JPH11101468A - 天井埋込形空気調和機 - Google Patents
天井埋込形空気調和機Info
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- JPH11101468A JPH11101468A JP9265781A JP26578197A JPH11101468A JP H11101468 A JPH11101468 A JP H11101468A JP 9265781 A JP9265781 A JP 9265781A JP 26578197 A JP26578197 A JP 26578197A JP H11101468 A JPH11101468 A JP H11101468A
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- Japan
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- air conditioner
- ceiling
- tray
- water
- hanging
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Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
ボルトへの吊り込み作業時、施工性や安全性が劣り、1
人での施工が困難である。 【解決手段】 水受皿に取手部を設けて空気調和機の手
掛けを簡単、かつ確実にできるようにして吊り込み作業
を容易にし、施工性を向上させると共に安全性をも向上
させ、1人での施工を可能にする。
Description
る空気調和機に関するものである。
示す。同図において、51は空気調和機、52は空気調
和機の下方に取り付けられる化粧パネル、53は天井
面、54は天井裏ベース、55は天井裏ベースに取り付
けられる吊りボルトである。空気調和機51の外郭は、
板金で構成されていてその両側面には複数の吊金具56
が設けられ、また一側面には、冷媒配管57とドレン配
管58が導出している。また、空気調和機51は、吊金
具56の上下にナット59を介して吊りボルト55に固
定吊持され、冷媒配管57とドレン配管58は、現場で
施工されるそれぞれの配管と接続される。そして、化粧
パネル52を介して部屋の空気を吸い込み熱交換したの
ち、再び吹き出して運転される。
調和機51を吊りボルト55に1人で吊り込み作業をし
ようとするときは、空気調和機51の外郭の両端A部及
びB部、または吊金具56に手をかけて空気調和機51
を持ち上げ、吊りボルト55の下側のナット59に吊金
具56を順次片側ずつ乗せておこなうが、外郭の両端は
つかみ代がないため、空気調和機51の保持が難しく、
また吊金具56を持ったときには、吊りボルト55に挿
入するときに手が作業の妨げとなり作業性に欠けるもの
となっていた。従って、1人での吊り込み作業は困難で
2人以上で作業することが必要であった。また、空気調
和機51を吊り込み作業の前に運搬するときも同様に手
がけ部分が少ないため運搬性に劣るものであった。ま
た、外郭が板金で構成されているため、その端面が露出
している場合もあり、安全性にも劣るものであった。
ものであり、施工性や運搬性が良好で、安全性の高い空
気調和機を提供することを目的とする。
に本発明は、空気調和機の吊金具を設けた両側面に取手
部を形成したものであり、1人での空気調和機の吊り込
み作業の時に片方ずつの手でそれぞれの取手部を空気調
和機を挟み込むように支持すれば空気調和機の保持が簡
単、かつ確実にでき、空気調和機の吊り込み作業が容易
となり、また運搬業務についても同様に作業性が向上す
る。
器、クロスフローファンなどを有する台枠の下部に、台
枠に対向した水受皿を設け、また、前記台枠の長手方向
両側面には複数の吊金具を設け、また、前記水受皿の長
手方向両側面には取手部を設けたものであるから吊金具
の近傍に安定した空気調和機の支持部を形成できる。
を、水受皿と一体に合成樹脂で形成したから、水受皿と
連続した構造体で取手部が形成できて強度の確保がで
き、また合成樹脂の特徴を生かすことができる。
の位置を水受皿の両側面中央下部としたから、吊金具の
中間に取手部を設けて空気調和機の支持のバランスと吊
金具の吊りボルトへの吊り込み作業を容易にする。
を、上下方向に貫通した長穴形状でかつ水受皿の両側面
より外側に突きだした形状としたから、手の貫通穴への
挿入を多くでき、また手でしっかりと握ることも容易で
手掛けを確実にできる。
説明する。
め込まれた空気調和機本体で、3は空気調和機本体の下
方に固定され天井2の表面に露出した化粧パネルであ
る。4は化粧パネル3の吸い込み部であり、5は化粧パ
ネル3の吹き出し部である。6は空気調和機本体の上半
分を構成する合成樹脂製の台枠で、下方に開口を位置さ
せている。7は送風作用を行うクロスフローファン、8
はクロスフローファン7の軸側9を支持する軸受、10
はクロスフローファン7のボス側11を支持するファン
モーターである。12は室内空気と冷媒の熱交換を行う
熱交換器、13は熱交換器12から機外へ導出する補助
配管である。また、14は空気調和機の運転制御を行う
コントロール部(図示なし)を収納する電源箱、15は
ファンモーター10を支持するFM取付具である。ま
た、16は熱交換器から排出するドレン水を受ける合成
樹脂の成形品と合成樹脂の発泡成型品(たとえば発泡ス
チロール成型品)を一部重合させて形成し、空気調和機
の下半分を構成する水受皿である。17は水受皿16の
内部に設けられたドレンポンプである。
には空気調和機本体1を吊り下げるための複数個の吊金
具19が設けられ、またその一側面には台枠配管導出部
20とドレンソケット導出部21が設けられる。また、
台枠6の中央部には略円弧状断面のエアガイダ部22が
クロスフローファン7と略同一長さに設けられ、その両
端は下方に突き出して側板部23を形成している。そし
て、一方の側板部には前記の軸受8が挿入固定され、ま
た他方の側板部23にはFM挿入部(図示なし)が形成
されて、前記のファンモーター10は、FM挿入部とF
M取付具15で上下固定されて支持される。そして、ク
ロスフローファン7は、軸受8とファンモーター10を
連結して台枠6のエアガイダ部22の下部に設けられ
る。
連絡してエアガイダ部22の吸い込み側を被って固定さ
れ、そしてその時熱交換器12の補助配管13は台枠6
の台枠配管導出部20に収納される。
ける上方を開口した略コの字状の水受け部24と、クロ
スフローファン7に送風作用を発揮させクロスフローフ
ァン7と略同一長さで平行に配設されたスタビライザ2
5と、スタビライザ25の一側面から下方に貫通した水
受け吹き出し部25と、熱交換器12の吸い込み上流側
に位置した吸い込み口部27と、吸い込み口部27に並
んで設けられた電源箱収納部28と、前記補助配管13
を下方から支持する水受皿配管支持部29と、複数の取
手部30が設けられる。そしてそれらは、一体的に連結
され、台枠6に対向するように形成される。そして、取
手部30は、図のように水受皿16の長手方向の両側面
のほぼ中央の下部側に上下方向に人の手の巾大の長穴を
貫通させて、両側面より外側に突きだして箱形のリブ状
に形成される。また、水受け部24に滞留したドレン水
は、ドレンポンプ17の下端から吸引され、ドレンホー
ス32を介してドレンソケット33に導かれ、台枠6の
ドレンソケット導出部21より機外へ排出される。
機1の吊り込み作業は、図3のように、左右の手を空気
調和機のそれぞれの取手部30に手をかけて空気調和機
1を挟み込むようにして持ち上げ、吊りボルト34の下
側のナット35に、吊金具19を順次片側より乗せれば
できる。
する台枠6と下半分を構成する水受皿16を合成樹脂で
形成し、台枠6の長手方向両側面に複数個の吊金具19
を設け、また水受皿16の長手方向両側面には取手部3
0を設けたから、1人で空気調和機の吊り込み作業をす
るときに、空気調和機の重量が軽量化できて作業の肉体
的な負荷が軽減できるばかりでなく、片方ずつの手でそ
れぞれの取手部30を空気調和機1を挟み込むように支
持できるから、作業時の空気調和機1の保持が簡単、か
つ確実にでき、吊り込み作業が容易となり施工性が向上
する。また空気調和機1の運搬作業についても同様に作
業性が向上する。また、取手部30を水受皿16と一体
に形成し、水受皿16同様に合成樹脂としたから、水受
皿と同じ構造体で取手部30を形成して強度を確保する
と共に、余分な部品が不要で安価に製作でき、また樹脂
の特性を活かしてエッジなどもなく持ちやすい形状とす
ることができる。また、取手部30の位置を水受皿16
の両側面の中央の下部としたから、吊金具19の中間に
取手部30を形成して、空気調和機1の支持、または保
持をバランス良くまた確実に行うことができ、さらに、
吊金具19の吊りボルトへの吊り込みを容易にする。ま
たさらに、取手部30の形状を上下方向に長穴を貫通
し、水受皿16の両側面より外側に突きだした形状とし
たから手掛けをより確実に行うことができるばかりでは
なく、取手部30の上方の視認性を確保することができ
て冷媒配管やドレン配管などの作業に支障をきたすこと
もない。
1に記載の発明は、熱交換器、クロスフローファンなど
を有する台枠の下部に、台枠に対向した水受皿を設け、
また、前記台枠の長手方向両側面には複数の吊金具を設
け、また、前記水受皿の長手方向両側面には取手部を設
けたものであるから、空気調和機の吊り込み作業をする
ときに片方ずつの手でそれぞれの取手部を空気調和機を
挟み込むように支持できるから、1人で作業ができ、ま
た作業時の空気調和機の保持が簡単、かつ確実にでき
て、吊り込み作業が容易となるから、施工性及び安全性
が向上する。また、空気調和機を運搬する際も同様に作
業性が向上する。
を、水受皿と一体に合成樹脂で形成したから、強度のあ
る取手部を形成できると共に、余分な部品が不要で安価
に製作でき、また、エッジなどもなく、安全でなめらか
な持ちやすい形状にすることができる。
の位置を水受皿の両側面中央下部としたから、空気調和
機の支持をバランスよくでき、吊金具の締め付け作業の
障害とならない。
を、上下方向に貫通した長穴形状でかつ水受皿の両側面
より外側に突きだした形状としたから手掛けをより確実
にできるばかりでなく、取手部の上方への視認性を確保
することができて冷媒配管やドレン配管などの作業に支
障をきたすこともない。
るものである。
Claims (4)
- 【請求項1】 熱交換器、クロスフローファンなどを有
する台枠の下部に、台枠に対向した水受皿を設け、前記
台枠の長手方向両側面には複数の吊金具を設け、前記水
受皿の長手方向両側面には取手部を設けた天井埋込形空
気調和機。 - 【請求項2】 水受皿の取手部を、水受皿と一体に合成
樹脂で形成した請求項1記載の天井埋込形空気調和機。 - 【請求項3】 水受皿の取手部の位置を水受皿の両側面
中央下部とした請求項1記載の天井埋込形空気調和機。 - 【請求項4】 水受皿の取手部を、上下方向に貫通した
長穴形状でかつ水受皿の両側面より外側に突きだした形
状とした請求項2記載の天井埋込形空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26578197A JP3228195B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 天井埋込形空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26578197A JP3228195B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 天井埋込形空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11101468A true JPH11101468A (ja) | 1999-04-13 |
JP3228195B2 JP3228195B2 (ja) | 2001-11-12 |
Family
ID=17421956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26578197A Expired - Fee Related JP3228195B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 天井埋込形空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3228195B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107957129A (zh) * | 2017-11-29 | 2018-04-24 | 海信(山东)空调有限公司 | 一种风管机接水盘限位卡板及风管机 |
WO2021240705A1 (ja) * | 2020-05-28 | 2021-12-02 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室内機 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP26578197A patent/JP3228195B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN107957129A (zh) * | 2017-11-29 | 2018-04-24 | 海信(山东)空调有限公司 | 一种风管机接水盘限位卡板及风管机 |
WO2021240705A1 (ja) * | 2020-05-28 | 2021-12-02 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室内機 |
JPWO2021240705A1 (ja) * | 2020-05-28 | 2021-12-02 |
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JP3228195B2 (ja) | 2001-11-12 |
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