JPH0652419A - 自動販売機の扉体施錠装置 - Google Patents
自動販売機の扉体施錠装置Info
- Publication number
- JPH0652419A JPH0652419A JP20630192A JP20630192A JPH0652419A JP H0652419 A JPH0652419 A JP H0652419A JP 20630192 A JP20630192 A JP 20630192A JP 20630192 A JP20630192 A JP 20630192A JP H0652419 A JPH0652419 A JP H0652419A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide plate
- lever
- vending machine
- key cylinder
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 扉体が故意にこじ開けられ難い自動販売機の
扉体施錠装置を提供することを目的とするものである。 【構成】 前面扉1に、解錠時にレバー21が突出し
て、このレバー21と一体的に回動するキーシリンダ2
0を設け、キーシリンダ20後端にリンク部材5を介し
て回動されるロッド部材6を固定し、前面扉1の背部に
配設したスライド板7とロッド部材6とを係合させてレ
バー21の回動によりスライド板7を昇降させ、自動販
売機本体10側に、スライド板7と係合して前面扉1の
開動作を禁止するロックプレート12を設け、レバー2
1が施錠位置で押し込まれた際にレバー21に当接して
スライド板7側に突出して係合するロックピン24を設
け、このロックピン24によってもスライド板7の昇降
動作を禁止したもの。
扉体施錠装置を提供することを目的とするものである。 【構成】 前面扉1に、解錠時にレバー21が突出し
て、このレバー21と一体的に回動するキーシリンダ2
0を設け、キーシリンダ20後端にリンク部材5を介し
て回動されるロッド部材6を固定し、前面扉1の背部に
配設したスライド板7とロッド部材6とを係合させてレ
バー21の回動によりスライド板7を昇降させ、自動販
売機本体10側に、スライド板7と係合して前面扉1の
開動作を禁止するロックプレート12を設け、レバー2
1が施錠位置で押し込まれた際にレバー21に当接して
スライド板7側に突出して係合するロックピン24を設
け、このロックピン24によってもスライド板7の昇降
動作を禁止したもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機本体に開閉
自在に支持された扉体の開動作を禁止するための自動販
売機の扉体施錠装置に関する。
自在に支持された扉体の開動作を禁止するための自動販
売機の扉体施錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動販売機においては、自動販売
機本体に前面扉が回動自在に取り付けられ、この前面扉
に取り付けられた扉体施錠装置により販売時には前面扉
が開かないようになっている。
機本体に前面扉が回動自在に取り付けられ、この前面扉
に取り付けられた扉体施錠装置により販売時には前面扉
が開かないようになっている。
【0003】従来の自動販売機の扉体施錠装置について
図5〜図7に基づき説明する。前面扉1には、特定のキ
ー2により解錠される円筒形のキーシリンダ3が設けら
れている。このキーシリンダ3はシリンダケース4によ
り前面扉1に取り付けられ、キー2の挿入部が前面に露
出されている一方、その後端は前面扉1の背面から突出
されている。そして、このキーシリンダ3の後端にはリ
ンク部材5を介して、後方に延びるロッド部材6が取り
付けられている。
図5〜図7に基づき説明する。前面扉1には、特定のキ
ー2により解錠される円筒形のキーシリンダ3が設けら
れている。このキーシリンダ3はシリンダケース4によ
り前面扉1に取り付けられ、キー2の挿入部が前面に露
出されている一方、その後端は前面扉1の背面から突出
されている。そして、このキーシリンダ3の後端にはリ
ンク部材5を介して、後方に延びるロッド部材6が取り
付けられている。
【0004】また、前面扉1の裏面には、上下に延びる
スライド板7が図示しない部材によって昇降自在支持さ
れており、このスライド板7には第1孔部8および第2
孔部9が形成され、第1孔部8にロッド部材6の後部が
挿入されている。したがって、キー2によるキーシリン
ダ3の回動によりリンク部材5およびロッド部材6を介
してスライド板7が昇降されるようになっている。な
