JPH11101181A - 密閉型電動圧縮機 - Google Patents

密閉型電動圧縮機

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JPH11101181A
JPH11101181A JP26321897A JP26321897A JPH11101181A JP H11101181 A JPH11101181 A JP H11101181A JP 26321897 A JP26321897 A JP 26321897A JP 26321897 A JP26321897 A JP 26321897A JP H11101181 A JPH11101181 A JP H11101181A
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JP
Japan
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muffler
cone
suction
electric compressor
refrigerant
Prior art date
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Pending
Application number
JP26321897A
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English (en)
Inventor
Ikutomo Umeoka
郁友 梅岡
Yasuhiko Tanaka
泰彦 田中
Ichiro Kita
一朗 喜多
Masataka Oda
雅隆 小田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭用冷蔵庫等に用いられる密閉型電動圧縮
機に関し、吸入マフラーの吸入効率及び、消音効果の向
上により、高効率で低騒音化を図る。 【解決手段】 吸入マフラー17を円錐状のフロントコ
ーン18と逆円錐状のリヤーコーン19とで構成するこ
とで、吸入マフラー17内での圧力波の反射が促進さ
れ、冷媒のシリンダブロック7内への吸入効率が向上す
ると共に、吸入マフラー17の消音効果も向上させるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用冷蔵庫、シ
ョーケース等の冷凍装置における密閉型電動圧縮機に関
するもので、特に吸入マフラーの冷媒吸入効率及び、消
音効果の向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、密閉型電動圧縮機は、高効率、低
騒音化の観点から吸入マフラーの種々の改良がなされて
いる。
【0003】従来の密閉型電動圧縮機の吸入マフラーと
しては、特公平6−74786号公報に示されているも
のがある。
【0004】以下、図7、図8を参照にしながら、上記
した特公平6−74786号公報に示されている従来の
密閉型電動圧縮機の吸入マフラーについて説明する。
【0005】図7は、密閉型電動圧縮機内に装着された
シリンダ装置のヘッド部分と接続した従来の吸入マフラ
ーの部分図、図8は図7の左側パンを内側から見た図で
ある。
【0006】図7、図8において、101はシリンダブ
ロック、102はバルブプレート、103はシリンダカ
バー、104、105、106はボルト孔を示してい
る。吸入マフラー107は2つの平坦なパンである左側
パン108と、右側パン109と、吸気接続部110か
らなり、各々の嵌合部に嵌め込まれ、超音波溶接等によ
り密着成形され構成されている。また、吸入マフラー1
07はシリンダカバー103の各々の嵌合部に嵌め込ま
れ、その後、ボルトがボルト孔104、105、106
を貫いてねじ込まれ、シリンダブロック101、バルブ
プレート102、シリンダカバー103、吸入マフラー
107を密着固定させている。
【0007】吸入マフラー107内は左側パン108と
右側パン109の内側に設けられた各々の中間壁111
により4つのチャンバー112、113、114、11
5が構成され、各々のチャンバー112、113、11
4、115は絞り通路116、117、118により連
通している。119は冷媒吸入口である。
【0008】以上のように構成された従来の密閉型電動
圧縮機の吸入マフラーについて、以下その動作を説明す
る。
【0009】図8の矢印は冷媒流れを示し、冷媒の圧力
脈動波動の伝播は逆向きである。冷却システムから密閉
型電動圧縮機内に導かれた冷媒は、吸入マフラー107
の冷媒吸入口119から吸い込まれ、第一のチャンバー
112へ導かれる。その後、第1の絞り通路116を介
して一旦第2のチャンバー113へ至り、第2の絞り通
路117を通り、第3のチャンバー114へ至る。その
後、第3の絞り通路118を通り、第4のチャンバー1
15に導かれ、吸入管110内を通り、シリンダブロッ
ク101内へ導かれる。
【0010】シリンダブロック101内へ冷媒が吸い込
まれる際に発生する冷媒の圧力脈動は上記流れの逆向き
に伝播していき、吸入マフラー107の4つのチャンバ
ー112、113、114、115と3つの絞り通路1
16、117、118により、膨張、縮流を繰り返し減
衰する。
【0011】また、4つのチャンバー112、113、
114、115は三角形断面をもちパン床は平行な壁面
を持たないため、吸入マフラー107内での定常的な共
鳴振動を発生しにくくしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、吸入マフラー107の4つのチャンバ
ー112、113、114、115による連成振動の励
起により消音効果を低下させるという欠点があった。
【0013】また、上記従来の構成では、4つのチャン
バー112、113、114、115のため、冷媒吸入
時の吸入抵抗が増大し、吸入効率を悪化させる欠点があ
った。
【0014】本発明は従来の課題を解決するもので、吸
入マフラー107内をチャンバーで区切ることなしに低
騒音で高効率の密閉型電動圧縮機を提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、吸入マフラーを円錐状のフロントコーンと逆
円錐状のリヤーコーンとで構成したものである。
【0016】これにより、吸入マフラーの消音効果及び
吸入効率が向上し、低騒音で高効率化を図ることができ
る。
【0017】また、マフラー出口部をストレート状の挿
入コーンで構成したものである。これにより、吸入効率
が向上し、高効率化を図ることができる。
【0018】また、円錐状のフロントコーンと逆円錐状
のリヤーコーンとの間をストレート状のセンターコーン
で構成したものである。
【0019】これにより、可変速に対する効率の低下が
抑制されると共に、吸入効率が向上し高効率化も図るこ
とができる。
【0020】また、マフラー入口部をストレート状の尾
管で構成したものである。これにより、吸入効率及び消
音効果が向上し、高効率で低騒音化を図ることができ
る。
【0021】また、逆円錐状のリヤーコーンの先端部を
ある断面から反転させた反転リヤーコーンで構成したも
のである。
【0022】これにより、吸入マフラーのコンパクト化
が図れると共に、消音効果も向上し、低騒音化を図るこ
とができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明は、密閉ケース内に電動モ
ータとピストン、クランクシャフト等により構成される
圧縮要素を収納したものであって、吸入孔を開閉するリ
ード弁と、吸入孔に連通する吸入マフラーを備えたもの
で、この吸入マフラーを円錐状のフロントコーンと逆円
錐状のリヤーコーンとで構成したものである。
【0024】そして、シリンダ内への冷媒の吸引時のリ
ード弁の開閉により発生する圧力波はフロントコーンで
増大された後、リヤーコーンで反射され、シリンダ内か
ら逆流してきた冷媒を押し込むことにより吸入効率が向
上することとなる。さらに、リヤーコーンで殆どの圧力
波が反射されることからマフラー入口部から放射される
音波を抑制し、消音効果が向上することとなる。
【0025】また、マフラー出口部をストレート状の挿
入コーンで構成したものである。そして、この挿入コー
ンはシリンダ内への冷媒の吸引時の冷媒の保持部と流れ
の安定性をもたらし、シリンダ内への冷媒の吸入効率が
向上することとなる。
【0026】また、円錐状のフロントコーンと逆円錐状
のリヤーコーンとの間をストレート状のセンターコーン
で構成したものである。
【0027】そして、このセンターコーンでマフラー容
積を増大させることにより、圧力波が増大し、吸入効率
が向上することとなる。また、チューニングポイントが
広がり回転数変化による効率低下が抑制されることとな
る。さらに、吸入マフラー内の圧力、音波が安定し、動
作が安定することとなる。
【0028】また、マフラー入口部をストレート状の尾
管で構成したものである。そして、この尾管により、圧
力波の反射が促進され、放射が抑制されることにより、
吸入効率と消音効果が向上することとなる。
【0029】また、逆円錐状のリヤーコーンの先端部を
ある断面から反転させた反転リヤーコーンで構成したも
のである。
【0030】そして、この反転リヤーコーンにより吸入
マフラーがコンパクトになり、消音効果も向上すること
となる。
【0031】
【実施例】以下、本発明による密閉型電動圧縮機の実施
例について、図面を参照しながら説明する。
【0032】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
よる密閉型電動圧縮機の縦断面図である。図2は同実施
例の吸入マフラーの断面図である。
【0033】図1、図2において、1は密閉型電動圧縮
機で、密閉ケース2内の上方に圧縮要素3、下方に電動
モータ4を一体化した圧縮ユニット5をスプリング6に
て弾性支持してある。7はシリンダブロックで、軸受8
にはクランクシャフト9が支持され、その偏芯部10に
はコンロッド11を介してピストン12が連結してあ
る。13は吸入孔14と吐出孔(図示せず)を設けたバ
ルブプレートで、15は吸入孔14を開閉するリード弁
である。16はシリンダヘッドである。17は吸入マフ
ラーであり、円錐状のフロントコーン18と逆円錐状の
リヤーコーン19とで構成されている。20は吸入管
で、21はマフラー出口部、22はマフラー入口部であ
り、吸入管20の開口はマフラー入口部22の近傍に配
設されている。
【0034】以上のように構成された密閉型電動圧縮機
において以下その動作を説明する。冷媒は吸入管20よ
り密閉ケース2内へ一旦開放され、マフラー入口部22
から吸入マフラー17内へ吸い込まれ、マフラー出口部
21から吸入孔14へ導かれる。その後、ピストン12
の往復運動によりリード弁15が開くことにより、吸入
孔14の冷媒がシリンダブロック7内へ導かれる。
【0035】この時に、リード弁15は吸入行程時に数
回の開閉挙動を繰り返すことにより、吸入孔14の近傍
で圧力波が発生する。この圧力波は、音波としてマフラ
ー入口部22に向かって進行し、フロントコーン18の
円錐状のテーパにより増幅され、リヤーコーン19の逆
円錐状のテーパによりマフラー出口部21に向かって反
射される。この反射された圧力波はマフラー出口部21
に到達し、冷媒のシリンダブロック7内への吸入を促進
することになり、吸入効率が向上することとなる。
【0036】また、圧力波がリヤーコーン19で殆ど反
射されることからマフラー入口部22から放射される音
波を低減でき、消音効果が向上することとなる。
【0037】以上のように本実施例の密閉型電動圧縮機
は、密閉ケース2内に電動モータ4とピストン12、ク
ランクシャフト9等により構成される圧縮要素3を収納
したものであって、吸入孔14を開閉するリード弁15
と、吸入孔14に連通する吸入マフラー17を備えたも
ので、この吸入マフラー17を円錐状のフロントコーン
18と逆円錐状のリヤーコーン19とで構成したこと
で、マフラー17の吸入効率が向上すると共に、消音効
果が向上し、高効率で低騒音化を図ることができる。
【0038】尚、本実施例の吸入マフラー17は直線状
に示されているが、曲がっていても同様の効果が得られ
る。
【0039】また、吸入マフラー17の長さのチューニ
ングを行えばさらに効果が向上する。
【0040】さらに、フロントコーン18とリヤーコー
ン19のテーパ角度もチューニングを行えばさらに効果
が向上する。
【0041】(実施例2)図3は、本発明の実施例2に
よる密閉型電動圧縮機の吸入マフラーの断面図である。
実施例1と同一構成については同一符号を付して詳細な
説明を省略する。
【0042】図3において、23はストレート状の挿入
コーンである。吸入マフラー17は、マフラー出口部2
1からマフラー入口部22に向かって、挿入マフラー2
3と、フロントコーン18と、リヤーコーン19とで構
成されている。
【0043】以上のように構成された密閉型電動圧縮機
において以下その動作を説明する。リヤーコーン19で
反射された圧力波はフロントコーン18を通り、挿入コ
ーン23に至ると、進行方向に対して同一断面であるこ
とから圧力変動や、流れの乱れが抑制され、冷媒はスム
ーズにシリンダブロック7内へ導かれる。
【0044】また、この挿入コーン23は冷媒の保持部
となり、リード弁15の開時に冷媒の追従性を良好にし
ている。
【0045】これにより、シリンダブロック7内へ冷媒
の充填が良好となり、吸入効率が向上することとなる。
【0046】以上のように本実施例の密閉型電動圧縮機
は、マフラー出口部21をストレート状の挿入コーン2
3で構成したことにより、冷媒の吸入効率が向上し、高
効率化を図ることができる。
【0047】(実施例3)図4は、本発明の実施例3に
よる密閉型電動圧縮機の吸入マフラーの断面図である。
実施例1と同一構成については同一符号を付して詳細な
説明を省略する。
【0048】図4において、24は、フロントコーン1
8とリヤーコーン19との間に設けられたストレート状
のセンターコーンである。
【0049】以上のように構成された密閉型電動圧縮機
において以下その動作を説明する。マフラー出口部21
近傍で発生した圧力波はフロントコーン18で増幅さ
れ、ストレート状のセンターコーン24に至る。このセ
ンターコーン24は一様断面であることから圧力波の増
減はなく、冷媒の流れも安定したものとなる。その後、
リヤーコーン19に至り、圧力波が反射され、圧力波は
再びセンターコーン24を通り、フロントコーン18に
至り、冷媒をシリンダブロック7内へ押し込む力とな
る。そこで、このセンターコーン24があるため、コー
ンのテーパが極端に変化する境目が緩和され、圧力波及
び、冷媒流れが安定し、損失が低減されることとなる。
【0050】また、センターコーン24により、吸入マ
フラー17の容積が増大し、冷媒流速つまり回転数が増
大しても追従できる冷媒量がセンターコーン24に保持
され、また、流動圧も増大することとなる。
【0051】これにより、回転数変化に対する吸入効率
の低下を抑制することができると共に、シリンダブロッ
ク7内への冷媒の充填が良好となり吸入効率も向上する
こととなる。
【0052】以上のように、本実施例の密閉型電動圧縮
機は円錐状のフロントコーン18と逆円錐状のリヤーコ
ーン19との間をストレート状のセンターコーン24で
構成したことで、可変速に対する効率低下を抑制できる
と共に、冷媒の吸入効率が向上し、高効率化も図ること
ができる。
【0053】(実施例4)図5は、本発明の実施例4に
よる密閉型電動圧縮機の吸入マフラーの断面図である。
実施例1と同一構成については同一符号を付して詳細な
説明を省略する。
【0054】図5において、25はストレート状の尾管
で、リヤーコーン19からマフラー入口部22間を構成
している。
【0055】以上のように構成された密閉型電動圧縮機
において以下その動作を説明する。マフラー出口部21
近傍で発生した圧力波は尾管25に至り、尾管25の音
響抵抗により反射を促進すると共に、マフラー入口部2
2からの音波の放射を抑制する。これにより、吸入効率
及び吸入マフラー17の消音効果が向上することとな
る。
【0056】以上のように本実施例の密閉型電動圧縮機
は、マフラー入口部22をストレート状の尾管25で構
成したことにより、吸入効率及び、吸入マフラー17の
消音効果が向上し、高効率で低騒音化を図ることができ
る。
【0057】(実施例5)図6は、本発明の実施例5に
よる密閉型電動圧縮機の吸入マフラーの断面図である。
実施例1と同一構成については同一符号を付して詳細な
説明を省略する。
【0058】図6において、27は反転リヤーコーン
で、リヤーコーン先端部26を冷媒の流れと垂直な断面
で反転させた構造をしている。また、吸入管20は反転
リヤーコーン27によりマフラー入口部22の位置が変
化したため、開口が相対するように設けられている。
【0059】以上のように構成された密閉型電動圧縮機
において以下その動作を説明する。マフラー出口部21
近傍で発生し、リヤーコーン19に至った圧力波は、リ
ヤーコーン19と反転リヤーコーン27のテーパ間で反
射を繰り返すこととなり、マフラー入口部22から放射
される音波が抑制される。
【0060】これにより、コンパクトな吸入マフラー1
7で消音効果を向上させることができる。
【0061】以上のように本実施例の密閉型電動圧縮機
は、逆円錐状のリヤーコーン19の先端部26をある断
面から反転させた反転リヤーコーン27で構成したこと
で、吸入マフラー17のコンパクト化が図れると共に、
消音効果が向上し、低騒音化も図ることができる。
【0062】尚、吸入管20の開口位置を変更している
のはより効果が期待できるからで、実施例1のままでも
十分効果はあるものである。
【0063】また、実施例では構造を単独に示している
が、各実施例の組み合わせ構造は、さらに効果が倍増す
るものである。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、密閉ケー
ス内に電動モータとピストン、クランクシャフト等によ
り構成される圧縮要素を収納したものであって、吸入孔
を開閉するリード弁と、吸入孔に連通する吸入マフラー
を備えたもので、この吸入マフラーを円錐状のフロント
コーンと逆円錐状のリヤーコーンとで構成したことで、
シリンダブロック内への冷媒の吸入効率が向上し、吸入
マフラーの消音効果も向上することから、高効率で、低
騒音化を図ることができる。
【0065】また、マフラー出口部をストレート状の挿
入コーンで構成したことで、冷媒の吸引時の冷媒の保持
部と流れの安定性をもたらし、吸入効率を向上させ高効
率化を図ることができる。
【0066】また、円錐状のフロントコーンと逆円錐状
のリヤーコーンとの間をストレート状のセンターコーン
で構成したことで、可変速による効率の低下が抑制され
ると共に、冷媒の流れ、圧力変動による損失が低減さ
れ、高効率化を図ることができる。
【0067】また、マフラー入口部をストレート状の尾
管で構成したことで、圧力波の反射が促進され、放射が
抑制されることから、吸入効率と消音効果が向上し、低
騒音で高効率化を図ることができる。
【0068】また、逆円錐状のリヤーコーンの先端部を
ある断面から反転させた反転リヤーコーンで構成したこ
とで、吸入マフラーのコンパクト化が図れると共に、消
音効果が向上し、低騒音化も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による密閉型電動圧縮機の実施例1の縦
断面図
【図2】同実施例の密閉型電動圧縮機の吸入マフラーの
断面図
【図3】本発明による密閉型電動圧縮機の実施例2の吸
入マフラーの断面図
【図4】本発明による密閉型電動圧縮機の実施例3の吸
入マフラーの断面図
【図5】本発明による密閉型電動圧縮機の実施例4の吸
入マフラーの断面図
【図6】本発明による密閉型電動圧縮機の実施例5の吸
入マフラーの断面図
【図7】従来の密閉型電動圧縮機の圧縮機内に装着され
たシリンダ装置のヘッド部分と接続した吸入マフラーの
部分図
【図8】従来の密閉型電動圧縮機の吸入マフラーの図7
の左側パンを内側から見た図
【符号の説明】
1 密閉型電動圧縮機 2 密閉ケース 3 圧縮要素 4 電動モータ 7 シリンダブロック 9 クランクシャフト 12 ピストン 13 バルブプレート 14 吸入孔 15 リード弁 16 シリンダヘッド 17 吸入マフラー 18 フロントコーン 19 リヤーコーン 20 吸入管 21 マフラー出口部 22 マフラー入口部 23 挿入コーン 24 センターコーン 25 尾管 26 リヤーコーン先端部 27 反転リヤーコーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田 雅隆 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉ケース内に電動モータとピストン、
    クランクシャフト等により構成される圧縮要素を収納し
    たものであって、吸入孔を開閉するリード弁と、吸入孔
    に連通する吸入マフラーを備えたもので、この吸入マフ
    ラーを円錐状のフロントコーンと逆円錐状のリヤーコー
    ンとで構成したことを特徴とする密閉型電動圧縮機。
  2. 【請求項2】 マフラー出口部をストレート状の挿入コ
    ーンで構成したことを特徴とする請求項1記載の密閉型
    電動圧縮機。
  3. 【請求項3】 円錐状のフロントコーンと逆円錐状のリ
    ヤーコーンとの間をストレート状のセンターコーンで構
    成したことを特徴とする請求項1記載の密閉型電動圧縮
    機。
  4. 【請求項4】 マフラー入口部をストレート状の尾管で
    構成したことを特徴とする請求項1記載の密閉型電動圧
    縮機。
  5. 【請求項5】 逆円錐状のリヤーコーンの先端部をある
    断面から反転させた反転リヤーコーンで構成したことを
    特徴とする請求項1記載の密閉型電動圧縮機。
JP26321897A 1997-09-29 1997-09-29 密閉型電動圧縮機 Pending JPH11101181A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009103006A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Panasonic Corp 密閉型圧縮機
CN103541885A (zh) * 2013-11-12 2014-01-29 华意压缩机股份有限公司 一种全封闭压缩机的定点散热系统及其使用方法

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