JPH11103571A - 電圧変換回路 - Google Patents

電圧変換回路

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JPH11103571A
JPH11103571A JP9263593A JP26359397A JPH11103571A JP H11103571 A JPH11103571 A JP H11103571A JP 9263593 A JP9263593 A JP 9263593A JP 26359397 A JP26359397 A JP 26359397A JP H11103571 A JPH11103571 A JP H11103571A
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voltage
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control
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JP9263593A
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Ryohei Saga
良平 嵯峨
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Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
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Hitachi Ltd
Hitachi Tohbu Semiconductor Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のスイッチングレギュレータを用いた電
源変換回路は、交流電源電圧の範囲が広すぎるため、多
くの国の幅広い交流電源電圧に対して高い力率で安定し
て直流電源電圧に変換することが困難であるという課題
があった。 【解決手段】 全波整流回路(20)で整流された電圧
を受けて所定の定電圧を生成するスイッチングレギュレ
ータにおいて、出力電圧と基準電圧とを比較して電位差
に応じた電圧を出力する誤差増幅回路(11)と該誤差
増幅回路の出力電圧に基づいて電流経路を切り換えるス
イッチの制御信号を形成する制御パルス形成回路(1
5)との間に、上記全波整流回路で整流された電圧のピ
ーク電圧に応じた電圧を発生する回路(12)と、上記
誤差増幅回路の出力電圧と全波整流回路で整流された電
圧とを掛け算しそれを上記ピーク電圧に応じた電圧で除
算する演算回路(13)と、該演算回路の出力電圧に所
定のオフセット電圧を加算する加算回路(14)とを設
けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電圧変換技術さら
には交流電源電圧を直流電源電圧に変換するスイッチン
グレギュレータにおける力率の改善技術に関し、例えば
商用交流電源電圧を全波整流する全波整流回路とDC−
DCスイッチングレギュレータとからなる電源回路に利
用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子機器には、商用交流電源電
圧に基づいて直流電源電圧を発生する電源回路として、
全波整流回路とスイッチングレギュレータを用いた電圧
変換回路が搭載されている。従来のスイッチングレギュ
レータを用いた電圧変換回路は、図4(a)に示すよう
な完全なサイン波形である商用交流電源電圧に対し、図
4(b)のようにスイッチのオン期間のみ入力電流が流
れるような構成であったため、エネルギー効率が悪いと
ともに商用交流電源電圧のサイン波形を歪ませてしまう
という問題点があった。
【0003】理想のサイン波に対する商用交流電源電圧
の波形歪の度合いは力率と呼ばれており、力率が100
%の電圧変換回路の入力電流は完全なサイン波形とな
り、エネルギー効率が良好となる。そのため、近年にお
いては、力率の高い電圧変換回路の開発が望まれてお
り、種々の回路形式の電圧変換回路が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者は、
力率の改善を図った図3に示すような電圧変換回路につ
いて検討した。図3の回路は、出力端子OUTに接続さ
