JPH11105200A - 弾力性を有する積層体 - Google Patents

弾力性を有する積層体

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JPH11105200A
JPH11105200A JP28467897A JP28467897A JPH11105200A JP H11105200 A JPH11105200 A JP H11105200A JP 28467897 A JP28467897 A JP 28467897A JP 28467897 A JP28467897 A JP 28467897A JP H11105200 A JPH11105200 A JP H11105200A
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film
silicone
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Tokuo Yoneda
徳雄 米田
Naoko Yoneda
直子 米田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オイルブリードを十分に防止できると共に、
皮膜の引き裂き強度が大きい弾力性を有する積層体を得
る。 【解決手段】 弾力性を有する積層体に関し、シリコー
ンゲルまたは低硬度シリコーンゴムを主体とする第1の
層1に、該第1の層1よりも硬度の大きいシリコーンゴ
ム3と、伸縮性を有する編物2とが一体になった皮膜状
の第2の層4が積層されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乳癌や乳腺症等の
手術で乳房を切除した女性のための人工乳房、豊胸用の
ブラジャー等に使用されるパッド、膝当て、腰痛パッド
などのパッドやマウス・キーボード用ハンドレスト、ハ
ンドル、サドル、乗馬用サドル等の本体もしくは表層に
用いる弾力性を有する積層体に関するものである。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】従来より、人工乳房や
パッド等に用いるための柔軟性、弾力性もしくは衝撃吸
収性を有する多孔質のシリコーンゲルを用いた積層体が
知られている(たとえば、実公昭61−40728号公
報、実公平4−50110号公報参照)。かかる積層体
の従来例を図6および図7に示す。
【0003】図6において、シリコーンゲル1の表面に
は伸縮性を有する編物(ポリエステル繊維)2Aが積層
されている。この従来の積層体では、シリコーンゲル1
中に含まれる水や油が編物2Aの外に染み出るので、感
触が悪く不快感を生じる。
【0004】したがって、本発明の主な目的は、弾力性
を有する積層体において、水や油が染み出さない積層体
を提供することを目的とする。
【0005】図7は、他の従来例を示す。図7におい
て、シリコーンゲル1の表面には、ゴム弾性を有するウ
レタンフィルム3Aが積層されている。そのため、シリ
コーンゲル1から水や油が流出するのを防止することが
できる。
【0006】しかし、ウレタンフィルム皮膜3Aとシリ
コーンゲル1とは、ウレタンの−OH基とシリコーンゲ
ル1の官能基による弱い化学的結合、ならびに、粘着力
(タック性)による癒着で一体となっている。そのた
め、外部からの圧力や摩擦力により、ウレタンフィルム
3Aとシリコーンゲル1との界面にズレが生じ易い。こ
のように、ズレが生じると、薄いウレタンフィルム3A
を通して外界から空気が進入し、ウレタンフィルム3A
とシリコーンゲル1との界面に気泡が生じることがあ
る。また、ピンや針などによりウレタンフィルム3Aが
傷付けられると、薄いウレタンフィルム3Aの引き裂き
強度が劣化して、ウレタンフィルム3Aが容易に引き裂
かれるおそれがある。
【0007】したがって、本発明の他の目的は、ゲルま
たは低硬度ゴムと皮膜との接着性が良く、かつ、皮膜の
引き裂き強度に優れた積層体を提供することである。
【0008】ところで、図6に示した従来例において、
外側の編物が袋のようになっていて、シリコーンゲルが
充填されたような積層体の場合、シリコーンゲルを包む
編物を縫合する必要がある。かかる縫合工程は面倒であ
り、そのため、製造コストを今一つ低減することができ
ない。したがって、本発明の更に他の目的は、製造コス
トを低減することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、第1発明の弾力性を有する積層体は、シリコーンゲ
ルまたは低硬度シリコーンゴムを主体とする第1の層
に、該第1の層よりも硬度の大きいシリコーンゴムと、
布とが一体になった皮膜状の第2の層が積層されてい
る。
【0010】本発明において、「ゲル」としては、JI
