JPH11100112A - ベルト装置 - Google Patents

ベルト装置

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JPH11100112A
JPH11100112A JP9279738A JP27973897A JPH11100112A JP H11100112 A JPH11100112 A JP H11100112A JP 9279738 A JP9279738 A JP 9279738A JP 27973897 A JP27973897 A JP 27973897A JP H11100112 A JPH11100112 A JP H11100112A
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JP
Japan
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belt
pulley
roller
width direction
respect
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JP9279738A
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Hiroyuki Saitou
大享 斎藤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/18Means for guiding or supporting belts, ropes, or chains
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G39/00Rollers, e.g. drive rollers, or arrangements thereof incorporated in roller-ways or other types of mechanical conveyors 
    • B65G39/10Arrangements of rollers
    • B65G39/12Arrangements of rollers mounted on framework
    • B65G39/16Arrangements of rollers mounted on framework for aligning belts or chains

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動プーリと従動プーリに掛け渡されたベル
トの寄りを簡単な構成によって確実に修正できるベルト
装置を提案する。 【解決手段】 駆動プーリ1と従動プーリ2とに巻き掛
けられたベルト3が従動プーリ2の軸方向における一方
の側Bに寄ったとき、そのベルト3表面に、回転自在に
支持された先細状のテーパローラ9を圧接させ、これに
よってベルト3に対して修正力Rを与え、ベルト3の寄
りを修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動プーリと従動
プーリとに掛け渡され、前記駆動プーリの回転によって
走行駆動される無端状のベルトを備えたベルト装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリなどの
画像形成装置におけるシート搬送装置、感光体ベルトユ
ニット、各種物品の搬送装置、或いは伝動装置などとし
て構成される上記形式のベルト装置は従来より周知であ
る。このようなベルト装置において、駆動中のベルトが
その幅方向に寄ると、シートなどの物品を正しく搬送で
きなくなるため、従来よりベルト寄り修正手段によっ
て、そのベルトの寄りを修正している。
【0003】例えば、ベルトを巻き掛けたプーリの軸方
向両端部にフランジを設け、これらのフランジによって
走行中のベルトの幅方向両側縁をガイドするベルト寄り
修正手段が公知である。ところが、単にフランジを設け
るだけであると、幅広なベルトの寄りを防止できても、
画像形成装置のシート搬送装置に利用されるベルトのよ
うに幅広なベルトの場合には、ベルトの寄り力が強く現
われ、ベルトの側縁がフランジに大きな圧力で当接し、
ベルトの側縁を損傷するおそれがある。
【0004】またプーリを太鼓状に形成したり、プーリ
の軸方向端部からはみ出したベルトの挙動を利用してそ
の寄りを修正するベルト寄り修正手段も公知であるが、
これらによっても幅広なベルトの寄りを修正することは
困難である。
【0005】一方、幅広ベルトの寄りを修正する方法と
