JPH1110207A - スリーブロールの潤滑機構及び潤滑方法 - Google Patents
スリーブロールの潤滑機構及び潤滑方法Info
- Publication number
- JPH1110207A JPH1110207A JP16546797A JP16546797A JPH1110207A JP H1110207 A JPH1110207 A JP H1110207A JP 16546797 A JP16546797 A JP 16546797A JP 16546797 A JP16546797 A JP 16546797A JP H1110207 A JPH1110207 A JP H1110207A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- roll
- oil
- lubricating
- oil supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B27/00—Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
- B21B27/02—Shape or construction of rolls
- B21B27/03—Sleeved rolls
- B21B27/05—Sleeved rolls with deflectable sleeves
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Geometry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スリーブ式分割補強ロールのベアリング部と
スリーブとの間への潤滑油の供給を十分に行なって油膜
形成を促進する。 【解決手段】 分割補強ロールの側縁を通り噴出口をス
リーブ10の内面に対向させた噴流ノズル18を給油路
13の先端に設け、スリーブ10の内面にノズル噴流と
して潤滑油を直接供給することで、スリーブ式分割補強
ロールのベアリング部とスリーブ10との間への潤滑油
の供給を十分に行ない、油膜形成を促進して分割補強ロ
ールとスリーブ10の運転中の焼き付きを防止する。
スリーブとの間への潤滑油の供給を十分に行なって油膜
形成を促進する。 【解決手段】 分割補強ロールの側縁を通り噴出口をス
リーブ10の内面に対向させた噴流ノズル18を給油路
13の先端に設け、スリーブ10の内面にノズル噴流と
して潤滑油を直接供給することで、スリーブ式分割補強
ロールのベアリング部とスリーブ10との間への潤滑油
の供給を十分に行ない、油膜形成を促進して分割補強ロ
ールとスリーブ10の運転中の焼き付きを防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロールクラウンの
変更が可能なスリーブロール(スリーブ式分割補強ロー
ル)の潤滑を行なう潤滑機構及び潤滑方法に関する。
変更が可能なスリーブロール(スリーブ式分割補強ロー
ル)の潤滑を行なう潤滑機構及び潤滑方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼板の圧延を行なった場合、端伸びや歪
が生じることがある。端伸び等が生じた場合、圧延ロー
ルのロールクラウンの変更調整を行なって対処してい
る。ロールクラウンの変更調整が可能なスリーブロール
を図4乃至図6に基づいて説明する。図4には従来の潤
滑機構が適用されたスリーブロールの概略構成、図5に
は図4中の矢印V部の詳細、図6には図5中のVI-VI 線
矢視を示してある。
が生じることがある。端伸び等が生じた場合、圧延ロー
ルのロールクラウンの変更調整を行なって対処してい
る。ロールクラウンの変更調整が可能なスリーブロール
を図4乃至図6に基づいて説明する。図4には従来の潤
滑機構が適用されたスリーブロールの概略構成、図5に
は図4中の矢印V部の詳細、図6には図5中のVI-VI 線
矢視を示してある。
【0003】図示のスリーブロール1は4段圧延機のバ
ックアップロールとして用いられ、スリーブロール1で
圧下支持されたワークロール2の間を被圧延材3が通さ
れるようになっている。図4に示すように、スリーブロ
ール1のロール軸4は両端が軸受箱5により回転自在に
支持され、軸受箱5は図示しないハウジングに設けられ
ている。ロール軸4の平らな中央部周面には、複数個
(図示例では5個)のベアリングの内輪6a,6b,6c,6d,6e
が一定の組合わせで偏心状態に固定されている。
ックアップロールとして用いられ、スリーブロール1で
圧下支持されたワークロール2の間を被圧延材3が通さ
れるようになっている。図4に示すように、スリーブロ