れた容量C1と全波整流回路20と出力端子との間に接
続されたインダクタL1およびダイオードD1とインダ
クタに流れ電流パスを切り換えるスイッチSW1と該ス
イッチの制御パルスを形成する制御パルス形成回路15
とからなるスイッチングレギュレータに、発生された電
圧Voutと基準電圧Vrefとを比較して電位差に応じた電
圧を出力する誤差増幅回路11と、上記全波整流回路2
0で整流された電圧と上記誤差増幅回路11の出力電圧
と掛け算する乗算回路13を設け、乗算回路13の出力
に基づいて制御パルス形成回路15がスイッチSW1の
制御パルスを形成するようにしたものである。
【0005】この回路は、誤差増幅回路11から、図4
(c)に符号Aで示すような整流された交流波形の包絡
線に相当する波形Cの電圧が出力され、この電圧と全波
整流回路20で整流された電圧との積(A・C)に基づ
いてスイッチSW1の制御パルスを形成するため、スイ
ッチSW1がオンのときはハッチングH1で示すような
電流がインダクタL1に流れ、スイッチSW1がオフの
ときはハッチングH2で示すような電流がインダクタL
1に流れるようになり、これによって無効電流が減少し
て力率が大幅に向上するという利点を有する。
【0006】ところで、現在、世界の国々においてはそ
れぞれの国の事情に応じて、商用電源電圧として100
〜240V(実効電圧)の交流電源電圧が使用されてい
る。一方、近年世界市場はグローバル化して来ており、
ある国で製造された電子機器が世界中のいたる国で使用
される可能性がある。そのため、電子機器に内蔵される
電圧変換回路の設計に際しては、上記100〜240V
の交流電源電圧の使用を前提としたワールドワイズ仕様
に設計された回路の必要性が高くなっており、その場
合、設計値として約30%のマージンを持たせようとす
ると、実効電圧で70〜312V、最大電圧(実効電圧
の√2倍)を考慮すると100〜440Vの電圧範囲を
カバーできるように設計しなければならない。
【0007】しかしながら、図3に示すような乗算回路
を備えたスイッチングレギュレータを用いた電圧変換回
路は、ワールドワイズ仕様にしようとすると交流電源電
圧の範囲が広すぎるため、低い交流電源電圧に対しても
高い交流電源電圧に対しても同じように高い力率で安定
して直流電源電圧に変換可能な回路を設計することが困
難であるという問題点があることが明らかとなった。
【0008】この発明の目的は、広い範囲の交流電源電
圧に対して高い力率で安定して直流電源電圧に変換する
ことが可能なスイッチングレギュレータ方式の電圧変換
回路を提供することにある。
【0009】この発明の前記ならびにそのほかの目的と
新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面
から明らかになるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。
【0011】すなわち、全波整流回路で整流された電圧
を受けて所定の電圧を発生するスイッチングレギュレー
タにおいて、発生された電圧と基準電圧とを比較して電
位差に応じた電圧を出力する誤差増幅回路と該誤差増幅
回路の出力電圧に基づいて電流経路を切り換えるスイッ
チの制御信号を形成するパルス幅制御回路との間に、上
記全波整流回路で整流された電圧のピーク電圧に応じた
電圧を出力する回路と、上記誤差増幅回路の出力電圧と
全波整流回路で整流された電圧とを掛け算しそれを上記
ピーク電圧に応じた電圧で除算する演算回路と、該演算
回路の出力電圧に所定のオフセット電圧を加算する加算
回路とを設けるようにしたものである。
【0012】上記手段によれば、誤差増幅回路の出力電
圧と全波整流回路で整流された電圧とを掛け算した結果
で電流経路を切り換えるスイッチの制御信号を形成する
ため、スイッチングレギュレータの入力電流をサイン波
に相似させることができ、これによって交流電源電圧の
歪みを抑えることができるとともに、誤差増幅回路の出
力電圧と全波整流回路で整流された電圧との積をピーク
電圧に応じた電圧で除算するため、供給される交流電源
電圧の範囲が広くても全範囲の電圧に対して高い力率で
直流電源電圧への変換を行なうことができる。
【0013】さらに、オフセット電圧を加算しているた
め、交流電源電圧のゼロクロス点で制御パルス形成回路
の入力信号が「0」になって制御パルスがなくなるのを
防止することができ、これによって電圧変換回路から雑
