JPH1110059A - 多色塗装方法 - Google Patents

多色塗装方法

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JPH1110059A
JPH1110059A JP17759797A JP17759797A JPH1110059A JP H1110059 A JPH1110059 A JP H1110059A JP 17759797 A JP17759797 A JP 17759797A JP 17759797 A JP17759797 A JP 17759797A JP H1110059 A JPH1110059 A JP H1110059A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、二種類の異なる混合材を、散布して
多色状模様塗膜を形成するに際し、散布により形成され
る混合材のゾーンの独立性が高く、またそれらゾーンの
偏りを生じない塗装スプレーガンを用いた塗装方法を得
ることが目的である。 【解決手段】混合材タンクの最大開口径に対する混合材
導入管開口径、エアー導入管開口径、噴射口チップ口径
を特定の比率にした一機の単頭スプレーガンのタンクお
よび混合材流動経路を左右に仕切り、仕切られた各部
に、特定粘度の混合材をそれぞれ投入して、比較的低圧
にて塗装を行うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物や土木構造
物などの内外壁面に対し、多彩色状から大理石、御影石
等の自然石調までの多色状意匠を呈する塗膜を、特定の
混合材、スプレーガンを用いて、特定条件にて形成する
塗装方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、建築物や土木構造物の内外壁面に、
美観を付与すべく、異色の骨材を混合した混合材を塗装
して、多彩状模様を形成することが行われていた。この
ような多彩状模様は、骨材の色による多彩性を生かした
ものであるため、大柄模様を形成させる場合には、骨材
の粒度を大きくする以外に方法がなく、おのずと限界を
生じていた。
【0003】これに対して、多色状、すなわち大小さま
ざまな異色のゾーンが個々に散らばった模様状の塗装
は、大柄模様を形成することが可能となるため、最近は
よく用いられている。このような多色状の塗装には、各
々のゾーンに対応する混合材を比較的混合しないような
状態で散布塗付することが必要である。
【0004】一般にこのようなゾーンを散布させる塗装
方法にはスプレーガンによる吹付塗装が用いられるが、
このような各々のゾーンに対応する混合材を比較的混合
しないようにするにはそれなりの工夫が必要であった。
【0005】まず、用いられる混合材が、顔料によって
着色されたものの場合は、スプレーガンの混合材を入れ
るタンクに、複数の混合材を入れるとタンク内で混合さ
れやすく、各々の中間の色相が不均一に発生し、全体と
して均一な塗膜を形成することが困難となっていた。
【0006】一方、用いられる混合材が、着色骨材を用
いたものの場合は、顔料で着色したもののように異色の
混合材が混合することは少ないが、各混合材中の着色骨
材が入り交じって、前述の多彩状模様と同様になり、や
はり異色のゾーンを形成することが困難となっていた。
【0007】これに対して、複数のスプレーガンにそれ
ぞれ異色の混合材を準備して、各々を交互または同時に
吹き付ける方法が行われたが、個々のスプレーガン動き
に違いが生じて、いずれも各混合材の散布状態に偏りを
生じ、仕上がり後の塗膜が不自然な感じとなってしまっ
たり、塗装むらが発生しやすくなる。
【0008】これに対して、特開昭58−119376
号公報や特公平5−9587号公報に記載の方法のよう
に、一機のスプレーガンの異なるタンクに異色の混合材
を入れ、それぞれ異なる吹き付け口より噴射する方法に
より、複数機のスプレーガンを用いた場合のような、各
スプレーガンの動きの違いによる、各混合の散布状態の
偏りを生じることはなくなった。
【0009】しかしながら、複数タンクと複数吹き付け
口を有するスプレーガン(以下、「多頭スプレーガン」
という。)は、その構造から、一つのタンクと一つの吹
き付け口を有するスプレーガン(以下、「単頭スプレー
ガン」という。)の複数機に相当する重量を有すること
