JPH11103472A - 撮影方法及び装置 - Google Patents

撮影方法及び装置

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JPH11103472A
JPH11103472A JP9278008A JP27800897A JPH11103472A JP H11103472 A JPH11103472 A JP H11103472A JP 9278008 A JP9278008 A JP 9278008A JP 27800897 A JP27800897 A JP 27800897A JP H11103472 A JPH11103472 A JP H11103472A
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JP
Japan
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image
control signal
photographing
release button
imaging
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JP9278008A
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Katsuhiko Mori
克彦 森
Katsumi Iijima
克己 飯島
Takeo Sakimura
岳生 崎村
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力を削減することができると共に、撮
影を容易にした撮影方法及び装置を提供する。 【解決手段】 画像を撮像するCCD200a,200
bと、撮影装置全体の動作を制御する信号を出力するタ
イミングジェネレータ205と、前記撮影装置の状態を
判別して状態変化の有無を出力するカメラ制御部218
と、該カメラ制御部218からの出力信号を受けてカメ
ラ制御部218の出力する信号を変化させるクロック切
り替え部210とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体視画像やパノ
ラマ画像を撮影する撮影方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、立体視画像やパノラマ画像を撮影
するカメラとして、図6に示すような複眼のデジタルカ
メラが公知である。図6において、601は右側撮像
系、602は左側撮像系、603は測光手段、604は
ピント調整手段、605はシステムントローラで、それ
ぞれの撮像系601,602の絞り制御やピント調整手
段604のピント調整制御を行う。また、606は処理
手段で、右側撮像系601と左側撮像系602とにより
得られた左右画像からパノラマ画像の合成や立体視画像
の合成を行う。また、607はタイミングジェネレータ
で、デジタルカメラの動作タイミングを決定する信号を
出力する。更に、608は処理手段606により合成さ
れた画像を出力する液晶等よりなるディスプレイであ
る。
【0003】図6において、タイミングジェネレータ6
07は、右側撮像系601、左側撮像系602、側光手
段603、ピント調整手段604、システムントローラ
605、処理手段606に動作パルスを出力し、それぞ
れの手段はこのパルスに基づいて動作を行う。
【0004】側光手段603は、被写体の明るさを側光
し、その値に応じて絞り値及びシャッタースピードを決
定する。ピント調整手段604では、それぞれの撮像系
601,602のピント調整が行われる。これらの処理
はシステムコントローラ605を介して行われる。右側
撮像系601と左側撮像系602は、上記のように制御
されて左右画像を撮像する。撮像された左右画像は、処
理手段606でパノラマ画像や立体視画像に合成されて
ディスプレイ608に出力されて表示される。なお、処
理手段606においてパノラマ画像の合成は、左右画像
のオーバーラップ領域を検出し、検出されたオーバーラ
ップ部を重ね合わせることにより行われる。
【0005】図7に立体視画像を観察するためのディス
プレイ608の構成を示す。この図7は、観察者の頭上
方向からの断面図である。同図において、700は液晶
ディスプレイの表示画素部で、ガラス基板、カラーフィ
ルタ、電極、偏光板、バックライト等は省略してある。
表示画素部700は画素を形成するカラーフィルタを配
置した開口部701と画素間を分離するブラックマトリ
ックス702とからなる。
【0006】開口部701は、図8に示すように配置さ
れている。液晶ディスプレイの表面には断面が図7のよ
うに半円状でそれぞれ紙面に直角方向に延びるシリンド
リカルレンズからなるレンチキュラーレンズ703が設
けられており、その焦点面に液晶ディスプレイの表示画
素部700が位置するようになっている。表示画素部7
00には図7のようにレンチキュラーレンズ703の1
つのピッチに対応して右画像(R)と左画像(L)がス
トライプ状に対となるように交互に配置されている。そ
して、レンチキュラーレンズ703により観察者の右目
Er、左目Elに光学的に分離して結像された画像の立
体視が可能となる。
【0007】図7中には、ディスプレイの中央部のレン
チキュラーレンズ703により右画像、左画像のそれぞ
れを観察できる空間的領域を示しており、他の部位の各
