JPH11100506A - ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物の製造方法 - Google Patents

ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物の製造方法

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JPH11100506A
JPH11100506A JP26457797A JP26457797A JPH11100506A JP H11100506 A JPH11100506 A JP H11100506A JP 26457797 A JP26457797 A JP 26457797A JP 26457797 A JP26457797 A JP 26457797A JP H11100506 A JPH11100506 A JP H11100506A
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JP
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weight
resin composition
parts
olefin
copolymer
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Application number
JP26457797A
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English (en)
Inventor
Sei Wakatsuka
聖 若塚
Kazutomo Tokushige
和友 徳重
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Polyplastics Co Ltd
Original Assignee
Polyplastics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐衝撃性及び成形加工性に優れたポリアリー
レンサルファイド樹脂組成物を得る方法を提供する 【解決手段】 予め 250℃以下の樹脂温度でエポキシ含
有オレフィン系共重合体と特定の酸化防止剤を混練した
組成物をポリアリーレンサルファイド樹脂に溶融混練す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリアリーレンサ
ルファイド樹脂組成物の製造方法に関する。さらに詳し
くは、本発明は、耐衝撃性及び成形性の優れたポリアリ
ーレンサルファイド樹脂組成物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ポリフ
ェニレンサルファイド(以下PPSと略す)樹脂に代表
されるポリアリーレンサルファイド(以下PASと略
す)樹脂は、高い耐熱性、機械的物性、耐化学薬品性、
寸法安定性、難燃性を有していることから、電気・電子
機器部品材料、自動車機器部品材料、化学機器部品材料
等に広く使用されている。しかしながら、PAS樹脂は
靱性に乏しく脆弱であり、耐衝撃性に代表される機械的
物性が不十分であるという根本的な欠点があった。この
問題を解決する従来の方法としては、各種エラストマー
を配合することが知られている。特にエポキシ含有オレ
フィン系共重合体は、特開昭58−154757号公
報、特開昭59−152953号公報、特開昭59−1
89166号公報、特開平1−306467号公報など
に示されているように、PAS樹脂への相溶性に優れる
ため、耐衝撃性の向上が見られる。しかし、PAS樹脂
の混練及び成形温度は300 ℃以上であるために、エポキ
シ含有オレフィン系共重合体の成分は熱劣化を生じ、十
分な耐衝撃性改良効果が得られないばかりか、成形時に
分解しガスを生じ金型表面に付着し、著しく成形性を低
下させる問題があった。一方、これら耐熱性、成形性を
改良する方法としては、特開平3−68656号公報の
ような各種安定剤を添加する方法がある。しかし、酸化
