JPH09100044A - シート材搬送装置 - Google Patents
シート材搬送装置Info
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- JPH09100044A JPH09100044A JP27970495A JP27970495A JPH09100044A JP H09100044 A JPH09100044 A JP H09100044A JP 27970495 A JP27970495 A JP 27970495A JP 27970495 A JP27970495 A JP 27970495A JP H09100044 A JPH09100044 A JP H09100044A
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- conveyor belt
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Abstract
(57)【要約】
【課題】搬送ベルト幅より幅が広く、ローラニップ間よ
りも短いシート材に対しても、適切な搬送力を与えるこ
とができるシート材搬送装置を提供する。 【解決手段】搬送ベルト８の上流端を支持する回転支持
軸５のベルト幅よりも外側に突出する部分に、前記搬送
ベルト８よりも幅の広いシート材７の幅方向両端部を支
持する搬送フランジ部５ａ，５ｂを設けたことを特徴と
する。
りも短いシート材に対しても、適切な搬送力を与えるこ
とができるシート材搬送装置を提供する。 【解決手段】搬送ベルト８の上流端を支持する回転支持
軸５のベルト幅よりも外側に突出する部分に、前記搬送
ベルト８よりも幅の広いシート材７の幅方向両端部を支
持する搬送フランジ部５ａ，５ｂを設けたことを特徴と
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート材搬送装置
に関し、特に搬送ローラ対のニップ間距離よりも短いシ
ート材を搬送するシート材搬送装置に関する。
に関し、特に搬送ローラ対のニップ間距離よりも短いシ
ート材を搬送するシート材搬送装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種のシート材搬送装置として
は、たとえば、図４に示すようなものがある。
は、たとえば、図４に示すようなものがある。
【０００３】すなわち、シート材１００の搬送方向に一
対の搬送ローラ対１０１，１０２が設けられ、搬送ロー
ラ対１０１，１０２のニップ間距離よりも短いシート材
１００を搬送するために、一対のローラ対１０１，１０
２間には、シート材１００の後端が上流側のローラ対１
０１から離脱して、シート材１００の先端が下流側のロ
ーラ対１０２のニップに進入するまでの間、シート材１
００を搬送するための搬送ベルト１０３が設けられれて
いる。
対の搬送ローラ対１０１，１０２が設けられ、搬送ロー
ラ対１０１，１０２のニップ間距離よりも短いシート材
１００を搬送するために、一対のローラ対１０１，１０
２間には、シート材１００の後端が上流側のローラ対１
０１から離脱して、シート材１００の先端が下流側のロ
ーラ対１０２のニップに進入するまでの間、シート材１
００を搬送するための搬送ベルト１０３が設けられれて
いる。
【０００４】従来の搬送ベルト１０３による搬送は、搬
送ベルト１０３のベルト幅を広くし、ローラ対１０１，
１０２のニップ間距離よりも短いシート材１００を搬送
する場合、当該シート材１００の幅の大半をカバーする
ように構成していた。
送ベルト１０３のベルト幅を広くし、ローラ対１０１，
１０２のニップ間距離よりも短いシート材１００を搬送
する場合、当該シート材１００の幅の大半をカバーする
ように構成していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、搬送ベルト１
０３のベルト幅を広くすると、搬送ベルト１０３のコス
トがかかるだけでなく、搬送ベルト１０３の張力の装置
毎の固体差や、経時変化が大きい。そこで、適切な張力
を維持するためにテンショナ等の機構を使うか、または
高い張力にしておくことも考えられたが、高張力である
と、高出力のモータを使う必要があり、軸受の耐久性に
も悪い影響を及ぼしていた。
０３のベルト幅を広くすると、搬送ベルト１０３のコス
トがかかるだけでなく、搬送ベルト１０３の張力の装置
毎の固体差や、経時変化が大きい。そこで、適切な張力
を維持するためにテンショナ等の機構を使うか、または
