JPH11102213A - Ncプログラム作成方法及びncプログラム作成装置 - Google Patents

Ncプログラム作成方法及びncプログラム作成装置

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JPH11102213A
JPH11102213A JP26042297A JP26042297A JPH11102213A JP H11102213 A JPH11102213 A JP H11102213A JP 26042297 A JP26042297 A JP 26042297A JP 26042297 A JP26042297 A JP 26042297A JP H11102213 A JPH11102213 A JP H11102213A
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divided section
program
divided
coordinate data
speed
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JP26042297A
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Inventor
Akira Saito
明 斉藤
Hiroyuki Nakano
浩之 中野
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Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ツールマークの発生を抑制し、高精度で工作
物を加工することができるNCプログラム作成方法及び
NCプログラム作成装置を得る。 【解決手段】 インボリュート軌跡演算部102でイン
ボリュート曲線の軌跡を示すX、Y座標データを求め、
軌跡変換部106で前記X、Y座標データをNC制御用
のX、C座標データに変換し、送り速度演算部108で
前記X、C座標データを所定範囲毎に分割して各分割区
間の始点の送り速度を目標加工速度に基づいて算出し、
NCプログラム調整部110で前記X、C座標データと
各分割区間の始点の送り速度とに基づいてNCプログラ
ムを作成してNCプログラム記憶部112に一時的に記
憶する。その後、NCプログラム調整部110により、
記憶されたNCプログラムを各分割区間毎に読み出し、
各分割区間の始点及び終点の加工速度の変化量が所定の
しきい値以上である場合には当該分割区間を2分割す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NCプログラム作
成方法及びNCプログラム作成装置に係り、特に、イン
ボリュート曲線の軌跡を示す座標データ間を直線補間し
て数値制御加工を行うためのNCプログラムを作成する
NCプログラム作成方法及びNCプログラム作成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スクロールポンプのスクロール
板等のスクロール形状の数値制御加工を行うためのNC
プログラムを作成する際には、まず、スクロール形状を
定義するインボリュート曲線の軌跡を示すX、Y座標デ
ータを次の(1)式及び(2)式により算出する。
【0003】 X=a(cos(θ)+(θ±α)sin(θ)) (1) Y=a(sin(θ)−(θ±α)cos(θ)) (2) ここで、aは基礎円の半径を、θは伸開角を、αはイン
ボリュート曲線の始点と基礎円の中心とを結ぶ直線がX
軸となす角度を、各式における(θ+α)側はインボリ
ュート曲線の外壁を、(θ−α)側はインボリュート曲
線の内壁を、各々表している。
【0004】その後、上記(1)式、(2)式により特
定されたインボリュート曲線の軌跡を示すX、Y座標デ
ータを、X軸及びC軸の同時2軸制御が可能な加工機を
用いて数値制御加工する際の座標データであるX、C座
標データに変換すると共に、各座標点における送り速度
を予め指定された目標加工速度に基づいて求め、上記
X、C座標データと上記各座標点における送り速度とを
用いてNCプログラムを作成していた。
【0005】しかしながら、NCプログラムの簡素化及
びNCプログラムを用いて実際に加工を行う加工機の追
従性(短い区間において、多くの指令を出すと、NCプ
ログラムの解析中に前回指令した位置までの移動が完了
してしまい、工具の送りが停止してしまう)を考慮した
場合に、全座標点において送り速度を与えることは困難
であった。
