JPH1110089A - 気流式ds分級装置 - Google Patents

気流式ds分級装置

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JPH1110089A
JPH1110089A JP16774497A JP16774497A JPH1110089A JP H1110089 A JPH1110089 A JP H1110089A JP 16774497 A JP16774497 A JP 16774497A JP 16774497 A JP16774497 A JP 16774497A JP H1110089 A JPH1110089 A JP H1110089A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分散室内壁に比較的簡単な手段で粒子衝突に
よる衝撃を増加させ、凝集粒子の分散性の向上、および
分散粒子の再凝集性の低下を図る。 【解決手段】 粒子と気流の混合流体である流れ17
は、分散室流入口6から分散室5に流入する際、分散室
5の内壁面付近で、方向が直線方向から旋回方向に変化
する。このとき、流れ17は分散室5の内壁面上の棒状
部材16と分散室5の内壁面との間の狭所18に入射・
衝突し、衝突面が分散室5の内壁面の場合以上に圧力が
高くなり、かつ、衝撃力も高くなる。棒状部材16の断
面積が大きいと大きな圧力損失につながり、流れ17の
主流を塞き止めることになるが、分散室流入口6の流路
幅32に対する棒状部材16の突き出し長33の比を、
0.091程度にすることで回避できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気流式DS分級装
置、より詳細には、トナー等の小粒径粒子を粉砕、分級
するトナー分級装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法、静電写真法等の画像形成方
法では、静電潜像を現像するためにトナーが使用され
る。最終製品が微細粒子であることが要求される静電潜
像のトナー製造における原料固体粒子を、粉砕及び分級
して最終製品を得るには、結着剤樹脂、着色剤(染料、
顔料、磁性体等)などの所定材料を溶融混練し、冷却・
固化させた後粉砕し分級する。電子写真トナーなどの微
粒子粉体を分級するためには、一般的に旋回気流を利用
する気流式分級装置が使用され、例えば、図11に示さ
れるような、ディスバージョンセパレータ(DS,日本
ニューマチック社製、以下、DSとする)が使用され
る。
【0003】以下に、図11を参照しながら、本発明の
気流式DS分級方式ならびに装置の詳細について説明す
る。図11において、気流式DS分級装置は、上から分
散室5、本体ケーシング1、分級室4、さらに下部ケー
シング2、ホッパー3から構成されている。分散室5の
上部外周面に1次空気流及び粉体材料供給のための分散
室流入口6が、分散室5の周面に対して接線方向からの
前記1次空気流及び粉体材料が流入されるように接続さ
れている。分散室5内の下に中央が高い円錐状のセンタ
ーコア7が取り付けられており、このセンターコア7の
下縁外周囲に環状の供給溝8が形成されている。分級室
4の底部には中央部分に微粉排気口11への円筒状の流
路を有する円錐状のセパレーターコア9が具備されてお
り、このセパレーターコア9の下縁外周囲には環状の粗
粉排出口10が形成されている。分級室4の下部周壁外
周部には、二次空気流が流入するための流路が羽根形状
をした二次空気流入口12(ルーバーとも呼ばれる)が
具備されており、粉体材料を分散させると共に旋回速度
を加速させるように構成されている。
【0004】気流式DS分級方式の分配原理は、分配室
内において流入する二次空気流が粉体材料を旋回状に半
自動流動させる際、該粉体材料中の粗粒子と微粒子に対
して働く遠心力及び向心力が異なることを利用するもの
である。従って、少なくとも分級室内に入る前の分散室
内では、凝集粒子は分散され、また分散された粗粒子と
微粒子は再凝集させることなく速やかに分級室へ送るこ
とが望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
気流式DS分級装置では、分散室内の凝集粒子は旋回流
または分散室内壁面との衝突でも高精度な分散は期待で