S(K2207−1980,50g荷重)で測定した針入
度が40〜150 のゲルを用いるのが好ましい。また、「低
硬度シリコーンゴム」とは、JISA型硬度計による硬
度が40度以下のシリコーンゴム、ならびに、高硬度シリ
コーンゴムにシリコーンオイル等を混合させてJISA
型硬度計による硬度が40度以下としたシリコーンゴムを
いい、たとえば架橋密度を小さくすることにより得られ
る。本発明に用いる「布」としては、伸縮性を有する編
物の他に、成型性を有する織布および不織布などを好適
に用いることができる。
【0011】本第2発明は、ポリエチレンおよびポリス
チレンの共重合体をポリマーの主成分とするゲルまたは
低硬度ゴムを主体とする第1の層に、該第1の層よりも
硬度、架橋密度または結晶化度の大きいポリエチレン系
のフィルム、ゲルもしくはゴムと、布とが一体になった
皮膜状の第2の層が積層されている。
【0012】一般のポリエチレンは、加流ゴムや熱可塑
性エラストマーよりもヤング率が大きいのであるが、可
塑剤との相溶性が良く、そのため、可塑剤を多量に添加
することができる。したがって、架橋密度を小さくする
と共にポリエチレンに可塑剤を多量に添加することによ
り、硬度が小さく、かつ、破断伸度が大きい低硬度エラ
ストマー(ゲルまたは低硬度ゴム)を得ることができ
る。このような低硬度エラストマーは、荷重により大き
く弾性変形する。
【0013】つぎに、弾力性および衝撃吸収性について
検討する。弾力性および衝撃吸収性は、部材の形状が決
定されている場合、部材を構成する材料によって決ま
る。ここで、ポリエチレンは、ポリプロピレン、ポリ塩
化ビニル、ポリスチレンなどと同様に、汎用的な熱可塑
性樹脂であるが、ポリエチレンは他の汎用的な熱可塑性
樹脂と異なり、エチレン(CH2 =CH2 )が直線的に
重合したものであるから、分子構造が直線的である。そ
のため、高重合体が動き易いので、変形および復元がス
ムースであるから、低硬度であるにもかかわらず、大き
な弾力性を呈するものと推測される。なお、「低硬度ゴ
ム」とは、JISA型硬度計による硬度が40度以下のゴ
ムをいう。
【0014】本発明において、本低硬度エラストマー
は、ポリエチレンとポリスチレンの両者をポリマーの主
成分とするが、ポリエチレンの比率を大きくすることに
より硬度を小さくすることができ、一方、ポリスチレン
の比率を大きくすることにより硬度を大きくすることが
できる。したがって、2つのポリマーを主成分とするこ
とで所望の硬度を得ることができる。ここで、ポリエチ
レンにブレンドするポリマーとしてポリスチレンを選択
する理由は、ポリスチレンも可塑剤との相溶性が良いか
らである。また、これらのポリエチレン、ポリスチレン
は、比重も小さく積層体の軽量性を損なうおそれもな
い。
【0015】本発明において、「ポリエチレンおよびポ
リスチレンをポリマーの主成分とする」とは、ポリエチ
レンおよびポリスチレンの総量(合計)が、低硬度エラ
ストマーに含まれている全てのポリマーの50重量%以上
の割合で配合されていることをいう。また、「主成分」
とするとは、ポリエチレンおよびポリスチレン以外のポ
リマーがブレンドされていない場合を含み、更に、これ
らの主成分に加えて、SBS樹脂、SIS樹脂、EVA
樹脂などの樹脂やEPDMなどのゴムをブレンドしても
よいことを意味する。
【0016】第2発明において、第2の層としては、編
物にポリエチレンフィルムを熱で溶着させたものの他
に、ポリエチレンとポリスチレンの共重合体をポリマー
の主成分とするフィルムを編物に熱で溶着させたもの
や、織布および不織布を用いることができる。
【0017】本発明において、「皮膜状」ないしは「フ
ィルム」とは、膜厚が、数10μmないし 2.0mm〜 3.0mm
程度の厚さを有するものをいう。
【0018】本発明によれば、ゲル等が熱可塑性エラス
トマーの皮膜に包まれているので、ゲル等からの水や油
の流出(オイルブリード)を防止できる。しかも、ゲル
等から滲み出してきたオイル等を編物の繊維に吸収させ
ることができるので、オイルブリードを十分に防止でき
る。また、皮膜に編物を一体にしておくことで、皮膜の
引き裂き強度を向上させることができる。
【0019】本第3発明は、ウレタンゲルを主体とする
第1の層に、該第1の層よりも硬度または架橋密度の大
きいウレタンフィルムと、布とが一体になった皮膜状の
第2の層が積層されている。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
したがって説明する。図1は第1実施形態を示す。図1
(a)は積層体の断面を示しており、該積層体は上部が
略半球状に膨出している。多孔質のシリコーンゲルから
なる第1の層1は、皮膜状の第2の層4によって覆われ
ている。
