JPH11103452A - インタラクティブ番組における対話及び画面制御方法 - Google Patents

インタラクティブ番組における対話及び画面制御方法

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JPH11103452A
JPH11103452A JP9261386A JP26138697A JPH11103452A JP H11103452 A JPH11103452 A JP H11103452A JP 9261386 A JP9261386 A JP 9261386A JP 26138697 A JP26138697 A JP 26138697A JP H11103452 A JPH11103452 A JP H11103452A
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JP
Japan
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data
video
screen
display
user
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Application number
JP9261386A
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English (en)
Inventor
Yuichi Yagawa
雄一 矢川
Shigeki Hirasawa
茂樹 平澤
Michio Morioka
道雄 森岡
Tomoya Ozaki
友哉 尾崎
Satoshi Ikehama
聡 池浜
Shuichiro Ushiyama
修一郎 牛山
Tomoko Izuta
知子 伊豆田
Tomoyuki Sumi
智之 角
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Japan Image Communications Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Japan Image Communications Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/80Generation or processing of content or additional data by content creator independently of the distribution process; Content per se
    • H04N21/81Monomedia components thereof
    • H04N21/812Monomedia components thereof involving advertisement data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/47End-user applications
    • H04N21/472End-user interface for requesting content, additional data or services; End-user interface for interacting with content, e.g. for content reservation or setting reminders, for requesting event notification, for manipulating displayed content
    • H04N21/4722End-user interface for requesting content, additional data or services; End-user interface for interacting with content, e.g. for content reservation or setting reminders, for requesting event notification, for manipulating displayed content for requesting additional data associated with the content

Abstract

(57)【要約】 【課題】インタラクティブ番組において、対話画面が他
の番組に影響を及ぼさない対話及び画面制御を行う。 【解決手段】インタラクティブなデータ放送番組をアン
テナ141から放送受信部105で受信すると映像とと
もにデータが送られてきていることを通知する画面を表
示装置120に、表示制御部103で表示させ、ユーザ
入力手段130から対話モードが入力されると番組が終
了する一定時間前に番組が終了する旨警告する画面を表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像番組だけでな
くデータ番組や双方向型番組を受信・表示し、当該デー
タ番組や双方向型番組では利用者との対話により画面が
遷移する放送受信装置に関する。このなかでも、データ
番組や双方向型番組における利用者との対話及び画面遷
移の制御に関わる。特に映像とデータが連動する番組や
広告において、利用者との対話及び画面遷移が他の番組
や広告の放送及び表示に影響を及ぼさないように対話及
び画面遷移を制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ向け放送では映像番組が中
心であった。ところが、最近、放送のディジタル化、高
度化が進むにつれて、文字や画像などいわゆるデータを
放送するデータ番組、映像番組に関連するデータもあわ
せて放送する映像連動型データ番組、利用者からの応答
を得ることを前提とした双方向型番組などが現実サービ
スとして開始されるようになってきた。本発明では、こ
れらの番組のうち特に利用者との対話(インタラクショ
ン:相互作用)により画面が遷移するものを対象とし、
これを対話番組またはインタラクティブ番組と呼ぶこと
にする。なお、従来より放送の分野(例えば特開平9-46
651〜9-46656)では「インタラクティブ」という用語は
「双方向性」という意味が強かったが、本発明では「イ
ンタラクティブ」=「対話性」と捉え、双方向性すなわ
ち利用者からの応答をサービス提供者側にフィードバッ
クする機能は対話性を実現する一形態または一機能と考
える。
【0003】次に従来のデータ番組やインタラクティブ
番組における対話及び画面遷移の制御方法について説明
する。
【0004】まず、アナログ地上波の空き領域に文字や
画像データを多重化して送信する文字放送がある。この
文字放送の受信装置では、受信した電波からデータ部分
を抽出し、画面表示する。一般にデータは映像と関連し
ているわけではないので、データと映像の表示画面はそ
れぞれ切り離して表示することが多い。また、情報参照
が主な用途であるため、利用者による操作もデータ画面
の表示・非表示を選択する程度である。例えば、利用者
がデータ画面表示を実行すると、受信装置では画面を二
つに分割し、それぞれに映像とデータを表示する。また
は、同じ画面領域に映像とデータを利用者によるリモコ
ン操作で交互に表示するなどが一般的な利用形態であ
る。あるいは、データの受け取りが完了したら、それを