きず、また、一旦分散されても旋回流または分級室内壁
面との衝突による弱い衝撃により再凝集し、見かけ上、
粗粒子となる場合がある。このような粗粒子が最終製品
に混入されている場合、製品は高精度な粒径分布を持ち
得ず、製品トナー中でそのような粗粒子が解離して極微
粒子となった場合、電子写真で画像を形成する際の画像
品質を低下させる。また、微粒子は分散室や分級室内に
付着し易く、分級室の形状が変化して分級条件を変える
可能性がある。さらには、分級装置の保守作業に支障も
来たす。
【0006】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、分散室内壁に比較的簡単な手段で粒子衝突
による衝撃を増加させ、これにより凝集粒子の分散性の
向上、および分散粒子の再凝集性の低下を狙った新規な
粒子分級装置を提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、粉体
材料と一次空気流との混合流体を装置上部の円筒形状を
有した分散室に該円筒形状の接線方向から導入し、その
後、分散室下部に位置し、かつ、上側はセンターコア、
下側はセパレーターコア、側面側は二次空気流が流入す
る二次空気流入口から構成された分級室に導入して、該
粉体材料を気流により粗粒子及び微粒子に分離する気流
式DS分級装置において、分散室内壁に一つあるいは複
数の棒状部材を鉛直軸方向に設け、かつ、該棒状部材断
面積を前記分散室に接線方向から導入する混合流体流路
断面積よりも著しく小さくしたことを特徴とし、もっ
て、分散室内壁面に凹凸を与えて旋回中の粒子に対して
衝突による微振動を与えることができ、これにより凝集
粒子の分散性を増加させ、さらに分散粒子の再凝集も抑
えることが可能となり、分級の高効率化が図れるように
したものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の気流式DS
分級装置において、棒状部材が分散室内壁と接する部分
の縁が曲面形状であることを特徴とし、もって、請求項
1の発明に加えて、微粒子が入り込む可能性のある隙間
が無くなり、微粒子の付着の回避ならびに、分級性の向
上が一層図れるようにしたものである。
【0009】請求項3の発明は、請求項1または2の気
流式DS分級装置において、分散室の中心軸を中心に回
転する方向に対し、分散室の接線方向の流入口と分散室
との接続位置から90度下流位置までに、少なくとも一
つの棒状部材位置を有することを特徴とし、もって、請
求項2の発明に加えて、分散室内壁面に与える凹凸の最
適位置が示され、分散条件の最適化の設定が可能となる
ようにしたものである。
【0010】請求項4の発明は、請求項1または2また
は3の気流式DS分級装置において、棒状部材下端位置
が、センターコア下部位置から混合流体が分散室から分
級室へ入る通路幅長の1ないし2倍以内鉛直上方に配し
たことを特徴とし、もって、請求項1または2または3
の発明に加えて、粒子の分散室から分級室への通路を確
保することができ、粒子の搬送性が一層向上し、一層の
分級の高効率化が図れるようにしたものである。
【0011】請求項5の発明は、請求項4の気流式DS
分級装置において、分配室壁面に振動手段を付加したこ
とを特徴とし、もって、請求項4の発明に加えて、分散
室内壁面の振動により、凝集粒子に対する分散性の一層
の向上、及び、分散粒子の再凝集性の一層の低下、及
び、粒子搬送性の一層の向上が可能となり、一層の分級
の高効率化が図れるようにしたものである。
【0012】請求項6の発明は、請求項5の気流式DS
分級装置において、鉛直方向進行波生成手段を付加した
ことを特徴とし、もって、請求項5の発明に加えて、分
散室の内壁面に鉛直下方の進行波振動を与えることによ
り、粒子の搬送性の一層の向上が可能となり、一層の分
級の高効率化が図れるようにしたものである。
【0013】請求項7の発明は、請求項6の気流式DS
分級装置において、長時間の鉛直下向き進行波、およ
び、短時間の鉛直上向き進行波の連続的な変化を付与し
たことを特徴とし、もって、請求項6の発明に加えて、
分散室の内壁面に瞬間的な鉛直上向きの進行波振動を与
えることにより、凝集粒子の分散性の一層の向上、及
び、分散粒子の再凝集性の一層の低下、及び、粒子搬送
性の一層の向上が可能となり、一層の分級の高効率化が
図れるようにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
(請求項1の発明)図1は、本発明による気流式DS分
級装置を説明するための要部概略構成図で、図中、図1
1に示した気流式分級装置と同様の作用をする部分に
は、図11の場合と同様の参照番号が付してある。而し
て、図1(A)は平面図、図1(B)は側面図、図1
(C)は図1(A)のC部拡大図で、本発明による分級
装置は、図示のように、分散室5の内壁面上に1本ある
いは複数本の棒状部材16を分散室5の中心軸15に平
行に密着・付加させ、かつ、該棒状部材16の断面積
を、分散室流入口6の流入断面積よりも著しく小さくさ
せたものである。
【0015】図1において、粒子と気流の混合流体であ
る流れ17は、分散室流入口6から分散室5に流入する
際、分散室5の内壁面付近で、方向が直線方向から旋回
方向に変化する。このとき、流れ17は分散室5の内壁
面上の棒状部材16と分散室5の内壁面との間の狭所1
8に入射・衝突し、衝突面が分散室5の内壁面の場合以
上に圧力が高くなり、かつ、衝撃力も高くなる。棒状部
材16の断面積が大きいと大きな圧力損失につながり、
流れ17の主流を塞き止めることになるが、例えば、圧
力損失を1%以内にさせて流れ17を塞き止めないよう
にするには、分散室流入口6の流路幅32に対する棒状
部材16の突き出し長33の比を、後述する式〔1〕に
従って、0.091程度にすることで回避できる。
【0016】このとき棒状部材16の断面積は、分散室
流入口6の流路断面積より著しく小さいため、狭所18
との衝突があっても流れ17の主流自体を妨げることは
無い。流れ17の主流に影響無く、かつ、上記衝突から
得られた高い衝撃力は、旋回気流14および流れ17内
に含まれる凝集粒子の強い凝集力に打ち勝ち、高効率で
凝集粒子を粗粒子と微粒子に分散させる。また、連続的
に回転している旋回気流14内に含まれる粗粒子と微粒
子の分散粒子に関して、高い衝撃力は、分散粒子同士の
衝突を高い衝撃力で起こし、かつ、衝突後に発生する粒
子間反発力が微粒子が持つ固有の凝集力よりも高くなる
ため、分散粒子同士の再凝集も回避させる。以上、高効
率な分散ならびに再凝集回避により、結果として全体の
分級収率が向上する。
【0017】次に、上記気流式DS分級装置において、
棒状部材16の断面の大きさと、分散室5の内壁面上の
取り付け位置に関し、条件の目安を以下に示す。 棒状部材16の断面積の条件 分散室流入口6の流入断面積よりも著しく小さくする。
この決め方としては、圧力損失ΔP及び分散室流入口6
の流路幅32に対する棒状部材16の突き出し長33の
比に関し、以下の比例関係式を用いる。
【0018】 ΔP∝{1−1/[1−(突き出し長33/流路幅32)]}2 〔1〕
【0019】例えば、圧力損失ΔPを0.01(=1
%)に押さえるためには、分散室流入口6の流路幅32
に対する棒状部材16の突き出し長33の比を、1−1
/[1+1/√(0.01)]=0.091程度に押さえ
ればよい。
【0020】 棒状部材16の分散室5の内壁面上の
取り付け位置の条件 分散室流入口6に比較的近い分散室5の内壁面上とし、
流れ17が比較的強い間に入射させる。
【0021】図2は、請求項1の気流式DS分級装置の
一実施例を説明するための要部構成図(平面図)で、こ
の気流式DS分級装置は、棒状部材16として、4本の
同材・同形状の角柱を、分散室5の中心軸15を中心に
90度の間隔を開けて配し接着・取り付けている。取り
付け位置の絶対位置は、分散室流入口6と分散室5の接
続位置を90度絶対位置19とすることにより、この9
0度絶対位置19よりも分散室5を上から見たときの時
計周りに90度回転した位置を0度絶対位置20、また
0度絶対位置20より反時計周りで180度回転した位
置を180度絶対位置21、さらに、180度絶対位置
21より反時計周りで90度回転した位置を270度絶
対位置22として決めた。
【0022】上記の構成により、粒子と気流の混合流体
である流れ17および連続的に回転している旋回気流1
4は、中心軸15を一回転する間に4本の棒状部材16
が各々持つ狭所18に高圧かつ高衝撃力で衝突し、高効
率な分散ならびに再凝集回避がなされ、結果として全体
の分配収率が向上する。
【0023】上記装置の分級実施例を以下に示す。スチ
レン−アクリル共重合樹脂85重量%とカーボンブラッ