お、7aはスライド板7の第1孔部8が形成されている
凸状部である。
スライド板7が図示しない部材によって昇降自在支持さ
れており、このスライド板7には第1孔部8および第2
孔部9が形成され、第1孔部8にロッド部材6の後部が
挿入されている。したがって、キー2によるキーシリン
ダ3の回動によりリンク部材5およびロッド部材6を介
してスライド板7が昇降されるようになっている。な
お、7aはスライド板7の第1孔部8が形成されている
凸状部である。
【0005】前面扉1が開閉自在に取り付けられている
自動販売機本体10(図5参照)には、前面扉1側に延
びる本体側係合部材としてのロックプレート12が固定
され、このロックプレート12の先端に形成された切欠
アーム部12aがスライド板7の第2孔部9に嵌入され
ている。
自動販売機本体10(図5参照)には、前面扉1側に延
びる本体側係合部材としてのロックプレート12が固定
され、このロックプレート12の先端に形成された切欠
アーム部12aがスライド板7の第2孔部9に嵌入され
ている。
【0006】キー2がキーシリンダ3に挿入されて開位
置にある時には、ロッド部材6に当接されたスライド板
7が図6に示す位置にあり、スライド板7の第2孔部9
に対してロックプレート12の切欠アーム部12aが挿
脱自在で何ら係合しない状態となっているため、自動販
売機本体10から前面扉1を自由に開閉することができ
るようになっている。
置にある時には、ロッド部材6に当接されたスライド板
7が図6に示す位置にあり、スライド板7の第2孔部9
に対してロックプレート12の切欠アーム部12aが挿
脱自在で何ら係合しない状態となっているため、自動販
売機本体10から前面扉1を自由に開閉することができ
るようになっている。
【0007】一方、この状態から前面扉1を閉じて、キ
ー2によりキーシリンダ3およびリンク部材5をa方向
に回転させると、図7に示すように、リンク部材5を介
して下方に回動されたロッド部材6に伴ってスライド板
7が下降される。そして、下降されたスライド板7の第
2孔部9がロックプレート12の切欠アーム部12aの
下方まで入り込み、この状態から、前面扉1を開けよう
としても、ロックプレート12の切欠アーム部12a
が、スライド板7の第2孔部9の上方部分に当接して位
置規制され、自動販売機本体10から前面扉1を開けら
れないようになっている。
ー2によりキーシリンダ3およびリンク部材5をa方向
に回転させると、図7に示すように、リンク部材5を介
して下方に回動されたロッド部材6に伴ってスライド板
7が下降される。そして、下降されたスライド板7の第
2孔部9がロックプレート12の切欠アーム部12aの
下方まで入り込み、この状態から、前面扉1を開けよう
としても、ロックプレート12の切欠アーム部12a
が、スライド板7の第2孔部9の上方部分に当接して位
置規制され、自動販売機本体10から前面扉1を開けら
れないようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動販売機においては、前面扉1を故意にこじ開け
ようとして、自動販売機本体10と前面扉1との間の隙
間から棒状などのものが矢印で示すような箇所に突っ込
まれた際に、リンク部材5やロッド部材6が変形され
て、スライド板7を位置規制するものがなくなり、ロッ
クプレート12とスライド板7との係合状態を解除する
ことができて、前面扉1が開けられることがあった。
来の自動販売機においては、前面扉1を故意にこじ開け
ようとして、自動販売機本体10と前面扉1との間の隙
間から棒状などのものが矢印で示すような箇所に突っ込
まれた際に、リンク部材5やロッド部材6が変形され
て、スライド板7を位置規制するものがなくなり、ロッ
クプレート12とスライド板7との係合状態を解除する
ことができて、前面扉1が開けられることがあった。
【0009】これに対処する手段としては、リンク部材
5やロッド部材6などやこれらの連結構造の強度を向上
させることが考えられるが、この場合構造が複雑になり
過ぎる等の不具合を生じる。
5やロッド部材6などやこれらの連結構造の強度を向上
させることが考えられるが、この場合構造が複雑になり
過ぎる等の不具合を生じる。
【0010】本発明は上記問題を解決するもので、前面
扉などの扉体が故意にこじ開けられ難い自動販売機の扉
体施錠装置を提供することを目的とするものである。
扉などの扉体が故意にこじ開けられ難い自動販売機の扉
体施錠装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、自動販売機本体に開閉自在に支持された扉