【0006】この問題点を解消するために、従来のNC
プログラムの作成では、幾つかの座標点をまとめて1区
間として分割し、各分割区間の始点における加工速度を
算出し、この加工速度が所定量だけ目標加工速度から離
れた場合に、送り速度を再指令するようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
幾つかの座標点をまとめて1区間とする技術では、イン
ボリュート形状の加工をインボリュート形状の外周から
中心に向かって行う場合には、インボリュート形状の加
工が進むに従ってインボリュート曲線の曲率が大きくな
るため、加工時間の経過に伴う加工速度は図8に示すよ
うに、各分割区間における加工速度の変化量が徐々に大
きくなるノコギリ歯のような状態となり、この加工速度
の変化量が所定のしきい値より大きな場合には工具の削
り跡である所謂ツールマークが発生してしまう、という
問題点があった。
【0008】本発明は上記問題点を解消するために成さ
れたものであり、ツールマークの発生を抑制し、高精度
で工作物を加工することができるNCプログラム作成方
法及びNCプログラム作成装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のNCプログラム作成方法は、インボ
リュート曲線の軌跡を示す座標データを求め、前記イン
ボリュート曲線の軌跡を示す座標データをNC制御用の
座標データに変換し、前記NC制御用の座標データを所
定範囲毎に分割して各分割区間における始点の送り速度
を所定の目標加工速度に基づいて求め、前記各分割区間
における始点及び終点の加工速度の変化量を前記各分割
区間における始点の送り速度に基づいて求めて、前記加
工速度の変化量が第1のしきい値以上である分割区間の
再分割、及び前記加工速度の変化量が第2のしきい値未
満である分割区間と該分割区間に隣接する分割区間との
統合、の少なくとも一方を行う。
【0010】請求項1に記載のNCプログラム作成方法
によれば、インボリュート曲線の軌跡を示す座標データ
が求められ、該インボリュート曲線の軌跡を示す座標デ
ータがNC制御用の座標データに変換され、該NC制御
用の座標データが所定範囲毎に分割されて各分割区間に
おける始点の送り速度が所定の目標加工速度に基づいて
求められる。なお、上記所定範囲は、座標点数、回転加
工を行う際の回転角度、全体の分割区間数等として予め
設定されるものである。また、上記目標加工速度は、加
工時間及び加工精度等を考慮して予め設定されるもので
ある。
【0011】その後、各分割区間における始点及び終点
の加工速度の変化量が各分割区間における始点の送り速
度に基づいて求められて、この加工速度の変化量が第1
のしきい値以上である分割区間の再分割、及び加工速度
の変化量が第2のしきい値未満である分割区間と該分割
区間に隣接する分割区間との統合、の少なくとも一方が
行われる。
【0012】このように、請求項1に記載のNCプログ
ラム作成方法によれば、各分割区間における始点及び終
点の加工速度の変化量が第1のしきい値以上である分割
区間の再分割、及び加工速度の変化量が第2のしきい値
未満である分割区間と該分割区間に隣接する分割区間と
の統合、の少なくとも一方が行われるので、分割区間の
再分割が行われる場合は、各分割区間における加工速度
の変化量が第1のしきい値より小さくなるので、ツール
マークの発生を抑制して高精度で工作物を加工すること
ができ、分割区間の統合が行われる場合は、各分割区間
における加工速度の変化量が第2のしきい値以上となる
ので、必要以上に分割区間数を多くすることがなくな
り、加工時間を短縮することができる。
【0013】また、請求項2記載のNCプログラム作成
装置は、インボリュート曲線の軌跡を示す座標データを
求めるインボリュート軌跡演算手段と、前記インボリュ
ート軌跡演算手段により求められた前記インボリュート
曲線の軌跡を示す座標データをNC制御用の座標データ
に変換する軌跡変換手段と、前記軌跡変換手段により求
められた前記NC制御用の座標データを所定範囲毎に分
割して各分割区間における始点の送り速度を所定の目標
加工速度に基づいて求める送り速度演算手段と、前記各
分割区間における始点及び終点の加工速度の変化量を前
記送り速度演算手段により求められた前記各分割区間に
おける始点の送り速度に基づいて求めて、前記加工速度
の変化量が第1のしきい値以上である分割区間の再分
割、及び前記加工速度の変化量が第2のしきい値未満で
ある分割区間と該分割区間に隣接する分割区間との統
合、の少なくとも一方を行う調整手段と、を備えてい
る。
【0014】請求項2に記載のNCプログラム作成装置