防止剤を通常の方法で配合混練したPAS樹脂組成物で
は、成形時に酸化防止剤自身の分解により金型付着物や
発生ガスが多くなる問題点があり、成形性は十分改良さ
れていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
に鑑み、成形加工性に優れたPAS樹脂組成物の製造方
法を提供することを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく鋭意検討した結果、特定の酸化防止剤を特定
のオレフィン系共重合体に先ず250 ℃以下の樹脂温度で
配合、混練した後、該オレフィン樹脂組成物をPAS樹
脂に配合することにより、成形加工性の優れたポリアリ
ーレンサルファイド樹脂組成物が得られることを見出
し、本発明を完成するに至った。即ち本発明は、(A) ポ
リアリーレンサルファイド樹脂 100重量部と、(B) エポ
キシ含有オレフィン系共重合体 100重量部に対し、予め
フェノール系酸化防止剤、チオエーテル系酸化防止剤、
燐系酸化防止剤の中から選ばれた1種又は2種以上の酸
化防止剤0.01〜20重量部を 250℃以下の樹脂温度で混練
してなるオレフィン樹脂組成物0.1 〜50重量部とを溶融
混練することを特徴とするポリアリーレンサルファイド
樹脂組成物の製造方法に関するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の構成成分について詳
細に説明する。本発明に用いる(A) 成分としてのPAS
樹脂は、繰返し単位として-(Ar-S)-(但しArはアリーレ
ン基)で主として構成されたものである。アリーレン基
としては、例えば、p−フェニレン基、m−フェニレン
基、o−フェニレン基、置換フェニレン基、p,p’−
ジフェニレンスルフォン基、p,p’−ビフェニレン
基、p,p’−ジフェニレンエーテル基、p,p’−ジ
フェニレンカルボニル基、ナフタレン基などが使用でき
る。この場合、前記のアリーレン基から構成されるアリ
ーレンサルファイド基の中で、同一の繰返し単位を用い
たポリマー、すなわちホモポリマーの他に、組成物の加
工性という点から、異種繰返し単位を含んだコポリマー
が好ましい場合もある。ホモポリマーとしては、アリー
レン基としてp−フェニレン基を用いた、p−フェニレ
ンサルファイド基を繰返し単位とするものが特に好まし
く用いられる。また、コポリマーとしては、前記のアリ
ーレン基からなるアリーレンサルファイド基の中で、相
異なる2種以上の組み合わせが使用できるが、中でもp
−フェニレンサルファイド基とm−フェニレンサルファ
イド基を含む組み合わせが特に好ましく用いられる。こ
の中で、p−フェニレンサルファイド基を70モル%以
上、好ましくは80モル%以上含むものが、耐熱性、成形
性、機械的特性等の物性上の点から適当である。また、
これらのPAS樹脂の中で、2官能性ハロゲン芳香族化
合物を主体とするモノマーから縮重合によって得られる
実質的に直鎖状構造の高分子量ポリマーが、特に好まし
く使用できるが、直鎖状構造のPAS樹脂以外にも、縮
重合させさせるときに、3個以上のハロゲン置換基を有
するポリハロ芳香族化合物等のモノマーを少量用いて、
部分的に分岐構造又は架橋構造を形成させたポリマーも
使用できるし、低分子量の直鎖状構造ポリマーを酸素又
酸化剤存在下、高温で加熱して酸化架橋又は熱架橋によ
り溶融粘度を上昇させ、成形加工性を改良したポリマー
も使用可能である。また、(A) 成分のPAS樹脂は、前
記直鎖状PAS(310℃・ズリ速度1200sec-1における粘
度が10〜 300Pa・s) を主体とし、その一部(1〜30重
量%、好ましくは2〜25重量%)が、比較的高粘度(300
〜3000Pa・s、好ましくは500 〜2000Pa・s)の分岐又
は架橋PAS樹脂との混合系も好適である。また、本発
明に用いるPAS樹脂は、重合後、酸洗浄、熱水洗浄、
有機溶剤洗浄(或いはこれらの組み合わせ)を行って副
生不純物等を除去精製したものが好ましい。
【0006】本発明では、目的とする成形加工性を得る
ために、(B) 成分として、フェノール系酸化防止剤、チ
オエーテル系酸化防止剤、燐系酸化防止剤から選ばれた