映像の上にテロップとして流すといった表示の仕方もあ
るが、いずれにしろ利用者の操作は画面の表示形態を選
択する程度である。
【0005】また、同じくアナログ地上波の空き領域に
コンピュータが解釈できるスクリプト(画面遷移や操作
手順を記述した言語)を埋め込んで送信するデータ放送
サービスがある。この空き領域はVBI(Vertical Blanki
ng Interval)と呼ばれるので、ここではこのサービス
をVBIデータ放送と呼ぶことにする。VBIデータ放送で
は、画面遷移や操作手順がスクリプトとして記述してあ
るので、文字放送と比べより高度な操作を利用者は実行
できる。例えば、スクリプト言語として現在インターネ
ット上のWWW(World Wide Web)サービスで用いられるH
TML(HyperText Markup Language)を採用すると、ホー
ムページと同等程度の対話や画面遷移を実現できること
になる。また、映像とデータとの関連をスクリプトで記
述することにより、映像連動型データ番組も提供でき
る。
【0006】このVBIデータ放送では、テレビ向けとPC
(パーソナルコンピュータ)向けのサービスで互いの表
示画面が異なる。例えば、テレビ向けサービスでは、表
示中の映像シーンに関連するデータが端末側に届くと、
映像の隅に特定のアイコンを表示し、関連するデータが
あることを利用者に知らせる。利用者がデータ表示を指
定すると、テレビ画面を二つに分割し、映像とデータを
同時に表示する。利用者はデータ画面で映像に関連する
データを参照したり、クイズに答えるといった対話を実
行することなる。そして、サービス内容によっては、例
えばクイズの回答など利用者との対話の記録を受信装置
から電話回線などネットワークを通じ、センター設備に
送る利用形態もある。このテレビ向けVBIデータ放送サ
ービスの公知技術としては特開平9-46651〜9-46656に記
載の「インタラクティブ文字多重放送システム」があ
る。
【0007】また、PC向けサービスでは、画面をあらか
じめ映像表示領域とデータ表示領域に分割しておき、表
示中の映像シーンに関連するデータが端末側に届くと、
データ表示領域を更新し、関連データの到着を利用者に
知らせる。利用者はデータ表示領域で関連データの参照
などの対話操作を実行することになる。また、受信装置
であるPCがインターネットに接続されていると、データ
放送とインターネットの連携も可能であり、この場合ク
イズの回答などの対話記録の送信や補足情報の要求をイ
ンターネット経由で行うことになる。このPC向けVBIデ
ータ放送サービスの公知技術は「日経マルチメディア」
(日経BP社)97年4月号pp46〜pp63の「メ
ディア・ビックバン迫る」に詳しい。
【0008】さらに、最近次々と開局しつつあるディジ
タル衛星放送サービスでは、AV情報(映像及びオーデ
ィオ)に加え、データも送信する設備をあらかじめ備え
たものがほとんどである。現行サービスでは、このデー
タ放送インフラを用いて番組情報(EPG: Electronic Pr
ogram Guide)を送信しているが、先のVBIデータ放送と
同様に、テレビ向け及びPC向けに映像独立型のデータ放
送サービスや映像連動型のデータ放送サービスが計画さ
れている。また、将来の地上波ディジタル放送において
も同様のサービスが登場すると予想される。このディジ
タル衛星放送や地上波ディジタル放送によるデータ放送
サービスについても、「日経マルチメディア」(日経B
P社)97年4月号「メディア・ビックバン迫る」に詳
しい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】先にも述べたように、
本発明では利用者との対話により画面が遷移するインタ
ラクティブ番組を対象とする。ここでは、まずこのイン
タラクティブ番組の具体例について説明する。
【0010】現行の映像番組サービスとして、インフォ
メーションとコマーシャルをあわせた造語で「インフォ
マーシャル」と呼ばれる番組がある。インフォマーシャ
ルは、いわゆる広告の一種であるが、特定の商品の紹介
をその商品に関連する情報とともに提供する番組のこと
である。通常のコマーシャルとは違い、一つの番組とし
て比較的まとまった時間に放映されるため、商品の訴求
力をより高めるという効果がある。
【0011】最近、このインフォマーシャルにおいて番
組に関連するアンケートを実施し、そのアンケートの結
果をマーケティング分析に利用したいというニーズが出
てきた。番組全体をスポンサー(広告主)が買い取るた
め、番組内容にスポンサーの意向を反映しやすく、また
放送によるアンケート募集のため一度に多数のサンプル
を集めることができ効率的との判断が働くためである。
【0012】インフォマーシャルをインタラクティブ番
組の構成にすると、アンケート募集は容易に実現でき
る。具体的には、まずインフォマーシャルの映像ととも
にアンケート内容をデータ番組として送信する。データ
番組ではアンケートがQ&A形式で利用者に問われる。
一般に、アンケート内容は多岐に渡るため、データ番組
は複数の対話画面から構成され、利用者は各対話画面ご
とに設けられた設問に回答することになる。利用者が回
答し終わると、その回答を含むデータが双方向インフラ
(例えば電話回線)を用いて番組提供者側のセンター設
備に送信される。アンケート内容や画面遷移だけでなく
回答収集プロセスもデータ番組内にスクリプトとして記
述してあるので、利用者はアンケート回答のみ行えばよ
い。つまり、操作が簡単で負担も軽いということにな
る。また、番組提供者側から見ると、一度にたくさんの
サンプルを収集できるだけでなく、紙によるアンケート
では必須であったアンケート結果入力作業を削減でき、
回答収集から分析まで一貫したプロセスとして自動化で
きるというメリットがある。
【0013】同様の仕組みは、例えばショッピング番組
での商品発注、教育番組でのテスト解答、医療番組での
健康相談などたくさんの応用に適用できる。
【0014】次に、インタラクティブ番組において問題
となる点を上記具体例に基づいて説明する。
【0015】一般に番組は放送時間が決まっている。一
つのチャンネルでは時間経過に伴い番組が次々と切り変
わるので、各番組は割り当てられた放送時間内に終わる
ことを求められる。現行の映像番組では、放送局側でこ
の放送時間を管理するので、特に問題は生じていない。
しかし、インタラクティブ番組ではデータ番組の画面遷
移が利用者との対話によって進められるので、データ番
組が放送時間内に終わらない場合も出てくる。例えば、
上記インフォマーシャルの例では、利用者のアンケート
回答が終わらないうちに映像番組が終了してしまう場合
がありえる。
【0016】この場合、映像番組に関係なくそのままデ
ータ番組を続ける方法と、映像番組の終了にあわせてデ
ータ番組を強制終了する方法の二種類の対処方法があ
る。前者の場合、放送時間が終了したにもかかわらずデ
ータ番組が継続されるため、放送局側で番組に出資して
いるスポンサーと権利問題が生じる可能性がある。具体
例として、上記インフォマーシャルが複数連続して放送
される場合を想定する。一つのインフォマーシャル(仮
にAとする)の放送時間が終了しても受信装置側でアン
ケート画面が続くとすると、その直後の放送時間を割り
当てられているインフォマーシャル(仮にBとする)で
は、表示画面が制限されたり当該インフォマーシャルB