高い張力にしておくことも考えられたが、高張力である
と、高出力のモータを使う必要があり、軸受の耐久性に
も悪い影響を及ぼしていた。
【０００６】そこで、図５に示すように、搬送ベルト１
０３のベルト幅を狭くすることが考えられるが、ベルト
幅を狭くするとカールしたシート材１００に対して搬送
力が弱く、結局搬送できるシート材１００の幅が狭くな
っていた。
０３のベルト幅を狭くすることが考えられるが、ベルト
幅を狭くするとカールしたシート材１００に対して搬送
力が弱く、結局搬送できるシート材１００の幅が狭くな
っていた。
【０００７】特に、上流側のローラ対１０１の下流であ
って、かつ搬送ベルト１０３の上流端より上流に、ほぼ
最大シート材幅と同じ幅のリブ状の作用板（たとえば除
電針）等の接触部材１０４が、シート材１００の搬送経
路である搬送パス近傍に設けられている場合、搬送方向
に対し直角方向でシート材１００の中央が凸になるカー
ルを持ったシート材１００の時に、搬送ベルト１０３は
シート材１００の幅とほぼ同じ幅を持たないと、シート
材１００の両端が接触部材１０４のものに乗ってしま
い、シート材１００が搬送ベルト１０３に接触しない状
態が生まれ、搬送力をシート材１００に伝えることがで
きないことがあった。
って、かつ搬送ベルト１０３の上流端より上流に、ほぼ
最大シート材幅と同じ幅のリブ状の作用板（たとえば除
電針）等の接触部材１０４が、シート材１００の搬送経
路である搬送パス近傍に設けられている場合、搬送方向
に対し直角方向でシート材１００の中央が凸になるカー
ルを持ったシート材１００の時に、搬送ベルト１０３は
シート材１００の幅とほぼ同じ幅を持たないと、シート
材１００の両端が接触部材１０４のものに乗ってしま
い、シート材１００が搬送ベルト１０３に接触しない状
態が生まれ、搬送力をシート材１００に伝えることがで
きないことがあった。
【０００８】本発明は上記した従来技術の問題点を解決
するためになされたもので、その目的とするところは、
搬送ベルト幅より幅が広く、ローラニップ間よりも短い
シート材に対しても適切は搬送力を与えることができる
シート材搬送装置を提供することにある。
するためになされたもので、その目的とするところは、
搬送ベルト幅より幅が広く、ローラニップ間よりも短い
シート材に対しても適切は搬送力を与えることができる
シート材搬送装置を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、シート材の搬送方向に少なくと
も一対のローラ対が設けられ、該ローラ対のニップ間距
離がシート材よりも長く、該一対のローラ対間には、下
流側のローラ対のニップにシート材先端が進入するまで
シート材を搬送するための搬送ベルトが設けられたシー
ト材搬送装置において、前記搬送ベルトの上流端を支持
する回転支持軸のベルト幅よりも外側に突出する部分
に、前記搬送ベルトよりも幅の広いシート材の幅方向両
端部を支持する搬送フランジ部を設けたことを特徴とす
る。
に、本発明にあっては、シート材の搬送方向に少なくと
も一対のローラ対が設けられ、該ローラ対のニップ間距
離がシート材よりも長く、該一対のローラ対間には、下
流側のローラ対のニップにシート材先端が進入するまで
シート材を搬送するための搬送ベルトが設けられたシー
ト材搬送装置において、前記搬送ベルトの上流端を支持
する回転支持軸のベルト幅よりも外側に突出する部分
に、前記搬送ベルトよりも幅の広いシート材の幅方向両
端部を支持する搬送フランジ部を設けたことを特徴とす
る。
【００１０】このようにすれば、ベルト幅より幅が広
く、ローラニップ間よりも短いシート材に対しても、シ
ート材の後端が搬送ベルトにグリップされるまでの間、
搬送フランジ部によってシート材に搬送力を伝えること
ができ、カールしたシート材に対しても搬送力を伝えや
すい。
く、ローラニップ間よりも短いシート材に対しても、シ
ート材の後端が搬送ベルトにグリップされるまでの間、
搬送フランジ部によってシート材に搬送力を伝えること
ができ、カールしたシート材に対しても搬送力を伝えや
すい。
【００１１】また、搬送フランジ部の外周がシート材の
搬送経路に進入していれば、シート材の幅方向端部が確
実に搬送フランジ部に接触し、確実に搬送される。
搬送経路に進入していれば、シート材の幅方向端部が確
実に搬送フランジ部に接触し、確実に搬送される。
【００１２】さらに、搬送フランジ部外周に摩擦力付与
手段を設けておけば、搬送フランジ部からシート材に加
える搬送力をより大きくすることができる。
手段を設けておけば、搬送フランジ部からシート材に加