になり、塗装作業時の移動には非常に重いという欠点を
有していた。
【0010】また、吹き付け口それぞれにスプレーエア
ー圧の調整を行わなければならず、各エアー圧に大きな
差を生じた場合は、各混合材の散布状態に偏りを生ずる
こともあった。
【0011】また、各吹き付け口が左右方向に並んでい
るため、多頭スプレーガン自身を左右に動かして塗装を
行った場合は、右に動かした場合は、最も左に位置する
吹き付け口から噴射された混合材が、最も表面に積層吹
き付けされることになり、逆に左に動かした場合は、最
も右に位置する吹き付け口から噴射された混合材が、最
も表面に積層吹き付けされることになる。したがって、
全体としては縞模様の塗膜意匠が形成されてしまった。
【0012】これに対して、特公平6−85909号公
報記載の方法のように、単頭スプレーガンのタンクを四
つに仕切り、各仕切りの第1象限と第3象限に一種の混
合材、第2象限と第4象限に異色の他の混合材を入れ
て、吹き付け塗装することにより、左右に動かして塗装
した場合の縞模様の発生を防止することが可能となっ
た。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな一機の単頭スプレーガンのタンクを四分割して、そ
の第1、第3象限に一種の混合材を入れ、第2、第4象
限に異色の他の混合材を入れる方法は、混合材のタンク
への投入の際に非常に手間であるという問題があった。
【0014】また、タンクのみを四分割しており、その
後、噴射口に至るまでの経路を分割していないので、噴
射口から混合材が噴射されるまでの間に、異色の混合材
同士が比較的混ざり合いやすい状態、すなわち4分の1
づつの混合材が、異色の他の混合材との接触面を水平、
垂直の二面において有している状態で、吹き付けされる
ため、各混合材粒子の異色のゾーンが比較的混ざり合っ
た状態にて塗膜として形成され、不均一混合多色状態と
も言うべき意匠感となる為、全体としてすこしぼやけた
感じに仕上がってしまうという問題があった。
【0015】このような不均一混合多色状態は、タンク
の仕切りを少なくして、異色混合材同士の接触面の数を
少なくすれば改善できることが明白ではあるが、逆にタ
ンクの仕切りを少なくすると、塗装により形成される塗
膜に前述のような縞模様の発生を生じていた。
【0016】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、一機の単頭スプレーガンのタンクを最低限(二
つ)に仕切り、仕切られた各部に、それぞれ異色の混合
材を投入して塗装を行っても、形成される塗膜におい
て、縞模様の発生がなく、異色の混合材粒子のゾーン
が、独立して偏りなく散布された多色状模様となる塗装
方法およを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明者らはこのような
課題を解決するために、鋭意検討の結果、吹き付けエア
ー圧をあまり大きくせずに、混合材を粒子化することに
より、混合材の広範囲の散らばりを防止することがで
き、結果として独立して偏りなく散布された多色状模様
を形成できることに想到した。
【0018】すなわち、塗装用スプレーガンでは混合材
が、吹き付けエアー噴射口周辺から混合材噴射口に至る
間において、極力摩擦抵抗を生じないようにするため、
混合材を導入する管の口径を、混合材溜めタンクAから
混合材が流入する開口径に対して、混合材が流出する部
分の開口径があまり小さくならないようにした。さら
に、吹き付けエアー噴射口は、混合材を導入する管の、
混合材が流出する開口径に対して、比較的大きな開口径
とすることで、単位時間あたり、低圧でも比較的高容量
のエアーが混合材に加えられるような構造とした。さら
に、このような塗装用スプレーガンにおいて、特定粘度
の異色の混合材を比較的低いスプレー用圧縮エアー圧に
て塗装を行う以下に列挙される各々の発明である。
【0019】1.混合材タンクA、混合材タンクA底部
に連なり、両端部開口径が異なる異形エルボ状混合材導
入管B、異形エルボ状混合材導入管Bの先端開口部に取
り付ける噴射口チップC、異形エルボ状混合材導入管B
中心軸に沿って挿入され、異形エルボ状混合材導入管B
後部壁面を貫通するエアー導入管Dから形成され、混合
材タンクAの開口部最大口径に対して、異形エルボ状混
合材導入管Bの大口径側の口径が40〜75%、異形エ