レンチキュラーレンズ703についても同様に左右に分
離した空間的領域が観察者の左右の目の位置で重なり、
画面全体に亘って一様に左右画像が分離して立体視が可
能となる。そのため処理手段606における立体視画像
の合成は、左右画像を縦方向に交互に並べることで行
い、その画像を上述した図6のディスプレイ608で観
察することで立体視が可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複眼カメラ
は撮像系が2つあるので、単眼のカメラと比較して消費
電力が増加する。
【0009】このため従来、消費電力を減少させるため
に、(1)2Dの画像を撮影するときは、片方の撮像系
への電源の供給を停止して消費電力を削減する方法、
(2)左右の撮像系の動作を制御する信号の位相をずら
すことにより、ピーク電流を低くして消費電力を削減す
る方法があった。
【0010】しかしながら、上述した従来の(1)の方
法にあっては、立体視画像やパノラマ画像を撮影すると
きには対応できないという問題点があった。
【0011】また、上述した従来の(2)の方法にあっ
ては、左右画像を同時に撮像していないことになる。左
右画像が同時に撮像されていないと、立体視画像では左
右の画像を撮像する時間差の間に被写体が移動したりし
て立体視が困難になり、またパノラマ画像では同様に被
写体が移動して正確な合成が不可能になり、左右画像が
同時に撮像されることが重要である。
【0012】また、撮影装置の消費電力を減少させる方
法として、撮影装置の動作を制御する信号の周波数を低
くしたり、また例えば特開平4−170162号公報に
より開示されているように、間欠的に撮像素子から画像
を読み出す方法がある。
【0013】しかし、これらの方法にあっては、消費電
力は削減可能であるが、撮影された画像を表示手段にス
ルーで表示するスルー表示モードにおいて、単位時間当
たりに撮影された画像枚数が少ないので、表示中ずっと
画像の切り替えが遅くなり、移動物体を撮影するとき、
また撮影者が移動しているときに、撮影装置で実際に撮
影可能な画像と表示手段に出力される画像とが異なり、
撮影が困難になる。つまり、撮影が行い難くシャッター
チャンスを逃しやすいという問題点があった。
【0014】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その第1の
目的とするところは、消費電力を削減することができる
と共に、撮影操作を容易にした撮影方法及び装置を提供
しようとするものである。
【0015】また、本発明の第2の目的とするところ
は、簡単な操作により消費電力を削減することができる
と共に、撮影操作を容易にした撮影方法及び装置を提供
しようとするものである。
【0016】また、本発明の第3の目的とするところ
は、簡単な操作により消費電力を削減することができる
と共に、撮影操作を容易にした撮像系が2つある複眼方
式の撮影方法及び装置を提供しようとするものである。
【0017】更に、本発明の第4の目的とするところ
は、消費電力を第3の目的より更に削減することができ
る撮像系が2つある複眼方式の撮影方法及び装置を提供
しようとするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1記載の撮影方法は、撮影した画像を表
示手段にスルーで表示するスルー表示モードを2種類持
つ撮影装置により撮影する撮影方法において、画像を撮
像手段により撮像する撮像ステップと、前記撮影装置全
体の動作を制御する信号を制御信号出力手段により出力
する制御信号出力ステップと、状態変化出力手段により
前記撮影装置の状態を判別して状態変化の有無を出力す
る状態変化出力ステップと、制御信号変化手段により前
記状態変化出力手段からの出力信号を受けて前記状態変
化出力手段の出力する信号を変化させる制御信号変化ス
テップとを有することを特徴とする。
【0019】また、上記第1の目的を達成するために請
求項2記載の撮影方法は、請求項1記載の撮影方法にお
いて、前記制御信号変化手段が変化させるものは、前記
制御信号出力手段から出力される信号の周波数であるこ
とを特徴とする。
【0020】また、上記第2の目的を達成するために請
求項3記載の撮影方法は、請求項2記載の撮影方法にお
いて、前記状態変化出力手段が判別する前記撮影装置の
状態はレリーズボタンが押されたか否かであり、前記レ
リーズボタンが押されないときは、前記制御信号変化手
段が前記制御信号出力手段から出力される信号の周波数
を低くすることを特徴とする。
【0021】また、上記第3の目的を達成するために請
求項4記載の撮影方法は、請求項1,2または3記載の
撮影方法において、前記撮像手段は2台の鏡筒からなる
複眼撮像系であることを特徴とする。
【0022】また、上記第4の目的を達成するために請
求項5記載の撮影方法は、請求項4記載の撮影方法にお
いて、前記2種類のスルー表示モードのうちの一方のと
きは、前記撮影装置の動作を制御する制御信号を2種類
用い、それらの信号の位相を180度ずらすことを特徴
とする。
【0023】また、上記第1の目的を達成するために請
求項6記載の撮影装置は、撮影した画像を表示手段にス
ルーで表示するスルー表示モードを2種類持つ撮影装置
において、画像を撮像する撮像手段と、前記撮影装置全
体の動作を制御する信号を出力する制御信号出力手段
と、前記撮影装置の状態を判別して状態変化の有無を出
力する状態変化出力手段と、前記状態変化出力手段から
