンチローラ8の幅寸法は紙送りローラ4に対して十分
小さいため、紙送りローラ4とピンチローラ8とで記録
紙をピンチする力は弱く、記録紙の先端12aの搬送方
向は容易に反転し、次に記録紙ガイド17bに接触する
と、記録紙先端12aの搬送方向はまた反転する。この
ようにして、記録紙は、搬送中に記録紙ガイド17aと
17bに接触しながら次第に搬送方向が紙送りローラ4
に対して真っ直ぐになるよう補正されていく。
【0035】ステップ52による所定量の紙送り動作で
は、記録紙の斜行補正が十分でない場合、使用者は順フ
ィードSWを押してステップ55の順方向の紙送り動作
を行わせ斜行補正を確実な状態にする。その後、使用者
は逆フィードSWを押してステップ56の逆方向紙送り
動作を行わせ、斜行補正のために搬送した記録紙を印字
動作を開始する所望の位置まで戻すことにより記録紙の
無駄な送りをなくすことができる。
【0036】このようにステップ54から56は、記録
紙が紙送りローラ4とピンチローラ8との間の摩擦力に
より搬送されるヘッドアップ状態でも、記録紙によって
はスリップなどによりステップ52による所定量の紙送
り動作で記録紙が所望の位置まで搬送されなかったり、
また記録紙が斜めに挿入された場合に、ステップ52の
紙送り動作では十分な斜行補正ができなかったりするこ
とを、確実に防止出来る機能を持つものである。
【0037】最後にステップ57において、記録ヘッド
5が紙送りローラ4に圧接される状態を待つ。使用者が
ヘッドリリースレバー10により記録ヘッド5を紙送り
ローラ4に圧接させると、カム16によりヘッドアップ
センサ11がオフ状態となり記録ヘッド5が紙送りロー
ラ4に圧接された状態(以下、ヘッドダウン状態とい
う)が検出される。
【0038】以上の記録紙セット処理後、印字動作を行
う。以上のように同実施の形態1によれば、記録紙のセ
ット時はヘッドアップ状態なのでヘッドダウン状態で記
録紙を搬送する場合に比べてモータの駆動トルクははる
かに小さいものでよいので、初期記録紙設定のためだけ
に必要だった強トルクのモータが不要となり、記録紙が
挿入された状態のみを考慮したモータ選定とすることが
できるので、コスト的に安価な印字装置を提供すること
ができる。
【0039】また、記録紙の先端を紙送りローラとピン
チローラの圧接部に置くと自動的に記録紙の搬送が行わ
れるので記録紙の挿入性は大幅に簡易化でき、かつ使用
者が記録紙のセットされた状態に応じてさらに順、逆方
向の紙送り動作が行えるので記録紙は紙送りローラに対
して真っ直ぐに挿入され、印字動作を開始したい所望の
位置にセット可能となり、斜行やジャミングなどによる
印字不具合や動作不具合を無くし、記録紙の無駄を無く
すことができる。
【0040】なお、図4のステップ52の紙送り動作の
搬送量はプログラムメモリに設定されているが、図1の
ホストインターフェース30や印字装置制御信号31を
介してホストシステムから書き換え可能となっており、
本印字装置が組み込まれる機器に応じて記録ヘッドの位
置から記録紙の出口までの距離に応じた適正値を設定で
きる構成を有しているので、印字装置の配置や本体機器
の構成に自由度を与えることができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明の印字装置は、ヘ
ッドリリースレバーによりヘッドアップさせ、ヘッドア
ップ状態で紙送りローラとピンチローラとの摩擦力で記
録紙の給紙を行うため、ヘッドダウン状態で記録紙を搬
送する場合に比べてモータの駆動トルクははるかに小さ
いものでよいので、初期記録紙設定のためだけに必要だ
った強トルクのモータが不要となり、記録紙が挿入され
た状態のみを考慮したモータ選定とすることができると
いう効果と、また印字装置本体に記録紙ガイドを設けた
構成を有するので、ヘッドアップセンサとペーパーエン
ドセンサの検出による自動的な給紙動作と使用者のスイ
ッチ入力による記録紙のセット状態に応じた順、逆方向
の紙送り動作ができるので、記録紙の斜行補正が確実に
行え、かつ印字動作を開始する所望の位置に記録紙をセ
ットでき、記録紙の挿入性が大幅に改善され、かつ斜行
補正のための記録紙の無駄をなくし、コスト的に安価で
かつ容易に記録紙の挿入ができるという効果が得られる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における印字装置の構成