【0021】図1(b)に明示するように、前記第2の
層4は、伸縮性を有する編物2の編目や繊維の間や表面
にシリコーンゴム3が含浸して入り込んで一体となって
いる。該第2の層4は、編物2にシリコーンゴム3を含
浸させることにより得られる。該シリコーンゴム3の硬
度は、前記第1の層1を構成するシリコーンゲルの硬度
よりも大きい。前記第1の層1のシリコーンゲルと、前
記第2の層4のシリコーンゴム3とは、たとえば有機過
酸化物によって同時に架橋されていることで、互いに架
橋接着されている。なお、Pt触媒で架橋させてもよい
し、加熱や紫外線で硬化させてもよい。
【0022】つぎに、図1の積層体の製造方法について
説明する。図2(a)に示すように、まず、編物2の片
側に、未架橋のシリコーンゴム3を、筆塗り、印刷、ス
プレー、ディッピングなどによって塗布することで含浸
させる。この塗布後、図2(b)に示すように、金型4
4に、前記シリコーンゴム3を含浸した編物2をセット
する。その後、金型44の空気孔41から空気を吸引し
て、前記編物2を半球殻状に成型する。この成型後、凹
部にシリコーンゲル1を流し込み、さらに、前述と同様
にシリコーンゴム3を含浸した編物2を重ねる。この
後、図示しない上金型で封止した後、金型4を加熱し
て、シリコーンゴム3およびシリコーンゲル1を架橋す
ると共に、シリコーンゴム3同士の接触面31を架橋接
着する。あるいは、布生地を前もって必要な形状にプレ
ス成形、または、布保持フィルムを利用した簡易布生地
成形(特公平2−21812号)等の成型方法で成形し
ておき、空気孔41から空気を吸引する行程を省くこと
も可能である。クッション、乗馬用サドル、座布団等平
坦な形状では特に生地成形等を付す必要性はない。
【0023】前記構成において、本積層体は、図1のシ
リコーンゲル1の外側にゴムフィルム3を備えた第2の
層4を積層したので、シリコーンゲル1から水や油が流
出するのを防止し得る。しかも、シリコーンゲル1から
滲み出してきたオイル等を編物2の繊維に吸収させるこ
とができるから、オイルブリードを十分に防止できる。
【0024】また、シリコーン製のゴムフィルム3は、
編物2と一体となっているので、引き裂き強度が大きい
から、シリコーンゴム3にピンホールなどが生じても容
易に引き裂かれない。
【0025】しかも、シリコーン製のゴムフィルム3
と、シリコーンゲル1とが互いに架橋接着されているの
で、2つの層1,4の接着性に優れている。
【0026】また、シリコーンゴム3同士の接触面31
が互いに架橋接着されるので、手間の掛かる縫合工程が
省略できるから、製造コストも安くなる。
【0027】図3は第2実施形態を示す。この第2実施
形態では、シリコーンのゴムフィルム3内に編物2が芯
材として積層されて第2の層4が形成されている。
【0028】なお、本発明において「覆う」とは、必ず
しも第1の層1の全面を第2の層4で覆うという意味で
はなく、たとえば、図4に示すように、一部のみを第2
の層4で覆ってもよい。
【0029】また、本発明では、必ずしもシリコーンゲ
ル1の全面を包む必要はなく、図5のように、少なくと
もシリコーンゲル1の一部を包んでいてもよい。
【0030】また、本発明における伸縮性を有する編物
2としては、トリコット編物や各種の丸編(たとえば天
竺)等を用いることができる。また、伸縮性を有する編
物2を構成する素材としては、ポリエステル繊維やポリ
アミド繊維等の熱可塑性樹脂を好ましく用いることがで
きる。さらに、繊維自体が伸縮性を有するポリウレタン
系の繊維を混合して用いることができる。なお、目的と
する成型物が座布団やクッション等のように平坦な形状
であれば、布生地自体に伸縮性がなくてもよい。
【0031】また、シリコーンゲル1は連続気泡でもよ
いし、あるいは、独立気泡でもよい。さらには、連続気
泡と独立気泡とが共存するものであってもよい。また、
シリコーンゲル1は、小粒物を底部または上部に含有さ
せて硬度を部分的に大きくしてもよい。さらに、シリコ
ーンゲル1には、塩化ビニリデンの中空の小粒物を全体
に含有させてもよい。また、シリコーンゲル1は、JI
S(K2207−1980、50g荷重)で測定した針入
度が40〜60のシリコーンゲルをベースとして多孔質状と
したものを用いるのが好ましい。さらに、シリコーンゲ
ル1の見掛け密度は、弾力性、柔軟性、衝撃吸収性、適
当な感触の重さ等の点から 0.3〜0.7g/cm3の範囲のもの
を用いるのが好ましい。
【0032】ところで、前記各実施形態では、第1の層
1をシリコーンゲルを主体として構成したが、該シリコ
ーンゲルに代えて、低硬度シリコーンゴムを主体として
第1の層1を構成してもよい。
【0033】また、前記各実施形態では、第1の層1を
シリコーンゲルを主体として構成したが、マウンテンバ