の出力信号を受けて前記状態変化出力手段の出力する信
号を変化させる制御信号変化手段とを有することを特徴
とする。
【0024】また、上記第1の目的を達成するために請
求項7記載の撮影装置は、請求項6記載の撮影装置にお
いて、前記制御信号変化手段が変化させるものは、前記
制御信号出力手段から出力される信号の周波数であるこ
とを特徴とする。
【0025】また、上記第2の目的を達成するために請
求項8記載の撮影装置は、請求項7記載の撮影装置にお
いて、前記状態変化出力手段が判別する前記撮影装置の
状態はレリーズボタンが押されたか否かであり、前記レ
リーズボタンが押されないときは、前記制御信号変化手
段が前記制御信号出力手段から出力される信号の周波数
を低くすることを特徴とする。
【0026】また、上記第3の目的を達成するために請
求項9記載の撮影装置は、請求項6,7または8記載の
撮影装置において、前記撮像手段は2台の鏡筒からなる
複眼撮像系であることを特徴とする。
【0027】また、上記第4の目的を達成するために請
求項10記載の撮影装置は、請求項9記載の撮影装置に
おいて、前記2種類のスルー表示モードのうちの一方の
ときは、前記撮影装置の動作を制御する制御信号を2種
類用い、それらの信号の位相を180度ずらすことを特
徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態を図
1〜図5に基づき説明する。
【0029】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態を図1〜図3に基づき説明する。図1は、
本発明の第1の実施の形態に係る撮影装置である複眼カ
メラのシステム構成を示す図であり、同図中、100は
複眼カメラで、複眼カメラ本体101、左撮像系10
2、右撮像系103、液晶ディスプレイ(LCD)10
4、レリーズボタン105、切り替えスイッチ106か
らなる。2つの撮像系102,103は画像を撮像する
もので、輻輳角が可変に設定されている。液晶ディスプ
レイ104は、例えばパノラマ画像107等を表示する
もので、例えば従来例で説明したようなレンチキュラレ
ンズを有し且つ立体視が可能なディスプレイである。レ
リーズボタン105は撮影者が押すボタンである。切り
替えスイッチ106はパノラマ(PANORAMA)画
像撮影モード、立体視(3D)画像撮影モード、2D画
像撮影モードの各モード切り替え及び電源のオン/オフ
切り替えを行うためのスイッチである。
【0030】次に上記構成になる複眼カメラ100の動
作を説明する。
【0031】撮影者が切り替えスイッチ106をオフ
(OFF)位置から回動すると複眼カメラ100の電源
がオン(ON)となる。
【0032】また、切り替えスイッチ106をパノラマ
画像撮影モード位置に切り替えると、複眼カメラ100
はパノラマ画像撮影モードに設定され、左撮像系102
及び右撮像系103のそれぞれの撮像範囲がわずかにオ
ーバーラップするように光軸が外向きに設定され、この
ような設定状態の左撮像系102及び右撮像系103で
撮像された画像対は、図示のように液晶ディスプレイ1
04上にパノラマ画像107として表示される。
【0033】また、切り替えスイッチ106を立体視画
像撮影モード位置に切り替えると、複眼カメラ100は
立体視画像撮影モードに設定され、左撮像系102及び
右撮像系103は、それぞれの光軸が互いに平行もしく
はやや内側になるように設定され、このような設定状態
の左撮像系102及び右撮像系103で撮像された画像
対は、液晶ディスプレイ104上に立体視画像として表
示される。
【0034】また、切り替えスイッチ106を2D画像
撮影モード位置に切り替えると、複眼カメラ100は2
D画像撮影モードに設定され、左撮像系102及び右撮
像系103は、それぞれの光軸が互いに平行になるよう
に設定され、このような設定状態の左撮像系102及び
右撮像系103のうちのいずれか一方の撮像系で撮像さ
れた画像は、液晶ディスプレイ104上に表示される。
【0035】ここで、切り替えスイッチ106がOFF
位置でないときは上述したように各画像が液晶ディスプ
レイ104上に表示されるが、そのときレリーズボタン
105が押されていないときは、複眼カメラ100全体
の動作を制御する信号の周波数を低くして消費電力を抑
制する。そして、レリーズボタン105が半押しされる
と、複眼カメラ100全体の動作を制御する信号の周波
数を高くして、液晶ディスプレイ104上の表示画像を
ビデオレート並みにして表示する。その後、撮影者がレ
リーズボタン105から手を離すと、再び前記信号の周
波数を低くして消費電力を減少させる。
【0036】次に複眼カメラ100内での信号の流れ及
び処理の流れについて図2及び図3を用いて説明する。
【0037】図2は複眼カメラ100の内部構成を示す
ブロック図、図3はクロック切り替え部の内部構成を示
すブロック図である。
【0038】図2において、200a,200bはCC
D(撮像素子)、201a,201bはCDS(相関2
重サンプリング)/AGC(自動利得調整)回路、20
2a,202bはクランプ回路、203a,203bは
A(アナログ)/D(デジタル)変換器、204a,2
04bはCCD200a,200bの垂直ドライバ、2
05はタイミングジェネレータ、206は処理回路、2
07a,207bは信号処理回路、208はVRAM
(ビデオ・ランダム・アクセス・メモリ)、209は液