ク15重量%の混合物をロールミルにて溶融混練し、冷
却固化させた後、ハンマーミルにて粗粉砕した。次に、
この粗粉砕物をジェットミルにて重量平均粒子径9.0
[μm]に微粉砕して微粉砕物を得、この微粉砕物を、
上記実施例の構成を持つ気流式DS分級装置で分級した
結果、重量平均粒子径9.1[μm]、4[μm]以下
の極微粒子の個数含有率9.0%の電子写真トナーを得
た。
【0024】(請求項2の発明)図3は、請求項2の発
明の概要を示す要部構成図で、この気流式DS分級装置
は、請求項1の発明に加えて、分散室5の内壁面上の棒
状部材16が分散室5の内壁面に接する縁を曲面形状2
3としたものである。この請求項2の発明によると、棒
状部材16の側面と分散室5の内壁面は屈曲しないた
め、棒状部材16の側面と分散室5の内壁面との間に生
ずる隙間が無くなり、隙間による流れの圧力損失が発生
せず、定常的な淀み無しの流れ領域が保証される。この
結果、流れ17や旋回気流14に含まれる粒子分散や凝
集粒子の回避がなされた粗粒子及び微粒子は、棒状部材
16の表面と分散室5の内壁面との間に生ずる隙間へ入
り込むことによる目詰まりを回避させ、搬送される。従
って、流れ17の主流に一層影響を与えず、高い衝撃力
による旋回気流14および流れ17内に含まれる凝集粒
子に対する高効率分散ならびに連続的に回転している旋
回気流14内に含まれる粗粒子と微粒子からなる分散粒
子に対する高い再凝集回避がなされ、結果として全体の
分配収率が向上する。
【0025】図4は、請求項2の気流式DS分級装置の
一実施例を説明するための要部構成図(平面図)で、こ
の気流式DS分級装置は、請求項1に示した気流式DS
分級装置に加えて、分散室5の内壁面と棒状部材16と
の間に棒状部材16と同材な2本の三角柱部材23を、
1本の棒状部材16に対しその傍に配している。三角柱
23の付加の際には分散室5の形状により多少の鍵加工
が必要で、接着剤等で接合できる。上記の構成により、
粒子と気流の混合流体である流れ17および連続的に回
転している旋回気流14は、中心軸15を一回転する間
に4本の棒状部材16が各々持つ狭所18に高圧かつ高
衝撃力で衝突し、かつ粗粒子および微粒子が棒状部材1
6と分散室5の壁面との間に入る目詰まりも無く、高効
率な分散ならびに再凝集回避がなされ、結果として全体
の分配収率が一層向上する。
【0026】上記装置の分級実施例を示下に示す。スチ
レン−アクリル共重合樹脂85重量%とカーボンブラッ
ク15重量%の混合物をロールミルにて溶融混練し、冷
却固化させた後、ハンマーミルにて粗粉砕した。次に、
この粗粉砕物をジェットミルにて重量平均粒子径9.0
[μm]に微粉砕して微粉砕物を得、この微粉砕物を、
上記実施例の構成を持つ分級装置で分級した結果、重量
平均粒子径9.1[μm]、4[μm]以下の極微粒子
の個数含有率8.9%の電子写真トナーを得た。
【0027】(請求項3の発明)図5は、請求項3の発
明の概要を示す要部構成図で、この請求項3の気流式D
S分級装置は、請求項2の発明に加えて、分散室入口お
よび分散室5の接続位置24から、分散室5を上から見
たときに分散室流入口6からの流れ17方向に90度の
角度範囲内に少なくとも1本以上の棒状部材16を有す
るものである。
【0028】請求項3の発明により、分散室流入口6の
流れ17は分散室5の内壁面付近で高流速を維持できる
範囲に棒状部材16が配され、これにより粒子と気流の
混合流体である流れ17に対し、前記角度範囲である9
0度内にある棒状部材16が持つ狭所18に最も高圧、
かつ高衝撃力で衝突することを保証する。また連続的に
回転している旋回気流14は、分散室5の中心軸15を
一回転する間に棒状部材16が各々持つ狭所18に高圧
かつ高衝撃力で衝突するため、結果として、一層高効率
な分散ならびに再凝集回避がなされ、全体の分級収率が
一層向上する。
【0029】図6は、請求項3の気流式DS分級装置の
一実施例を説明するための要部構成図で、請求項3の気
流式DS分級装置は、1本の棒状部材16が分散室5と
分散室流入口6の接続位置24から半時計周りに0度か
ら90度の範囲で取り付けられている。流れ17の方向
パターン25は、分散室流入口6より上流の流路方向で
変化するため、前記90度の範囲内で棒状部材16と同
材の三角柱部材23を2本用いて配させる。
【0030】上記請求項3の構成により、分散室流入口