して、ベルトの寄りを検知手段によって検知し、その検
知結果に基づいてベルトが掛け渡されたプーリの平行度
を調整する方法が知られている。ところが、このベルト
寄り修正手段によると、その構成が複雑で、かつコスト
高となる欠点を免れない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
した従来の欠点を除去し、簡単な構成によってベルトの
寄りを修正できるベルト装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、冒頭に記載した形式のベルト装置におい
て、前記駆動プーリと従動プーリのうちの1つのプーリ
の軸方向における一方の側にベルトが寄ったとき、その
一方の側のベルト側縁の当該プーリに対する巻き掛け角
が最大で、該ベルトの幅方向中央部へ向けて、当該プー
リに対するベルトの巻き掛け角が漸次小さくなるよう
に、前記一方の側のベルト幅方向端部領域の当該プーリ
に対する巻き掛け角を増大させるベルト寄り修正部材を
設け、該プーリの軸方向における一方の側にベルトが寄
ったとき、その一方の側のベルト幅方向端部領域が接す
る当該プーリの軸方向端部周面のベルトに対する摩擦係
数が、該プーリの軸方向中央部の周面のベルトに対する
摩擦係数よりも大きく設定されていることを特徴とする
ベルト装置を提案する(請求項1)。
【0008】その際、前記ベルト寄り修正部材が、ベル
ト走行方向に関し、前記プーリよりも上流側において回
転自在に支持され、かつ前記一方の側に寄ったベルトの
当該一方の側のベルト幅方向端部領域の表面に圧接して
当該ベルトを撓ませるベルト寄り修正ローラより成ると
有利である(請求項2)。
【0009】また、上記請求項2に記載のベルト装置に
おいて、前記ベルト寄り修正ローラが、前記プーリとほ
ぼ平行な回転軸心を有し、かつベルトの幅方向中央部へ
向けて先細となったテーパローラより成ると有利である
(請求項3)。
【0010】同じく、上記請求項2に記載のベルト装置
において、前記ベルト寄り修正ローラが、前記一方の側
に寄ったベルトの当該一方の側のベルト幅方向端部領域
の前記プーリに対する巻き掛け角を増大させる向きに傾
斜した針状ローラより成ると有利である(請求項4)。
【0011】さらに、上記請求項2に記載のベルト装置
において、前記ベルト寄り修正ローラが、前記プーリと
ほぼ直角をなす回転軸心を有し、かつ前記一方の側に寄
ったベルトの当該一方の側のベルト幅方向端部領域の前
記プーリに対する巻き掛け角を増大させる向きのテーパ
状外周面を有する傘状ローラより成ると有利である(請
求項5)。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に従って詳細に説明する。
【0013】図1はベルト装置の一例を示す平面図、図
2はその正面図、図3は図2のIII−III線断面図であ
る。ここに示したベルト装置は、駆動プーリ1と従動プ
ーリ2とに掛け渡された無端状のベルト3を有してい
る。両プーリ1,2は互いに離間して実質的に平行に位
置し、ベルト3は例えばゴムなどの可撓性材料より成
る。
【0014】駆動プーリ1は、その各軸部に組込まれた
ベアリング4,4Aを介して支持アーム5,5Aにそれ
ぞれ回転自在に支持されている。従動プーリ2も、その
各軸部に組込まれたベアリング6,6Aを介して支持フ
レーム7に回転自在に支持され、この支持フレーム7
に、上述の各支持アーム5,5Aがねじ8,8Aによっ
て着脱可能に固定されている。支持アーム5,5Aと支
持フレーム7とによって、駆動プーリ1と従動プーリ2
を回転自在に支持する支持手段が構成されている。
【0015】駆動プーリ1は、図示していない駆動装置
によって図2における反時計方向に回転駆動され、これ
によってベルト3は矢印A方向に走行駆動され、従動プ
ーリ2は反時計方向に従動回転する。このように、無端
状のベルト3は、駆動プーリ1の回転によって走行駆動
される。図1における符号Wはベルト3の走行方向に対
して直交する幅方向を示している。
【0016】図1乃至図3に示したベルト装置は、例え
ば、図示していない画像形成装置本体に組込まれ、同じ
く図示していない転写紙などのシートを担持して搬送す
るシート搬送装置として利用される。3本以上のプーリ
にベルトを掛け渡してベルト装置を構成することもでき
る。
【0017】従動プーリ2の軸方向各端部の近傍にはテ
ーパローラ9,9Aより成るベルト寄り修正部材がそれ
ぞれ設けられている。これらのテーパローラ9,9A
は、支持ピン10,10Aに回転自在に支持され、ベル
ト3の幅方向中央部へ向けて先細に形成されている。各
支持ピン10,10Aは従動プーリ2に対してほぼ平行