のアンケートを開始できないなど番組内容に影響が生じ
る。スポンサーが契約した番組を正しく利用者に提供で
きないという意味でこの問題は深刻である。また、同じ
状況が多数の受信装置で起こると、インフォマーシャル
Bのアンケート回収結果にも影響が出るため、問題はさ
らに深刻になる。
【0017】このため、上記後者で述べたように、デー
タ番組を放送時間にあわせて強制終了する方法がよく用
いられる。この方法によるとインフォマーシャルBの番
組内容を守ることはできる。しかし、インフォマーシャ
ルAのアンケート内容によっては放送時間内に回答を終
了するのが難しい場合も多々ある。特に、放送時間途中
に電源ONやチャンネル切り換えなどを行うと、番組提供
者側の想定より回答時間が少なくなってしまうため、放
送時間中の回答終了がますます困難になってしまう。こ
の場合、利用者にとっては放送時間中にアンケートに答
えなければならないという心理的なプレッシャーを受け
るとともに、仮に途中までアンケートに回答していたと
してもそれが破棄されてしまうので、アンケートの結果
として得られる景品などの代償を受ける権利を強制的に
放棄させられることになる。また、結果的に番組提供者
やスポンサーにとってもアンケートのサンプル数を十分
に集めることができないという問題が生じてしまう。
【0018】上記の問題は、受信装置側で利用者との対
話により画面遷移が進むデータ番組と、放送局側で放送
時間(つまり画面遷移)を管理する映像番組とに、時間
的なずれが生じることに起因する。このため、先に挙げ
たショッピング番組での商品発注、教育番組でのテスト
解答、医療番組での健康相談など他の応用においても同
様の問題が起きる可能性がある。
【0019】よって、本発明の目的は、インタラクティ
ブ番組における上記問題点を解決することにあり、まず
第一にインタラクティブ番組における利用者との対話画
面が他の番組に影響を及ぼさないように対話及び画面遷
移を制御する方法を提供することにある。
【0020】また、インタラクティブ番組で利用者との
対話をシステム側で制御するようになると、番組提供者
側の意向が利用者に伝わらない場合が生じ、結果的に利
用者が本来享受すべき利便性や利益が損なわれる可能性
がある。このため、本発明の他の目的は、インタラクテ
ィブ番組において、他の番組に影響を及ぼさないように
対話画面を制御するとともに、番組提供者側の意向をな
るだけ反映する対話及び画面制御方法を提供することに
ある。
【0021】また、本発明によるインタラクティブ番組
の利用者は一般家庭ユーザを主なターゲットとしている
ので、受信装置は操作が簡単で使い勝手のよいものでな
ければならない。そこで、本発明の他の目的は、利用者
にとって分かりやすい対話及び画面制御方法を提供する
ことにある。
【0022】次に、従来技術に上記問題を当てはめて考
えてみる。まず、文字放送番組は映像番組と互いに独立
である。このため、映像番組と文字放送番組を互いに別
画面に独立して表示する利用形態が多い。また、文字放
送番組ではデータを垂れ流し的に表示する利用が多く、
利用者との対話により画面遷移することはあまりない。
このため、文字放送番組において、利用者との対話画面
が他の番組に影響を及ぼす問題は生じにくいと考える。
【0023】次に、VBIデータ放送では、映像連動型デ
ータ番組の放映時間が終了し、他の番組に切り替わる際
に上記問題が生じる可能性がある。映像連動型データ番
組では、映像とともにその映像に関連するデータを送信
する。受信装置では、映像にあわせて当該データも表示
するため、番組が切り替わる際には当該データの表示領
域が次の番組に影響を及ぼさないよう調整する必要があ
る。現行では、次の番組に関係なくそのままデータを表
示する方法と、放送時間の終了にあわせてデータ表示領
域を次の番組に強制的に切り換える方法の二種類の対処
方法が取られている。前者はおもにPC向けの受信装置に
採用され、後者はおもにテレビ向けの受信装置に採用さ
れている。VBIデータ放送は、最近サービスが開始され
たばかりであり、現在まで映像番組に関連するデータを
参照するといった基本的なサービスしか提供されていな
い。このため、画面遷移の制御方法も先に述べたような
最もプリミティブな方法で十分であった。しかし、イン
タラクティブ番組でアンケートを募集するなど、利用者
との対話レベルがより高い利用形態を実現するために
は、本発明で取り上げた上記問題点を解決する必要があ
る。
【0024】また、ディジタル放送(衛星、地上波とも
に)においても状況はVBIデータ放送とほぼ同じで、前
記「日経マルチメディア」(日経BP社)97年4月号
「メディア・ビックバン迫る」によると、データ番組を
映像番組の特定シーンに同期して表示する仕組みが提案
されている。しかし、データ番組で利用者との対話がさ
らに複雑になると、データ番組を映像番組と同期してい
かに表示するかよりも、映像番組の放送時間が終了する
際にデータ番組における利用者との対話画面をどう処理
するかが問題となってくる。しかし、従来技術ではこの
問題に対する解答は示されていない。
【0025】
【課題を解決するための手段】映像とデータが同期して
情報提供するインタラクティブなデータ放送番組におい
て、 a)当該番組が開始されると映像とともにデータが送ら
れてきていることを通知する画面を表示し、 b)利用者が当該通知画面の表示中に対話モードを選択
すると、映像に関連するデータを表示して利用者との対
話を促す対話画面に移行し、 c)当該番組が終了する一定時間前に番組が終了する旨
警告する画面を表示し、対話継続、対話終了または対話
画面保存を利用者に選択させ、 d)利用者が対話継続を選択した場合は、映像画面を消
したデータ画面を表示し、利用者が対話を継続できるよ
うにし、 e)利用者が対話終了を選択した場合は、映像のみ表示
する画面に復帰し、 f)利用者が対話画面保存を選択した場合は、当該対話
画面の内容を記憶装置に保存した後、映像のみ表示する
画面に復帰する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図2は、本発明で対象とす
るインタラクティブ情報サービスのシステム構成図を表
す。当該システムは、大きく情報提供者側サブシステム
102と情報伝達メディア101と利用者側端末1から
なる。まず、情報伝達メディア101としては、地上波
や衛星放送103及びCATVなどによる放送メディア
と、インターネット104などのネットワークメディア
と、CD−ROM105やDVD(Digital Video Dis
c)などのパッケージメディアを想定している。情報提
供者側サブシステム102では、モジュール109にお
いて映像やデータなどの各種コンテンツ110を各伝送
メディア向けに加工するとともに、メディア間のリンク
を定義する。ここで言うメディア間のリンクとは、各伝
送メディアで利用者側に送る情報間の参照関係のことを
言い、例えば放送メディアで流す映像から関連するイン
ターネット上のホームページやCD−ROM上のデータ
にアクセス可能にする。各種伝送メディア向けには、放
送局106からは衛星放送103などへ、インターネッ
トサーバ107からはインターネット104へ、パッケ
ージ作成サブシステム108からはCD−ROM105
へそれぞれ情報を送出する。これを利用者端末1で受け
取り、参照する仕組みである。
【0027】次に、図1は利用者端末1の機能ブロック
図を表す。利用者端末1は、本体装置2と表示装置3と