6の流れ17は分散室5の内壁面付近で高流速を維持で
きる範囲に棒状部材16が配され、これにより粒子と気
流の混合流体である流れ17に対し、前記角度範囲であ
る90度内にある棒状部材16が持つ狭所18に最も高
圧、かつ高衝撃力で衝突し、また、連続的に回転してい
る旋回気流14は、分散室5の中心軸15を一回転する
間に棒状部材16が各々持つ狭所18に高圧かつ高衝撃
力で衝突するため、結果として、一層高効率な分散なら
びに再凝集回避がなされ、全体の分級収率が一層向上す
る。
【0031】上記装置の分級実施例を示下に示す。スチ
レン−アクリル共重合樹脂85重量%とカーボンブラッ
ク15重量%の混合物をロールミルにて溶融混練し、冷
却固化させた後、ハンマーミルにて粗粉砕した。次に、
この粗粉砕物をジェットミルにて重量平均粒子径9.0
[μm]に微粉砕して微粉砕物を得、この微粉砕物を、
棒状部材16の位置を、接続位置24から半時計回りに
60度の位置とした場合の分級装置にて分級した結果、
重量平均粒子径9.1[μm]、4[μm]以下の極微
粒子の個数含有率8.7%の電子写真トナーを得た。
【0032】(請求項4の発明)図7は、請求項4の発
明の概要を示す要部構成図で、この請求項4の気流式D
S分級装置は、請求項1または2または3の発明に加え
て、棒状部材16の下部からの距離27を(分散室5内
部のセンターコア7の下部位置から)、分散室5から分
級室4に入る通路幅長26の1〜2倍上方に配するよう
にしたものである。この請求項3の発明により、分散室
5を経た分散粒子は通路幅長26を持つ通路幅を通っ
て、分散室5から分級室4へ入射する。この際、本請求
項4の発明により、分散粒子は通路幅で目詰まりを起こ
すこと無く分散室5から分級室4へ送られることが保証
される。この結果、請求項1または2または3の凝集粒
子の分散ならびに分散粒子の再凝集回避に加え、前記分
散粒子の通路幅での目詰まりを回避させることにより、
一層の分散粒子の再凝集回避がなされ、結果として全体
の分級収率が一層向上する。
【0033】上記請求項4の気流式DS分級装置の一実
施例として、棒状部材16の下部からの距離27を(分
散室5内部のセンターコア7の下部位置から)、分散室
5から分級室4に入る通路幅長26の1.5倍上方に配
した気流式DS分級装置を構成した。この構成により、
分散室5における凝集粒子の分散ならびに、再凝集の回
避がなされた粗粒子と微粒子は、センターコア7と分散
室5の間に目詰まりを起こすこと無く、速やかに分散室
5から分級室4へ搬送された。
【0034】上記装置の分級実施例を以下に示す。スチ
レン−アクリル共重合樹脂85重量%とカーボンブラッ
ク15重量%の混合物をロールミルにて溶融混練し、冷
却固化させた後ハンマーミルにて粗粉砕した。次に、こ
の粗粉砕物をジェットミルにて重量平均粒子径9.0
[μm]に微粉砕して微粉砕物を得、この微粉砕物を、
本請求項4の気流式DS分級装置にて分級した結果、重
量平均粒子径9.1[μm]、4[μm]以下の極微粒
子の個数含有率8.5%の電子写真トナーを得た。
【0035】(請求項5の発明)図8は、請求項5の発
明の概要を示す要部構成図で、この気流式DS分級装置
は、請求項4の発明に加え、分散室5に振動手段28を
付加したもので、この請求項5の発明により、分散室5
内部で凝集粒子の分散ならびに再凝集の回避がなされる
とき、振動手段28による分散室5の振動は、分散室5
の内壁を振動させ、さらに分散室5の内壁面上の振動
は、微粒子と分散室5の内壁間の凝集による結合を解
き、かつ、分散室5の内壁面と接触中の凝集粒子間の結
合も解く。また、凝集粒子が分散室5の内壁面と衝突す
る時の衝撃力を増加させ、この結果、高効率な分散なら
びに微粒子付着による生産性の低下が回避でき、結果と
して全体の分級収率が一層向上する。
【0036】請求項5の気流式DS分級装置は、図8に
示したように、動手段として加振器を用いた構成を持つ
もので、この構成により、分散室5内部で凝集粒子の分
散ならびに再凝集の回避がなされるとき、振動手段28
による分散室5の内壁の振動は、微粒子と分散室5の内
壁間の凝集による結合を解き、かつ、分散室5の内壁面
と接触中の凝集粒子間の結合も解く。また、凝集粒子が
分散室5の内壁面と衝突する時の衝撃力を増加させ、こ
の結果、高効率な分散、ならびに、微粒子付着による生
