JPH11101546A - 冷蔵庫の異常検出装置 - Google Patents

冷蔵庫の異常検出装置

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JPH11101546A
JPH11101546A JP28280297A JP28280297A JPH11101546A JP H11101546 A JPH11101546 A JP H11101546A JP 28280297 A JP28280297 A JP 28280297A JP 28280297 A JP28280297 A JP 28280297A JP H11101546 A JPH11101546 A JP H11101546A
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fan
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昌志 豊嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一の異常検出装置により、二個のファンモ
ータの内の何れかのファンモータが断線しているかを検
出することができる冷蔵庫の異常検出装置を提供する。 【解決手段】 各ファンモータ17、17Aの回転数を
検出する回転数検出手段を設ける。各ファンモータ1
7、17Aに流れる電流の合計値を検出する電流検出手
段を設ける。報知手段を設ける。制御装置は電流値検出
手段の出力に基づき、各ファンモータ17、17Aに流
れる電流の合計値が断線電流よりも小さい状態が一定期
間経過した場合、回転していないファンモータ17(1
7A)が異常と判断し、報知手段を動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二個のファンモー
タとこれらファンモータの運転を制御する制御装置を備
えた冷蔵庫の異常検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種家庭用冷蔵庫では、例え
ば特開平8−247606号公報(F25D17/0
6)に示される如く、断熱箱体の庫内に冷凍室や冷蔵
室、野菜室などを構成し、冷凍室の背方に設けた冷却器
からの冷気を、ファンモータによって駆動される庫内フ
ァン(冷気循環用送風機)により、各室に循環して冷却
している。
【0003】また、断熱箱体の下部には機械室が構成さ
れており、この機械室内には前記冷却器と共に冷媒回路
を構成する圧縮機や凝縮器が設置されている。そして、
この機械室内にも圧縮機や凝縮器を空冷するためにファ
ンモータにて駆動される機械室ファン(凝縮器用送風
機)が設置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これら庫内
ファンや機械室ファンに取り付けられた各ファンモータ
のコイルは、経年劣化、振動或いは半田付け不良などに
よって断線してしまう場合がある。これによって、それ
らファンモータが停止してしてしまい、庫内の冷気循環
や機械室内の空気循環できなくなると、冷却効果が著し
く低下すると共に、圧縮機などに損傷を来してしまう問
題があった。
【0005】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、単一の異常検出装置によ
り、二個のファンモータの内の何れのファンモータが断
線しているかを検出することができる冷蔵庫の異常検出
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の冷蔵庫の
異常検出装置は、二個のファンモータとこれらファンモ
ータの運転を制御する制御装置を備えたものであって、
制御装置は、各ファンモータに流れる電流の合計値を検
出する電流値検出手段と、各ファンモータの回転数を検
出する回転数検出手段と、報知手段とを備え、電流値検
出手段の出力に基づき、各ファンモータに流れる電流の
合計値が断線電流よりも小さい状態が一定期間経過した
場合、回転数検出手段の出力に基づき、回転していない
ファンモータが異常であると判断し、報知手段を動作さ
せる異常検出動作を実行するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明の冷蔵庫の電気回路図、
図2及び図3は本発明の冷蔵庫に取り付けられたマイク
ロコンピュータのプログラムを示すフローチャートをそ
れぞれ示している。
【0008】図1において、2は冷蔵庫の制御装置1を
構成する汎用のマイクロコンピュータであり、このマイ
クロコンピュータ2には庫内ファンモータ駆動回路31
と、機械室ファンモータ駆動回路32と、警報回路33
とが接続されている。この庫内ファンモータ駆動回路3
1において、前記マイクロコンピュータ2のPWM(パ
ルス幅変調)出力ポートは抵抗3を介してトランジスタ
7のベースに接続されている。トランジスタ7のエミッ
タは接地されており、コレクタは抵抗4を介してトラン
ジスタ8のベースに接続され、このトランジスタ8のエ
ミッタは、直流+16.5V電源に接続されている。
【0009】そして、トランジスタ8のコレクタは順方
向のダイオード12とコイルL1を介してファンモータ
17の一方の端子に接続されている。また、コイルL1
と接地間にはコンデンサ10が接続され、これらコイル
L1とコンデンサ10とによって平滑回路を構成してい
る。また、ダイオード12とコイルL1の間と接地間に
はサージ吸収用のダイオード13が接続されている。
【0010】前記ファンモータ17はDCモータから構
成されており、図示しない冷蔵庫の庫内冷気循環を行な
う庫内ファンを駆動するものである。また、ファンモー
タ17は回転数検出手段となるホールICを内蔵してお
り、このホールICの出力は抵抗5を介してトランジス
タ9のベースに接続されている。このトランジスタ9の
エミッタは接地され、コレクタは抵抗6を介して直流+
5V電源に接続されている。そして、このコレクタと抵
抗6間がマイクロコンピュータ2の回転数入力ポートに
接続されている。
【0011】前記ホールICはファンモータ17の回転
数に応じた出力を発生し、トランジスタ9をON−OF
Fすることによって、マイクロコンピュータ2の回転数
入力ポートにファンモータ17の回転数を入力する。ま
た、前記ファンモータ17の他方の端子は10オーム程
度の小さい抵抗18を介して接地されている。
【0012】また、機械室ファンモータ駆動回路32
は、前記庫内ファンモータ駆動回路31と同様の回路構
成とされている。即ち、この機械室ファンモータ駆動回
路32において、前記マイクロコンピュータ2のもう一
つのPWM(パルス幅変調)出力ポートは抵抗3Aを介
してトランジスタ7Aのベースに接続されている。トラ
ンジスタ7Aのエミッタは接地されており、コレクタは
抵抗4Aを介してトランジスタ8Aのベースに接続さ
れ、このトランジスタ8Aのエミッタは、直流+16.
