JPH11102493A - 泣き声通知装置 - Google Patents

泣き声通知装置

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Publication number
JPH11102493A
JPH11102493A JP9261990A JP26199097A JPH11102493A JP H11102493 A JPH11102493 A JP H11102493A JP 9261990 A JP9261990 A JP 9261990A JP 26199097 A JP26199097 A JP 26199097A JP H11102493 A JPH11102493 A JP H11102493A
Authority
JP
Japan
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crying
child
sound
pager
notification device
Prior art date
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Pending
Application number
JP9261990A
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English (en)
Inventor
Yoshimasa Tani
吉将 谷
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 母親の居場所にかかわらず子供が泣き出した
ことを確実に通知する。 【解決手段】 周囲の音を集音するマイク2と、前記集
音された音から泣き声を認識する音声認識手段3と、こ
の音声認識手段3によって泣き声が認識されると、予め
設定されている加入者番号のポケットベル10を呼び出
すダイヤル手段4とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、子供の泣き声等を
検知すると公衆回線を通じて母親等に通知する泣き声通
知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、子供部屋で遊んでいる子供の泣き
声を台所で働いている母親に通知するため、子供部屋に
設置されたマイクと台所に設置されたスピーカとによっ
て構成された泣き声通知装置があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、母親は
必ずしも台所にいるとは限らないため、確実に母親に対
して泣き声を通知するには、各部屋にスピーカを設置し
なければならなかった。その結果、設備が大がかりとな
るとともに、コストがかかるという問題点があった。ま
た、母親は必ずしも屋内にいるとは限らず、買い物など
のため外出することもあり、その場合においては上記従
来の装置を使用することはできなかった。本発明は、こ
のような課題を解決するためのものであり、母親の居場
所にかかわらず、子供が泣き出したことを確実に母親等
に通知する泣き声通知装置を安価で提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明に係る泣き声通知装置の第1は、周囲
の音を集音する集音手段と、集音された音から泣き声を
認識する音声認識手段と、この音声認識手段によって泣
き声が認識されると、予め設定されている加入者番号の
ポケットベルを呼び出すダイヤル手段とを備え、ポケッ
トベルを呼び出すことによって、子供が泣き出したこと
をポケットベルの持ち主に通知するものである。
【0005】また、本発明に係る泣き声通知装置の第2
は、集音された音を一定周期ごとにサンプリングするサ
ンプリング手段と、音の大きさに関する所定の閾値およ
び音の高さに関する所定の閾値のうちの少なくとも一
つ、および、ポケットベルの加入者番号が記憶保持され
ているメモリ手段と、サンプリングされた音についてメ
モリ手段に記憶保持されている閾値との比較を行い、サ
ンプリングされた音が泣き声によるものと認識するとポ
ケットベルを呼び出すようにダイヤル手段に指示を出す
CPUとを備えた音声認識手段を有するものである。
【0006】また、本発明に係る泣き声通知装置の第3
は、携帯電話から受信した音声を発声するとともに、集
音した音声を携帯電話に送信する会話手段をさらに備
え、前記ポケットベルの代わりに携帯電話に対して子供
の泣き声を送信するとともに、前記携帯電話の持ち主の
声を前記子供に伝えることにより、前記子供と前記携帯
電話の持ち主とが会話を行えるように構成されている。
このように構成することにより本発明は、泣き声を検出
すると自動的に母親の携帯するポケットベルまたは携帯
電話に電話をかけて子供が泣き出したことを通知するこ
とができる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一つの実施の形態
について図を用いて説明する。図1は、本発明の一つの
実施の形態を示すブロック図である。同図に示すよう
に、泣き声通知装置1は、集音手段であるマイク2と、
泣き声を認識するための音声認識手段3と、公衆回線を
介してポケットベルに電話をかけるダイヤル手段4と、
図示しないプラグとを備え、電話機6等と一緒に子供部
屋のモジュラジャック5に接続されている。
【0008】このモジュラジャック5は、NTT等によ
って提供される公衆回線7に対して電話機6等を接続す
るためのジャックであり、接続された電話機6はこの公
衆回線7を介して電話局8および基地局9,9a(以
下、基地局1,基地局Nという)に接続される。また、
基地局1〜Nは、母親等の携帯しているポケットベル1
0や携帯電話10aと無線通信するための設備であり、
各所に複数設置されている。
【0009】なお、公衆回線7は、通常のアナログ回線
またはISDN等のデジタル回線の何れであってもよ
く、泣き声通知装置1は、アナログ回線に接続されると
きはモデムの機能を有し、ISDN回線に接続されると
きはDSU(Digital ServiceUnit)とTA(Terminal