える搬送力をより大きくすることができる。
【００１３】また、搬送フランジ部より内側に位置する
内側搬送ガイド部を、搬送フランジ部の外側に位置する
外側搬送ガイド部よりも低く設定しておけば、シート材
がカールしている場合に、下方にカールした幅方向両端
が内側搬送ガイド部に落ち込み、シート材中央部が確実
に搬送ベルト上に接触し、シート材を確実に搬送するこ
とができる。
内側搬送ガイド部を、搬送フランジ部の外側に位置する
外側搬送ガイド部よりも低く設定しておけば、シート材
がカールしている場合に、下方にカールした幅方向両端
が内側搬送ガイド部に落ち込み、シート材中央部が確実
に搬送ベルト上に接触し、シート材を確実に搬送するこ
とができる。
【００１４】また、上流側のローラ対と搬送ベルトの上
流端との間にシート材が通過する搬送経路近傍に位置す
るシート材に接触する接触部材が配置されている場合、
搬送フランジ部を設けることによって、シート材が接触
部材に乗り上げることが防止され、搬送フランジ部によ
ってシート材に対して確実に搬送力を伝達することがで
きる。
流端との間にシート材が通過する搬送経路近傍に位置す
るシート材に接触する接触部材が配置されている場合、
搬送フランジ部を設けることによって、シート材が接触
部材に乗り上げることが防止され、搬送フランジ部によ
ってシート材に対して確実に搬送力を伝達することがで
きる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【００１６】図１に本発明の実施の形態が示されてい
る。
る。
【００１７】すなわち、シート材７の搬送方向に一対の
第１，第２ローラ対１，２が設けられ、この第１，第２
ローラ対１，２の第１，第２ニップ１ａ，２ａ間距離が
シート材７よりも長く、第１，第２ローラ対１，２間に
は、下流側の第２ローラ対２のニップ２ａにシート材７
先端が進入するまでシート材７を搬送するための搬送ベ
ルト８が設けられている。
第１，第２ローラ対１，２が設けられ、この第１，第２
ローラ対１，２の第１，第２ニップ１ａ，２ａ間距離が
シート材７よりも長く、第１，第２ローラ対１，２間に
は、下流側の第２ローラ対２のニップ２ａにシート材７
先端が進入するまでシート材７を搬送するための搬送ベ
ルト８が設けられている。
【００１８】前記搬送ベルト８は一対の回転支持軸５，
６間に掛け回され、いずれかの回転支持軸５，６を駆動
することによって搬送ベルト８が回転駆動される。
６間に掛け回され、いずれかの回転支持軸５，６を駆動
することによって搬送ベルト８が回転駆動される。
【００１９】この回転支持軸５，６の内の、搬送ベルト
８の上流端を支持する回転支持軸５のベルト幅よりも外
側に突出する部分に、前記搬送ベルト８よりも幅の広い
シート材７の幅方向両端部を支持する円形の搬送フラン
ジ部５ａ，５ｂが設けられている。この搬送フランジ部
５ａ，５ｂには、外周に図示しないゴム等の摩擦付与部
材が巻き付けられており、シート材７に対する摩擦係数
を高くしている。また、搬送フランジ部５ａ，５ｂの径
は搬送ベルト７の回転支持軸に巻き付けている部分の径
とほぼ同一に設定されている。
８の上流端を支持する回転支持軸５のベルト幅よりも外
側に突出する部分に、前記搬送ベルト８よりも幅の広い
シート材７の幅方向両端部を支持する円形の搬送フラン
ジ部５ａ，５ｂが設けられている。この搬送フランジ部
５ａ，５ｂには、外周に図示しないゴム等の摩擦付与部
材が巻き付けられており、シート材７に対する摩擦係数
を高くしている。また、搬送フランジ部５ａ，５ｂの径
は搬送ベルト７の回転支持軸に巻き付けている部分の径
とほぼ同一に設定されている。
【００２０】摩擦力付与部材としては、図２に示すよう
に、搬送フランジ部５ａ，５ｂ表面に突起１０を有する
ゴム膜１１を設けるようにしてもよい。
に、搬送フランジ部５ａ，５ｂ表面に突起１０を有する
ゴム膜１１を設けるようにしてもよい。
【００２１】また、上流側の第１ローラ対１と搬送ベル
ト８の上流端との間にシート材７が通過する搬送経路で
ある搬送パス近傍に位置するシート材に接触する接触部
材としての除電針等の作用板４が配置されている。作用
板４はシート材７の最大幅と同じ幅でリブ状に突出して
いる。ここで、搬送パスとは、シート材７が幅方向に直
線状態を維持しながら搬送されたとした場合のシート材
７の経路をいうものとする。
ト８の上流端との間にシート材７が通過する搬送経路で
ある搬送パス近傍に位置するシート材に接触する接触部
材としての除電針等の作用板４が配置されている。作用
