JPH11104535A - ノズル詰まり検知方法およびノズル詰まり検知装置 - Google Patents

ノズル詰まり検知方法およびノズル詰まり検知装置

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JPH11104535A
JPH11104535A JP9347604A JP34760497A JPH11104535A JP H11104535 A JPH11104535 A JP H11104535A JP 9347604 A JP9347604 A JP 9347604A JP 34760497 A JP34760497 A JP 34760497A JP H11104535 A JPH11104535 A JP H11104535A
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Japan
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nozzle
vibration
clogging
ink
discharge
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Application number
JP9347604A
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English (en)
Inventor
Koji Yoshida
孝治 吉田
Tomoyuki Koike
智之 小池
Masayuki Maeda
雅之 前田
Toshihiko Omi
俊彦 近江
Hirobumi Ota
博文 大田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吐出物の無駄な消費を抑制し、しかも、吐出
必要時のノズル詰まりを解消できるとともに、超小型の
多連のノズルであっても、比較的低いコストで各ノズル
毎の詰まりを検知できるようにすることを目的とする。 【解決手段】 通常の印画時と同様の圧力で、ノズル6
から振動板11にインク8を順次吐出させ、振動板11
の振動を、振動センサの検出ヘッド11で検出し、各ノ
ズル6の吐出のタイミングに応じて、振動センサで振動
が検出されるか否かに基づいて、ノズル6の詰まりを検
知するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばインク、
油、水あるいは各種粒体等の吐出物を吐出するノズルの
詰まりを検知する方法および検知する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のノズルを備えるノズル噴射装
置、例えばインクジェットプリンタにおいては、ノズル
の詰まりが生じると、印画した際に、インクが吐出され
ず、その部分の画像に、白い線が入るなどして印画不良
が生じることになる。
【0003】従来、このようなノズルの詰まりによる印
画不良の対策として、例えば次のような方法がある。
【0004】すなわち、図14の概略構成図に示される
ように、加圧ポンプ20によって定期的に通常の印画時
よりも高い圧力に加圧し、インクタンク21からのイン
ク22を多数のノズル23から強制的に吐出させて詰ま
りを取り除いたり、あるいは、加圧することなく、定期
的に通常の印画時と同様にインクを吐出させるととも
に、ノズル23表面をワイパ等によってなぞって詰まり
を取り除く、いわゆるクリーニングを行う方法である。
【0005】また、図15に示されるように、ノズル2
4内の圧力を検出する圧力センサ25を内蔵し、この圧
力センサ25で検出したノズル24内の圧力の増大によ
ってノズルの詰まりを検知する方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、定期的
にクリーニングする従来例では、ノズル内を通常の印画
時よりも高圧に加圧する際に、多量のインクが強制的に
吐出されて無駄に消費されてランニングコストがかさ
み、また、加圧することなく、通常の印画時と同様にイ
ンクを吐出させてクリーニングを行う方法では、一回の
クリーニング時間(インク排出時間)およびクリーニン
グ周期(インク排出周期)などを、実験結果、経験則な
どから最悪条件に設定せざるを得ないために、インクの
消費が多くなってランニングコストがかさみ、さらに、
いずれの方法も定期的なクリーニングであるために、必
要な印画時にノズルが詰まっている可能性があり、万が
一ノズルが詰まっていたら、印画に重大な欠陥をもたら
すことなる。
【0007】一方、ノズル内の圧力を、圧力センサで検