5V電源に接続されている。
【0013】そして、トランジスタ8Aのコレクタは順
方向のダイオード12AとコイルL1Aを介してファン
モータ17Aの一方の端子に接続されている。また、コ
イルL1Aと接地間にはコンデンサ10Aが接続され、
これらコイルL1Aとコンデンサ10Aとによって平滑
回路を構成している。また、ダイオード12Aとコイル
L1Aの間と接地間にはサージ吸収用のダイオード13
Aが接続されている。
【0014】前記ファンモータ17AはDCモータから
構成されており、図示しない冷蔵庫の機械室内の空気循
環を行い、図示しない冷却装置の圧縮機や凝縮器の空冷
を行なう機械室ファンを駆動するものである。また、フ
ァンモータ17Aも回転数検出手段となるホールICを
内蔵しており、このホールICの出力は抵抗5Aを介し
てトランジスタ9Aのベースに接続されている。このト
ランジスタ9Aのエミッタは接地され、コレクタは抵抗
6Aを介して直流+5V電源に接続されている。そし
て、このコレクタと抵抗6A間がマイクロコンピュータ
2のもう一つの回転数入力ポートに接続されている。
【0015】前記ホールICはファンモータ17Aの回
転数に応じた出力を発生し、トランジスタ9AをON−
OFFすることによって、マイクロコンピュータ2の前
記回転数入力ポートにファンモータ17Aの回転数を入
力する。また、前記ファンモータ17Aの他方の端子も
前記抵抗18を介して接地されている。即ち、抵抗18
には両ファンモータ17、17Aを流れる電流を合わせ
た電流が流れるように構成されている。
【0016】また、両ファンモータ17、17Aと抵抗
18間の電圧はOPアンプ14のプラス入力端子に接続
され、OPアンプ14のマイナス入力端子は抵抗19を
介して接地されている。また、OPアンプ14の出力と
マイナス入力端子間には負帰還抵抗16が接続されると
共に、OPアンプ14の出力はマイクロコンピュータ2
のA/D(アナログ/デジタル)変換入力ポートに接続
されている。
【0017】前述の如く抵抗18には両ファンモータ1
7、17Aの合計電流が流れるので、この合計電流値に
比例した電圧がOPアンプ14にて増幅されてマイクロ
コンピュータ2のA/D変換入力ポートに入力される構
成とされている。
【0018】また、マイクロコンピュータ2の警報出力
ポートには、抵抗20を介してトランジスタ22のベー
スが接続されており、トランジスタ22のエミッタは接
地されている。また、トランジスタ22のコレクタは抵
抗21を介して報知手段としてのLEDから成る警報装
置23の一端に接続されており、警報装置23の他端は
DC+5V電源に接続されている。これら警報装置2
3、トランジスタ22及び抵抗20、21によって前記
警報回路33が構成されている。
【0019】前記マイクロコンピュータ2は前記各PW
M出力ポートより出力を発生し、トランジスタ7或いは
7Aを介してトランジスタ8或いは8AをON−OFF
制御する。この場合、ファンモータ17と17Aは図示
しない冷蔵庫の庫内温度による圧縮機のON−OFFに
同期してON指令、OFF指令が出されてON−OFF
されるが、庫内ファンモータ17は扉が開いた場合にも
OFFされる。トランジスタ8、8AからはそのON時
間の幅のパルスが出力され、このパルスが前記コイルL
1(L1A)及びコンデンサ10(10A)によって平
滑されて各ファンモータ17或いは17Aに印加され
る。
【0020】マイクロコンピュータ2は上記トランジス
タ8或いは8AのON時間、即ち、パルス幅を変更する
ことによって、各ファンモータ17、17Aに印加され
る電圧を変更し、それによって、ファンモータ17、1
7Aの回転数を調整するものである。
【0021】以上の構成で、次ぎに図2を参照しながら
マイクロコンピュータ2による庫内ファンモータ駆動回
路31のファンモータ17の回転数制御を説明する。
尚、機械室ファンモータ駆動回路32のファンモータ1
7Aの回転数制御も同様であるので、説明を省略する。
また、マイクロコンピュータ2は各ファンモータ17、
17Aの設定回転数が予め設定されているものとする。
【0022】マイクロコンピュータ2はステップS1で
ファンモータ17の動作(ON)指令が出ているか否か
判断し、動作指令が出てファンモータ17が動作してい
る場合にはステップS2で一定時間を設定し、ステップ
S3に進む。
【0023】マイクロコンピュータ2はステップS3に