によれば、インボリュート軌跡演算手段によりインボリ
ュート曲線の軌跡を示す座標データが求められ、軌跡変
換手段によりインボリュート軌跡演算手段によって求め
られたインボリュート曲線の軌跡を示す座標データがN
C制御用の座標データに変換され、さらに送り速度演算
手段により軌跡変換手段によって求められたNC制御用
の座標データが所定範囲毎に分割されて各分割区間にお
ける始点の送り速度が所定の目標加工速度に基づいて求
められる。なお、上記所定範囲は、座標点数、回転加工
を行う際の回転角度、全体の分割区間数等として予め設
定されるものである。また、上記目標加工速度は、加工
時間及び加工精度等を考慮して予め設定されるものであ
る。
【0015】その後、調整手段により、各分割区間にお
ける始点及び終点の加工速度の変化量が送り速度演算手
段により求められた各分割区間における始点の送り速度
に基づいて求められ、この加工速度の変化量が第1のし
きい値以上である分割区間の再分割、及び加工速度の変
化量が第2のしきい値未満である分割区間と該分割区間
に隣接する分割区間との統合、の少なくとも一方が行わ
れる。
【0016】このように、請求項2に記載のNCプログ
ラム作成装置によれば、調整手段によって各分割区間に
おける始点及び終点の加工速度の変化量が第1のしきい
値以上である分割区間の再分割、及び加工速度の変化量
が第2のしきい値未満である分割区間と該分割区間に隣
接する分割区間との統合、の少なくとも一方が行われる
ので、請求項1に記載の発明と同様に、分割区間の再分
割が行われる場合は、各分割区間における加工速度の変
化量が第1のしきい値より小さくなるので、ツールマー
クの発生を抑制して高精度で工作物を加工することがで
き、分割区間の統合が行われる場合は、各分割区間にお
ける加工速度の変化量が第2のしきい値以上となるの
で、必要以上に分割区間数を多くすることがなくなり、
加工時間を短縮することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明のN
Cプログラム作成方法及びNCプログラム作成装置の実
施の形態について説明する。
【0018】まず、図1を参照して、本実施の形態に係
るNCプログラム作成装置60の構成について説明す
る。同図に示すようにNCプログラム作成装置60に
は、NCプログラムの作成、NCプログラム作成装置6
0を構成する各装置の制御等を行う制御装置本体62が
備えられている。
【0019】制御装置本体62には、制御装置本体62
によるNCプログラムの作成状態、各装置の制御状態等
を表示するCRTディスプレイ64、インボリュート曲
線の形状を特定するためのパラメータ等の入力を行うキ
ーボード66、及び作成されたNCプログラム等を記憶
するハードディスク装置68が接続されている。
【0020】このように、本実施の形態に係るNCプロ
グラム作成装置60は、汎用のパーソナルコンピュータ
システムにより構成されている。
【0021】次に、図2を参照して、本実施の形態に係
るNCプログラム作成装置60の機能ブロックについて
説明する。なお、実際にスクロール板の加工を行う際に
は、スクロール板の中心付近の加工精度を向上させるこ
とを目的として、スクロール板の外壁を構成するインボ
リュート曲線(以下、外壁インボリュート曲線と称す
る)と内壁を構成するインボリュート曲線(以下、内壁
インボリュート曲線と称する)の各インボリュート曲線
の中心付近の端点を滑らかに接続するための曲線を適用
することが一般に行われているが、本実施の形態では外
壁インボリュート曲線及び内壁インボリュート曲線のみ
でスクロール板の壁面を構成した場合について説明す
る。
【0022】図2に示すように、本実施の形態に係るN
Cプログラム作成装置60はインボリュート軌跡演算手
段としてのインボリュート軌跡演算部102を備えてお
り、このインボリュート軌跡演算部102では、オペレ
ータによってキーボード66を介して入力されたインボ
リュート曲線の基礎円半径及び開始点座標を、予め設定
されている上記(1)式及び(2)式に代入することに
より、外壁インボリュート曲線及び内壁インボリュート
曲線の所定角度毎のX、Y座標データを算出して軌跡変
換手段としての軌跡変換部106に出力する。
【0023】軌跡変換部106では、インボリュート軌
跡演算部102から入力されたX、Y座標データをX、
C座標データに変換して送り速度演算手段としての送り
速度演算部108に出力する。ここで、上記X、C座標
データは、上記X、Y座標データに沿って加工機におけ
る工具を相対的に移動させることができる、X軸及びC