ユーザ入力手段4からなる。本体装置2は、少なくとも
一つの映像ソース5と、同じく少なくとも一つのデータ
6を受け取る。映像とデータの送信方法及びデータの構
造については後述する。
【0028】さて、本体装置2では、映像とその映像に
関連したデータを選択受信する機能ブロック10と、当
該映像と関連データを互いに同期して表示する機能ブロ
ック11と、インターネットやCD−ROMなど外部リ
ソースにアクセスする機能ブロック12に大きく分ける
ことができる。まず、機能ブロック10では、ユーザ入
力手段4からの指示に基づき、映像選択部13にて少な
くとも一つを選択する。通常のテレビにおけるチャンネ
ル選択と同じ処理であるが、本発明では同時に映像に関
連するデータを選択することに特徴がある。例えば、利
用者がチャンネル番号1の映像Aを選択したとすると、
映像Aに関連付けられたデータaとデータbがそのまま
選択されたことになる。この後、映像は映像入力部14
を介して、機能ブロック11中の映像・データ合成部に
送られる。
【0029】一方、前記関連データはデータ入力部15
を介し、データ選択部16に送られる。本発明では、あ
らかじめ定められた利用条件17に基づき、前記関連デ
ータをさらに選択することに特徴がある。例えば、利用
者が30歳男性とし、その旨利用条件17が登録されて
いたとして、送られてきた前記関連データの利用条件と
比較して、データaを選択することになる。利用条件と
しては、年齢や性別の他に、住所やその他趣味・性格な
ど複数種類を登録することができる。同時に、利用者個
別の識別子も登録するので、特定利用者だけに送りたい
情報に関しては関連データ側で利用者識別子を利用条件
に設定する。この仕組みにより、情報提供者側からはタ
ーゲット利用者を絞った効率的な情報提供が実現できる
と同時に、利用者側でも自分に真に関連するデータのみ
参照できるので、情報参照の効率があがる。
【0030】同時に、利用環境に関する条件が登録され
ていると、当該条件に基づき、関連データの表示条件1
8を規定する。例えば、関連データの表示領域を画面サ
イズにあわせるなどといった処理が考えられる。また、
実現に際しては、Aという条件下であればaの表示条件
に従うといった具合に、利用環境条件ごとに表示条件を
規定し、利用者端末側でこれを選ぶといったやり方を想
定している。
【0031】次に、機能ブロック11では、前記映像と
関連データを両者の関連が利用者に分かりやすいように
表示する必要がある。このため、機能ブロック11では
映像表示部26と合成表示部27とデータ表示部28の
3種類の表示手段を用意している。各表示手段による画
面例は図4〜7を使って詳細に説明するが、簡単に言う
と映像表示部26では画面全体で映像を中心に表示し、
合成表示部27では映像とデータをあわせて表示し、デ
ータ表示部では画面全体でデータのみ表示する。また、
各表示画面は、ユーザ入力手段4からの指示により、表
示切替部29を介してそれぞれ画面を切り替える。
【0032】映像表示部26にて、映像のみ表示装置3
に出力していたのでは、映像とデータの関連性を利用者
に伝えることができない。そこで、本発明では、映像の
特定シーンに関連するデータをその内容を示すアイコン
やテロップを映像に重畳して表示するため、同期制御部
21と映像・データ合成部22を設けたことに特徴があ
る。特に、映像・データ合成部22では、映像上にアイ
コンやテロップを重ねて合成するデータオーバレイ処理
24を用いる。ここで、アイコンは当該関連データがど
のような種類のものかを表すために用いる。例えば、関
連データがプレゼント情報であったり、会員向けの限定
情報であるなど。また、テロップは関連データのヘッド
ラインを表す。新聞の大見出しのように一目でその内容
が分かるものであることが望ましい。
【0033】同時に、当該関連データに表示条件18が
規定されている場合は、当該条件に基づき、アイコンや
テロップを前もって編集するため、データ編集部20も
設けた。例えば、画面サイズが小さい場合はアイコンや
テロップのサイズも同様に小さくしたり、テロップの長
さも短めにしたりする。以上より、映像に関連したデー
タの存在をアイコンやテロップを使って、わかりやすく
かつ効果的に利用者に知らせることができる。
【0034】なお、映像・データ合成部22におけるス
ルー処理25では、映像にアイコンやテロップを重ねる
ことなくそのまま表示する。映像に関連するデータがな
い場合や利用者がアイコンやテロップの表示をOFFに
している場合に用いる。
【0035】次に、合成表示部27では、映像と関連デ
ータをあわせて表示する。合成表示の方法としては、映
像オーバレイ処理23による関連データ上に映像を重畳
する方法、データオーバレイ処理24による映像上にデ
ータを重畳する方法、表示装置3の画面を映像表示領域
とデータ表示領域に分割する方法などがある。各々の画
面例については図4〜7にて説明する。本発明では、映
像表示中の特定シーンにて関連データが存在すると、前
記映像表示部26と同じく、映像にアイコンやテロップ
を重ねて表示し、利用者のデータ表示の指示が入力され
ると、データ表示領域に当該関連データを表示すること
に特徴がある。利用者は、連続メディアである映像をデ
ータ表示で妨げられることなく続けて観賞でき、同時に
関連データをも同一画面にて参照できるというメリット
がある。
【0036】次に、データ表示部28では、関連データ
のみを表示する。この際、表示条件18が規定してある
場合は、あらかじめデータ編集部20にて当該条件に従
うようデータを加工・編集しておく。なお、機能ブロッ
ク11では、データ一時記憶領域19を設け、データ選
択部16からの選択済み関連データを一時的に保管す
る。そして、各表示部からの要求に応じて当該関連デー
タを各処理部に送出する。
【0037】ここで関連データについて簡単に説明する
と、本発明では関連データとして、インターネット上の
ホームページなどのように、いわゆるリンク構造を持っ
た文字や画像を想定している。このため、データ表示画
面上で操作を行うということは、すなわちリンクを辿る
ことにほかならない。そこで、機能ブロック12では、
リンク先指定などのデータ操作部32と、リンク先を検
索するなどのデータ探索部33を設けた。また、本発明
では、関連データを送られてくるものばかりでなく、イ
ンターネット104上やCD−ROM105上など他の
伝送メディア上にあることも想定していることに特徴が
ある。このため、データ探索部では、関連データのアク
セス方法に関する情報により、データ一時記憶領域19
だけでなく、インターネットアクセス部34やCD−R
OMアクセス部35にもデータ探索を依頼する。インタ
ーネットアクセス部34では、インターネット104上
のホームページのURL(Universal Resource Locato
r)を受け取り、当該URLに該当するホームページを
入手してデータ一時記憶領域19に格納する。CD−R
OMアクセス部35についても処理はほぼ同様である
が、CD−ROMタイトルごとにアクセス方法が違う可
能性があるため、本情報サービスで用いるCD−ROM
とのアクセスプロトコルをあらかじめ決めておく必要が
ある。以下、本実施例では、映像に関連したデータの内
容としておもにホームページを代表にとって説明する。
【0038】次に、図3は利用者端末1のハードウェア
構成を表す。利用者端末1は、本体装置2と表示装置3