おいて、ステップS2で設定した一定時間が経過したか
否か判断し、一定時間が経過していない場合にはステッ
プS3を繰り返して待つ。そして、ステップS3で上記
一定時間が経過すると、ステップS4に進んで、マイク
ロコンピュータ2は回転数入力ポートに前述の如く入力
されるファンモータ17の回転数が予め設定された上記
設定回転数と一致しているか否か判断し、設定回転数で
あった場合はステップS2に戻る。
【0024】ステップS4でファンモータ17の回転数
が設定回転数と異なる場合、ステップS5に進み、ファ
ンモータ17の回転数が設定回転数より高いか否か判断
する。そして、設定回転数より高い場合はステップS6
に進む。そこでマイクロコンピュータ2は回転数入力ポ
ートに入力されるファンモータ17の現在の回転数から
設定回転数を減算し、所定の比率Aで除算し、当該回転
数の差を後述する電圧変更ステップの数ΔVに変換した
後、ステップS7に進む。
【0025】ここで、マイクロコンピュータ2はファン
モータ17の回転数を所定数のステップで変更するもの
であるが、ステップS6の変換では回転数の差が小さい
場合、計算結果が1より小さくなるため、その場合には
ΔVは0と決定されてしまう。そこで、マイクロコンピ
ュータ2はステップS7において、ステップS6の計算
結果が0か否か判断し、0の場合にはステップS8に進
んでΔVを1(ステップ)としてステップS9に進む。
また、ステップS7で0でない場合にはそのままステッ
プS9に進む。
【0026】そして、マイクロコンピュータ2はステッ
プS9において、現在ファンモータ17に印加している
電圧からステップS6或いはステップS8の計算結果Δ
Vを減算した値をファンモータ17に印加する電圧と決
定する。マイクロコンピュータ2はこの決定に基づき、
パルス幅を狭くすることにより、ファンモータ17に印
加する電圧を低下させ、回転数を低下させることにな
る。
【0027】一方、ファンモータ17の回転数が設定回
転数より低い場合は、ステップS5からステップS10
に進む。そこでマイクロコンピュータ2は設定回転数か
ら回転数入力ポートに入力されるファンモータ17の現
在の回転数を減算し、同様に比率Aで除算して、当該回
転数の差を電圧変更ステップの数ΔVに変換した後、ス
テップS11に進む。
【0028】マイクロコンピュータ2はステップS11
において、ステップS10の計算結果が0か否か判断
し、0の場合にはステップS12に進んで前述同様にΔ
Vを1(ステップ)としてステップS13に進む。ま
た、ステップS11で0でない場合にはそのままステッ
プS13に進む。
【0029】そして、マイクロコンピュータ2はステッ
プS13において、現在ファンモータ17に印加してい
る電圧にステップS10或いはステップS12の計算結
果ΔVを加算した値をファンモータ17に印加する電圧
と決定する。マイクロコンピュータ2はこの決定に基づ
き、パルス幅を広くすることにより、ファンモータ17
に印加する電圧を上昇させ、回転数を上昇させる。
【0030】マイクロコンピュータ2はステップS9或
いはステップS13の処理の後、ステップS2に戻り、
再び一定時間を設定してステップS3にて待ち、その
後、ステップS4以降の回転数調整を実行することにな
る。
【0031】尚、機械室ファンモータ駆動回路32の機
械室ファンモータ17Aも庫内ファンモータ駆動回路3
1同様に制御されるものであるが、その場合にはステッ
プS4における判断は機械室ファンモータ17Aの設定
回転数が対象となる。
【0032】このようにファンモータ17(17A)の
回転数を検出する手段(ホールIC)を設け、マイクロ
コンピュータ2によりホールICの出力した回転数に基
づいて、設定回転数にファンモータ17の回転数を制御
するようにしているので、ファンモータ17に加わる負
荷が変動しても、設定回転数を維持することが可能にな
る。
【0033】特に、マイクロコンピュータ2はファンモ
ータ17(17A)の回転数調整を一定周期(一定時
間)で繰り返しているので、ファンモータ17の起動
後、回転数が安定した段階で調整を開始し、その後も一
定の周期で調整が行なわれることになる。これにより、
ファンモータ17の動作を安定させることが可能とな
る。
【0034】次ぎに、図3を参照しながらマイクロコン
ピュータ2による冷蔵庫の異常検出動作の説明を行な