晶ディスプレイ14を制御する液晶ディスプレイ・コン
トローラ(LCDコントローラ)、210はクロック切
り替え部、211,212はプロセスメモリ、213は
例えばJPEG等の画像圧縮伸長回路、214は例えば
フラッシュメモリ等の記憶媒体、215は記録媒体21
4へのインターフェース、216はMPU(マイクロプ
ロセッサユニット)、217はワークメモリ、218は
カメラ制御部、219はレリーズボタン監視部、220
は切り替えスイッチ監視部である。
【0039】クロック切り替え部210は、図3に示す
ように水晶発振器210a、分周回路210b、スイッ
チ210cを有している。
【0040】まず、パノラマ画像を撮影しようとして図
1のレリーズボタン105を半押ししている場合につい
て説明する。撮影者が図1の切り替えスイッチ106を
OFF位置からパノラマ画像撮影モード位置(PANO
RAMA)に切り替えると、それを図2の切り替えスイ
ッチ監視部220が認識し、切り替えスイッチ106が
パノラマ画像撮影モード位置(PANORAMA)に切
り替えられたことをカメラ制御部218に通知し、図1
の複眼カメラ100の各部へ電源を供給する。また、レ
リーズボタン105が半押しされると、それをレリーズ
ボタン監視部219が認識し、同様にレリーズボタン1
05が半押しされたことをカメラ制御部218に通知
し、複眼カメラ100の各部へ電源を供給する。続い
て、パノラマ画像撮影モードが選択されたことをMPU
216へ通知し、またクロック切り替え部210へレリ
ーズボタン105が押されたことを通知する。
【0041】すると、図3に示すように、クロック切り
替え部210のスイッチ210cは実線位置に切り替わ
って、水晶発振器210aのクロックをそのままクロッ
ク300として出力する。図2のカメラ制御部218か
らの入力信号301は図3のスイッチ210cを切り替
えるのに用いられる。つまりクロック切り替え部210
は、レリーズボタン監視部219からレリーズボタン1
05が押されたということを示す入力があればスイッチ
210cが実線位置に切り替わって分周回路210bで
分周されない速いクロックを出力する。また、レリーズ
ボタン監視部219からレリーズボタン105が押され
たということを示す入力が無ければスイッチ210cが
点線位置に切り替わって分周回路210bで分周された
遅いクロック出力する。
【0042】今回はレリーズボタン105が押されたの
で、分周されない速いクロック300が出力される。こ
のクロック300は図2のタイミングジェネレータ20
5に入力されて、CCD200a,200b、CDS/
AGC回路201a,201b、クランプ回路202
a,202b、A/D変換器203a,203b、垂直
ドライバ204a,204b、処理回路206、信号処
理回路207a,207bを制御するための制御信号を
発生する。この制御信号は、画像出力がビデオレート
(30フレーム/秒)での出力ができるような信号であ
る。
【0043】カメラ制御部218から通知されたMPU
216は、各部へパノラマ画像撮影が選択されたことを
通知する。そして、この通知を受け取った図1の2つの
撮像系102,103は光軸を外向きにして撮影を開始
する。2つの撮像系102,103により撮影された画
像は、CCD200a,200b上に結像される。CC
D200a,200bで画像は光電変換され、次段のC
DS/AGC回路201a,201bを介してA/D変
換器203a,203bによりデジタル信号に変換され
る。このとき左右の信号は、タイミングジェネレータ2
05からの制御信号により同期して動作処理されている
ので、時間的に左右同じ時刻に撮影された画像を処理し
ている。
【0044】A/D変換器203a,203bによりデ
ジタル信号に変換された信号は信号処理回路207a,
207bに送られる。信号処理回路207a,207b
においてデジタル信号は色変換処理等が施されて、AE
やAWB等のための計算処理が行われる。そして、処理
回路206を介してVRAM208に転送される。処理
回路206では、左右の画像をパノラマ画像に合成して
VRAM208に転送する。LCDコントローラ209
はVRAM208に転送されたパノラマ画像をLCD1
04に表示する。このとき先ほど示したようにタイミン
グジェネレータ205からの制御信号はビデオレートで
の撮影用の信号であるから、LCD104に表示された
パノラマ画像はビデオレートで出力される。そのため撮
影を行おうとする撮影者は、レリーズボタン105を半
押しすることにより画像の切り替えを気にすることなく
画像を観察できるので、撮影者が移動しているときでも
フレーミングが容易に行え、レリーズボタン105を全
押し(本押し)することによりパノラマ画像を記録する
ことができる。
【0045】レリーズボタン105が全押しされると、
それをレリーズボタン監視部219が認識し、カメラ制
御部218にレリーズボタン105が全押しされたこと
を通知する。続いてクロック切り替え部210へレリー
ズボタン105が全押しされたことを通知する。このと
きのクロック切り替え部210の動作は、上述した場合
と同様であるから、その説明は省略する。
【0046】カメラ制御部218は、MPU216にレ
リーズボタン105が全押しされたことを通知する。M
PU216は処理回路206を含む各部に記録すること
を通知する。
【0047】次に記録時の画像信号の流れを説明する。