とユーザ入力手段4からなる。また、本体装置2のハー
ドウェア構成は、中央制御装置111と、それぞれバス
112でつながった記憶部112と表示制御部113と
入力制御部114と放送受信部116とディスク制御部
117と通信制御部118からなる。記憶部113で
は、前記図1におけるデータ一時記憶領域を形成するな
ど、処理プログラムやデータを記憶する。表示制御部1
14では表示装置3への出力を制御する。入力制御部1
15では、利用者からの指示がユーザ入力手段4より入
力されるので、これを受け取り、指示を中央制御装置に
送る。中央制御装置でその指示内容を解釈してその指示
を実現するための命令を実行する。放送受信部116で
は、アンテナ119を介して放送局から送られてきた映
像やデータを受け取る。ディスク制御部117では、C
D−ROM105などのパッケージメディア中のデータ
にアクセスする。同様に、通信制御部118では、イン
ターネット104上のホームページなど各種情報源にア
クセスする。
【0039】図4〜図7は、本発明に係わる実施例の表
示画面の遷移を表す。図4を例に、画面遷移について説
明すると、まず表示画面200では映像のみ表示してい
る。映像表示中にタイムスタンプが開始されると、表示
画面201または203に遷移する。ここで、タイムス
タンプとは、特定映像シーンと当該シーンに関連するデ
ータを同期付ける仕組みであり、基本的に当該関連付け
された映像シーンの開始から終了までの時間を表す。タ
イムスタンプ中に利用者から何の指示も入力されなけれ
ば表示画面201または203から表示画面200に戻
る。
【0040】表示画面201では関連データの種類を表
すアイコン202を表示し、表示画面203ではアイコ
ンとともに関連データの内容を示すテロップ204を表
示している。本発明では、映像シーンに関連したデータ
が存在することをこのようなアイコンやテロップで知ら
せることに特徴がある。また、本発明では、利用者ごと
に種別化または個別化したデータを表示するので、アイ
コンやテロップを使ってデータの種類や内容を分かりや
すく利用者に知らせることにも特徴がある。なお、本実
施例ではテロップの表示・非表示は情報提供者側で設定
できるものとしている。また、アイコンやテロップに邪
魔されることなく映像を楽しみたいという利用者のため
に、アイコンやテロップを利用者側で表示OFFにする
モードも設ける。しかし、関連データの内容によっては
情報提供者が必ず利用者に伝えたいデータもあるので、
アイコンやテロップの強制表示モードも設けた。
【0041】次に、表示画面200の状態で、利用者が
表示切替を指示すると、表示画面205に遷移し、それ
までに見た一番最後のホームページ206またはデフォ
ルトホームページを表示する。一方、表示画面201ま
たは203の状態で利用者が表示切替を指示すると、表
示画面213に遷移し、映像に関連したホームページ2
14を表示する。このように、アイコンやテロップを表
示中に表示切替が指示されると、当該映像シーンに関連
したホームページを表示することに本発明の特徴があ
る。
【0042】また、表示画面205と213において
は、現在選択中の映像の縮小映像207をホームページ
上に重ねて表示する。このように、利用者は映像をデー
タ表示に邪魔されることなく連続して見ながら、同時に
関連データをも参照できるところに本発明の特徴があ
る。
【0043】また、縮小映像207は通常映像の表示画
面200と同等機能を持つ。このため、表示画面205
において、タイムスタンプが開始されると、表示画面2
09に遷移し、縮小映像210にテロップ211とアイ
コン212を表示する。この状態で、表示切替を利用者
が指示すると、表示画面213に遷移し、映像に同期し
たホームページを表示する。このように、映像と関連デ
ータの同時表示中に、映像に関連した新たなデータがあ
ることを利用者に知らせることができるので、利用者は
即座に当該関連データを参照することができる。
【0044】次に、表示画面205の状態で再度表示切
替が指示されると、表示画面215に遷移し、縮小映像
207を画面から消去し、現在表示中のホームページだ
けを表示する。同様に、表示画面209の状態で表示切
替が指示されると、表示画面218に遷移し、縮小映像
210を消去すると同時に、映像に同期したホームペー
ジ219を表示する。この表示モードは、前記映像とホ
ームページの合成表示モードとは逆に、映像に邪魔され
ることなくホームページを見たい場合に適切である。な
お、ホームページの操作はメニュー208で行う。ま
た、再度表示切替を指示すると、映像のみを表示する表
示画面200に戻る。
【0045】前記メニューには「自動保存されたアイコ
ンやテロップの再表示」という項目を設けてある。つま
り、利用者がこれまでに見てきたアイコンやテロップの
一覧を自動保存し、利用者からの指示があった時点でこ
れをホームページの形式(つまりHTML:Hypertext
Markup Language形式)に変換して利用者に提示する。
例えば、表示画面215においてその旨指示が入力され
ると、表示画面217に遷移する。表示画面217で
は、これまでに自動保存されたアイコンやテロップを一
覧表示する。利用者が映像に熱中するあまり関連データ
を見逃したり、あとでもう一度見たいといったニーズが
あることを想定し、本発明では当該機能を設ける。ま
た、アイコンやテロップをすべて保存していたのでは記
憶部113がいくらあっても足りないので、適宜いらな
いものを消去できるよう、関連データに優先度を設け、
優先度の低いデータから消去する仕組みにする。例え
ば、この優先度を情報提供にかかったコストに応じて定
めるとすると、コストが安かった順に消去されることに
なる。
【0046】以上、図4を用いて画面遷移を説明した
が、表示画面には大きく、映像のみの表示モードと、映
像とホームページの合成表示モードと、ホームページの
みの表示モードの3種類があることがわかる。図4で
は、映像表示モード、合成表示モード、ホームページ表
示モードそして映像表示モードに戻るといった順に遷移
している。一方、図5では本発明の別の実施画面例を表
し、映像表示モード、ホームページ表示モード、合成表
示モードの順に遷移している。ホームページを中心的に
見る利用例に適した画面遷移である。同様に、図6も本
発明の別の実施画面例を表すが、本画面例では合成表示
モードが存在しない。映像とホームページを合成させて
表示するためにはその分コストもかかるが、図6による
実施ではコストを低く押えることができる。
【0047】また、映像とデータの合成表示モードとし
ては、図7に示すようにいくつか他にも実施画面例があ
る。例えば、図7(a)では、画面230を2分割し、
一方を映像表示領域231、他方をホームページ表示領
域232とし、映像側で関連するホームページの存在を
アイコン234やテロップ233で知らせる。この時点
で、利用者が画面切替を指示すると、ホームページ表示
領域232に映像に同期したホームページ235を表示
する。
【0048】図7(b)では、画面240を一つのホー
ムページ表示領域241と3つの映像表示領域242、
243、244に分割している。利用者は映像表示領域
にて映像をそれぞれ選択し、そして当該映像に関連する
データが存在する場合は、アイコン245やテロップ2
46にて通知される。表示切替の指示入力により、映像
Bに同期したホームページを表示することができる。