知する従来例では、超小型のノズルの場合には、ノズル
の内部の圧力を検知する極めて小型の圧力センサが必要
となって技術的に難しく、また、多連に連結された超小
型のノズルでは、ノズルの一本づつに圧力センサを設置
するとコストがかさみ、一個の圧力センサで連結された
多数のノズルのすべてを検知すると、詰まりを生じたノ
ズルを特定できないという難点がある。
【0008】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、吐出物の無駄な消費を抑制し、しかも、吐出
必要時のノズル詰まりを解消できるとともに、超小型の
多連のノズルであっても、比較的低いコストで各ノズル
毎の詰まりを検知できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0010】すなわち、本発明のノズル詰まり検知方法
は、吐出物を吐出するノズルの詰まりを検知する方法で
あって、前記ノズルから吐出される吐出物の衝突に基づ
いて、該ノズルの詰まりを検知するものである。
【0011】また、本発明のノズル詰まり検知装置は、
吐出物を吐出するノズルの詰まりを検知する装置であっ
て、前記ノズルから吐出される吐出物の衝突を検出する
検出手段を備え、該検出手段の検出出力に基づいて、前
記ノズルの詰まりを検知するものである。
【0012】前記検出手段は、前記吐出物の衝突による
振動を検出する振動センサを備え、前記ノズルからの吐
出物を、前記振動センサの検出部に向けて吐出させるも
のである。
【0013】前記検出手段は、前記吐出物の衝突によっ
て振動する振動板と、該振動板の振動を検出する振動セ
ンサとを備え、前記ノズルからの吐出物を、前記振動板
に向けて吐出させるものである。
【0014】前記検出手段は、前記吐出物の衝突によっ
て振動する振動板と、該振動板の振動によって発生する
音を検出する音センサとを備え、前記ノズルからの吐出
物を、前記振動板に向けて吐出させるものである。
【0015】前記検出手段は、前記吐出物の衝突による
音を検出するエレクトレットコンデンマイクロホンを備
え、前記ノズルからの吐出物を、前記エレクトレットコ
ンデンマイクロホンのエレクトレット振動板に向けて吐
出させるものである。
【0016】本発明のノズル詰まり検知方法は、ノズル
から吐出される吐出物の衝突に基づいて、該ノズルの詰
まりを検知するので、従来の定期的なクリーニングのよ
うに、ノズル内の圧力を通常の吐出時よりも高圧にして
強制的に吐出させてクリーニングする必要がなく、ま
た、クリーニング時間およびクリーニング周期などを最
悪の条件に設定する必要がなく、吐出物の無駄な消費を
抑制できるとともに、必要な吐出に先立ってノズルの詰
まりを検知することによって、吐出不良を事前に回避で
きる。さらに、ノズル外の振動に基づいてノズルの詰ま
りを検知するので、ノズル内の圧力を圧力センサで検知
する従来例のように、ノズル毎に圧力センサを設けるこ
となく、ノズルの詰まりを検知することができる。
【0017】本発明のノズル詰まり検知装置は、ノズル
から吐出される吐出物の衝突を検出する検出手段を備
え、この検出手段の検出出力に基づいて、ノズルの詰ま
りを検知するので、従来のように、ノズル内の圧力を通
常の吐出時よりも高圧にして強制的に吐出させて定期的
なクリーニングを行う必要がなく、また、クリーニング
時間およびクリーニング周期などを最悪の条件に設定す
る必要がなく、吐出物の無駄な消費を抑制できるととも
に、必要な吐出に先立ってノズルの詰まりを検知するこ
とによって、吐出不良を事前に回避できる。さらに、ノ
ズル外の振動に基づいてノズルの詰まりを検知するの
で、ノズル内の圧力を圧力センサで検知する従来例のよ
うに、ノズル毎に圧力センサを設けることなく、ノズル
の詰まりを検知することができる。
【0018】また、本発明のノズル詰まり検知装置によ
れば、前記ノズルからの吐出物を、振動センサの検出部
に向けて吐出させるので、吐出物の衝突による微小な振
動を高感度で検出してノズルの詰まりを検知することが
できる。
【0019】また、ノズルからの吐出物の衝突によって
振動する振動板の振動を、振動センサで検知するので、
吐出物が、直接振動センサの検出部に付着することがな
い。
【0020】さらに、本発明のノズル詰まり検知装置に
よれば、前記ノズルからの吐出物を、振動板に向けて吐
出させて衝突による音を、音センサで検知するので、吐
出物の衝突による音を検出してノズルの詰まりを検知す
ることができ、また、吐出物が、直接音センサに付着す
ることがない。
【0021】また、本発明のノズル詰まり検知装置によ
れば、前記ノズルからの吐出物を、エレクトレットコン