軸の同時2軸制御を行う場合のNC制御用の座標データ
として求められる。
【0024】送り速度演算部108では、実際に加工に
用いられる加工機の追従性を考慮して予め設定された1
分割区間当りの加工物の中心角度(例えば5度)に応じ
て、軌跡変換部106から入力されたX、C座標データ
に対して区間分割を行い、分割された各分割区間の始点
の送り速度を、加工時間及び加工精度を考慮して予め設
定された目標加工速度に基づいて算出し、この算出され
た各分割区間における始点の送り速度と軌跡変換部10
6から入力されたX、C座標データとを調整手段として
のNCプログラム調整部110に出力する。
【0025】NCプログラム調整部110では、送り速
度演算部108から入力された各分割区間における始点
の送り速度とX、C座標データとに基づいてNCプログ
ラムを作成してNCプログラム記憶部112に一時的に
記憶する。
【0026】ここまでのNCプログラムの作成手順は従
来から行われている手順であり、本発明ではこの後、N
Cプログラム調整部110により、NCプログラム記憶
部112に記憶されたNCプログラムを各分割区間毎に
読み出して、各分割区間における始点及び終点の加工速
度の変化量が予め設定されたしきい値より小さくなるよ
うにNCプログラムの調整がなされる。なお、このNC
プログラムの調整については詳細に後述する。
【0027】次に、図3を参照して、上記のNCプログ
ラム作成装置60により作成されたNCプログラムを用
いてスクロール板の数値制御加工を行う加工機10の構
成を説明する。同図に示すように加工機10は、ベッド
12を有しており、ベッド12の上面には工具レール1
4が配設されており、さらに工具レール14の上部には
工具テーブル16が載置されている。なお、工具テーブ
ル16は、工具レール14の側部(図3紙面手前側の側
部)に設けられたエンコーダ18及びX軸送りモータ2
0の作用によって、図3X方向へ移動可能である。
【0028】工具テーブル16の上面には、工具26を
装着した工具主軸24を回転させる工具主軸台22が配
設されている。従って、工具26は、エンコーダ18及
びX軸送りモータ20の作用によって、図3X方向へ移
動することができる。
【0029】一方、ベッド12の上面には工作物レール
30も配設されており、さらに工作物レール30の上部
には工作物テーブル32が載置されている。なお、工作
物テーブル32は、工作物レール30の側部(図3紙面
左側の側部)に設けられたエンコーダ34及びZ軸送り
モータ36の作用によって、図3矢印Z方向へ移動可能
である。
【0030】工作物テーブル32の側面(図3紙面右側
の側面)には、工作物44を把持するチャック42が取
り付けられた工作物主軸40を図3矢印C方向に回転さ
せる回転テーブル38が配置されている。なお、回転テ
ーブル38は、工作物テーブル32の上面に設けられた
エンコーダ46及びY軸送りモータ48の作用によっ
て、図3矢印Y方向へ移動可能とされている。
【0031】従って、工作物44は、エンコーダ34及
びZ軸送りモータ36の作用により図3矢印Z方向へ移
動することができると共に、エンコーダ46及びY軸送
りモータ48の作用により図3矢印Y方向へ移動するこ
とができる。
【0032】このように、本実施の形態に係る加工機1
0は、X軸、Y軸、Z軸、及びC軸の4軸制御が可能で
あり、各軸は加工機10に入力されたNCプログラムに
よって制御される。
【0033】図4は工作物44を上方、すなわちZ軸上
から見た場合の平面図である。本実施の形態では、C軸
を図4の反時計方向に回転させると共に工具26をX軸
方向に沿って移動させることにより、図4に示すように
工作物44を基準とした工具26の相対位置を、外壁イ
ンボリュート曲線に沿って26A、26B、26C、2
6D、26Eの各位置に示すように順に移動させてスク
ロール形状の壁80の外壁82をインボリュート曲線の
外周から中心に向かって加工する。
【0034】その後、工作物44の中心(C軸)付近の
外壁82と内壁84との境界位置(工具26の相対位置
が26Fの位置)でC軸の回転を逆転させた後、引き続
き工具26をX軸方向に沿って移動させることにより、
内壁インボリュート曲線に沿って26G、26H、26
I、26Jの各位置に示すように工具26をインボリュ
ート曲線の中心から外周に向かって移動させて内壁84
を加工する。
【0035】次に、図5のフローチャートを参照して、
図2に示した機能ブロックにおけるインボリュート軌跡
演算部102、軌跡変換部106、送り速度演算部10
8、及びNCプログラム調整部110によって従来の手