音が発生するのを回避することができる。
【0014】上記制御パルス形成回路としては、例えば
負荷に応じてパルス幅すなわちデューティ比を変えた制
御パルスを形成して出力するパルス幅制御回路(PWM
制御回路)が有効であるが、それに限定されず、例えば
負荷に応じて周波数を変えた制御パルスを形成して出力
するパルス周波数制御回路(PFM制御回路)であって
もよい。
【0015】また、上記スイッチングレギュレータとし
ては、例えば入力端子と出力端子との間にインダクタ
(コイル)とダイオードとが直列に接続され、これらの
インダクタとダイオードとの接続ノードと接地点のよう
な定電圧端子との間に接続され上記制御パルスによって
オン、オフされるスイッチとから構成される昇圧型レギ
ュレータが有効であるが、降圧型レギュレータに適用す
ることもできる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。
【0017】図1は本発明を昇圧型スイッチングレギュ
レータを用いた電圧変換回路に適用した場合の一実施例
を示す。
【0018】この実施例の電圧変換回路は、商用交流電
源電圧ACを全波整流するダイオードブリッジ回路など
からなる全波整流回路20と、全波整流回路20と出力
端子OUTとの間に直列形態に接続されたインダクタL
1およびダイオードD1と、このインダクタL1および
ダイオードD1の接続ノードn1と接地点との間に接続
されたMOSFETなどからなるスイッチSW1と、出
力端子OUTと接地電位との間に接続されたフィルタ容
量C1と、上記スイッチSW1をオン、オフ制御するた
めの制御パルス信号を形成するスイッチング制御回路1
0とから構成されている。特に制限されないがこのスイ
ッチング制御回路10は、単結晶シリコンのような1個
の半導体チップ上において半導体集積回路として形成さ
れ、上記容量C1とインダクタL1とスイッチSW1お
よびダイオードD1は上記半導体集積回路の外付け素子
として接続されるようになっている。LOADは出力端
子OUTに接続される負荷を示したものである。
【0019】上記スイッチング制御回路10は、出力電
圧Voutを直列抵抗R1,R2で分圧した電圧Vn2と基
準電圧Vrefとを比較して誤差すなわち電位差に応じた
電圧を出力する誤差増幅回路11と、上記全波整流回路
20で全波整流された電圧のピーク値をサンプリングし
て保持するピークホールド回路もしくは積分回路などか
らなり全波整流された電圧のピーク電圧に応じた電圧を
出力する電圧保持回路12と、上記誤差増幅回路AMP
の出力電圧と上記全波整流回路20で整流された電圧と
を掛け算しそれを上記ピーク電圧に応じた電圧で除算す
る演算回路13と、該演算回路13の出力電圧に所定の
オフセット電圧を加算する加算回路14と、該加算回路
14からの電圧に応じてパルス幅等を変えた制御パルス
を形成して出力する制御パルス形成回路15とから構成
されている。
【0020】なお、上記誤差増幅回路11の出力電圧と
全波整流回路20で整流された電圧との積をピーク電圧
に応じた電圧で除算する演算回路13における演算の順
序は、乗算−除算の順あるいは除算−乗算の順であって
もよいし、乗算と除算を同時に行なうように演算回路1
3を構成することも可能である。さらに、加算回路14
を含めて、乗算、除算および加算を同時に行なう一つの
演算回路として構成してもよい。
【0021】上記制御パルス形成回路15は、この実施
例では、加算回路14からの信号に応じてパルス幅すな
わちデューティ比を変えた制御パルスを形成して出力す
るパルス幅制御回路(PWM制御回路)が用いられてい
るが、それに限定されるものでなく、例えばパルスの幅
を一定とし負荷に応じて周波数を変えた制御パルスを形
成して出力するパルス周波数制御回路(PFM制御回
路)を使用することも可能である。
【0022】上記制御パルス形成回路15は、例えば図
2に示すように、スイッチSW1に流れる電流を抵抗R
3で電圧に変換してその電圧と上記加算回路14からの
出力電圧とを比較するコンパレータ51と、セット端子
Sに基準クロックCKが入力されリセット端子Rに上記
コンパレータ51の出力信号が入力されたRSフリップ
フロップ52と、バッファ53とから構成され、基準ク
ロックCKのパルス幅の整数倍のパルス幅を有する制御
パルスを形成して出力する回路とすることができる。
【0023】次に、上記実施例の電圧変換回路における