1種又は2種以上の酸化防止剤を250 ℃以下で予めエポ
キシ含有オレフィン系共重合体と配合混練してなるオレ
フィン樹脂組成物を用いることが必須とされる。PAS
樹脂のプロセス温度はおよそ 300℃以上であるため、靱
性改良のために配合されたエポキシ含有オレフィン系共
重合体は、著しい熱劣化を受ける。このため、成形時の
金型の付着物(モールドデポジット)が多く、金型清掃
という煩雑な工程を必要としていた。このオレフィン系
共重合体の熱劣化を抑制する目的で、各種酸化防止剤を
PAS樹脂組成物に直接添加する通常の溶融混練方法の
場合、酸化防止剤もPAS樹脂プロセス温度で激しく分
解するため、エポキシ含有オレフィン系共重合体の熱分
解を抑制するためには、比較的高価な酸化防止剤の添加
量を多く必要とし、コストアップにつながる問題点があ
った。さらに、通常の方法では分解した安定剤自身がモ
ールドデポジットになる問題があった。これに対し、P
AS樹脂にエポキシ含有オレフィン系共重合体を配合す
る前に、250 ℃以下の温度で特定の酸化防止剤をエポキ
シ含有オレフィン系共重合体に配合混練し、その後PA
S樹脂に配合混練することにより、高価な酸化防止剤を
少量の配合量で効果的に熱劣化を十分に抑制でき、モー
ルドデポジットの発生をかなり抑制することができるこ
とを見出し、本発明を完成するに至ったのである。エポ
キシ含有オレフィン系共重合体への酸化防止剤の配合方
法としては、エポキシ含有オレフィン系共重合体の重合
反応終了後、エポキシ含有オレフィン系共重合体に所望
の安定剤を混合し、1軸又は2軸の押出機を使用して溶
融混練する方法等が挙げられる。この溶融混練は、エポ
キシ含有オレフィン系共重合体又は酸化防止剤が劣化し
ないように250 ℃以下の樹脂温度で行うことが必須とさ
れる。250 ℃より高い樹脂温度で溶融混練した場合は、
通常の溶融混練方法と同様の結果、つまり成形時の金型
の付着物が多くなり、好ましくない。
【0007】本発明で用いられるエポキシ含有オレフィ
ン系共重合体に配合されるフェノール系酸化防止剤とし
ては、その分子構造中にアルキルフェノール基を1個以
上有する化合物である。フェノール系酸化防止剤の具体
例としては、2,6−ジ−第3ブチル−p−クレゾー
ル、ステアリル−(3,5−ジ−メチル−4−ヒドロキ
シベンジル)チオグリコレート、ステアリル−β−(4
−ヒドロキシ−3,5−ジ−第3ブチルフェニル)プロ
ピオネート、ジステアリル−3,5−ジ−第3ブチル−
4−ヒドロキシベンジルホスホネート、ジステアリル
(4−ヒドロキシ−3−メチル−5−第3ブチル)ベン
ジルマロネート、2,2’−メチレンビス(4−メチル
−6−第3ブチルフェノール)、4,4’−メチレンビ
ス(2,6−ジ−第3ブチルフェノール)、2,2’−
メチレンビス〔6−(1−メチルシクロヘキシル)−p
−クレゾール〕、ビス〔3,3−ビス(4−ヒドロキシ
−3−第3ブチルブチルフェニル)ブチリックアシド〕
グリコールエステル、4,4’−ブチリデンビス(6−
第3ブチル−m−クレゾール)、1,1,3−トリス
(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−第3ブチルフェニ
ル)ブタン、1,3,5−トリス(3,5−ジ−第3ブ
チル−4−ヒドロキシベンジル)−2,4,6−トリメ
チルベンゼン、テトラキス〔メチレン−3−(3,5−
ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネ
ート〕メタン、1,3,5−トリス(3,5−ジ−第3
ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート、
1,3,5−トリス〔(3,5−ジ−第3ブチル−4−
ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシエチエル〕イ
ソシアヌレート、2−オクチルチオ−4,6−ジ(4−
ヒドロキシ−3,5−ジ−第3ブチル)フェノキシ−
1,3,5−トリアジン、4,4’−チオビス(6−第
3ブチル−m−クレゾール)、トリエチレングリコール
−ビス〔3−(3−第3ブチル−5−メチル−4−ヒド