2つの撮像系102,103により撮影された画像は、
CCD200a,200b、CDS/AGC回路201
a,201b、クランプ回路202a,202b、A/
D変換器203a,203bを介してデジタル信号に変
換された後、信号処理回路207a,207bで色変換
処理等が施されて、処理回路206に入力される。処理
回路206は複眼カメラ100が記録状態にあることを
MPU216からの通知により認識しているので、入力
された右画像をプロセスメモリ211へ、左画像をプロ
セスメモリ212へそれぞれ保持する。
【0048】そして、右画像をプロセスメモリ211か
ら画像圧縮/伸長回路213に送って画像データの圧縮
処理を行う。圧縮された画像データはワークメモリ21
7に保持される。続いて同様に左画像をプロセスメモリ
212から画像圧縮/伸長回路213に送って画像デー
タの圧縮処理を行う。圧縮された画像データはワークメ
モリ217に保持される。ワークメモリ217に保持さ
れた画像データを記録媒体インターフェース215を介
して記録媒体214に記録する。
【0049】撮影者は記録が終了するときにレリーズボ
タン105を押していない(半押しもしていない)とす
ると、それをレリーズボタン監視部219が認識し、カ
メラ制御部218にレリーズボタン105が押されてい
ないことを通知する。カメラ制御部218はクロック切
り替え部210にレリーズボタン105が押されていな
いことを通知する。すると、図3に示すようにスイッチ
210cは点線位置に切り替わり、水晶発振器210a
のクロックを分周回路210bに入力し、分周された
(ここでは、例えば2分周とする)クロックを出力す
る。
【0050】前述したようにカメラ制御部218からの
制御信号はスイッチ210cを切り替えるのに用いられ
るので、今回は分周回路210bにより分周された遅い
クロックを出力する。分周されたクロックはタイミング
ジェネレータ205に入力されて、CCD200a,2
00b、CDS/AGC回路201a,201b、クラ
ンプ回路202a,202b、A/D変換器203a,
203b、垂直ドライバ204a,204b、処理回路
206、信号処理回路207a,207bを制御する制
御信号を発生するが、ここではレリーズボタン105が
押されていないので、この制御信号もレリーズボタン1
05が押されたときと比較して1/2周波数となる。C
CD200a,200b等の撮像に関するものは、制御
信号の周波数に消費電力が依存するので、このように制
御信号の周波数を遅くすると電池の節約になる。
【0051】ここでまたレリーズボタン105が半押し
されると、それがレリーズボタン監視部219により認
識され、タイミングジェネレータ205の発生する制御
信号を一度リセットした後、ビデオレート用の制御信号
が出力され、ビデオレートの画像がLCD104上に表
示される。
【0052】今までの説明はパノラマ画像であったが、
切り替えスイッチ106が立体視画像撮影モード位置
(3D)に切り替えられたときは、2つの撮像系10
2,103の輻輳角を変化させて、処理回路206にお
ける左右画像の合成を立体視用にしてLCD104上に
表示する。また、切り替えスイッチ106が2D画像撮
影モード位置(2D)に切り替えられたときは、2つの
撮像系102,103のうちのいずれか一方の撮像系で
得られた画像をそのままLCD104上に表示する。
【0053】上述したように本実施の形態の複眼カメラ
100によれば、撮影操作が困難にならず、複眼カメラ
100で2つの撮像系102,103があることによっ
て、撮影に関して消費電力が増加するのを防ぐことがで
きる。
【0054】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を図4及び図5に基づき説明する。なお、
本実施の形態に係る撮影装置である複眼カメラのシステ
ム構成は、上述した第1の実施の形態における図1と同
一であるから、同図を流用して説明する。
【0055】図4は本発明の第2の実施の形態に係る撮
影装置である複眼カメラの内部構成を示す図であり、同
図において、上述した第1の実施の形態における図2と
同一部分には同一符号が付してある。図4において図2
と異なる点は、左右のCCD200a,200b等を制
御するための制御信号を発生する2つのタイミングジェ
ネレータ401a,401bがあること、クロック位相
制御部402があること及び処理回路403の機能であ
る。
【0056】処理回路403は図1の左右の撮像系10
2,103からの画像信号と左右の撮像系102,10
3の動作を制御する動作制御信号が2系統で入力され、
パノラマ画像や立体視画像の合成等を行う。第1のタイ
ミングジェネレータ401aはクロック切り替え部21
0からのクロックが入力され、CCD200a、CDS
/AGC回路201a、クランプ回路202a、A/D
変換器203a、信号処理回路207a等を制御するた
めの制御信号を出力する。クロック切り替え部210か
らのクロックはクロック位相制御部402にも入力さ
れ、このクロック位相制御部402から出力するクロッ
クが第2のタイミングジェネレータ401bに入力され
る。この第2のタイミングジェネレータ401bは、C
CD200b、CDS/AGC回路201b、クランプ
回路202b、A/D変換器203b、信号処理回路2
07b等を制御するための制御信号を出力する。
【0057】図5はクロック位相制御部402の内部構