ール1のロール軸4は両端が軸受箱5により回転自在に
支持され、軸受箱5は図示しないハウジングに設けられ
ている。ロール軸4の平らな中央部周面には、複数個
(図示例では5個)のベアリングの内輪6a,6b,6c,6d,6e
が一定の組合わせで偏心状態に固定されている。
【0004】内輪6a〜6eの外面にはそれぞれコロ8を介
して外輪7a,7b,7c,7d,7eが回転自在に支持されている。
内輪6a〜6e、コロ8及び外輪7a〜7eからなるベアリング
群の両端のロール軸4にはスラストベアリング9が設け
られている。外輪7a〜7eとスラストベアリング9とを覆
ってスリーブ10が回転自在に設けられている。ベアリ
ングの内輪6a〜6e、コロ8及び外輪7a〜7eからなる構成
を、一般に分割補強ロールと称している。
して外輪7a,7b,7c,7d,7eが回転自在に支持されている。
内輪6a〜6e、コロ8及び外輪7a〜7eからなるベアリング
群の両端のロール軸4にはスラストベアリング9が設け
られている。外輪7a〜7eとスラストベアリング9とを覆
ってスリーブ10が回転自在に設けられている。ベアリ
ングの内輪6a〜6e、コロ8及び外輪7a〜7eからなる構成
を、一般に分割補強ロールと称している。
【0005】上記構成のスリーブロール1は、潤滑機構
を介してスリーブ10と外輪7a〜7eとの間及びベアリン
グ部に潤滑油が供給される。即ち、図4乃至図6に示す
ように、ロール軸4のワーク側の軸端には潤滑油給排用
の回転接続箱11が設けられており、ロール軸4内の軸
方向には給油路12が形成され、給油路12は回転接続
箱11に接続している。給油路12にはロール軸4の半
径方向の外周側に延びる給油路13が連通して設けら
れ、給油路13の先端は内輪6a〜6eの側縁位置に臨んで
いる。
を介してスリーブ10と外輪7a〜7eとの間及びベアリン
グ部に潤滑油が供給される。即ち、図4乃至図6に示す
ように、ロール軸4のワーク側の軸端には潤滑油給排用
の回転接続箱11が設けられており、ロール軸4内の軸
方向には給油路12が形成され、給油路12は回転接続
箱11に接続している。給油路12にはロール軸4の半
径方向の外周側に延びる給油路13が連通して設けら
れ、給油路13の先端は内輪6a〜6eの側縁位置に臨んで
いる。
【0006】また、ロール軸4内の軸方向には給油路1
2と平行に延びる排油路14が形成され、排油路14は
回転接続箱11に接続している。排油路14にはロール
軸4の半径方向の外周側に延びる排油路15が連通して
設けられ、排油路15の基端は内輪6a〜6eの各中央位置
に臨んでいる。
2と平行に延びる排油路14が形成され、排油路14は
回転接続箱11に接続している。排油路14にはロール
軸4の半径方向の外周側に延びる排油路15が連通して
設けられ、排油路15の基端は内輪6a〜6eの各中央位置
に臨んでいる。
【0007】図6に示すように、半径方向に延びる給油
路13は軸方向の給油路12を挟んで反対方向に延びて
2箇所に配置され、排油路15は給油路13の円周方向
中間位置で配置されている。尚、図示例は、内輪6a、外
輪7aの部位の給油路13及び排油路15を示してある
が、その他の部位についても給油路13及び排油路15
の構成は同一である。
路13は軸方向の給油路12を挟んで反対方向に延びて
2箇所に配置され、排油路15は給油路13の円周方向
中間位置で配置されている。尚、図示例は、内輪6a、外
輪7aの部位の給油路13及び排油路15を示してある
が、その他の部位についても給油路13及び排油路15
の構成は同一である。
【0008】図5に示すように、給油路13の先端は内
輪6a,6b の内部に設けられた給油路20と接続し、内輪
6a,6b の側縁位置からベアリング間隙へ潤滑油が送られ
るようになっている。給油路20から送られた潤滑油
は、コロ8の間隙部から外輪7a,7b の相互の間隙を通っ
てスリーブ10の内面と外輪7a,7b の外面との間の間隙
へ流れるようになっている。また、排油路15の基端は
内輪6a,6b の内部に設けられた排油路16と接続し、内
輪6a,6b の中央間隙から潤滑油が送られるようになって
いる。
輪6a,6b の内部に設けられた給油路20と接続し、内輪
6a,6b の側縁位置からベアリング間隙へ潤滑油が送られ
るようになっている。給油路20から送られた潤滑油
は、コロ8の間隙部から外輪7a,7b の相互の間隙を通っ
てスリーブ10の内面と外輪7a,7b の外面との間の間隙
へ流れるようになっている。また、排油路15の基端は
内輪6a,6b の内部に設けられた排油路16と接続し、内
輪6a,6b の中央間隙から潤滑油が送られるようになって
いる。
【0009】尚、図5には内輪6a,6b と外輪7a,7b とか