デンマイクロホンのエレクトレット振動板に向けて吐出
させるので、吐出物の衝突による微小な音を高感度で検
出してノズルの詰まりを検知することができるととも
に、比較的安価に構成できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態について詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明のノズル詰まり検知方法が
適用されたプリンタ1の斜視図であり、このプリンタ1
は、背面側のペーパートレー2から供給される図示しな
い用紙に印刷を行って排出口3から排出するものであっ
て、本体上面には、各種の操作キー4が配設されてい
る。このプリンタ1は、液体のインクをドットに対応す
るノズルから吐出して用紙に付着させる、いわゆる、イ
ンクジェット方式であって、インクの吐出方法として
は、例えば、圧電体に通電することによって圧電体を変
形させてインク室の壁を押圧してインク室内のインクを
ノズルから吐出させるものや熱によりインク上に泡を生
じさせ、その泡の膨張圧力でインクを吐出させるものな
どがある。
【0024】このプリンタ1は、インクを吐出する多数
のノズルを内蔵しており、かかるノズルの詰まりを検知
して印画不良をなくすために、以下に詳述する本発明の
ノズル詰まり検知装置を内蔵している。
【0025】(実施の形態1)図2は、本発明の一つの
実施の形態に係るノズル詰まり検知装置の要部の概略構
成を示す図である。
【0026】同図において、5はプリンタ1のノズルユ
ニットであり、このノズルユニット5には、インクを吐
出する複数のノズル6が設けられており、このノズル6
の詰まりを検知するために、この実施の形態のノズル詰
まり検知装置は、ノズル6から吐出されるインク8の衝
突による振動を検出する検出手段としての振動センサを
備えており、この振動センサの検出部である検出ヘッド
7に、ノズルユニット5が対向するように該ユニット5
の移動が後述のように制御される。
【0027】この実施の形態の振動センサの検出ヘッド
7は、図3に示されるように、シリコンなどの半導体基
板を加工して形成され、重り7aを有する梁7bの矢印
方向の振動による変形を、静電容量の変化として、ある
いは、歪み抵抗素子や圧電素子などにより電気信号に変
換して検出するものであり、この検出ヘッド7にノズル
6からインク8が吐出されるものである。
【0028】この検出ヘッド7は、インク8の衝突によ
って振動できるように適宜の手段によって保持されてい
る。
【0029】この検出ヘッド7の出力は、図4に示され
るように、増幅器9で増幅されてフィルタ回路10で有
効な帯域の信号が取り出されてコントローラとしてのマ
イクロコンピュータに与えられる。この実施の形態の振
動センサは、検出ヘッド7、増幅器8およびフィルタ回
路10によって構成されている。
【0030】この実施の形態では、印画に先立ってノズ
ルユニット5を移動させて各ノズル6を振動センサの検
出ヘッド7に順次臨ませてインク8を検出ヘッド7に向
けて通常の印画時と同様の圧力で吐出し、該検出ヘッド
7によってインク8の衝突による振動を検出し、各ノズ
ル6の吐出のタイミングに応じて、予め定めた閾値以上
の振動が検出されたときには、インク8が吐出されたも
のであって、対応するノズル6の詰まりは生じておら
ず、前記閾値以上の振動が検出されないときには、イン
ク8が吐出されておらず、あるいは、吐出が不十分であ
って対応するノズル6の詰まりが生じていると判定する
ものである。
【0031】なお、ノズル6の詰まりの有無の判定およ
び吐出並びに移動の制御は、上述のコントローラとして
のマイクロコンピュータによって行われるものであり、
ノズル6の詰まりが生じていると判定された場合には、
そのノズル6についてのみ通常の印画時よりも加圧して
強制的にインクを吐出させたり、ノズル表面をワイパで
なぞることにより、クリーニングを行うものである。
【0032】また、本発明の他の実施の形態として、振
動レベルを細かく検出し、詰まり具合に応じて、その詰
まりを解消するためのクリーニングの際の吐出圧力、吐
出時間あるいは吐出回数などを適宜選択するようにして
もよく、クリーニングの際のインクの消費をさらに抑制
するようにしてもよい。
【0033】このようにして、印画の開始前に、すべて
のノズル6について詰まりが生じているか否かを検知
し、詰まりが生じているときには、そのノズル6のみか
ら強制的にインクを吐出させてクリーニングを行うの
で、印画不良が生じることがなく、しかも、ノズル6の
詰まりを検知するためのノズル6からの吐出は、通常の
印画時と同様の圧力であるので、高い圧力に加圧して強