成を示すブロック図である。同図において、クロック位
相制御部402はクロック位相反転部402aとクロッ
ク出力切り替えスイッチ402bを有する。
【0058】クロック切り替え部210から出力された
クロック300は2つに分岐されて、1つはクロック位
相反転部402aに、もう1つはクロック出力切り替え
スイッチ402bにそれぞれ入力される。クロック位相
反転部402aでは入力されたクロックの位相を反転さ
せて出力する。クロック出力切り替えスイッチ402b
は、クロック切り替え部210からのクロックとクロッ
ク位相反転部402aからのクロックとを択一的に選択
して、第2のタイミングジェネレータ401bに出力す
る。クロック出力切り替えスイッチ402bの切り替え
は、カメラ制御部218からの入力信号301を用い
る。つまり、図1のレリーズボタン105が押されてい
ないときには、クロック位相反転部402aからのクロ
ックを出力し、レリーズボタン105が押されたとき
は、クロック切り替え部210からのクロックを出力す
る。
【0059】次に本実施の形態に係る複眼カメラ100
内での信号の流れ及び処理の流れについて図4及び図5
を用いて説明する。
【0060】ここでは上述した第1の実施の形態と同様
に、まずパノラマ画像を撮影しようとレリーズボタン1
05を押している場合について説明する。
【0061】撮影者が図1の切り替えスイッチ106を
OFF位置からパノラマ画像撮影モード位置(PANO
RAMA)に切り替えると、それを図2の切り替えスイ
ッチ監視部220が認識し、切り替えスイッチ106が
パノラマ画像撮影モード位置(PANORAMA)に切
り替えられたことをカメラ制御部218に通知し、図1
の複眼カメラ100の各部へ電源を供給する。
【0062】また、レリーズボタン105が半押しされ
ると、それをレリーズボタン監視部219が認識し、同
様にレリーズボタン105が半押しされたことをカメラ
制御部218に通知する。続いて、パノラマ画像撮影モ
ードが選択されたことをMPU216へ通知し、またク
ロック切り替え部210とクロック位相制御部402へ
レリーズボタン監視部219から入力されたことを通知
する。
【0063】すると、図3に示すように、クロック切り
替え部210のスイッチ210cは実線位置に切り替わ
って、水晶発振器210aのクロックをそのままクロッ
ク300として出力する。また、クロック位相制御部4
02はクロック切り替え部210からのクロックをその
まま出力する。図2のカメラ制御部218からの入力信
号301は図3のスイッチ210cと図5のクロッ出力
切り替えスイッチ402bを切り替えるのに用いられ
る。
【0064】クロック切り替え部210からのクロック
300は第1のタイミングジェネレータ401aに入力
され、第1のタイミングジェネレータ401aは、CC
D200a、CDS/AGC回路201a、クランプ回
路202a、A/D変換器203a、垂直ドライバ20
4a、処理回路403、信号処理回路207a等を制御
するための制御信号を発生する。
【0065】また、クロック切り替え部210からのク
ロック300は先程説明したようにクロック位相制御部
402に入力される。クロック位相制御部402から出
力されるクロック501は第2のタイミングジェネレー
タ401bに入力され、第2のタイミングジェネレータ
401bは、CCD200b、CDS/AGC回路20
1b、クランプ回路202b、A/D変換器203b、
垂直ドライバ204b、処理回路403、信号処理回路
207b等を制御するための制御信号を発生する。
【0066】カメラ制御部218から通知されたMPU
216は各部へパノラマ画像が選択されたことを通知す
る。そして、この通知を受けた図1の2つの撮像系10
2,103は、光軸を外向きにして撮影を開始する。撮
影の説明は、上述した第1の実施の形態と同一であるか
らその説明は省略するが、2つのタイミングジェネレー
タ401a,401bからの制御信号はビデオレートで
の撮影用の制御信号で且つ同期が取れているので、LD
104に表示されたパノラマ画像はビデオレートで出力
される。
【0067】レリーズボタン105が全押しされると、
それをレリーズボタン監視部219が認識し、カメラ制
御部218にレリーズボタン105が全押しされたこと
を通知する。続いてクロック切り替え部210とクロッ
ク位相制御部402へレリーズボタン105が全押しさ
れたことを通知する。このときのクロック切り替え部2
10及びクロック位相制御部402の動作は、上述した
場合と同様であるから、その説明は省略する。
【0068】カメラ制御部218は、MPU216にレ
リーズボタン105が全押しされたことを通知する。M
PU216は処理回路206を含む各部に記録すること
を通知する。
【0069】記録動作は上述した第1の実施の形態と同
様であるからその説明は省略するが、結局左右の撮像系
102,103で撮影された画像対は記録媒体214に
記録される。
【0070】次に撮影者が記録を終了するときにレリー
ズボタン105を押していない(半押しもしていない)
とすると、それをレリーズボタン監視部219が認識
し、カメラ制御部218にレリーズボタン105が押さ
れていないことを通知する。カメラ制御部218はクロ
ック切り替え部210とクロック位相制御部402にレ
リーズボタン105が押されていないことを通知する。
すると、図3に示すようにスイッチ210cは点線位置
