JPH1110239A - 鉄筋曲げ具 - Google Patents
鉄筋曲げ具Info
- Publication number
- JPH1110239A JPH1110239A JP17209397A JP17209397A JPH1110239A JP H1110239 A JPH1110239 A JP H1110239A JP 17209397 A JP17209397 A JP 17209397A JP 17209397 A JP17209397 A JP 17209397A JP H1110239 A JPH1110239 A JP H1110239A
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- cylinder
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- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 配筋場所に携帯し、その場所で鉄筋を曲げる
ことができるようにする。配筋後においても、そのまま
の状態でその場所で鉄筋を曲げることができるようにす
る。 【解決手段】 油圧シリンダCのシリンダ1に、位置決
め装置Rによって前進位置と後進位置に位置決め可能に
取り付けるとともに、同軸回転可能に取り付けた鉄筋保
持金具Hの左右一対の掛止部6を、鉄筋Tの2個所に掛
止し、その2個所を支点として、その中間部を油圧シリ
ンダのピストンロッド2で押して鉄筋を曲げる鉄筋曲げ
具であって、前記鉄筋保持金具Hは、シリンダ1に前後
移動可能かつ同軸回転可能に取り付けた筒部4と、この
筒部4から前側に伸び、先端部に前記掛止部6を有する
左右一対のアーム部5とより構成し、前記位置決め装置
Rは、シリンダの側面に突設した突起7と、この突起7
が嵌合する前側が開口した長さ方向の凹溝8を設けた筒
部4とより構成した鉄筋曲げ具。
ことができるようにする。配筋後においても、そのまま
の状態でその場所で鉄筋を曲げることができるようにす
る。 【解決手段】 油圧シリンダCのシリンダ1に、位置決
め装置Rによって前進位置と後進位置に位置決め可能に
取り付けるとともに、同軸回転可能に取り付けた鉄筋保
持金具Hの左右一対の掛止部6を、鉄筋Tの2個所に掛
止し、その2個所を支点として、その中間部を油圧シリ
ンダのピストンロッド2で押して鉄筋を曲げる鉄筋曲げ
具であって、前記鉄筋保持金具Hは、シリンダ1に前後
移動可能かつ同軸回転可能に取り付けた筒部4と、この
筒部4から前側に伸び、先端部に前記掛止部6を有する
左右一対のアーム部5とより構成し、前記位置決め装置
Rは、シリンダの側面に突設した突起7と、この突起7
が嵌合する前側が開口した長さ方向の凹溝8を設けた筒
部4とより構成した鉄筋曲げ具。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄筋曲げ具に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の鉄筋曲げ装置の正面図で
ある。
ある。
【0003】図において、C1 は、ばね付きの単動油圧
シリンダで、シリンダ11と、シリンダ11内でばね付
勢されて後退位置に保持されているピストンロッド12
と、シリンダ11内に油圧を供給する油圧供給管13と
より構成されている。油圧供給管13は、シリンダキャ
ップ11aを介してシリンダ11に接続されている。
シリンダで、シリンダ11と、シリンダ11内でばね付
勢されて後退位置に保持されているピストンロッド12
と、シリンダ11内に油圧を供給する油圧供給管13と
より構成されている。油圧供給管13は、シリンダキャ
ップ11aを介してシリンダ11に接続されている。
【0004】Aは、シリンダ11に一体に取り付けた左
右対称に設けた左右一対の鉄筋保持アームで、先端部に
は鉄筋Tの2個所に掛止する掛止部14,15が設けら