ルボ状混合材導入管Bの両端開口径比率が、大口径側に
対して40〜100%、異形エルボ状混合材導入管B全
体の屈曲角度が60゜〜90゜、開口部が上向き、かつ
先端開口部が小口径となるように混合材タンクA底部に
懸持されており、エアー導入管Dの先端開口径が、異形
エルボ状混合材導入管Bの先端開口径に対して、5〜2
0%の口径であり、混合材タンクAから異形エルボ状混
合材導入管先端開口部までの経路において、噴射方向に
対して左右に区画する仕切板Eが設けられている多色塗
装用単頭スプレーガンの、分割されたタンクのそれぞれ
に、合成樹脂エマルションと、単色または複数色の着色
骨材及び/又は自然石粉砕物を用いて、全体として異な
るものであると認識可能な程度の、色相差、明度差、彩
度差、模様の違いの少なくとも何れかを有する粘度が1
0〜100Pa・sの混合材を入れ、スプレー用圧縮エ
アー圧を250〜600kPaとして塗装することを特
徴とする多色塗装方法。
【0020】2.前述1.の多色塗装用単頭スプレーガ
ンの、噴射口チップCの口径が、異形エルボ状混合材導
入管Bの先端開口径に対して、20〜50%の口径であ
ることを特徴とする多色塗装方法。
【0021】
【発明の実施の態様】以下、本発明の実施の態様につい
て具体的に述べる。まず、本発明で用いる多色塗装用単
頭スプレーガン(以下、「本スプレーガン」という。)
は、図1から図6に示した構造となっている。
【0022】本スプレーガンの混合材タンクAは、合成
樹脂と着色骨材を含有する高粘度混合材の異色のものを
それぞれ保管するように、図1のように仕切板Eによっ
て、混合材の噴射方向に対して、左右に分割され、その
底部は開口して図2のように異形エルボ状混合材導入管
Bへと連なっている。この混合材溜めは、混合材を投入
し、該混合材がスムーズに噴射口に向かって流動するも
のであれば、その形状を特に限定するものではないが、
取り扱いの点や、投入した混合材が均一に流動すること
を考慮した場合には、円筒形状や逆円錐形状が好まし
い。特に、混合材を溜める容量と、混合材の流動性のバ
ランスを考慮した場合には、上部が円筒形状、下部が逆
円錐形状となっているものが好ましい。
【0023】異形エルボ状混合材導入管Bは、混合材タ
ンクAから流入する混合材をスムーズに噴射口へと誘導
するものである。これは、その両端開口部のうち、大口
径部が混合材タンクAと連なり、小口径部は開口部が上
向きになるように、混合材タンクAに懸持されている。
異形エルボ状混合材導入管Bの屈曲角度は、60°〜9
0°であるが、この角度より小さいと混合材にかかる重
力が大きくなりすぎ、本考案の特徴である比較的低圧に
て高粘度混合材を塗装するという目的が達成し難くな
る。また、逆にこの角度より大きいと噴射された混合材
が水平方向以下に飛散するため、壁面上部への塗装など
混合材を水平方向より上に塗装しづらくなる。
【0024】異形エルボ状混合材導入管Bの大口径側
は、混合材タンクAの最大口径に対して40〜75%の
口径であり、両開口径の比率は、大口径側に対して40
〜100%であるが、これより小さくなると(すなわ
ち、大口径部に対して小口径部が非常に小さくなる
と、)、混合材導入管B内部での混合材に対する摩擦が
大きくなり、低圧にて噴射することが困難になる。一
方、これより比率が大きくなると(すなわち、大口径部
と小口径部が逆転すると、)、混合材の噴射がしづらく
なる。
【0025】次に、混合材の噴射口チップCは、異形エ
ルボ状混合材導入管Bの先端開口部に取り付け、混合材
の噴射角度や混合材粒子のちらばりを調整するものであ
るが、その口径や形状は特に限定されるものではない。
また、その取り付け方法も図3のように螺合等適宜の固
定方法によればよい。但し、混合材の粒子単位を比較的
に大きくしたい場合には、異形エルボ状混合材導入管B
の先端開口径に対して、20〜50%の口径であること
が望ましい。
【0026】次に、エアー導入管Dは、混合材を噴射さ
せるための圧縮エアーを外部コンプレッサーより誘導す
るものである。異形エルボ状混合材導入管Bの先端開口
部側にて開口し、異形エルボ状混合材導入管Bの中心軸
に沿って挿入され、異形エルボ状混合材導入管Bの後部
壁面を貫通している。開口部位置は、異形エルボ状混合
材導入管Bの先端開口部周辺であるが、先端開口部より
若干内部に入っていても、噴射口チップC方向に飛び出