制的にすべてのノズルについてクリーニングを行う従来
例あるいはクリーニング時間やクリーニング周期などを
最悪の条件に設定してクリーニングを行う従来例に比べ
て、消費されるインクの量は大幅に削減されることにな
り、ランニングコストを大幅に低減できる。
【0034】また、ノズルが詰まっているかどうか検知
できるので、必要最小限のクリーニング回数でよく、ラ
ンニングコストの低減およびプリンタの印字可能となる
までの時間を短縮できる。
【0035】さらに、ノズル6の外における振動に基づ
いてノズル6の詰まりを検知するので、ノズル内の圧力
を、圧力センサで検知する従来例のように、超小型のノ
ズルの場合には、極めて小型の圧力センサが必要となっ
て技術的に難しいといったこともなく、また、ノズルの
一本づつに圧力センサを設置することなく比較的低いコ
ストで詰まりを生じたノズルを特定できることになる。
【0036】特に、この実施の形態では、振動センサの
検出ヘッド7に向けて吐出されるインクの衝突による振
動を検出するので、微小な振動でも高感度で検出でき
る。
【0037】また、吐出されるインクの衝突による微小
な振動をリニアに検出することにより、ノズルの詰まり
の検知に止まらず、例えば、温度やインクの粘度の変化
等によらず、吐出量を一定にするといった最適制御を行
うことも可能となり、さらに、ドットに対応するノズル
からの吐出量を制御してノズルでの階調表現も可能とな
る。さらには、各ノズルの吐出量のバラツキを検知し、
それを補正して各ノズルの吐出量を揃えることにより、
精細な印画が可能となる。
【0038】なお、振動センサを備える検知装置は、例
えばプリンタ1の幅方向の一方寄りの隅部に内蔵されて
おり、ノズルの詰まりの検知時には、ノズルユニット5
を前記隅部に移動させて前記検出ヘッド7に向けてイン
クを順次吐出させるものである。
【0039】(実施の形態2)図5は、本発明の他の実
施の形態に係るノズル詰まり検知装置の要部の概略構成
を示す図であり、図2に対応する部分には、同一の参照
符号を付す。
【0040】上述の実施の形態では、ノズル6から吐出
されるインク8を、振動センサの検出ヘッド7で受けて
ノズル6の詰まりを検知したけれども、この実施の形態
の検知装置は、検出手段として、ノズル6から吐出され
るインク8の衝突によって振動する振動板11と、この
振動板11の振動を検出する振動センサとを備えてお
り、振動センサの検出ヘッド7が、振動板11に取り付
けられている。
【0041】この振動板11は、インク8の衝突によっ
て振動できるように、例えばその周縁部の適宜箇所が図
示しない保持手段によって保持される。
【0042】この実施の形態では、吐出されたインク8
の衝突による振動板11の振動を検出し、これに基づい
てノズル6の詰まりを検知するものである。
【0043】振動板11は、金属材料や樹脂材料などで
薄板状に形成され、この振動板11に、振動センサの検
出ヘッド7が、例えば、接着剤などによって一体に取り
付けられている。
【0044】この振動板11が、ノズル6から吐出され
るインク8の衝突によって振動し、この振動を、振動セ
ンサの検出ヘッド7で検出するものである。
【0045】この実施の形態においては、印画に先立っ
てノズルユニット5を移動させながら各ノズル6から順
次インク8を振動板11に向けて通常の印画時と同様の
圧力で吐出し、インク8の衝突による振動板11の振動
を、振動センサで検出し、各ノズル6の吐出のタイミン
グに応じて、予め定めた閾値以上の振動が検出されたと
きには、インク8が吐出されたものであって、対応する
ノズル6の詰まりは生じておらず、前記閾値以上の振動
が検出されないときには、インク8が吐出されておら
ず、あるいは、吐出が不十分であって対応するノズル6
の詰まりが生じていると判定するものである。
【0046】なお、この実施の形態では、振動板11の
インク8を受ける面は、図示しない小型のワイパ等によ
って、例えばインク8の吐出の度に、クリーニングさ
れ、また、振動板11は、垂直に配置されているので、
吐出されたインクが下方に配置した図示しない回収ボッ
クスに回収されることになる。
【0047】この実施の形態によれば、吐出されたイン
ク8が振動センサに付着しないので、振動センサの耐久
性が向上し、また、振動板11のクリーニングも容易と
なる。
【0048】その他の構成および効果は、上述の実施の
形態と同様である。
【0049】(実施の形態3)図6は、本発明のさらに
他の実施の形態に係るノズル詰まり検知装置の要部の概
略構成を示す図であり、図5に対応する部分には、同一
の参照符号を付す。
【0050】この実施の形態では、例えば制御回路など
の所要の回路部分に、ノズル6からのインク8が付着す