れている。
右対称に設けた左右一対の鉄筋保持アームで、先端部に
は鉄筋Tの2個所に掛止する掛止部14,15が設けら
れている。
【0005】従来の鉄筋曲げ装置は、上述のような構成
となっているので、鉄筋を例えば直角に曲げる場合は、
図5に示すように、左右一対の鉄筋保持アームAの掛止
部14,15を鉄筋Tの2個所に掛止し、その中間部を
ピストンロッド12で押せばよい。
となっているので、鉄筋を例えば直角に曲げる場合は、
図5に示すように、左右一対の鉄筋保持アームAの掛止
部14,15を鉄筋Tの2個所に掛止し、その中間部を
ピストンロッド12で押せばよい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の鉄筋曲
げ装置は、ピストンロッド12の1回の往動だけで鉄筋
Tを曲げる構造になっているので、ピストンロッド12
の往動量、すなわちストロークSが長くなる。このた
め、次のような問題がある。
げ装置は、ピストンロッド12の1回の往動だけで鉄筋
Tを曲げる構造になっているので、ピストンロッド12
の往動量、すなわちストロークSが長くなる。このた
め、次のような問題がある。
【0007】(1)鉄筋保持アームAが長くなるととも
に、油圧シリンダC1 が大きくなるので、装置全体が大
型になり、かつ重くなり、小回りが利かない。重いもの
で20Kgにもなる。このため、装置を配筋場所に携帯
し、その場所で鉄筋を曲げながら配筋することができな
い。いわんや、一旦配筋した鉄筋をそのままの状態で曲
げることなど殆ど不可能である。
に、油圧シリンダC1 が大きくなるので、装置全体が大
型になり、かつ重くなり、小回りが利かない。重いもの
で20Kgにもなる。このため、装置を配筋場所に携帯
し、その場所で鉄筋を曲げながら配筋することができな
い。いわんや、一旦配筋した鉄筋をそのままの状態で曲
げることなど殆ど不可能である。
【0008】(2)ピストンロッド12と鉄筋Tの芯合
わせがずれ易い。このため、鉄筋曲げ時に、ピストンロ
ッド12が鉄筋Tから外れ易い。
わせがずれ易い。このため、鉄筋曲げ時に、ピストンロ
ッド12が鉄筋Tから外れ易い。
【0009】この発明は、このような従来の問題点を解
決するためになされたもので、次の(1),(2)に記
載の鉄筋曲げ具を提供することを目的とする。
決するためになされたもので、次の(1),(2)に記
載の鉄筋曲げ具を提供することを目的とする。
【0010】(1)小型で軽量で小回りが利き、したが
って、配筋場所に携帯し、その場所で鉄筋を曲げること
ができるとともに、配筋後においても、そのままの状態
で鉄筋を曲げることができる鉄筋曲げ具。
って、配筋場所に携帯し、その場所で鉄筋を曲げること
ができるとともに、配筋後においても、そのままの状態
で鉄筋を曲げることができる鉄筋曲げ具。
【0011】(2)ピストンロッドと鉄筋の芯合わせが
容易であり、したがって鉄筋曲げ時に、ピストンロッド
が鉄筋から外れ難い鉄筋曲げ具。
容易であり、したがって鉄筋曲げ時に、ピストンロッド
が鉄筋から外れ難い鉄筋曲げ具。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明が提供する鉄筋
曲げ具は、油圧シリンダのシリンダに、位置決め装置に
よって前進位置と後進位置に位置決め可能に取り付ける
とともに、同軸回転可能に取り付けた鉄筋保持金具の左
右一対の掛止部を、鉄筋の2個所に掛止し、その2個所
を支点として、その中間部を油圧シリンダのピストンロ
ッドで押して鉄筋を曲げる鉄筋曲げ具であって、前記鉄
筋保持金具は、シリンダに前後移動可能かつ同軸回転可
能に取り付けた筒部と、この筒部から前側に伸び、先端
部に前記掛止部を有する左右一対のアーム部とより構成
し、前記位置決め装置は、シリンダの側面に突設した突
起と、この突起が嵌合する前側が開口した長さ方向の凹
溝を設けた筒部とより構成し、前記鉄筋保持金具の前進
位置は、凹溝の底面と突起の当接により決まり、前記鉄