【0049】図7(c)では、特定映像シーンに関連す
るデータが複数ある場合を想定した表示例である。現在
映像251を表示していたとして、関連するデータのタ
イトルなどを関連データのリスト252として表示す
る。利用者がこのリストから関連データを選ぶと、該当
するホームページ253を表示する。特定映像シーンに
関連するデータが複数ある場合の表示方法としては、他
にも図4の表示画面201または203において、アイ
コンやテロップの表示時間を各関連データ間で時分割し
たり、あるいは関連データのアイコンやテロップを全部
画面上にならべるといった表示方法も考えられる。
【0050】また、図4〜7では、関連するデータの存
在が利用者に知らしめられてから、利用者が当該データ
を選択して表示するということを前提としてきた。図4
の表示画面209や図7の各表示画面のように、映像と
関連データを同一画面で見ることができるのであれば、
映像のタイムスタンプが変われば、関連データの表示も
自動的に変わるといった利用形態も考えられる。
【0051】次に、図9は本発明におけるユーザ入力手
段の一例である操作リモコン260を表す。通常のテレ
ビリモコンと同様に、電源ボタン261、チャンネル切
替ボタン262、音量変更ボタン264、チャンネル直
接切替ボタン群263などを備える。本発明では、操作
リモコン260において、表示切替ボタン265と、ホ
ームページ表示ボタン266を備えたことを特徴とす
る。表示切替ボタンでは、図4の表示画面遷移におい
て、表示切替による状態遷移を司る。つまり、利用者は
表示切替ボタンを押すことによって、各表示画面間を遷
移する。また、図4中で表示画面209から表示画面2
13への遷移、及び表示画面201または203から表
示画面218への遷移は、ホームページ表示ボタン26
6による。
【0052】また、本実施例では、ホームページでリン
ク先を指定するなどの処理が必要になるため、カーソル
移動用に上下左右にカーソル移動する十字キー267、
268、269、270及び確定ボタン271を用意し
ている。本発明では、当該十字キーでホームページ内の
リンク先を指定するだけでなく、特定映像シーンに関連
したデータが複数ある場合、例えば図7(c)のごとく
それぞれをリスト表示した場合に、この中から利用者が
見たい関連データを選択するのに当該十字キーを用いる
ことに特徴がある。
【0053】次に、図10では、地上波における映像と
データの同時伝送の仕組みを表している。大まかに言う
と、地上波では通常映像を各映像フレーム280ごとに
送っているが、各フレーム間には垂直方向の同期をとる
VBI(Vertical BlankingInterval)と呼ばれる領域
281があり、最近この領域で空いている個所をデータ
放送に用いることが許可されつつある。放送局側で当該
領域281にデータ群282を埋め込み、利用者端末側
でこれを取り出す仕組みである。
【0054】また、図11では、ディジタル衛星放送に
おけるデータ放送の仕組みを表す。通常のアナログ衛星
放送では、衛星の1トランスポンダを使って1チャンネ
ルを送っていたが、ディジタル衛星放送では、映像圧縮
技術やデータ多重化技術を用い、1トランスポンダ当た
り4番組分の映像を送ることができる。同時に、いくら
かの空き領域もできるので、この部分を使ってデータを
利用者端末側に送ることになる。現在は、この領域を使
って番組ガイドなどを送っている。
【0055】次に、図12は本発明における関連データ
のデータモデルを表す。データ290は当該データを参
照可能な利用者を規定した利用条件291を保持する。
同時に、関連付けされた映像シーン292を特定できる
ようにタイムスタンプ293も持つ。また、関連データ
の存在を利用者に知らしめるため、映像に重畳して表示
するためのアイコン294とテロップ295を保持す
る。同時に、データ内容296そのものまたはデータ実
体へのアクセス方法も保持する。
【0056】以上、これをデータ構造として具体化する
と、図13に示すようになる。つまり、各データはId
番号にて管理し、映像Id、利用条件、タイムスタンプ
の開始時刻、終了時刻、継続時刻、アイコンを表す画
像、テロップとして表示する文字列、データ内容をそれ
ぞれ保持する。映像Idとは番組映像の識別子のことで
あり、例えばGコードなどを用いる。また、当該映像I
dとタイムスタンプ開始時刻及び終了時刻でもって、当
該データが関連付けられた映像シーンを特定できる。ま
た、利用条件としてはあらかじめ決められた属性ごとに
属性値が設定されている。あるいは、個別化されたデー
タならば、この領域には利用者識別子が格納されてい
る。データ内容については、当該データがインターネッ
ト上のホームページやCD−ROM内にある場合もあり
える。この場合は、当該データへのアクセス方法がこの
領域に格納してある。
【0057】次に、本発明における映像・データ表示方
法及び装置の処理の流れを図14〜18のPAD図を用
いて説明する。
【0058】図14は、映像・データ表示方法及び装置
におけるメインプログラム300の処理フローを表す。
まず、ステップ301では、利用者が操作リモコン26
0で、電源ボタン261を押し、スイッチを入れたこと
を検出する。次に、ステップ302では、前回スイッチ
OFF時のチャンネルを表示する。ここでの処理は、映
像表示部26での処理に対応するが、詳細は後述する。
次に、ステップ303では、ステップ304とステップ
305の処理をスイッチOFFとなるまで繰り返す。当
該ステップ304では、利用者が選択した操作リモコン
260のボタンを検出し、当該ステップ305では、各
ボタンに応じた処理を実行する。表示切替ボタン265
が選択された場合は、表示切替部における処理306を
実行する。次に、ホームページ表示ボタン266が選択
された場合は、ホームページ表示処理307を実行す
る。このホームページ表示処理は、図4において、映像
表示モードにおいて関連データの存在をアイコンやテロ
ップが知らせてくれた場合にデータ表示モードに移行
し、映像に同期したデータを表示する。同様に、合成表
示モードにあって、縮小映像画面中にテロップやアイコ
ンが流れ、関連データの存在が利用者に知らしめられた
時、同じく合成表示モードのままで、映像に同期したホ
ームページに表示を切り替える。次に、チャンネルボタ
ン262またはチャンネル直接選択ボタン群263が選
択された場合は、映像選択部13における処理308を
実行する。通常のテレビのチャンネル切り替えとは違
い、映像に関連するデータの入力切替も行っているとこ
ろに本発明の特徴がある。次に、データ操作ボタンと
は、ボタン267〜271の十字キーを意味し、これが
選択された場合はデータ操作部における処理309が実
行される。例えば、ホームページ上のリンク先の指定と
いった処理などがある。次に、電源ボタン261が選択
されると、プログラム300はスイッチOFFを検出
し、ループ303を抜ける。次いで、ステップ311に
おいて、スイッチOFF時のチャンネルを記録し、次に
スイッチONした際に当該番組を即座に表示できるよう
にしておく。そして、ステップ312にてプログラムを
終了する。この他にも、例えば音量調整などの操作が考
えられるが、本発明の主旨から外れるので割愛する。
【0059】次に、図15は表示切替部29における処
理フロー306を表す。まず、ステップ321では、現
時点の表示モードを検出する。本実施例では、図4に示
すように、映像表示モードと、映像・データ合成表示モ