体に、解錠時にレバーが突出するとともにこのレバーが
回動可能にされ、このレバーと一体的に回動するキーシ
リンダを設け、このキーシリンダの後端に、自動販売機
本体側に突出し、キーシリンダを中心に略上下方向に回
動されるロッド部材をリンク部材を介して固定し、扉体
の背部箇所にスライド板を昇降自在に設け、このスライ
ド板と前記ロッド部材とを係合させて前記レバーの回動
により前記スライド板を昇降させる構成とし、自動販売
機本体側に固定され、前記スライド板の昇降動作により
前記スライド板と係合して自動販売機本体からの扉体の
開動作を禁止する本体側係合部材を設け、前記キーシリ
ンダのレバーが施錠位置で押し込まれた際にレバーに当
接して前記スライド板側に突出してこのスライド板に係
合し、スライド板の昇降動作を禁止するロック部材を設
けたものである。
に本発明は、自動販売機本体に開閉自在に支持された扉
体に、解錠時にレバーが突出するとともにこのレバーが
回動可能にされ、このレバーと一体的に回動するキーシ
リンダを設け、このキーシリンダの後端に、自動販売機
本体側に突出し、キーシリンダを中心に略上下方向に回
動されるロッド部材をリンク部材を介して固定し、扉体
の背部箇所にスライド板を昇降自在に設け、このスライ
ド板と前記ロッド部材とを係合させて前記レバーの回動
により前記スライド板を昇降させる構成とし、自動販売
機本体側に固定され、前記スライド板の昇降動作により
前記スライド板と係合して自動販売機本体からの扉体の
開動作を禁止する本体側係合部材を設け、前記キーシリ
ンダのレバーが施錠位置で押し込まれた際にレバーに当
接して前記スライド板側に突出してこのスライド板に係
合し、スライド板の昇降動作を禁止するロック部材を設
けたものである。
【0012】
【作用】上記構成により、自動販売機本体と扉体との間
の隙間から棒状などのものが突っ込まれてリンク部材や
ロッド部材が変形した場合でも、スライド板はロック部
材により位置規制されているので、スライド板と本体側
係合部材との係合状態は保持され、扉体は開けられな
い。
の隙間から棒状などのものが突っ込まれてリンク部材や
ロッド部材が変形した場合でも、スライド板はロック部
材により位置規制されているので、スライド板と本体側
係合部材との係合状態は保持され、扉体は開けられな
い。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。なお、従来と同機能のものには同符号を付して、
その説明は省略する。
する。なお、従来と同機能のものには同符号を付して、
その説明は省略する。
【0014】図1に示すように、前面扉1には、特定の
キー2により解錠されるレバー形のキーシリンダ20が
設けられている。このキーシリンダ20は、図1,図
3,図4に示すように、解錠時のみレバー21が手前に
突出されるとともに、このレバー21が回動可能にさ
れ、このレバー21と一体的に回動する、いわゆるポッ
プアップ機構付きハンドルロック装置で構成されてい
る。
キー2により解錠されるレバー形のキーシリンダ20が
設けられている。このキーシリンダ20は、図1,図
3,図4に示すように、解錠時のみレバー21が手前に
突出されるとともに、このレバー21が回動可能にさ
れ、このレバー21と一体的に回動する、いわゆるポッ
プアップ機構付きハンドルロック装置で構成されてい
る。
【0015】そして、従来と同様に、このキーシリンダ
20の後端20aにリンク部材5を介して、後方に延び
るロッド部材6が取り付けられているとともに、スライ
ド板7の第1孔部8にロッド部材6の後部が挿入され、
レバー21によるキーシリンダ20の回動によりリンク
部材5およびロッド部材6を介してスライド板7が昇降
されるようになっている。
20の後端20aにリンク部材5を介して、後方に延び
るロッド部材6が取り付けられているとともに、スライ
ド板7の第1孔部8にロッド部材6の後部が挿入され、
レバー21によるキーシリンダ20の回動によりリンク
部材5およびロッド部材6を介してスライド板7が昇降
されるようになっている。
【0016】また、従来と同様に、前面扉1が開閉自在
に取り付けられている自動販売機本体10には、前面扉
1側に延びる本体側係合部材としてのロックプレート1
2が固定され、このロックプレート12の先端に形成さ
れた切欠アーム部12aがスライド板7の第2孔部9に
嵌入されている。
に取り付けられている自動販売機本体10には、前面扉
1側に延びる本体側係合部材としてのロックプレート1
2が固定され、このロックプレート12の先端に形成さ
れた切欠アーム部12aがスライド板7の第2孔部9に
嵌入されている。