筋保持金具の後進位置は、筒部の前側端面と突起の当接
により決まる構成としたことものである。
曲げ具は、油圧シリンダのシリンダに、位置決め装置に
よって前進位置と後進位置に位置決め可能に取り付ける
とともに、同軸回転可能に取り付けた鉄筋保持金具の左
右一対の掛止部を、鉄筋の2個所に掛止し、その2個所
を支点として、その中間部を油圧シリンダのピストンロ
ッドで押して鉄筋を曲げる鉄筋曲げ具であって、前記鉄
筋保持金具は、シリンダに前後移動可能かつ同軸回転可
能に取り付けた筒部と、この筒部から前側に伸び、先端
部に前記掛止部を有する左右一対のアーム部とより構成
し、前記位置決め装置は、シリンダの側面に突設した突
起と、この突起が嵌合する前側が開口した長さ方向の凹
溝を設けた筒部とより構成し、前記鉄筋保持金具の前進
位置は、凹溝の底面と突起の当接により決まり、前記鉄
筋保持金具の後進位置は、筒部の前側端面と突起の当接
により決まる構成としたことものである。
【0013】前記鉄筋保持金具の掛止部には、鉄筋曲げ
時の鉄筋の滑動面に、球体、円柱体等の鉄筋案内ローラ
を設けることができる。
時の鉄筋の滑動面に、球体、円柱体等の鉄筋案内ローラ
を設けることができる。
【0014】
【作用】この発明においては、鉄筋保持金具をシリンダ
の前側と後側、すなわち、前進位置と後進位置に位置決
めできるようにしたから、例えば、真直ぐな鉄筋を直角
に曲げる場合、1回目は鉄筋保持金具を前進位置に位置
決めして半曲げし(約120度に曲げ)、2回目は鉄筋
保持金具を後進位置に位置決めして全曲げする(90度
に曲げる)ことができる。
の前側と後側、すなわち、前進位置と後進位置に位置決
めできるようにしたから、例えば、真直ぐな鉄筋を直角
に曲げる場合、1回目は鉄筋保持金具を前進位置に位置
決めして半曲げし(約120度に曲げ)、2回目は鉄筋
保持金具を後進位置に位置決めして全曲げする(90度
に曲げる)ことができる。
【0015】このことは、ピストンロッドの1回の往動
(ストローク)で直角に曲げるところを、2回の往動
(ストローク)で曲げることを意味する。このため、ピ
ストンロッドが短くて済み、その分、油圧シリンダが細
くかつ短くて済む。また、保持金具のアーム部も短くて
済む。その結果、鉄筋曲げ具全体が小型かつ軽量になる
通常、3Kg程度になる。
(ストローク)で直角に曲げるところを、2回の往動
(ストローク)で曲げることを意味する。このため、ピ
ストンロッドが短くて済み、その分、油圧シリンダが細
くかつ短くて済む。また、保持金具のアーム部も短くて
済む。その結果、鉄筋曲げ具全体が小型かつ軽量になる
通常、3Kg程度になる。
【0016】鉄筋曲げ具が小型かつ軽量になるので、こ
れを配筋場所に携帯し、その場所で鉄筋を曲げながら配
筋をすることができる。
れを配筋場所に携帯し、その場所で鉄筋を曲げながら配
筋をすることができる。
【0017】また、鉄筋曲げ具は、小型かつ軽量である
とともに、鉄筋保持金具がシリンダを中心にして同軸回
転するので、配筋後の鉄筋であっても、鉄筋保持金具を
回しながらその向きを変えて鉄筋と鉄筋の間の狭い空間
に挿入して鉄筋を曲げることができる。
とともに、鉄筋保持金具がシリンダを中心にして同軸回
転するので、配筋後の鉄筋であっても、鉄筋保持金具を
回しながらその向きを変えて鉄筋と鉄筋の間の狭い空間
に挿入して鉄筋を曲げることができる。
【0018】さらに、前述のように、ピストンロッドの
2回の往動(ストローク)で鉄筋を曲げるので、1回の
ストロークが短くなる。このため、鉄筋曲げ時に、ピス
トンロッドが鉄筋から外れ難い。
2回の往動(ストローク)で鉄筋を曲げるので、1回の
ストロークが短くなる。このため、鉄筋曲げ時に、ピス
トンロッドが鉄筋から外れ難い。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を実
施例によって説明する。
施例によって説明する。
【0020】図1は実施例の鉄筋曲げ具の正面図(a)