板４はシート材７の最大幅と同じ幅でリブ状に突出して
いる。ここで、搬送パスとは、シート材７が幅方向に直
線状態を維持しながら搬送されたとした場合のシート材
７の経路をいうものとする。
【００２２】また、第１，第２ローラ対１，２間には、
シート材７の下面を案内する搬送ガイドが設けられてお
り、上記した一対の搬送フランジ部５ａ，５ｂより内側
に位置する内側搬送ガイド部９を、搬送フランジ部５
ａ，５ｂの外側に位置する外側搬送ガイド部３よりも低
く設定している。
シート材７の下面を案内する搬送ガイドが設けられてお
り、上記した一対の搬送フランジ部５ａ，５ｂより内側
に位置する内側搬送ガイド部９を、搬送フランジ部５
ａ，５ｂの外側に位置する外側搬送ガイド部３よりも低
く設定している。
【００２３】搬送ベルト８は、接触部材４よりシート材
７の搬送パスに近く、かつ最小サイズのシート材７がロ
ーラ対２のニップ２ａに進入したときの、その後端位置
より下流部分を除き、搬送ガイド３よりも高く配置され
ている。
７の搬送パスに近く、かつ最小サイズのシート材７がロ
ーラ対２のニップ２ａに進入したときの、その後端位置
より下流部分を除き、搬送ガイド３よりも高く配置され
ている。
【００２４】上記構成のシート材搬送装置にあっては、
長さが一対の搬送ローラ対１，２のニップ部１ａ，２ａ
間よりも短くかつ幅が搬送ベルト８よりも広いシート材
７を搬送する場合、シート材７後端が上流側の搬送ロー
ラ対１のニップ部１ａから離脱した時点で、シート材７
がカールしていても、シート材７の幅方向端部が、搬送
ベルト８の上流端を支持する回転支持軸５の搬送フラン
ジ部５ａ，５ｂ上に接触し、この搬送フランジ部５ａ，
５ｂの回転によって搬送力を得る。
長さが一対の搬送ローラ対１，２のニップ部１ａ，２ａ
間よりも短くかつ幅が搬送ベルト８よりも広いシート材
７を搬送する場合、シート材７後端が上流側の搬送ロー
ラ対１のニップ部１ａから離脱した時点で、シート材７
がカールしていても、シート材７の幅方向端部が、搬送
ベルト８の上流端を支持する回転支持軸５の搬送フラン
ジ部５ａ，５ｂ上に接触し、この搬送フランジ部５ａ，
５ｂの回転によって搬送力を得る。
【００２５】この搬送フランジ部５ａ，５ｂにより、ベ
ルト幅より幅が広く、ローラニップ１ａ，２ａ間よりも
短いシート材７に対しても、シート材７の後端が搬送ベ
ルト８にグリップされるまで、搬送力を伝えるエリアを
確保でき、カールしたシート材７に対しても搬送力を伝
えやすい。
ルト幅より幅が広く、ローラニップ１ａ，２ａ間よりも
短いシート材７に対しても、シート材７の後端が搬送ベ
ルト８にグリップされるまで、搬送力を伝えるエリアを
確保でき、カールしたシート材７に対しても搬送力を伝
えやすい。
【００２６】特に、シート材７が除電針等の接触部材４
に接触しても、搬送フランジ部５ａ，５ｂによってシー
ト材７に確実に搬送力を伝達することができる。
に接触しても、搬送フランジ部５ａ，５ｂによってシー
ト材７に確実に搬送力を伝達することができる。
【００２７】また、搬送フランジ部５ａ，５ｂの外周が
シート材７の搬送パスに進入するように配置していれ
ば、シート材７の幅方向端部が確実に搬送フランジ部５
ａ，５ｂに接触し、確実に搬送される。
シート材７の搬送パスに進入するように配置していれ
ば、シート材７の幅方向端部が確実に搬送フランジ部５
ａ，５ｂに接触し、確実に搬送される。
【００２８】さらに、搬送フランジ部５ａ，５ｂ外周
に、ゴム材や図２に示したようなゴム膜１１等の摩擦力
付与部材を設けておけば、搬送フランジ部５ａ，５ｂか
らシート材７に加える搬送力をより大きくすることがで
きる。
に、ゴム材や図２に示したようなゴム膜１１等の摩擦力
付与部材を設けておけば、搬送フランジ部５ａ，５ｂか
らシート材７に加える搬送力をより大きくすることがで
きる。
【００２９】シート材７がカールしている場合に、下方
にカールした幅方向両端が内側搬送ガイド部９に落ち込
み、シート材７中央部が確実に搬送ベルト８上に接触
し、シート材７を確実に搬送することができる。
にカールした幅方向両端が内側搬送ガイド部９に落ち込
み、シート材７中央部が確実に搬送ベルト８上に接触
し、シート材７を確実に搬送することができる。
【００３０】以上の説明では、搬送ベルト８のベルト幅
よりも広く、ローラニップ１ａ，２ａ間よりも短いシー
ト材７の搬送について説明したが、当然のことながら、
本シート材搬送装置は、搬送ベルト８のベルト幅よりも
狭くローラニップ１ａ，２ａ間より短いシート材につい
ては搬送ベルト８により搬送でき、搬送ベルト８のベル