ロキシフェニル)プロピオネート〕、1,6−ヘキシル
ジオール−ビス〔3−(3,5−ジ−第3ブチル−4−
ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、2,4−ビス
−オクチルチオ−6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−
第3ブチルアニリノ)−1,3,5−トリアジン、2,
2−チオ−ジエチレンビス〔3−(3,5−ジ−第3ブ
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、
N,N−ヘキサメチレンビス(3,5−ジ−第3ブチル
−4−ヒドロキシ−ヒドロシンナマミド)、3,5−ジ
−第3ブチル−4−ヒドロキシ−ベンジルホスホネート
−ジエチルエステル、1,3,5−トリメチル−2,
4,6−トリス(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロ
キシベンジル)ベンゼン、トリス−(3,5−ジ−第3
ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレイト、
イソオクチル−3−(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオネート、2,4−ビス
〔(オクチルチオ)メチル〕−o−クレゾールなどが挙
げられ、これら1種又は2種以上を併用してもかまわな
い。
【0008】次にエポキシ含有オレフィン系共重合体に
配合されるチオエーテル系酸化防止剤としては、分子構
造中に少なくとも1個以上のチオエーテル結合を有する
化合物である。チオエーテル系酸化防止剤の例として
は、テトラキス〔メチレン−3−(ドデシルチオ)プロ
ピオネート〕メタン、ジラウリル−3,3’−チオジプ
ロピオネート、ジステアリル−3,3’−チオジプロピ
オネートなどが挙げられ、これら1種又は2種以上を併
用してもかまわない。
【0009】次にエポキシ含有オレフィン系共重合体に
配合される燐系酸化防止剤としては、テトラキス(2,
4−ジ−第3ブチルフェニル)−4,4’−ビスフェニ
レンフォスフォナイト、ビス(2,6−ジ−第3ブチル
−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトール−ジ−フ
ォスファイト、ビス(2,4−ジ−ブチルフェニル)ペ
ンタエリスリトール−ジ−フォスファイト、トリス
(2,4−ジ−第3ブチルフェニル)フォスファイト、
4,4’−〔ビス(2,4−ジ−第3ブチル−5−メチ
ルフェノキシ)−ホスフィノ〕ビフェニル、トリス(ノ
ニルフェニル)フォスファイト、ジ−ステアリルペンタ
エリスリトール−ジ−フォスファイト、トリフェニルフ
ォスファイト、ジフェニルアルキルフォスファイト、ト
リデシルフォスファイト、トリオクチルフォスファイ
ト、サイクリックネオペンタンテトレイル−ビス(オク
タデシルフォスファイト)、3,5−ジ−ブチル−4−
ヒドロキシベンジルフォスフォネートジエチルエステ
ル、トリフェニルフォスフィン、トリドデシルフォスフ
ィン、トリプロピルフォスフィン、トリオクチルフォス
フィン、テトラアルキルホスフォニウムのハロゲン化
物、テトラアルキルホスフォニウムのスルホン酸塩化
物、燐酸ビス(4−第3ブチルフェニル)ナトリウム塩
などが挙げられ、これら1種又は2種以上を併用しても
かまわない。
【0010】本発明では、フェノール系酸化防止剤、チ
オエーテル系酸化防止剤、燐系酸化防止剤の1種又は2
種以上をエポキシ含有オレフィン系重合体に配合するこ
とができる。好ましい組み合わせとしては、フェノール
系酸化防止剤単独、フェノール系酸化防止剤とチオエー
テル系酸化防止剤、フェノール系酸化防止剤と燐系酸化
防止剤の組み合わせが挙げられる。本発明に用いられる
酸化防止剤の配合量としては、エポキシ含有オレフィン
系共重合体100 重量部に対し、各酸化防止剤を0.01〜20
重量部、特に0.01〜5重量部であることが好ましい。こ
れより少ない量では効果がなく、これより多い量では成
形時に金型表面に酸化防止剤に由来するモールドデポジ