ることがないように、所要の回路部分を、ケース12内
に隔離したものであり、ケース12の開口部分から振動
板11がノズル6に臨むように構成されており、ノズル
6から吐出されるインク8の衝突による振動板11の振
動を、振動センサの検出ヘッド7で検出するものであ
る。
【0051】この実施の形態によれば、吐出されたイン
ク8が、所要の回路部分に付着するのを有効に防止する
ことができる。
【0052】その他の構成および効果は、上述の実施の
形態2と同様である。
【0053】(実施の形態4)図7は、本発明のさらに
他の実施の形態に係るノズル詰まり検知装置の要部の概
略構成を示す図であり、図5に対応する部分には、同一
の参照符号を付す。
【0054】この実施の形態では、振動板11のノズル
6に臨む面とは反対側の面には、圧電形の振動センサ1
3が、一体に形成されている。
【0055】この振動センサ13は、二枚の電極14,
15間に、例えば、PZT(ジルコン・チタン酸鉛)な
どのセラミックスやPVDFなどの高分子膜からなる圧
電膜16が挟み込まれて構成されており、振動板11に
一体に形成されている。
【0056】このように振動センサ13を、振動板11
に一体に形成することにより、厚み方向(図の左右方
向)の大きさを小さくできるとともに、振動板11の面
積を有効に利用できることになる。
【0057】なお、この振動センサ13の出力は、上述
の図4と同様に、増幅器9およびフィルタ回路10を介
してコントローラとしてのマイクロコンピュータに与え
られる。
【0058】その他の構成および効果は、上述の実施の
形態2と同様である。
【0059】(実施の形態5)図8は、本発明のさらに
他の実施の形態に係るノズル詰まり検知装置の要部の概
略構成を示す図であり、図7に対応する部分には、同一
の参照符号を付す。
【0060】この実施の形態では、圧電形の振動センサ
131の一方の電極151は、アレイ状に形成されてお
り、アレイ状の各電極151単位で振動を検出できるよ
うにし、吐出されたインク8の衝突による振動の分布を
判定できるようにしている。
【0061】これによって、ノズル6の片側が詰まって
いるといった詰まりの状態を、振動の分布から判定する
ことも可能となる。
【0062】その他の構成および効果は、上述の実施の
形態4と同様である。
【0063】(実施の形態6)図9は、本発明のさらに
他の実施の形態のノズル詰まり検知装置の要部の概略構
成を示す図であり、図2に対応する部分には、同一の参
照符号を付す。
【0064】この実施の形態のノズル詰まり検知装置
は、ノズルユニット5のノズル6から吐出されるインク
8の衝突による音を検出する検出手段として、ノズル6
から吐出されるインク8の衝突によって振動する振動板
30と、この振動板30の振動によって生じる空気の振
動波である振動音を検出する音センサとしてのマイクロ
ホン31とを備えており、振動板30とマイクロホン3
1とは、保持具32によって一体的に保持されている。
【0065】振動板30は、例えば、金属薄膜、プラス
チックフィルムあるいは高分子フィルムなどによって構
成され、インク8の衝突によって振動するように構成さ
れており、マイクロホン31は、例えば、ダイナミック
形のマイクロホンであり、振動板30の振動によって生
じる音を検出するものである。
【0066】この振動板30の材質を変えることで、音
が大きくなるようにすることもできる。
【0067】このマイクロホン31の出力は、図10に
示されるように、増幅器33で増幅された後、ゲート回
路34でインクの吐出のタイミングに応じた検出信号が
取り出され、さらに、バンドパスフィルタ35によって
有効な帯域の検出信号が取り出されてコントローラとし
てのマイクロコンピュータに与えられる。なお、増幅器
33は、ゲート回路34の後段側に配置してもよい。
【0068】この実施の形態においては、印画に先立っ
てノズルユニット5を移動させながら各ノズル6から順
次インク8を振動板30に向けて通常の印画時と同様の
圧力で吐出し、インク8の衝突による振動板30の振動
によって生じる音を、マイクロホン31で検出し、各ノ
ズル6の吐出のタイミングに応じて、予め定めた閾値以
上の音が検出されたときには、インク8が吐出されたも
のであって、対応するノズル6の詰まりは生じておら
ず、前記閾値以上の音が検出されないときには、インク
8が吐出されておらず、あるいは、吐出が不十分であっ
て対応するノズル6の詰まりが生じていると判定するも
のである。
【0069】なお、この実施の形態では、振動板30の
インク8を受ける面は、図示しない小型のワイパ等によ
って、例えばインク8の吐出の度に、クリーニングさ