う。尚、庫内ファンモータ17と機械室ファンモータ1
7Aとの両方が断線した場合の断線電流は規定値1とし
て、また、ファンモータ17或いはファンモータ17A
の内何れか一方が断線した場合の断線電流は規定値2と
して予めマイクロコンピュータ2に記憶されているもの
とする。
【0035】マイクロコンピュータ2はステップS21
で庫内ファンモータ17の動作(ON)指令が出ている
か否か判断し、出ている場合にはステップS22に進
む。ステップS22では機械室ファンモータ17Aの動
作(ON)指令が出ているか否か判断し、出ている場合
にはステップS23に進む。マイクロコンピュータ2は
両ファンモータ17、17Aの動作指令が出ているの
で、ステップS23で断線電流を前記規定値1としてス
テップS26に進む。
【0036】前記ステップS21で庫内ファンモータ1
7が動作していない場合にはステップS24に進み、そ
こで機械室ファンモータ17Aが動作しているか否か判
断し、機械室ファンモータ17Aが動作している場合に
はステップS25に進んで、断線電流を規定値2として
ステップS26に進む。
【0037】また、ステップS24で機械室ファンモー
タ17Aが動作していない場合にはステップS21に戻
る。即ち、両ファンモータ17、17Aが動作していな
い場合はステップS21、ステップS24を繰り返して
待つ。
【0038】また、ステップS22で機械室ファンモー
タ17Aが動作していない(この場合、庫内ファンモー
タ17は動作している)場合にはステップS25に進ん
で断線電流を規定値2としてステップS26に進む。
【0039】即ち、ステップS23で両ファンモータ1
7、17Aが動作している場合は断線電流を規定値1に
設定すると共に、ステップS25で両ファンモータ1
7、17Aの内何れか一方が動作している場合は、断線
電流を規定値2に設定してステップS26に進む。
【0040】そして、ステップS26でタイマーに2秒
をセットし、ステップS27に進む。ステップS27で
マイクロコンピュータ2は、前述の如くA/D変換入力
ポートに入力される両ファンモータ17、17Aの合計
電流が上述の如く設定された断線電流より小さいか否か
を判断する。即ち、両ファンモータ17、17Aが動作
している場合には、合計電流が前記規定値1より小さい
か、何れか一方が動作している場合には合計電流が前記
規定値2より小さいか否か判断する。
【0041】そして、断線電流より小さい場合はステッ
プS28に進み、ここで2秒経過しているか否か判断
し、NOの場合はステップS27に戻る。即ち、ステッ
プS27とステップS28を繰り返して合計電流が電線
電流より小さい状態が2秒間継続しているか否か判断す
る。
【0042】ステップS28でYESとなった場合は、
ステップS29でマイクロコンピュータ2は回転数入力
ポートのデータに基づき、庫内ファンモータ17が所定
の回転数で回転しているか否か判断し、回転数信号を検
出している場合、ステップS30に進む。
【0043】また、ステップS30でマイクロコンピュ
ータ2は回転数入力ポートのデータに基づき、機械室フ
ァンモータ17Aが所定の回転数で回転しているか否か
判断し、回転数信号を検出している場合、以降の処理に
進む。
【0044】ここで、ステップS29でマイクロコンピ
ュータ2の回転数入力ポートに庫内ファンモータ17の
回転数信号が入らない場合(この場合、庫内ファンモー
タ17は停止している)、ステップS31に進む。そし
て、ステップS31で庫内ファンモータ17の断線を報
知してステップS30に進む。即ち、マイクロコンピュ
ータ2は警報装置23の点滅等を行なう。
【0045】即ち、ファンモータ17を動作する指令が
出ており、且つ、合計電流が断線電流(規定値1或いは
規定値2)より小さく、且つ、ファンモータ17が回転
していない場合は、ファンモータ17が断線しているも
のと判断して警報を発する。
【0046】また、ステップS30でマイクロコンピュ
ータ2の回転数入力ポートに機械室ファンモータ17A
の回転数信号が入らない場合(この場合、機械室ファン
モータ17Aは停止している)、機械室ファンモータ1
7Aが断線しているものと判断してステップS32に進
む。そして、ステップS32で機械室ファンモータ17
Aの断線を報知する。即ち、マイクロコンピュータ2は
警報装置23の点滅等を行なう。
【0047】即ち、ファンモータ17Aを動作する指令
が出ており、且つ、合計電流が断線電流(規定値1或い
は規定値2)より小さく、且つ、ファンモータ17Aが
回転していない場合は、ファンモータ17Aが断線して
いるものと判断して警報を発する。
【0048】このように、二個のファンモータ17、1
7Aに流れる合計電流がそれら両ファンモータ17、1
7Aの断線電流よりも小さい状態が一定期間(2秒)経
過した場合、マイクロコンピュータ2は、どちらか一方
の回転していないファンモータ17、17Aが異常であ
ると判断して警報装置23を動作させるので、一時的な
電流の変化を排除して、的確に回転していないファンモ
ータ17(17A)を検出することができるようにな
る。
【0049】また、単一のOPアンプ14などによっ
て、二個のファンモータ17、17Aの内何れか一方の
ファンモータ17、17Aが断線しているかを検出する
ことができるので、大幅にコストの削減を図ることが可
能となる。
【0050】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、二個
のファンモータを備えた冷蔵庫において、制御装置が、
上記各ファンモータに流れる電流の合計値を検出する電
流検出手段と、各ファンモータの回転数を検出する回転
数検出手段と、報知手段とを備えており、電流値検出手
段の出力に基づき、各ファンモータに流れる電流の合計
値が断線電流よりも小さい状態が一定期間経過した場
合、回転数検出手段の出力に基づき、回転していないフ
ァンモータが異常であると判断し、報知手段を動作させ
る異常検出動作を実行するようにしたので、周囲温度な
どの影響による一時的な変化を排除し、ファンモータの
断線による電流値の低下を的確に検出・判断し、報知手
段によって報知することができるようになる。
【0051】また、単一の異常検出装置により、二個の
ファンモータの内の何れのファンモータが断線している
かを検出することができるようになるので、コストの削
減を図ることが可能となる。特に、この場合、一方のフ
ァンモータを停止させるなどの操作も不要であるので、
迅速な異常判断が行えると共に、冷却作用に与える悪影
響も最小限に抑えられるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷蔵庫の電気回路図である。
【図2】本発明の冷蔵庫のファンモータ制御に関するマ
イクロコンピュータのプログラムを示すフローチャート
である。
【図3】本発明の冷蔵庫の異常検出動作に関するマイク
ロコンピュータのプログラムを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 制御装置 2 マイクロコンピュータ 3 抵抗 4 抵抗 5 抵抗 6 抵抗 7 トランジスタ 8 トランジスタ 9 トランジスタ 10 コンデンサ 12 ダイオード 13 ダイオード 14 OPアンプ 16 抵抗 17 ファンモータ 17A ファンモータ 18 抵抗 19 抵抗 20 抵抗 21 抵抗 22 トランジスタ 23 警報装置 31 庫内ファンモータ駆動回路 32 機械室ファンモータ駆動回路 33 警報回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二個のファンモータとこれらファンモー
    タの運転を制御する制御装置を備えた冷蔵庫において、 前記制御装置は、前記各ファンモータに流れる電流の合
    計値を検出する電流値検出手段と、前記各ファンモータ
    の回転数を検出する回転数検出手段と、報知手段とを備
    え、前記電流値検出手段の出力に基づき、前記各ファン
    モータに流れる電流の合計値が断線電流よりも小さい状
    態が一定期間経過した場合、前記回転数検出手段の出力
    に基づき、回転していないファンモータが異常であると
    判断し、前記報知手段を動作させる異常検出動作を実行
    することを特徴とする冷蔵庫の異常検出装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1253022A1 (en) 2001-04-27 2002-10-30 Fuji Photo Film Co., Ltd. Heat-sensitive recording material
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