JPH1099648A - ハニカム状フィルタ - Google Patents

ハニカム状フィルタ

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JPH1099648A
JPH1099648A JP8259913A JP25991396A JPH1099648A JP H1099648 A JPH1099648 A JP H1099648A JP 8259913 A JP8259913 A JP 8259913A JP 25991396 A JP25991396 A JP 25991396A JP H1099648 A JPH1099648 A JP H1099648A
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JP
Japan
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hole
filter
honeycomb filter
holes
deodorizing
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Application number
JP8259913A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Ando
達男 安藤
Hideyuki Kikuchi
英行 菊池
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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  • Catalysts (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理性能をより一層向上させることができる
ハニカム状フィルタを提供する。 【解決手段】 フィルタ1はその一端面1aから他端面
1bに延びる複数個の貫通孔2が形成されたハニカム形
状である。そして、この貫通孔2を形成する壁3にはそ
の両端部において、貫通孔2の内部に向かって突出する
突出部4が形成されている。即ち、この貫通孔2の断面
積はその両端部において、貫通孔2の中央部分の断面積
よりも小さくなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体、気体又はスラ
リー等の流体を通過させてこの流体を処理するフィルタ
に関し、特に、処理能力を向上させることができるハニ
カム状フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】フィルタは、一般的に、単一成分の流体
又は混合成分の流体をその内部に通過させることによっ
て、この流体に対して物理化学的な処理を施すために使
用され、例えば、触媒機能、吸着機能又は形状選択機能
を有している。従来のフィルタとしては、例えば、O3
の分解に好適である活性炭成形体が開示されている(特
開昭62−207706号公報)。また、公害防止用、
悪臭脱臭用及び合成ガス製造時の有毒ガス除去用に好適
である触媒成形体についても提案されている(特開昭6
2−266143号公報)。更に、フィルタ等を構成す
る部材として、耐久性及び脱臭性能の向上を図った脱臭
部材も公知である(特開平6−269490号公報)。
これらは全て成形体又は部材を構成する成分等を規定す
ることによって、所望の物理化学的な機能を得ようとす
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の成形体及び部材を使用しても、これにより得ら
れる効果は十分ではない。従って、近時、より一層優れ
た性能を有するフィルタに対する要求が高まってきてい
る。
【0004】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、処理性能をより一層向上させることができ
るハニカム状フィルタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るハニカム状
フィルタは、複数個の貫通孔を有するハニカム状フィル
タにおいて、前記貫通孔を形成する壁が貫通孔の1端部
又は両端部で突出して、前記貫通孔の断面積が貫通孔の
1端部又は両端部で、それ以外の部分より小さいことを
特徴とする。
【0006】例えば、従来のフィルタにおいては、これ
が脱臭フィルタとして作用する場合、悪臭ガスを含んだ
空気はフィルタの貫通孔の壁面と接触しながら脱臭され
る。このとき、従来のフィルタには貫通孔の端部に突出
がないので、フィルタ内部のガスの流れは層流になりや
すくなる。そして、この流れが層流に近いほど、貫通孔