に延び、その各基端部は、支持フレーム7の耳部11,
11Aに固定されている。このように、各テーパローラ
9,9Aは、従動プーリ2とほぼ平行な回転軸心を有し
ている。各テーパローラ9,9Aは、ベルト3の走行方
向Aに関し、従動プーリ2よりも上流側のベルト表面の
側に位置し、後述するように、ベルト3の表面に圧接す
る。
【0018】図1は走行駆動されているベルト3が、従
動プーリ2の軸方向における一方の側Bへ向く寄り力F
を受けてこの向きに寄った状態を示している。このと
き、従動プーリ2に進入する直前のベルト部分がテーパ
ローラ9の下側に入り込み、その表面がテーパローラ9
によって加圧され、下方に向けて撓む。すなわち、一方
の側Bのベルト幅方向端部領域12の表面がテーパロー
ラ9によって加圧されて撓み、この端部領域12の従動
プーリ2に対する巻き掛け角が、他のベルト部分よりも
大きくなる。その際、テーパローラ9はベルト3の幅方
向中央部に向けて先細となっているので、一方の側Bの
ベルト側縁13の従動プーリ2に対する巻き掛け角が最
大で、ベルト3の幅方向中央部へ向けて、従動プーリ2
に対するベルト3の巻き掛け角が漸次小さくなる。
【0019】このように、寄り力Fによって、この力の
方向に寄ったベルト3はその寄った側に設けられたテー
パローラ9より成るベルト寄り修正部材に接触し、従動
プーリ2の回転軸心の側に撓まされる。これにより、こ
の一方の側Bのベルト3の側縁13は、図1に符号αで
示す進入角をもって従動プーリ2に巻き付いて行く。こ
のため、一方の側Bに寄ったベルト3は、これと反対側
へ向けて移動し、その寄りが修正される。ベルト3が従
動プーリの周面に対してスリップせずに走行したと仮定
すると、ベルト3は図1に符号ΔLで示した長さだけベ
ルト3の寄り方向と逆の方向、すなわち従動プーリ2の
もう一方の側Cへ向けて押し返される。このとき、実際
には、ベルト3は従動プーリ2に対して、寄り方向(力
Fの方向)にスリップするので、ベルト3はΔLよりも
わずかに小さな量だけ、寄り方向と逆方向に戻される。
いずれにしても、テーパローラ9を設けることによっ
て、寄り力Fと反対向きの寄り修正力Rがベルト3に作
用し、この力Rが寄り力Fとつり合ったところでベルト
3は安定して走行するようになる。
【0020】以上のように、ベルト装置は、その駆動プ
ーリ1と従動プーリ2のうちの1つのプーリ、図の例で
は従動プーリ2の軸方向における一方の側Bにベルト3
が寄ったとき、その一方の側Bのベルト側縁13の当該
プーリ2に対する巻き掛け角が最大で、該ベルト3の幅
方向中央部へ向けて、当該プーリ2に対するベルト3の
巻き掛け角が漸次小さくなるように、一方の側Bのベル
ト幅方向端部領域12の当該プーリ2に対する巻き掛け
角を増大させるテーパローラ9より成るベルト寄り修正
部材が設けられている。かかる構成により、幅広なベル
ト3を使用したときも、その寄りを確実に修正できる。
しかも、ベルト3の寄りを検知する検知手段も、プーリ
1,2の平行度を調整する手段も必要はなく、構成の簡
素化とコストの低減を達成できる。
【0021】ベルト3に対して、図1に示した寄り力F
と逆向きの寄り力が作用し、ベルト3が従動プーリ2の
軸方向におけるもう一方の側Cに寄ったときは、上述し
たところと全く同様にして、もう1つのテーパローラ9
Aより成るベルト寄り修正部材によって、その寄りが修
正される。図1には、もう一方の側Cのベルト幅方向端
部領域と、その側縁に対し、符号12A及び13Aをそ
れぞれ付してある。
【0022】ところで、図1乃至図3に示したベルト装
置においては、従動プーリ2の軸方向中央部周面14の
ベルト3に対する摩擦係数よりも、その軸方向端部周面
15,15Aのベルト3に対する摩擦係数の方が大きく
設定されている。例えば、従動プーリ2の軸方向中央部
は、表面平滑なアルミニウムによって構成されているの
に対し、その各端部の表面部分は、リング状のクロロプ
レンゴムによって構成され、ベルト3に対する摩擦係数
が、アルミニウムより成る中央部周面14よりも、ゴム
より成る端部周面15,15Aの方が大きくなってい
る。
【0023】ここで、前述のようにベルト3が従動プー
リ2の軸方向における一方の側Bに寄ったとすると、そ
の一方の側Bのベルト幅方向端部領域12がゴムより成
る従動プーリ2の端部周面15に接触する。このとき、
先に説明したように、ベルト3の側縁13はΔLだけ戻
ろうとするが、ベルト3の端部領域12が従動プーリ2
の周面に対して、寄り方向にスリップするため、ベルト
3はΔLよりも小さな距離だけ戻る。すなわち、このス
リップ分が大きければ大きい程、ベルト3の戻り量は少