ら構成されるベアリングについて説明したが、その他の
ベアリングについても構成は同一である。
ら構成されるベアリングについて説明したが、その他の
ベアリングについても構成は同一である。
【0010】上述したスリーブロール1は、ロール軸4
を所要の角度回動し、ベアリングの内輪6a〜6eの偏心作
用で被圧延材3の板形状に対し最適のロールクラウンを
形成してワークロール2を圧下し、被圧延材3の圧延を
行う。この時、スリーブロール1は、図示しない潤滑装
置に接続された回転接続箱11から、給油路12,1
3,20、排油路14,15,16を経て潤滑油が循環
供給され、コロ8を含むベアリング部、スラストベアリ
ング9、外輪7a〜7eの外面及びスリーブ10の内面が潤
滑される。
を所要の角度回動し、ベアリングの内輪6a〜6eの偏心作
用で被圧延材3の板形状に対し最適のロールクラウンを
形成してワークロール2を圧下し、被圧延材3の圧延を
行う。この時、スリーブロール1は、図示しない潤滑装
置に接続された回転接続箱11から、給油路12,1
3,20、排油路14,15,16を経て潤滑油が循環
供給され、コロ8を含むベアリング部、スラストベアリ
ング9、外輪7a〜7eの外面及びスリーブ10の内面が潤
滑される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の潤滑機
構を有するスリーブロール1では、潤滑油は給油路1
3,20を経てコロ8の間隙部に供給され、コロ8の間
隙部から外輪7a〜7eの相互の間隙を通ってスリーブ10
の内面と外輪7a〜7eの外面との間の間隙へ流れるように
なっている。このため、スリーブ10の内面と外輪7a〜
7eの外面との間の間隙へ潤滑油が十分に供給されずに、
スリーブ10の回転中にスリーブ10の内面全体に油膜
が形成され難くなることがあり、外輪7a〜7eとスリーブ
10との間に焼付きが生じる虞があった。
構を有するスリーブロール1では、潤滑油は給油路1
3,20を経てコロ8の間隙部に供給され、コロ8の間
隙部から外輪7a〜7eの相互の間隙を通ってスリーブ10
の内面と外輪7a〜7eの外面との間の間隙へ流れるように
なっている。このため、スリーブ10の内面と外輪7a〜
7eの外面との間の間隙へ潤滑油が十分に供給されずに、
スリーブ10の回転中にスリーブ10の内面全体に油膜
が形成され難くなることがあり、外輪7a〜7eとスリーブ
10との間に焼付きが生じる虞があった。
【0012】図7には従来の潤滑機構を有するスリーブ
ロール1の運転中の潤滑油の流れ状況の試験結果を示し
てある。図7に示した状態は、スリーブロール1を上向
き回転側(前側)から見た状態で、ハッチングで示す部
分が外輪7a〜7eの外面とスリーブ10の内面の間に形成
された油膜21であり、白抜き部が油膜21の形成され
ないエアーバンド残存部22である。
ロール1の運転中の潤滑油の流れ状況の試験結果を示し
てある。図7に示した状態は、スリーブロール1を上向
き回転側(前側)から見た状態で、ハッチングで示す部
分が外輪7a〜7eの外面とスリーブ10の内面の間に形成
された油膜21であり、白抜き部が油膜21の形成され
ないエアーバンド残存部22である。
【0013】図7に示したように、スリーブロール1の
上方では、油膜21の形成されないエアーバンド残存部
22が多くなっているのが判る。この状態のもとでスリ
ーブ10が連続して高速回転すると、外輪7a〜7eの外面
とスリーブ10の内面の間に焼付きが生じる虞が高くな
る。
上方では、油膜21の形成されないエアーバンド残存部
22が多くなっているのが判る。この状態のもとでスリ
ーブ10が連続して高速回転すると、外輪7a〜7eの外面
とスリーブ10の内面の間に焼付きが生じる虞が高くな
る。
【0014】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、スリーブ式分割補強ロールのベアリング部とスリー
ブとの間への潤滑油の供給が十分に行なえるスリーブロ
ールの潤滑機構及び潤滑方法を提供すること目的とす
る。
で、スリーブ式分割補強ロールのベアリング部とスリー
ブとの間への潤滑油の供給が十分に行なえるスリーブロ
ールの潤滑機構及び潤滑方法を提供すること目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のスリーブロールの潤滑機構の構成は、給油路
及び排油路を介してスリーブロールのロール軸内から分
割補強ロールの外周面とスリーブの内面との間及び分割
補強ロールのベアリング部に潤滑油を循環させ、当該部
分の潤滑を行なうスリーブロールの潤滑機構において、
上記分割補強ロールの側縁を通り噴出口を上記スリーブ
