JPH11100176A - エレベーターの給電装置 - Google Patents

エレベーターの給電装置

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Publication number
JPH11100176A
JPH11100176A JP9263267A JP26326797A JPH11100176A JP H11100176 A JPH11100176 A JP H11100176A JP 9263267 A JP9263267 A JP 9263267A JP 26326797 A JP26326797 A JP 26326797A JP H11100176 A JPH11100176 A JP H11100176A
Authority
JP
Japan
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current collector
trolley wire
elevator
trolley
car
Prior art date
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Pending
Application number
JP9263267A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Takahashi
謙司 高橋
勉 ▲吉▼岡
Tsutomu Yoshioka
Masahito Kubo
雅人 久保
Seinosuke Yahiro
誠之助 八尋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トロリー線を使ってかごと機械室間の給電,通
信を行う装置において、集電子の停止する位置の前後の
トロリー線損傷、また、それにともなう集電子の摩耗を
軽減する。 【解決手段】集電子を固定するブラケットの位置を移動
する事により、集電子のバネ力を加減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーターの制
御装置に関し、特にトロリー線を用いたエレベーターの
乗りかご、機械室との電力供給と信号伝送に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】トロリー線を用いた給電装置は、かごに
設けた集電子とトロリー線導体が、常時同一の押しつけ
力によって接触し、摺動している。集電子が加速または
減速する場所は、高速走行する場所と比較すると摩擦係
数が大きくなる為、トロリー線導体が荒れやすく、そこ
に接触する集電子の摩耗も大きくなり、製品の寿命が短
くなる。
【0003】また、エレベーターが出発する時に、集電
子が小刻みに跳ねて、ビリビリと振動音を発する場合が
有り、乗客に精神的な不安感を与える恐れがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の様に、集電子が
加減速をする各階床付近での摩擦係数増加により、トロ
リー線本体の表面が荒れ、やすりで削る様に集電子が異
常摩耗したり、異常音を発するなどの現象が発生し、製
品寿命が短く、製品としても信頼性が悪くなるおそれが
あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の様にエレベーター
の各階床付近では、集電子をトロリー線導体に押しつけ
る力を加減し、エレベーター加減速時の集電子摩擦を軽
減する手段を設けることにより、異常摩耗,異常音を防
ぐ事が可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
説明する。
【0007】図2は、斜行エレベーターの全体図であ
る。12は昇降路、8は乗かご、11は機械室、10は
制御盤である。ここでは、かごへの給電と、かごに設置
した安全装置の信号をトロリー線3で、また、図示は省
略したが、ドア開などのかご情報の通信を光による無線
伝送で行っている。
【0008】図1は、エレベーターにおいて、トロリー
線と、集電子とが、接触している状態を示す。
【0009】1は集電子、2は集電子ブラシ、3はトロ
リー線、4はトロリー線を固定するハンガー、5は乗り
かごに集電子1を固定するブラケット、6はブラケット
5の位置を移動させる軸受けで、ネジ7の回転運動を受
け、直線運動を行う、7は軸受6を直線運動させるため
のネジ、13はモーター、14は電線、15はバネを示
す。なお、図1においては、集電子1本分で図示した
が、集電子取付のブラケット5を長く取れば、並列に張
った複数のトロリー3に対応する様、集電子1を増設す
る事ができる。
【0010】集電子1は、バネ15の力によって、トロ
リー線3に押しつけられ、トロリー線3から集電子ブラ
シ2で受電し、電線14を介してかご上の受電盤(図示
せず)に接続している。
【0011】従来は、集電子3の押しつけ力はバネ15
による一定の力で、力の制御ができないので、高速走行
中も停止中も同一の力となっている。集電子1の押しつ
け力は、高速走行中にトロリー線の布設状態に多少悪い
部分が有っても、集電子1がトロリー線3から外れない
ような強い値となっているが、低速走行時は高速走行に
比べ、集電子が跳ねる等の不具合が起こりにくく、外れ
にくいため、過剰な押しつけ力と考えられる。また、ト
ロリー線3と集電子ブラシ2の摩擦が大きくなるため、
低速走行時、特に減速,停止,加速を行う各階床付近で
はスムーズな走行の妨げとなる。
【0012】そこで、各階床付近では、モーター13を
回転させ、ネジ7により、軸受6を移動させ、ブラケッ
ト5の位置をトロリー線3から離す。モーター13は、
制御装置(図示せず)により駆動させる。ブラケット5
の位置をトロリー線3から離すことにより、バネ15を
張る長さLが短くなり、バネ力が弱くなる事がわかる。
これらにより、集電子2とトロリー線3の摩擦が減少
し、減速,加速時の動作がスムーズになる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、トロリー線及び、集電
子の寿命を大幅に延ばし、走行時の異常音等も防ぐこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベーターのトロリー線と集電子が
接触している状態を示す図。
【図2】図1の斜行エレベーターの全体図。
【符号の説明】
1…集電子、2…集電子ブラシ、3…トロリー線、4…
ハンガー、5…ブラケット、6…軸受、7…ネジ、8…
乗かご、9…集電子をとりつけるブラケット、10…制
御盤、11…機械室、12…昇降路、13…モーター、
14…電線、15…バネ。
フロントページの続き (72)発明者 久保 雅人 茨城県ひたちなか市堀口832番地の2 日 立システムプラザ勝田 日立水戸エンジニ アリング株式会社内 (72)発明者 八尋 誠之助 茨城県ひたちなか市堀口832番地の2 日 立システムプラザ勝田 ハイメックサービ ス株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直または、傾斜角度のついたエレベータ
    ーの昇降路に配置され、エレベーターの機械室からかご
    への電力供給及び、上記かごから機械室への安全回路信
    号伝送に用いられるトロリー線において、かごに設置し
    たトロリー集電子および、上記トロリー線が、加減速時
    に異常摩耗や、振動音の発生を防ぐ為、集電子の押し圧
    を変化させる事を特徴とするエレベーターの給電装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、エレベーターの停止階
    付近においては、トロリー集電子を固定しているブラケ
    ットと、トロリー線との間の距離を離し、集電子を押し
    つけるバネ力を弱め、集電子とトロリー線の摩擦力を低
    減させる装置をかご側に設けたことを特徴とするエレベ
    ーターの給電装置。
JP9263267A 1997-09-29 1997-09-29 エレベーターの給電装置 Pending JPH11100176A (ja)

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JP9263267A JPH11100176A (ja) 1997-09-29 1997-09-29 エレベーターの給電装置

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JP9263267A JPH11100176A (ja) 1997-09-29 1997-09-29 エレベーターの給電装置

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JPH11100176A true JPH11100176A (ja) 1999-04-13

Family

ID=17387093

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JP9263267A Pending JPH11100176A (ja) 1997-09-29 1997-09-29 エレベーターの給電装置

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