ットが多くなり好ましくない。
【0011】次に本発明に好ましく用いられるエポキシ
含有オレフィン系共重合体は、α−オレフィンとα,β
−不飽和酸のグリシジルエステルからなるオレフィン系
共重合体である。オレフィンの部分を構成する一方の成
分であるα−オレフィンとしては、エチレン、プロピレ
ン、ブチレンなどが挙げられるが、好ましくはエチレン
が挙げられる。また、オレフィン系共重合体の他の成分
であるα,β−不飽和酸のグリシジルエステルとは、一
般式(2)
【0012】
【化3】
【0013】(ここで、Rは水素原子又は低級アルキ
ル基を示す)で示される化合物であり、アクリル酸グリ
シジルエステル、メタクリル酸グリシジルエステル、エ
タクリル酸グリシジルエステル等が挙げられるが、好ま
しくはメタクリル酸グリシジルエステルが挙げられる。
α−オレフィン(例えばエチレン)とα,β−不飽和酸
のグリシジルエステルは、通常よく知られたラジカル重
合反応により共重合させることによって得ることができ
る。オレフィン系共重合体は、α−オレフィン100 重量
部に対して、不飽和酸のグリシジルエステルを1〜40重
量部用いて共重合することが好適である。さらにオレフ
ィン系共重合体は、耐衝撃性、耐熱性向上のために、下
記一般式(1) で示される繰返し単位で構成された重合体
又は共重合体の1種又は2種以上を分岐又は架橋構造的
に化学結合させたグラフト共重合体であることが好まし
い。
【0014】
【化4】
【0015】(但し、R は水素又は低級アルキル基、X
は-COOCH3 、-COOC2H5、-COOC4H9
【0016】
【化5】
【0017】から選ばれた1種又は2種以上の基を示
す) 分岐又は架橋鎖としてグラフト重合させる重合体又は共
重合体セグメントとしとしては、アクリル酸、メタクリ
ル酸、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリ
ル酸ブチル、メタクリル酸ブチル、アクリロニトリル、
スチレンから選ばれた1種又は2種以上の重合又は共重
合体が挙げられる。好ましくはメタクリル酸重合体、ア
クリロニトリルとスチレンの共重合体、メタクリル酸メ
チルとアクリル酸ブチルの共重合体等が挙げられ、特に
好ましくはメタクリル酸メチルとアクリル酸ブチルの共
重合体である。これら重合体又は共重合体は、通常知ら
れたラジカル重合によって調製される。また、これら重
合体又は共重合体の分岐又は架橋反応も、ラジカル反応
によって容易に調製できる。例えば、これら重合体又は
共重合体に過酸化物等でフリーラジカルを生成させ、α
−オレフィンとα,β−不飽和酸のグリシジルエステル
の共重合体を溶融混練することによって、所望のオレフ
ィン系共重合体は調製できる。分岐又は架橋鎖は、α−
オレフィンとα,β−不飽和酸のグリシジルエステル共
重合体100 重量部に対し、10〜100 重量部を分岐又は架
橋することが好適である。酸化防止剤が配合されたオレ
フィン樹脂組成物(B) の配合量としては、(A) ポリアリ
ーレンサルファイド樹脂100 重量部に対し、0.1 〜50重
量部、好ましくは1〜20重量部が用いられる。
【0018】ポリアリーレンサルファイド樹脂(A) とオ
レフィン樹脂組成物(B) は、一般に合成樹脂組成物の調
製に用いられる設備と方法により溶融混練することがで
きる。一般的には必要な成分を混合し、1軸又は2軸の
押出機を使用して溶融混練し、押出して成形用ペレット
とすることができる。この溶融混練時の樹脂温度は、オ
レフィン樹脂組成物の熱劣化を防止するために360 ℃以
下が好ましい。
【0019】本発明には、機械的強度、耐熱性、寸法安
定性(耐変形、そり)、電気的性質等の性能の改良のた
め無機充填物を配合することもでき、これには目的に応
じて繊維状、粉粒状、板状の充填材が用いられる。繊維
状充填材としては、ガラス繊維、アスベスト繊維、カー
ボン繊維、シリカ繊維、シリカ・アルミナ繊維、ジルコ
ニア繊維、窒化硼素繊維、窒化珪素繊維、硼素繊維、チ
タン酸カリウム繊維、さらにステンレス、アルミニウ
ム、チタン、銅、真鍮等金属の繊維状物などの無機質繊
維状物質が挙げられる。特に代表的な繊維状充填材はガ