ていてもよい。また、このような開口部位置を適宜調整
できることがより望ましい。但し、エアー導入管Dの開
口径は、異形エルボ状混合材導入管Bの先端開口径に対
して、5〜20%でなければならない。これより開口径
が小さいと、エアーを低圧にした場合に、混合材を噴射
することが困難になる。一方これより大きいと、エアー
圧が分散してしまい、混合材に均一な圧力を加えること
ができなくなり、吹きつけムラを生じることになる。
【0027】次に本スプレーガンは、図1および図5の
ように、混合材タンクAを左右に分割する仕切板Eは、
混合材タンクAから異形エルボ状混合材導入管B先端開
口部までの経路も噴射方向に対して左右に分割してい
る。特に、エアー導入管Dの部分では、図2および図4
のように仕切板Eがエアー導入管Dを挟むように上下か
ら延び、エアー導入管Dに固定されている。この仕切板
Eは異色の混合材が、混合材タンクA内及び異形エルボ
状混合材導入管B内にて混合しないようにする目的で設
けられるものである。但し、このような仕切板Eは、異
形エルボ状混合材導入管Bの先端開口部を超えてはなら
ない。また、エアー導入管Dの開口部よりも前方に出て
はならない。これは、仕切板Eがエアー導入管Dの開口
部より前方へ出た場合、混合材に均一な圧力を加えるこ
とができなくなり、吹きつけムラを生じることになるか
らである。
【0028】本スプレーガンでは混合材タンクAの最大
口径に対して、混合材タンクAに連なる異形エルボ状混
合材導入管Bの開口径と、先端部開口径の比率を規定
し、さらに先端開口部径に対して、エアー導入管Dの開
口径の比率を規定している。通常混合材タンクAの大き
さは、投入する混合材の重量や容量によってほぼ決定さ
れるため、これらの開口径は適宜決定されることにな
る、この場合に、本発明のような開口径比率にすると、
混合材を比較的低圧のエアーで噴射しても、十分混合材
が粒子化され、また、低圧エアーのために、混合材粒子
ゾーンが大きく、かつ、あまり散らばることなく吹き付
けされるため、単頭の塗装用スプレーガンであっても、
異色の混合材粒子ゾーンが混じりあうことなく塗装され
る。
【0029】本スプレーガンは、塗装時の操作性向上の
ために、取っ手を設ける。この場合取っ手は、混合材タ
ンクAの外側面の、噴射口と反対方向に一個、もしくは
混合材タンクAの外側面の混合材噴射方向に対して左右
にそれぞれ設けてもよい。
【0030】さらに本スプレーガンでは、コンプレッサ
ーから図7のエアー導入管Dの外部開口端にゴムホース
等によって圧縮エアーを導入するが、ゴムホースの途中
に開閉バルブを設けて、エアーの通過、停止により吹き
付けの開始、停止をさせることが可能である。このよう
な開閉バルブは適当な位置に設ければよいが、塗装作業
の妨げにならないように、先の取っ手部分に取り付けて
もよい。
【0031】本発明では、本スプレーガンを用いて、異
色の混合材を吹き付け塗装して多色状模様の塗膜を形成
する。
【0032】ここで混合材とは、合成樹脂エマルション
と、着色骨材または自然石粉砕物の何れか、もしくは両
方を混合したものを含有することが特徴であり、着色骨
材や自然石粉砕物は、単色または複数色を混合したもの
でもよい。
【0033】このような合成樹脂エマルションとして
は、重合性不飽和二重結合を有するモノマーをエマルシ
ョン重合して得られるもの、または、あらかじめ合成し
た樹脂を、水系分散媒に乳化剤を使用して乳化したもの
のいずれでもよく、反応硬化形架橋タイプ、すなわちエ
マルション粒子内部で自己架橋するタイプや、架橋剤を
加えて、架橋反応をさせる二液硬化タイプでもよい。さ
らに粉末型のエマルションも使用可能である。ただし、
粉末型の場合は使用時に水の添加が必要となる。
【0034】これらの合成樹脂エマルションの種類とし
ては、ポリ酢酸ビニル系、ポリアクリル酸エステル系、
アクリル酸エステル−スチレン重合体系、エチレン−酢
酸ビニル共重合体系、酢酸ビニル−アクリル酸エステル
共重合体系、エチレン−塩化ビニル共重合体系、酢酸ビ
ニル−ベオバ共重合体系等のうち少なくとも1種類以上
を使用する。
【0035】次に着色骨材としては、珪砂、寒水石、陶
磁器破砕粉等の一般的に混合材に用いられる骨材の表面
にコーティングしたり、顔料と共に焼成したりして着色
したものが用いられる。
【0036】一方、自然石粉砕物は、玄武岩、安山岩、