上記演算回路13の具体的な演算動作を説明する。なお
ここで、上記演算回路12の3つの入力をA,B,C、
商用交流電圧をVBsin(ωt)、誤差増幅回路11の出力
電圧をEo、オフセット電圧をVosで表すものとする。
すると、上記全波整流回路20で整流された後の電圧は
VB|sin(ωt)|、整流後の電圧のピーク値はVBとな
る。
【0024】上記演算回路13は、次式 A・C/B=VB|sin(ωt)|・Eo/(m・VB) を演算するように構成されている。なお、mは減衰係数
で適当な値を選択することができる。ところで上式に
は、分子と分母にそれぞれVBが含まれるので、それら
をキャンセルすると、A・C/B=Eo|sin(ωt)|/
mとなる。
【0025】従って、パルス幅制御回路14の入力電圧
は、上記演算結果に加算回路14でオフセット電圧Vos
を加算した(Eo|sin(ωt)|/m)+Vosとなり、VB
に依存しなくなって、広い範囲の交流電源電圧に適用可
能な電圧変換回路が得られる。また、上記パルス幅制御
回路14から出力される制御パルス信号のパルス幅は、
上記入力電圧に比例するように制御され、この制御パル
スによってスイッチSW1がオンされてインダクタL1
に電流が流されるので、インダクタL1に流れる電流は
|sin(ωt)|の項を持つこととなり、入力電流は交流入
力電圧波形に相似し無効電流が少なく力率が高くなるこ
とが分かる。
【0026】さらに、演算回路13での演算結果にオフ
セット電圧Vosを加算してパルス幅制御回路15に入力
しているため、交流電源電圧のゼロクロス点(図4(c)
に符号zで示す点)でパルス幅制御回路15の入力信号
が「0」になって制御パルスがなくなるのを防止するこ
とができ、これによって電圧変換回路から雑音が発生す
るのを回避することができる。
【0027】なお、上記実施例では、全波整流回路20
と出力端子OUTとの間にインダクタL1とダイオード
D1が直列に接続され、このインダクタL1およびダイ
オードD1の接続ノードn1と接地点との間に接続され
たスイッチSW1と、出力端子OUTと接地電位との間
に接続されたフィルタ容量C1とからなる昇圧型スイッ
チングレギュレータに適用した場合について説明した
が、この発明はそれに限定されるものでなく、図5に示
すように、全波整流回路20と出力端子OUTとの間に
インダクタL1とスイッチSW1が直列に接続され、こ
のインダクタL1とスイッチSW1の接続ノードと接地
点との間に逆方向のダイオードD1が接続された降圧型
スイッチングレギュレータにも適用することができる。
【0028】以上説明したように、上記実施例は、全波
整流回路で整流された電圧を受けて所定の電圧を発生す
るスイッチングレギュレータにおいて、発生された電圧
と基準電圧とを比較して電位差に応じた電圧を出力する
誤差増幅回路と該誤差増幅回路の出力電圧に基づいて電
流経路を切り換えるスイッチの制御信号を形成するパル
ス幅制御回路との間に、上記全波整流回路で整流された
電圧のピーク電圧に応じた電圧を出力する回路と、上記
誤差増幅回路の出力電圧と全波整流回路で整流された電
圧とを掛け算しそれを上記ピーク電圧に応じた電圧で除
算する演算回路と、該演算回路の出力電圧に所定のオフ
セット電圧を加算する加算回路とを設けるようにしたの
で、誤差増幅回路の出力電圧と全波整流回路で整流され
た電圧とを掛け算した結果で電流経路を切り換えるスイ
ッチの制御信号を形成するため、スイッチングレギュレ
ータの入力電流をサイン波に相似させることができ、こ
れによって交流電源電圧の歪みを抑えることができると
ともに、誤差増幅回路の出力電圧と全波整流回路で整流
された電圧との積をピーク電圧に応じた電圧で除算する
ため、供給される交流電源電圧の範囲が広くても全範囲
の電圧に対して高い力率で直流電源電圧への変換を行な
うことができるという効果がある。
【0029】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、実
施例では、誤差増幅回路11とピーク電圧に応じた電圧
を出力する電圧保持回路12と誤差増幅回路11の出力
電圧と上記全波整流回路20で整流された電圧とを掛け
算しそれを上記ピーク電圧に応じた電圧で除算する演算
回路13と該演算回路13の出力電圧に所定のオフセッ
ト電圧を加算する加算回路14と該加算回路14からの
電圧に応じてパルス幅等を変えた制御パルスを形成して