【0017】そして、上記構成に加えて、前面扉1の背
面には筒状のロックシリンダ23が固定され、このロッ
クシリンダ23から出退自在にロック部材としてのロッ
クピン24が挿入されている。このロックピン24は前
面扉1を貫通して配設され、前端はキーシリンダ20の
レバー21が施錠時に押し込まれる箇所に突出されてい
るとともに、後端はスライド板7側に突出され、ロック
シリンダ23に内装されているばね(図示せず)により
前方側へ付勢されている。
面には筒状のロックシリンダ23が固定され、このロッ
クシリンダ23から出退自在にロック部材としてのロッ
クピン24が挿入されている。このロックピン24は前
面扉1を貫通して配設され、前端はキーシリンダ20の
レバー21が施錠時に押し込まれる箇所に突出されてい
るとともに、後端はスライド板7側に突出され、ロック
シリンダ23に内装されているばね(図示せず)により
前方側へ付勢されている。
【0018】キー2がキーシリンダ20に挿入されて解
錠され、レバー21が突出状態で開位置にある時には、
ロッド部材6に当接されたスライド板7が図3に示す上
側の位置にあり、スライド板7の第2孔部9に対してロ
ックプレート12の切欠アーム部12aが何ら係合しな
い状態となっているため、自動販売機本体10から前面
扉1を自由に開閉することができるようになっている。
また、この時に、ロックピン24はばねの付勢力により
前方に突出されている。
錠され、レバー21が突出状態で開位置にある時には、
ロッド部材6に当接されたスライド板7が図3に示す上
側の位置にあり、スライド板7の第2孔部9に対してロ
ックプレート12の切欠アーム部12aが何ら係合しな
い状態となっているため、自動販売機本体10から前面
扉1を自由に開閉することができるようになっている。
また、この時に、ロックピン24はばねの付勢力により
前方に突出されている。
【0019】この状態から前面扉1を閉じて、レバー2
1によりキーシリンダ20をb方向に回転させると、図
4に示すように、リンク部材5を介して下方に回動され
たロッド部材6に伴ってスライド板7が下降される。そ
して、下降されたスライド板7の第2孔部9がロックプ
レート12の切欠アーム部12aに入り込み、この状態
から、前面扉1を開けようとしても、ロックプレート1
2の切欠アーム部12aが、スライド板7の第2孔部9
の上方部分に当接して位置規制され、自動販売機本体1
0から前面扉1を開けられないようになる。
1によりキーシリンダ20をb方向に回転させると、図
4に示すように、リンク部材5を介して下方に回動され
たロッド部材6に伴ってスライド板7が下降される。そ
して、下降されたスライド板7の第2孔部9がロックプ
レート12の切欠アーム部12aに入り込み、この状態
から、前面扉1を開けようとしても、ロックプレート1
2の切欠アーム部12aが、スライド板7の第2孔部9
の上方部分に当接して位置規制され、自動販売機本体1
0から前面扉1を開けられないようになる。
【0020】さらに、この閉位置のレバー21を前面扉
1側に押し込むと、図1に示すように、レバー21にロ
ックピン24の前端が当接して、このロックピン24は
スライド板7の凸状部7aの直上位置に突出する。そし
て、スライド板7はこのロックピン24の突出部によっ
ても位置規制されて上昇動作が禁止される。
1側に押し込むと、図1に示すように、レバー21にロ
ックピン24の前端が当接して、このロックピン24は
スライド板7の凸状部7aの直上位置に突出する。そし
て、スライド板7はこのロックピン24の突出部によっ
ても位置規制されて上昇動作が禁止される。
【0021】したがって、この施錠状態において、自動
販売機本体10と前面扉1との間の隙間から棒状などの
ものが突っ込まれてリンク部材5やロッド部材6が変形
された場合でも、ロックピン24の突出部がスライド板
7の凸状部7a上面に当接して、スライド板7は位置規
制されているので、スライド板7とロックプレート12
との係合状態は保持され、前面扉1は開けられない。
販売機本体10と前面扉1との間の隙間から棒状などの
ものが突っ込まれてリンク部材5やロッド部材6が変形
された場合でも、ロックピン24の突出部がスライド板
7の凸状部7a上面に当接して、スライド板7は位置規
制されているので、スライド板7とロックプレート12
との係合状態は保持され、前面扉1は開けられない。
【0022】なお、この実施例においては、施錠状態に
おいて、ロックピン24の突出部がスライド板7の凸状
部7a上面に当接する構成を示したが、スライド板に孔
部を形成して、この孔部にロックピン24を挿入して、
スライド板の昇降を禁止するようにしてもよい。また、