と右側面図(b)である。図2は図1における保持金
具、図3は図1における油圧シリンダを示す。
と右側面図(b)である。図2は図1における保持金
具、図3は図1における油圧シリンダを示す。
【0021】図1〜図3において、Cは、ばね付の単動
油圧シリンダで、シリンダ1と、シリンダ1内でばね付
勢されて後退位置に保持されているピストンロッド2
と、シリンダ1内に油圧を供給する油圧供給管3とより
構成されている。油圧供給管3は、シリンダキャップ1
aを介してシリンダ1の後部に接続されている。
油圧シリンダで、シリンダ1と、シリンダ1内でばね付
勢されて後退位置に保持されているピストンロッド2
と、シリンダ1内に油圧を供給する油圧供給管3とより
構成されている。油圧供給管3は、シリンダキャップ1
aを介してシリンダ1の後部に接続されている。
【0022】Hは、鉄筋保持金具で、シリンダ1に、ピ
ストンロッド2の押出し側を前側にして前後移動かつ同
軸回転可能に取り付けられている。この鉄筋保持金具H
は、シリンダ1に前後移動かつ同軸回転可能に取り付け
た筒部4と、筒部4から前側に左右対称に伸びた左右一
対のアーム部5とより構成されている。
ストンロッド2の押出し側を前側にして前後移動かつ同
軸回転可能に取り付けられている。この鉄筋保持金具H
は、シリンダ1に前後移動かつ同軸回転可能に取り付け
た筒部4と、筒部4から前側に左右対称に伸びた左右一
対のアーム部5とより構成されている。
【0023】左右一対のアーム部5の先端部には、U字
形の凹溝mを形成することによって、鉄筋Tの2個所に
掛止する掛止部6が設けられている。
形の凹溝mを形成することによって、鉄筋Tの2個所に
掛止する掛止部6が設けられている。
【0024】Rは、鉄筋保持金具Hを、シリンダ1上に
おいて、前進位置(図4(a),(b)に示す位置)と
後進位置(図4(c),(d)に示す位置)に位置決め
する位置決め装置である。
おいて、前進位置(図4(a),(b)に示す位置)と
後進位置(図4(c),(d)に示す位置)に位置決め
する位置決め装置である。
【0025】位置決め装置Rは、シリンダ1の前側の側
面に120度間隔で突設した3つの突起7と、これらの
突起7を嵌合する、筒部4の前側に設けた凹溝8とより
構成されている。
面に120度間隔で突設した3つの突起7と、これらの
突起7を嵌合する、筒部4の前側に設けた凹溝8とより
構成されている。
【0026】鉄筋保持金具Hの前進位置は、凹溝8の底
面と突起7の当接によって決まり、同金具Hの後進位置
は、筒部の前側端面と突起7の当接によって決まる。
面と突起7の当接によって決まり、同金具Hの後進位置
は、筒部の前側端面と突起7の当接によって決まる。
【0027】次に、実施例の鉄筋曲げ具を使用して真直
ぐな鉄筋を直角に曲げる場合の要領を図4によって説明
する。
ぐな鉄筋を直角に曲げる場合の要領を図4によって説明
する。
【0028】(1)図4(a)に示すように、油圧を解
除してピストンロッド2を後退位置に戻し、鉄筋保持金
具Hの掛止部6を、鉄筋Tの2個所に掛止する。
除してピストンロッド2を後退位置に戻し、鉄筋保持金
具Hの掛止部6を、鉄筋Tの2個所に掛止する。
【0029】(2)油圧をかけて、図4(b)に示すよ
うに、ピストンロッド2を往動(前進)させ、前記2個
所を支持点として、鉄筋Tを約120度に曲げる。
うに、ピストンロッド2を往動(前進)させ、前記2個
所を支持点として、鉄筋Tを約120度に曲げる。
【0030】(3)油圧を解除して、図4(c)に示す
ように、ピストンロッド2を後退位置に戻す。
ように、ピストンロッド2を後退位置に戻す。
【0031】(4)再び油圧をかけて、図4(d)に示
すように、ピストンロッド2を往動させ、前記2個所を
支持点として、鉄筋Tを直角になるまで曲げる。曲がっ
たとこで、油圧を解除する。
すように、ピストンロッド2を往動させ、前記2個所を
支持点として、鉄筋Tを直角になるまで曲げる。曲がっ
