JPH11101387A - ケ−ブル保護管 - Google Patents

ケ−ブル保護管

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Publication number
JPH11101387A
JPH11101387A JP26707797A JP26707797A JPH11101387A JP H11101387 A JPH11101387 A JP H11101387A JP 26707797 A JP26707797 A JP 26707797A JP 26707797 A JP26707797 A JP 26707797A JP H11101387 A JPH11101387 A JP H11101387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
outer tube
insertion port
socket
edge
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26707797A
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English (en)
Inventor
Kenji Nakai
健司 中井
Hiroki Sueyoshi
博樹 末吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP26707797A priority Critical patent/JPH11101387A/ja
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Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】接続を短時間で行い得、しかも軽量であって施
工性に優れた多数管一体方式のケ−ブル保護管を提供す
る。 【解決手段】一端に受口11を有し他端を挿口12とす
る外管1内に、片端に受口21を有し他端を挿口22と
する内管2の複数本を少なくとも一端22を外管端から
突出させて所定の配置で固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地中埋設ケ−ブルの
保護管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近来、地中埋設ケ−ブル管路の施工に
は、単管路集合方式(単管を施工現場で管枕等を用いて
多段に積み上げる方式)をプレハブ化した多孔管一体方
式が多く採用されており、この多孔管一体方式のケ−ブ
ル保護管としては、例えば、JISC 3653「電力用ケ−ブ
ルの地中埋設の施工法」規定の多孔陶管やこれに準じた
コンクリ−ト管が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この多孔管一体方式の
ケ−ブル保護管においては、複数本の並行孔を形成した
セラミックまたはコンクリ−トの角柱ブロックからな
り、その接続には、ブロック端面にゴムパッキングを配
し、このパッキングをボルト締めにより圧縮する方式を
用いている。
【0004】しかしながら、この接続構造では、可撓性
に欠け、地盤の不等沈下時等に発生する曲げモ−メント
を吸収し得ず破断が発生し易い。特に、重量が大である
ので、沈下が生じ易く、従って、不等沈下を生じる危険
性が高いために、その破断の蓋然性も高い。更に、接続
部のボルト締め箇所数が多く接続に時間がかかることの
外、重量が大であるために運搬・取扱が厄介である等、
施工性にも問題がある。
【0005】本発明の目的は、接続を短時間で行い得、
しかも軽量であって施工性に優れた多数管一体方式のケ
−ブル保護管を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るケ−ブル保
護管は、一端に受口を有し他端を挿口とする外管内に、
一端に受口を有し他端を挿口とする内管の複数本を所定
の配置で少なくとも一端を外管端から突出させて固定し
たことを特徴とする構成である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。図1の(イ)は本発明に
係るケ−ブル保護管の一例を示す縦断面図、図1の
(ロ)は図1の(イ)におけるロ−ロ断面図である。図
1において、1はプラスチック製のリブ付外管であり、
一端に受口11を成形し、他端を挿口12としてある。
【0008】2,…は複数本のプラスチック製内管を示
し、片端を受口21に成形し、他端を挿口22としてあ
り、外管1の中心軸を中心Oとして角度90°の回転対
称の配置で、かつ挿口22を外管1の受口11外に突出
させて外管1内に充填凝固材3、例えば発泡ポリウレタ
ンで固定してある。上記のプラスチック製内管2及び外
管1には、ポリ塩化ビニル管、ポリエチレン管、架橋ポ
リエチレン管、繊維強化プラスチック管等を使用でき
る。
【0009】上記の充填凝固材3には、発泡ポリウレタ
ン、発泡ゴム等の注型発泡が可能な樹脂等を使用でき
る。上記外管1のリブは耐圧潰強度を増加するために形
成してあり、充填凝固材に耐圧強度の高いものを使用す
れば、平滑外管を使用できる。上記ケ−ブル保護管の製
作には、外管内に内管を両端金型により所定の配置で支
持し、一方の金型の収入孔から発泡性樹脂を注入すると
共に他方の金型の排気孔からガス抜きを行い、このよう
にして注入した樹脂の凝固をまって金型を取り外す方法
を使用できる。
【0010】本発明に係るケ−ブル保護管を接続するに
は、図2の(イ)に示すように、一方のケ−ブル保護管
Paにおける内管2の突出挿口22を他方のケ−ブル保
護管Pbにおける内管受口21に芯合わせし、次いで、
内管挿口22を内管受口21にゴム輪4を圧縮しつつ挿
入していく。この挿入が進行するに伴い、一方のケ−ブ
ル保護管Paにおける外管受口11が他方のケ−ブル保
護管Pbにおける外管挿口の12ゴム輪5上に挿通され
ていき、内管の接続完了に追従して外管の接続も完結さ
れる。
【0011】この接続要領によれば、内管受口21への
内管挿口22への挿入をガイド軸として外管受口11の
外管挿口12上への挿通を行い得るから、接続をスム−
ズに行うことができる。本発明に係るケ−ブル保護管の
かかる接続方法に対し、図2の(ロ)に示すように、外
管受口11’の外管挿口12’上への挿通を先行させこ
の挿通に追従して内管受口21’への内管挿口22’の
挿入を行う場合は、外管受口11’の内径と外管挿口1
2’の外径とのクリアランスΔGが内管受口21’の内
径と内管挿口22’の外径とのクリアランスΔgに較べ
て大きいために(口径の減少に伴いクリアランスも小と
される)、内管受口21’への内管挿口22’の挿入直
前での外管受口に対する外管挿口の偏心量ΔG’(前記
ΔGより小)が前記内管受口の内径と内管挿口の外径と
のクリアランスΔgよりも大となることが起こり得、こ
の場合、内管受口21’への内管挿口22’の挿入が端
面干渉のために不可となる。
【0012】これに対し、本発明に係るケ−ブル保護管
では、内管受口への内管挿口の挿入をガイド軸として外
管受口への外管挿口の挿入が行われ、内管の挿入接続に
最大偏芯量(前記Δgを越えることはない)が前記外管
受口の内径と外管挿口の外径との間のクリアランスΔG
を越えることが起こり得ないから、外管受口への外管挿
口のスム−ズな挿入が保証される。
【0013】本発明に係るケ−ブル保護管を用いて地中
埋設ケ−ブル管路を施工するには、溝を掘削し、当該ケ
−ブル保護管を上記要領で接続しつつ溝内に敷設してい
き、敷設終了後、掘削溝の埋め戻しを行い、次いでケ−
ブル(電力ケ−ブルまたは通信ケ−ブル)を管路内に引
込み、これにて施工を終了する。この場合、ケ−ブル保
護管がプラスチック製であって軽量であるから、ケ−ブ
ル保護管の運搬・取扱が容易であるばかりか、溝底面の
基礎固め作業を簡易化でき、上記接続作業の容易化と相
俟って施工作業の迅速化を図ることができる。
【0014】また、外管の接続と内管の接続との二重の
止水構造で接続できるために、優れた止水性を保証でき
る。更に、ケ−ブル保護管が軽量であるために、沈下が
生じ難く、従って、管路破壊を招来する不等沈下をよく
排除でき、たとえ不等沈下が生じても、内外管がゴム輪
を介しての受口・挿口方式で接続されているから、不等
沈下によって発生する曲げモ−メントをその接続部の傾
動で吸収でき、管路破壊を充分に抑制できる。
【0015】本発明に係るケ−ブル保護管の内管接続に
対するゴム輪の装着については、内管受口にゴム輪装着
溝を形成し、この溝にゴム輪を装着する構造、または内
管挿口の外面にゴム輪を接着剤により接着する構成等を
用いることができる。また、外管にリブ無しの平滑管を
使用する場合も、内管受口にゴム輪装着溝を形成し、こ
の溝にゴム輪を装着する構造、または内管挿口の外面に
ゴム輪を接着剤により接着する構成等を用いることがで
きる。
【0016】本発明に係るケ−ブル保護管においては、
内管が外管内に外管の中心軸を中心として角度360°
/nの回転対称でn本配設されるが(図1に示すものは
n=4)、外管の中心にも一本配し(n+1)本とする
こともできる。本発明に係るケ−ブル保護管において
は、上記した通り、内管受口への内管挿口の挿入をガイ
ド軸として外管受口に外管挿口を挿入可能とするため
に、内管の少なくとも一端を外管端から突出させてお
り、その形態としては、図1のもの以外に次ぎのような
形態とすることもできる。
【0017】即ち、(1)図3の(イ)に示すように、
一端に受口11を有し他端を挿口12とする外管1内
に、他端に受口21を有し一端を挿口22とする内管2
を受口21を外管1の挿口12外に突出させて配置する
こと、(2)図3の(ロ)に示すように、一端に受口1
1を有し他端を挿口12とする外管1内に、他端に受口
21を有し一端を挿口22とする内管2を両端を外管1
の両端から突出させて配置すること、(3)図3の
(ハ)に示すように、一端に受口11を有し他端を挿口
12とする外管1内に、一端に受口21を有し他端を挿
口22とする内管2を挿口22を外管1の挿口12外に
突出させて配置すること、(4)図3の(ニ)に示すよ
うに、一端に受口11を有し他端を挿口12とする外管
1内に、一端に受口21を有し他端を挿口22とする内
管2を受口21を外管1の受口11外に突出させて配置
すること、(5)図3の(ホ)に示すように、一端に受
口11を有し他端を挿口12とする外管1内に、一端に
受口21を有し他端を挿口22とする内管2の両端を外
管1の両端から突出させて配置すること等の形態とする
こともできる。
【0018】
【発明の効果】本発明に係るケ−ブル保護管において
は、受口・挿口接続方式の外管内に受口・挿口接続方式
の内管を複数本、所定の配置で固設すると共に内管受口
への内管挿口の挿入をガイド軸として外管受口への外管
挿口の挿入を行い得るようにしてあるから、接続作業の
容易化、二重接続構造による止水性の増強、軽量化を保
証できる。
【0019】更に、軽量性のために運搬・取扱のみなら
ず、敷設ル−トの基礎固めの簡易化や接続作業の容易性
と相俟って、ケ−ブル管路施工作業全体の迅速化を図る
ことができる。更に、地盤の不等沈下が生じても、これ
に伴って発生する曲げモ−メントを接続部の傾動で吸収
して過大な曲げ応力の発生を抑制し得、ケ−ブル管路の
破断をよく防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1の(イ)は本発明に係るケ−ブル保護管を
示す縦断面図、図1の(ロ)は図1の(イ)におけるロ
−ロ断面図である。
【図2】図2の(イ)は本発明に係るケ−ブル保護管の
接続時の状態を示す図面、図2の(ロ)は比較例の接続
時の状態を示す図面である。
【図3】本発明に係るケ−ブル保護管の上記とは別の異
なる例を示す図面である。
【符号の説明】
1 外管 11 外管の挿口 12 外管の受口 2 内管 21 内管の受口 22 内管の挿口 3 充填凝固材 4 ゴム輪 5 ゴム輪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に受口を有し他端を挿口とする外管内
    に、一端に受口を有し他端を挿口とする内管の複数本を
    所定の配置で少なくとも一端を外管端から突出させて固
    定したことを特徴とするケ−ブル保護管。
JP26707797A 1997-09-30 1997-09-30 ケ−ブル保護管 Withdrawn JPH11101387A (ja)

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JP26707797A JPH11101387A (ja) 1997-09-30 1997-09-30 ケ−ブル保護管

Applications Claiming Priority (1)

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JP26707797A JPH11101387A (ja) 1997-09-30 1997-09-30 ケ−ブル保護管

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JPH11101387A true JPH11101387A (ja) 1999-04-13

Family

ID=17439718

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26707797A Withdrawn JPH11101387A (ja) 1997-09-30 1997-09-30 ケ−ブル保護管

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JP (1) JPH11101387A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002310343A (ja) * 2001-04-10 2002-10-23 Sekisui Chem Co Ltd ケーブル保護用多条管

Cited By (1)

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