を示すブロック図
【図2】同実施の形態1における印字装置の構成を示す
斜視図
【図3】同実施の形態1における印字装置の構成、動作
説明のための断面図
【図4】同実施の形態1における記録紙セット処理を説
明するフローチャート
【図5】同実施の形態1における印字装置の斜行補正を
説明する構成を示す概念図
【図6】従来の印字装置の構成を示す斜視図
【図7】従来の印字装置の構成、動作説明のための断面
【符号の説明】
1 印字装置本体 2 モータ 3a,3b,3c,3d ギア 4 紙送りローラ 5 記録ヘッド 6 記録ヘッド支持部材 7a,7b ばね 8 ピンチローラ 9 ペーパーエンドセンサ 10 ヘッドリリースレバー 11 ヘッドアップセンサ 12 ロール状記録紙 12a 記録紙先端 13 ロール紙ホルダ 14 ロール紙カバー 15 ばね 16 カム 17a,17b 記録紙ガイド 20 印字装置制御部 21 CPU 22 プログラムメモリ 23 モータ駆動部 24 ヘッド制御信号 25 モータ駆動信号 26 ヘッドアップセンサ信号 27 ペーパーエンドセンサ信号 28 順フィードSW 29 逆フィードSW 30 ホストインターフェース 31 印字装置制御信号 50 ヘッドアップ状態検出ステップ 51 記録紙有無検出ステップ 52 所定量紙送りステップ 53 記録紙有無再検出ステップ 54 順/逆フィードSW入力検出ステップ 55 順方向の任意量紙送りステップ 56 逆方向の任意量紙送りステップ 57 ヘッドダウン状態検出ステップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字装置本体に回転可能に取り付けられ
    た紙送りローラと、前記紙送りローラを回転させる駆動
    手段と、記録紙に印字を行うための記録ヘッドと、前記
    記録ヘッドを前記紙送りローラに圧接する圧接手段と、
    前記記録ヘッドと前記紙送りローラとの圧接状態を解除
    する圧接解除手段と、前記記録ヘッドと前記紙送りロー
    ラが圧接状態にあるかどうかを識別する圧接状態識別手
    段と、印字装置本体に前記紙送りローラに対向して設
    け、かつ前記紙送りローラとの間で記録紙を挟み込むピ
    ンチ部材と、印字装置本体に設け、かつ記録紙の幅方向
    の搬送ズレを規制する記録紙ガイドと、記録紙の有無を
    識別する記録紙有無識別手段と、記録紙を任意量搬送す
    ることを指示する記録紙任意量搬送指示手段と、記録紙
    の「無し」から「有り」への状態の変化を検出すると所
    定量の紙送りを行う所定量紙送り手段からなる構成を有
    する印字装置。
  2. 【請求項2】 ピンチ部材の幅を紙送りローラの幅より
    小さくした構成を有する請求項1記載の印字装置。
  3. 【請求項3】 記録紙有無識別手段を印字装置本体内に
    設けた構成を有する請求項1または2記載の印字装置。
  4. 【請求項4】 記録紙任意量搬送指示手段が、順方向又
    は逆方向にそれぞれ搬送指示が出来る構成を有する請求
    項1から3のいずれかに記載の印字装置。
  5. 【請求項5】 所定量紙送り手段が、記録紙の搬送量を
    任意に設定出来る構成を有する請求項1から4のいずれ
    かに記載の印字装置。
JP27235597A 1997-10-06 1997-10-06 印字装置 Pending JPH11105360A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8393706B2 (en) 2010-02-24 2013-03-12 Seiko Epson Corporation Conveying apparatus, recording apparatus, and conveying method

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8393706B2 (en) 2010-02-24 2013-03-12 Seiko Epson Corporation Conveying apparatus, recording apparatus, and conveying method

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