たとこで、油圧を解除する。
【0032】上述のように、実施例の鉄筋曲げ具によれ
ば、鉄筋保持金具Hを前進位置と後進位置に位置決めで
きるようにしたから、例えば真直ぐな鉄筋を直角に曲げ
る場合、1回目は鉄筋保持金具Hを前進位置に決めて半
曲げし、2回目は後進位置に決めて全曲げする(直角に
曲げる)ことができる。
ば、鉄筋保持金具Hを前進位置と後進位置に位置決めで
きるようにしたから、例えば真直ぐな鉄筋を直角に曲げ
る場合、1回目は鉄筋保持金具Hを前進位置に決めて半
曲げし、2回目は後進位置に決めて全曲げする(直角に
曲げる)ことができる。
【0033】従来はピストンロッドの1回の往動(スト
ローク)で直角に曲げていたが、実施例の鉄筋曲げ具に
よれば、2回の往動(ピストンロッド2の2往復)によ
って曲げることができる。このため、ピストンロッド2
とシリンダ1とアーム部5を細く、かつ短くできる。そ
の結果、鉄筋曲げ具全体が小型かつ軽量になる。
ローク)で直角に曲げていたが、実施例の鉄筋曲げ具に
よれば、2回の往動(ピストンロッド2の2往復)によ
って曲げることができる。このため、ピストンロッド2
とシリンダ1とアーム部5を細く、かつ短くできる。そ
の結果、鉄筋曲げ具全体が小型かつ軽量になる。
【0034】鉄筋曲げ具は、このように小型かつ軽量に
なるので、これを配筋場所に携帯し、その場所で鉄筋を
曲げながら配筋することができる。
なるので、これを配筋場所に携帯し、その場所で鉄筋を
曲げながら配筋することができる。
【0035】また、小型、軽量であるだけでなく、鉄筋
保持金具Hがシリンダ1を中心にして同軸回転するの
で、小回りが利く。このため、配筋後の鉄筋であって
も、同保持金具Hを回しながらその向きを変えて鉄筋と
鉄筋の間の狭い空間に挿入して鉄筋を曲げることができ
る。
保持金具Hがシリンダ1を中心にして同軸回転するの
で、小回りが利く。このため、配筋後の鉄筋であって
も、同保持金具Hを回しながらその向きを変えて鉄筋と
鉄筋の間の狭い空間に挿入して鉄筋を曲げることができ
る。
【0036】さらに、ピストンロッド2の2往復動作に
よって鉄筋を曲げるので、1回の往動量が従来の1/2
となる。このため、鉄筋曲げ時に、ピストンロッド2か
ら外れ難くなる。
よって鉄筋を曲げるので、1回の往動量が従来の1/2
となる。このため、鉄筋曲げ時に、ピストンロッド2か
ら外れ難くなる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、上述のような構成としたので、次の効果を奏する。
ば、上述のような構成としたので、次の効果を奏する。
【0038】(1)配筋場所に携帯し、その場所で鉄筋
を曲げることができる。
を曲げることができる。
【0039】(2)配筋後においても、そのままの状態
でその場所で鉄筋を曲げることができる。
でその場所で鉄筋を曲げることができる。
【0040】(3)ピストンロッドのストロークが短く
なるので、同ロッドと鉄筋の芯ずれが生じるおそれがな
く、したがって、ロッドが鉄筋から外れ難い。
なるので、同ロッドと鉄筋の芯ずれが生じるおそれがな
く、したがって、ロッドが鉄筋から外れ難い。
【図1】 実施例の鉄筋曲げ具を示し、同図(a)は正
面図、同図(b)は側面図
面図、同図(b)は側面図
【図2】 図1における鉄筋保持金具を示し、同図
(a)は正面図、同図(b)は側面図、同図(c)は平
面図
(a)は正面図、同図(b)は側面図、同図(c)は平
面図
【図3】 図1における単独油圧シリンダを示し、同図
(a)は正面図、同図(b)は平面図
(a)は正面図、同図(b)は平面図
【図4】 実施例の鉄筋曲げ具を使用して鉄筋を曲げる
場合の工程を示す図
場合の工程を示す図
【図5】 従来の鉄筋曲げ装置の正面図
C 単動油圧シリンダ H 鉄筋保持金具 R 位置決め装置 T 鉄筋 1 シリンダ 2 シリンダロッド 3 油圧供給管 4 筒部 5 アーム部 6 掛止部 7 突起 8 凹溝
Claims (2)