産性の低下を回避でき、結果として全体の分級収率が一
層向上する。
【0037】上記装置の分級実施例を以下に示す。スチ
レン−アクリル共重合樹脂85重量%とカーボンブラッ
ク15重量%の混合物をロールミルにて溶融混練し、冷
却固化させた後ハンマーミルにて粗粉砕した。次に、こ
の粗粉砕物をジェットミルにて重量平均粒子径9.0
[μm]に微粉砕して微粉砕物を得、この微粉砕物を、
本請求項5の気流式DS分級装置にて分級した結果、重
量平均粒子径9.1[μm]、4[μm]以下の極微粒
子の個数含有率8.4%の電子写真トナーを得た。
【0038】(請求項6の発明)図9は、請求項6の発
明の概要を示す要部構成図で、この請求項6の気流式D
S分級装置は、請求項5の発明に加え、振動手段28に
進行波発生手段29を付加させ、分散室5の内壁面に対
し鉛直下向きの進行波振動を生じさせるものである。分
散室5の内壁面に対し鉛直下向きの進行波振動を生じさ
せる方法としては、振動手段28を分散室5の上方に設
け、進行波発生手段29として、パルス波形を生成する
等がある。
【0039】請求項6の発明により、分散室5内部で凝
集粒子の分散ならびに再凝集の回避がなされるとき、進
行波発生手段29から発生した進行波信号は、振動手段
28に伝達され、分散室5の内壁に鉛直下向きの傾行波
振動を発生させる。分散室5の内壁面上の鉛直下向きの
進行波振動は、微粒子と分散室5の内壁間の凝集による
結合を解き、かつ、分散室5の内壁面と接触中の凝集粒
子間の結合も解き、さらに、粗粒子および微粒子の分散
粒子に対し、分散室5から分級室4への搬送も促す。こ
の結果、全体の分配収率が一層向上する。
【0040】請求項6の気流式DS分級装置は、振動手
段28として加振器を分散室5の鉛直上部に配し、これ
に接続する進行波発生手段29としてパルスジェネレー
タを用いたもので、分散室5内部で凝集粒子の分散なら
びに再凝集の回避がなされるとき、進行波発生手段29
であるパルスジェネレータから発生した進行波信号は
(たとえば、連続的にパルス信号を与えること等があ
る)、振動手段28である加振器に伝達され分散室5の
内壁に鉛直下向きの進行波振動を発生させる。分散室5
の内壁面上の鉛直下向きの進行波振動は、微粒子と分散
室5の内壁間の凝集による結合を解き、かつ、分散室5
の内壁面と接触中の凝集粒子間の結合も解き、さらに、
粗粒子および微粒子の分散粒子に対し、分散室5から分
級室4への搬送も促す。この結果、全体の分級収率が一
層向上する。
【0041】上記装置の分級実施例を以下に示す。スチ
レン−アクリル共重合樹脂85重量%とカーボンブラッ
ク15重量%の混合物をロールミルにて溶融混練し、冷
却固化させた後ハンマーミルにて粗粉砕した。次に、こ
の粗粉砕物をジェットミルにて重量平均粒子径9.0
[μm]に微粉砕して微粉砕物を得、この微粉砕物を、
本請求項6の気流式DS分級装置にて分級した結果、重
量平均粒子径9.1[μm]、4[μm]以下の極微粒
子の個数含有率8.3%の電子写真トナーを得た。
【0042】(請求項7の発明)図10は、請求項7の
発明の概要を示す要部構成図で、この気流式DS分級装
置は、請求項6の発明に加え、例えば、もう一組の振動
手段30と進行波発生手段31を分散室5の鉛直下部に
設け、かつ、鉛直上部にある一組の振動手段28と進行
波発生手段29に長時間鉛直下向きの進行波を発生させ
た後、鉛直下部にあるもう一組の振動手段30と進行波
発生手段31に短時間鉛直上向きの進行波を発生させる
ものである。
【0043】請求項7の発明により、分散室5内部で凝
集粒子の分散ならびに再凝集の回避がなされるとき、進
行波発生手段29から発生した進行波信号は、振動手段
28に伝達され分散室5の内壁に鉛直下向きの進行波振
動を長時間発生させる。これにより、微粒子と分散室5
の内壁間の凝集による結合を解き、かつ、分散室5の内
壁面と接触中の凝集粒子間の結合も解き、さらに、粗粒
子および微粒子の分散室5から分級室4への搬送も促
す。さらに進行波発生手段31から発生した進行波信号
は、振動手段30に伝達され分散室5の内壁に鉛直上向
きの進行波振動を短時間発生させる。この短時間の鉛直
上向きの進行波振動は、長時間の鉛直下向きの進行波振
動に対し、突発的な逆向きの振動変化を与え、前記した
微粒子と分散室5の内壁間の凝集による結合に瞬間的に
逆向きの力を与えて一層解き易くさせ、かつ、分散室5