なくなるのである。
【0024】ところが、図示した例では、従動プーリ2
の軸方向端部周面15のベルト3に対する摩擦係数が大
きく設定されているので、上述したスリップが効果的に
抑えられ、ベルト3の戻り量を大きくすることができ、
ベルトの寄り修正効果を高めることができる。
【0025】従動プーリ2の中央部周面14のベルト3
に対する摩擦係数を高めてしまうと、例えば両プーリ
1,2にわずかな平行度の狂いがあっただけで、ベルト
3が大きく寄ってしまう。中央周面14の摩擦係数を大
きくすると、ベルト3の寄りが発生しやすくなるのであ
る。図示した例では、従動プーリ2の中央部周面14の
ベルト3に対する摩擦係数は小さく設定されているの
で、このような不具合が発生することはない。
【0026】上述のように、駆動プーリ1と従動プーリ
2のうちの1つのプーリ、図の例では従動プーリ2の軸
方向における一方の側Bにベルト3が寄ったとき、その
一方の側Bのベルト幅方向端部領域12が接する当該プ
ーリ2の軸方向端部周面15のベルト3に対する摩擦係
数が、該プーリ2の軸方向中央部の周面14のベルト3
に対する摩擦係数よりも大きく設定されているのであ
る。これにより、ベルト寄り修正部材の機能を高め、効
果的にベルトの寄りを修正できる。
【0027】ベルト3が、従動プーリ2の軸方向におけ
るもう一方の側Cに寄ったときも、上述したところと全
く同様に、従動プーリ2の端部15Aによって、テーパ
ローラ9Aより成るベルト寄り修正効果が高められる。
【0028】上述した実施形態例では、後述する実施形
態例と同様に、ベルト寄り修正部材が、ベルト走行方向
Aに関し、プーリ2よりも上流側において回転自在に支
持され、かつ一方の側B又はCに寄ったベルト3の当該
一方の側のベルト幅方向端部領域12又は12Aの表面
に圧接して当該ベルト3を撓ませるベルト寄り修正ロー
ラより成る。その際、図1乃至図3に示した例では、そ
のベルト寄り修正ローラが、プーリ2とほぼ平行な回転
軸心を有し、かつベルト3の幅方向中央部へ向けて先細
となったテーパローラ9,9Aによって構成されてい
る。
【0029】これに対し、図4乃至図6に示す例では、
上述のベルト寄り修正ローラが、従動プーリ2の軸方向
における一方の側B又はCに寄ったベルト3の当該一方
の側のベルト幅方向端部領域12又は12Aのプーリ2
に対する巻き掛け角を増大させる向きに傾斜した針状ロ
ーラ109,109Aより成る。すなわち、各針状ロー
ラ109,109Aは、支持フレーム7の軸支部11
1,111Aに固設された支持ピン100,100Aに
回転自在に支持され、ベルト3の表面側に位置する各針
状ローラ109,109Aの自由端が互いに接近する向
きに傾斜している。走行中のベルト3に寄りが発生する
と、針状ローラ109又は109Aがベルト3の端部領
域12又は12Aの表面に圧接してこれを撓ませ、先に
説明した実施形態例と全く同様にして、そのベルト3の
寄りが修正される。
【0030】また図7乃至図9に示す実施形態例におい
ては、前述のベルト寄り修正ローラが、プーリ2とほぼ
直角をなす回転軸心を有し、かつ前記一方の側B又はC
に寄ったベルト3の当該一方の側のベルト幅方向端部領
域12又は12Aのプーリ2に対する巻き掛け角を増大
させる向きのテーパ状外周面を有する傘状ローラ20
9,209Aより成る。すなわち、各傘状ローラ20
9,209Aは、支持フレーム7の軸支部211,21
1Aに回転自在に支持された支持ピン210,210A
に固定され、各支持ピン210,210Aは従動プーリ
2の回転軸心に対して直角に突出し、各傘状ローラ20
9,209Aの大径端部が上を向いて位置している。走
行中のベルト3に寄りが発生すると、傘状ローラ209
又は209Aがベルト3の端部領域12又は12Aの表
面に圧接してこれを撓ませ、先に説明した実施形態例と
全く同様にして、そのベルト3の寄りを修正する。
【0031】図4乃至図9に示したベルト装置の他の構
成は、図1乃至図3に示したベルト装置と変りはない。
【0032】ベルト寄り修正部材を、図1乃至図9に示
した如きベルト寄り修正ローラにより構成すると、その
構成を簡素化でき、コストの低減を達成できると共に、
ベルトの寄り修正効果を確実に得ることができる。
【0033】以上説明した実施形態例では、従動プーリ
2に対して一対のベルト寄り修正部材を設け、かつこの
従動プーリ2の周面のベルトに対する摩擦係数を前述の
ように設定したが、従動プーリ2以外のプーリに対し、
或いは複数のプーリに対し、又は全てのプーリに対して
前述の構成を採用することもできる。また図示した例で
は、プーリの軸方向における各端部の側に、それぞれベ