れ、また、振動板30は、垂直に配置されているので、
吐出されたインク8が下方に配置した図示しない回収ボ
ックスに回収されることになる。
【0070】この実施の形態によれば、吐出されたイン
ク8がマイクロホン31に付着しないので、マイクロホ
ン31の耐久性が向上し、また、振動板30のクリーニ
ングも容易となる。
【0071】その他の構成および効果は、上述の実施の
形態1と同様である。
【0072】また、インク8の吐出周期は、任意に変更
できるので、機器(プリンタ)が動作することによる振
動や音、例えば、インクヘッドの移動や紙送りといった
動作による振動や音の影響を除くために、図11(A)
の出力波形に示される吐出周期Tおよび対応する検出の
タイミングを、機器が動作することによる振動や音と異
なる周期に予め設定したり、あるいは、インク8の衝突
による検出信号であるかノイズであるか不明な場合に
は、ノイズの影響を受けないように、吐出の周期を変え
るとともに、検出のタイミングもそれに応じて変更して
再度吐出させて検出を行ったり、さらには、複数回繰り
返して検出出力が確認されたときに、吐出有りと判定す
るようにして検出精度を高めるようにしてもよい。
【0073】また、インク8の吐出圧力を変更すること
も可能であることから、検知時には、図11(B)の出
力波形に示されるように、通常印字以上に高い圧力で衝
突させることにより、S/Nの向上を図ることも可能で
ある。
【0074】さらに、インク8の衝突によって振動する
振動板30の材質、大きさ、厚さ等を変更することによ
り、例えば図11(C)の出力波形に示されるように、
該振動板30が振動することによって発生する空気の振
動波(音)の周波数を変更するといったことも考えられ
る。
【0075】(実施の形態7)図12は、本発明の他の
実施の形態のノズル詰まり検知装置の概略構成を示す図
であり、図9に対応する部分には、同一の参照符号を付
す。
【0076】この実施の形態では、インク8の衝突によ
る振動板30の振動による音を検出するマイクロホン3
1とは別に、機器の振動による音を検出するマイクロホ
ン31’を設けており、両マイクロホン31,31’の
出力を、ゲート回路34,34’を介して差動増幅回路
36で差動増幅し、バンドパスフィルタ35で有効な帯
域の出力を取り出して比較回路37で閾値と比較し、判
定回路38で吐出の有無を判定するようにしており、吐
出が検出されず、ノズル6の詰まりが生じていると判定
された場合には、上述の実施の形態と同様に、そのノズ
ル6についてのみ通常の印画時よりも加圧して強制的に
インクを吐出させたり、ノズル表面をワイパでなぞるこ
とにより、クリーニングを行うものであり、さらに、ノ
ズルの詰まりを報知するようにしてもよい。
【0077】各ゲート回路34,34’では、インク8
の吐出を制御する吐出制御回路39に与えられるクロッ
ク信号発生回路40からのクロック信号に基づいて、吐
出のタイミングに応じたタイミングでマイクロホン3
1,31’の出力が取り出されるように構成されてい
る。
【0078】このように、インク8の衝突によるマイク
ロホン31で検出された音と機器の動作によるマイクロ
ホン31’で検出された音との差を抽出することにより
機器が動作することによる振動や音の影響を除くことが
可能となり、高精度の検出が可能となる。
【0079】その他の構成および効果は、上述の実施の
形態6と同様である。
【0080】なお、振動センサを用いた上述の各実施の
形態においても、この実施の形態と同様に、機器の動作
による振動を検出する振動センサを別途設け、両振動セ
ンサの出力を差動増幅して機器の動作による振動の影響
を除くようにしてもよい。
【0081】(実施の形態8)図13は、本発明の他の
実施の形態のノズル詰まり検知装置の概略構成を示す図
であり、図9に対応する部分には、同一の参照符号を付
す。
【0082】この実施の形態のノズル詰まり検知装置
は、ノズルユニット5のノズル6から吐出されるインク
8の衝突による音を検出する検出手段として、汎用され
ている比較的安価なエレクトレットコンデンサマイクロ
ホン41を備えており、該エレクトレットコンデンサマ
イクロホン41のエレクトレット振動板42を露出させ
ており、このエレクトレット振動板42に、ノズル6か
ら吐出されるインク8を直接衝突させてその衝突による
音を検出するように構成している。なお、43はスペー
サ、44は背極板である。
【0083】この実施の形態では、印画に先立ってノズ
ルユニット5を移動させて各ノズル6をエレクトレット
コンデンサマイクロホン41のエレクトレット振動板4
2に順次臨ませてインク8をエレクトレット振動板42
に向けて通常の印画時と同様の圧力で吐出し、エレクト