の壁面から遠い領域を流れる悪臭成分はフィルタの壁面
との接触機会が少なくなり、脱臭処理されないままフィ
ルタを通過することになる。
【0007】本発明においては、貫通孔を形成する壁が
貫通孔の1端部又は両端部で突出しており、貫通孔を通
過する流体が貫通孔内で乱流となるので、処理が施され
る成分がフィルタ壁面に接触する機会は極端に増加す
る。従って、フィルタとしての処理性能を向上させるこ
とができると共に、長時間その性能を維持することがで
きる。なお、壁は貫通孔の1端部のみで突出していて
も、その貫通孔を通過する流体に乱流が発生するが、貫
通孔の両端部で壁が突出していると、乱流を発生させる
効果をより一層高めることができる。
【0008】このフィルタは、無機物質又は活性炭を主
成分として含有することができる。このように、本発明
のフィルタは、その用途に応じて構成成分を選択するこ
とができ、いずれの用途に対するものであっても、その
処理性能を向上させる効果を得ることができる。
【0009】また、壁が突出して形成された突出部は、
前記貫通孔の内周の20乃至50%の領域にわたって分
布していることが好ましい。これは、突出部の分布が貫
通孔の内周の20%未満であると、貫通孔内部を通過す
る流体に十分に乱流を発生させることができず、突出部
の分布が50%を超えると、圧力損失が大きくなってし
まうからである。
【0010】更に、貫通孔はその断面形状が四辺形であ
り、前記突出部は前記四辺形を構成する辺のうち同一方
向の辺に形成されていることが好ましい。突出部がこの
ように形成されていると、流体に十分に乱流を発生させ
る効果と、圧力損失の増加を抑制する効果とを同時に得
ることができる。更にまた、前記突出部の高さはその長
さ方向に変化していることが望ましい。このようにする
ことにより、更に一層、流体に乱流が生じやすくなる。
【0011】また、突出部の1貫通孔あたりの断面積を
P、前記貫通孔の両端部以外の部分における貫通孔の1
貫通孔あたりの断面積をSとすると、PはSの0.1乃
至36%であることが好ましく、PはSの0.5乃至7
%であると、更に一層好ましい。PがSの0.1%未満
であると、流体に十分に乱流を発生させることができな
い。一方、PがSの36%を超えると、圧力損失が大き
くなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について添
付の図面を参照して具体的に説明する。図1(a)は本
発明の第1の実施例に係るハニカム状フィルタを示す斜
視図であり、(b)はその断面図である。図1に示すよ
うに、フィルタ1はその一端面1aから他端面1bに延
びる複数個の貫通孔2が形成されたハニカム形状であ
る。そして、この貫通孔2を形成する壁3にはその両端
部において、貫通孔2の内部に向かって突出する突出部
4が形成されている。即ち、この貫通孔2の断面積はそ
の両端部において、貫通孔2の中央部分の断面積よりも
小さくなっている。
【0013】このように形成された第1の実施例におい
ては、例えば、フィルタ1が脱臭フィルタとして機能す
る場合、悪臭成分を含んだ気体が貫通孔2内を通過す
る。このとき、図2に示すように、貫通孔を通過する空
気は、突出部4によって貫通孔2内で乱流となるので、
悪臭成分が貫通孔2の内壁に接触する機会は極端に増加
する。従って、フィルタとしての処理性能、即ち、脱臭
性能を向上させることができると共に、長時間その性能
を維持することができる。
【0014】なお、突出部4は貫通孔の1端部のみに形
成されていてもよいが、本実施例に示すように、突出部
4が貫通孔2の両端部に形成されていると、乱流を発生
させる効果をより一層高めることができる。
【0015】図3(a)は本発明の第2の実施例に係る
ハニカム状フィルタを部分的に示す正面図であり、
(b)はその断面図である。第2の実施例が第1の実施
例と異なる点は、突出部4が形成される位置のみである
ので、図3において図1と同一物には同一符号を付し
て、その詳細な説明は省略する。
【0016】第1の実施例は貫通孔2の全内周部分に突
出部4が形成されているものであったが、第2の実施例
においては、貫通孔2を構成する4辺のうち、同一方向
の辺のみに突出部4aが形成されている。
【0017】このように形成された第2の実施例におい
ては、突出部4aが壁3の同一方向の辺のみに形成され
ているので、フィルタ1を通過する流体に十分に乱流を
発生させることができる。また、第1の実施例と比較し
て、フィルタ1に流体が通過するときの突出部4aによ
る圧力損失を低減することができる。
【0018】図4は本発明の第3の実施例に係るハニカ
ム状フィルタを部分的に示す正面図である。第3の実施
例が第2の実施例と異なる点は、突出部の形状のみであ