ルト寄り修正部材を設けたが、その一方の側にだけベル
ト寄り修正部材を設け、その一方の側のプーリ端部のベ
ルトに対する摩擦係数をその中央部よりも大きく設定す
ることもできる。この場合には、例えばプーリ間の平行
度を予めわずかに狂わし、走行中のベルトをプーリの一
方の側に意図的に寄らせ、その寄りをベルト寄り修正部
材によって修正するように構成する。
【0034】本発明は、シート搬送装置として構成され
るベルト装置のほか、各種の機械装置で利用されるベル
ト装置に広く適用できるものである。
【0035】
【発明の効果】請求項1に記載のベルト装置によれば、
ベルト寄り修正部材によってベルトの寄りを修正でき、
しかも、プーリの軸方向端部周面のベルトに対する摩擦
係数を高めることによって、そのベルト寄り修正部材に
よるベルトの寄り修正効果を高めることができる。
【0036】請求項2乃至5に記載のベルト装置によれ
ば、ベルト寄り修正部材の構成を簡素化でき、そのコス
トを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベルト装置の一例を示す平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】ベルト装置の他の例を示す平面図である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】図4のVI−VI線断面図である。
【図7】ベルト装置のさらに他の例を示す平面図であ
る。
【図8】図7の正面図である。
【図9】図7のIX−IX線断面図である。
【符号の説明】
1 駆動プーリ 2 従動プーリ 3 ベルト 9 テーパローラ 9A テーパローラ 12 端部領域 12A端部領域 13 側縁 13A 側縁 14 周面 15 周面 15A 周面 109 針状ローラ 109A 針状ローラ 209 傘状ローラ 209A 傘状ローラ A 走行方向 B 側 C 側

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動プーリと従動プーリとに掛け渡さ
    れ、前記駆動プーリの回転によって走行駆動される無端
    状のベルトを備えたベルト装置において、 前記駆動プーリと従動プーリのうちの1つのプーリの軸
    方向における一方の側にベルトが寄ったとき、その一方
    の側のベルト側縁の当該プーリに対する巻き掛け角が最
    大で、該ベルトの幅方向中央部へ向けて、当該プーリに
    対するベルトの巻き掛け角が漸次小さくなるように、前
    記一方の側のベルト幅方向端部領域の当該プーリに対す
    る巻き掛け角を増大させるベルト寄り修正部材を設け、
    該プーリの軸方向における一方の側にベルトが寄ったと
    き、その一方の側のベルト幅方向端部領域が接する当該
    プーリの軸方向端部周面のベルトに対する摩擦係数が、
    該プーリの軸方向中央部の周面のベルトに対する摩擦係
    数よりも大きく設定されていることを特徴とするベルト
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ベルト寄り修正部材が、ベルト走行
    方向に関し、前記プーリよりも上流側において回転自在
    に支持され、かつ前記一方の側に寄ったベルトの当該一
    方の側のベルト幅方向端部領域の表面に圧接して当該ベ
    ルトを撓ませるベルト寄り修正ローラより成る請求項1
    に記載のベルト装置。
  3. 【請求項3】 前記ベルト寄り修正ローラが、前記プー
    リとほぼ平行な回転軸心を有し、かつベルトの幅方向中
    央部へ向けて先細となったテーパローラより成る請求項
    2に記載のベルト装置。
  4. 【請求項4】 前記ベルト寄り修正ローラが、前記一方
    の側に寄ったベルトの当該一方の側のベルト幅方向端部
    領域の前記プーリに対する巻き掛け角を増大させる向き
    に傾斜した針状ローラより成る請求項2に記載のベルト
    装置。
  5. 【請求項5】 前記ベルト寄り修正ローラが、前記プー
    リとほぼ直角をなす回転軸心を有し、かつ前記一方の側
    に寄ったベルトの当該一方の側のベルト幅方向端部領域
    の前記プーリに対する巻き掛け角を増大させる向きのテ
    ーパ状外周面を有する傘状ローラより成る請求項2に記
    載のベルト装置。
JP9279738A 1997-09-27 1997-09-27 ベルト装置 Pending JPH11100112A (ja)

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