レットコンデンサマイクロホン41によってインク8の
衝突による音を検出し、各ノズル6の吐出のタイミング
に応じて、予め定めた閾値以上の音が検出されたときに
は、インク8が吐出されたものであって、対応するノズ
ル6の詰まりは生じておらず、前記閾値以上の音が検出
されないときには、インク8が吐出されておらず、ある
いは、吐出が不十分であって対応するノズル6の詰まり
が生じていると判定するものである。
【0084】このようにエレクトレット振動板42に向
けて吐出されるインクの衝突による音を検出するので、
微小な音でも高感度で検出できる。
【0085】(その他の実施の形態)上述の実施の形態
では、ノズルの一本づつからインクを吐出させて詰まり
を検知したけれども、本発明の他の実施の形態として、
複数(例えば10本)のノズルから一斉に吐出させ、検
出された振動あるいは音が閾値に達しなかったときに
は、いずれかのノズルが詰まっているとして、各ノズル
から順次吐出させて詰まっているノズルを特定し、ま
た、検出された振動あるいは音が閾値に達したときに
は、前記複数のノズルには詰まりが生じていないとし
て、次の複数のノズルの検知に移行するようにしてもよ
く、このように複数のノズル毎に検知することにより、
効率的にノズルの詰まりを検知することができる。
【0086】上述の実施の形態では、詰まりを検知する
ためのインクの吐出は、通常の印画時と同様の圧力であ
ったけれども、印画時の圧力よりも低くてもよく、ある
いは、高くてもよく、要は、従来のクリーニングの際の
圧力よりも低くして無駄なインクの消費を低減できれば
よい。
【0087】上述の実施の形態では、ノズル側のみを移
動させたけれども、本発明の他の実施の形態として、検
出手段側を移動させてノズルに臨ませてもよい。
【0088】上述の実施の形態では、ノズルの詰まりの
検知を、印画の前に行うようにしたけれども、本発明の
他の実施の形態として、定期的あるいは適宜に行うよう
にしてもよい。
【0089】上述の実施の形態では、プリンタに適用し
て説明したけれども、本発明は、プリンタに限らず、ノ
ズルから吐出物を吐出する他のノズル噴射装置、例えば
ノズルが一本だけの噴射装置に適用してもよいのは勿論
である。
【0090】上述の実施の形態では、吐出物の衝突を、
振動センサによって検知したけれども、本発明の他の実
施の形態として、吐出物の衝突を、衝撃センサあるいは
加速度センサによって検出してもよい。
【0091】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ノズルか
ら吐出される吐出物の衝突に基づいてノズルの詰まりを
検知するので、従来のように、ノズル内の圧力を通常の
吐出時よりも高圧にして強制的に吐出させて定期的なク
リーニングを行う必要がなく、また、クリーニング時間
やクリーニング周期などを最悪の条件に設定する必要が
なく、吐出物の無駄な消費を抑制できるとともに、必要
な吐出に先立ってノズルの詰まりを検知することによっ
て、吐出不良を事前に回避できる。さらに、ノズル外の
振動に基づいてノズルの詰まりを検知するので、ノズル
内の圧力を圧力センサで検知する従来例のように、ノズ
ル毎に圧力センサを設けることなく、ノズルの詰まりを
検知することができる。
【0092】また、本発明のノズル詰まり検知装置によ
れば、前記ノズルからの吐出物を、振動センサの検出部
に向けて吐出させるので、吐出物の衝突による微小な振
動を高感度で検出してノズルの詰まりを検知することが
できる。
【0093】さらに、ノズルからの吐出物の衝突によっ
て振動する振動板の振動を振動センサで検知するので、
吐出物が、直接振動センサに付着することがなく、振動
センサの耐久性を向上させることができる。
【0094】また、本発明のノズル詰まり検知装置によ
れば、前記ノズルからの吐出物を、振動板に向けて吐出
させて衝突による音を、音センサで検知するので、吐出
物の衝突による音を検出してノズルの詰まりを検知する
ことができ、また、吐出物が、直接音センサに付着する
ことがなく、耐久性が向上する。
【0095】また、本発明のノズル詰まり検知装置によ
れば、前記ノズルからの吐出物を、エレクトレットコン
デンマイクロホンのエレクトレット振動板に向けて吐出
させるので、吐出物の衝突による微小な音を高感度で検
出してノズルの詰まりを検知することができるととも
に、比較的安価に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるプリンタの斜視図である。
【図2】本発明の一つの実施の形態に係るノズル詰まり
検知装置の要部の概略構成図である。
【図3】図2の検出ヘッドの概略構成図である。