ラス繊維、又はカーボン繊維である。なおポリアミド、
フッ素樹脂、アクリル樹脂などの高融点有機質繊維物質
も使用することができる。一方、粉粒状充填材としては
カーボンブラック、シリカ、石英粉末、ガラスビーズ、
ガラス粉、珪酸カルシウム、珪酸アルミニウム、カオリ
ン、タルク、クレー、珪藻土、ウォラストナイトのごと
き珪酸塩、酸化鉄、酸化チタン、酸化亜鉛、アルミナの
ごとき金属の酸化物、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ムのごとき金属の炭酸塩、硫酸カルシウム、硫酸バリウ
ムのごとき金属の硫酸塩、その他炭化珪素、窒化珪素、
窒化硼素、各種金属粉末が挙げられる。また、板状充填
材としてはマイカ、ガラスフレーク、各種の金属箔が挙
げられる。これらの無機充填材は1種又は2種以上併用
することができる。
【0020】これらの充填材の使用にあたっては必要な
らば収束剤又は表面処理剤を使用することが望ましい。
この例を示せば、エポキシ系化合物、イソシアネート系
化合物、シラン系化合物、チタネート系化合物等の官能
性化合物である。これらの化合物はあらかじめ表面処理
又は収束処理を施して用いるか、又は材料調製の際同時
に添加してもよい。無機充填材の使用量は(A) 成分のP
AS樹脂100 重量部あたり10〜300 重量部であり、10重
量部より過小の場合は機械的強度がやや劣り、過大の場
合は成形作業が困難になるほか、成形品の機械的強度に
も問題がでる。
【0021】また、本発明には、本発明の効果を損なわ
ない範囲で、バリ等を改良する目的としてシラン化合物
を配合することができる。シラン化合物としては、ビニ
ルシラン、メタクリロキシシラン、エポキシシラン、ア
ミノシラン、メルカプトシラン等の各種タイプが含ま
れ、例えば、ビニルトリクロルシラン、γ−メタクリロ
キシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプ
ロピルトリメトキシシラシラン、γ−アミノプロピルト
リエトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキ
シシランなどが例示されるが、これらに限定されるもの
ではない。
【0022】また、本発明には、その目的に応じ前記成
分の他に、他の熱可塑性樹脂を補助的に少量併用するこ
とも可能である。ここで用いられる他の熱可塑性樹脂と
しては、高温において安定な熱可塑性樹脂であれば、い
ずれのものでもよい。例えば、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリブチレンテレフタレート等の芳香族ジカルボ
ン酸とジオール或いはオキシカルボン酸などからなる芳
香族ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネート、A
BS、ポリフェニレンオキサイド、ポリアルキアルキル
アクリレート、ポリサルホン、ポリエーテルサルホン、
ポリエーテルイミド、ポリエーテルケトン、フッ素樹脂
などを挙げることができる。また、これらの熱可塑性樹
脂は2種以上混合して使用することもできる。更に、本
発明に使用する組成物として、一般に熱可塑性樹脂に添
加される公知の物質、すなわち難燃剤、染・顔料等の着
色剤、潤滑剤及び結晶化促進剤、結晶核剤等も要求性能
に応じ適宜添加することができる。
【0023】本発明で得られた樹脂ペレットは、射出成
形、押出し成形、真空成形、圧縮成形等、一般に公知の
熱可塑性樹脂の成形法を用いて成形することができる
が、最も好ましいのは射出成形である。
【0024】
【実施例】次に、実施例、比較例で本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
なお、実施例及び比較例に用いた各(A) 、(B) 、(C) 成
分の具体的物質は以下の通りである。 (A) ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂 呉羽化学工業(株)製フォートロンKPS (B) 酸化防止剤を配合したオレフィン樹脂組成物(ある
いはオレフィン系共重合体単独品) B−1 エチレン/グリシジルメタクリレート共重合体