の内面に対向させた噴流ノズルを上記給油路の先端に設
けたことを特徴とする。
の本発明のスリーブロールの潤滑機構の構成は、給油路
及び排油路を介してスリーブロールのロール軸内から分
割補強ロールの外周面とスリーブの内面との間及び分割
補強ロールのベアリング部に潤滑油を循環させ、当該部
分の潤滑を行なうスリーブロールの潤滑機構において、
上記分割補強ロールの側縁を通り噴出口を上記スリーブ
の内面に対向させた噴流ノズルを上記給油路の先端に設
けたことを特徴とする。
【0016】そして、上記給油路及び上記噴流ノズルを
スリーブロールの周方向に複数個設けたことを特徴とす
る。また、上記給油路の先端に上記噴流ノズルを設けた
給油系と、上記給油路先端から分割補強ロールの外周面
とスリーブの内面との間及びベアリング部に潤滑油を供
給する給油系とを、スリーブロールの周方向に交互に設
けたことを特徴とする。
スリーブロールの周方向に複数個設けたことを特徴とす
る。また、上記給油路の先端に上記噴流ノズルを設けた
給油系と、上記給油路先端から分割補強ロールの外周面
とスリーブの内面との間及びベアリング部に潤滑油を供
給する給油系とを、スリーブロールの周方向に交互に設
けたことを特徴とする。
【0017】また、上記目的を達成するための本発明の
スリーブロールの潤滑方法は、給油路及び排油路を介し
てスリーブロールのロール軸内から分割補強ロールの外
周面とスリーブの内面との間及び分割補強ロールのベア
リング部に潤滑油を循環させ、当該部分の潤滑を行なう
スリーブロールの潤滑方法において、上記給油路からの
潤滑油をノズル噴流とし、上記スリーブの内面に向かっ
て潤滑油を直接供給して潤滑することを特徴とする。
スリーブロールの潤滑方法は、給油路及び排油路を介し
てスリーブロールのロール軸内から分割補強ロールの外
周面とスリーブの内面との間及び分割補強ロールのベア
リング部に潤滑油を循環させ、当該部分の潤滑を行なう
スリーブロールの潤滑方法において、上記給油路からの
潤滑油をノズル噴流とし、上記スリーブの内面に向かっ
て潤滑油を直接供給して潤滑することを特徴とする。
【0018】
【作用】噴流ノズルから噴出する潤滑油は、対向するス
リーブの内面に直接噴き付けられ、スリーブの内面に沿
ってベアリング部の外輪の外面に両側から流れ込んで拡
がり、ベアリング部の内部に落ちて排油路へ循環する流
れを形成する。即ち、噴流ノズルから供給する潤滑油の
初期流速でベアリング部の外輪の外面とスリーブの内面
への油の拡がりを強制し、油膜の生成能力を高める。
リーブの内面に直接噴き付けられ、スリーブの内面に沿
ってベアリング部の外輪の外面に両側から流れ込んで拡
がり、ベアリング部の内部に落ちて排油路へ循環する流
れを形成する。即ち、噴流ノズルから供給する潤滑油の
初期流速でベアリング部の外輪の外面とスリーブの内面
への油の拡がりを強制し、油膜の生成能力を高める。
【0019】また、噴流ノズルを備えた給油系を、スリ
ーブロールの周方向に複数個設けることで、周方向の単
位噴流ノズルの作用域を減少し、全体的にエアーバンド
のない油膜生成を達成する。
ーブロールの周方向に複数個設けることで、周方向の単
位噴流ノズルの作用域を減少し、全体的にエアーバンド
のない油膜生成を達成する。
【0020】
【発明の実施の形態】図1には本発明の一実施形態例に
係る潤滑機構を表すスリーブロールの要部断面、図2に
は図1中のII-II 線矢視を示してある。尚、スリーブロ
ールの全体構成は、図4乃至図6に示したものと同一で
あるので、同一部材には同一符号を付して重複する説明
は省略してある。また、図1は図5に対応し、図2は図
6に対応するものである。
係る潤滑機構を表すスリーブロールの要部断面、図2に
は図1中のII-II 線矢視を示してある。尚、スリーブロ
ールの全体構成は、図4乃至図6に示したものと同一で
あるので、同一部材には同一符号を付して重複する説明
は省略してある。また、図1は図5に対応し、図2は図
6に対応するものである。
【0021】給油路12にはロール軸4の半径方向の外
周側に延びる給油路13が連通して設けられ、給油路1
3の先端は内輪6a〜6eの側縁位置に臨んでいる。内輪6a
〜6eの側縁の間には穴17が形成され、給油路13の先
端は穴17に連通している。穴17には噴流ノズル18
が固定され、噴流ノズル18は給油路13に連通した状
態になっている。噴流ノズル18には給油路13の内径
より小径のノズル孔19が設けられ、噴流ノズル18の
先端はベアリング部としてのベアリングの外輪7a〜7eの
外周面より僅かに低い高さに設けられ、噴流ノズル18
の先端はスリーブ10の内面と間近に対向している。
周側に延びる給油路13が連通して設けられ、給油路1