出力する制御パルス形成回路15とからなるスイッチン
グ制御回路10が、一つの半導体チップ上に半導体集積
回路として形成されていると説明したが、上記スイッチ
ング制御回路10以外に全波整流回路20を同一半導体
チップ上に形成して一つの半導体集積回路を構成するよ
うにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。
【0031】すなわち、広い範囲の交流電源電圧に対し
て高い力率で安定して直流電源電圧に変換することが可
能なスイッチングレギュレータ方式の電圧変換回路を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスイッチングレギュレータ方式の
電圧変換回路を昇圧型電圧変換回路に適用した場合の一
実施例を示す回路構成図。
【図2】制御パルス形成回路の具体例を示す回路構成
図。
【図3】本発明に先立って検討した力率改善タイプの電
圧変換回路の一例を示す回路構成図。
【図4】商用交流電源電圧を直流定電圧に変換する電圧
変換回路の電圧、電流波形を示す波形図。
【図5】本発明を適用可能な降圧型電圧変換回路の構成
例を示す回路図。
【符号の説明】
10 スイッチング制御回路 11 電位差検出回路(誤差増幅回路) 12 電圧保持回路(ピークホールド回路、積分回路) 13 演算回路 14 加算回路 15 制御パルス形成回路(パルス幅制御回路) 20 全波整流回路 L1 インダクタ D1 ダイオード C1 容量 SW1 電流経路切換え用スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源電圧を全波整流する全波整流回
    路と、出力端子に接続された容量素子と、上記全波整流
    回路からの入力電流によって前記容量素子に対して充電
    電流を供給するためのインダクタと、上記容量素子への
    充電電流の経路を切り換えるためのスイッチ素子と、該
    スイッチ素子がオフ状態のときに上記インダクタに流れ
    る電流を流すための整流素子と、上記スイッチ素子をス
    イッチング動作させるパルス信号を形成するスイッチン
    グ制御回路とを備えた電圧変換回路において、 上記スイッチング制御回路は、発生された電圧と所定の
    基準電圧とを比較して電位差に応じた電圧を出力する電
    位差検出回路と、上記全波整流回路で整流された電圧の
    ピーク電圧に応じた電圧を出力する回路と、上記誤差増
    幅回路の出力電圧と全波整流回路で整流された電圧とを
    掛け算しそれを上記ピーク電圧に応じた電圧で除算する
    演算回路と、該演算回路の出力電圧に所定のオフセット
    電圧を加算する加算回路と、該加算回路の出力電圧に応
    じて上記スイッチ素子の制御パルス信号を形成する制御
    パルス形成回路とを備えていることを特徴とする電圧変
    換回路。
  2. 【請求項2】 上記制御パルス形成回路は、上記加算回
    路の出力電圧に応じてパルス幅を変えた制御パルス信号
    を形成して出力するパルス幅制御回路であることを特徴
    とする請求項1に記載の電圧変換回路。
  3. 【請求項3】 上記全波整流回路と出力端子との間に上
    記インダクタと上記整流素子とが直列に接続され、これ
    らのインダクタと整流素子との接続点と接地電位との間
    に上記スイッチ素子が接続され、上記スイッチング制御
    回路により上記スイッチ素子がオン、オフ制御されるこ
    とにより上記出力端子より入力電圧を昇圧した定電圧を
    出力するように構成されてなることを特徴とする請求項
    1または2に記載の電圧変換回路。
  4. 【請求項4】 少なくとも上記スイッチング制御回路は
    一つの半導体チップ上に半導体集積回路として構成さ
    れ、上記容量素子と上記インダクタと上記スイッチ素子
    および上記整流素子は上記半導体集積回路の外付け素子
    として接続されてなることを特徴とする請求項1、2ま
    たは3に記載の電圧変換回路。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4に記載の電圧変換回路から
    なる電源回路が搭載されてなることを特徴とする電子機
    器。
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