100重量部にテトラキス〔メチレン−3−(3,5−ジ
−第3ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト〕メタン 0.5重量部を添加し、200 ℃で2軸押出機で
混練したオレフィン樹脂組成物 B−2 エチレン/グリシジルメタクリレート共重合体
にメチルメタクリレート/ブチルアクリレート共重合体
をグラフトさせた共重合体 100重量部にテトラキス〔メ
チレン−3−(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート〕メタン 0.5重量部を添加
し、200 ℃で2軸押出機で混練したオレフィン樹脂組成
物 B−3 エチレン/グリシジルメタクリレート共重合体
にメチルメタクリレート/ブチルアクリレート共重合体
をグラフトさせた共重合体 100重量部にテトラキス〔メ
チレン−3−(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート〕メタン 0.5重量部とテト
ラキス〔メチレン−3−(ドデシルチオ)プロピオネー
ト〕メタン 0.5重量部を添加し、200 ℃で2軸押出機で
混練したオレフィン樹脂組成物 B−4 エチレン/グリシジルメタクリレート共重合体
にメチルメタクリレート/ブチルアクリレート共重合体
をグラフトさせた共重合体 100重量部にテトラキス〔メ
チレン−3−(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート〕メタン 0.5重量部とテト
ラキス(2,4−ジ−第3ブチルフェニル)−4,4’
−ビスフェニレンフォスフォナイト 0.5重量部を添加
し、200 ℃で2軸押出機で混練したオレフィン樹脂組成
物 B−5 エチレン/グリシジルメタクリレート共重合体
にメチルメタクリレート/ブチルアクリレート共重合体
をグラフトさせた共重合体 100重量部にテトラキス〔メ
チレン−3−(ドデシルチオ)プロピオネート〕メタン
0.5重量部を添加し、200 ℃で2軸押出機で混練したオ
レフィン樹脂組成物 B−6 エチレン/グリシジルメタクリレート共重合体
にメチルメタクリレート/ブチルアクリレート共重合体
をグラフトさせた共重合体 100重量部にテトラキス
(2,4−ジ−第3ブチルフェニル)−4,4’−ビス
フェニレンフォスフォナイト 0.5重量部を添加し、200
℃で2軸押出機で混練したオレフィン樹脂組成物 B−7 エチレン/グリシジルメタクリレート共重合体
にメチルメタクリレート/ブチルアクリレート共重合体
をグラフトさせた共重合体 100重量部にテトラキス〔メ
チレン−3−(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート〕メタン4重量部を添加
し、200 ℃で2軸押出機で混練したオレフィン樹脂組成
物 B−8 エチレン/グルシジルメタクリレート B−9 エチレン/エチルアクリレート共重合体 100重
量部にテトラキス〔メチレン−3−(3,5−ジ−第3
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕メ
タン 0.5重量部を添加し、200 ℃で2軸押出機で混練し
たオレフィン樹脂組成物 B−10 エチレン/エチルアクリレート共重合体 100重
量部にテトラキス〔メチレン−3−(3,5−ジ−第3
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕メ
タン 0.5重量部とテトラキス〔メチレン−3−(ドデシ
ルチオ)プロピオネート〕メタン 0.5重量部を添加し、
200 ℃で2軸押出機で混練したオレフィン樹脂組成物 B−11 エチレン/グリシジルメタクリレート共重合体
にメチルメタクリレート/ブチルアクリレート共重合体
をグラフトさせた共重合体 100重量部にテトラキス〔メ
チレン−3−(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート〕メタン25重量部を添加
し、200 ℃で2軸押出機で混練したオレフィン樹脂組成