流紋岩、花崗岩等の火成岩や、砂岩、泥岩、石灰岩等の
堆積岩や、これらが熱や圧力で変成した変成岩等の他
に、珊瑚や琥珀等の粉砕物まで包含する。
【0037】これらの着色骨材、自然石粉砕物の粒径
は、0.1〜5mm程度のものが、混合材を適正粘度と
する場合に好適に使用される。また、この粒径の場合
に、形成される塗膜における、異色の混合材粒子ゾーン
の独立性が高くなる。
【0038】混合材における、合成樹脂エマルションと
着色骨材ないしは自然石粉砕物の配合比率は、合成樹脂
エマルションの固形分100重量部に対して、着色骨
材、自然石粉砕物の合計で、500〜1000重量部で
あることが望ましい。このような混合比率にすること
で、混合材が本スプレーガンによって塗装する場合に適
正な粘度、粘性としやすくなる。
【0039】本発明の混合材には、前述の合成樹脂エマ
ルション、着色骨材または自然石粉砕物の何れか、もし
くは両方以外にも、通常混合材に配合する無機、有機の
顔料、各種充填材や、粘性調整剤、乾燥調整剤、造膜助
剤、消泡剤、分散剤、防腐剤、防かび、防藻剤等の添加
剤を適宜配合することができる。
【0040】本発明の混合材において異色とは、必ずし
も単なる色相が異なるという意味ではなく、色相差、明
度差、彩度差、模様の違いの少なくとも何れかによっ
て、異なる混合材であると認識できる程度の状態をい
う。
【0041】このような異色の混合材を、混合材タンク
Aを左右に仕切ったのみのスプレーガンにて塗装した場
合は前述の従来技術のように、各々の混合材はそれぞれ
左右に散らばる傾向があり、吹き付け塗装範囲の最左部
には左の混合材の粒子ゾーンのみが、最右部には右の混
合材の粒子ゾーンのみが生じることになる。
【0042】このような状態でスプレーガンを上下に移
動して塗装すると最左部と最右部の混合材の縦縞が目立
つ、偏った模様が形成される。
【0043】また、スプレーガンを左右に移動して塗装
すると、左から右へ移動の場合には、左の混合材が最も
表面に積層塗付された模様が形成され、右から左への移
動の場合には、右の混合材が最も表面に積層塗付された
模様が形成されることになり、結果として横縞の目立
つ、偏った模様が形成される。
【0044】しかしながら本発明の塗装方法において
は、本スプレーガンを用いて、さらに混合材の粘度を1
0〜100Pa・sとし、スプレー用圧縮エアー圧を2
50〜600kPa、さらに好ましくは250〜450
kPaと比較的低くすることにより、混合材粒子の散ら
ばりが少なくなり、結果として独立して偏りなく散布さ
れた多色状模様を形成できる。
【0045】本発明の塗装方法では、着色骨材および自
然石粉砕物の粒径や種類、または噴射口チップの口径を
適宜選択することによって、多色状のゾーンが比較的微
少な状態の多彩模様から、多色状のゾーンが比較的大柄
の多彩模様までを形成できる。特に大柄のものはその色
相によって、大理石や御影石調の意匠を現出することが
できるものである。
【0046】
【実施例】本発明の効果を明確にするために、以下に本
発明以外のスプレーガンを用いた塗装方法にて比較試験
を行った。
【0047】<混合材の調整> 混合材1 表1に示した各材料を使用して、表2の配合にて混合材
を製造した。手順は撹拌タンク中に、合成樹脂エマルシ
ョンを投入し、撹拌を行いながら各種添加剤を配合し、
続いて着色骨材等の粒状物を順に混合した。このように
して製造した混合材1は、その粘度が50Pa・s /
20℃であった。
【0048】混合材2〜混合材4 混合材1と同様にして、表1の各材料を表2の配合にて
混合し、各混合材を製造した。製造された混合材の粘度
は、表2に示したようになった。
【0049】<塗装用スプレーガンの仕様> 本スプレーガン 図1およびその側面から見た図2に示した本スプレーガ
ンにおいて、混合材タンクAの開口部を18cm、異形
エルボ状混合材導入管Bの開口部径が大きい方を10c
m、小さい方を6cmとし、異形エルボ状混合材導入管
Bの屈曲角度が70°、エアー導入管Dの開口部径が8
mm、噴射口チップCの口径を15mmとした。
【0050】二分割単頭スプレーガン 図7の混合材タンクFを二分割した単頭スプレーガンに
おいて、混合材タンクFの開口部を18cm、異形エル
ボ状混合材導入管Bの開口部径が大きい方を6cm、小
さい方を4cmとし、異形エルボ状混合材導入管Bの屈
曲角度が70°、エアー導入口Dの先端開口部径が5m