順で作成されNCプログラム記憶部112に一時的に記
憶されたNCプログラムの調整を行う際のNCプログラ
ム作成装置60の作用を説明する。なお、図5は、NC
プログラム記憶部112に記憶されたNCプログラムの
調整を行う際にNCプログラム作成装置60により実行
されるプログラムのフローチャートであり、該プログラ
ムは予めハードディスク装置68に記憶されている。
【0036】まず図5のステップ200では、NCプロ
グラム記憶部112に記憶されている処理対象とするN
Cプログラムを1分割区間分だけ読み出し、次のステッ
プ202では、読み出した分割区間における始点の送り
速度を、加工時間及び加工精度を考慮して予め設定され
た目標加工速度に基づいて算出する。
【0037】次のステップ204では、ステップ202
において得られた処理対象とする分割区間の始点の送り
速度に基づいて、当該分割区間の始点及び終点の加工速
度を算出し、次のステップ206では、算出された当該
分割区間の始点及び終点における加工速度の変化量が、
予め設定されたしきい値より小さいか否かを判定し、小
さくない場合はステップ208へ移行して当該分割区間
を再度2分割した後、次のステップ210で当該分割区
間の終点を、ステップ208による2分割後の前半の分
割区間の終点に置き換えた後にステップ204へ戻る。
ステップ210の終点の置き換えによって、処理対象と
する分割区間をステップ208による分割後の前半の分
割区間としている。
【0038】一方、ステップ206の判定の結果、処理
対象とする分割区間の始点及び終点の加工速度の変化量
が、予め設定されたしきい値より小さい場合にはステッ
プ212へ移行する。すなわち、各分割区間の始点及び
終点の加工速度の変化量が予め設定されたしきい値より
小さくなるまで、ステップ204乃至ステップ210に
よる各分割区間の再分割処理を繰り返し行った後にステ
ップ212へ移行する。
【0039】ステップ212では、処理対象とする分割
区間の直前の分割区間の始点における加工速度を算出す
る。なお、処理対象とする分割区間が、NCプログラム
の1番目の分割区間である場合には、処理対象とする分
割区間の始点の加工速度を算出する。
【0040】次のステップ214では、ステップ204
において得られた処理対象とする分割区間の終点の加工
速度及びステップ212において得られた直前の分割区
間の始点における加工速度の変化量がステップ206の
判定処理において用いられたしきい値と同様のしきい値
より小さいか否かを判定し、小さくない場合はステップ
216へ移行して上記目標加工速度に基づいて処理対象
とする分割区間の始点の送り速度を算出し、次のステッ
プ218では、ステップ216において算出した始点の
送り速度をステップ202において読み出したNCプロ
グラムの処理対象とする分割区間に対応する部分に付加
してNCプログラム記憶部112に記憶することによ
り、処理対象とする分割区間のNCプログラムを作成し
た後、ステップ222へ移行する。
【0041】一方、ステップ214の判定の結果、加工
速度の変化量がしきい値より小さいと判定された場合に
はステップ220へ移行して、ステップ202において
読み出したNCプログラムの処理対象とする分割領域に
対応する部分をそのままNCプログラム記憶部112に
記憶することにより、処理対象とする分割区間のNCプ
ログラムを作成した後にステップ222へ移行する。
【0042】ステップ222では、次の再分割区間があ
るか否かを判定し、ある場合にはステップ204へ戻
り、再分割区間がなくなるまで上記ステップ204乃至
ステップ222の処理を繰り返した後、ステップ224
へ移行する。
【0043】ステップ224では、従来の手順により事
前に作成されてNCプログラム記憶部112に一時的に
記憶されたNCプログラムに次の分割区間が残っている
か否かを判定し、残っている場合にはステップ200へ
戻り、全ての分割区間において上記ステップ200乃至
ステップ224の処理を繰り返し実行した後、全ての処
理を終了する。
【0044】図6(A)には、従来の手順により事前に
作成されてNCプログラム記憶部112に一時的に記憶
されたNCプログラムを用いて、工作機10によりスク
ロール板の外壁インボリュート曲線の加工を行った場合
のC軸の回転角度と加工速度の関係の一例が示されてい
る。加工がスクロール板の中心に近づくに従ってインボ
リュート曲線の曲率が大きくなるので、図6(A)に示
すように分割区間1、分割区間2、分割区間3における
始点及び終点の加工速度の変化量a1 、a2 、a3 は徐
々に大きくなっている(a1 <a2 <a3 となってい
る)。
【0045】また、図6(A)では、分割区間1及び分
割区間2における各々の加工速度の変化量a1 及びa2
は、予め設定されたしきい値92(図6では、各分割区
間の始点における加工速度を基準としたときの各分割区
間の終点における加工速度の下限のしきい値として示し
てある)より小さく、分割区間3における加工速度の変
化量a3 はしきい値92と等しくなっている。
【0046】このようなNCプログラムが作成されてい
る場合、NCプログラム調整部110では、図5のフロ
ーチャートに示した手順に従って、次のようにNCプロ
グラムの調整を行う。
【0047】分割区間1及び分割区間2の各々の加工速
度の変化量a1 及びa2 は予め設定されたしきい値92
より小さいため、各分割区間とも図5のステップ206
の判定が肯定され、各分割区間の再分割は行われずにス
テップ212及びステップ214を経てステップ220
によりステップ202で読み出されたNCプログラムの
各分割区間に対応する部分のNCプログラムがそのまま
NCプログラム記憶部112に記憶されることにより、
分割区間1及び分割区間2のNCプログラムが作成され
る。
【0048】しかしながら、分割区間3における始点及
び終点の加工速度の変化量a3 は、予め設定されたしき
い値より小さくないため、図5におけるステップ206
の判定が否定され、ステップ208で分割区間3は2分
割された後、ステップ210において処理対象とする分
割区間の終点が2分割された前半の分割区間における終
点に置き換えられる。
【0049】すなわち、ステップ208及びステップ2
10の処理によって、分割区間3が図6(B)に示す分
割区間3’と分割区間3’’の2つの区間に再分割さ
れ、処理対象とする分割区間の終点が分割区間3’の終
点に置き換えられる。従って、これ以降の処理対象とな
る分割区間は分割区間3’となる。
【0050】その後、ステップ204に戻って分割区間
3’における始点及び終点の加工速度が算出され、ステ
ップ206で加工速度の変化量としきい値との比較が行
われる。
【0051】この際の変化量a3 ’はしきい値92より
小さいため、ステップ206の判定が肯定されてステッ
プ212へ移行し、直前の分割区間、すなわち分割区間
2の始点の加工速度が算出され、ステップ214で分割
区間3’の終点の加工速度及び分割区間2の始点の加工
速度の変化量がしきい値より小さいか否か判定される。
変化量a3 ’はしきい値より小さいのでステップ214
の判定は肯定されてステップ220へ移行し、分割区間
3’に対応するNCプログラムがそのままNCプログラ
ム記憶部112に記憶されて分割区間3’のNCプログ
ラムが作成される。
【0052】その後、ステップ222の判定では、次の
再分割区間、すなわち分割区間3’’があるため肯定判
定されてステップ204に戻る。
【0053】ステップ204では、分割区間3’’の始
点及び終点の加工速度が算出され、次のステップ206
で分割区間3’’の始点及び終点の加工速度の変化量a
3 ’’がしきい値より小さいか否か判定されるが、変化
量a3 ’’はしきい値より小さいため肯定判定となって
ステップ212へ移行する。
【0054】ステップ212では、直前の分割区間、す
なわち分割区間3’の始点の加工速度が算出され、次の
ステップ214では、分割区間3’’の終点の加工速度
及び分割区間3’の始点の加工速度の変化量がしきい値
より小さいか否かが判定されるが、この際の加工速度の
変化量は図6(A)に示される変化量a3 と同一となる
ので、この変化量a3 はしきい値より小さくないため否
定判定され、ステップ216へ移行する。
【0055】ステップ216では、分割区間3’’の始
点の送り速度が目標加工速度に基づいて算出され、次の
ステップ218において、分割区間3’’の始点の送り
速度を分割区間3’’に対応するNCプログラムに付加
してNCプログラム記憶部112に記憶することによ
り、分割区間3’’のNCプログラムが作成される。
【0056】図7には、NCプログラム調整部110に
よるNCプログラムの調整前後の送り速度及び分割区間
の関係が示されている。同図に示すように、分割区間1
及び分割区間2においては、調整後も調整前と同様の送
り速度及び分割区間となっているが、分割区間3につい
ては分割区間3’と分割区間3’’の2つに再分割さ
れ、各々の分割区間に対して目標加工速度に基づいて算
出した送り速度C’及びC’’が付加されたものとな
る。
【0057】以上のようにNCプログラム調整部110
により調整されたNCプログラムを用いて、加工機10
により工作物44の加工を行った場合、各分割区間にお
ける始点及び終点の加工速度の変化量は全てしきい値よ
り小さいので、ツールマークの発生を抑制することがで
きる。
【0058】以上詳細に説明したように、本実施の形態
に係るNCプログラム作成方法及びNCプログラム作成
装置は、各分割区間における始点及び終点の加工速度の
変化量が所定のしきい値より小さくなるように各分割区
間の再分割を行うことにより各分割区間における加工速
度の変化を小さくしているので、ツールマークの発生を
抑制することができ、高精度で工作物を加工することが
できる。
【0059】なお、本実施の形態では、分割区間の始点
及び終点の加工速度の変化量が所定のしきい値より小さ
くない場合に当該分割区間を2分割する場合について説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、分
割区間の始点及び終点の加工速度の変化量が所定のしき
い値より小さな場合には当該分割区間と当該分割区間に
隣接する分割区間とを一つの分割区間に統合する形態と
してもよいし、この分割区間を統合する形態と本実施の
形態とを組み合せる形態としてもよい。
【0060】分割区間を統合する場合、上記実施の形態
と同様に図5のステップ200乃至ステップ204の処
理を行った後、ステップ206の判定処理に換えて分割
区間の始点及び終点の加工速度の変化量がしきい値未満
であるか否かを判定し、加工速度の変化量がしきい値未
満である場合には、当該分割区間と当該分割区間の次の
分割区間とを統合し、加工速度の変化量がしきい値未満
でない場合には、当該分割区間のNCプログラムをNC
プログラム記憶部112に記憶する形態とする。なお、
当該分割区間の次の分割区間が存在しない場合には、分
割区間の統合は行わずに、当該分割区間のNCプログラ
ムをNCプログラム記憶部112に記憶する形態とす
る。
【0061】このような分割区間の統合処理を行う場
合、分割区間数を必要以上に多くすることがなくなり、
加工時間を短縮することができる。
【0062】また、本実施の形態では、外壁インボリュ
ート曲線に対応する壁面を外周から中心に向かって加工
した後、内壁インボリュート曲線に対応する壁面を中心
から外周に向かって加工する場合について説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は如何
なる順序で加工を行う場合にも適用でき、例えば、内壁
インボリュート曲線に対応する壁面を中心から外周に向
かって加工した後、外壁インボリュート曲線に対応する
壁面を外周から中心に向かって加工する場合にも適用で
き、内壁インボリュート曲線に対応する壁面を外周から
中心に向かって加工した後、外壁インボリュート曲線に
対応する壁面を中心から外周に向かって加工する場合に
も適用できる。
【0063】また、本実施の形態では、X軸及びY軸の
同時2軸制御によりスクロール板を加工する場合につい
て説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えばX軸、Y軸及びC軸の同時3軸制御によりス
クロール板を加工する形態としてもよい。
【0064】さらに、本実施の形態では、従来の手順で
作成されたNCプログラムを一時的にNCプログラム記
憶部112に記憶しておき、該NCプログラムを読み出
して調整を行う場合について説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、従来の手順で作成されたN
CプログラムをNCプログラム記憶部112に記憶せず
に直接NCプログラム調整部110により調整する形態
としてもよい。この場合、NCプログラムを一時的に記
憶するための時間を省略することができるので、NCプ
ログラムの作成に要する時間を短縮することができる。
【0065】
【発明の効果】請求項1記載のNCプログラム作成方法
及び請求項2記載のNCプログラム作成装置によれば、
各分割区間における始点及び終点の加工速度の変化量が
第1のしきい値以上である分割区間の再分割、及び加工
速度の変化量が第2のしきい値未満である分割区間と該
分割区間に隣接する分割区間との統合、の少なくとも一
方が行われるので、分割区間の再分割が行われる場合
は、各分割区間における加工速度の変化量が第1のしき
い値より小さくなるので、ツールマークの発生を抑制し
て高精度で工作物を加工することができ、分割区間の統
合が行われる場合は、各分割区間における加工速度の変
化量が第2のしきい値以上となるので、必要以上に分割
区間数を多くすることがなくなり、加工時間を短縮する
ことができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るNCプログラム作成
装置の構成を示す概略構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るNCプログラム作成
装置の機能ブロックを示す機能ブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る加工機の概略構成を
示す側面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る工作物の加工手順を
示す平面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るNCプログラム作成
装置においてNCプログラムの調整を行う際に実行され
るプログラムのフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態に係る加工機により工作物
の加工を行う際のC軸の回転角度と加工速度との関係を
示すグラフであり、(A)は調整前のC軸の回転角度と
加工速度との関係を示すグラフであり、(B)は調整後
のC軸の回転角度と加工速度との関係を示すグラフであ
る。
【図7】本発明の実施の形態に係るNCプログラ作成装
置によるNCプログラムの調整前後の送り速度及び分割
区間の変化を示す概略図である。
【図8】従来技術における加工時間と加工速度との関係
を示すグラフである。
【符号の説明】
10 加工機 26 工具 44 工作物 60 NCプログラム作成装置 102 インボリュート軌跡演算部(インボリュート
軌跡演算手段) 106 軌跡変換部(軌跡変換手段) 108 送り速度演算部(送り速度演算手段) 110 NCプログラム調整部(調整手段) 112 NCプログラム記憶部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インボリュート曲線の軌跡を示す座標デ
    ータを求め、 前記インボリュート曲線の軌跡を示す座標データをNC
    制御用の座標データに変換し、 前記NC制御用の座標データを所定範囲毎に分割して各
    分割区間における始点の送り速度を所定の目標加工速度
    に基づいて求め、 前記各分割区間における始点及び終点の加工速度の変化
    量を前記各分割区間における始点の送り速度に基づいて
    求めて、前記加工速度の変化量が第1のしきい値以上で
    ある分割区間の再分割、及び前記加工速度の変化量が第
    2のしきい値未満である分割区間と該分割区間に隣接す
    る分割区間との統合、の少なくとも一方を行う、 NCプログラム作成方法。
  2. 【請求項2】 インボリュート曲線の軌跡を示す座標デ
    ータを求めるインボリュート軌跡演算手段と、 前記インボリュート軌跡演算手段により求められた前記
    インボリュート曲線の軌跡を示す座標データをNC制御
    用の座標データに変換する軌跡変換手段と、 前記軌跡変換手段により求められた前記NC制御用の座
    標データを所定範囲毎に分割して各分割区間における始
    点の送り速度を所定の目標加工速度に基づいて求める送
    り速度演算手段と、 前記各分割区間における始点及び終点の加工速度の変化
    量を前記送り速度演算手段により求められた前記各分割
    区間における始点の送り速度に基づいて求めて、前記加
    工速度の変化量が第1のしきい値以上である分割区間の
    再分割、及び前記加工速度の変化量が第2のしきい値未
    満である分割区間と該分割区間に隣接する分割区間との
    統合、の少なくとも一方を行う調整手段と、 を備えたNCプログラム作成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005045280A1 (ja) * 2003-10-29 2007-05-17 株式会社ジェイテクト 動力伝達チェーンおよび動力伝達装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005045280A1 (ja) * 2003-10-29 2007-05-17 株式会社ジェイテクト 動力伝達チェーンおよび動力伝達装置
JP4946050B2 (ja) * 2003-10-29 2012-06-06 株式会社ジェイテクト 動力伝達チェーンおよび動力伝達装置

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