物 B−12 エチレン/グリシジルメタクリレート共重合体
にメチルメタクリレート/ブチルアクリレート共重合体
をグラフトさせた共重合体 100重量部にテトラキス〔メ
チレン−3−(3,5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート〕メタン0.5 重量部を添加
し、260 ℃で2軸押出機で混練したオレフィン樹脂組成
物 (C) 酸化防止剤 C−1 テトラキス〔メチレン−3−(3,5−ジ−第
3ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕
メタン C−2 テトラキス〔メチレン−3−(ドデシルチオ)
プロピオネート〕メタンまた、実施例及び比較例で評価
した評価方法は以下の通りである。アイゾット衝撃強さ ASTM D-256に準じて、ノッチ側衝撃値を測定した。熱安定性(TGA熱重量変化) 熱重量分析(TGA)装置を用い、200 ℃から300 ℃ま
で10℃/分で昇温した時の300 ℃の重量変化(%)を測
定した。サンプルは、各ペレットを粉砕した粉末を100m
g 用いて測定した。
【0025】成形性(金型付着物の量) 射出成形機で下記の条件で特定の成形品を8時間連続成
形を行い、金型への付着物の量を目視にて判定した。 射出成形機 :住友SG25 シリンダー温度:310 ℃ 射出時間 :1秒 冷却時間 :15秒 金型温度 :80℃ 目視判定レベル A 付着量は僅か B 付着量はレベルAとレベルCの中程度 C 付着量は多い 実施例1〜8及び比較例1〜9 表1〜2に示す(A) 、(B) 、(C) 成分をヘンシェルミキ
サーで5分間混混合し、これをシリンダー温度310 ℃の
2軸押出機にかけて樹脂温度350 ℃にて溶融混練し、樹
脂組成物のペレットを作った。次いで射出成形機でシリ
ンダー温度320 ℃、金型温度150 ℃でASTM D-256に準じ
てアイゾット衝撃試験片を成形し、測定した。結果を表
1〜2に示す。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 63:00)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A) ポリアリーレンサルファイド樹脂 100
    重量部と、 (B) エポキシ含有オレフィン系共重合体 100重量部に対
    し、予めフェノール系酸化防止剤、チオエーテル系酸化
    防止剤、燐系酸化防止剤の中から選ばれた1種又は2種
    以上の酸化防止剤0.01〜20重量部を 250℃以下の樹脂温
    度で混練してなるオレフィン樹脂組成物0.1 〜50重量部
    とを溶融混練することを特徴とするポリアリーレンサル
    ファイド樹脂組成物の製造方法。
  2. 【請求項2】(B) オレフィン樹脂組成物が、エポキシ含
    有オレフィン系共重合体 100重量部に対し酸化防止剤が
    0.01〜5重量部配合された樹脂組成物である請求項1記
    載のポリアリーレンサルファイド樹脂組成物の製造方
    法。
  3. 【請求項3】(A) ポリアリーレンサルファイド樹脂 100
    重量部に対し、(B) オレフィン樹脂組成物が1〜20重量
    部配合された請求項1又は2記載のポリアリーレンサル
    ファイド樹脂組成物の製造方法。
  4. 【請求項4】(B) オレフィン樹脂組成物中のエポキシ含
    有オレフィン系共重合体が、α−オレフィンとα,β−
    不飽和酸のグリシジルエステルからなるオレフィン系共
    重合体に下記一般式(1) で示される繰返し単位で構成さ
    れた重合体又は共重合体の1種又は2種以上が分岐又は
    架橋構造的に化学結合したグラフト共重合体である請求
    項1〜3の何れか1項記載のポリアリーレンサルファイ
    ド樹脂組成物の製造方法。 【化1】 (但し、R は水素又は低級アルキル基、X は-COOCH3
    -COOC2H5、-COOC4H9、 【化2】 から選ばれた1種又は2種以上の基を示す)
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