m、噴射口チップCの口径を15mmとした。
【0051】双頭スプレーガン 図8に示したような完全に独立した二個の混合材タンク
Jのそれぞれに、独立した吹き付け口を有する双頭スプ
レーガンにおいて、それぞれのタンクJの容量が250
0cc、混合材導入管Lの先端開口部口径を4cm、エ
アー導入管Mの先端開口部径を2mm、噴射口チップK
の口径を8mmとした。
【0052】四分割単頭スプレーガン 図9に示したような、混合材タンクNを四分割したスプ
レーガンにおいて、分割されたタンクNの開口部径は1
8cm、混合材導入管Oの先端開口部径を6cm、圧縮
エアー導入管Pの開口部径を5mm、チップQの口径を
15mmとした。
【0053】<比較試験方法>表2に示した各混合材
を、表3のような組み合わせによって、各塗装スプレー
ガンのタンクに投入し、1m角のフレキシブルボード表
面に、上下方向にスプレーガンを移動しながら全面塗装
を行った。また、別のフレキシブルボード表面に、左右
方向にスプレーガンを移動しながら全面塗装を行った。
但し、四分割単頭スプレーガンの場合には、混合材の一
方を四分割タンクの対角線上に位置する二つのタンクに
投入し、残りの二つのタンクに他の混合材を投入して塗
装を行った。
【0054】このようにして塗装を行ったフレキシブル
ボードを、一週間乾燥養生して、その表面に形成された
大柄の模様または多彩模様を目視して、各混合材が散布
されて形成されているゾーンが、塗膜全体として一方の
混合材の方に偏っていないかを観察した。また、同様に
目視にてゾーンが、塗膜全体にわたって独立性が高い
か、反対に混合材同士で混ざり合いが生じているかどう
かを観察した。
【0055】また、混合材のタンクへの投入から塗装終
了までの、作業性の良好性についてタンクへの混合材の
投入しやすさや、圧縮エアー圧の調整具合、塗装作業時
のガンの重量感、塗装しやすさを基本として判断した。
【0056】評価方法は以下のようにした。 (ゾーンの偏り) ◎:全く偏りなし、○:概ね偏りなし、△:若干偏り有
り、×:非常に偏り有り (ゾーンの独立性) ◎:独立性良好 ○:ほぼ独立、△:比較的混合有り、
×:非常に混合有り (作業性) ◎:作業性非常に良好、○:作業性良好、△:作業性悪
い、×:作業性非常に悪い 試験の結果を表4に示した。
【0057】(実施例1)表4の結果のように、本スプ
レーガンを使用して、上下方向へスプレーガンを移動し
ながらの塗装の場合には、ゾーンの偏りが全くなく、ゾ
ーンの独立性も非常に高い、大柄の多色模様を形成する
ことができた。左右方向の移動の場合には、混合材のゾ
ーンは全くとは言えないが概ね偏りなく仕上ることがで
きた。作業性については特に問題がなく良好であった。
【0058】(実施例2)表4の結果のように、本スプ
レーガンを使用して、上下方向へスプレーガンを移動し
ながらの塗装の場合には、ゾーンの偏りがなく、ゾーン
の独立性も非常に高い、大柄の多色模様を形成すること
ができた。また、左右方向の移動の場合にも概ね偏りが
なく、ゾーンほぼ独立状態の大柄模様を形成することが
できた。作業性に関しても特に問題がなく良好であっ
た。
【0059】(比較例1)表4の結果のように、二分割
単頭スプレーガンを使用して塗装した場合には、このス
プレーガンの混合材導入管Gの混合材タンクFに連なる
開口部径が、本発明が規定する範囲より小さいため、混
合材導入管G内部での混合材に対する摩擦が大きくな
り、低圧にて噴射した場合混合材が十分に散らばって噴
射されず、上下方向、左右方向ともに混合材が比較的に
混合した状態に仕上がった。また、左右方向の移動の場
合には、混合材のゾーンに若干の偏りを生じた。作業性
については、噴射口から混合材が十分な勢いにて噴射さ
れない為に広範囲に塗装を行い難い傾向であった。
【0060】(比較例2)表4の結果のように、双頭ス
プレーガンを使用して、上下方向へスプレーガンを移動
しながらの塗装の場合には、ゾーンの偏りがなく、ゾー
ンの独立性も非常に高い、大柄の多色模様を形成するこ
とができた。しかしながら、左右方向の移動の場合に
は、混合材のゾーンに若干の偏りを生じた。作業性につ
いては、各吹き付け口に通じる圧縮エアー導入管Mのエ
アー圧双方のバランスを調整することに非常に手間が掛
かり、塗装時には双頭スプレーガンが非常に重量感があ
り重く感じた。
【0061】(比較例3)表4の結果のように、四分割