Adaptor)の機能を有することになる。
【0010】また、音声認識手段3の詳細な構成は、図
2に示すとおりである。図2は、図1に係る音声認識手
段の構成の一つの実施の形態を示すブロック図である。
同図に示すように、音声認識手段3はサンプリング手段
31とCPU32とメモリ33とを備えている。
【0011】サンプリング手段31は、一般的なサンプ
リング装置であり、マイク2によって集音された音か
ら、一定周期ごとに所定時間に亘ってこの音をサンプリ
ングする。すなわち、サンプリングされた音は電気的な
信号として取得される。CPU32は、上記サンプリン
グされた音と、メモリ33に記憶保持されている所定の
閾値との比較を行い、サンプリングされた音が子供の泣
き声によるものか否かを判定する。そして、子供の泣き
声であれば、同じくメモり33に記憶保持されている加
入者番号のポケットベルを呼び出す。
【0012】ここで、上記本発明に係る泣き声通知装置
の詳細な動作について説明する。マイク2は、子供部屋
に設置されて常時周囲の音を集音する。そして、この集
音された音は、一定周期ごとに音声認識手段3内のサン
プリング手段31によってサンプリングされる。
【0013】一方、上記のとおり、メモリ33には予め
所定の音の大きさ、音の高さ等に関する所定の閾値が記
憶保持されており、CPU32は上記サンプリングされ
た音とこの記憶保持されている閾値とを比較することに
より、サンプリングされた音が子供の泣き声によるもの
か否かを判定する。
【0014】例えば、子供部屋において最も大きな音を
発生する要因は、通常、子供の泣き声であると考えられ
る。そこで、音の大きさに関する所定の閾値をメモリに
記憶保持させておき、サンプリングされた音の大きさが
この閾値を越えるようなときは、子供が泣き出したもの
判定する。
【0015】また、子供の泣き声に特有の高音の音を検
出することにより、子供が泣き出したものと判定するこ
ともできる。この場合も、所定の閾値をメモリに記憶保
持しておき、サンプリングした音がこの閾値を越えた際
は子供が泣き出したものと判定する。さらに、その他の
判定方法として、子供の泣き声の波形をメモリ33に記
憶保持させておき、サンプリングされた音の波形と比べ
ることによって波形の相関関係から判定してもよい。
【0016】以上の結果、CPU32は、子供の泣き声
を検知すると直ちにオートダイヤラーであるダイヤル手
段4を起動し、メモリ33に予め設定されているポケッ
トベルの加入者番号に対して呼び出しを行う。その後の
動作は、通常のポケットベルの呼び出しと同様であり、
電話局8および基地局1〜Nの何れかを介して母親が所
有するポケットベル10を呼び出す。その結果、ポケッ
トベル10がアラームを鳴らすことにより、母親は子供
が泣き出したことを知ることができる。
【0017】なお、上記実施の形態においては、子供の
泣き声を通知する場合について記載したが、本発明の用
途はこれに限られるものではなく、子供以外にも老人や
病人等の大人や、室内で飼っている犬や猫などのペット
の声等を通知することもできる。その場合は、当然のこ
とではあるが、本発明を子供部屋以外のリビングルーム
や寝室等の所望の部屋に設置することになり、メモリ3
3に設定する閾値を相応の値にする必要がある。
【0018】また、上記本発明においては、泣き声を通
知するとはいってもアラームを鳴らすに過ぎず、泣き声
の通知によってかかってきたのか、それともそれ以外の
人からかかってきたのかがわからないことがある。そこ
で、ポケットベルとしてメッセージ表示の可能なものを
使用し、予めメモリ33に「タロウクン ガ ナキダシ
マシタ。」等のメッセージを記憶保持させておけば、送
信時にこのメッセージをポケットベル10に表示にさせ
ることにより、上記問題点を容易に解消することができ
る。また、同様のメッセージ送信を、母親所有のモバイ
ルコンピュータ等に、電子メールを使って送信してもよ
い。
【0019】次に、本発明のその他の実施の形態を示
す。図3は、本発明のその他の実施の形態を示すブロッ
ク図である。同図において、図1と同一符号は同一また
は同等の部品を示す。この実施の形態においては、母親
はポケットベル10の代わりに携帯電話10aを所有し
ている点に特徴がある。
【0020】すなわち、泣き声通知装置1には、スピー
カ11と増幅手段12と送受信手段13とによって構成
された会話手段14が設けられている。送受信手段13
は、公衆回線7を介して送られてきた信号を受信し、そ
の信号から母親の声等の電気的な音声信号を抽出して出
力する。すると、この音声信号は増幅手段12によって
増幅された後、スピーカ11によって音声に変換され、
子供は母親の声を聞くことができる。
【0021】また、送受信手段13は、スピーカ11に
よって集音された子供の泣き声や声を、公衆回線7を介
して携帯電話10aに向けて送信するため、母親は子供
の声を聞くことができる。なお、マイク2とスピーカ1
1とを別個に設けず、1個のスピーカで兼用してもよ
い。したがって、子供部屋の子供は、自らが電話をかけ
ることなく母親と会話をすることができ、一方的に子供
の泣き声を母親に通知する以上の効果を有するものであ
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は母親等の
居場所にかかわらず、母親等に対して子供の泣き声を確
実に通知することができ、また従来のものよりも安価に
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一つの実施の形態を示すブロック図
である。
【図2】 図1に係る泣き声通知装置の詳細な構成を示
すブロック図である。
【図3】 本発明に係るその他の実施の形態を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1…泣き声通知装置、2…マイク、3…音声認識手段、
4…ダイヤル手段、5…モジュラジャック、6…電話
機、7…電話局、8…基地局1、9…基地局N、10…
ポケットベル、10a…携帯電話。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 11/00 302 H04Q 7/38