の内壁面と接触中の凝集粒子間の結合にも瞬間的な逆向
きの力を与えることで一層解き易くさせ、さらに、粗粒
子および微粒子の分散室5から分級室4への搬送も一層
促す。この結果、全体の分級収率が一層向上する。
【0044】上記請求項7の気流式DS分級装置は、2
組の振動手段28と進行波発生手段29、振動手段30
と進行波発生手段31を持ち、振動手段28として加振
器を分散室5の鉛直上部に配し、これに接続する進行波
発生装置29としてパルスジェネレータを用い、さら
に、振動手段30として別の加振器を分散室5の鉛直下
部に配し、これに接続する進行波発生手段31として別
のパルスジェネレータを用いたもので、この構成によ
り、分散室5内部で凝集粒子の分散ならびに再凝集の回
避がなされるとき、進行波発生手段29であるパルスジ
ェネレータから発生した進行波信号は(たとえば、連続
的にパルス信号を与えることなどがある)、振動手段2
8である加振器に伝達され分散室5の内壁に鉛直下向き
の進行波振動を発生させる。分散室5の内壁面上の鉛直
下向きの進行波振動は、微粒子と分散室5の内壁間の凝
集による結合を解き、かつ、分散室5の内壁面と接触中
の凝集粒子間の結合も解き、さらに、粗粒子および微粒
子の分散室5から分級室4への搬送も促す。さらに、進
行波発生手段31である別のパルスジェネレータから発
生した進行波信号は(たとえば、連続的なパルス信号を
付与することなどができる)、振動手段30である別の
加振器に伝達され分散室5の内壁に鉛直上向きの進行波
振動を前記鉛直下向きの進行波振動よりも短時間だけ発
生させる。この短時間の鉛直上向きの進行波振動は、長
時間の鉛直下向きの進行波振動に対し、突発的な逆向き
の振動変化を与えるため、前記した微粒子と分散室5の
内壁間の凝集による結合を一層解き易くさせ、かつ、分
散室5の内壁面と接触中の凝集粒子間の結合も一層解き
易くさせ、さらに、粗粒子および微粒子の分散室5から
分級室4への搬送も一層促す。この結果、全体の分級収
率が一層向上する。
【0045】上記装置の分級実施例を以下に示す。スチ
レン−アクリル共重合樹脂85重量%とカーボンブラッ
ク15重量%の混合物をロールミルにて溶融混練し、冷
却固化させた後ハンマーミルにて粗粉砕した。次に、こ
の粗粉砕物をジェットミルにて重量平均粒子径9.0
[μm]に微粉砕して微粉砕物を得、この微粉砕物を、
本請求項7の気流式DS分級装置にて分級した結果、重
量平均粒子径9.1[μm]、4[μm]以下の極微粒
子の個数含有率8.1%の電子写真トナーを得た。
【0046】
【発明の効果】分級室内に流入する二次空気流が粉体材
料を旋回状に半自動流動させる際、該粉体材料中の粗粒
子と微粒子に対して働く遠心力及び向心力が異なること
を利用する分級原理を用いる気流式DS分級装置におい
ては、分散室で凝集粒子の分散ならびに、分散粒子の再
凝集回避を可能とさせ、次工程である分配室での分級工
程へ分散粒子を速やかに送る必要がある。請求項1の発
明によると、分散室内壁面に凹凸を与えて旋回中の粒子
に対して衝突による微振動を与えることができ、これに
より凝集粒子の分散性を増加させ、さらに分散粒子の再
凝集も抑えることが可能となり、分級の高効率化が図れ
る。
【0047】請求項2の発明によると、請求項1の効果
に加えて、微粒子が入り込む可能性のある隙間が無くな
り、微粒子の付着の回避ならびに、分級性の向上が一層
図れる。
【0048】請求項3の発明によると、請求項2の効果
に加えて、分散室内壁面に与える凹凸の最適位置が示さ
れ、分散条件の最適化の設定が可能となる。
【0049】請求項4の発明によると、請求項1または
請求項2または請求項3の効果に加えて、粒子の分散室
から分級室への通路を確保することができ、粒子の搬送
性が一層向上し、一層の分級の高効率化が図れる。
【0050】請求項5の発明によると、請求項4の効果
に加えて、分散室内壁面の振動により、凝集粒子に対す
る分散性の一層の向上、及び、分散粒子の再凝集性の一
層の低下、及び、粒子搬送性の一層の向上が可能とな
り、一層の分級の高効率化が図れる。
【0051】請求項6の発明によると、請求項5の効果
に加えて、分散室の内壁面に鉛直下方の進行波振動を与
えることにより、粒子の搬送性の一層の向上が可能とな
り、一層の分級の高効率化が図れる。
【0052】請求項7の発明によると、請求項6の効果
に加えて、分散室の内壁面に瞬間的な鉛直上向きの進行