単頭スプレーガンを使用した場合、上下、左右何れの方
向においても、混合材のゾーンの偏りは見られなかっ
た。しかしながら、各ゾーンの独立性は非常に低く、比
較的に両方の混合材が混ざっていた。また、作業性につ
いては、四分割されたタンクの、対角線上に位置するタ
ンクに一種の混合材を入れ、他のタンクに他方の混合材
を入れる操作は非常に煩雑であり、一つ一つのタンクの
上部開口部が小さいため、混合材の投入に手間がかかっ
た。
【0062】(比較例4)表4の結果のように、二分割
単頭スプレーガンを使用した場合、スプレーガンの混合
材導入管Gの混合材タンクFに連なる開口部径が、本発
明が規定する範囲より小さいため、混合材導入管G内部
での混合材に対する摩擦が大きくなるが、比較例1より
も各混合材の粘度が低い為、各混合材が左右に広がって
噴射され、散布された混合材の最左部と最右部は、それ
ぞれの混合材のみのゾーンが形成される状態となった。
この状態で左右方向に塗装を行うと左から右への移動の
場合には、左のタンクに投入した混合材のゾーンが目立
ち、右から左への移動の場合には、右のタンクに投入し
た混合材のゾーンが目立つことになり、これを繰り返す
と横縞模様を形成することになった。また、各混合材の
ゾーンは混合材が散らばりすぎて、独立性の劣るもので
あった。作業性については、ゾーンの偏りを調整すべく
重ね吹きを繰り返す必要があり、非常に効率の悪いもの
であった。
【0063】(比較例5)表4の結果のように、双頭ス
プレーガンを使用して、上下方向へスプレーガンを移動
しながらの塗装の場合には、ゾーンの偏りがなく、ゾー
ンの独立性も比較的高い、微細なゾーンが散布された多
彩模様を形成することができた。しかしながら、左右方
向の移動の場合には、比較例2よりも各混合材の粘度が
低い為、各混合材が左右に広がって噴射され、散布され
た混合材の最左部と最右部は、それぞれの混合材のみの
ゾーンが形成される状態での塗装となる為、左から右へ
の移動の場合には、左のタンクに投入した混合材のゾー
ンが目立ち、右から左への移動の場合には、右のタンク
に投入した混合材のゾーンが目立つことになり、これを
繰り返すと横縞模様を形成することになった。作業性に
ついては、各吹き付け口に通じる圧縮エアー導入管Mの
エアー圧双方のバランスを調整することに非常に手間が
掛かり、塗装時には双頭スプレーガンが非常に重量感が
あり重く感じた。
【0064】(比較例6)表4の結果のように、四分割
単頭スプレーガンを使用した場合、上下、左右何れの方
向においても、混合材のゾーンの偏りは見られなかっ
た。しかしながら、各ゾーンの独立性はあまり高くな
く、部分的に両方の混合材が混ざっており、各ゾーンが
微細なこととも相まって、多彩模様感が失われて単色の
塗膜のような感じに仕上がった。また、作業性について
は、四分割されたタンクの、対角線上に位置するタンク
に一種の混合材を入れ、他のタンクに他方の混合材を入
れる操作は非常に煩雑であり、一つ一つのタンクの上部
開口部が小さいため、混合材の投入に手間がかかった。
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【0065】
【発明の効果】本発明は、色相差、明度差、彩度差、模
様の違いの少なくとも何れかによって、全体として異な
るものであるとの認識が可能な二種類の混合材を使用し
て、一機の単頭スプレーガンのタンクを最低限(二つ)
に仕切り、仕切られた各部に、それぞれの混合材を投入
して塗装を行うものである。特に本スプレーガンにおい
ては、異形エルボ状混合材導入管Bが、混合材タンクA
の開口径に比較して太く、また、エアー導入管Dの開口
径も比較的大きいため、エアー圧を比較的低くして、吹
き付けが可能となり、特定粘度の混合材を使用して、こ
のような塗装方法により形成される塗膜においては、二
種類の混合材のゾーンが偏りなく散布塗付され、なおか
つ、各ゾーンが混じり合わず、非常に独立性の高い多色
状模様となる。また、そのような塗装に用いる本スプレ
ーガンは、タンクが左右に分割されている以外は非常に
シンプルな構造であり、従来形の双頭スプレーガンをは
じめとする多頭スプレーガンのような、複数の吹き出し
口と、それに対応する複数の圧縮エアー導入管の存在に
よる、煩雑な調整が不要であり、構造が複雑化すること