この実施例においてはロックピン24の突出位置が、自
動販売機本体10と前面扉1との間の隙間より奥側のロ
ックプレート12の直横位置であるため、ロックピン2
4が損傷され難いという利点を有する。
おいて、ロックピン24の突出部がスライド板7の凸状
部7a上面に当接する構成を示したが、スライド板に孔
部を形成して、この孔部にロックピン24を挿入して、
スライド板の昇降を禁止するようにしてもよい。また、
この実施例においてはロックピン24の突出位置が、自
動販売機本体10と前面扉1との間の隙間より奥側のロ
ックプレート12の直横位置であるため、ロックピン2
4が損傷され難いという利点を有する。
【0023】また、上記実施例においては前面扉1に対
する施錠装置を示したが、他の扉体に対しても容易に適
用できることは申すまでもない。
する施錠装置を示したが、他の扉体に対しても容易に適
用できることは申すまでもない。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、自動販売
機本体に開閉自在に支持された扉体に、解錠時にレバー
が突出するとともにこのレバーが回動可能にされ、この
レバーと一体的に回動するキーシリンダを設け、このキ
ーシリンダのレバーが施錠位置で押し込まれた際にレバ
ーに当接してスライド板側に突出してこのスライド板に
係合し、スライド板の昇降動作を禁止するロック部材を
設けることにより、自動販売機本体と前面扉との間の隙
間から棒状などのものが突っ込まれてリンク部材やロッ
ド部材が変形された場合でも、スライド板とロックプレ
ートとの係合状態は保持され、前面扉は開けられないの
で、盗難などを確実に防止できる。
機本体に開閉自在に支持された扉体に、解錠時にレバー
が突出するとともにこのレバーが回動可能にされ、この
レバーと一体的に回動するキーシリンダを設け、このキ
ーシリンダのレバーが施錠位置で押し込まれた際にレバ
ーに当接してスライド板側に突出してこのスライド板に
係合し、スライド板の昇降動作を禁止するロック部材を
設けることにより、自動販売機本体と前面扉との間の隙
間から棒状などのものが突っ込まれてリンク部材やロッ
ド部材が変形された場合でも、スライド板とロックプレ
ートとの係合状態は保持され、前面扉は開けられないの
で、盗難などを確実に防止できる。
【図1】本発明の一実施例に係る自動販売機の扉体施錠
装置の施錠時の斜視図である。
装置の施錠時の斜視図である。
【図2】同自動販売機の斜視図である。
【図3】同自動販売機の扉体施錠装置の解錠時の斜視図
である。
である。
【図4】同自動販売機の扉体施錠装置の作用を説明する
ための斜視図である。
ための斜視図である。
【図5】従来の自動販売機の斜視図である。
【図6】同自動販売機の扉体施錠装置の解錠時の斜視図
である。
である。
【図7】同自動販売機の扉体施錠装置の施錠時の斜視図
である。
である。
【符号の説明】 1 前面扉 2 キー 5 リンク部材 6 ロッド部材 7 スライド板 7a 凸状部 8 第1孔部 9 第2孔部 10 自動販売機本体 12 ロックプレート(本体側係合部材) 12a 切欠アーム部 20 キーシリンダ 21 レバー 24 ロックピン(ロック部材)
Claims (1)
- 【請求項1】 自動販売機本体に開閉自在に支持された
扉体に、解錠時にレバーが突出するとともにこのレバー
が回動可能にされ、このレバーと一体的に回動するキー
シリンダを設け、このキーシリンダの後端に、自動販売
機本体側に突出し、キーシリンダを中心に略上下方向に
回動されるロッド部材をリンク部材を介して固定し、扉
体の背部箇所にスライド板を昇降自在に設け、このスラ
イド板と前記ロッド部材とを係合させて前記レバーの回
動により前記スライド板を昇降させる構成とし、自動販
売機本体側に固定され、前記スライド板の昇降動作によ
り前記スライド板と係合して自動販売機本体からの扉体
の開動作を禁止する本体側係合部材を設け、前記キーシ
リンダのレバーが施錠位置で押し込まれた際にレバーに
当接して前記スライド板側に突出してこのスライド板に
係合し、スライド板の昇降動作を禁止するロック部材を
設けた自動販売機の扉体施錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20630192A JP2723425B2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 自動販売機の扉体施錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20630192A JP2723425B2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 自動販売機の扉体施錠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0652419A true JPH0652419A (ja) | 1994-02-25 |