に切り替わり、水晶発振器210aのクロックを分周回
路210bに入力し、分周された(ここでは、例えば2
分周とする)クロック300を出力する。
【0071】クロック位相制御部402はクロック位相
反転部402aからのクロックを出力する。このとき、
第1のタイミングジェネレータ401aへ入力するクロ
ックと第2のタイミングジェネレータ401bへ入力す
るクロックの位相は180度ずれることになる。その結
果、左右画像の同期は取れなくなるが撮像系全体のピー
ク電流が減少することになる。
【0072】電池の寿命にはピーク消費電流値が大きく
関係しており、ピーク消費電流値を減少させることは重
要である。撮影者がレリーズボタンタ105を押してい
ないということは、撮影の意志が漠然としているわけ
で、そのときはわざわざ同期された画像を出力する必要
はなく、消費電力の削減を行う。そして、レリーズボタ
ン105を押すという撮影意志が現れたらCCD他の撮
像手段の制御信号の周波数をあげると共に、同期出力を
行うようにして、撮影者が撮影しやすい環境にする。
【0073】2つのタイミングジェネレータ401a,
401bから出力される制御信号は、それぞれCCD2
00a,200b等に入力され、上述した第1の実施の
形態において説明したような処理を経てLCD104上
に同期されない画像のパノラマ画像が表示される。
【0074】ここで、またレリーズボタン105が半押
しされると、それをレリーズボタン監視部219が認識
し、2つのタイミングジェネレータ401a,401b
から出力される制御信号を一度リセットした後、ビデオ
レートの制御信号が出力され、ビデオレートの同期のと
れたパノラマ画像がLCD104上に表示される。
【0075】上述した本実施の形態においてはパノラマ
画像について説明したが、これに限られるものではな
く、上述した第1の実施の形態と同様に立体視画像や2
D画像でも同様の効果を得ることができる。
【0076】以上詳述したように、本実施の形態に係る
複眼カメラ100によれば、上述した第1の実施の形態
と比較して、レリーズボタン105を押さないときは、
同期の取れた左右画像が出力されないが、その代わりに
消費電流のピーク値が下がるので、さらなる消費電力の
節約が図れる。
【0077】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の請求項1,
2の撮影方法及び請求項6,7の撮影装置によれば、消
費電力を削減することができると共に、撮影が容易であ
るという効果を奏する。
【0078】また、本発明の請求項3の撮影方法及び請
求項8の撮影装置によれば、レリーズボタンが押されて
いないときは撮影装置全体の動作の制御信号の周波数を
低くして、消費電力を削減することができるという効果
を奏する。また、レリーズボタンが押されたという操作
で撮影者が撮影に入ったという状況を検知し、動作の制
御信号の周波数を高くして、表示手段に表示する画像の
切り替え速度を高めて移動物体を撮影するとき、また、
撮影者が移動しているときに撮影装置で実際撮影可能な
画像と表示手段に出力される画像を同じにして撮影を容
易にすることができるという効果を奏する。
【0079】また、本発明の請求項4の撮影方法及び請
求項9の撮影装置によれば、撮像系が2つある複眼カメ
ラでも、消費電力を削減することができると共に、撮影
が容易であるという効果を奏する。
【0080】更に、本発明の請求項5の撮影方法及び請
求項10の撮影装置によれば、撮像系が2つある複眼カ
メラにおいて、さらなる消費電力の削減を図ることがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る撮影装置のシ
ステム構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る撮影装置の内
部構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る撮影装置にお
けるクロック切り替え部の内部構成を示すブロック図で
ある。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る撮影装置の内
部構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る撮影装置にお
けるクロック位相制御部の内部構成を示すブロック図で
ある。
【図6】従来の撮影装置の内部構成を示すブロック図で
ある。
【図7】従来の撮影装置におけるディスプレイの構成を
示す図である。
【図8】従来の撮影装置におけるディスプレイの構成を
示す図である。
【符号の説明】
100 複眼カメラ(撮影装置) 101 複眼カメラ本体 102 撮像系 103 撮像系 104 液晶ディスプレイ(LCD) 105 レリーズボタン 106 切り替えスイッチ 107 パノラマ画像 200a CCD(撮像素子) 200b CCD(撮像素子) 201a CDS/AGC回路 201b CDS/AGC回路 202a クランプ回路 202b クランプ回路 203a A/D変換器 203b A/D変換器 204a 垂直ドライバ 204b 垂直ドライバ 205 タイミングジェネレータ 206 処理回路 207a 信号処理回路 207b 信号処理回路 208 VRAM 209 LCDコントローラ 210 クロック切り替え部 210a 水晶発振器 210b 分周回路 210c スイッチ 211 プロセスメモリ 212 プロセスメモリ 213 画像圧縮/伸長回路 214 記録媒体 215 記録媒体インターフェース 216 MPU 217 ワークメモリ 218 カメラ制御部 219 レリーズボタン監視部 220 切り替えスイッチ監視部 300 クロック 301 入力信号 401a タイミングジェネレータ 401b タイミングジェネレータ 402 クロック位相制御部 402a クロック位相反転部 402b クロック出力切り替えスイッチ 403 処理回路 501 クロック