3の先端は内輪6a〜6eの側縁位置に臨んでいる。内輪6a
〜6eの側縁の間には穴17が形成され、給油路13の先
端は穴17に連通している。穴17には噴流ノズル18
が固定され、噴流ノズル18は給油路13に連通した状
態になっている。噴流ノズル18には給油路13の内径
より小径のノズル孔19が設けられ、噴流ノズル18の
先端はベアリング部としてのベアリングの外輪7a〜7eの
外周面より僅かに低い高さに設けられ、噴流ノズル18
の先端はスリーブ10の内面と間近に対向している。
【0022】また、排油路14にはロール軸4の半径方
向の外周側に延びる排油路15が連通して設けられ、排
油路15の基端は内輪6a〜6eの各中央位置に臨んでい
る。
向の外周側に延びる排油路15が連通して設けられ、排
油路15の基端は内輪6a〜6eの各中央位置に臨んでい
る。
【0023】図2示すように、ロール軸4の半径方向に
延び噴流ノズル18が設けられた給油路13は、ベアリ
ングの外輪7a〜7eの側縁位置毎に、放射方向へ対称な位
置で軸方向の給油路12から4本設けられている。尚、
給油路12の数は4本に限定されるものではない。ロー
ル軸4の半径方向に延びる排油路15,16は給油路1
3の円周方向中間位置に1本配置されている。尚、排油
路15,16の数は1本に限定されるものではない。
延び噴流ノズル18が設けられた給油路13は、ベアリ
ングの外輪7a〜7eの側縁位置毎に、放射方向へ対称な位
置で軸方向の給油路12から4本設けられている。尚、
給油路12の数は4本に限定されるものではない。ロー
ル軸4の半径方向に延びる排油路15,16は給油路1
3の円周方向中間位置に1本配置されている。尚、排油
路15,16の数は1本に限定されるものではない。
【0024】図示例は、ベアリング部の内輪6a、外輪7a
の部位の給油路13及び排油路15を示してあるが、そ
の他の部位についても噴流ノズル18が設けられた給油
路13の構成及び排油路15の構成は同一である。
の部位の給油路13及び排油路15を示してあるが、そ
の他の部位についても噴流ノズル18が設けられた給油
路13の構成及び排油路15の構成は同一である。
【0025】また、ロール軸4の半径方向に延びる給油
路13の全てに噴流ノズル18を備える代わりに、千鳥
状の位置の給油路13、即ち、スリーブロール1の周方
向の交互の給油路13に間欠的に備えることも可能であ
る。噴流ノズル18を交互に設けることにより、既存の
潤滑機構を大幅に改良する必要がない。
路13の全てに噴流ノズル18を備える代わりに、千鳥
状の位置の給油路13、即ち、スリーブロール1の周方
向の交互の給油路13に間欠的に備えることも可能であ
る。噴流ノズル18を交互に設けることにより、既存の
潤滑機構を大幅に改良する必要がない。
【0026】上記構成のスリーブロール1の潤滑方法を
説明する。
説明する。
【0027】潤滑油供給系から回転接続箱11(図4参
照)を経て供給される潤滑油は、ロール軸4の給油路1
2から半径方向の外周側に延びる給油路13を通って噴
流ノズル18に送られる。図1に示すように、噴流ノズ
ル18に送られた潤滑油は、高い初期流速で小径ノズル
孔19からノズル噴流として直接間近のスリーブ10の
内周面に噴き付けられる。スリーブ10の内周面に噴き
付けられた潤滑油は、ベアリングの外輪7a〜7eの外面に
沿って外輪7a〜7eの側部から中央部へ強制されて拡がる
と共に周面方向へも強制されて拡がる。
照)を経て供給される潤滑油は、ロール軸4の給油路1
2から半径方向の外周側に延びる給油路13を通って噴
流ノズル18に送られる。図1に示すように、噴流ノズ
ル18に送られた潤滑油は、高い初期流速で小径ノズル
孔19からノズル噴流として直接間近のスリーブ10の
内周面に噴き付けられる。スリーブ10の内周面に噴き
付けられた潤滑油は、ベアリングの外輪7a〜7eの外面に
沿って外輪7a〜7eの側部から中央部へ強制されて拡がる
と共に周面方向へも強制されて拡がる。
【0028】図2に示すように、ロール軸4の半径方向
に延び噴流ノズル18が設けられた給油路13を、ベア
リングの外輪7a〜7eの側縁位置毎に4本設けることによ
り、一つの噴流ノズル18の周方向の作用域が減少す
る。このため、潤滑油の油膜の繋がりが良くなってエア
ーバンドの残存を解消でき、油膜の形成が促進されるよ
うになる。
に延び噴流ノズル18が設けられた給油路13を、ベア
リングの外輪7a〜7eの側縁位置毎に4本設けることによ
り、一つの噴流ノズル18の周方向の作用域が減少す
る。このため、潤滑油の油膜の繋がりが良くなってエア
ーバンドの残存を解消でき、油膜の形成が促進されるよ
うになる。
【0029】図3には上述した潤滑機構を有するスリー