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 子供部屋に設置され、子供が泣き出した
    ことを通知する泣き声通知装置において、 周囲の音を集音する集音手段と、 前記集音された音から泣き声を認識する音声認識手段
    と、 この音声認識手段によって泣き声が認識されると、予め
    設定されている加入者番号のポケットベルを呼び出すダ
    イヤル手段とを備え、前記ポケットベルを呼び出すこと
    によって、子供が泣き出したことを前記ポケットベルの
    持ち主に通知することを特徴とする泣き声通知装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記音声認識手段は、 前記集音された音を一定周期ごとにサンプリングするサ
    ンプリング手段と、 音の大きさに関する所定の閾値および音の高さに関する
    所定の閾値のうちの少なくとも一つ、および、ポケット
    ベルの加入者番号が記憶保持されているメモリ手段と、 前記サンプリングされた音について前記メモリ手段に記
    憶保持されている閾値との比較を行い、前記サンプリン
    グされた音が泣き声によるものと認識すると前記ポケッ
    トベルを呼び出すように前記ダイヤル手段に指示を出す
    CPUとを備えたことを特徴とする泣き声通知装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 携帯電話から受信した音声を発声するとともに、集音し
    た音声を携帯電話に送信する会話手段をさらに備え、 前記ポケットベルの代わりに携帯電話に対して子供の泣
    き声を送信するとともに、前記携帯電話の持ち主の声を
    前記子供に伝えることにより、前記子供と前記携帯電話
    の持ち主とが会話を行えるように構成されていることを
    特徴とする泣き声通知装置。
JP9261990A 1997-09-26 1997-09-26 泣き声通知装置 Pending JPH11102493A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9261990A JPH11102493A (ja) 1997-09-26 1997-09-26 泣き声通知装置

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JP9261990A JPH11102493A (ja) 1997-09-26 1997-09-26 泣き声通知装置

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Publication Number Publication Date
JPH11102493A true JPH11102493A (ja) 1999-04-13

Family

ID=17369482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9261990A Pending JPH11102493A (ja) 1997-09-26 1997-09-26 泣き声通知装置

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JP (1) JPH11102493A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030021576A (ko) * 2001-09-06 2003-03-15 서승현 아기울음 감지 및 전송기
JP2015133611A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 通知システム、通知プログラム、通知方法および通知装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030021576A (ko) * 2001-09-06 2003-03-15 서승현 아기울음 감지 및 전송기
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