波振動を与えることにより、凝集粒子の分散性の一層の
向上、及び、分散粒子の再凝集性の一層の低下、及び、
粒子搬送性の一層の向上が可能となり、一層の分級の高
効率化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による気流式DS分級装置を説明する
ための要部概略構成図である。
【図2】 請求項1の気流式DS分級装置の一実施例を
説明するための要部構成図(平面図)である。
【図3】 請求項2の発明の概要を示す要部構成図であ
る。
【図4】 請求項2の気流式DS分級装置の一実施例を
説明するための要部構成図(平面図)である。
【図5】 請求項3の発明の概要を示す要部構成図であ
る。
【図6】 請求項3の気流式DS分級装置の一実施例を
説明するための要部構成図である。
【図7】 請求項4の発明の概要を示す要部構成図であ
る。
【図8】 請求項5の発明の概要を示す要部構成図であ
る。
【図9】 請求項6の発明の概要を示す要部構成図であ
る。
【図10】 請求項7の発明の概要を示す要部構成図で
ある。
【図11】 気流式DS分級装置の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
4…分級室、5…分散室、6…分散室流入口、7…セン
ターコア、14…旋回気流、15…中心軸、16…棒状
部材、17…流れ、18…狭所、19…90度絶対位
置、21…180度絶対位置、22…270度絶対位
置、23…曲面形状柱又は三角柱部材、24…接続位
置、25…流れ17の方向パターン、26…通路幅長、
27…棒状部材16の下部からの距離、28…振動手
段、29…進行波発生手段、30…振動手段、31…進
行波発生手段、32…流路幅、33…突き出し長。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体材料と一次空気流との混合流体を装
    置上部の円筒形状を有した分散室に該円筒形状の接線方
    向から導入し、その後、分散室下部に位置し、かつ、上
    側はセンターコア、下側はセパレーターコア、側面側は
    二次空気流が流入する二次空気流入口から構成された分
    級室に導入して、該粉体材料を気流により粗粒子及び微
    粒子に分離する気流式DS分級装置において、分散室内
    壁に一つあるいは複数の棒状部材を鉛直軸方向に設け、
    かつ、該棒状部材断面積を前記分散室に接線方向から導
    入する混合流体流路断面積よりも著しく小さくしたこと
    を特徴とする気流式DS分級装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の気流式DS分級装置におい
    て、棒状部材が分散室内壁と接する部分の縁が曲面形状
    であることを特徴とする気流式DS分級装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の気流式DS分級装置
    において、分散室の中心軸を中心に回転する方向に対
    し、分散室の接線方向の流入口と分散室との接続位置か
    ら90度下流位置までに、少なくとも一つの棒状部材位
    置を有することを特徴とする気流式DS分級装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2または3の気流式DS
    分級装置において、棒状部材下端位置が、センターコア
    下部位置から混合流体が分散室から分級室へ入る通路幅
    長の1ないし2倍以内鉛直上方に配したことを特徴とす
    る気流式DS分級装置。
  5. 【請求項5】 請求項4の気流式DS分級装置におい
    て、分配室壁面に振動手段を付加したことを特徴とする
    気流式DS分級装置。
  6. 【請求項6】 請求項5の気流式DS分級装置におい
    て、鉛直方向進行波生成手段を付加したことを特徴とす
    る気流式DS分級装置。
  7. 【請求項7】 請求項6の気流式DS分級装置におい
    て、長時間の鉛直下向き進行波、および、短時間の鉛直
    上向き進行波の連続的な変化を付与したことを特徴とす
    る気流式DS分級装置。
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