ブロール1の運転中の潤滑油の流れ状況の試験結果を示
してある。図3に示した状態は、スリーブロール1を上
向き回転側(前側)から見た状態で、図7と同様に、ハ
ッチングで示す部分が外輪7a〜7eの外面とスリーブ10
の内面の間に形成された油膜21であり、白抜き部が油
膜21の形成されないエアーバンド残存部22である。
ブロール1の運転中の潤滑油の流れ状況の試験結果を示
してある。図3に示した状態は、スリーブロール1を上
向き回転側(前側)から見た状態で、図7と同様に、ハ
ッチングで示す部分が外輪7a〜7eの外面とスリーブ10
の内面の間に形成された油膜21であり、白抜き部が油
膜21の形成されないエアーバンド残存部22である。
【0030】この試験では、図5、図6に示した従来の
潤滑機構を有するスリーブロール1において、ベアリン
グの外輪7bと7cの間に噴流ノズル18を1個取り付け、
圧延運転状態のもとでスリーブロール1の回転試験を行
なったものである。
潤滑機構を有するスリーブロール1において、ベアリン
グの外輪7bと7cの間に噴流ノズル18を1個取り付け、
圧延運転状態のもとでスリーブロール1の回転試験を行
なったものである。
【0031】図中矢印Fで示すように、噴流ノズル18
を取り付けた位置の周囲で、ベアリングの外輪7a〜7eの
外面とスリーブ10の内面の間のエアーバンド残存部2
2が減少している。このため、ベアリングの外輪7a〜7e
の外面とスリーブ10の内面の間に潤滑油が十分供給さ
れ、油膜21の形成が促進されている。
を取り付けた位置の周囲で、ベアリングの外輪7a〜7eの
外面とスリーブ10の内面の間のエアーバンド残存部2
2が減少している。このため、ベアリングの外輪7a〜7e
の外面とスリーブ10の内面の間に潤滑油が十分供給さ
れ、油膜21の形成が促進されている。
【0032】従って、潤滑油の油膜21が切れてエアー
バンド残存部22となりやすい部位である、ベアリング
の外輪7a〜7eの側縁位置に噴流ノズル18を設け、スリ
ーブ10の内周面に潤滑油をノズル噴流として噴き付け
ることで、外輪7a〜7eの外面とスリーブ10の内面との
間に十分な油膜21を形成することができる。これによ
り、ベアリングの外輪7a〜7eとスリーブ10との間に焼
き付きが生じることがない。
バンド残存部22となりやすい部位である、ベアリング
の外輪7a〜7eの側縁位置に噴流ノズル18を設け、スリ
ーブ10の内周面に潤滑油をノズル噴流として噴き付け
ることで、外輪7a〜7eの外面とスリーブ10の内面との
間に十分な油膜21を形成することができる。これによ
り、ベアリングの外輪7a〜7eとスリーブ10との間に焼
き付きが生じることがない。
【0033】
【発明の効果】本発明のスリーブロールの潤滑機構は、
給油路及び排油路を介してスリーブロールのロール軸内
から分割補強ロールの外周面とスリーブの内面との間及
び分割補強ロールのベアリング部に潤滑油を循環させ、
当該部分の潤滑を行なうスリーブロールの潤滑機構にお
いて、上記分割補強ロールの側縁を通り噴出口を上記ス
リーブの内面に対向させた噴流ノズルを上記給油路の先
端に設けたので、スリーブの内面に向かってノズル噴流
として潤滑油を直接供給することで、ベアリング部とス
リーブの内面との間への潤滑油の供給を確実に行なって
油膜を形成することができる。この結果、スリーブ式分
割補強ロールのベアリング部とスリーブとの間への潤滑
油の供給が十分に行なわれて油膜形成が促進され、分割
補強ロールとスリーブの運転中の焼き付きを防止するこ
とが可能となる。
給油路及び排油路を介してスリーブロールのロール軸内
から分割補強ロールの外周面とスリーブの内面との間及
び分割補強ロールのベアリング部に潤滑油を循環させ、
当該部分の潤滑を行なうスリーブロールの潤滑機構にお
いて、上記分割補強ロールの側縁を通り噴出口を上記ス
リーブの内面に対向させた噴流ノズルを上記給油路の先
端に設けたので、スリーブの内面に向かってノズル噴流
として潤滑油を直接供給することで、ベアリング部とス
リーブの内面との間への潤滑油の供給を確実に行なって
油膜を形成することができる。この結果、スリーブ式分
割補強ロールのベアリング部とスリーブとの間への潤滑
油の供給が十分に行なわれて油膜形成が促進され、分割
補強ロールとスリーブの運転中の焼き付きを防止するこ
とが可能となる。
【0034】また、上記給油路及び上記噴流ノズルをス
リーブロールの周方向に複数個設けることにより、一つ
の噴流ノズルの周方向の作用域が減少し、潤滑油の油膜
の繋がりが良くなり、油膜形成が確実となる。また、上
記給油路の先端に上記噴流ノズルを設けた給油系と、上
記給油路先端から分割補強ロールの外周面とスリーブの
内面との間及びベアリング部に潤滑油を供給する給油系
とを、スリーブロールの周方向に交互に設けることによ
り、既存の潤滑機構を大幅に改良することなく油膜形成
を促進することができる。
リーブロールの周方向に複数個設けることにより、一つ
の噴流ノズルの周方向の作用域が減少し、潤滑油の油膜
の繋がりが良くなり、油膜形成が確実となる。また、上
記給油路の先端に上記噴流ノズルを設けた給油系と、上
記給油路先端から分割補強ロールの外周面とスリーブの
内面との間及びベアリング部に潤滑油を供給する給油系
とを、スリーブロールの周方向に交互に設けることによ
り、既存の潤滑機構を大幅に改良することなく油膜形成
を促進することができる。
【0035】本発明のスリーブロールの潤滑方法は、給
油路及び排油路を介してスリーブロールのロール軸内か
ら分割補強ロールの外周面とスリーブの内面との間及び
分割補強ロールのベアリング部に潤滑油を循環させ、当
該部分の潤滑を行なうスリーブロールの潤滑方法におい
て、上記給油路からの潤滑油をノズル噴流とし、上記ス
リーブの内面に向かって潤滑油を直接供給して潤滑する
ようにしたので、ベアリング部とスリーブの内面との間
への潤滑油の供給を確実に行なって油膜を形成すること
ができる。この結果、スリーブ式分割補強ロールのベア
リング部とスリーブとの間への潤滑油の供給が十分に行
なわれて油膜形成が促進され、分割補強ロールとスリー
ブの運転中の焼き付きを防止することが可能となる。
油路及び排油路を介してスリーブロールのロール軸内か
ら分割補強ロールの外周面とスリーブの内面との間及び
分割補強ロールのベアリング部に潤滑油を循環させ、当
該部分の潤滑を行なうスリーブロールの潤滑方法におい
て、上記給油路からの潤滑油をノズル噴流とし、上記ス
リーブの内面に向かって潤滑油を直接供給して潤滑する
ようにしたので、ベアリング部とスリーブの内面との間
への潤滑油の供給を確実に行なって油膜を形成すること
ができる。この結果、スリーブ式分割補強ロールのベア
リング部とスリーブとの間への潤滑油の供給が十分に行
なわれて油膜形成が促進され、分割補強ロールとスリー
ブの運転中の焼き付きを防止することが可能となる。
【図1】本発明の一実施形態例に係る潤滑機構を表すス
リーブロールの要部断面図。
リーブロールの要部断面図。
【図2】図1中のII-II 線矢視図。
【図3】本発明の潤滑機構及び潤滑方法による潤滑油の
流れ状況説明図。
流れ状況説明図。
【図4】従来の潤滑機構が適用されたスリーブロールの
概略構成図。
概略構成図。
【図5】図4中の矢印V部の詳細図。
【図6】図5中のVI-VI 線矢視図。
【図7】従来の潤滑機構による潤滑油の流れ状況説明
図。
図。
1 スリーブロール 2 ワークロール 3 被圧延材 4 ロール軸 5 軸受箱 6a,6b,6c,6d,6e 内輪 7a,7b,7c,7d,7e 外輪 8 コロ 9 スラストベアリング 10 スリーブ 11 回転接続箱 12 給油路 13 給油路 14 排油路 15 排油路 16 排油路 17 穴 18 噴流ノズル 19 ノズル孔
Claims (4)
- 【請求項1】 給油路及び排油路を介してスリーブロー
ルのロール軸内から分割補強ロールの外周面とスリーブ
の内面との間及び分割補強ロールのベアリング部に潤滑
油を循環させ、当該部分の潤滑を行なうスリーブロール
の潤滑機構において、上記分割補強ロールの側縁を通り
噴出口を上記スリーブの内面に対向させた噴流ノズルを
上記給油路の先端に設けたことを特徴とするスリーブロ
ールの潤滑機構。 - 【請求項2】 上記給油路及び上記噴流ノズルをスリー
ブロールの周方向に複数個設けたことを特徴とする請求
項1記載のスリーブロールの潤滑機構。 - 【請求項3】 上記給油路の先端に上記噴流ノズルを設
けた給油系と、上記給油路先端から分割補強ロールの外
周面とスリーブの内面との間及びベアリング部に潤滑油
を供給する給油系とを、スリーブロールの周方向に交互
に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のスリー
ブロールの潤滑機構。 - 【請求項4】 給油路及び排油路を介してスリーブロー
ルのロール軸内から分割補強ロールの外周面とスリーブ
の内面との間及び分割補強ロールのベアリング部に潤滑
油を循環させ、当該部分の潤滑を行なうスリーブロール
の潤滑方法において、上記給油路からの潤滑油をノズル
噴流とし、上記スリーブの内面に向かって潤滑油を直接
供給して潤滑することを特徴とするスリーブロールの潤