- 【請求項1】 油圧シリンダのシリンダに、位置決め装
置によって前進位置と後進位置に位置決め可能に取り付
けるとともに、同軸回転可能に取り付けた鉄筋保持金具
の左右一対の掛止部を、鉄筋の2個所に掛止し、その2
個所を支点として、その中間部を油圧シリンダのピスト
ンロッドで押して鉄筋を曲げる鉄筋曲げ具であって、前
記鉄筋保持金具は、シリンダに前後移動可能かつ同軸回
転可能に取り付けた筒部と、この筒部から前側に伸び、
先端部に前記掛止部を有する左右一対のアーム部とより
なり、前記位置決め装置は、シリンダの側面に突設した
突起と、この突起が嵌合する前側が開口した長さ方向の
凹溝を設けた筒部とよりなり、前記鉄筋保持金具の前進
位置は、凹溝の底面と突起の当接により決まり、前記鉄
筋保持金具の後進位置は、筒部の前側端面と突起の当接
により決まる構成としたことを特徴とする鉄筋曲げ具。 - 【請求項2】 前記鉄筋保持金具の掛止部は、鉄筋曲げ
時の鉄筋の滑動面に、球体、円柱体等の鉄筋案内ローラ
を有していることを特徴とする請求項1記載の鉄筋曲げ
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17209397A JP2939729B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 鉄筋曲げ具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17209397A JP2939729B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 鉄筋曲げ具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1110239A true JPH1110239A (ja) | 1999-01-19 |
JP2939729B2 JP2939729B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=15935419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17209397A Expired - Fee Related JP2939729B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 鉄筋曲げ具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2939729B2 (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN107081394A (zh) * | 2017-06-16 | 2017-08-22 | 国网重庆市电力公司石柱县供电分公司 | 接地网钢筋折弯器 |
CN107716783A (zh) * | 2017-11-16 | 2018-02-23 | 郑州诚合信息技术有限公司 | 一种建筑施工用钢筋便捷弯折装置 |
CN109248969A (zh) * | 2018-10-20 | 2019-01-22 | 上海绿地建设(集团)有限公司 | 一种钢筋弯头机 |
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CN117123659A (zh) * | 2023-10-26 | 2023-11-28 | 天津柯莱非特科技有限公司 | 一种防撞梁拉弯设备 |
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-
1997
- 1997-06-27 JP JP17209397A patent/JP2939729B2/ja not_active Expired - Fee Related
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