ードと、データ表示モードの3種類の表示モードが存在
する。ステップ322で、現在の表示モードがデータ表
示モードにあった場合は、映像表示部26における処理
302を実行し、映像表示モードに移行する。映像表示
モードにあった場合は、合成表示部27における処理3
23を実行し、合成表示モードに移行する。合成表示モ
ードにあった場合は、データ表示部28における処理3
24を実行し、データ表示モード324に移行する。最
後に、ステップ325にて処理306を終了する。ここ
で、本実施例におけるデータ表示部の処理324は、ホ
ームページ表示の処理となる。また、合成表示部27に
おける処理323では、画面切り替えの際に映像の裏面
で当該映像シーンに関連するホームページの表示準備を
行う。ここで、関連データが存在しなかった場合は、最
後に見たホームページまたはデフォルトホームページを
表示準備する。準備終了後、映像表示領域を順次縮小す
ると同時に、データ表示領域を順次利用者に見せること
になる。ここで映像表示領域を順次縮小するなどアニメ
ーションを用いている理由は、映像とデータの表示切り
分けが瞬間的に起きたため利用者にわかりにくいと感じ
させることを防ぐためである。
【0060】次に、図16は映像表示部26における処
理フロー302を表す。ここでは、映像とデータの同時
伝送の仕組みとして、図10における方法を考える。映
像の1フレームごとにデータが格納されているので、フ
レーム単位にデータを取り出す仕組みが必要となる。そ
こで、ステップ330では、一定周期ごと(ここでは1
フレーム単位ごと)にステップ331〜344を繰り返
す。
【0061】まず、ステップ331では、映像入力部に
おいて1フレーム映像を入力する。次に、ステップ33
2では、フレーム間に埋め込まれたデータを抽出する。
ここで、データが埋め込まれていない場合も考えられる
ので、ステップ333ではデータがあるかどうかを判別
し、データありの場合にステップ334〜338を実行
する。ステップ334では、データ入力部の15の処理
に相当し、データを抽出してデコードする。次に、ステ
ップ335では、データ選択部16での処理に相当し、
登録済み利用条件とデータ中の利用条件とを照らし合わ
せる。次いで、ステップ336にて、利用条件が合致し
た場合に、ステップ337にてデータを一時記憶領域1
9に保存し、合致しなかった場合に、ステップ338に
て当該データをそのまま保存しないで捨てる。また、ス
テップ335では、画面サイズなどの利用環境の条件に
基づき、アイコンサイズや文字列のフォントサイズなど
データの表示条件も規定する。ここで、1フレーム単位
に受け取るデータの量はそれほど多くないので、データ
を分割して送るといった運用も考えられる。この場合
は、データ保存処理337の後で、セグメントごとに分
けられたデータを合成して同一データにする処理が必要
となる。
【0062】次に、ステップ339では、同期制御部2
1における処理に相当し、現在表示している番組で今の
時間帯にあうデータを検索する。図13のデータ構造を
見ると、映像のIdもタイムスタンプもあらかじめ規定
してあるので、これらと現在表示中の映像Id及び現在
時刻を比較することになる。ステップ340では、合致
するデータがある場合とない場合に分けて、それぞれス
テップ341〜342とステップ343を実行する。ま
ず、ステップ341では、同時に複数のデータが選ばれ
る可能性があるので、このような競合を解消する処理が
必要となる。競合解消後は、ステップ342にてアイコ
ンやテロップを映像上にオーバレイ表示する。各処理の
詳細については後述する。この後、表示したアイコンと
テロップまたは表示優先度が低く表示できなかったアイ
コンとテロップをあわせて記録しておく。利用者からの
要求に応じてこれをホームページに変換し、いつでもア
クセス可能な状態に準備しておく。また、ステップ34
3では、該当するデータがなかったので、映像をそのま
ま表示装置にスルーする。ステップ344では、アイコ
ンやテロップを合成した映像あるいはそのままの映像を
1フレーム単位で表示する。なお、ステップ339〜3
43の処理は、ある一定周期ごとに繰り返しさえすれば
よく、フレームごとに処理を実行する必要は必ずしもな
いが、説明の都合上、1フレーム単位のループ330の
中に埋めこんだ。データ表示モードに切り替えられた
り、スイッチOFFとなった場合にステップ345にて
処理を終了する。
【0063】次に、図17は競合解消処理341の処理
フローを表す。ステップ350では、同一時間帯に関連
付けられたデータが他にあるかどうかを調べる。ここで
は、同一時間帯に複数のデータが割り当てられている場
合を競合と呼んでいる。図7(c)のごとく、関連デー
タの一覧をリスト形式で表示できる場合は、そのまま表
示しても構わないが、図4のごとく、一つ一つの関連デ
ータの内容を示すアイコンやテロップを表示する場合
は、表示する順番や表示時間などを決める必要がある。
そこで、ステップ351で競合があるかどうかを検出
し、なかったらそのまま当該処理を終了するが(ステッ
プ352)、競合があった場合は、データの表示優先度
を決めて、当該優先度の高い順にアイコンやテロップを
表示するようスケジューリングし直す。最後にステップ
354にて処理341を終了する。
【0064】次に、図18はオーバレイ表示処理342
の処理フローを表す。ステップ360では、利用者によ
るアイコンとテロップの表示モードと、情報提供者によ
るアイコンとテロップの強制表示モードを検出する。ア
イコンとテロップの表示モードがOFFとなっていても
強制表示モードがONであるならば、映像上にデータと
テロップを強制的に重ねあわせて表示する。このため、
オーバレイ処理を実行させないためには、アイコンとテ
ロップの表示モードをOFFにし、かつ情報提供者によ
る強制表示モードもOFFである必要がある。ステップ
362では、先に決めた表示条件に基づき、アイコンや
テロップを利用者ごとに個別化する。次に、ステップ3
63と364では、テロップありの場合に、テロップを
映像に重畳する処理364を実行する。同様に、ステッ
プ365にてアイコンありの場合に、アイコンを映像に
重畳する処理366を実行する。文字列や画像を映像に
重畳する処理の方法については、通常の映像にデータを
重ねあわせて表示する処理に準ずる。
【0065】以上、放送メディアを中心に本発明の1実
施例を説明してきたが、本発明はパッケージメディアや
通信メディアを用いた映像・データ表示方法としても用
いることができる。
【0066】
【発明の効果】本発明によると、インタラクティブ番組
の放送時間が終了する一定時間前に番組が終了する旨警
告する画面を表示し、対話継続、対話終了または対話画
面保存を利用者に選択させ、利用者が対話終了または対
話画面保存を選択した場合には、映像のみ表示する画面
に復帰する。また、利用者が何も選択せず放送時間が終
了した場合にも自動的に映像のみ表示する画面に復帰す
る。以上により、インタラクティブ番組が他の番組に影
響を及ぼさないように利用者との対話画面を制御できる
ようになる。
【0067】また、本発明によると、利用者が対話継続
を選択した場合は、映像画面を消してデータ画面のみ表
示し、利用者が対話を継続できるようにする。同様に、
利用者が対話画面保存を選択し、他の時間に対話を継続
する場合も、映像画面を消してデータ画面のみ表示す