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影した画像を表示手段にスルーで表示
    するスルー表示モードを2種類持つ撮影装置により撮影
    する撮影方法において、画像を撮像手段により撮像する
    撮像ステップと、前記撮影装置全体の動作を制御する信
    号を制御信号出力手段により出力する制御信号出力ステ
    ップと、状態変化出力手段により前記撮影装置の状態を
    判別して状態変化の有無を出力する状態変化出力ステッ
    プと、制御信号変化手段により前記状態変化出力手段か
    らの出力信号を受けて前記状態変化出力手段の出力する
    信号を変化させる制御信号変化ステップとを有すること
    を特徴とする撮影方法。
  2. 【請求項2】 前記制御信号変化手段が変化させるもの
    は、前記制御信号出力手段から出力される信号の周波数
    であることを特徴とする請求項1記載の撮影方法。
  3. 【請求項3】 前記状態変化出力手段が判別する前記撮
    影装置の状態はレリーズボタンが押されたか否かであ
    り、前記レリーズボタンが押されないときは、前記制御
    信号変化手段が前記制御信号出力手段から出力される信
    号の周波数を低くすることを特徴とする請求項2記載の
    撮影方法。
  4. 【請求項4】 前記撮像手段は2台の鏡筒からなる複眼
    撮像系であることを特徴とする請求項1,2または3記
    載の撮影方法。
  5. 【請求項5】 前記2種類のスルー表示モードのうちの
    一方のときは、前記撮影装置の動作を制御する制御信号
    を2種類用い、それらの信号の位相を180度ずらすこ
    とを特徴とする請求項4記載の撮影方法。
  6. 【請求項6】 撮影した画像を表示手段にスルーで表示
    するスルー表示モードを2種類持つ撮影装置において、
    画像を撮像する撮像手段と、前記撮影装置全体の動作を
    制御する信号を出力する制御信号出力手段と、前記撮影
    装置の状態を判別して状態変化の有無を出力する状態変
    化出力手段と、前記状態変化出力手段からの出力信号を
    受けて前記状態変化出力手段の出力する信号を変化させ
    る制御信号変化手段とを有することを特徴とする撮影装
    置。
  7. 【請求項7】 前記制御信号変化手段が変化させるもの
    は、前記制御信号出力手段から出力される信号の周波数
    であることを特徴とする請求項6記載の撮影装置。
  8. 【請求項8】 前記状態変化出力手段が判別する前記撮
    影装置の状態はレリーズボタンが押されたか否かであ
    り、前記レリーズボタンが押されないときは、前記制御
    信号変化手段が前記制御信号出力手段から出力される信
    号の周波数を低くすることを特徴とする請求項7記載の
    撮影装置。
  9. 【請求項9】 前記撮像手段は2台の鏡筒からなる複眼
    撮像系であることを特徴とする請求項6,7または8記
    載の撮影装置。
  10. 【請求項10】 前記2種類のスルー表示モードのうち
    の一方のときは、前記撮影装置の動作を制御する制御信
    号を2種類用い、それらの信号の位相を180度ずらす
    ことを特徴とする請求項9記載の撮影装置。
JP9278008A 1997-09-26 1997-09-26 撮影方法及び装置 Pending JPH11103472A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7689117B2 (en) 2006-01-11 2010-03-30 Panasonic Corporation Multi-module photography system
JP2012253626A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Canon Inc 撮影装置およびその制御方法
JP2016537903A (ja) * 2013-08-21 2016-12-01 ジョーント・インコーポレイテッドJaunt Inc. バーチャルリアリティコンテンツのつなぎ合わせおよび認識

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US7689117B2 (en) 2006-01-11 2010-03-30 Panasonic Corporation Multi-module photography system
JP2012253626A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Canon Inc 撮影装置およびその制御方法
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