るので、図4において図3と同一物には同一符号を付し
て、その詳細な説明は省略する。第3の実施例において
は、突出部4bが形成されている辺の一方の端部から他
方の端部に向かって、突出部4bが傾斜した形状になっ
ている。
【0019】このように、第3の実施例は、突出部4b
の高さがその長さ方向に変化しているので、第2の実施
例と比較して、更に一層、流体に乱流が生じやすくなる
と共に、圧力損失を低減することができる。
【0020】図5は本発明の第4の実施例に係るハニカ
ム状フィルタの形状を示す斜視図である。上述の第1乃
至第3の実施例においては、フィルタ1は四辺形の断面
形状を有する貫通孔2が行列状に配列されたものである
が、本発明において、貫通孔の形状及びフィルタ形状は
特に限定しない。即ち、図5に示すように、断面形状が
円形である複数個の貫通孔2aが形成されたものでもよ
く、貫通孔2aを形成する壁3aの1端部又は両端部
に、貫通孔2aの内部に向かって突出する突出部4cが
形成されていれば、第1乃至第3の実施例と同様の効果
を得ることができる。
【0021】本発明において、ハニカム状フィルタの製
造方法についても、特に限定しない。即ち、上述した種
々の形状の突出部を得ることができる製造方法であれば
よい。図6は本発明の第2の実施例に係るハニカム状フ
ィルタの製造方法の1例を示す正面図である。
【0022】先ず、常法に従って、所定の材料により所
定の形状の貫通孔2を有するハニカム状の成形体を作製
する。次に、図6に示すように、貫通孔2よりも若干小
さい寸法の四角柱形状の補助部材5を準備し、この補助
部材5を各貫通孔2に挿入する。そうすると、貫通孔2
と補助部材5との間にわずかな空隙部6が形成される。
【0023】次いで、成形体と同一の成分の粘土状物質
を空隙部6にすり込むようにして圧入した後、これを乾
燥固化させる。これにより、貫通孔2の同一方向の辺に
のみ突出部が形成されたフィルタ1を製造することがで
きる。
【0024】なお、本発明に係るフィルタは、その用途
に応じて構成成分を選択することができ、例えば、無機
物質又は活性炭を主成分として含有することができる。
従って、いずれの用途に対するものであっても、その処
理性能を向上させる効果を得ることができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明に係るフィルタの実施例につい
てその比較例と比較して具体的に説明する。
【0026】先ず、実施例として、マンガン酸化物触媒
を主成分として、図1に示す形状で、貫通孔2の軸方向
のフィルタ長さがt(mm)であり、突出部4の断面積
を変化させた脱臭フィルタを製造すると共に、比較例と
して、実施例と同一の成分及び寸法を有し、突出部が形
成されていない脱臭フィルタを製造した。図7(a)は
比較例の脱臭フィルタの形状を示す斜視図であり、
(b)はその断面図である。比較例として製造した四角
柱形状のフィルタ11には、実施例と同様に、断面形状
が四辺形である貫通孔12が行列状に形成されている
が、貫通孔12の端部において、貫通孔12を形成する
壁13には突出部は形成されていない。
【0027】図8は突出部の面積率の算出方法を示す模
式図である。図8(b)に示すように、突出部4dが貫
通孔2の両端部において、貫通孔2の1角を塞ぐ三角形
状に形成されている場合について説明する。本発明にお
いては、貫通孔2の両端部以外の部分において、図8
(a)に示す1貫通孔あたりの貫通孔2の断面積(g×
h)をSとし、貫通孔2の端部において、図8(b)に
斜線で示す1貫通孔あたりの突出部4dの断面積((k
×m)/2)をPとして、PのSに対する面積率((P
/S)×100)を規定している。
【0028】従って、下記表1に示すように、実施例N
o.1〜5については突出部4の面積率((P/S)×
100)を0.1乃至36%の範囲で変化させたもので
ある。また、実施例No.6は実施例No.1と同一の
断面積を有する突出部4が形成されたフィルタを5個連
結したものである。即ち、貫通孔2の軸方向のフィルタ
長さが5×t(mm)となっており、その内部には、両
端部を含めて6カ所に突出部4が形成されている。比較
例No.7は貫通孔12の軸方向のフィルタ長さがt
(mm)であり、比較例No.8は、実施例No.6と
同様に、貫通孔12の軸方向のフィルタ長さが5×t
(mm)である。
【0029】
【表1】
【0030】これらの脱臭フィルタに対して、メチルメ
ルカプタンの脱臭効率を測定することにより、処理性能
を評価した。図9は脱臭効率の測定方法を示す模式図で
ある。図9に示すように、試験材(フィルタ)21は、
測定治具22内にその内部のガスの流れに対して堰とな
るように設置される。この測定治具22の一方の端部は
悪臭ガス(メチルメルカプタン)ボンベに連結されてお