る。以上により、たとえインタラクティブ番組の放送時
間が終了したとしても、データ画面で番組提供者の意向
を利用者に伝えることができ、結果的に利用者が本来享
受すべき利便性や利益を保つことができる。
【0068】さらに、本発明によると、インタラクティ
ブ番組が開始される際にはその番組内容を通知するアイ
コンやテロップを画面に表示し、利用者が対話モードに
移行しやすいようにする。また、対話画面では番組の放
送時間を表示し、利用者が対話を続けるのに残された時
間を把握しやすいようにしている。以上により、利用者
は受信装置を簡単に使いこなし、インタラクティブ番組
における対話を進めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るインタラクティブ番組
において利用者との対話及び画面の状態遷移を表す説明
図。
【図2】本発明の一実施例に係るインタラクティブ放送
サービスの全体システム構成を表す説明図。
【図3】本発明の一実施例に係るインタラクティブ放送
受信装置のハードウェア構成を表す説明図。
【図4】本発明の一実施例に係るインタラクティブ放送
受信装置の各構成要素間のデータの流れを表す説明図。
【図5】本発明の一実施例に係るインタラクティブ放送
受信装置の利用者操作用リモコンの外観を表す説明図。
【図6】アナログ地上波における映像番組とデータ番組
の同時伝送の仕組みを概念的に表す説明図。
【図7】ディジタル衛星放送における映像番組とデータ
番組の同時伝送の仕組みを概念的に表す説明図。
【図8】本発明の一実施例に係るインタラクティブ番組
において画面遷移と操作履歴を表す説明図。
【図9】本発明の一実施例に係るインタラクティブ番組
において別の画面遷移と操作履歴を表す説明図。
【図10】本発明の一実施例に係るインタラクティブ番
組において別の画面遷移と操作履歴を表す説明図。
【図11】本発明の一実施例に係るインタラクティブ番
組の映像画面を表す説明図。
【図12】本発明の一実施例に係るインタラクティブ番
組の通知画面を表す説明図。
【図13】本発明の一実施例に係るインタラクティブ番
組の対話画面を表す説明図。
【図14】本発明の一実施例に係るインタラクティブ番
組の別の対話画面を表す説明図。
【図15】本発明の一実施例に係るインタラクティブ番
組の別の対話画面を表す説明図。
【図16】本発明の一実施例に係るインタラクティブ番
組の別の対話画面を表す説明図。
【図17】本発明の一実施例に係るインタラクティブ番
組の警告画面を表す説明図。
【図18】本発明の一実施例に係るインタラクティブ番
組のデータ画面を表す説明図。
【図19】本発明の一実施例に係るインタラクティブ番
組の通知画面の構成を表す説明図。
【図20】本発明の一実施例に係るインタラクティブ番
組の対話画面の構成を表す説明図。
【図21】本発明の一実施例に係るインタラクティブ番
組の番組情報を表す説明図。
【図22】本発明の一実施例に係るインタラクティブ番
組の構成を表す説明図。
【図23】本発明の一実施例に係るインタラクティブ番
組のデータモデルを表す説明図。
【図24】本発明の一実施例に係るインタラクティブ番
組のデータ構造を表す説明図。
【図25】本発明の一実施例に係るインタラクティブ番
組の映像画面における対話及び画面制御の処理フローを
表す説明図。
【図26】本発明の一実施例に係るインタラクティブ番
組の通知画面における対話及び画面制御の処理フローを
表す説明図。
【図27】本発明の一実施例に係るインタラクティブ番
組の対話画面における対話及び画面制御の処理フローを
表す説明図。
【図28】本発明の一実施例に係るインタラクティブ番
組の警告画面における対話及び画面制御の処理フローを
表す説明図。
【図29】本発明の一実施例に係るインタラクティブ番
組のデータ画面における対話及び画面制御の処理フロー
を表す説明図。
【符号の説明】
100…インタラクティブ放送受信装置、101…中央
制御装置、102…メモリ、103…表示制御部、10
4…入力制御部、105…放送受信部、106…ディス
ク制御部、107…通信制御部、108…外部記憶装
置、109…バス、110…チューナー、111…シス
テム多重化復号器、112…ビデオ復号器、113…オ
ーディオ復号器、114…データ復号器、115…合成
・出力器、120…表示装置、130…ユーザ入力手
段、141…アンテナ
フロントページの続き (72)発明者 平澤 茂樹 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 森岡 道雄 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 尾崎 友哉 神奈川県横浜市戸塚区吉野町292番地 マ ルチメディアシステム開発本部内 (72)発明者 池浜 聡 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 宇 宙技術推進本部内 (72)発明者 牛山 修一郎 東京都品川区東品川2−2−24 天王洲セ ントラルタワー4F 株式会社ジャパンイ メージコミュニケーションズ内 (72)発明者 伊豆田 知子 東京都品川区東品川2−2−24 天王洲セ ントラルタワー4F 株式会社ジャパンイ メージコミュニケーションズ内 (72)発明者 角 智之 東京都品川区東品川2−2−24 天王洲セ ントラルタワー4F 株式会社ジャパンイ メージコミュニケーションズ内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像とデータが同期して情報提供するイン
    タラクティブなデータ放送番組において、 a)当該番組が開始されると映像とともにデータが送ら
    れてきていることを通知する画面を表示し、 b)利用者が当該通知画面の表示中に対話モードを選択
    すると、映像に関連するデータを表示して利用者との対
    話を促す対話画面に移行し、 c)当該番組が終了する一定時間前に番組が終了する旨
    警告する画面を表示することを特徴とする対話制御方
    法。
  2. 【請求項2】前記処理b)において、情報提供者は2個
    以上の対話画面を用意することができ、その際には前記
    番組の残り時間に応じて各対話画面の表示時間を割当て
    ることを特徴とする請求項1記載の対話制御方法。
  3. 【請求項3】前記処理b)において、対話画面に前記表
    示時間の残数を表示することを特徴とする請求項2記載
    の対話制御方法。
  4. 【請求項4】前記処理c)において、対話継続、対話終
    了または対話画面保存を利用者に選択させ、 d)利用者が対話継続を選択した場合は、映像画面を消
    したデータ画面を表示し、利用者が対話を継続できるよ
    うにし、 e)利用者が対話終了を選択した場合は、映像のみ表示
    する画面に復帰し、 f)利用者が対話画面保存を選択した場合は、当該対話
    画面の内容を記憶装置に保存した後、映像のみ表示する
    画面に復帰することを特徴とする請求項1から3のいず
    れかに記載の対話制御方法。
  5. 【請求項5】前記処理f)において、保存した対話画面
    の内容を再表示する場合は、映像は同時に表示しないデ
    ータ画面のみ表示することを特徴とする請求項4に記載
    の対話制御方法。
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