滑方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16546797A JPH1110207A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | スリーブロールの潤滑機構及び潤滑方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16546797A JPH1110207A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | スリーブロールの潤滑機構及び潤滑方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1110207A true JPH1110207A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15812976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16546797A Withdrawn JPH1110207A (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | スリーブロールの潤滑機構及び潤滑方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1110207A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113857258A (zh) * | 2021-11-02 | 2021-12-31 | 江苏共昌轧辊股份有限公司 | 一种粗轧机架工具钢轧辊及其制备方法 |
-
1997
- 1997-06-23 JP JP16546797A patent/JPH1110207A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113857258A (zh) * | 2021-11-02 | 2021-12-31 | 江苏共昌轧辊股份有限公司 | 一种粗轧机架工具钢轧辊及其制备方法 |
CN113857258B (zh) * | 2021-11-02 | 2023-03-24 | 江苏共昌轧辊股份有限公司 | 一种粗轧机架工具钢轧辊及其制备方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6308621B1 (en) | Roller bearing lubrication system and method | |
CA2423627C (en) | Journal bearing and thrust pad assembly | |
US3893737A (en) | Thrust bearing having lubrication system | |
US3885842A (en) | Bearing lubricating device | |
EP1039160B1 (en) | Roller bearing for bearing unit | |
JPH10299784A (ja) | 転がり軸受装置用潤滑装置 | |
JP2006118526A (ja) | 転がり軸受の潤滑装置 | |
JPH0122489B2 (ja) | ||
JPH065089B2 (ja) | オイルフィルムベアリング | |
JPH06235425A (ja) | 軸受装置 | |
JP2008286270A (ja) | ころ軸受の潤滑装置 | |
JP2002054643A (ja) | 転がり軸受のエアオイル潤滑構造 | |
JPH1110207A (ja) | スリーブロールの潤滑機構及び潤滑方法 | |
US5853359A (en) | Deflection adjustment roll | |
JP2006118525A (ja) | 転がり軸受の潤滑装置 | |
JP2001165177A (ja) | 軸受潤滑装置 | |
JPH09177797A (ja) | 軸箱構造 | |
US20100089113A1 (en) | Drive roller, in particular for edge trimmers | |
JPH08132137A (ja) | ロール | |
JP2005106108A (ja) | 転がり軸受装置 | |
KR20040095691A (ko) | 캔틸레버형 롤 샤프트용 삼중 베어링 장치 | |
JP2984499B2 (ja) | スリーブ式分割ロール | |
JPH0988976A (ja) | 転がり軸受の給油装置 | |
JP2006090432A (ja) | 転がり軸受 | |
JPH102227A (ja) | 過給機の浮動軸受構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |