JPH11101036A - 扉施錠機構 - Google Patents
扉施錠機構Info
- Publication number
- JPH11101036A JPH11101036A JP26135497A JP26135497A JPH11101036A JP H11101036 A JPH11101036 A JP H11101036A JP 26135497 A JP26135497 A JP 26135497A JP 26135497 A JP26135497 A JP 26135497A JP H11101036 A JPH11101036 A JP H11101036A
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- JP
- Japan
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- door
- latch
- locking
- lock
- urging member
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- Granted
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
構を提供する。 【解決手段】 扉2が自由状態にあって開放されている
際には、付勢部材7Aが錠前4のラッチ6と干渉する位
置に存在しているので、ラッチ6は、付勢部材7Aに当
接して受け金具5に係合できない。扉2を付勢部材7A
の付勢力に抗して閉鎖位置に押し込んだ際には、付勢部
材7Aは、扉2によって押し込まれることによって、錠
前4のラッチ6と受け金具5との間から退出するため、
ラッチ6は、受け金具5に係合して施錠がなされる。
Description
操作と連動してラッチを解錠位置及び施錠位置のそれぞ
れへ回転させ、そのラッチを扉に設けてある受け金具に
係合させ及び係合を解除させることによって扉の施錠解
錠を行う扉施錠機構に関する。
ダル貸機の筐体正面側には、遊技客が操作するボタンス
イッチ等が設けられているが、この他、機構の不具合が
発生した際に、玉やメダルのつまりを解除するために、
強制的に玉やメダルを排出することを指令したり、エラ
ー表示を解除したりするための操作を行うための操作部
が設けられている。上記操作部は、遊技客には触れさせ
ず、係員のみが操作できるように、施錠された扉の内側
に設けてある。係員は、操作部に対する操作が必要にな
ったときに、所定の鍵によって解錠して、扉内部に設け
られている操作部を操作する。
に取り付けられた従来の扉施錠機構の正面図であり、図
6は、図5のA−A断面図である。なお、図5におい
て、正面に見える筐体1及び扉2は二点鎖線で示され、
通常、筐体1及び扉2で隠れて見えない部分は実線で示
されている。筐体1に扉2がヒンジ3によって開閉自在
に取り付けられている。扉2の内側に設けられている操
作部は図示を省略されている。
いる。錠前4の回転軸には、扉2の閉鎖時に、その錠前
4に挿入した鍵の施錠方向の回転に連動して、扉2の裏
面に設けられている被係合部を構成する受け金具5に進
入して係合する施錠位置と、上記鍵の解錠方向の回転に
連動して、受け金具5から退出して係合を解除する解錠
位置との間を移動するラッチを構成するラッチ6が設け
てある。図5の実線で示したラッチ6は施錠位置にあ
り、破線で示したラッチ6は解錠位置にある。なお、錠
前4は、ラッチ6が施錠位置に存在している場合にの
み、鍵の挿入及び抜去が可能な構造となっている。した
がって、錠前4を施錠しない限り、錠前4から鍵を抜去
できないようになっている。
には、側面からみてほぼく字状を呈した板ばねからなる
付勢部材7がその屈曲部を、扉2が開放位置にある際に
は、二点鎖線で示すように、扉2の閉鎖位置よりも筐体
外側に突出するように設けられている。したがって、扉
2を付勢部材7の付勢力に抗して閉鎖すると、付勢部材
7は、扉2によって実線で示す位置まで後退する。ここ
で、錠前4を解錠すると、閉鎖位置に固定されていた扉
2は、付勢部材7の付勢力によって、開放方向へ押し出
される。ここで、扉2は、付勢部材7の作用によって、
下端部が筐体1の扉取付面から若干量突出した状態で保
持されるから、その突出した部分を指で引っ掛けて扉2
を容易に開放することができる。
にあっては、解錠時に、付勢部材7の作用により、扉2
の下端部が筐体1の扉取付面よりも突出した位置に保持
されるため、その下端部に指を掛けて容易に開くことが
できるという利点がある。ところが、施錠の際には、次
のような問題が生じる。すなわち、施錠の際には、扉2
を付勢部材7の付勢力に抗して閉鎖位置まで押し込み、
その閉鎖状態を維持したまま、鍵を操作して錠前4を施
錠しなくてはならない。ところが、施錠操作の際に、扉
2を押圧する力が緩むと、扉2が付勢部材7の付勢力に
よって若干量開放されるため、錠前1のラッチ6が筐体
1の受け金具5に対応した位置からずれてしまう。この
状態に気付かず、鍵を施錠方向に回すと、ラッチ6が受
け金具5と係合しないにも関わらず施錠位置まで回転さ
れてしまう。したがって、操作者は、施錠がなされてい
ないことに気付かずに鍵を抜去してしまい、この結果、
操作者以外の者が扉2を容易に開放して内部にある操作
部を操作してしまうおそれが生じる。本発明は、このよ
うな事情に基づいてなされたもので、その課題は、上述
したような扉の施錠ミスを防止することできる扉施錠機
構を提供することにある。
れ、施錠操作及び解錠操作により回転軸を中心にそれぞ
れ施錠位置及び解錠位置に回転されるラッチと、扉に設
けられ、前記ラッチに係合され、又は係合が解除される
受け金具と、閉鎖された扉に押圧されることにより前記
扉を開放方向に付勢する付勢部材とを有する扉施錠機構
において、前記付勢部材に、前記扉が閉鎖位置に存在し
ない場合は、前記ラッチが前記受け金具に係合する方向
の回動を阻止する位置に保持され、前記扉を閉鎖位置ま
で押し込んだ場合は、前記ラッチが前記受け金具に係合
する方向の回動を許容する位置に退避される施錠阻止部
を設けたことを特徴としている。上記構成によれば、扉
が閉鎖されて施錠された際に、付勢部材は、扉によって
内方に押し込まれて蓄勢され、扉を開放方向に弾力的に
押圧する。このため、錠前を解錠すると同時に、閉鎖位
置に固定されていた扉は、付勢部材の付勢力によって、
開放方向へ押し出される。扉が開放位置にある際には、
付勢部材は、扉によって押圧変形されていないため、付
勢部材の施錠阻止部が錠前のラッチが受け金具に係合す
る方向の回動を阻止するので、施錠が禁止されて鍵を抜
去できない。一方、扉を付勢部材の付勢力に抗して閉鎖
位置に押し込んだ際には、施錠阻止部は、ラッチが受け
金具に係合する方向の回動を許容する位置に退避される
ため、施錠が可能となるので、施錠後、鍵を抜去するこ
とができる。
なくとも一方に、前記付勢部材が扉に押圧されてたわむ
際のたわみ量を規制するためのたわみ規制手段が設けら
れている場合には、たわみ規制手段によって付勢部材の
たわみ量を規制するので、付勢部材のばね性(弾性)が
弱まることが防止される。
を閉鎖方向に押圧した場合に、前記扉を閉鎖位置で停止
させる場合には、扉を閉鎖した際に、扉がたわみ規制手
段により閉鎖位置に位置決めされるので、扉に設けられ
ている受け金具をラッチが進入し得る位置に保持するこ
とができる。
して説明する。図1は、本発明の扉施錠機構の実施の形
態を示す正面図であり、非施錠状態を示しており、図2
は、図1のX−X断面図である。図3は、施錠状態を示
す正面図であり、図4は、図3のY−Y断面図である。
図1〜図4において、従来例を示す図5及び図6と同一
または相当する部材には同一の符号を付し、その説明を
省略する。また、図1及び図3においては、従来例を示
す図5と同様に、正面に見える筐体1及び扉2は二点鎖
線で示され、通常、筐体1及び扉2で隠れて見えない部
分は実線で示されている。また、図2及び図4は、要部
を誇張して示しているため、図1及び図3に対応する部
分の位置関係や大きさが若干相違している部分がある。
る。薄板状の部材により形成された付勢部材7Aは、基
端部71が筐体1に固定されている。基端部71から上
方に連続する自由端部72は、ほぼL字状を呈してお
り、その屈曲部73が上部に位置するような姿勢で設け
られている。屈曲部73の上縁部は、扉2の開放方向と
反対方向に向かって折り曲げられたたわみ規制部74が
形成されている。たわみ規制部74は、扉2が完全な閉
鎖位置にある場合に、筐体1に設けられている当接部1
a(図2及び図4のみに示す)に当接するような位置に
設けられている。また、自由端部72の先端には、閉鎖
された扉2から付勢部材7Aに外力が加わらない状態で
は、錠前4のラッチ6が施錠方向に回動される際に、ラ
ッチ6に当接して施錠方向の回動を阻止する施錠阻止部
75が形成されている。
に設けられている受け金具5に当接するように設けてあ
り、図2に示すように、扉2が閉鎖されていない自由状
態にあるときに、上記受け金具5に当接して扉2を若干
量開放方向に突出した位置に保持するようになってい
る。一方、図4に示すように、扉2が閉鎖されて施錠さ
れた際には、上記受け金具5によって内方に押し込まれ
て蓄勢され、扉2を開放方向に弾力的に押圧するように
なっている。
鎖位置に固定されていた扉2は、付勢部材7Aの付勢力
によって、開放方向へ押し出される。したがって、扉2
は、付勢部材7Aの作用によって、下端部が筐体1の正
面から若干量突出した状態で保持されるから、その突出
した部分を指で引っ掛けて扉2を開放することができ
る。これは、従来機構とほぼ同様の作用である。
は、扉2から受け金具5を介して押圧されていない状態
では、施錠阻止部75が錠前4のラッチ6と干渉する位
置に存在する。
付勢部材7Aの付勢力に抗して閉鎖位置まで押し込む
と、付勢部材7Aの自由端部73は、扉2の受け金具5
によって押し込まれて錠前4のラッチ6と干渉する位置
から後退する。これにより、ラッチ6が受け金具5に係
合することが可能となる。
ように、扉2が自由状態にあって開放されている際に
は、付勢部材7Aの自由端部73は、扉2の受け金具5
によって押圧変形されていないため、施錠阻止部75が
錠前4のラッチ6と干渉する位置に存在している。した
がって、錠前4に挿入した鍵を施錠方向に回そうとして
も、ラッチ6が施錠阻止部75に当接して施錠方向に対
する回動を阻止するから、鍵を施錠方向に回動すること
ができない。
閉鎖位置まで押し込んだ際は、付勢部材7Aの自由端部
73は、扉2の受け金具5によって押し込まれて、施錠
阻止部75が錠前4のラッチ6と受け金具5との間から
退出する。したがって、錠前4に挿入した鍵を施錠方向
に回すと、ラッチ6が施錠阻止部75に阻止されないの
で、施錠方向に対する回動が許容されて、ラッチ6を受
け金具5に係合させて施錠することができる。
て押し込んだとしても、完全な閉鎖位置、すなわち、扉
2がその受け金具5が錠前4のラッチ6と係合し得る位
置まで至らない場合には、付勢部材7Aの施錠阻止部7
5が上記ラッチ6と受け金具5との間に存在しているた
め、上記施錠阻止部75がラッチ6と干渉して鍵の回動
を禁止する。したがって、扉2が完全な閉鎖位置にある
ときのみ、施錠が可能となっている。
制部74は、扉2が閉鎖位置にある場合において、筐体
1に設けられている当接部1aに当接する位置に設けら
れている。したがって、扉2を閉鎖方向に押し込んだ際
には、たわみ規制部74が当接部1aに当接することに
より、それ以上、付勢部材7Aの自由端部72が変形さ
れない。したがって、付勢部材7Aが必要以上に押圧変
形されてばね性(弾性)が弱まることが防止されてい
る。すなわち、付勢部材7Aに設けたたわみ規制部74
及び筐体1の当接部1aによって、付勢部材7Aが扉2
の押圧によってたわむ際のたわみ量を規制するためのた
わみ規制手段が構成されている。たわみ規制手段は、付
勢部材7Aが所定のたわみ量を超過してたわむことを防
止するものであればよく、筐体1及び付勢部材7Aのい
ずれか一方のみに設けてもよい。
を押し込んだ際には、扉2を閉鎖位置に正確に位置決め
できるので、扉2に設けられている受け金具5をラッチ
6が進入し得る位置に保持することができるため、施錠
動作を確実に行うことができる。ここで、たわみ規制手
段が扉2のストッパの役割を果たしているため、ストッ
パを別に設ける必要がなく、部品点数を削減できるとい
う効果もある。
を施錠する際には、従来機構と違って、扉2を完全な閉
鎖位置まで付勢部材7Aの付勢力に抗して押し込まない
限り、錠前4のラッチ6が付勢部材7Aの施錠阻止部7
5に干渉されて施錠方向に移動することができない。し
たがって、いったん、扉4の錠前4に鍵を挿入して錠前
4を解錠した際には、錠前4を確実に施錠しない限り、
錠前4から鍵を抜去できない。したがって、錠前4の施
錠ミスを防止することができる。
ッチ5に当接する構成となっているが、本発明は、これ
に限定されるものではなく、付勢部材が扉のラッチ以外
の部分に当接するような構成であってもよい。
構を筐体及びそれに設けた扉に適用した場合について説
明したが、一般的な建造物における扉枠及び扉の組み合
わせに広く適用することができることはもちろんであ
る。また、本発明は、挿入された鍵によってラッチを施
錠位置及び解錠位置に回動させる形態の錠前に限定され
るものではなく、鍵を用いずに、扉に設けられたハンド
ルによってラッチを施錠位置及び解錠位置に回動させる
形態の錠前に適用することも可能である。なお、上述し
た実施の形態の説明における、扉2を設けた筐体1が、
請求項の記載における「扉枠」に相当している。
構によれば、扉が開放されている際には、付勢部材の施
錠阻止部により、施錠が禁止される。一方、扉を付勢部
材の付勢力に抗して閉鎖位置に押し込んだ際には、付勢
部材の施錠阻止部が退避することにより、施錠が許容さ
れる。したがって、扉が開放状態にあるにも関わらず誤
って施錠されてしまうという扉の施錠ミスを防止するこ
とできる。
に、前記付勢部材のたわみ量を規制するたわみ規制手段
が設けられている場合には、たわみ規制手段によって付
勢部材のたわみ量を規制するので、付勢部材のばね性が
弱まることを防止することができるという利点がある。
た場合に、前記扉を閉鎖位置で停止させる場合には、扉
を閉鎖した際に、扉がたわみ規制手段により閉鎖位置に
位置決めされるので、扉に設けられている受け金具をラ
ッチが進入し得る位置に保持する。したがって、施錠動
作を確実に行うことができる。また、たわみ規制手段が
扉ストッパの作用を果たすため、扉ストッパを別に設け
る場合と比較して部品点数を削減することができる。
錠状態を示す正面図である。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 扉枠に設けられ、施錠操作及び解錠操作
により回転軸を中心にそれぞれ施錠位置及び解錠位置に
回転されるラッチと、扉に設けられ、前記ラッチに係合
され、又は係合が解除される受け金具と、閉鎖された扉
に押圧されることにより前記扉を開放方向に付勢する付
勢部材とを有する扉施錠機構において、 前記付勢部材
に、前記扉が閉鎖位置に存在しない場合は、前記ラッチ
が前記受け金具に係合する方向の回動を阻止する位置に
保持され、前記扉を閉鎖位置まで押し込んだ場合は、前
記ラッチが前記受け金具に係合する方向の回動を許容す
る位置に退避される施錠阻止部を設けたことを特徴とす
る扉施錠機構。 - 【請求項2】 付勢部材及び扉枠の少なくとも一方に、
前記付勢部材が扉に押圧されてたわむ際のたわみ量を規
制するためのたわみ規制手段が設けられていることを特
徴とする請求項1規制の扉施錠機構。 - 【請求項3】 たわみ規制手段は、扉を閉鎖方向に押圧
した場合に、前記扉を閉鎖位置で停止させることを特徴
とする請求項2記載の扉施錠機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26135497A JP3786768B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 扉施錠機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26135497A JP3786768B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 扉施錠機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11101036A true JPH11101036A (ja) | 1999-04-13 |
JP3786768B2 JP3786768B2 (ja) | 2006-06-14 |
Family
ID=17360690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26135497A Expired - Fee Related JP3786768B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 扉施錠機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3786768B2 (ja) |
-
1997
- 1997-09-26 JP JP26135497A patent/JP3786768B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3786768B2 (ja) | 2006-06-14 |
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