による重量の増加のない優れたスプレーガンである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本スプレーガンの概略構造を示す斜視図
【図2】本スプレーガンの内部構造を示す側面図
【図3】本スプレーガンの噴射口チップ取り付け状態を
示す側面図
【図4】本スプレーガンの内部構造を示す正面図
【図5】本スプレーガンの内部構造を示す平面図
【図6】本スプレーガンの底面図
【図7】比較例で用いた二分割単頭スプレーガンの側面
【図8】比較例で用いた双頭スプレーガンの斜視図
【図9】比較例で用いた四分割単頭スプレーガンの斜視
【符号の説明】
A 混合材タンク B 異形エルボ状塗材導入管 C 噴射口チップ D エアー導入管 E 仕切板 F 比較例の二分割単頭スプレーガン混合材タンク G 比較例の二分割単頭スプレーガン混合材導入管 H 比較例の二分割単頭スプレーガン噴射口チップ I 比較例の二分割単頭スプレーガンエアー導入管 J 比較例の双頭スプレーガン混合材タンク K 比較例の双頭スプレーガン噴射口チップ L 比較例の双頭スプレーガン混合材導入管 M 比較例の双頭スプレーガンエアー導入管 N 比較例の四分割単頭スプレーガン混合材タンク O 比較例の四分割単頭スプレーガン混合材導入管 P 比較例の四分割単頭スプレーガンエアー導入管 Q 比較例の四分割単頭スプレーガン噴射口チップ 18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】混合材タンクA、混合材タンクA底部に連
    なり、両端部開口径が異なる異形エルボ状混合材導入管
    B、異形エルボ状混合材導入管Bの先端開口部に取り付
    ける噴射口チップC、異形エルボ状混合材導入管B中心
    軸に沿って挿入され、異形エルボ状混合材導入管B後部
    壁面を貫通するエアー導入管Dから形成され、混合材タ
    ンクAの開口部最大口径に対して、異形エルボ状混合材
    導入管Bの大口径側の口径が40〜75%、異形エルボ
    状混合材導入管Bの両端開口径比率が、大口径側に対し
    て40〜100%、異形エルボ状混合材導入管B全体の
    屈曲角度が60゜〜90゜、開口部が上向き、かつ先端
    開口部が小口径となるように混合材タンクA底部に懸持
    されており、エアー導入管Dの先端開口径が、異形エル
    ボ状混合材導入管Bの先端開口径に対して、5〜20%
    の口径であり、混合材タンクAから異形エルボ状混合材
    導入管先端開口部までの経路において、噴射方向に対し
    て左右に区画する仕切板Eが設けられている多色塗装用
    単頭スプレーガンの、分割されたタンクのそれぞれに、
    合成樹脂エマルションと、単色または複数色の着色骨材
    及び/又は自然石粉砕物を用いて、全体として異なるも
    のであると認識可能な程度の、色相差、明度差、彩度
    差、模様の違いの少なくとも何れかを有する粘度が10
    〜100Pa・sの混合材を入れ、スプレー用圧縮エア
    ー圧を250〜600kPaとして塗装することを特徴
    とする多色塗装方法。
  2. 【請求項2】請求項1の多色塗装用単頭スプレーガン
    の、噴射口チップCの口径が、異形エルボ状混合材導入
    管Bの先端開口径に対して、20〜50%の口径である
    ことを特徴とする多色塗装方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007175650A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Toshiharu Hisada 塗装用スプレーガンとその塗料噴出システム
KR100834895B1 (ko) 2006-11-24 2008-06-03 최춘식 삼도무늬형 분무기
KR101262052B1 (ko) * 2012-07-16 2013-05-21 주식회사 디앤에스퍼티 탄성코트용 에어스프레이 건

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KR100834895B1 (ko) 2006-11-24 2008-06-03 최춘식 삼도무늬형 분무기
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