り、この悪臭ガスボンベからメチルメルカプタンが測定
治具22の一端部に供給され、他端部から排出される。
この場合に、測定治具22におけるガス入口濃度測定点
Aで悪臭ガスの入り口濃度が測定され、試験材21を通
過して脱臭されたガスの濃度が出口濃度測定点Bにて測
定される。そして、このように測定された入口濃度及び
出口濃度を下記数式1に代入することにより、脱臭効率
を評価した。
【0031】
【数1】脱臭効率=(1−出口濃度/入口濃度)×10
0(%)。
【0032】図10は縦軸に脱臭効率をとり、横軸に時
間をとって、種々の実施例及び比較例におけるメチルメ
ルカプタンに対する脱臭効率の評価結果を示すグラフ図
である。但し、図10のグラフ中に示す番号は実施例N
o.及び比較例No.に対応している。図10に示すよ
うに、同一の長さのフィルタで比較すると、突出部4を
有する実施例No.1乃至5は比較例No.7と比較し
て、メチルメルカプタンに対する脱臭効率が極めて優れ
たものとなり、実施例No.6についても、比較例N
o.8と比較して優れた脱臭効率を示している。また、
比較例は時間の経過に従って脱臭効率が低下しているの
に対し、実施例は脱臭効率の低下が殆どないものとなっ
ている。
【0033】次いで、実施例として、マンガン酸化物触
媒を主成分として、図4に示す形状で、貫通孔2の軸方
向のフィルタ長さがt(mm)であり、突出部4bの断
面積を変化させた脱臭フィルタを製造すると共に、比較
例として、図7に示す形状で、実施例と同一の成分及び
寸法を有する脱臭フィルタを製造した。そして、これら
のフィルタに対して、SOx、NOx及びオゾンに対する
除去効率を測定した。突出部4bの面積率((P/S)
×100)を下記表2に示し、SOx、NOx及びオゾン
に対する除去効率を夫々、図11〜13に示す。なお、
突出部4bの面積率及び除去効率の算出方法は図8及び
9並びに上記数式1に示す方法と同様とし、図中の番号
は実施例No.及び比較例No.に対応している。
【0034】
【表2】
【0035】図11〜13に示すように、実施例No.
11乃至14は比較例No.15と比較して、SOx
NOx及びオゾンのいずれに対しても優れた脱臭効率を
示した。
【0036】次いで、活性炭を主成分として、実施例N
o.11乃至14及び比較例No.15と同一の形状及
び寸法を有する脱臭フィルタを製造し、各脱臭フィルタ
について、一定時間後のたばこの煙による臭気強度を比
較した。また、シリカゲルを主成分として、実施例N
o.11乃至14及び比較例No.15と同一の形状及
び寸法を有する除湿フィルタを製造し、各除湿フィルタ
について、一定時間後の湿度を測定した。
【0037】図14は臭気強度の比較及び湿度測定の試
験装置を示す模式図である。密閉容器25内にファン2
7が配置されており、容器25内に気流を形成するよう
になっている。また、ファン27の近傍には、容器25
内の気流に対して堰となるように試験材(フィルタ)2
6が配置されている。たばこの煙による臭気強度の比較
方法としては、たばこ10本分の煙を容器25内に充填
し、試験開始後から30分後の臭気強度を比較して、そ
の脱臭効率が高い方から順に番号をつけた。また、湿度
の測定方法においては、容器25内の初期の相対湿度を
90%に設定し、試験開始後から30分後の容器25内
の湿度を測定した。これらの試験結果を下記表3に示
す。
【0038】
【表3】
【0039】上記表3に示すように、実施例No.11
乃至14は比較例No.15と比較して、優れた脱臭効
率及び除湿効果を得ることができた。また、突出部の面
積率が大きくなるほど、これらの効果は向上した。しか
しながら、突出部の面積率((P/S)×100)が3
6%を超えると、圧力損失が大きくなってしまうので、
フィルタとして十分に機能させることが困難になった。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ハニカム状フィルタの開口端部において、前記貫通孔を
形成する壁が貫通孔の1端部又は両端部で突出している
ので、貫通孔内に乱流が発生することにより、処理性能
をより一層向上させることができる。また、突出した突
出部の形状及び寸法を規定すると、より一層処理性能を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施例に係るハニカム
状フィルタを示す斜視図であり、(b)はその断面図で
ある。
【図2】貫通孔2内を通過する気体の状態を示す模式図
である。
【図3】(a)は本発明の第2の実施例に係るハニカム
状フィルタを部分的に示す正面図であり、(b)はその
断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例に係るハニカム状フィル
タを部分的に示す正面図である。
【図5】本発明の第4の実施例に係るハニカム状フィル
タの形状を示す斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係るハニカム状フィル
タの製造方法の1例を示す正面図である。
【図7】(a)は比較例の脱臭フィルタの形状を示す斜
視図であり、(b)はその断面図である。
【図8】突出部の面積率の算出方法を示す模式図であ
る。
【図9】脱臭効率の測定方法を示す模式図である。
【図10】縦軸に脱臭効率をとり、横軸に時間をとっ
て、種々の実施例及び比較例におけるメチルメルカプタ
ンに対する脱臭効率の評価結果を示すグラフ図である。
【図11】縦軸に脱臭効率をとり、横軸に時間をとっ
て、種々の実施例及び比較例におけるSOxに対する脱
臭効率の評価結果を示すグラフ図である。
【図12】縦軸に脱臭効率をとり、横軸に時間をとっ
て、種々の実施例及び比較例におけるNOxに対する脱
臭効率の評価結果を示すグラフ図である。
【図13】縦軸に脱臭効率をとり、横軸に時間をとっ
て、種々の実施例及び比較例におけるオゾンに対する脱
臭効率の評価結果を示すグラフ図である。
【図14】臭気強度の比較及び湿度測定の試験装置を示
す模式図である。
【符号の説明】 1、11;フィルタ 2、2a、12;貫通孔 3、3a、13;壁 4、4a、4b、4c、4d;突出部 5;補助部材 6;空隙部 21、26;試験材 22;測定治具 25;密閉容器 27;ファン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の貫通孔を有するハニカム状フィ
    ルタにおいて、前記貫通孔を形成する壁が貫通孔の1端
    部又は両端部で突出して、前記貫通孔の断面積が貫通孔
    の1端部又は両端部で、それ以外の部分より小さいこと
    を特徴とするハニカム状フィルタ。
  2. 【請求項2】 無機物質又は活性炭を主成分として含有
    することを特徴とする請求項1に記載のハニカム状フィ
    ルタ。
  3. 【請求項3】 前記壁が突出して形成された突出部は、
    前記貫通孔の内周の20乃至50%の領域にわたって分
    布していることを特徴とする請求項1又は2に記載のハ
    ニカム状フィルタ。
  4. 【請求項4】 前記貫通孔はその断面形状が四辺形であ
    り、前記壁が突出して形成された突出部は前記四辺形を
    構成する辺のうち同一方向の辺に形成されていることを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のハニ
    カム状フィルタ。
  5. 【請求項5】 前記突出部の高さはその長さ方向に変化
    していることを特徴とする請求項4に記載のハニカム状
    フィルタ。
  6. 【請求項6】 前記突出部の1貫通孔あたりの断面積を
    P、前記貫通孔の両端部以外の部分における貫通孔の1
    貫通孔あたりの断面積をSとすると、PはSの0.1乃
    至36%であることを特徴とする請求項1乃至5のいず
    れか1項に記載のハニカム状フィルタ。
  7. 【請求項7】 前記PはSの0.5乃至7%であること
    を特徴とする請求項6に記載のハニカム状フィルタ。
JP8259913A 1996-09-30 1996-09-30 ハニカム状フィルタ Pending JPH1099648A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003014539A1 (en) * 2001-08-08 2003-02-20 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha An exhaust gas purification device

Cited By (2)

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WO2003014539A1 (en) * 2001-08-08 2003-02-20 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha An exhaust gas purification device
US6898930B2 (en) * 2001-08-08 2005-05-31 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Exhaust gas purification device

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