【図4】振動センサの構成図である。
【図5】本発明の他の実施の形態の要部の概略構成図で
ある。
【図6】本発明のさらに他の実施の形態の要部の概略構
成図である。
【図7】本発明の他の実施の形態の要部の概略構成図で
ある。
【図8】本発明のさらに他の実施の形態の要部の概略構
成図である。
【図9】本発明の他の実施の形態の概略構成図である。
【図10】図9の実施の形態の検出回路の構成図であ
る。
【図11】検出出力の波形図である。
【図12】本発明のさらに他の実施の形態の概略構成図
である。
【図13】本発明の他の実施の形態の概略構成図であ
る。
【図14】従来例の概略構成図である。
【図15】他の従来例の概略構成図である。
【符号の説明】
1 プリンタ 6 ノズル 7 検出ヘッド 11 振動板 13,131 振動センサ 30 振動板 31,31’ マイクロホン 41 エレクトレットコンデン
サマイクロホン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近江 俊彦 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 大田 博文 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吐出物を吐出するノズルの詰まりを検知
    する方法であって、 前記ノズルから吐出される吐出物の衝突に基づいて、該
    ノズルの詰まりを検知することを特徴とするノズル詰ま
    り検知方法。
  2. 【請求項2】 吐出物を吐出するノズルの詰まりを検知
    する装置であって、 前記ノズルから吐出される吐出物の衝突を検出する検出
    手段を備え、 該検出手段の検出出力に基づいて、前記ノズルの詰まり
    を検知することを特徴とするノズル詰まり検知装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、前記吐出物の衝突によ
    る振動を検出する振動センサを備え、前記ノズルからの
    吐出物を、前記振動センサの検出部に向けて吐出させる
    請求項2記載のノズル詰まり検知装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、前記吐出物の衝突によ
    って振動する振動板と、該振動板の振動を検出する振動
    センサとを備え、 前記ノズルからの吐出物を、前記振動板に向けて吐出さ
    せる請求項2記載のノズル詰まり検知装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、前記吐出物の衝突によ
    って振動する振動板と、該振動板の振動によって発生す
    る音を検出する音センサとを備え、 前記ノズルからの吐出物を、前記振動板に向けて吐出さ
    せる請求項2記載のノズル詰まり検知装置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段は、前記吐出物の衝突によ
    る音を検出するエレクトレットコンデンマイクロホンを
    備え、前記ノズルからの吐出物を、前記エレクトレット
    コンデンマイクロホンのエレクトレット振動板に向けて
    吐出させる請求項2記載のノズル詰まり検知装置。
JP9347604A 1997-08-04 1997-12-17 ノズル詰まり検知方法およびノズル詰まり検知装置 Pending JPH11104535A (ja)

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JP9-209021 1997-08-04
JP20902197 1997-08-04
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1297405C (zh) * 2002-12-25 2007-01-31 精工爱普生株式会社 喷嘴堵塞检测装置、液滴喷出装置、电光装置及制造方法
US8087294B2 (en) * 2007-11-27 2012-01-03 Seiko Epson Corporation Discharge inspection mechanism, recording device, discharge inspection method, and discharge inspection program
CN110639705A (zh) * 2019-09-30 2020-01-03 华侨大学 湿式电除尘器喷嘴在线清堵装置

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