ト幅に拘り無くローラニップ１ａ，２ａ間よりも長いシ
ート材７については第１，第２ローラ対１，２により搬
送できることはもちろんであり、各種サイズのシート材
に対応することができる。
よりも広く、ローラニップ１ａ，２ａ間よりも短いシー
ト材７の搬送について説明したが、当然のことながら、
本シート材搬送装置は、搬送ベルト８のベルト幅よりも
狭くローラニップ１ａ，２ａ間より短いシート材につい
ては搬送ベルト８により搬送でき、搬送ベルト８のベル
ト幅に拘り無くローラニップ１ａ，２ａ間よりも長いシ
ート材７については第１，第２ローラ対１，２により搬
送できることはもちろんであり、各種サイズのシート材
に対応することができる。
【００３１】また、上記実施の形態では接触部材を有す
る場合について説明したが、接触部材４が設けられてい
ない場合にも適用することができる。
る場合について説明したが、接触部材４が設けられてい
ない場合にも適用することができる。
【００３２】なお、上記実施の形態では一対のローラ対
のみを有する形態について説明したが、複数のローラ対
を有する場合で、ローラ対のニップ間距離がシート材の
長さより長い区間を少なくとも１区間有する場合に、当
該区間において搬送ベルトによる補助的な搬送をする場
合に適用できることはもちろんである。
のみを有する形態について説明したが、複数のローラ対
を有する場合で、ローラ対のニップ間距離がシート材の
長さより長い区間を少なくとも１区間有する場合に、当
該区間において搬送ベルトによる補助的な搬送をする場
合に適用できることはもちろんである。
【００３３】［他の実施の形態］図３は、各種幅のシー
ト材に対応して複数の搬送フランジ部５ａ，５ｂを設
け、搬送ローラ対１，２の幅全域をカバーした構成であ
る。
ト材に対応して複数の搬送フランジ部５ａ，５ｂを設
け、搬送ローラ対１，２の幅全域をカバーした構成であ
る。
【００３４】このようにすれば、種々のサイズのシート
材に対応することができる。
材に対応することができる。
【００３５】その他の構成および作用については、図１
の構成と全く同一であるので、同一の構成部分について
は同一の符号を付して、その説明は省略する。
の構成と全く同一であるので、同一の構成部分について
は同一の符号を付して、その説明は省略する。
【００３６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
搬送フランジ部により、搬送ベルト幅より幅が広く、ロ
ーラニップ間よりも短いシート材に対しても、シート材
の後端が搬送ベルトにグリップされるまで、搬送力を伝
える領域を確保でき、カールしたシート材に対しても搬
送力を伝えやすい。このように、本発明によれば、ベル
ト幅を狭くしても、ニップ間距離よりも短いシート材を
良好に搬送できるようになった。
搬送フランジ部により、搬送ベルト幅より幅が広く、ロ
ーラニップ間よりも短いシート材に対しても、シート材
の後端が搬送ベルトにグリップされるまで、搬送力を伝
える領域を確保でき、カールしたシート材に対しても搬
送力を伝えやすい。このように、本発明によれば、ベル
ト幅を狭くしても、ニップ間距離よりも短いシート材を
良好に搬送できるようになった。
【００３７】また、搬送フランジ部の外周がシート材の
搬送経路に進入していれば、シート材の幅方向端部が確
実に搬送フランジ部に接触し、確実に搬送される。
搬送経路に進入していれば、シート材の幅方向端部が確
実に搬送フランジ部に接触し、確実に搬送される。
【００３８】さらに、搬送フランジ部外周に摩擦力付与
手段を設けておけば、搬送フランジ部からシート材に加
える搬送力をより大きくすることができる。
手段を設けておけば、搬送フランジ部からシート材に加
える搬送力をより大きくすることができる。
【００３９】また、搬送フランジ部より内側に位置する
内側搬送ガイド部を、搬送フランジ部の外側に位置する
外側搬送ガイド部よりも低く設定しておけば、シート材
がカールしている場合に、下方にカールした幅方向両端
が内側搬送ガイド部に落ち込み、シート材中央部が確実
に搬送ベルト上に接触し、シート材を確実に搬送するこ
とができる。
内側搬送ガイド部を、搬送フランジ部の外側に位置する
外側搬送ガイド部よりも低く設定しておけば、シート材
がカールしている場合に、下方にカールした幅方向両端
が内側搬送ガイド部に落ち込み、シート材中央部が確実
に搬送ベルト上に接触し、シート材を確実に搬送するこ
とができる。
【００４０】また、上流側のローラ対と搬送ベルトの上
流端との間にシート材が通過する搬送経路近傍に位置す
るシート材に接触する接触部材が配置されている場合、
搬送フランジ部を設けることによって、シート材が接触
部材に乗り上げることが防止され、搬送フランジ部によ
ってシート材に対して確実に搬送力を伝達することがで
きる。
流端との間にシート材が通過する搬送経路近傍に位置す
るシート材に接触する接触部材が配置されている場合、
搬送フランジ部を設けることによって、シート材が接触
部材に乗り上げることが防止され、搬送フランジ部によ
ってシート材に対して確実に搬送力を伝達することがで
きる。
【図１】図１は本発明の実施の形態に係るシート材搬送
装置を示す図である。
装置を示す図である。
【図２】図２は搬送フランジ部の他の形態を示す図であ
る。
る。
【図３】図３は本発明の他の実施の実施の形態に係るシ
ート材搬送装置を示す図である。
ート材搬送装置を示す図である。
【図４】図４は従来のシート材搬送装置の構成のまま
で、ベルト幅を狭くした系の説明図である。
で、ベルト幅を狭くした系の説明図である。
【図５】図５は従来のシート材搬送装置の構成のまま
で、幅の広いベルトを使用している系の説明図である。
で、幅の広いベルトを使用している系の説明図である。
１ 第１ローラ対 ２ 第２ローラ対 １ａ，２ａ ニップ部 ３ 外側搬送ガイド部 ４ 接触部材 ５，６ 回転支持軸 ５ａ，５ｂ 搬送フランジ部 ７ シート材 ８ 搬送ベルト ９ 内側搬送ガイド部 １０ 突起（摩擦付与部材） １１ ゴム膜（摩擦付与部材）
Claims (5)
- 【請求項１】シート材の搬送方向に少なくとも一対のロ
ーラ対が設けられ、該ローラ対のニップ間距離がシート
材よりも長く、該一対のローラ対間には、下流側のロー
ラ対のニップにシート材先端が進入するまでシート材を
搬送するための搬送ベルトが設けられたシート材搬送装
置において、 前記搬送ベルトの上流端を支持する回転支持軸のベルト
幅よりも外側に突出する部分に、前記搬送ベルトよりも
幅の広いシート材の幅方向両端部を支持する搬送フラン
ジ部を設けたことを特徴とするシート材搬送装置。 - 【請求項２】搬送フランジ部の外周はシート材の搬送経
路に進入している請求項１に記載のシート材搬送装置。 - 【請求項３】搬送フランジ部外周には、シート材との間
の接触摩擦力を増大させる摩擦力付与手段を設けた請求
項１または２に記載のシート材搬送装置。 - 【請求項４】搬送ベルト幅より外側であって、搬送フラ
ンジ部より内側に位置する搬送ガイド部が、搬送フラン
ジ部の外側に位置する搬送ガイド部よりも低くなってい
ることを特徴とする請求項１，２または３に記載のシー
ト材搬送装置。 - 【請求項５】上流側のローラ対と搬送ベルトの上流端と
の間にシート材が通過する搬送経路近傍に位置するシー
ト材に接触する接触部材が配置されていることを特徴と
する請求項１，２，３または４に記載のシート材搬送装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27970495A JPH09100044A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | シート材搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27970495A JPH09100044A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | シート材搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09100044A true JPH09100044A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17614722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27970495A Pending JPH09100044A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | シート材搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09100044A (ja) |
-
1995
- 1995-10-03 JP JP27970495A patent/JPH09100044A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020604 |