イク用のサドルなどとしては、前記シリコーンゲルに代
えて、ポリエチレンおよびポリスチレンの共重合体をポ
リマーの主成分とするゲルまたは低硬度ゴムを主体とし
て第1の層1を構成してもよい。かかるゲルまたは低硬
度ゴムとしては、株式会社コスモ計器製のPEゲル(商
品名)を用いることができ、該ゲル等としてはSRIS
−C硬度が2〜30で、破断伸度が700%以上のエラストマ
ーを用いるのが好ましい。かかるPEゲル等を採用した
場合の第2の層4としては、第1の層1よりも硬度の大
きいポリエチレン系フィルムと伸縮性を有する編物とが
一体になった図1または図3の皮膜4や、第1の層1よ
りも硬度が大きいポリエチレンおよびポリスチレンの共
重合体からなるフィルムと、伸縮性を有する編物とが一
体になった皮膜4を採用する。
【0034】ところで、前記実施形態では、シリコーン
ゴム3等と編物2とを直接的に一体としたが、本発明で
は、シリコーンゴム3と編物2との間に他のホットメル
ト系樹脂フィルム(たとえば、ウレタン系ホットメルト
フィルム)を介挿してもよい。また、図1の編物2の上
に、人体の皮膚(たとえば乳房の皮膚)に近い状態に予
め成型した薄いシリコーンゴムを接着してもよい。
【0035】なお、本発明の弾力性を有する積層体は、
前述した乳房を切除した女性のための人工乳房、豊胸用
のブラジャー等に使用されるパッド、腰痛パッドあるい
は肩パッド等に用いることができるが、サイクリングパ
ンツの臀部、膝当て付きサッカー用ソックスの膝当て部
分、保温保冷用サポーター、スキーパンツ等のパッド
類、各種ソックスの滑り止め、ヘルメットの緩衝材など
スポーツ関係、便座マット、家具用下敷マットなどのイ
ンテリア関係、その他特殊メイク用パッドとか幼児用の
玩具などにも適用することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の弾力性を
有する積層体は、ゲル等が熱可塑性エラストマーの皮膜
に包まれているので、ゲル等からの水や油の流出(オイ
ルブリード)を防止できる。しかも、ゲル等から滲み出
してきたオイル等を布(編物)の繊維に吸収させること
ができるので、オイルブリードを十分に防止できる。ま
た、本発明では、第1の層と第2の層とが同種のポリマ
ーで構成されているので、2つの層の親和性が良く、ま
た、ポリマーの架橋時に第1の層と第2の層とが一部架
橋接着されるから、2つの層の間にズレが生じにくい。
また、皮膜に布(編物)が一体となっているので、皮膜
の引き裂き強度が向上する。
【0037】また、ゴム等の皮膜を設けているので、該
皮膜に抗菌剤を集中して入れれば、少ない抗菌剤で高い
抗菌効果が得られる。また、布(編物)にシリコーンゴ
ムを含浸させていることによって色付の布(編物)の褪
色や劣化を防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施形態にかかる積層体の
断面図であり、(b)はその部分拡大図である。
【図2】製造方法を示す断面図である。
【図3】(a)は第2実施形態にかかる積層体の断面図
であり、(b)はその部分拡大図である。
【図4】変形例を示す積層体の断面図である。
【図5】他の変形例を示す積層体の断面図である。
【図6】従来例を示す断面図である。
【図7】他の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】 1:シリコーンゲル(第1の層) 2:編物(布) 3:シリコーンゴム 4:第2の層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコーンゲルまたは低硬度シリコーン
    ゴムを主体とする第1の層に、該第1の層よりも硬度ま
    たは架橋密度の大きいシリコーンゴムと、布とが一体に
    なった皮膜状の第2の層が積層されている弾力性を有す
    る積層体。
  2. 【請求項2】 ポリエチレンおよびポリスチレンの共重
    合体をポリマーの主成分とするゲルまたは低硬度ゴムを
    主体とする第1の層に、該第1の層よりも硬度、架橋密
    度または結晶化度の大きいポリエチレン系のフィルム、
    ゲルもくしはゴムと、布とが一体になった皮膜状の第2
    の層が積層されている弾力性を有する積層体。
  3. 【請求項3】 ウレタンゲルを主体とする第1の層に、
    該第1の層よりも硬度または架橋密度の大きいウレタン
    フィルムと、布とが一体になった皮膜状の第2の層が積
    層されている弾力性を有する積層体。
JP28467897A 1997-09-30 1997-09-30 弾力性を有する積層体 Pending JPH11105200A (ja)

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