JP2723425B2 JP2723425B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=16521041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20630192A Expired - Fee Related JP2723425B2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 自動販売機の扉体施錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2723425B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20050097049A (ko) * | 2004-03-30 | 2005-10-07 | 다이아몬드전자 주식회사 | 도어락 모티스의 데드볼트 구동력 전달용 플레시블 회전축 |
EP2587458A4 (en) * | 2010-06-25 | 2016-06-29 | Fuji Electric Co Ltd | LOCKING DEVICE FOR AUTOMATIC DISPENSER |
-
1992
- 1992-08-03 JP JP20630192A patent/JP2723425B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20050097049A (ko) * | 2004-03-30 | 2005-10-07 | 다이아몬드전자 주식회사 | 도어락 모티스의 데드볼트 구동력 전달용 플레시블 회전축 |
EP2587458A4 (en) * | 2010-06-25 | 2016-06-29 | Fuji Electric Co Ltd | LOCKING DEVICE FOR AUTOMATIC DISPENSER |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2723425B2 (ja) | 1998-03-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2724297B2 (ja) | コンテナ用ドア閉鎖ロッドの施錠装置 | |
JP4223263B2 (ja) | パチンコ機用施錠装置 | |
JP2003325918A (ja) | ゲーム機の施錠装置 | |
JPH0652419A (ja) | 自動販売機の扉体施錠装置 | |
JP2003070968A (ja) | ゲーム機の施錠装置 | |
JP3087024B2 (ja) | パチンコ機の施錠装置 | |
JP3569960B2 (ja) | 自動販売機のドアロック装置 | |
JP4369081B2 (ja) | 遊技機の施錠装置 | |
JP3146820B2 (ja) | 自動販売機の扉ロック機構 | |
JPH08282277A (ja) | スナッチロック装置 | |
JP3353678B2 (ja) | 車両用ドアロック装置 | |
JP3544199B2 (ja) | 引戸用密閉ロックハンドル装置 | |
JP3535695B2 (ja) | コインロッカー用錠前装置 | |
JP3401592B2 (ja) | 遊技機の施錠装置 | |
JP2001006035A (ja) | 自動販売機の扉ロック装置 | |
JP2567205B2 (ja) | 平面ハンドル | |
JPH083625Y2 (ja) | 扉用錠 | |
JPH11192837A (ja) | ウィンドウロック装置 | |
JPH08151841A (ja) | 両開戸の施錠装置 | |
JPH0521175Y2 (ja) | ||
JPH0643414Y2 (ja) | 掛金装置 | |
JPH08110977A (ja) | 自動販売機の扉体施錠装置 | |
KR200174475Y1 (ko) | 셔터용 로크장치 | |
JPH07238744A (ja) | 特殊保管庫 | |
JPH11303476A (ja) | 扉の錠装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |